「男子力」はモテる秘訣!?その特徴とは
そんな頼りがいのある性質を「男子力」と呼びます。「女子力」の男性バージョンということですね。女子力の高い女性が男性から比較的モテるのと同じで、男子力の高い男性も、そうでない男性と比べるとモテやすいのです。そして、男性だけではなく女性も、男子力を磨くとモテるのだとか。
今回は、そんな男子力が高い男女の特徴や魅力に迫っていきましょう。
そもそも「男子力」とは?
「男子力」とは
女子力というと、女性としての魅力を示す言葉として使われますよね。その多くは男性が望む「女性らしさ」ですが、たとえば、家事が得意であるとか、気配り上手であるなどの性質を表します。
男子力の場合も同じで、男性としての魅力を示す言葉として用いられます。ただし、「男性としての魅力」といっても、具体的にどのような性質をそう呼ぶのかは人によって異なるもの。
「包容力じゃない?」という人もいれば「いや、決断力みたいな力強いところでしょ」という人もいるのです。
「男子力」=男らしさ?
男らしさと男子力は基本的に同じです。ただし、男子力は「能力」に重きを置いています。たとえば、あまり細かいことを気にしないのは男らしさの1つだと考える人は多いですよね。しかし、これが能力であるかどうかは判断が難しいところです。
確かに、それが「人の失敗を許せること」を指すなら能力でしょうが、「部屋が散らかっていても気にならないこと」だと、能力ではありません。むしろ能力の欠如です。
これも、女性らしさと女子力の関係と同じです。よくおしゃべりするのは女性らしい特徴ですが、女子力とは言いませんよね。
「男子力」が高い女性も
世の中には女子力が高い男性がいますよね。料理が上手だったり世話好きだったりすると「この男性は女子力が高いな」と思う人は多いでしょう。
逆に、男子力が高い女性も存在します。あなたの身近に「頼りがいのある女性」はいませんか?その人は男子力が高いといえそうです。
「男子力」が高い人の特徴
きっぱりと断ることができる
ビシッと何かを断れる人は頼もしいですよね。これができる人は男子力が高いといえるでしょう。
何かを断るのは勇気がいることです。そのため、あまりしつこく誘われるとついつい流されてOKしてしまいがち。しかし、はっきりと意志を持って断ることができれば、降りかかる苦難を回避できます。
もし自分が何かを断れずに右往左往しているとき、隣からきっぱりと断ってくれる人が現れたら、守ってもらえた気分になりますよね。
トラブルに冷静に対応できる
日ごろ落ち着いて行動することは誰にでもできます。問題は、トラブルが起きたときです。そういう時にこそ、その人の本性があらわになります。
いつもは落ち着いているのに、肝心なトラブルの時の慌てていたら台無しです。中には慌てるだけでなく、カリカリしたり人のせいにして怒り出す人もいます。
ただでさえトラブルでほかの人も動揺している中、周囲の迷惑も考えずこんな風にふるまうのはとても幼稚ですよね。逆に、ここで冷静に対応できれば、男子力の高い人といえるでしょう。
弱い立場の人に優しい
どんなに強くても、優しくなければ頼もしいとは言えませんよね。強いだけでなく、その強さで他者をいたわることができて初めて、男子力の高い人と言えます。
もちろん、その時に打算があってはいけません。自分が得をするから優しくするというのでは優しいうちには入りません。無条件で弱い立場の人に優しくできる人こそが、男子力の高い人です。
誠実
男子力のある人は誠実です。たとえば、どんなに些細な約束ごとでも守ります。「まあちょっとくらいなら…」と妥協せずに、真剣に向き合ってくれるのです。
男女問わず、身近な相手には約束を守る人でいてもらいたいですよね。大きな約束はもちろんですが、小さな約束でも守ってもらえると、相手の誠意が伝わってきます。誠実である人は必然的に周囲に頼られますから、頼りがいのある男子力の高い人となるのです。
聞き上手
おしゃべりが苦手な女性もいると思いますが、どちらかというと、女性は積極的にしゃべりたい人が多いですよね。そのため、相手の男性にはその話を聞いてほしいと思うはずです。そこで上手に話を聞いてもらえたら、自分が受け入れられている実感を持てるでしょう。
そういう男性が相手であれば、一緒にいるだけで安心感を覚え、安定した関係を築けるかもしれません。
「男子力」が高い人の特徴《続き》
小さなことにこだわらない
小さいことを気にする人を見ると、あまり良い気分にはなりませんよね。「細かい人だな」と少し面倒に感じる人も多いでしょう。
男子力の高い人は、そういったことにこだわりません。たとえば、交際中の彼女の過去を詮索したりもしません。今を大事にするのであって、それとは関係のないことにこだわりはしないのです。このような男性が彼氏だと、一緒にいて窮屈な思いをせずに済みますね。
気持ちを言葉にできる
言いたいことがあるとき、それを正直に言葉にできる人も男子力があるといえるでしょう。なかなか言えずにいるのは、そばで見ていてもじれったいものです。
特に、大切な人への気持ちは素直に言葉で表現してほしいですよね。勇気のいることですが、勇気をかき集めて伝えてくれるからこそ、力強さを感じられるのです。
精神的に強い
男子力の高い人は、ちょっとやそっとのことではへこたれません。打たれ強く、たくましいのです。たくましいというと、すぐに思い浮かべるのは肉体的な強さかもしれませんね。
確かに、筋肉があって頑丈そうな様子はたくましいです。しかし、現代で求められるたくましさは、むしろメンタルの強さでしょう。さまざまなストレスに立ち向かえる強さのある人こそが、頼りがいのある男子力の高い人といえるでしょう。
決断力がある
いつまでもうじうじ迷っている様子は頼りなく見えてしまいますよね。何か決めなければならないことがあるときに、力強く決断できる人は、男子力が高いと言えるでしょう。
仕事ではもちろんですが、プライベートでも決めなければならないことはたくさんあります。特に女性が男性に決断力を求めるのは、結婚を考える場面ではないでしょうか。こういう時に決断をリードしてくれると頼もしいですね。
行動力がある
頭であれこれ悩むより、決断したらすぐに行動に移す。これも男子力の1つでしょう。
ずっと「できない理由」ばかり考えて、体を動かせない人っていますよね。しかし、これでは何も状況は変わりません。状況を変える力を持っているのは、いつだって行動に移せる人です。そういう人と一緒にいれば、困難に直面しても乗り越えられるでしょう。
女性が男性に求める「男子力」とは?
余裕のある大人な対応
男性にいろいろな面で余裕を求める女性は多いです。デートしたり生活を共にすることを考えると、何かあった時に上手く対処できる人でなければ困るからでしょう。男性は、いざというときに慌てふためいて女性をがっかりさせないように、少しずつでも頑張らないといけないかもしれませんね。
また、ここでいう余裕には、経済力も含まれます。なぜなら、精神的に落ち着いているだけでは、対応できない場面もあるからです。お金がないよりもあったほうが、何かあった時に落ち着いて対処できるようになります。
受け入れてくれる包容力
先ほど紹介した「聞き上手」もこれに当てはまりますね。「器が大きい」「頼もしい」なども、ある意味包容力といえるでしょう。男性にはどっしりと構えて安心させて欲しいと望んでいる女性は多いのです。
現代の女性は社会で戦って生きていますから、その辛さを包み込んでくれる優しさを、男性に求めているのかもしれないですね。
ちなみに、男性も女性に包容力を求めています。日々疲れることがあるから、好きな異性に甘えたいと思うのは男女共通ということです。お互いに甘えて、それを許し合えるような関係になれれば素敵ですね。
女性をリードできる
男らしさの中でも代表的な「女性をリードできる」という性質を、男子力として求めている女性は少なくありません。「守ってほしい」「引っ張ってほしい」という願望を持っている女性が一定数いるのは間違いなさそうです。
自分なりの意思がある
彼氏や夫に「なんでもいいよ」と丸投げされて、ウンザリしたことのある女性は多いのではないでしょうか。自分が関わることなのですから、きちんと自分でも考えて決めてほしいものです。
何かを決めるというのは、思いのほかエネルギーを使う行為です。人が精神的に疲れを感じるのは、何かを決める瞬間だとも言われています。だからこそ、その負担を引き受けてくれる男性は男子力が高いといえるのです。
相手を気遣える優しさ
誰だって優しくされたいですよね。そのため、女性が男性に求める男子力の中には「優しさ」も含まれています。
たとえば、体調を崩したときには心配してほしいもの。さらに、自分のために即座に行動を起こしてくれたら、その行動力にも男子力を感じますよね。
そのほか、重い荷物を持ってくれるなど、些細な優しさでも男子力を感じられて嬉しいという声は多いです。「俺って男子力ないかも…」と思っている男性は、そういう小さなところから磨くと良いかもしれません。
男子力が高い女子も?その特徴とは
そういう人は男子力を磨いてみましょう。女子力が高い男性に魅力があるのと同じで、男子力の高い女性にも魅力があります。
では、男子力の高い女性にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
虫が出ても動じない
女性にとって、夏に部屋に出現するあの虫は恐ろしい天敵ではないでしょうか。黒い影がこそこそっと視界の端を動くとゾッとするはずです。こういう時に男性がいてくれて、動じることなく退治してくれたら頼もしい限りです。
しかし、男子力が高い女性は自分で冷静に対処してしまいます。虫ごときには怯えないのです。それどころか、子供のころには虫取り網を持って昆虫を捕まえていたという女性もいるでしょう。虫が苦手な女性が多い中、こういう女性は男子力が高く頼もしい存在だといえるでしょう。
体力がある
一見、体力を使わないような仕事でも、意外とスタミナを要するものです。書類の整理であれば重たい書類の束を運ばなければなりませんし、立ち仕事であればそれだけで疲れますよね。
こういうときに、すぐにへとへとにならず動き続けられる女性は男子力が高いといえます。きっと同僚からも、頼れる人だと思われているはず。
また、最近ではアウトドアやDIYが趣味の女性も増えているといいます。こういう体力を使う趣味を持っている女性も男子力があると言えそうです。
面倒見がいい
同僚や後輩の面倒見が良い女性も、男子力が高いといえます。困ったことがあった時に助けるのはもちろん、日ごろから飲みにつれていったりと、積極的にコミュニケーションを図っている女性ですね。
面倒を見ることを苦に思わないのがこのタイプの特徴です。仕方なく面倒を見ているのではなく、自ら積極的にそうしたいと考えています。いわゆる「理想の上司」のような女性といえるでしょう。
女性はもちろん、男性でもこのタイプの女性に「ついていきたい!」と感じる人は少なくありません。
よく食べる
豪快にご飯を食べる様子に男子力を感じる人も多いでしょう。周囲の目が気になって、外出先や異性の前では少量にとどめておく人は多いでしょうが、そんなことには構わずしっかり食べる人は、その心構えがたくましいですよね。
そして何より、たっぷりと食べる様子は見ていて気分の良いものです。男性の中にも「よく食べる女性の姿が好き」という人は実は多いもの。ただし、体型がたるむと頼りない印象になり、かえって男子力が損なわれるので注意したいところですね。
お酒に強い
すぐにお酒に酔ってヘロヘロになってしまう女性は、男性にとって守ってあげたくなるタイプです。逆にいえば、お酒に強い女性は頼もしいタイプということ。
もちろん悪い意味ではありません。会社などの飲み会でお酒をグイグイ飲める人はそれだけで大事にされます。次からも飲み会に積極的に呼ばれるようになり、そういった交流が社内での評価につながることも。
特に、お酒が好きな男性にとっては、同じようにお酒を楽しめる男子力溢れる女性は貴重な存在です。親しみを感じられるため、一緒にいることが心地よいのです。
経済力がある
経済力があるのも、男子力がある女性の特徴です。経済的に不安定な人よりも安定している人の方が頼りがいを感じますよね。女性から見て頼もしいのはもちろんですが、男性から見ても頼もしい限りです。
特に、現代は男性の稼ぎだけで生活を成立させるのが難しい時代です。そのため、経済的に自立している女性に惹かれる男性は少なくありません。守ってあげたくなる可愛い女性にも魅力がありますが、守られるだけでなく支え合えるような女性もまた魅力があるということですね。
「男子力」を高めるための方法
何かを決定する責任を負ってみる
男子力の1つは決断力であると解説しました。つまり、決断力を養うことで男子力を高められます。
そのためには、たとえば何かを決定する責任を負ってみましょう。職場で何か意思決定が必要な場面があると良いですね。責任を負わざるを得ませんし、一度上手くいけば周囲から頼られるようになるかもしれません。
そうしていくうちに、次第に男子力のある人として認められるようになるでしょう。
自分だけの時間を持つ
包容力にしても決断力にしても、男子力を身につけるには人に頼っていたのではいけません。自分だけで何かを行うことで、少しずつ見につくのです。
そのため、友人や家族と過ごさない時間を持ちましょう。そういう時間には、何かあってもすべて自分で対処しなければなりません。それを乗り越えるうちに力がつくのです。
特に、普段から「誰かと一緒にいないと落ち着かない」と思っている人は要注意。人といる環境から離れてみることで、力を磨くことができるでしょう。
リラックスする時間を持つ
先ほどは、自分だけで意思決定する時間を持つことが大切だとご紹介しました。しかし、男子力を磨くために必要な時間はそれだけではありません。逆に、リラックスする時間も不可欠です。
なぜなら、リラックスする時間がなければ心に余裕を保てないから。どれほど意志が強くても、心に余裕がなくなってしまえば人は落ち着いてはいられません。普段から冷静でいるためにも、休むときにはしっかりと休息をとりましょう。
筋トレする
中身を磨くのはもちろん大切ですが、だからといって外見がどうでも良いというわけではありません。そのため、筋トレをして筋肉をつけましょう。
同じ人柄でも、たくましく健康的な人の方が頼もしい印象を与えます。また、いざ体力が必要になったときに頼れるという意味でも、肉体が頑丈であって損はありませんね。
論理力を磨く
断る力や決断力には意志の力が必要です。しかし、意志だけあればよいのではありません。きちんとした根拠があって判断できてこそ、本当に頼れる人になるのです。
そのためには、論理力を磨きましょう。最近では論理トレーニングの書籍などもたくさんありますよね。物事や自分の考えを論理的に説明できると、とてもスマートな印象を与えます。ただ自己主張が強いだけの人より、はるかに頼りがいがあるでしょう。
「男子力」が活用できるシーンとは?
仕事
一番の見せどころは、やはり仕事です。仕事は、携わる人がそれぞれの力を合わせて成すものですから、男子力を発揮できる場面はたくさんあります。
小さなことで言えば、困っている同僚や部下がいないか常に気を配るのもいいでしょう。普段から積極的にコミュニケーションをとっていれば、それだけでも頼れる人だと思ってもらえるものです。
また、何か意思決定が必要な場面があれば、積極的に意見を発信しましょう。それが論理的で人を納得させられるものであれば、なお魅力的です。
デート
異性を相手に男子力を発揮したいのであれば、デートのときがチャンスです。相手をリードし、楽しませてあげるつもりで臨みましょう。
特に、ユーモアがあると高ポイントです。「好きな異性のタイプは?」と聞かれたときに「面白い人」と答える人は多いです。ユーモアはただ面白いだけでなく、楽しませてあげたいという優しさや、面白いことを思いつく知性も感じられますから、男子力があればこそなせる技といえるでしょう。
そのほかにも、相手が疲れたら気づいてあげたり、重い物を持ってあげたりと、男子力を発揮できる場面はたくさんあります。相手が心おきなく甘えられるような状態にできれば理想的です。
メールやLINE
意外かもしれませんが、メールやLINEといった相手が見えない状態でも男子力は求められます。むしろ、相手が見えないからこそ求められるともいえるでしょう。
直接会っていれば、自分の発言で相手がどんな風に感じたのか分かりやすいですよね。しかし、相手が見えない状態だとそれが分かりません。
つまり、普段以上に相手への気遣いが求められるのです。また、短い文章で気持ちや考えを伝えなければなりませんから、ユーモアや論理力が必要なことも多いですね。
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