男性が「肩を組む」のはなぜ？その心理や脈あり判断ポイントを解説！

付き合ってもいないのに男性に肩を組まれそうになったら、女性は戸惑ってしまいますし、何よりもドキッとしてしまいますよね。肩を組むという行為には、どのような心理が隠されているのでしょうか？

「この人、どういうつもりで肩組もうとしたんだろう…」とお悩みの女性は、ぜひご覧ください！

「肩を組む」のは好意のサイン？

肩を組むということは、少なくともあなたのことを嫌いではないはずです。それはほぼ間違いないと言ってもいいでしょう。そもそも肩を組むというのは、親しい人物にしかやらない行為です。

そういった意味では「肩を組むのは好意があるサイン」だと言えます。ただし、好意があるからといって、あなたのことを異性として好きかどうかは別問題なのです。

「肩を組む」と「肩を抱く」の違い

「肩を組む」と並ぶ単語として「肩を抱く」というものがあります。この「肩を組む」と「肩を抱く」ですが、大きな違いがあるのをご存知でしょうか？まず「肩を組む」ですが、これは肩に手を回す行為全般を指します。

一方、「肩を抱く」は、自分の方に相手の肩を引き寄せる行為、つまり抱き寄せる行為を言います。肩を組むのは友人同士でも気軽に行いますが、肩を抱くのは好意を抱いている相手、特に異性として意識している相手にしかやらない仕草です。

「肩を組む」のは信頼されている証拠

「軽く肩を組まれるだけということは脈ナシってこと？」「友人としか見られていないということなの？」と心配になっている人も多いでしょう。しかし、肩を組まれるということは、それだけ信頼されている証拠です。

信頼されているということは、一生を添い遂げる人生のパートナーになれる確率が高いということ。頑張り次第で、結婚を前提としたお付き合いが始まる可能性もあるので、ぜひ肩を組む男性の心理や脈ありポイントを学んでくださいね。

「肩を組むということは、やっぱり私のことが好きなんでしょ？」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、女性と肩を組むからといって、恋愛対象と見ているとは限らないのです。

女性と肩を組むことは、男性にとってどういう意味があるのでしょうか？肩を組む男性の心理とはどのようなものなのか、これから紹介いたします。

ただの気の置けない友達

「仲のいい友達だから肩を組む。異性として好きなら肩を組むなんて恥ずかしくてできない」（21歳/男性/学生）

「その場のノリ。とても仲のいい友達だから何も考えずに肩を組んでいる」（23歳/男性/会社員）

というように、ただの気のおけない友達だから肩を組むという意見がとても多かったです。恋愛対象ではないが、人として好き、または性別に関係なく信頼している相手だから、その場のノリや雰囲気で肩を組むのだとか。

スキンシップをとりたい

「スキンシップの一環として肩を組むことはある」（24歳/男性/会社員）

「仲良くなりたいとき、とりあえず飲み会の席などでさりげなく肩を組んでみる」（25歳/男性/営業職）

など、スキンシップをとるために肩を組む場合もあります。男同士で楽しくしている場を見ていると、肩を組んでバカな話をしたり、冗談を言い合ったりしている場面を見かけますよね。そのノリで、仲良くなりたい女性と肩を組むことで、スキンシップを図ろうとしているのです。

好意のアピール

「自分の好意を伝えるために、さりげなく肩を組む」（24歳/男性/販売員）

「好きという気持ちに気づいてもらうために」（25歳/男性/営業職）

など、自分の好意をアピールするために肩を組む場合もあります。本当は好きという気持ちを言葉で伝えたいのかもしれませんが、その勇気がなく言葉以外の方法で自分の好意を伝えたい時に肩を組むのです。

距離を縮めたい

「肩を組んだら距離が縮まるかと思って」（24歳/男性/営業）

「肩を組むことで親近感を持ってほしい」（23歳/男性/会社員）

というように、親近感を持ってもらいたい、距離を縮めたいという思いから肩を組む男性もたくさんいました。

肩を組むという行為は、ある程度仲良くならないとやりませんよね。そのため「俺はこれだけ君を身近に感じているんだよ」という気持ちをアピールするために肩を組むのです。

女性と肩を組む男性の心理はまだまだあります。付き合ってもいないのに女性と肩を組もうとする男性には、どんな思いがあるのでしょうか。肩を組む行為に隠されている心理を続けて紹介します。

甘えたい

「好きな女性に甘えたい時に肩を組む」（24歳/男性/美容師）

「なぐさめて欲しい時、落ち込んでいるところを励まされた時、思わず肩を抱いてしまう」（22歳/男性/学生）

というように、女性に甘えたい時に肩を組む男性は多いようです。

好きな女性や付き合っている女性についつい弱音を吐いてしまった時、優しくされたら思わず肩を抱いてしまう男性はたくさんいます。好きだからこそ甘えたい！という心理が働いているんでしょうね。

他の男に取られたくない

「彼女は自分のものだ！という気持ちをアピールするために肩を組む」（26歳/男性/エンジニア）

「他の男性にヤキモチを焼いてしまった時」（27歳/男性/会社員）

というように、他の男性に取られたくない、自分の女だと周りにアピールしたいという心理が、肩を抱く行為に繋がっているという意見もありました。

男性は独占欲が強い傾向にあります。そのため、自分の彼女はもちろんのこと、自分が狙っている女性が他の男性に取られてしまいそうになるとモヤっとしてしまうことも。そんな理由から、わざわざ人前で肩を組み「この女は俺のだぞ」とアピールするのです。

男らしさアピール

「肩を力強く抱くことで男らしさをアピールしようとしている」（28歳/男性/会社員）

「意中の彼女が怯えている時や悲しんでいるときに、肩を組んで励ましてあげるのが男だと思う」（24歳/男性/営業職）

というように、男らしさをアピールするために肩を組むという声もたくさんありました。

確かに落ち込んでいる時や不安に思った時に、力強く肩を組まれるとドキッとしてしまいますよね。それまでその男性のことをまったく意識していなかったのに、肩を抱かれることで異性として見てしまうこともあるでしょう。

そんな女性心理を知ってか知らずか、意中の女性にいいところを見せようと肩を組む男性は多いようです。

下心の表れ

「あわよくばワンナイトラブを決めたいから」（27歳/男性/営業職）

「一度肩を抱いて反応がよければセックスをしたいから」（24歳/男性/会社員）

というように、下心が隠れている場合もあります。

「肩を組んで拒否されなかったら期待していいかも」と考えている男性もいるようです。「肩を組む＝下心がある」というわけではありませんが、急に馴れ馴れしくされたら注意したほうがいいかもしれませんね。

男性が女性の肩を組むのには様々な理由があります。そのため、「肩を組むのは自分に好意を抱いてくれてるから」とは限りません。肩を組む男性が脈ありかどうかを判断するポイントは、どこにあるのでしょうか？

どんな肩の組み方をしたか

まずは、男性がどんな肩の組み方をしたかを考えましょう。軽く肩を組んだならば、異性として好意を寄せているのではなく、友達として接している可能性が高いでしょう。逆に肩を抱き寄せるようにギュッとしたならば、あなたのことを女性として好きだという証拠です。

男性がどんな肩の組み方をしたか、どれだけの時間肩を組んでいたかを考えてはいかがでしょうか？

肩を組んだ状況

肩を組んだ状況によっても、本音が全く変わってきます。飲み会の席で肩を組んだ場合や、冗談を言い合っている状況で肩を組んだ場合は、異性として意識しているのではなく、大切な仲間として好意を寄せているだけかも。

一方、恋バナをしているタイミングや、なんとなくいい雰囲気になった時に肩を組んだ場合は、脈ありの可能性が高いです。どのような状況、どのような雰囲気で男性が肩を組んだか、ぜひ思い出してくださいね。

肩を組んだ後の態度

続いてのチェックポイントは、肩を組んだ後の男性の態度です。肩を組んだ後に恥ずかしそうにしているならば、あなたに恋心を抱いている証拠でしょう。しかし、肩を組んだ後もいつもと変わらない態度ならば、その行為に深い意味はない可能性が高いです。

もちろん、もともと感情が態度に出ないタイプで、涼しい顔をしているけれど内心はドキドキしている男性も多いでしょう。そのため、肩を組んだ後の態度だけで脈あり、脈なしの判断をするのは少々難しいですが、１つのチェック項目として覚えておいてくださいね。

肩を組んだ時の表情

表情のチェックも忘れてはいけません。肩を組んだ時、男性が恥ずかしそうにしているか、いつもとどことなく違う雰囲気を出していないかを確認してください。表情に出さない男性も多いですが、女性と肩を組んだ瞬間は本音が顔に出やすいタイミングです。

男性に肩を組まれた時にばっちり目が合うようならば、さらに脈ありの確率は高まります。肩を組もうとする男性の表情を忘れずにチェックしてくださいね。

表情や態度では脈ありか脈なしか判断がつかずに、困ってしまう人も多いでしょう。意中の男性は自分のことをどう思っているのか？肩を組む行為に特別な意味はあるのか？と悶々としている女性へ向けて、肩を組むシーン別に男性の心理をご紹介します。

音楽のライブやフェスの場合

音楽のライブやフェスで、同じアーティストを好きな者同士で大いに盛り上がり、性別に関係なく意気投合した経験がある人も多いでしょう。そんなライブやフェスの場で肩を組む男性は、相手に恋愛感情を持っていない可能性が高いです。

もちろん、異性として好きだから、どさくさに紛れてスキンシップを図ろうとする男性もいるでしょう。しかし、ライブで盛り上がった勢いで肩を組んでいる可能性は十分にあります。

たまたま近くにいたあなたと肩を組んでいるだけで、一緒に盛り上がってくれる人なら誰でもよかった可能性もありますので、早合点をしないようにしましょう。

親子の場合

親に肩を組まれて、「どういうつもり？」とゲンナリしている人も多いのではないでしょうか？肩を組むという行動は「もっと仲良くなりたい」という深層心理の表れでもあります。つまり、「もっと子供と親しくなりたい」「もっと腹を割って話せる関係になりたい」と思っているかもしれませんね。

親とあまり会話ができていない人は、この機会に距離を縮めてみてはいかがでしょうか？

カップルの場合

すでに付き合っている彼があなたの肩を組むのは、ほかの男性に自分の彼女をとられたいためのアピールです。人前で肩を組むことで、「彼女は自分のものだ」「こんなに素敵な彼女がいて羨ましいだろう？」と優越感に浸りながらアピールをしているのかも。

彼氏がやたらと肩を組もうとするなら、彼氏に愛されている証拠だと思って素直に喜んでいいのではないでしょうか。

飲み会の場合

飲み会の場で男性があなたの肩を組んだ場合、2通りの心理が考えられます。

１つ目は、飲み会のどさくさに紛れてあなたとの距離を縮めようとしているパターン。そして２つ目は特に意味はなく、その場のノリや雰囲気で、たまたま隣にいたあなたと肩を組んだパターンです。

飲み会で肩を組まれたら、その時の雰囲気や彼の表情を注意深く観察しましょうね。

デートの場合

デートしてる時に男性が肩を組むのは、「人に見せつけたい」という感情が根底にあるからだと考えられます。付き合っている場合は「彼女とラブラブな姿を周りに見せたい」と思っているはずです。

一方、付き合っていない場合は「こんなに可愛い女性と肩を組んで歩けることを自慢したい」という感情があるのかも。

また「肩を組んでも嫌がられないならば、脈ありかも」など、女性の気持ちを探るために肩を組む男性もいます。どちらにしても、デート中に肩を組む男性は、脈ありの可能性が極めて高いです。

恋バナ中の場合

「好きな人はいるの？」「彼氏はいるの？」「どんなタイプの男性が好み？」などなど、恋バナをしているタイミングで肩を組むのは、まさにあなたに好意を寄せているサインです。おそらく恋バナをしているのも、「あわよくばこのまま告白したい」と思っているからでしょう

「恋バナをしているタイミングで肩を組んでいるのだから察してくれるはず…」と期待している可能性もありますので、あなたもその男性を好きなら、気持ちを組んで対応してあげましょう。

「肩を組むのが苦手だから断りたいけれど、それで気分を悪くされるのはなんだかいや…」と悩みを抱えている人も多いでしょう。果たして、相手を傷つけずに断る上手な方法はあるのでしょうか？

「恥ずかしいから」と言って避ける

相手を傷つけることなく、かつ、あまりマイナスなイメージを持たれることなく断りたいなら、「恥ずかしいから肩を組むのはやめてほしい」と可愛らしく伝えてみましょう。できれば、モジモジしながら頬を赤らめていうと、相手をドキッとさせられるはず。

「嬉しいけど、人前で肩を組むのは恥ずかしいよ」と上目遣いで避ければ、男性も嫌な気持ちにならないでしょうから、意中の相手の肩組みを断る時には試してみてくださいね。

はっきり嫌だと伝える

好きでもなんでもない男性から肩を組まれることに不快感を覚えているのであれば、「肩を組むのは嫌いだから」「馴れ馴れしくされるのが嫌だから」とはっきり断ってしまいましょう。

はっきりと断ることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、だからといって我慢してしまうと、「嫌がられてないから脈ありかも…」と勘違いされてしまう可能性もあります。

その気がなく、さらに不快感を抱いているならば、早めに断ることをおすすめします。

付き合っていない男性とはNGだと伝える

「付き合っていない男性に肩を組まれるのはイヤ」という伝え方をするのもおすすめです。ただし、友達以上恋人未満の中途半端な関係が長期間続いている場合は、この限りではありません。

「付き合っていないからスキンシップ厳禁なんて堅すぎる」と思われてしまうかもしれませんが、逆に「なんてしっかりした女性なんだ」と男性からの評価が上がる可能性もありますよ。

さりげなく拒否する

最後の上手な断り方は、さりげなく拒否をすることです。肩を組まれそうになったらスッと避ける、肩を組まれてしまったら相手の手を外して違う場所へ行くなど、肩を組まれたことには触れずに、さりげなく拒否をすれば男性も察してくれるかも。

鈍感な男性も多いようですが、面と向かって拒否する勇気がない女性にはオススメの方法です。まず最初はさりげなく拒否し、それでも気づいてもらえなさそうならば言葉で伝えるようにするといいかもしれませんね。

意中の男性と肩を組みたいのに、全く肩を組んでくれる気配がなくて、「自分から肩を組むべきかも」という考えに至っている女性もいるでしょう。自分から肩を組む場合にはいくつか注意点があります。彼と肩を組もうと思っている人は、ぜひチェックしてくださいね。

肩を組む相手との距離感を考える

肩を組む前に考えておきたいのが、肩を組む相手との距離感です。肩を組む相手とすでに仲良しであれば、慎重になる必要はないでしょう。しかし、相手とあまり会話をしたことがない場合や、砕けた話をするほど親しくはない場合、いきなり肩を組むのはリスクが高すぎます。

まだ仲が良くないからこそ、距離を縮めるため、親しくなるために肩を組みたいと思うかもしれませんが、「いきなり肩を組もうとするなんて馴れ馴れしい女性だな」と思われないように注意してくださいね。

できれば、肩を組むのは２人きりでデートをする話が出るくらい仲が良くなってからにしましょう。

目上の人には失礼になるのでやめておこう

自分から進んで目上の人と肩を組むのは、基本的にはNGです。肩を組むという行為は、仲間同士ですることです。会社の上司も同じ職場の仲間ではありますが、同期や友人とは立場が違いますよね。

どれだけ仲の良い上司であったとしても、どれだけ親しい関係であったとしても、目上の人に自分から肩を組まないように気をつけてくださいね。

ただし、職場を離れてデートしているときや、もともと付き合っている者同士であれば、肩を組んでも問題にされないことが多いです。つまり、公私混同はタブーだということ。たとえ上司と恋仲になったとしても、その点だけは絶対に忘れないようにしてくださいね。

勘違いされる可能性を考慮する

ただの友達として肩を組む場合は、「もしかしたら勘違いされる可能性もある」と思っておきましょう。あなたは「親しい男友達だから」「お互いにまったく異性として見てないから」と思っているかもしれませんが、相手の心はわからないですよね。

あなたに肩を組まれて、「もしかしたら惚れられているのかも？」と相手が勘違いする可能性もあります。この点を頭に入れておき、できるだけ安易な行動は避けるようにしましょう。

馴れ馴れしくしすぎないようにする

肩を組む時、決してやってはいけないのが「限度を超えた馴れ馴れしい態度」です。今まで敬語で喋っていたのに、いきなり「〇〇だよねー」「わかるー」などとタメ口で話してしまったら、不快感を与えてしまうかもしれません。

たとえ肩を組んだとしても、ある程度の距離感、つまりパーソナルスペースは大切なはずです。


意中の男性と仲良くなるために肩を組もうと思っている人は、特に注意が必要です。馴れ馴れしくして相手に不快感を与え、仲良くなるチャンスを逃してしまう可能性すらあります。

好きな男性だからこそ、肩を組むタイミングや肩を組んだ後の態度には細心の注意を払うように心がけましょうね。

男性があなたの肩を組むということは、少なくともあなたに対して良い感情を持っている証拠です。ただし、その良い感情が、異性としての好意なのか、友人としての好意なのかはわかりません。「LIKE」なのか「LOVE」なのかを判断するためには、今回ご紹介した脈ありの判断ポイントを参考にして、上手に対処してくださいね。