腰に手を回してくる男性は何を考えているの?
では、男性は女性の腰に手を回すとき、いったい何を考えているのでしょうか。好意と下心のいずれかであることは想像がつきますが、実際のところはどうなのかわかりにくいこともあります。
そこで今回は、さまざまなシチュエーションと態度から、女性の腰に手を回す男性の意図を探っていきます。「腰に手を回された!」とドキッとした時に慌てずに対応できるよう、頭に入れておくとよさそうですね。
「腰に手を回す=脈アリ」とは限らない
女性の腰に手を回すという行動は、必ずしも女性に好意を寄せていることの表れではありません。女性のほとんどが好きな男性と恋人同士になって、自然な流れで結ばれたいと願っていますが、男性はそうとも言えないからです。
また、相手の女性が彼女であれば、恋人同士の当たり前のスキンシップですが、男性の中には、さりげなく彼女ではない女性の腰に手を回す人もいます。女性が手を回してきた男性のことを好きだとしたら、「私のことを好きなんだ!」と喜んでしまうところですが、必ずしも脈アリとは言えません。
このように、一部の男性は脈アリか脈ナシかに関係なく、魅力的な女性の腰に手を回したいという願望を持っています。だからこそ、どちらなのかの見極めは非常に重要でしょう。
男性の態度によって女性の感想は変わる
女性の扱いに慣れている男性は自信を持っているため、自分でも特に意識しないまま、女性の腰に手を回している可能性もあります。「自分のものにしたい」「もっと近くに引き寄せたい」という気持ちがあって、深く考えずに行動にでているのかもしれません。手慣れていて、誠実さが感じられないのが特徴です。
一方で、好意を寄せている女性に何とかして近づきたい!と必死になって、勇気を振り絞って腰に手を回す男性もいます。男性がこのタイプの場合は、腰に手を回された女性も、相手が女性の扱いに慣れているようには感じないでしょう。
このように、男性から腰に手を回されても、態度や物腰から女性が受ける印象は変わります。
腰に手を回してくる男性の心理《これならあり!編》
好きだからもっと親密になりたい
好きな相手に対しては、もっと距離を縮めたい、さらに近づきたいという気持ちになるのは、男女問わず自然なことですよね。恋愛感情の根底に「もっと親密になりたい」という思いが根底にあるのは、認めるところです。
たとえば、男性が遠慮がちにそっと腰に手を回してきたとしたら、女性はどう思うでしょうか?それほど不愉快な感じはしないはず。同じく女性もその男性に好意を持っていたら、むしろうれしく感じるでしょう。
もし、下心からではなく、純粋に「好きだからもっとそばに近づきたい」という思いで腰に回されたとしたら、女性にとっては胸キュンもの。だからこそ相手がどう思っているかを、男性の手の動きから読み取れるようになりたいものですね。
女性を守ってあげたい
愛する者を守りたいと思うのも、男性も女性も同じですよね。そして男性の場合は、男性ならではの力強い守り方になるのが特徴です。つまり、「好きだから守りたい」という気持ちが、女性の腰に手を回す行動につながっているのかもしれません。
「下心で腰に手を回されるのはイヤ」と思う女性でも、男性が一生懸命守ろうとして腰に手を回したのだとすれば、話は別ではないでしょうか。その場合は素直に守ってもらうと、意外と心地がいいと感じるかもしれません。
おまけに男性の「守ってあげたい」という心理も満たしてあげられますよね!一石二鳥とはまさにこのことです。
女性をエスコートしたい
女性とどこかへ出かけるときはもちろん、単に道を歩いているだけのときでも、女性をエスコートしたいと思っている男性もいます。
エスコートの仕方もいろいろで、手や腕を差し出して女性をうながすという方法が一般的です。どちらにも共通するのは、女性が同意すれば成立すること。手や腕を差し出しても、女性が応じなければエスコートはできません。
それに比べて腰に手を回すという方法は、女性の行動の自由を制限することになるので、かなり強い気持ちの表れです。「男のプライドを満たしたい」という心理も混ざっているため、高級レストランやバーへ行く時は、男性の「紳士的にエスコートしたい」という気持ちを満たすといいでしょう。
男として意識してほしい
好意があって女性の腰に手を回しているにしろ、単なる下心でやっているにしろ、「自分を男として意識してほしい」という気持ちが込められているのは明らかです。
男性に対して好意を持っているなら、こうしたアプローチは女性にとってうれしいものですが、関心がなければそれ以上の進展はないでしょう。しかも下心がみえみえとだったら、問答無用で拒絶したくなりますよね。
もしも好意を寄せている男性が急接近してきて、腰に手を回す仕草にも誠意が感じられたなら、異性として大いに意識していいのではないでしょうか。すでにお互いが好意を持っているなら、そのまますんなり恋人同士になれるかもしれません。
腰に手を回してくる男性の心理《これはなし!編》
女性を自分だけのものにしたい
付き合う約束をしたわけでもないのに、「これから自分のものにするんだ」とばかりに腰に手を回されたり、恋人同士であっても、人前でこれ見よがしに腰に手を回されて強引に引き寄せられたりしたら、たいていの女性はドン引きしますよね。
「自分だけのものにしたい」という独占欲から女性の腰に手を回す男性は、手を回したあとに不自然なくらい女性を自分に密着させることが多いです。
その仕草には独占欲の強さが表れているため、女性は「恋人同士になったら束縛されそう」と感じるでしょう。すでに付き合っていたとしても、腰に回された手に独占欲を感じとったら、ちょっと不安になるのではないでしょうか。
あわよくば肉体関係を持ちたい
下心があり、あわよくばベッドを共にしたいと狙っている男性は、その場の雰囲気で女性の体に触れることが多いのが特徴です。
例えば、仲間うちで集まってワイワイ盛り上がっているときに、雰囲気に乗じて何気なく腰に手を回すなんてことはお手の物。「下心なんてないよ、友達同士、和気あいあいと楽しもうよ」といった感じを演出しているとしたら、下心がありそうだと警戒したほうがいいでしょう。
つまり、フランクな印象を与えながら何気なく腰に手を回し、女性の反応を見て脈ありかそうでないかを探っているのです。こういった男性には、下手に期待を持たせないようにするのがいちばん!下心で接近しているだけなので、そもそも恋人関係になるという選択肢自体がないタイプです。
女性を周りに見せつけて自慢したい
何らかのステイタスによって自分自身をよく見せようとする行動は、誰もが経験しているのではないでしょうか。
美人やスタイル抜群の女性と付き合っている男性は、しばしば彼女の腰に手を回します。テーマパークなどの人の目が多いデートスポットや、道を歩いているときでも、お構いなしに手を伸ばしてくることも。
この行動には、一緒にいる女性を周りに見せつけて自慢したいという心理があるのは明らかです。「こんな美人の腰に手を回して、自分に密着させられる俺ってすごいだろ?」とアピールし、女性を自分のステイタスの道具にしています。
美人を彼女にできるということは、それなりに魅力ある男性なのでしょうが、自慢の道具にする行動には幻滅してしまいますね。
腰に手を回しても大丈夫!と自信過剰になっている
「恋人同士になったから、彼女には何をしても大丈夫」という身勝手さと、自信過剰の心理が垣間見えるタイプといえます。
上記で紹介したような「魅力的な女性を彼女に持ち、自分のステイタスにする男性」と似ている点は、どちらも自分の都合が最優先なこと。腰に手を回し、強引に体を引き寄せることもしばしばです。
しかし、ヒールやパンプスといったかかとの高い靴を履いているときに腰に手を回され、体の自由を拘束されたら、歩きにくくてしょうがないですよね。
このような「彼女には何をしても大丈夫!」と考えているような自信過剰な男性は、交際相手としては論外かもしれません。
腰に手を回された!そのとき女性はどう感じる?
それってセクハラでは?嫌悪感しかない
「腰に手を回された瞬間、は?どういうこと?これってセクハラじゃん!と感じ、嫌悪感しかありませんでした。腰に手を回してきた相手は、自意識過剰でうぬぼれの強い同僚。なれなれしく触ってきたことに、怒りすら覚えました」(25歳/女性/事務職)
女性は基本的に、好意を寄せている相手とそうでない相手とでは、同じことをされても感じ方が極端に違ってくる傾向が強いもの。単なる同僚でしかない男性が腰に手を回してきたとなれば、その時点でもうセクハラに認定です。
腰は親密な印象を与える場所なので、肩や腕を勝手に手を置かれたとき以上に、「腰に触るなんて!」と女性の逆鱗に触れてしまうでしょう。
腰に手を回す仕草がサマになってない
「私は身長が167cmと高めで、さらに7cmのヒールのパンプスを履いています。そのため、立った時の身長はゆうに170cm超えに。そんな私の腰に手を回してきたのが、比較的小柄な大して親しくもない男性。思わずつかまってきたのかと思いました。
本人はどうやら腰に手を回して、男としてのセクシーさをアピールしている様子。でも、微妙に遠慮がちでぜんぜんサマになってなくて、『私につかまらないでください』と言ったら、すごすごと手を引っ込めました」(27歳/女性/販売)
スタイル抜群の女性に惹かれる男性は多いでしょうが、中にはこんなとんちんかんな男性も。暗に「私達は親しい間柄ではない」とほのめかされたら、二度と手出ししてこなさそうですね。
いいなと思っている相手ならドキドキする♡
「職場の忘年会の帰り道、誰にでも優しい先輩が、道路の段差に足を取られてつんのめった私の腰に手を回して、すかさずフォローしてくれました。倒れないようにとっさに腰に回した手に強い力がこもったのがわかって、もう心臓バクバクです。
やっとのことで私がお礼を言う間も、先輩の手はまだ私の腰に回されたまま。『気をつけてね』と軽くぎゅっと掴んで離された手の感触が忘れられません」(24歳/女性/医療従事者)
優しい男性は魅力的。しかも力があって自分のピンチを救ってくれたとなれば、ドキドキが止まらないのも無理はありません。一度は体験してみたい素敵なエピソードですね。うらやましいと感じる女性は少なくなさそうです。
腰に手を回したままにしてもらった
「彼は口下手で、好きとか愛してるなんて絶対に言ってくれません。シャイな性格だと知っているから、言葉にしてもらうのは無理だとあきらめていたら、ある日突然そっと腰に手を回され、引き寄せられたんです。
2人で街を歩いていた時だったので、街中でするには勇気がいったはず。そう考えるとうれしくて、黙ってそのままにしてもらっていましたが、とても幸せでした」(23歳/女性/美容師)
シャイな男性にとって、人前で腰に手を回すのはかなり大胆な行動で、実際に行動に移すにはかなりの勇気が必要でしょう。そんな彼から急に腰に手を回されて、そっと引き寄せられたら、「好き」という気持ちがもっと強まりそうですね。
自分からも腰に手を回した
「普段からデートのときには手をつないだり、腕を組んだりしていましたが、腰に手を回されたことは一度もありませんでした。だから彼が私の腰に手を回して歩き始めたときはビックリ仰天!
思わず彼を見ると、照れくさそうに笑っています。それがうれしくて、私の方からも彼の腰に手を回しました」(25歳/女性/派遣社員)
普段から手をつないだりしてスキンシップをしているカップルでも、彼から初めて腰に手を回されたときは、かなりのインパクトを感じるみたいです。
とっさに自分からも手を回せるのは、普段のコミュニケーションがしっかりしている証拠。うれしさを伝えるには自分も同じようにするといいですね。彼にも喜んでもらえそうです。
男性から腰に手を回されやすい女性の特徴とは?
小柄でかわいらしい
身長が低いと、どうしても「小柄でかわいらしい」という印象を与えがちです。とりわけ男性は「小柄な女性は力が弱そうだから守ってあげなくては」という心理が働きやすいために、小柄な女性にたいしては、ついつい腰に手を回してしまうと言えるでしょう。
自分が小柄でかわいらしいタイプに当てはまるなら、男性から守ってあげたいと思われていると、常に考えておく必要がありそうです。そして、彼氏以外の男性の手が腰に伸びてきたときに備えて、いくつか対処方法を用意しておくとよさそうですね。
スタイルが良くて色気を感じさせる
大柄な女性が、小柄な女性のかわいらしさを「うらやましいな」と感じるのと同じで、小柄な女性は、高身長でスタイル抜群の女性をうらやましく思うものです。
スタイル抜群で、なおかつ色気を感じさせるとなると、男性が放っておかないのも無理はありませんよね。
また、背の高い男性が大柄な女性の腰に手を回すと絵になるため、男性も大いにその気になってしまうのでしょう。腰に手を回したところを想像し、「どんなふうに女性にアプローチすればうまくいくか」と思わず考えてしまうはずです。
スタイルが良いだけでも男性をその気にさせてしまうことが多いですが、それに加えて色気があると、否が応でも男性を引き寄せてしまいそうです。
そばに寄るといい香りがする
男性のほとんどが香水の強い香りを嫌う一方で、さりげなく香るいい香りは大歓迎です。近くに行ったときにいい香りがしたり、髪が風になびいたときにふわっと香ると、男性はたまらなくなります。
「もっとそばに寄って、このいい香りに包まれたい」と思って、いい香りの花に引き寄せられる蝶のように、次々と寄ってくるでしょう。
香りにはこのような効果が期待できるため、香水のように香る柔軟剤が大ヒットしていますよね。いかにも「香水つけてます!」というような香りよりも、ほのかに香る柔軟剤の香りのほうが男性に好感を持たれるため、女性もそのあたりを意識しているのではないでしょうか。
ただし、純粋に香りを楽しんでいる女性にとっては、男性に腰に手を回されるのは迷惑な話。むやみに男性を引き寄せないよう、上手に加減したいところです。
男性が好意を寄せている女性
男性にモテモテの女性は、いつも多くの男たちをとりこにしているため、手に腰を回されることも多いでしょう。
女性の腰に手を回す行為は、男性とって「彼女が自分をどう思っているか」を知ることができるアプローチ方法なので、その女性のことを大本命と位置付けている男性が試みてくるでしょう。
ただし、その女性のことを本気で好きで、付き合いたいと思ってアプローチする男性だけでなく、下心で近づいてくる男性もいるのがネックです。
気づかないうちに腰に手を回されないうよう、女性はスキを見せないことが重要でしょう。「この人と付き合えたらいいな」と思う男性だけに許したいですね。
脈あり?下心?腰に手を回す男性の本音の見極め方
そこで、男性が脈ありなのか単なる下心なのかを見極める方法をご紹介します。
会話の中でよく質問されるかどうか
好意を持っている場合、人は相手のことをもっと知りたいと考えるのが自然です。そこで、会話の際に男性がよく質問をしてくるかどうかを観察しましょう。
付き合っている男性はもちろん、ただの同僚と認識している男性と会話したときも、相手がどれだけ自分に質問してくるかによって、自分に対する関心の深さがわかります。
例えば、話題が男性本人のことに終始していたり、話を盛り上げようと話題を提供しないのは、こちらに関心がないことの表れです。
目の前にいる女性に対して質問しないということは、女性の中身には興味がないということ。こんな男性は、下心で言い寄ってきている可能性が大です。
女性の様子をうかがう素振りはあるか
男性と会話していて話が弾み、楽しいと感じても、すぐに脈ありと考えるのはやめましょう。下心を持っている男性は、話の盛り上げ方が上手です。そのため、会話しながら自分の欲求を満たせるチャンスを常にうかがっている可能性があります。
脈あり男性は、意中の女性のことが知りたいという気持ちが根底にありますから、何が好きなのかや、どんな趣味を持っているのかなどを知りたがります。一方、下心があって迫ってくる男性は、女性が何を好きでも関係ありません。なぜかというと、体が目当てだからです。
話をしているときに、「どうやって次の展開に持ち込もうか…」といった具合に、何となく様子をうかがう素振りが見えたら、下心が見え隠れしていると考えた方がいいでしょう。
ボディタッチが多いかどうか
歩いていてちょっと腕が触れたり、何かを取ろうと同時に伸ばした手が触れたというのであれば、意図的なボディタッチではないと考えられます。たいていは偶然のできごとで、男性の方も驚いたり、好意を寄せているなら照れたりするのではないでしょうか。
それにひきかえ、下心を持っている男性はしばしば不自然なボディタッチをしてきます。「なんでここで触るかな」と感じたら、要注意です。ただし、下心を持つ男性にはボディタッチの達人も多く、絶妙なタイミングで腰に手を回してくることも。
注意していないとわからないくらいのボディタッチでも、不自然なほど多いことに気がつければ、腰に手が回るのを防げるでしょう。
女性のどこをよく見ているか
女性に好意を寄せている男性なら、相手の顔を見つめているはず。何とか自分を見てほしいという気持ちが強いので、まずは女性の視線をとらえようとするでしょう。
また女性の目だけではなく、魅惑的な口元に視線がくぎ付けになっていたら、女性に好意を抱いていて腰を抱いた可能性が大です。
一方、下心しかない場合は、しばしば視線が女性の胸元や腰回り、さらに脚などにいきがちです。「一糸まとわぬ姿になったらどうなるのか」と服を通して女性を見ていると考えられるため、目線が頻繁に女性の体へいく男性は下心ありと言えます。
腰に手を回された時の対処法《好意がある場合》
まずは、好意がある場合におすすめの対処法をご紹介します。
エスコートの場合はそのまま身をゆだねる
誕生日やクリスマスなど特別な日のデートで、彼が高級レストランを予約してくれることもあるでしょう。店に入るときや店のそばに来た時に彼の手が腰に回されたら、それはエスコートを意味します。
これから食事をするためにレストランに入るのですから、そこに下心はほぼないと言えるでしょう。紳士的なエスコートにはそのまま身をゆだねるのが、淑女としての振る舞いにもなりますね。
男性に寄り添うことで「イヤじゃない」と伝える
付き合っているとしても、初めての行動をするときには男性も緊張しています。「彼女に払いのけられたらどうしよう」とドキドキしながら手を腰に回してきたとわかった時は、こちらもそっと男性に体を寄せるのがおすすめです。
「払いのけられなかった!」と男性は安堵するでしょうし、寄り添ってもらえたことで「彼女に受け入れてもらえた」とわかって、彼の手に力がこもるかもしれません。こんなふうにおずおずとした愛情表現をされたら、「イヤじゃないよ」と無言で伝えるのがいいのではないでしょうか。
自分からも男性の腰に手を回す
好意を持っていることを示すのに、女性がとれるもっとも大胆な方法がこちら。彼の手を拒まなかった時点で、受け入れていることは明らかなのですが、自分からも男性の腰に手を回せば、相手をドキッとさせることができます。
手を腰に回されたら、どきっとするのは男性も同じ。普段は恥ずかしがり屋の女性がこれをしたら、相手はかなり驚くでしょう。
面と向かって顔が見えないという利点を活かし、恥ずかしがり屋の女性も時には大胆にふるまってみてはいかがでしょうか。彼の体のぬくもりとたくましさを感じられて、よりいっそう幸せな気分になれそうです。
腰に手を回された時の対処法《好意がない場合》
「やめて」とハッキリ伝える
女性の腰に手を回すという仕草は、かなり親密なボディタッチです。好きではない相手にされた時にそのままにしておくと、「俺のことが好きなんだ」と勘違いされてしまう可能性が大。勝手に彼氏気取りをされてしまい、ウンザリすることにもなりそうです。
そのため、恋愛対象ではない相手に腰を触られたら、きっぱり「やめて」と伝えるのがベスト。彼氏気取りになる男性は、女性が嫌がっていることに気づかない傾向があるので、ここはハッキリ言うのがおすすめです。
ただし、「やめて」と言ったら逆ギレされそうな場合は、ちょっと譲って「ボディタッチは嫌いだからやめて」といった言い方にする必要もあるかもしれませんね。
無言で手をつねる
気のおけない間柄だったり、男友達の場合には、実力行使でわからせるという方法もアリです。あまり強い痛みを与えないようにしつつ、無言で手をつねれば、相手に意図が伝わります。
つねったことで相手が手を放したら、軽くにらんで「やめてよ」と言うのも効果的。何でも言える相手なら「今度したら許さないからね」などと、「今回は許してあげる」というニュアンスにするのもいいでしょう。
早足になって腰を抱くのを阻止する
歩いている時に相手の手が腰に回されたとわかったら、相手と合わせていた歩調を早めることで手を振りほどくことができます。
男性の手は後ろから回されるので、こちらが前へ歩けば必然的に離れます。すたすたと早足で歩くことで「拒絶しています」という意図が相手に伝わるはず。
そして、今まで一緒に並んで歩いていたのに、自分の取った行動によって女性の歩くスピードが変われば、よほど鈍感でない限り女性の気持ちに気づくことでしょう。
歩きながらこの方法をとったあとに相手が追い付いてきたら、何も言わず素知らぬふりをするのがおすすめ。手を振り切られたうえに、女性が一切何も言わないとなれば、男性は二度としなくなるのではないでしょうか。
雰囲気を壊したくないなら笑って逃げよう
「正直言って迷惑この上ないけれど、後々のことを考えると、気まずい雰囲気になるのは避けたい」と思う女性もいるでしょう。
そんな時は、笑って逃げるのがおすすめです。腰に手を回された時に「もう、やめてよ!」「イヤだってば!」と真顔で言うと、完全に拒否したことになるので、気まずい雰囲気になってしまいます。
しかし笑いながら言えば、「イヤなんだ、でも今回は許してくれそう」と男性に救いを残してあげられるので、気まずくならずに済むでしょう。
男性が性懲りもなく二度目に挑んでくるようなら、次なる対処法を考えなければなりませんが、「脈ありかな?」と試してきただけなら、おそらく二度目はないはず。雰囲気を壊すことなく避けられるため、やんわりと退けたいときに最適です。
男性が冷めてしまう態度で対応
いろいろな方法でやめてほしいことをアピールしているのに、いっこうに懲りない男性に対しては、冷たい態度で対応するしかないでしょう。これまで紹介した方法では諦めてくれないのであれば、かなり露骨に対応する必要があります。
ただし、実際に相手と向かい合っている時に、あまりにも冷たい態度を取ってしまうと、逆上されてしまうかもしれません。これほど懲りない男性が怒ったら…と考えると不安になりますよね。
危険を避けるためには、「会おう」と誘われた時点ですげなく断るのがいいでしょう。今までの対応とは明らかに違うと感じてもらえるように、はっきり冷たい口調で断れば、さすがに男性も諦めるのではないでしょうか。
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