セックスの体位を工夫してマンネリ防止!
シチュエーションを変えたり、女性であれば新しい下着を着けたり、コスプレしたり等、マンネリ打破に色々なことを取り入れているという方も多いのではないでしょうか。
そんなマンネリしたセックスライフに変化を与える方法の一つとしておすすめなのが、セックスの体位。実はセックスの体位には様々な種類が存在します。今回は数多くあるセックスの体位からおすすめの体位をご紹介します。
四十八手と言われるセックスの体位
セックスの体位がいくつあるかご存知でしょうか?日本では「四十八手」と呼ばれており、セックスの体位はなんと48種類もあります。この呼び名は相撲の決まり手に引っ掛けたものだそうです。
世界で最も有名な性愛論書である、古代インドの経典「カーマ・スートラ」にはなんと64種類の体位が紹介されているとのこと。つまり遥か昔から、セックスの体位は研究されていたということになりますね。
色々な体位を試してマンネリ防止に
48種類もある体位ですから、一つずつ試していくだけでもマンネリ防止になることは間違いないでしょう。また、セックスの体位を変えることで、男女それぞれの感じ方に微妙な変化を与える事ができるようです。
もちろん、1回のセックスで色々な体位を試してみるのも面白いでしょう。いつも同じパターンになりがちなセックスですが、ちょっとした工夫で、マンネリを防止することができるのです。
セックスライフの向上を目指そう
色々な体位を試して、お互いお気に入りの体位を見つけるのも楽しみの一つ。好きな食べ物がそれぞれ違うように、感じるポイントもそれぞれ異なってきます。特に女性の方がセックスの感じ方は千差万別と言えるでしょう。
それに伴い、ベストなセックスの体位もそれぞれのカップルで違うもの。その体位を追求するのもマンネリ防止に繋がります。また、それぞれの体位の組合せを考えて、自然な流れをつくることで更に盛り上がることでしょう。
そういった共同作業を行う事で、セックスライフの向上のみならず、お互いの信頼関係を更に深めることに繋がるかもしれませんね。
女性が好きなセックスの体位《初級編》
まずは、すぐに試せる初級編を見ていきましょう。
正常位
おそらく、この体位を試したことが無いという方はいないのではないでしょうか。やはり一番オーソドックスで人気があるのが、この正常位です。全ての基本がこのスタイルにあると言っても良いでしょう。
最も密着できる体位なので、心身ともに感じることができます。この体位が好きという女性は多く、男性にとっても、フィニッシュはこのスタイルが良いという方が多いようです。
対面座位
座っている男性の上に女性が乗る体位で、正常位と同じく、お互いが見つめ合う形になります。正常位と違うのは、女性が主導になるという点。起き上がっている分女性がフリーに動けるようになります。
男性は腰を動かすことができないので、代わりに手で愛撫する等に徹するのが一般的です。やや、積極的な女性におすすめのスタイルと言えるかもしれません。
騎乗位
わりとオーソドックスな体位に入るのがこの騎乗位。映画やドラマのベッドシーンでもよく目にする体位ですから、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
正常位とは逆で、寝ている男性の上に女性が乗るスタイルで、女性がマウントしている形になります。S性の強い女性、アクティブな女性が好む体位です。M性が強く、攻められたい男性には、うってつけの体位と言えるでしょう。
また、1回のセックスの中で正常位と合わせて攻守交替という場合にもおすすめです。
バック
最もオーソドックスで男女に人気のある体位の1つと言えるでしょう。女性が四つん這いになり、男性が後ろから挿入するのがバックスタイルの基本となります。
バックのメリットは正常位の時よりもペニスが奥まで届くというところ。故に、中々子供を授からないというカップルも、この体位をすすめられることがあるとのことです。
特に、お尻フェチやクビレフェチの男性がこの体位を好むようですね。また、男性の腰と女性のお尻がぶつかる為、「正常位よりも突かれている感じがして快感」という女性の声もあるようです。
女性が好きなセックスの体位《中級編》
立ちバック
基本はバックスタイルと同じですが、それを立った状態で行います。アダルトビデオや映画などでも見かける体位なので、認知度の高い体位と言えるでしょう。特にMの女性が好きな体位で、後ろから襲われる感覚がたまらないという意見があるようです。
また、基本の立ちバックから発展させることも可能。女性がテーブルなどに手をついてお尻を突き出す体位の「碁盤攻め」や、そこから更に女性が床に手をつく体勢の「仏壇返し」につなげることができます。
寝バック
別名「敷き小股」と呼ばれ、基本のバックを発展させた体位です。女性がうつ伏せに寝た状態で男性が後ろから挿入するというもの。
この体位が好まれる理由は、足を閉じている分締め付け度が増し、男女ともに快感度がアップすること。また、男性もピストン運動がしやすいので、リラックスしてセックスを楽しめます。中級レベルの割には楽にできるおすすめの体位の一つと言えるでしょう。
また、その体勢から女性がお尻だけを上にあげると「つぶし駒掛け (つぶしこまがけ)」という体位に持っていくことも可能。特に難しいわけでもなくシンプルですが、かなりエロい体位になります。
鏡茶臼(かがみちゃうす)
男女お互い手を後ろについて、足は膝を立てて座る体位です。その際お互いの足がM字に開くようにして、お互いで交差します。
挿入するのが少し難しい体位なのが中級レベルたるゆえん。コツは正常位からそのまま男性が女性を抱きかかえるように起こし、お互い腰を前に出して、手をそのまま後ろにつくとやりやすいでしょう。
この体位の魅力は、お互いの表情が見えるうえに結合部分がお互いに丸見えになるところ。かなりエロい体位なので、そういった点でもややレベルが高いと言えます。
しぼり芙蓉 (しぼりふよう)
しぼりふようとは女性が座っている男性の上に、後ろ向きに座る体位です。女性が上になる為、騎乗位同様に女性が主導権を握る体位となります。
騎乗位と比べると、男性が幾分自由に動ける点がこの体位の特徴。女性が能動的に腰を動かすと同時に男性は色々なところを愛撫できるので、男女共に人気のある体位です。アダルトビデオでよく見る体位の一つでもありますね。
立位
正常位を立って行うバージョンと考えると分かりやすいでしょう。別名「立ち鼎(かなえ)」とも呼ばれます。正常位を立って行うだけですが、わりと難しい体位になります。
女性が片足を上げて男性の太ももに絡ませるか、男性が片手で女性の片足をすくい上げるように持ち、もう片方の手を女性の腰に回すようにします。特にアダルトビデオでよく見る体位なので、AVっぽいプレイということで人気の体位です。
男性側はある程度力が必要な事と、抜き差しの自由度が正常位よりも低い点に注意しましょう。
側位
お互いが体を横にして寝て、男性が後ろから挿入する体位です。よく男女がベッドに横になって、男性が女性を後ろから抱きしめたりしますよね?その体勢でセックスするというイメージです。
その際に男性が女性の片足を持ち上げるのもいいですし、空いてる手で女性を愛撫するのもアリです。楽な体勢でセックスできるので女性には人気の体位の一つですが、男性はややピストン運動がしづらいかもしれません。
女性が好きなセックスの体位《上級編》
松葉崩し
仰向けに寝ている女性の股の間に入り込むようにします。男性は片方の足を肩まで担ぎ上げて、もう片方の足の上に乗っかる体勢でそのまま挿入。この時女性の体は片方の方が自然と浮き上がるのでベッドに対して斜めになっているはず。
女性は体をひねっているような感じになるので、体が固いとキツイかもしれませんが、慣れると、イッてしまうぐらいに感じることができるそう。是非チャレンジしてほしい体位の一つです。
立ち松葉
先ほどの松葉崩しを立った状態で行う体位で、最も難易度が高い体位の一つと言えるでしょう。女性は逆立ちしているような状態になりますから、体が固いとかなりキツイはず。
男性側もペニスが下向きに挿入されている状態になりますから、かなりピストン運動しずらい体位になります。ほとんどAVでしか見ることができない体位で、まずは羞恥心をとりはらう事から始める必要があるかもしれません。
達磨返し
達磨返しは一見難しそうな体位ですが、コツを掴めば意外とすんなりできてしまうかもしれません。女性は両ひざを抱えて仰向けになります。体操座りの状態でそのまま寝転がるイメージです。
男性は女性の腰を浮かせてそのまま挿入します。女性の両足を紐などで縛るのが本来ですが、必ずしもその必要は無いようです。
この体位では男性が女性の腰を支えておく必要がありますが、ピストン運動はしやすいはず。かなり恥ずかしい体勢になりますから、女性は羞恥心を解き放って心も体もリラックスして行う必要があるようです。
仏壇返し
先述の立ちバックの状態から女性が手を床に着けた状態で行う体位です。至ってシンプルですが、アクロバティック度が高い、高難易度のスタイル。
特に女性の方はかなりキツイ体勢になります。男性の方も女性との身長差によっては厳しい体勢になる場合があるでしょう。
あくまでもセックスの流れの中に、組み込むぐらいの認識で取り入れるのがおすすめです。また女性は結構恥ずかしい体勢になりますから、抑制を解き放つ覚悟が必要かもしれませんね。
櫓立ち (やぐらだち)
別名、駅弁、駅弁ファック、みこし等と呼ばれているこの体位。特にAVに多く出てくる体位なのでご存じの方も多いはず。立った状態から、男性が女性の膝を持って抱えあげて、そのまま挿入します。
AVでは男優が簡単に行っているように見えますが、実際はかなり難易度が高い体位です。男性は女性を持ち上げるだけの筋力が必要で、なおかつピストン運動をしなければならないので、この体位でイクのは難しいと言えるでしょう。
茶臼がらみ
対面座位からの発展形です。対面座位の状態から、男性が女性のお尻をそのまま抱えるようにします。女性は自ずと足が男性が肩の辺りまで上がっているはず。駅弁ファックの座ったバージョンと考えるとイメージしやすいかもしれません。
これも、駅弁ファック同様に男性側の筋力が求められる体位です。女性は結構恥ずかしい体勢になりますから、羞恥心との闘いになるでしょう。慣れれば意外に感度良好でハマる人も多いんですよ。
アクロバティックなセックスは男女共に身体能力が求められます。ムリをせずに気を付けて行いましょう。
女性に人気の体位ベスト5!
女性に人気の体位ベスト5を体験談を交えて紹介します。
5位:騎乗位
「彼氏が受け身なので、上に乗る事が多いです。」(21歳/女性/学生)
「私がどちらかというと肉食系なので攻める方になってしまうんですよね。なので騎乗位ですることが多いです。最後はそのままクライマックスです。」(24歳/女性/会社員)
騎乗位が好きな女性は攻め好きの女性が多いようです。その他にも、パートナーがMだったり受け身だったりする場合は、騎乗位でのセックスが多くなるという意見もあります。
4位:体面座位
「相手の上にまたがったままできるので好きです。正常位からよく座位の流れになることが多いです」(26歳/女性/事務員)
「キスしたり、おしゃべりしたりしながらセックスできるところが好き。」(30歳/女性/自営業)
第4位にランクしたのは意外にも対面座位。セックスしながら見つめ合ったり、キスしたり、喋ったりできるのがこの体位の魅力でもありますね。
3位:寝バック
「普通のバックはちょっと恥ずかしいので、寝たままのバックの方がいいかも」(23歳/女性/アルバイト)
「寝たままでできるので意外にラクだし気持ちい」(31歳/女性/会社員)
寝バックの人気の秘密は、女性にとってラクな体勢でセックスできるところ。普通のバックにはやや抵抗があるという女性にも、この体位は受けが良いようです。
2位:バック
「何と言ってもバックが最高です。襲われている感じがたまりません。」(32歳/女性/美容系)
「後ろから突かれるのが何とも言えない快感です。それにバックの方が奥まで入るので気持ちいです。」(34歳/女性/主婦)
堂々の第2位はやはりバックです。肉食女子が増えたとは言え、やはり基本的に女性は受け身なもの。セックスは男性主導で進めてほしいという女性が好む体位と言えるでしょう。
1位:正常位
「やっぱり普通(正常位)の体位が一番良い。ラクだし他の体位は恥ずかしいし、あまりしっくりこない。」(27歳/女性/アパレル業)
「一番愛を感じる正常位が好きです。色々な体位でセックスしても、やはり最後はこれが一番。」(36歳/女性/風俗)
堂々の1位に輝いたのは、やはり正常位。特に恥ずかしがり屋の女性がこの体位を選ぶ傾向にありますが、それだけではなく、色々な体位を試してみたけど、最後はこれに戻るという女性も多いようです。
セックスの体位についての注意点!
女性が嫌がる場合は無理強いしない
女性が嫌がる場合は無理強いしないようにしましょう。女性の中にはセックス自体にあまり積極的でない人も少なくありません。
特にアクロバティックな体位は、かなり恥ずかしい恰好にもなってしまい、それに対して違和感を感じてしまうとセックスに集中できなくなってしまうこともあるようです。
女性の同意を得てから行った方がお互い気持ち良いセックスができます。どうしても色々な体位を試したい場合は、難易度が低いところから少しずつ試していくようにしましょう。
気持ちいい体位は人によって違う
性感帯は個人差があり、特に女性の場合は男性程単純ではありません。よって、気持ち良いと感じる体位は女性によっても違います。男性の独りよがりで、無理な体位のセックスしても、女性側は気持ちよくなく、セックスの相性が悪いとすら感じてしまうかもしれません。
新たな体位を試す場合は、お互いに感じているかどうかを確認しながら行うのが良いでしょう。
体に負担がかかる体位には要注意
特にアクロバティックな体位は体に負担がかかってしまいます。駅弁等は男性の場合、ある程度の腕力が必要になります。男女ともに体の柔軟性が必要な体位もありますよね。
よくAV等で、軽々とアクロバティックなセックスをしているのを見て真似したくなるかもしれませんが、出演者達はプロです。下手に真似してしまうとケガにも繋がりますので、十分に気を付けましょう。
セックスする場所にも注意
様々な体位でのセックスを試す場合は、事前にその場所にも注意を払っておく必要があります。
「無理な体勢でセックスしていたら転倒してケガしてしまった」なんていうのは避けたいですよね。床が滑りやすくないか、周りに危険なものが無いか等確認すると良いでしょう。
ベッドの上だとしても、激しい動きをしてしまった結果、ベッドから落ちてしまうこともあるかもしれません。周囲の状況を確認し、無理な動作等しないようにしましょう。自分はよくても女性がケガをしたら大変です。
定番の正常位でもっと気持ち良くなるコツ
腰枕をする
腰に枕をすることで腰が浮き、自然と挿入角度をつけることができるのがこの方法のポイント。挿入角度を変える事で女性のスイートスポットを刺激することができます。
枕の代わりに男性が女性の腰に手を回して、少し抱えるようにするのもいいでしょう。ピストン運動もしやすく、奥にまで挿入できるので、男女共におすすめの方法です。
男性の肩に女性の脚をかける
男性の肩に女性の脚をかけるようにすると、女性の脚が閉じる為、女性が感じやすくなるそう。男性もペニスが締め付けられるので気持ちよさが増すでしょう。
また、そのままの体勢で男性が女性の腰を持ち上げ、上に覆いかぶさるようにすると、挿入角度を付けることができ、正常位に変化が出てきます。これだけでも、感じ方が変わってくるでしょう。
ピストン運動しながら愛撫する
男性がピストン運動をしながら、乳首やクリトリスを愛撫すると、快感が倍増するようです。その際には女性の表情を見ながらセックスをするのがコツ。
男性はついつい腰を動かす事に集中しがちです。腰を動かしながらも相手の反応を確認しながら、手を起用に使うようにしましょう。ピストン運動しながら、両手それぞれ別の動きをすることができれば、かなりの上級者と言えます。
思いきり密着する
通常の正常位に少しひねりを加えるだけで、新たな体位でセックスすることができます。女性が男性の体に両手と両足を絡ませて思いきり密着することでできる「たすき掛け」と言う体位。同じ正常位でもしっかり密着するだけで、快感が増します。
正常位の魅力は、そこから色々な体位につなげることができところでしょう。基本の正常位故に奥が深いと言えますね。
セックス前の準備も念入りに
セックスそのものではなく、その前に入念な準備ができれば最高のセックスができると言われています。ムードを高め、リラックスした状態で行うセックスは、例え定番の正常位でも違ったものになるでしょう。
その他、イメージプレイやセックスの準備に何日もの時間をかけるポリネシアンセックスを行ってみるのもおすすめ。マンネリ化解消法として取り入れているカップルが増えているようですよ。
最高のセックスは二人で作るもの
それは難しいことではありません。セックスの体位を工夫をすることで、セックスライフに変化をもたらすことができます。また、数多くあるセックスの体位の中から自分たちのベストを探すことで、二人の関係を再構築できる可能性もあるでしょう。
最高のセックスライフは二人で探すもの。まさにこれこそ「愛の共同作業」と呼べるのではないでしょうか。
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