思い込みが激しい人の特徴《その1》
少ない情報ですぐ決めつける
何かを判断するときには、いろいろな情報を集め、そこからどうするかを決めますよね。通常は、多くの媒体から情報を集め、さまざまな角度から物事の善悪を決めるものです。また、多くの情報があればあるほど、自分の知識を深めたり視野を広げることができるでしょう。
しかし思い込みの激しい人は、与えられた情報のみでジャッジするため、狭い視野でしか物事を決められません。もっと多くの人から情報や意見をもらえば良いのに、それをしないで自分の周りの声だけを聞いて判断してしまう人といえるでしょう。
他人の話を聞こうとしない
「自分はこの方法じゃなきゃダメなんだ」と決めつけ、「もっと良い方法があるのに」と言われても聞かない。そんな他人の話を全く聞かない、聞こうとする姿勢がないことも、思い込みが激しい人の特徴として挙げられます。まるで自分のやることだけが正しいと思っている「頑固者」のようにも見えます。
また、自分は他人の話を聞こうとしないのに、自分の話を聞こうとしない人に対しては辛く当たったり、自分の話を聞いてもらうのは好きだけど、人の話を聞くのは嫌いという人も、思い込みが激しい一面をを持っていると言えそうです。
自己完結してしまう
思い込みが激しい人は、自分の中だけで何でも完結してしまう癖も持っているようです。普通であれば、分からないことは周りに聞いて教えてもらったりして、行動や思考をゴールまで進めるでしょう。しかし思い込みが激しい人は、最初に与えられた情報と自分の考えのみで完結します。
そのため周りと意見が食い違いやすく、自分の思っていることもうまく伝わらないことが多いです。もっと多くの人と話して情報交換すれば良いのに、自分だけで完結し終わってしまうため、思い込みが激しくなるのでしょう。周りにもっと耳を傾ければ良いのに、それをしないから、自らを狭い世界に閉じ込めてしまうのです。
嘘を見抜けない
悪い人が嘘を教えても、その人を信じていればその嘘までも信じてしまうのは、思い込みが激しい人によく見られる特徴のひとつです。信じている相手から与えられた情報だけがすべてだと考えて、正しいと思い込んでしまうのです。念のため本当かどうかを確認しようと考える人なら、新たに情報を集めることもするでしょうが、思い込みが激しい人は嘘を真実だと思い込んでいるため、疑うこともしません。
嘘を見抜けなければ、単に自分が痛い目に遭うだけですが、思い込みが激しいと、その痛い目にも気づかない場合があります。自分が孤立していることにさえ、気づいていない人もいるでしょう。