顎に手を当てる人は何を考えてる?
顎に手を当てる人には、真面目な人が多い傾向があります。どんな些細なことでも真剣に取り組まなければならないと考えてしまうので、思わず顎に手を当ててしまうのです。
また、顎に手を当てる人はナルシストな気質がある場合もあります。考えごとをしている自分を格好いいと思っているのです。このように、顎に手を当てる人にはいくつかのタイプが存在します。
どんな状況で顎に手を当てているのかなどを見極めると、何を考えているのか、そしてその人がどんなタイプなのかがわかったりしますよ。
顎に手を当てる人の心理【前編】
考え事をしている
顎に手を当てるときの心理で最も一般的なのが、考えごとをしているというものです。漫画やドラマなどでも、考えごとをしている描写として顎に手を当てる姿はよく描かれます。
ほとんどの場合、無意識に顎に手が伸びてしまうようです。顎に手を当てても考えがはかどるわけではありませんが、ついついしてしまうという人はたくさんいます。
冷静になりたい
興奮、または動揺しているので顎に手を当てるという人もいます。現在の状況を整理するために、顎に手を当てて安心しようとしているのです。
冷静になりたいときに無意識に手を当ててしまう人もいれば、顎を触ると落ち着くので意図的に手を当てるという人もいます。
品定めしている
お店でどれを買おうか迷っているときに、顎に手を当てて考える人もいます。テレビやパソコン、スマホなど、価格の高いものを買おうとしているときにしてしまうという人は多いのではないでしょうか。
真剣に品定めをしているときほど、男性女性問わず無意識に顎に手を当ててしまう人が多いです。買い物のときだけではなく、目の前の異性を恋愛対象として見られるかどうかを判断するときに、顎に手を当てて観察する人もいます。
相手より優位に立ちたい
相手より優位に立ちたいという願望が、顎に手を当てるというポーズにあらわれる人もいます。この場合は、やや顎を上げてうっすらと笑っているのが特徴です。
このケースは、相手に見下していることを伝える目的もあります。よって意図的に、やや大げさに顎に手を当てることが多いです。
顎に手を当てる人の心理【後編】
恐怖を感じている
恐怖を感じたり追い詰められたりすると顎に手を当てる人もいます。この場合は、ややうつむき気味に顎に手を当てることが多いです。何もしゃべらずにうつむいたまま顎に手を当てている場合は、どうにかして目の前にある恐怖から逃れようとしています。
自信がある自分を演出している
自信がある自分を演出したい場合に、顎に手を当てることもあります。この場合、余裕をアピールするようにニヤニヤしながら顎に手を当てることが多いです。
自分を大きく見せるための演出なので、ほとんどの場合、意図的に行っています。こうされると自分の考えを見透かされているように感じることもあるので、人によっては不愉快に感じてしまうでしょう。
格好つけたい
知的で余裕のある、格好いい自分を演出したいので顎に手を当てる人もいます。格好つけたいだけなので、何か考えているなど、深い意味はありません。
格好をつけるのが目的なので、やや大げさに顎に手を当てるのが特徴です。格好つけたくて顎に手を当てる人にはナルシストな気質の人が多く、ほかの仕草も芝居がかっていたりします。
焦っている
急いで何かを決断しなければならないときなども、多くの人は顎に手を当ててしまいます。どんな判断が正しいのかわからないけれど時間がないので、困惑している状態です。
このケースは、うつむきながら真剣な表情になるのが特徴です。また、焦っている状態だと、貧乏ゆすりなどほかの仕草とあわせて顎に手を当てる人も多いです。
顎に手を当てる人に共通する特徴
真面目な性格
顎に手を当てる人の多くは、真面目な性格です。ほかの多くの人が深く考えずに答えを出すことに対して、真面目な性格の人は真剣に考えてしまいます。
真剣に考える機会がほかの人より多いので、顎に手を当てることも多いのです。ほかの人の様子と比べてひと際真剣なので、顎に手を当てる姿も印象に残りやすいでしょう。
見栄っ張り
顎に手を当てる人の中には、見栄っ張りな人もたくさんいます。顎に手を当てるのは、真剣に考えごとをしている自分をアピールするためです。
見栄っ張りな人は、人にどう見られているのかを気にする傾向があります。顎に手を当てながら周りを気にする素振りを見せたなら、その人は見栄っ張りな可能性が高いです。
自己主張は苦手
頻繁に顎に手を当てる人は、知的に振る舞っている自分を見てもらいたい見栄っ張りな人が多いです。しかし、はっきりと自己主張するのは苦手だったりします。
自己主張は苦手だけれど注目されたいので、目立つように顎に手を当てるのです。このタイプの人はやや大げさに、周囲にアピールするように顎に手を当てるのが特徴です。
ナルシスト
自分のことが好きなナルシストな気質がある人も、顎に手を当てることが多いです。ナルシストな人は、自分を格好よく見せるための努力を惜しみません。
自信があるので、自分の意見を曲げることはないでしょう。実力を伴っている人の場合は、多くの人が付いてきてくれます。顎に手を当てる姿にもカリスマ性があり、嫌みに感じることはないでしょう。
顎に手を当てる人の印象は?
頭が良さそうなイメージ!
「顎に手を当てる人って、頭が良さそうなイメージです。真剣に何かを考えているときって、自然と顎に手を当ててしまいます。よく顎に手を当てる人は、それだけいつも真剣なんだと思うんです。どんなことでも真剣に考えられるって頭が良い証拠ですよね」(22歳/女性/飲食店)
頭が良い人は、すぐに結論を出さない傾向があります。どんな些細なことでもじっくりと考えて、よりよい方法を導き出そうとするからです。じっくり考える機会が多く、同時に顎に手を当てることも多くなり頭が良さそうに見えるのです。
なんだか近寄りづらい…
「顎に手を当てるときって、集中して何かを考えているときですよね。なので、近寄りづらく感じてしまいます。集中して考えごとをしているときに話しかけられるのって、迷惑ですよね」(25歳/男性/工場勤務)
顎に手を当てる人には近寄りづらいという人もいます。考えごとをしている最中に声をかけられると、気が散りますよね。考えごとの邪魔をされて不機嫌になるのではと思ってしまい、敬遠してしまうようです。
品定めされているようで嫌
「顎に手を当てながらじっと見つめてくる人っていますよね。このタイプの人は、少し苦手です。自分が品定めされているようで、落ち着きません。単なる癖かもしれませんが、あまり気分が良いものではないです」(21歳/女性/学生)
異性を前にして、相手が恋愛対象になるかどうかを品定めする人もいます。その際に、顎に手を当ててジロジロと観察することが多いです。
相手を品定めするときは顎に手を当てて少しニヤニヤしながら、舐めるような視線を送ります。このような対応をされて愉快な人はいないでしょう。
格好つけている感じがなんだか苦手
「顎に手を当てるポーズって、ナルシストっぽくて苦手です。いかにも格好つけてる感じがして、思わず笑っちゃうかも。本人は真剣に何かを考えてるだけなのかもしれないけど、格好つけてる感じが鼻について嫌ですね」(28歳/男性/金融業)
「顎に手を当てる」と言っても、さまざまな形が存在します。その中でも注目したいのが、親指を立てて人差し指を伸ばす形で顎に手を当てるポーズです。
漫画などの登場人物が格好つけるときに、このポーズをしているところを見たことがある人は多いでしょう。フィクション作品でよく見られるポーズですが、実際にしている人もまれに見かけます。
顎に手を当てる以外の仕草でわかる心理
鼻を触る
目が合ったときなどに、ふと鼻を触る人もいます。鼻を触るときの心理として多いのが、「恥ずかしい」や「緊張している」というものです。
ふと視線が合ってしまったときなどに照れ隠しで鼻を触る人もいます。視線をそらして鼻を触る場合は、相手に対して何かしらの感情を持っている可能性が高いです。場合によっては脈ありのサインにもなりますので、しっかりチェックしましょう。
首をかしげる
首をかしげる仕草には、「不満を感じている」や「疑問を感じている」という心理が隠されている場合があります。会話の最中に相手が首をかしげたら、あなたの話に納得していない可能性が高いです。
また、仲が良い相手なのでリラックスしているという心理があらわれている場合もあります。首のかしげ方や表情に違いがありますので、よく観察して相手の心情を察してみましょう。
腕を組む
本心を知られたくないと感じたときに、腕を組む人は多いです。初対面の人を前にした時など、緊張していると無意識に腕を組むという人もいるでしょう。これは、初対面の人に本心を見せたくない、もしくはよく知らない人なので警戒している心理のあらわれなのです。
ほかにも、怒りをあらわすサインや威厳のためなど、腕を組むという仕草にはさまざまな意味や心理が含まれています。
腕を組む仕草は、相手にネガティブな印象を与えてしまう可能性が高いです。無意識にしてしまいがちな仕草なので、相手に少しでも不快感を与えたくないと考えている場合は、腕を組まないように意識してみるのもよいでしょう。
髪を触る
髪を触るときの心理としてまず最初に挙げられるのが、「緊張」です。男性女性問わず、緊張すると無意識に髪を触ってしまう人はたくさんいます。髪を触ると、不思議と心が落ち着く人も多いです。
また、相手に好意を悟られたくないので、髪を触ってしまう人もいます。この場合は態度や雰囲気にも好意を抱いていることがあらわれやすいので、ほかの部分もしっかりとチェックしてみましょう。単純に髪形の乱れを気にしてよく触る人もいますよ。
足を組む
足を組むという仕草からも、その人の心理状態を推測可能です。男性の場合は、心理的に追い詰められていることをあらわしているとされています。プレッシャーが大きいときほど、足を組みかえる頻度が高いです。
女性の場合は、気になる異性に対するアピールの場合もあります。意図的に隙を作って、相手に注目されようとしているのです。このように同じ仕草でも、男性と女性では心理が異なると言えるでしょう。
口に手を当てる
喋っている最中に口に手を当てる仕草には、本音を知られたくないなどの心理が隠されています。感情がたかぶって本音を漏らしそうになったときなどに、見られることが多いです。
ほかにも、驚いたときのリアクションとして口に手を当てる人もいます。口を開けている姿を見られたくない、驚いていることをアピールしたいなどが、驚いたときに口に手を当てる理由です。
顎に手を当てる行為には色んな意味があります
また、ナルシストな気質がある人も、顎に手を当てる傾向があるようです。ナルシストや見栄っ張りなタイプの人は、何気ない場面で顎に手を当てたり、人を見下すような感じで顎に手を当てます。前後の状況やその人のこれまでの言動なども考慮すると、よりその人が顎に手を当てる意味を正確に理解できるでしょう。
このように、顎に手を当てるという仕草には色んな意味があります。相手が不意に顎に手を当てて、それが気になった場合は、この記事で見てきた心理や特徴を参考にしてみてください。
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