友達として好きと言われた…これってどういう意味?
もし「友達として好き」と言われたら、今後どのようにすれば「異性として好き」と思ってもらえるのでしょうか?また、そもそも「友達として好き」と言われたら、恋愛関係になる可能性はゼロなのでしょうか?
そこで今回は、「友達として好き」と言うその人の心理や、友達と恋人になる方法をご紹介していきます。
遠回しな脈ナシ発言?
友達に真剣に告白して、「ごめん、友達としては好きだけど…」と言われた場合、その時点では脈ナシと言えます。ただし、これまであなたを友達として見てきた相手は、その告白によってあなたを異性として意識し始めるでしょう。これからのあなたの頑張り次第、あるいは関わり方次第では、相手があなたを「異性として好き」になることもあるのです。
友達関係が長かったり、あなたが相手に好意を全く見せてこなかった場合、「友達として好き」と言われたからといってまだ諦めるべきではありません。その告白により異性として見てもらうことができたとしたならば、そこからがスタートになるのです。
恋愛関係に発展する可能性はある?
もちろん、「友達として好き」と言われたとしても、今後その人と恋愛関係に発展する可能性は大いにあります。先述した通り、あなたの告白がきっかけとなる場合があるからです。
また他にも、さりげない会話の中で「友達として好き」と言われるケースもありますよね。告白したわけではないものの、会話の中で「ほんっと、○○さん友達として好きだなー」などと言われることもあるでしょう。そんな場合であれば、相手の本音はまだ隠されているかもしれないのです。
素直に「異性として好き」と言えなかったり、あるいは違う形で好意を伝えてあなたの反応を見ている可能性だってあります。「友達として好き」と言われても、まだまだ恋愛に発展する可能性は充分にあると言えるでしょう。
「友達として好き」と言う女友達の心理
まずは、男友達に「友達として好き」と言う女性の心理を見ていきます。
恋愛対象ではない
女友達に「友達として好き」と言われた場合、「恋愛対象ではない」という意味が込められている可能性があります。
あなたに異性として見られたいという思いが少なからずあれば、わざわざ「友達として」をつけなくても良いはずです。あえて「友達として」をつけたのは、変に誤解されたくないからだと言えるでしょう。
他に好きな人がいる
あなた以外に好きな男性がいるものの、あなたのことを人として好きな場合は「友達として好き」と答えるでしょう。
これは、「異性として好き」な人が他にいるため、「あなたのことは友達として好き」と言っているのです。もう少し掘り下げて真意を尋ねてみれば、他に好きな人がいるという事実を知ってしまうかもしれません。
もしかしたら相手はあなたのことを傷つけたくなくて、「友達として好き」という言葉を選んだ可能性もありますよね。友達としてではあっても「好き」と言ったのは、きっとその女友達の中であなたは重要な存在なのでしょう。
つまり、異性としてではないものの、「失いたくない人」「大切な人」という認識なのだと言えます。
異性として見ていなかった
あなたがこれまでに好意を見せていなかった場合、相手はあなたから思いを伝えらえて「え?嘘でしょ!」と驚いたはずです。あなたから異性として意識されていることにも気付かず、また自分自身もあなたのことを異性として見ていなかったため、「友達として好き」と正直な思いを伝えたのでしょう。
今の時点では、確かに友達として好きな状態でしかないでしょう。ただし、これをきっかけにその女友達はあなたのことを異性として意識し始めるはずです。今後「異性として好き」に発展する可能性は充分にあると言えますね。
相手の反応を見てみたい
あなたが特に何も言っていない中、さりげない会話の中で「友達として好きだな~!」なんて言われた場合は、相手はあなたの様子をうかがっているのかもしれません。
その女友達はあなたのことを異性として見ているものの、あなたにその気が無ければ「異性として好き」と気持ちを伝えるのは怖いものです。そのため、反応を見てみたいと思っているのでしょう。
その女友達は、あなたに思いを伝えて断られたり、距離を置かれることが怖いのです。「友達として好き」と伝えることが、その女友達にとっての精いっぱいのアピールでもあるでしょう。
とりあえずキープしておきたい
女友達があなたのことを、自分のことを理解してくれるいい友達と思っていたり、良い人と思っていることはたしかでしょう。そして、今すぐに付き合うほどの「好き」はないものの、今後の可能性にかけてキープしておきたい気持ちがあるのかもしれません。
あるいは、その女友達に今気になる人がいて、「あの人がダメだったらこの人にしよう」と少しズルく考えている可能性もないとは言えません。しかし、どちらにしても「キープ」であることから、中途半端な思いであることが分かります。
「友達として好き」と言う男友達の心理
友達として仲良くしたい
まず考えられる心理は、友達として仲良くしたいという思いです。もっと仲良くなって親友みたいになりたいけど、変に誤解されたくないという思いがあります。会話の中でさりげなく「友達として好き」と言われた場合は、この心理の可能性があるでしょう。
また、その男友達の性格が真っすぐでピュアで素直な性格だとしたら、思ったままのことを言葉にした可能性があります。純粋に「楽しい!」「もっと楽しみたい!」と思った瞬間に、その思いを表現したくて「友達として好き」という言葉が出たのかもしれませんね。
照れ隠し
告白の返事として「友達として好き」と言われたわけではないのであれば、それは本音ではない可能性もあります。
本当はあなたのことを異性として意識していたり、付き合いたいとすら思っているものの、それをストレートに伝えることができず、「友達として好き」という言葉に逃げたのでしょう。
男友達が照れ隠しで「友達として好き」と言ったのだとしたら、友達期間が長かったりして、想いを知られるのが恥ずかしいのかもしれません。あるいは、急に関係性が変わってしまいそうで戸惑っているのかもしれませんね。
あなたの会話の運び方次第では、すぐにでも「異性として好き」に変わる可能性もあります。
さりげなく恋愛対象ではないことをアピール
もしあなたがその男友達に好意を見せていたとしたら、「友達として好き」という発言で、さりげなく恋愛対象ではないことをアピールしている可能性もあります。
勘が鋭い男友達であったり、あなたの好意が大胆であった場合、あなたの恋愛感情に気付いているのかもしれません。それに対する答えとして「友達として好き」という言葉を口にした可能性もあります。
この場合は、距離感を感じることが多いです。連絡しても返事が遅い、二人きりでは遊ぼうとしないといった行動も見られる場合は、異性として見ていないことをあなたに伝えたいのでしょう。
他の男友達よりも一歩先をいきたい
複数人のグループのような形で仲が良い場合は、他の男性よりも一歩先をいきたい気持ちがあるのでしょう。「俺は周りの奴らとは違うよ」「他の男よりも君を思ってるよ」とあなたにアピールしています。
この場合は、既にこの男友達の中には恋愛感情が芽生えていると言えるでしょう。ただし、あなたから異性としての好意が感じられないため、探り探りの状況です。もっと男として意識してもらいたいという思いから、「友達として好き」と伝えた可能性があります。
「友達として好き」恋愛に発展する可能性はある?
告白されてから気になり始めた
「友達として好きで、それ以上の気持ちはなかったから、その時は付き合わなかったけど、その告白をきっかけに異性としてどんどん気になり始めた」(23歳/男性/運送業)
女友達から告白された時は、友達以上の存在として見られなかったのでしょう。しかし、告白をきっかけにだんだん相手のことが異性として気になり始めた男性です。告白されることによって「異性として見られている」と意識するため、その時の返事が「NO」でも、その後恋愛関係に発展することもあります。
友達だから恋愛に発展することはない
「友達だから、恋愛に発展することはないですよ!発展するくらいなら、長いあいだ友達ではいられないと思うし」(21歳/男性/学生)
この男性は、その女友達と長い期間、友達関係なのでしょう。もし異性として見ていたら、もっと早い段階で恋愛に発展しているだろうという考えです。友達期間が長く強い友情で結ばれていれば、異性として意識しなくなっていく人も多いため、友達である期間も少なからず関係すると言えるでしょう。
異性と感じられればアリかも…
「友達として好きということは、人としても好きなはず。そこに異性を感じることがあれば、恋愛に発展することはなくはないと思う」(26歳/女性/販売)
気が合うから、価値観が似ているからなどの理由で、親しい友達付き合いをしているはず。そして、たくさんいる友達の中でも、特にその相手のことが好きなのであれば、特別な存在には違いありません。
そんな中で異性として感じられる瞬間があれば、恋愛に発展することもあるだろうという考えです。ドキッとする場面があったり男らしい一面を見たら、男友達をひとりの男性として意識することもあるでしょう。
まったく想像できない
「男友達をパッと思い浮かべて、そのうちの誰かと付き合えるかと考えたら、まったく想像ができない。カップルらしいことができるとは思えない…」(28歳/女性/一般事務)
友達として好きな男性と恋愛に発展することがあるかどうかを考えた時、具体的に想像できない人もいるでしょう。友達といざ付き合うことになったら、手を繋いだりキスをしたりなど、男女の関わりが増えていきます。急に「異性として見てみて」と言われても無理かもしれませんね。
「友達として好き」と「恋愛の好き」の違いって?
ヤキモチを焼くかどうか
相手が自分以外の異性と仲良くしていたら、ヤキモチを焼くかどうかを想像してみましょう。純粋に友達として好きな場合は、「好きな子ができたのかな?」とか「今度、話を聞かせてもらおー」などと思うだけでしょう。しかし、異性として好きなのであれば、ヤキモチを焼いて「あの人、誰?」「このままじゃ取られてしまうかも…」と気持ちがざわざわするでしょう。
ヤキモチではなく応援したい気持ちがあれば、それは「友達として好き」だと言えます。
キスしているところを想像できるか
単に友達として好きなだけであれば、相手とキスをしているところを想像しにくいもの。仮に想像できたとしても、ちょっと複雑な思いを抱えるはずです。
一方、恋愛の好きであれば、意外と簡単にキスしているところが想像できるもの。むしろ、「どんなキスをするのかな?」「他の人としないでほしいな」と思うでしょう。
相手からの連絡を期待しているか
好きな人から連絡が来たら嬉しいですよね。もちろん、大好きな友達からの連絡も嬉しいでしょうが、異性として好きな相手からの連絡は、「まだかな?」「来た!」と一喜一憂してしまうものです。このように、連絡に対する期待からも、「友達として好き」か「恋愛の好き」かを見分けられるでしょう。
ただの友達として好きなのであれば、期待したり返事の仕方にこだわったりしないはずです。一方、返事をしやすいように、あるいは会話が続くようにといった配慮を無意識にしているようなら、「恋愛の好き」の可能性があります。
二人だけになりたいと思うか
友達としてただ楽しく過ごしたい、話したいと思うだけであれば、そこに他の友達がいたとしても何も感じないはずです。しかし、二人きりになりたいという願望がある場合は、「恋愛の好き」である可能性が高いでしょう。
相手をもっと深く知りたい、もう一歩踏み込んだ関係になりたいという気持ちを持ってはいないですか?他の友達のことを「邪魔だな…」と感じることがあれば、「友達として好き」から「恋愛の好き」に変化しているのかもしれません。
友達として好きから恋愛に発展させる方法≪男性編≫
では、どのような努力をしていけば、恋愛に発展させることができるのでしょうか?まずは、男性編から見ていきましょう。
頼もしい一面を見せる
まずは、その女友達に男性として意識してもらえるよう、頼もしい一面を見せるようにしましょう。
些細な行動で良いのです。例えば、重いものを持って見せるだけでも、頼もしいと思ってもらえるでしょう。もっとアピールしたいなら、堂々とした態度で女友達をリードしてあげるといいですね。場面や状況を上手く活用して頼もしさを見せていくと、男性として意識してもらいやすくなります。
好意をにおわせる
女友達に男性として意識してもらいたいなら、好意をにおわせる必要があります。「好き」とストレートに言わなくても、好意は伝わるものです。
例えば、女友達が複数いる中で、意中の女友達だけを特別扱いしてみましょう。あるいは、電話が来た時に「なになに?電話くれるなんて嬉しい」と喜びを伝えてみるのも良いですね。その女友達が「もしかして私に気がある…?」と感じるようになれば、あなたを意識し始めるはずです。におわせる程度に好意を表現し、「他の男友達とは違う」と意識させてみましょう。
どんな時でも味方になる
どんな時でも味方になり、「そばから離れない」という安心感を与えることも良い方法です。その安心感が心地よくで、「ずっと一緒にいたい」と思う女性も少なくありません。
特に、相手がある程度大人の女性であれば、恋愛に安心感を求める傾向にあります。ドキドキやスリルを味わう恋愛を卒業し、一緒にいると癒されて安心できる恋愛を求めるため、どんな時でも味方をしてくれる男性に惹かれる女性も多いのです。
意中の女友達がやろうとしていることを応援してあげたり、時にはサポートしてあげるなどして、包容力を見せながら安心感を与えていきましょう。
女性扱いする
女友達との関係を恋愛に発展させたいのであれば、その友達をしっかり女性扱いすることです。冗談やからかいであっても、キツイことを言って傷つけたり怒らせてしまわないように注意しましょう。
その友達が悩んでいるようであれば、「大丈夫か?」と声をかけてあげるだけでも嬉しく感じてもらえるはずです。こうした言動だけでも、女性は「守られている」と思い、女性扱いされていると感じるでしょう。
友達として好きから恋愛に発展させる方法≪女性編≫
家庭的な一面を見せる
意中の男友達に女性として意識してもらうためには、家庭的な一面を見せると効果的でしょう。「家庭的=女性らしい」とは一概に言えませんが、家庭的な一面を見て女性らしさを感じる男性は多いので、女性として認識してもらうには有効でしょう。
たとえば料理を学んで、手料理を振る舞ったりしても良いですね。「そんな特技があったの?」と思われるような家庭的な一面を見せると、友達を超えた意識を持ってもらいやすいでしょう。
弱っているとき支えになる
意中の男友達が弱っているときに、支えになることも効果的な方法です。友達という関係であれば、愚痴や相談を聞くこともあるでしょう。
そんな時、寄り添い支えてあげることでより近い存在になれます。味方してくれて元気をくれるあなたの存在が、その友達にとって大きな存在になるはずです。
友達だと、愚痴や相談を聞いても「そのくらい大丈夫だって!」とつい笑い飛ばそうとしてしまいますが、女性として意識してもらいたいのであれば、親身になってあげましょう。自分を支えてくれる存在は貴重なので、「ずっとそばにいてほしい」と思ってもらえるかもしれません。
弱い一面も見せる
友達の前だと、ついつい強がってしまう女性もいるでしょう。しかし、意中の男友達に女性として意識してもらいたいのであれば、弱い部分を隠さずに見せることも大事です。男性に「意外とか弱いところあるんだ…」「守ってあげたい」と思わせることで、女性として意識してもらいやすいでしょう。
強がって「一人でも平気!」という姿を見せ続けていれば、その男友達は守ってあげたいという気持ちを持ちにくいです。
また、あまりにも隙がなさすぎると、恋愛対象とは程遠い存在になってしまいます。辛い時や苦しい時、頼ったり甘えたりして素直な姿を見せるようにしてみましょう。
褒めることを意識する
会話の中で、意中の男友達のことを褒めるのも良い方法です。誰でも褒められて嫌な気分にはならないものですよね。自分のことをよく知っている友達から褒められたら、なおさら嬉しいものです。
それに加え、女性から褒められたら、男性は居心地よく感じるもの。「この人と一緒に居たら楽しい」「気持ちがいい」と思わせ、居心地の良い存在を目指しましょう。
「友達として好き」と思われているのなら、既にその男友達の中では、あなたはそれなりに特別な存在のはずです。それに加えて、一緒に居て気持ちが良くなったり居心地の良さが感じられれば、友達以上の感情を持つことも少なくありません。
「そういうとこ、かっこいいよね!」「○○くんみたいな男、なかなかいないよ!」などと褒めながら、あなたの良さも知ってもらいましょう。
「友達として好き」はあなたへのアピールの可能性も
これまで解説してきた通り、相手はあなたの反応をうかがっているのかもしれません。もしくは「好き」とストレートに伝わってしまわないよう、あえて「友達として」を付け加えているのかもしれないのです。
だとしたら、それは相手からのアピールですよね。あなたの行動や反応次第では、「友達として好き」以上の言葉を言ってもらえる可能性もあります。
意中の友達と接するときに、ちょっとだけ「異性」を感じさせる行動を取り入れてみましょう。異性として意識してもらえば、「友達として好き」が「恋愛の好き」に変わることもあるのです。
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