不倫で後悔した体験談！デメリットと後悔しないために考えるべきこと

ドラマや映画の中だけでなく、現実に起こり得るもの、それが不倫です。幸せにはなれない未来が待っているとわかっていながら、なぜ不倫はなくならないのでしょうか。

不倫とは、既婚者が配偶者以外と肉体関係を持つ、つまり不貞行為をはたらくことを指します。バレなければいいという軽い気持ちで始めてしまう人も多いようですが、ほとんどのケースで何らかのきっかけにより発覚してしまいます。

不倫の結末にあるのは、多くの場合、離婚です。そうならない場合も、夫婦の信頼関係は崩壊してしまうでしょう。独身の立場なら、婚期を逃す可能性が非常に高いです。

いずれにしても、不倫をすれば必ず後悔する日が来るといえるでしょう。今回は、不倫で後悔した人々の体験談をもとに、後悔しないためにはどうすればいいのかを考えていきます。

不倫をした結果、苦しみ後悔した経験のある人はたくさんいます。不倫はよくないものと誰からも認識されていますので、後悔しても自己責任。誰にも味方になってもらえない、悪いのは自分であるということもまた苦しみに拍車をかけるのでしょう。

そんな後悔にさいなまれた人々の体験談をご紹介していきます。まずは既婚男性編から見ていきましょう。

許してもらえたものの妻が精神的に不安定に

「軽い気持ちで不倫をしたことが妻にバレてしまいました。妻を失いたくなかったので必死に謝り、もちろん相手との関係も清算。何とか許してもらえて離婚は免れました。でも妻が不安定になってしまって。バカなことしたなって後悔ばかりです」（30歳/男性/営業）

不倫した本人は軽い気持ちだったかもしれませんが、された側は激しくショックを受けます。たとえ許したとしても、急に悲しくなったりと精神的に不安定になってしまう人は少なくありません。不倫とはそれだけ配偶者を深く傷つける行為なのです。

遊びのつもりが相手が本気になってしまい後悔

「こっちはセフレのつもりだったのに、不倫相手が本気になってしまって。連絡もしつこいし家族にバレると困るから、割り切った付き合いをわきまえてほしいんですけど。相手の選び方を間違えた…って後悔しています」（29歳/男性/飲食）

後悔するポイントそこ？と突っ込みたくなりますが、不倫相手が本気になるというリスクも当然あるのです。いくら遊びのつもりでも、相手が本気になれば家庭を壊しにかかってくる可能性は高いです。こうなると関係を清算しようにも難しいでしょうね。後悔しても遅いのです。

妻も子どもも離れていった

「詰めが甘かったと後悔しても、手遅れでした。不倫の証拠を突き付けられて、離婚を受け入れるしかなかったんです。妻だけでなく子どもにも嫌われて、家族を失って不倫の代償の大きさを思い知らされました。後悔しかありません」（32歳/男性/建設）

このように、不倫をした結果家族を失うということはほぼ避けられないのが事実です。不倫とは、家族の気持ちを踏みにじる行為なのです。そんなことをする夫や父親はいらないと思うのも当然でしょう。残念ながら一人で後悔し続けるしかないですね。

職場での不倫のため仕事も失うことに

「職場の後輩と不倫してしまいました。それが同僚に見つかり、周りから白い目で見られるように。小さな職場なので人間関係がこじれるとかなりキツイのです。彼女はすぐに退職し、私も結局辞めることに。家族も仕事も失うなんて…」（30歳/男性/販売）

職場での不倫はバレそうというスリルにより燃え上がりやすいため、より危険です。そしてこの男性のように、家族だけでなく仕事まで失う結果になるというケースも少なくありません。後悔したときにはもう遅いというのが不倫の行く末なのです。

不倫相手が妊娠して初めて後悔

「不倫相手のことは好きだったので、妻と離婚する気はなかったけどその子と別れることもできなくて。そんな感じでズルズル付き合った結果、彼女が妊娠。出産は諦めてもらいましたが、バカなことをしたとその時激しく後悔しました」（34歳/男性/広報）

まさに泥沼ですが、不倫を続ける浅はかさゆえに避妊すら怠り、この男性のように相手を妊娠させてしまうというケースも後を絶ちません。もちろん女性側にも責任はありますが、傷つくのは女性ばかりです。後悔では済まされないことと肝に銘じておかなければなりません。

不倫相手と結婚して後悔

「不倫相手のことを本気で好きになってしまい、妻とは離婚。その後彼女と結婚したのですが、一緒に暮らしてみて元妻の良さに改めて気付かされることに。彼女は結婚相手には向かなかったんです。後悔しても遅いですけど、離婚しなきゃよかった」（30歳/男性/事務）

恋愛中には見えなかった部分が見えてくるのが結婚です。不倫の夢から覚め現実となったとき、この男性のように彼女との関係は不倫だからよかったのだと気付く人は少なくありません。自業自得としか言えませんが…。

かなりヘビーな体験談が多く見られましたが、これが不倫の現実です。そして不倫をする既婚者は男性ばかりではありません。

ドラマ『昼顔』などでも既婚女性の不倫やダブル不倫が描かれていましたが、現実の世界にも既婚女性が既婚男性と、あるいは独身男性と不倫関係に陥ることがあるのです。

では、男性編に続き、今度は既婚女性の不倫を後悔した体験談をご紹介していきましょう。

浮気はバレていないと思っていたのに…

「夫が私を見てくれないのが寂しくて男友達と浮気しちゃったんです。どうせバレないだろうって思って何度か会ってたら、実はしっかりバレてました。見てないふりして見てたんです。無防備でした。別れたかったわけじゃないので、後悔しています」（28歳/女性/主婦）

このようにバレていないと思って油断していると、どんどん証拠を残してしまうことになります。不倫するならせめて徹底的に隠し通してほしいという声がよく聞かれますよね。不倫はもちろんひどいですが、それを隠そうともしないのはさらに相手を傷つけることになるでしょう。

後悔して不倫をやめたけど遅かった

「ほんの出来心で、職場の上司と関係を持ってしまいました。でも、旦那のことが大切なので後悔して1回きりでやめたんです。それがバレてしまって。旦那には『回数の問題ではない』と言われました。結局、許してもらえず離婚することに…」（31歳/女性/事務）

1回だけなら許す人もいれば、この女性の夫のように1回でもNGと考える人もいます。たった1回でも、相手にとって不倫されたという事実は消えないのです。後悔して自分から不倫をやめたとしても、事実が消えない限り受け入れてもらえない可能性が高いでしょう。

幸せな家庭を自分で壊してしまった

「夫のことも子どもたちのことも大切だし、うまくいっていると思っていました。でも昔好きだった人と再会して、流れで不倫関係に。結局夫にバレてしまって、家を出ることになりました。自分のまいた種ですが、後悔してもしきれません」（35歳/女性/販売）

家族が大切なら不倫なんかしないはずです。でも、この女性のように流されやすい性格が災いして、不倫に足を踏み入れてしまうこともあるかもしれません。ときめきが蘇ると家族のことを忘れてしまう瞬間は誰にでも訪れます。それを行動に移すかどうかが分かれ道なのです。

不倫相手がストーカー化して後悔

「職場のバイトくんに好意を持たれて、不倫関係になってしまいました。私が既婚者だと知っているので、割り切った関係だったはずなんです。でも、彼が家まで来たりしつこく連絡してくるようになって。どうしよう…と今更後悔しています」（28歳/女性/飲食）

自分は遊びのつもりでも、相手がそうでなければ不倫は泥沼化します。このケースのように相手がストーカー化した結果、家族に不倫がバレてしまうことも。後先考えずに不倫を始めてしまうと、取り返しのつかないことになるかもしれないのです。

夫の束縛が激しく

「夫は優しい人なのですが、ちょっと物足りなくて密かに浮気していました。それがバレた途端、夫が豹変。私が悪いので仕方ないのですが、束縛がきつくて息がつまりそうです」（29歳/女性/接客）

不倫された側としては、相手のことを信じられなくなり常に不安なので、束縛することで安心しようとしているのでしょう。夫との関係を続けたいのであれば、彼が落ち着くまでは我慢するしかないのかもしれません。

離婚して子どもと会えなくなり後悔しかない

「女として見てもらえるのが嬉しくて元カレとの関係を断ち切れずにいました。でも、結局夫にバレて離婚。親権も失い、子どもと会えなくなってしまいました。後悔ばかり募る日々です。子どもと会えなくなるくらいなら、不倫なんかしなきゃよかった」（33歳/女性/営業）

不倫で離婚すれば、親権を失う可能性は高いです。親権に関係なく、ある程度成長した子どもなら、不倫して自分たちを裏切った親を受け入れることは難しいでしょう。離婚しない場合でも家庭がギスギスしたものになることは避けられません。

既婚女性の体験談も後悔しか残らない結末が多く、不倫の代償の大きさを改めて考えさせられますね。では、立場を変えてみて、今度は既婚者と不倫をした独身者の体験談を見ていきましょう。

独身者の場合も、やはり不倫には後悔しかないという感想が多いですが、後悔した内容が既婚者とは違ってきます。不倫の結果、独身者はどんなことを後悔したのでしょうか。

何年も無駄にしたと思う

「妻とは別れるという言葉を信じて待っていたのに、何年経っても状況が変わらない。私も30歳を超えて、もう待てないと思ったので別れを切り出しました。彼は追いかけても来なかった。何年も出会いのチャンスを無駄にしたと後悔しています」（31歳/女性/看護師）

不倫をする独身者の多くは、この女性のように相手との結婚を望んでいます。でも、だいたいはこのケースと同じように相手が配偶者と離婚することはありません。相手の言葉を信じて何年も待ち婚期を逃せば、時間を無駄にしたという後悔しか残らないのです。

私は彼の一番にはなれないのに

「彼は既婚者だと知ってたけど、どうしても諦めらなかったので告白したらOKしてくれて。でも、彼は家庭が一番。私とは都合のいい時しか会ってくれません。一番になりたいという気持ちが自分の中にあって苦しいです。告白しなきゃよかったかなと後悔しています」（26歳/女性/販売）

既婚者に告白するということは、2番目にしてほしいと言っているも同然です。だから彼もOKしたのでしょう。1番になりたいなら、既婚者を選んではいけません。2番目から脱却できることはまずないからです。この女性のように結局辛い思いをして後悔するだけでしょう。

不倫が会社にバレて辞めることに

「取引先の担当者と意気投合して恋愛関係に。でも相手には旦那がいたんです。それでも好きだったから関係を続けていたら、ついに会社にバレてしまいました。取引先の女性と不倫なんて大問題なのです。結局、もうその会社にはいられなくなりました」（27歳/男性/営業）

不倫は社会的信用を失う行為です。業務に影響するような相手と不倫関係になってしまうと、このように仕事を失う結末になる可能性が高いでしょう。相手を選べというのもおかしな話ですが、よく考えて行動しなければこのような事態になってしまうのです。

相手の家庭を壊してしまったことを後悔

「憧れの先輩には奥さんがいることは知っていました。でも、気持ちを抑えられなくて不倫関係になってしまったのです。すぐに奥さんにバレて、奥さんは心が不安定になってしまいました。家庭を壊すつもりなんてなかったのに…と後悔しています」（24歳/女性/医療）

自分にはそのつもりがなかったとしても、不倫したという事実だけで相手の家庭を壊すだけの力は十分あるのです。後悔しても元には戻りません。相手の家庭を思いやる気持ちがあるなら、最初から不倫なんかしてはいけないですよね。今更後悔しても意味がないのです。

相手の夫から慰謝料を請求された

「相手も遊びたいだけって言ってたのでセフレみたいな関係だったんです。でも、相手の夫から見れば立派な不倫ってことに。確かにそうなんですけど、慰謝料を請求されたときは、えーって思いましたよ。さすがにバカだったと後悔しました」（29歳/男性/飲食）

お互い遊びのつもりでも、相手の家族にとってはそうはいきません。慰謝料を請求されることも珍しくないのです。既婚者と遊ぶ場合はそのようなリスクがあることを承知の上で行動しなければなりません。後悔してもお金は返ってこないのですから。

親を泣かせた

「親は、自分がいつ結婚するのかと気にしていて。あまりにしつこいので、勢いで不倫していることを言ってしまったんです。そうしたら、なんてバカなことをと親に泣かれてしまいまいた。親を泣かせてまですることじゃないと後悔しましたね」（28歳/男性/営業）

自分の子どもが結婚相手を探すどころか不倫におぼれていることを知れば、嘆き悲しむ親がほとんどでしょう。それがきっかけで足を洗ってくれればいいのですが…。

体験談を見てきただけでも、不倫には恐ろしい結末が待っていることが想像できたのではないでしょうか。不倫にはいいことなどなく、デメリットばかりだということがわかります。

ここで、不倫にはどのようなデメリットがあるのかをまとめておきましょう。既婚者と独身者では受けるデメリットがそれぞれ異なりますので、分けてご説明します。

まずは、既婚者が不倫をした場合にどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

離婚・家庭崩壊

配偶者が不倫したら即離婚と考える人は少なくありません。また、許したくても許せないという不安定な精神状態となり、結果的に離婚することになるケースも多いです。

ただし、不倫すれば100％離婚というわけではなく「子どもがいるから離婚はしない」「関係を修復できるよう努力する」という選択をする人もいます。実は、このケースの方が大変なのです。

不倫したという事実は消えませんので、配偶者はまた不倫されるのではないかと疑ったり不倫されたことを思い出して苦しんだりします。関係再構築はかなり厳しい道ですので、結局数年後に離婚する夫婦が後を絶ちません。

不倫相手への対応に悩まされる

自分は遊びのつもりでも、相手が本気になってしまうことは十分考えられます。離婚してほしいと迫られたり、家族にバラすと脅されたりする可能性があるのです。

こうなってくると、不倫したことを誰もが後悔して相手と距離を置こうとするでしょう。でも、相手はますますヒートアップし、ストーカー化するケースも少なくありません。

不倫相手が豹変するかもしれないとも考えず安易に不倫に足を突っ込むと、泥沼になります。後悔しないうちに足を洗った方がいいでしょう。

社会的信用を失う

不倫は自分の家族だけでなく、社会全体からの信用も無くす行為です。マスコミは芸能人や政治家の不倫騒動を面白おかしくはやし立てますが、その結果仕事を失った人はたくさんいますよね。

不倫は許されざる行為ですので世間の風当たりは強いです。「不倫をした人」というレッテルを貼られ、何を言っても説得力を失うでしょう。上の立場であれば、下がついてこなくなります。社会的信用を失い、家庭以外でも居場所のない生活になってしまうのです。

財産を失う

不倫が明るみに出れば、慰謝料を請求される可能性があります。相手の家庭に支払うものだけでなく、自分たちが離婚することになれば配偶者に支払うこともあるのです。

実際に家を追い出されて、一人寂しくワンルームのアパート暮らしになった人もいます。何より、家族という財産を失うことは大きな代償ですよね。

ほんの出来心だったとしても、お金や家、家族といった財産を一気に失うかもしれません。不倫は非常にリスキーな行為であるということを忘れてはいけません。

既婚者が不倫すると、失うものが大きいです。後悔する理由もここにあるのですが、残念ながら失ってから気付くパターンがほとんど。しかし、後悔しても手遅れなのですね。

では、独身者の場合はどうなのでしょうか。独身者にとっても、やはり不倫はデメリットだらけで大きな代償を背負うこととなります。独身者が不倫するとどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

結局捨てられる可能性が高い

既婚者と独身者という関係で不倫を続ける場合、将来のことで必ずもめる時がきます。独身者が結婚したくなるからです。でも、相手は既婚者ですからまずは離婚というステップを踏まなければなりません。

そこで使われる既婚者側の常套句が、「必ず別れるから待っていてほしい」というもの。配偶者とは不仲であることもアピールします。ところが、いつまで経っても離婚する気配はないというケースがほとんどです。結局、最後は独身者が捨てられて終わります。

婚期を逃す

いつか相手が離婚して自分と結婚してくれるだろうと信じて待ち続けた結果、何年もの月日が過ぎ、気付いたら歳ばかりとってしまう人も少なくありません。

不倫をズルズルと続けている間、出会いのチャンスを逃し続けていることに気付いていないのです。不倫の関係を清算する頃にはすっかり婚期を逃してしまうことに。

その時になって後悔しても、失われた時間は戻らないのです。素敵な人と出会えていたかもしれないのに、もったいないですよね。

慰謝料を請求される

ダブル不倫の場合、お互いに慰謝料を請求し合い相殺されることもあります。しかし、独身者が既婚者に不倫の慰謝料を請求することはできません。つまり、相手を失う上に慰謝料を払わされるという二重のリスクを負わなければならないのです。

不倫はお互いに責任がある行為なのに、独身者の場合は慰謝料を誰にも請求することができず払いっぱなしになります。恋愛した結果、莫大なお金を失う可能性があるのが不倫なのです。普通の恋愛ならあり得ないことですよね。

友人や親からも見放される

不倫相手の配偶者に恨まれると、仕返しとして様々な制裁を加えられるおそれがあります。よくあるのが、職場や実家への暴露。交友関係まで調べ上げられ友人に晒されることもあるのです。

親や友人に不倫していた事実を知られれば、悲しませてしまうことになるでしょう。絶縁されてしまうケースもあります。

バレなければいいと思って続けていたことが、想定外の範囲にまでバラされてしまうことも。後悔しても手遅れです。大切な人を悲しませ失うことになるかもしれない行為だということは忘れてはいけませんね。

不倫なんてしなければよかった…と後悔しても、過去は変えられません。不倫して後悔しないことはないのに、先のことを考えないためやめられないのではないでしょうか。

後悔しても遅いということには、後になってから気付くのです。でも、本当はそれでは意味がありませんよね。不倫で後悔するような事態を避けるためにはどうすればいいのでしょうか。

不倫をやめられない、不倫に手を染めてしまいそう…という時に考えるべきことをお伝えします。

配偶者や子供を失っても良いか

不倫は、かなりの確率でバレます。自分は隠し通せると思っていても、不倫相手が豹変して家族に接触するかもしれません。バレずに付き合い続けるのはほぼ不可能でしょう。

不倫の事実が家族に知られたら、多くの場合は離婚することになります。子供がいれば親権は失うでしょう。離婚に至らなかったとしても、別居状態になる、会話がなくなるなど、それまで築いてきた家族の関係は崩れてしまいます。

配偶者や子供を失うことになるかもしれない。その覚悟がないまま不倫を続ければ、確実に後悔することになるでしょう。

不倫した事実は消えない

不倫に回数は関係ないと考える人が多いです。いくら二度としないと誓っても、過去に不倫をした事実が消えることはありません。一回の過ちが一生の過ちにつながるかもしれないのです。後悔しても過去は変えられないですからね。

「不倫をした人」と見られながら一生生きていく覚悟があるのか考えた方がいいでしょう。配偶者に許してもらえたとしても、「またするかもしれない」「信じられない」と心のどこかで思われてしまうことになります。

好奇心が一生を台無しにする

中には、不倫とはいえ本気の恋で、身も心も焦がすような時間を過ごす人もいるでしょう。許されざる行為で失うものが大きいことに変わりはありませんが、それでも本気であれば後悔は少ないかもしれません。

でも、ただの好奇心や遊びのつもりで始めた場合は、デメリットが大きすぎます。もちろん本気ならいいというわけではありませんが、気軽に始めるようなものではないということ。一生を台無しにするリスクがあることは踏まえておくべきでしょう。

不倫を続けても幸せな未来はない

ずっとお伝えしてきているように、不倫は時間を浪費する行為です。既婚者なら本来は大切な家族と過ごすための時間を、独身者なら素敵な人と出会えるかもしれないチャンスを失うことになります。不倫に幸せな未来を望むことはできないのです。

不倫の恋が終わったときに残されるのは、失われた時間と大きな代償。先の見えないリスキーな関係で得られるのは思い出だけ。その思い出までもが穢されることになりかねません。不倫を続ければ待っているのは明るい未来ではなく、修羅場と後悔だけです。

不倫に未来はなく、大きな代償を払ってただただ後悔することになります。そして、不倫をした者以上に、された側が深い傷を負うことを決して忘れてはなりません。

ここで、不倫の被害者となった妻や夫の声をご紹介します。不倫をやめられない人がいたら、自分のパートナーにこのような思いをさせていいのかよく考えてみて下さい。独身の人も、相手の家族がこのように苦しむということを受け止め、早く健全な恋愛を見つけましょう。

子どものために離婚は避けたけど

「旦那の不倫を知ったとき、子どもがまだ小さかったのもあって離婚は踏みとどまりました。でも、だからといって許せるわけなくて、旦那の目も見られない状態です。こんな気持ちになるなら離婚した方がマシかもって思います」（32歳/女性/主婦）

子どものためにと我慢して離婚しないという選択をしたのに、夫婦の会話はなくギスギスした雰囲気に…。これが、離婚を選ばなかった夫婦のよくあるパターンです。無理に両親が揃っているより、離婚しても親が笑っている方が子どもにとってもいいのかもしれません。

生理的に受け付けなくなってしまった

「もう過去のことと割り切っているつもりなのですが、不倫発覚から1年経っても夫を受け入れられません。身体が拒絶反応を示すのです。他の女を触った手で触らないでほしい。気持ち悪いっていまだに思ってしまうんです」（29歳/女性/教員）

このように、不倫されたことをきっかけに生理的に受け付けなくなる人も多いです。不倫相手との行為を想像して、つらくなったりパニックになったりする人もいます。それだけ配偶者にダメージを与える行為なのです。

ショックで何も手につかなくなった

「妻は不倫なんて絶対にしないと思っていたし、疑ったこともなかったのでショックが大きすぎて。しばらく何も考えられなくなって廃人のようでしたね。結局耐えられなくて離婚したけど、今でも人間不信気味です」（31歳/男性/設計）

疑っていてクロだった場合もショックですが、信じ切っていたのに不倫された場合は、ダメージが強すぎて心が壊れてしまう人も少なくありません。そしてその傷はなかなか癒えることがなく、人生に大きな影響を与えるほどに後まで引きずることもあるのです。

信じたくても信じられない

「不倫されたのは本当に悲しかったけど、旦那も後悔していたのでこれからは信じようと決めて添い遂げることにしたんです。でも、旦那のことが信じられなくて。いちいち疑ってしまうのが悲しくて泣けてきます」（30歳/女性/保育士）

頭では信じなければならないとわかっていても、心がついていかない状態です。それだけ不倫が与えるダメージは大きいのです。夫婦関係の再構築の難しさを改めて感じさせられますね。不倫をした側がもっとフォローしていかなければなりません。

後悔していると言われてももう遅い

「妻が不倫相手とイチャついている現場を見てしまいました。その後、泣きながら後悔していると謝られたけど、もう無理でした。あんだけイチャついといてよく言えるよなと。もう何も信じられなくなったので、離婚するしかなかったです」（31歳/男性/公務員）

不倫を楽しんでいた証拠がありながら「後悔している」と言われても、信じられなくて当然です。バレなければ関係を続けていたことは明白ですし、特に現場を見てしまった場合のショックは埋められないでしょう。

親権を放棄して間男の元へ行った元妻…

「妻の不倫に気付いたけど、遊びだと思ってました。子供もいるし、『関係を清算すれば許してやる』って伝えたんです。そうしたら『親権はあなたにあげるから』と言って、離婚届を置いて男の元へ去っていきました。唖然とするしかなかったです…」（36歳/男性/営業）

中には、不倫の恋が本気になり家庭を捨てるまでになる人もいます。不倫を貫きとおすなら、すべてを失う覚悟が必要ということなのでしょう。その先で本当に幸せになれるのかは疑わしいですが…。