愛嬌のある女性は好かれる?
なんとなく「可愛げ」といった意味で使われますが、具体的にどういう人のことを言うのか分からない人も多いはず。また、どうして愛嬌がある女性のほうが好かれるのか、男性の心理も気になるところですよね。
そこでこの記事では、愛嬌がある女性の特徴やモテる理由をご紹介していきます!
そもそも「愛嬌」の意味とは
「愛嬌」とは「にこやかで、親しみやすいかわいらしさがあること」「こっけいで微笑ましく、憎めない表情や振る舞い」といった意味です。
確かに、一般的に「愛嬌がある女性」と言われる人は笑顔が素敵ですよね。また、「こっけい」と言うと少し悪いイメージですが、いわゆる天然な子が男性に人気だと考えると、それも愛嬌の一つだといえるでしょう。
「男は度胸、女は愛嬌」とは?
愛嬌のある女性がモテることは、昔から言われる「男は度胸、女は愛嬌」ということわざにも表れています。男性は物怖じしない勇ましい姿勢、女性は明るく素敵な笑顔が求められるという意味です。
もちろん、昔からのことわざがそのまま現代にも通用するとは限りません。たとえば男性は、勇ましさより誠実さや安定、決断力などが求められるようになりましたよね。
ただ、「女は愛嬌」については現在でも多くの男性が同意しているようです。やはり可愛げのない女性よりは可愛げのある女性のほうが良いということでしょう。
男性は愛嬌がある女性が好き?
一概には言えませんが、ほとんどの男性が「愛嬌がある女性が好き」と考えているようです。少なくとも愛嬌がないよりはあったほうが良いと考えているようですね。
これは人間関係全般にいえることでしょう。暗くてそっけない人より、明るくて話しかけやすいのほうが人気が出ます。
特に男女関係においては、初めに親しめるかどうかがその後の関係の鍵を握っています。そのため、愛嬌があって親しみやすい女性は自然と異性からモテるのです。
愛嬌のある女性が人気の理由とは?
話しかけやすい雰囲気
「にこにこしてる女性ってそれだけで話しかけやすいですよね。話しかけた後も仲良くなりやすい気がしますし」(24歳/男性/物流関係)
「愛嬌がある女性は話しかけやすい」という声は結構多いみたいですね。確かに、無表情でムッとしている女性よりも、にこやかな女性のほうが話しかけやすいのは間違いありません。
そして、話しかけやすいかどうかはその後の関係を大きく左右します。そもそも、どちらかが話しかけなければ関係が始まることもありません。こういう理由で、愛嬌がある女性は必然的に異性から声をかけられやすくなります。
一緒にいて楽しい
「愛嬌のある女性って、サプライズとかしたら素直に喜んでくれそうじゃないですか?喜ばせがいがありますよね」(30歳/男性/金融関係)
多くの男性は好きな女性を喜ばせたいと思うもの。そのため、喜びの感情を素直に表現してくれる女性のほうが嬉しいわけです。
愛嬌のある女性と一緒にいると、特にクリスマスなどのイベントの時に盛り上がれます。外見的な可愛さよりも一緒にいることの楽しさを重視する男性にとって、彼女が愛嬌があるタイプかどうかはかなり重要なようですね。
気まずくならない
「向こうがどんどん喋ってくれるんで、彼女といて気まずくなったことがないです」(21歳/男性/学生)
付き合いたてのカップルに多いのが、「何を話せばよいのか分からない」という問題。特に男性のほうが恋愛慣れしていなかったら、会話が続かずに気まずい思いをすることになるでしょう。
しかし、相手の女性が愛嬌のある人で、自分から明るく何かを喋ってくれるのであれば、気まずくなる瞬間がほとんどありません。気まずくならなければその後も一緒にいるのが苦痛にならないので、関係が続きやすいわけですね。
いじりやすい
「気軽にからかえるのがいいです。冗談も言い合えなかったら息苦しいので」(34歳/男性/航空関係)
冗談を言い合える関係というのは、お互いに気を許し合っている関係のこと。相手が愛嬌のある女性であれば、そういう関係になりやすいのが特徴です。お互いの本音で何でも言い合える関係にもなりやすそうですよね。
愛嬌のある女性の特徴《性格編》
では、愛嬌のある女性とはどういう特徴を備えているものなのでしょうか?ということで、愛嬌のある女性の性格に関する特徴に迫りましょう。
明るい
愛嬌のある女性に欠かせない要素の一つが、明るいことです。たとえ笑顔が素敵で気遣いができても、暗い性格だったら愛嬌があるとは思ってもらいにくいはず。
にこやかで裏表がなく、誰に対しても明るいのが特徴ですね。そのため、自然と友達も多くなります。男女問わず人気になるのです。
また、物事を明るく考えるので、不満や悪口を言うこともあまりありません。そのため、周囲からの評判を落とす機会も少ないと言えるでしょう。
少し天然なところがある
ドジっ子というのは今も昔も、男性から一定の支持を集めています。それだけ、天然な人には魅力があるということ。
確かに、完璧な女性にも魅力があります。しかし、男性からするとどうしても近寄りがたく見えてしまいがち。よほど自信たっぷりな男性なら良いかもしれませんが、多くの男性は「高嶺の花」だと感じてしまうようです。
その点、天然な女性には親近感を抱きます。自分は完璧じゃないと思っている男性にとって、同じ目線で喋れる女性なのです。警戒しなくてよいので、自然に打ち解けやすいということですね。
真面目
にこやかで話しかけやすいというのは、決してチャラチャラしているということではありません。むしろ、真面目で一生懸命な女性に、男性は愛嬌を感じます。
確かに、物事を適当にこなしている人より、一生懸命頑張っている人のほうが魅力を感じますよね。それは男性も同じで、賢明な女性の姿には心が惹かれるようです。
愛嬌のある人は頑張り屋で、しかしちょっと抜けているところがあるということ。つまり、とても人間味のある性格といえそうです。
気が利く
愛嬌がある人というと、のんびりとしたイメージを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。しかし、実際には周囲の人の感情に敏感で、気が利いた立ち振る舞いが得意なことが多いです。
たとえば、ケンカを仲裁するのが得意なことが多いです。また、そもそもトラブルが起きないよう、険悪な空気を察知したらそれを変えるために明るい振る舞いをしたりします。
こういったムードメーカー的な振る舞いは、ある程度周囲に気配りができなければ不可能。そういう意味では、愛嬌がある人はクレバーな人ともいえそうです。
愛嬌のある女性の特徴《仕草・態度編》
では、愛嬌のある人は具体的にどのような行動や態度をとっているのでしょうか?
笑顔が多い
「明るい人」と聞くと、まず思い浮かべるのは「笑顔が素敵な人」ではないでしょうか?明るいことと笑顔が多いことは、切っても切れない関係にあるといえそうです。
いつも笑顔でいる女性は、男性から見て話しかけやすく感じます。話しかけても拒絶されないだろうと思えるわけです。
また、職場などに笑顔が多い人がいると、それだけで雰囲気が明るくなりそうですよね。その人の周りには自然と人が集まり、笑顔が増えることになるでしょう。
男女で態度を変えない
女性同士では笑顔で話すのに、男性が話しかけたときにはあまり笑顔で応じない人は、男性から人気が出ません。逆に、男性には笑顔を振りまくのに、女性同士ではあまりそうしない人は、女性から人気が出ないでしょう。
人によって態度を変えると、「もともと明るい性格」なのではなく、「相手次第で明るい自分を演じている」という風に見えることになりますよね。これでは本当に愛嬌があるとは言えません。どんなに笑顔が素敵でも「腹黒い人」と思われてしまうかも。
感情表現が豊か
嬉しいことがあるとすぐに顔がほころぶ、悲しいことがあるとはっきりと落ち込む。そんな表情豊かな人も愛嬌があるといえます。
もちろん、普段から落ち込んでばかりいたら明るい人には見えません。しかし、悲しいはずの時にもその感情を出さなければ「無理してるな…」と周囲から思われることになります。
やはり、意地を張って我慢しているより、素直に感情を表に出した方が周囲からは親しみやすく見えるもの。愛嬌がある人は、心の壁がないとも言えそうですね。
ノリが良い
これは飲み会などで特に重要なポイントです。会話が弾み、周囲の空気に合わせて行動できる人は愛嬌があると見なされます。
逆に、周りの空気から浮いていたら、愛嬌があるとは思われにくくなります。皆になじんでこそ、周囲から愛される人になれるということでしょう。
愛嬌がある人は、必要があれば、ボケ役にもツッコミ役にも回れます。意地を張ることなく、その場その場に合わせて一番親しみやすい行動をとれるのです。なかなかできることではありませんが、だからこそ愛嬌のある人は重宝されるのだといえそうですね。
挨拶が明るい
明るい挨拶をしてもらえると、誰だって気分がよくなりますよね。そのため、愛嬌がある人の条件には「挨拶が上手なこと」があります。
誰にでも笑顔で明るく挨拶をするので、自然と周囲と打ち解けることになります。周囲から笑顔を引き出すのが上手ともいえるでしょう。
明るい挨拶というのは、マナーでもありますよね。つまり、愛嬌のある人は守るべきマナーをきちんと守れている人ともいえます。
見栄を張らない
見栄を張ったり意地を張ったりしている人は、どこか無理をしている印象を周囲に与えるもの。そして、そういう印象を受けると、人は「近寄りがたいな…」と感じてしまうものです。
それに対して、愛嬌がある人は無理をしません。自分は完ぺきではないことをよく知っていて、そのことを肯定的に捉えています。失敗しても引きずりませんし、むしろそのことを笑い話にできる明るさを持っています。
こういう人は親しみやすいですよね。多くの人が、自分と同じ目線で喋れると感じるはずです。結果として、本音で喋りあえる人が周囲に増えることになります。
反対に「愛嬌のない女性」の特徴とは?
では、逆に愛嬌がない女性には、どういう特徴があるのでしょうか。「愛嬌がない=モテにくい」ということなので、当てはまる特徴があったら要注意!
表情や声のトーンが一定で感情が読めない
「表情が硬い」と言われたことはありませんか?また、「何を考えているのか分からない」と言われたことはないでしょうか。
これらの特徴があると、周囲からは愛嬌がない人だと思われがち。愛嬌がある人は親しみやすさがあるわけですが、こういう感情が読めないタイプの人には、親しみを感じにくいということですね。
特に気をつけるべきなのは笑顔。笑顔が素敵だと愛嬌がありますが、あまり笑わないと周りの人は近寄りがたく感じてしまいます。心の壁を取り払って積極的に感情を出したほうが、人間関係がうまくいくかもしれません。
真面目過ぎる
愛嬌がある人の特徴として、真面目であることは紹介しましたよね。何事も一生懸命な様子は周囲から応援されます。
ところが、真面目過ぎるのは逆効果。「冗談が通じない」「近寄りがたい」という印象を与えてしまうのです。特に、プライドが高い人の真面目さは、親しみやすさを損なってしまいます。「邪魔しちゃ悪いから…」と、周りの人が離れていくかもしれません。
また、冗談が通じないと気軽なやり取りができませんよね。その結果として、周囲と親睦を深めるチャンスを逃してしまいがちです。
目を見ない
話をするときには相手の目を見るのがマナーですよね。じーっと見つめればよいというものではありませんが、少なくとも目を逸らすようなことをしていると、相手は拒絶されている気分になります。
そのため、なかなか相手の目を見ない人も愛嬌がない人だと思われます。周囲を拒絶するような態度をとっているわけですから、周りが近寄りがたく感じるのも仕方がないことかもしれません。
ただし、本人に拒絶の意思があるとは限りません。単純に恥ずかしくて、目を見るのが苦手なだけということも。そういう意味では、シャイな人も「愛嬌がない人」と思われることが多いといえそうです。
人を頼らない
愛嬌がある人は、困ったときに誰かを頼ることができます。普段から人に好かれているので、助けを求めたときに応じてくれる人は多いでしょう。
逆に、愛嬌がない人は困ったときに素直に誰かに助けを求めることができません。その結果、周囲からは意地を張っているように見えて、近寄りがたく感じられてしまいます。
やはり、困ったら頼ってもらえた方が嬉しいですよね。頼ったり頼られたりするから親睦を深められるのです。人を頼れない人は、そのチャンスを自分から手放してしまっているといえるでしょう。
愛嬌のある女性になる方法5つ
ということで、ここからは愛嬌がある女性になるための方法を5つご紹介します!
話すときの声のトーンを上げる
先ほど、声や表情に感情が表れない女性は愛嬌がないということをご紹介しました。つまり、逆に感情表現を豊かにすれば愛嬌がある女性になれるということ。
と言っても、いきなり喜怒哀楽をはっきりと顔に出すのは難しいですよね。そこで、まずは声のトーンから調節してみましょう。普段話しているときの声のトーンよりも、少し高めを意識することが大切です。それだけでもグッと印象は変わります。
このことは、愛嬌があるといわれている女性の話し方を実際に聞いてみると分かりやすいですね。確かに、ほかの人より少し高めのトーンで話しています。そのほうが、性格の明るさや「相手の話に興味がある」という気持ちが伝わり、好印象を持ってもらえるのです。
挨拶を笑顔でするように心がける
無表情で挨拶していませんか?挨拶というのは、「おはようございます」といった定型句をただ発音することではありません。生きた人間とのコミュニケーションなのです。
そのため、挨拶の時には笑顔も添えましょう。ただ言葉をやり取りするだけよりも深いコミュニケーションになります。また、人は自分が笑顔を向けられると相手に返したいと思うもの。あなたから笑顔で挨拶すれば、向こうも笑顔で挨拶を返してくれるかもしれません。
また、このときのも先ほど紹介した声のトーンに注意するといいですね。少し高めのトーンで笑顔も添えれば、積極的で明るい気持ちが相手に伝わります。
誰にでも明るく接する
人によって態度を変えると愛嬌がある女性とは見なされません。むしろ、腹黒い女性だと思われることになるでしょう。
そのため、愛嬌のある女性になるには、誰にでも平等に明るく接することが大切です。異性だと緊張して冷たくなったり、逆に極端に優しすぎる態度になったりするかもしれませんが、そこはグッと抑えましょう。
普段、相手によって態度を変えている人は、「この人にはこう振る舞わないと」という意識があるのかもしれませんね。確かに、相手によって適切な態度が違うという部分はあるでしょう。しかし、明るく前向きな態度というのはほとんどの相手に良い印象を与えます。この態度を徹底すれば、相手によって態度を切り替える必要がなくなるはずですよ。
相手を好きになる
これは気持ちの問題ですが、表面上の振る舞いよりも大切なことです。相手に好かれたいと思ったら、まずは自分から相手を好きになりましょう。
なぜなら、人は誰かに好意を向けられたとき、それを返したいと思うことが多いからです。笑顔を向けられるとこちらまで笑顔になってしまうのも、心理的には同じこと。
相手に好かれたいと思っても、相手の気持ちを変えることはできませんよね。「自分を好きにさせる」というのはかなり難しいことなのです。しかし、自分から好きになるのは自分の気持ち次第。相手を好きになれれば、自然と愛嬌のある態度を取れるかもしれませんよ。
たまには人を頼る
愛嬌がある人は甘え上手なことが多いです。そして、頼られるほうも基本的には快く引き受けています。こういう、気軽に手を貸しあえる関係は素敵ですよね。
こういう関係を周囲と築こうと思ったら、自分から頼れるようにならなければなりません。プライドが高いとなかなか気が進まないかもしれませんが、人に頼みごとをする練習をしてみましょう。そしてもちろん、自分が頼られたときにも快く引き受けましょう。
人によっては、「甘えてはいけない」と厳しい信念を持っているかもしれません。確かにその姿勢は大切なことです。しかし、自分だけではできないこともたくさんあります。そんな完ぺきではない自分を認め、それをさらけ出す勇気が必要といえそうですね。
愛嬌を身につけてモテる女性になろう!
本当は、狙わずに自然と愛嬌のある振る舞いができれば理想的ですよね。愛嬌があって人気者の女性は、もともとそういう素質を備えていることが多いです。
しかし、だからといって、愛嬌がない人が愛嬌を身につけることができないわけではありません。日ごろのふるまいに気をつけるだけでも、周囲の印象は大きく変わります。ぜひここでご紹介したことを参考に、愛嬌のある女性を目指してくださいね!
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