バンドマンを彼氏にするのがダメな理由(2)
バンドマンの彼氏はあなたの想いに満足に対応してくれない可能性があり、付き合うと悲しい思いをするかもしれないのです。せっかく付き合うのなら、お互いの想いを尊重し合える相手が良いと思うのは当たり前のことでしょう。
けれど、バンドマンにはそれをなかなか行動に移せない現実的な理由があります。
時間がない
バンドマンの一日の活動を具体的に考えてみましょう。まず、朝起きてから、お金を稼ぐためにバイトに行きます。8時間働くとして、休憩時間は1時間。移動の時間も考えると、拘束時間は10時間ほどになりますね。睡眠時間が8時間としましょう。
24時間中、残り6時間の間でバンドの練習をし、必要なら曲作りや物販の制作をします。バンドメンバーともコミュニケーションをとるでしょう。
こう考えると、あなたと共有する時間を捻出するのは、難しいのが現実です。
ケンカもできない
一緒に過ごす時間が足りないなど、彼女としての欲望を満たしてもらえなくて不満を感じるのは当たり前のことです。いくらバンドを応援しているからと言って、好きな気持ちに応えて欲しいと思うことはおかしいことではありません。
例えば、あなたがそうやってモヤモヤした感情を抱えていて口論になったりしても、彼が音楽を頑張っている姿を見たらどうでしょう?ライブで盛り上げている様を見たら、「かっこいい」と思ってしまいませんか?
バンドマンの彼が大好きで、バンドも応援していますよね。他のファンの女性の中から、自分を選んで付き合ってくれているという事実だけで嬉しいと感じてしまうかもしれません。そうなると、彼を手放したくないばかりに、自分の感情を押し殺すようになるのです。
未来が見えない
彼の音楽が好きで、とても魅了されていたとしても、世間に受け入れられなければ売れることが出来ないですよね。今、売れるために努力をしている段階ですが、それが確実に実現する保証はどこにもないのです。自信がどこまで続くのかも分かりません。
具体的にどのくらいの年齢まで、と決めているバンドマンも居るかもしれませんね。例えばその年齢が30歳だとすると、30歳までずっとバイトをして生活費を稼いでいることになります。社会的には、その年齢までフリーターということです。もしもバンドが売れなくて諦めた場合、そこから社会的に活躍するには困難な道のりが待っていそうです。
売れる保証もないうえに、社会的な自立にも不安がある状態が続くと、先の見通しがしづらくなってしまいます。
バンドを手伝わされる
売れているバンドは、MV制作やCD制作、宣伝活動、ライブ会場の手配、動画や音楽データの配信、マネジメントまで、サポートしてくれる会社や人がたくさんいます。けれど、まだ売れていないバンドにはそれがありません。
売れるために行うこと全てに、労力が要ります。もちろん、バンドメンバーだけでがんばっている場合もあるでしょうが、バンドマンには時間が足りません。応援してくれている人たちの力が必要なこともあります。そうなると、白羽の矢が立つのは身近な存在。自分の彼女にまでお願いしてしまうかもしれません。
「売れるために一緒に頑張っている!」と思ったら、前向きになれることもあるでしょう。しかし、その行為にお給料は発生しません。また、その作業をしたところで、見返りとしてラブラブな時間が過ごせるとは断言できないのです。
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