メンヘラとはどういう意味?男女別の特徴と恋愛がうまくいかない理由

メンヘラとはどういう意味?男女別の特徴と恋愛がうまくいかない理由

「メンヘラ」とは、どんな人のことを指すのでしょうか。「メンヘラ」とひとくくりにされてしまうことも多いですが、共通の性格などはあるのでしょうか。今回は、メンヘラの特徴のほか、メンヘラな男女の恋愛傾向と上手な付き合い方などを紹介します。また、メンヘラを直したい人必見の改善ポイントもお伝えします。


メンヘラとは?どんな人のこと?

世間で「メンヘラ」というワードが広く認知されるようになりましたよね。では、メンヘラとはどういう人のことを指す言葉なのでしょうか。「あの人ってメンヘラっぽいね」などと揶揄する人もいるようですが、誰もがメンヘラになる可能性があります。この機会に、メンヘラについて追求していきましょう。

また、あなたの気になる人が、もしかしたらメンヘラかもしれません。メンヘラとの恋愛はどのようになるのか、知っておくことも大事でしょう。

メンヘラの意味とは


メンヘラとは、「メンヘル」が変化したものだと言われています。メンヘルとは、大手ネット掲示板サイトにあったスレッド「メンタルヘルス板」を頻繁に訪れていた人々の略称です。メンタルヘルス板は、自分は精神的に不健康だと感じている人が集い、悩みを吐露する場所でした。

つまりメンヘラとは、正式な病名ではないものの、メンタルが不安定な人という意味であると言えます。

先行きが不透明な現代では、精神が不安定になってしまう人は少なくないでしょう。かつてメンタルヘルス板に集っていた人だけでなく、多くの人がtwitterなどのSNSで悩みを吐露しています。喜ばしい事態ではありませんが、この流れを考えると「メンヘラ」というワードが広く認知されるようになったのも当然かもしれません。

メンヘラな女性の特徴とは

「メンヘラ女」とは、どのような女性のことを指すのでしょうか。「私ってメンヘラだから」と自称する人もいますが、自覚があるのならメンヘラ認定しても良いかもしれません。

とはいえ、メンヘラにも度合いがあるのか、中には恋愛に関してだけメンヘラを発症する女性も。それを踏まえた上で、メンヘラの性格的特徴をあげていきましょう。

メンヘラ女は依存体質である


メンヘラ女は、何かに依存していることが多いです。恋愛に夢中になっている時は、好きな相手に依存してしまいます。趣味や家族に依存することもあります。好きなものや人が自分のアイデンティティだと思ってしまうことで、依存体質になってしまうのではないでしょうか。

依存とは、対象物に頼って自己が成立しているという意味ですので、精神面で頼り切っているということになりますね。メンヘラ女は、「これがないと生きていけない」と極端に思い込んでしまうようです。

メンヘラ女はすぐ嫉妬する


メンヘラ女は、好意を寄せている相手が他の人に興味を示したり、他の人に恩恵を生んだりすると、すぐに嫉妬してしまいます。その単純な嫉妬の感情にも、ちゃんと深層心理があるようです。

例えば、大好きな同性の友人Aが、他の友人Bと仲良くしていたとします。メンヘラ女の依存先が友人Aだった場合、「私はこんなにAのことが好きなのに、どうしてBと仲良くするの!」という嫉みにつながります。メンヘラ女は、自分の好意の大きさをわかってもらえていないと判断すると、他者に対して嫉妬の感情が湧き出てしまうのでしょう。

メンヘラ女は感受性が強い


フィクションでもノンフィクションでも、ストーリーにすぐに感動してしまうのがメンヘラ女です。また、物語でなくても、綺麗な景色を見たり、他者から嬉しいことをしてもらったりすると、感動スイッチがすぐに入ってしまうようです。

感受性が強いということは、他者の些細な言動に一喜一憂しやすい性格でもあるということ。相手は何気なく口にしただけなのに、「あの発言の真意は私のことが嫌いということかな」などとずっと考えてしまうのです。相手の言葉尻が少し下がっていただけでも、「もしかして怒ってる…?」と不安になったりすることもあります。

メンヘラ女は絶望も希望も極端


メンヘラ女と聞くと、すぐ「死にたい」と言いがち、というイメージはありませんか?それが本気にしろ本気でないにしろ、「死にたい」と口にするときのハードルがとても低いのかもしれません。

「これがなくなったら死んじゃう」と思っているほど何かに依存してしまう性格なので、依存先が消失してしまうのを何よりも恐れていると言えます。逆に、依存先から充分な愛を感じた場合、「生きててよかった!」と心から思う側面もあります。何かにつけて絶望と希望の振れ幅が大きいのが、メンヘラ女の特徴なのです。

メンヘラ女は自己肯定感が低い


メンヘラ女はなぜ、好きなものに依存してしまうのでしょうか。それは、自己肯定感が低いことに結びついていると言えます。

自己肯定感とは、自分に満足する気持ち、自分を誇らしく思う気持ちのことです。それが低いということは、常に自分に満足できずにいるのでしょう。自己肯定感が低いと、自分の良さを他人に代弁してもらわないと、不安になってしまうようです。

なので、依存先の人がどれだけ自分に見返りをくれるかどうかで、自信の持ち方が変わってくるのではないでしょうか。

メンヘラ女は熱中しやすく飽きやすい


何かに依存するときは、ジェットコースターのような速さでハマりやすいのがメンヘラ女です。自覚のある無しは関係なく、好きになったらとことん依存します。そして、飽きるときも一瞬です。

依存してから飽きるまでの時間は個人差があると言えますが、次の依存先が見つかれば、前のものには一瞬で興味を失くしてしまうようです。新しく好きになったものからでないと、見返りがあっても自己肯定感が上がらないのでしょう。前のものから見返りをもらったとしても、嬉しく思えなくなるので、興味が薄れてしまうのですね。

メンヘラ女は浮気癖がある人も


依存して飽きての繰り返しばかりしているメンヘラ女の場合、一概に依存先に一途というわけでもないようです。依存先のことは相変わらず好きでも、思うように見返りをもらえない時は、他のものに寂しさを埋めてもらうことも。

恋愛を例にすると、彼氏となかなか会えないメンヘラ女が人恋しくて寂しい時、優しくしてくれる他の男性がいたら、飛びついて行ってしまうのです。

これは、自己肯定感の低さからできた寂しさの穴を、常に埋めてもらいたい願望があるからでしょう。彼氏がその穴を埋めてくれないのなら、他の人で代用しちゃうこともあるのではないでしょうか。

それでも本質的な満足には繋がらないので、結局は罪悪感を持って、更に自己肯定感を低くしていってるのかもしれません。

メンヘラな男性の特徴とは

メンヘラ女とメンヘラ男の違いとは、一体どのようなものでしょうか。共通しているのは、恋愛体質であるということです。

ただ、メンヘラ女は自己主張が激しいパターンが多く見られるので、メンヘラだとわかりやすそうです。それに対して、メンヘラ男はどのような特徴があるのでしょうか。

ブランド物が大好き


メンヘラ男も、メンヘラ女と同じく自己肯定感が低いです。なので、自分を飾り立てることで、見た目を誇張してしまう特徴があります。ただ好きなオシャレをするだけではなく、年齢に見合わないような高価なものを身につけて、自分の価値を服飾品に底上げしてもらっているのかもしれません。

その上、さりげないブランド使いではなく、大きくロゴを誇張したようなものを好む傾向があるようです。どこどこの高いブランドであることが理解してもらえなければ、着ている意味がないと考えるからでしょう。

頻繁に連絡してくる


メンヘラ男の連絡がマメなのは、依存体質とは少し違うかもしれません。特定の相手との連絡を求めるのではなく、常に誰かと連絡を取っていたいという気持ちがあるようです。もちろん、自分から連絡をマメにしなければ、相手からもマメには返ってきませんよね。なので、必然的に連絡頻度が高くなるのでしょう。

誰かから常に連絡がくる自分は、人から必要とされている人材だと思いたいのかもしれません。とはいえ、実際に誰かから頻繁に連絡が来るなら、あながちメンヘラ男の思い込みとは言えないでしょう。

見栄っ張り


相手が同性でも異性でも、食事を一緒にした場合、多くお金を払ってしまうのがメンヘラ男かもしれません。ブランド物を身につけるのと同じように、自分には余裕があると他人から認めてもらいたいという気持ちがあるようです。承認欲求の強さが、お金に反映していると言ってもいいでしょう。

本当に余裕があるかどうかは関係なく、払わなくてもいいものに対してお金を浪費してしまうのは、見栄っ張りですよね。

表面的に優しい


メンヘラな男は、頼られるととても嬉しいと感じるようです。自分は必要とされていると実感できるからでしょう。なので「頼れる男」という人物像をアピールするために、誰に対しても優しくすることも特徴です。

ただ、メンヘラ男が優しいのは、言葉上のことだけとも言えます。なんとなく誰も傷付かない言葉を選び、その場を切り抜ける術を持っているのでしょう。そうなると、相手の未来を見据えた優しさとは違ってくる場合もでてきますよね。

なので、その優しさは表面的であると判断されてしまうことが多いのかもしれません。

嘘つき


メンヘラ男の大半は、他者から嫌われるのを怖がっています。自分が有能で良い人間だと思われたい、承認欲求が強いからでしょう。

けれど、表面的な優しさを振りまいていると、矛盾が生じてくることもあるのです。その場を切り抜けるために言った小さな嘘や、自分の見栄のために言った小さな嘘が重なって、何が嘘で何が本当かわからなくなっているメンヘラ男も多いのではないでしょうか。

恋愛を例に考えると、彼女がいるけど他の女性と食事に言ったとき、食事以上のことはなかったとしても、彼女に嫌われないために他の男友達と行ったことにします。そうして言った嘘が後々バレそうになり、また他の嘘をつかざるを得なくなります。嫌われたくないという気持ちが大きくて、嘘を言う罪悪感が薄れてしまっているのかもしれません。

同情エピソードを持ってる


メンヘラな男性は、自分に興味を持ってもらうために、ちょっと可哀想なエピソードを持っていることが多いです。自分の話に感動してもらったり同情してもらったりすると嬉しいのでしょう。

嘘でできたエピソードかもしれませんが、本当の話の場合もあります。どちらにしろ、メンヘラ男は「過去に傷付いた自分の話」を他者にすることを厭わないタイプなのです。

「メンヘラ」と「ヤンデレ」の違いとは?

メンヘラというワードはよく目にするようになりましたよね。でも、ヤンデレという言葉も知れ渡っていると思いませんか?この二語は、同じようなものでしょうか。

実際、メンヘラとヤンデレは、似ているようで少し違います。恋愛に関して考えていくのがわかりやすいです。

愛を向ける方向が違う


メンヘラは、自分が愛されていることが一番の幸せになります。逆に、ヤンデレは、自分が相手を愛していることが幸せなのです。

ヤンデレと言えば、なんとなく恋人に執着しているイメージがあったりしませんか?もちろん、漫画などの創作物によって植えつけられたイメージかもしれません。とはいえ、ヤンデレは愛し方が通常よりも強烈で、少し行き過ぎていることが多いのです。

つまり、自分の愛し方を存分に相手にぶつけるヤンデレに対し、メンヘラは自分の望む通りに相手に愛して欲しいのです。

恋愛に積極的か消極的か


メンヘラは恋愛体質で、依存先を見つけると積極的にアプローチしていくようです。けれど、ヤンデレの場合は、それほど積極的にならない場合もあります。ヤンデレは愛し方が人と違っているので、交際という形にはこだわらないのかもしれません。

もちろん、恋愛に積極的なヤンデレもいることでしょう。とはいえそれは、愛した相手が手の届く距離にいる場合に限ったことかもしれません。愛した相手と恋愛関係になる望が持てない場合、ひっそりと人知れず愛するという選択肢を持てるのが、ヤンデレと言えるでしょう。

一方、メンヘラにとって、恋愛は自分を愛してもらうことですので、基本的に好きになる相手は射程距離にいる人だと言えます。

攻撃する対象が自分か他人か


全てのメンヘラが自傷行為をしているわけではありませんが、自己肯定感が低いために、負の感情を傷に置き換えるという行為は確かにあるようです。身体を傷付けることはなくても、嫌なことをわざと思い出す作業をすることで、心の自傷行為を行なってしまう人もいます。

対して、ヤンデレの場合、自分を傷付けることはあまりありません。愛する人との関係を邪魔するものを攻撃してしまうのです。「これさえいなければ、愛は完璧」という心理から、自分以外の人やものが攻撃対象になると言えます。

束縛願望の違い


先ほども紹介しましたが、ヤンデレと執着心を結びつける人もいるでしょう。ヤンデレは、晴れて好きな人と恋愛関係になった場合、恋人との間に邪魔が入ってはいけないと思っているのです。実際に実行するかどうかはさておき、自分の目の届くところで生活して欲しいと思ってしまうのがヤンデレと言えるでしょう。

対して、メンヘラは自分に自信が無いので、うまく束縛する術を知りません。もちろん、自分だけのために時間を使って欲しいと思ってはいるでしょう。でもそれは「他者が邪魔だから」という理由からではありません。自分への愛の大きさを示してほしいだけではないでしょうか。

メンヘラの束縛感情は「気持ちを行動で示せ」ということなので、ヤンデレのように物理的にそばにいることを求めるような行動ではないようです。

メンヘラな男女は恋愛が上手くいかない?

自分はメンヘラだと自覚している場合、恋愛にどのような問題が発生しやすいのか知っておきたいですよね。メンヘラの特徴をなるべく隠して付き合ったとしても、長く一緒に過ごせば相手に伝わってしまうでしょうし、そもそも隠しながら付き合いたくはないでしょう。

どういう問題が生じやすいのかを知っておけば、付き合う中で出てくる願望を上手に処理したりアピールしたりできるかもしれません。

依存や束縛を嫌がる人は多い


せっかく付き合っているなら週に1回以上は会いたい、と思う人も多いのではないでしょうか。うまく付き合うための取り決めだとしても、メンヘラではない人からすると、そういった制約を設けること自体が鬱陶しい場合もあります。

時間的な制約だけでなく、「他の人と仲良くしないで」などのあからさまな束縛も同じです。なにも限定されたくないと思う人は多いでしょう。また、「恋人がいなければ生きていけない」と依存されることを疎ましく感じる人もたくさんいます。

メンヘラの人は、依存してしまうのは恋人のことが好きだからだと思うでしょうが、恋愛相手にも誰にも依存しないタイプの人は、それを全く理解できません。恋愛していてもいなくても、自分のアイデンティティは揺らがないのです。

しつこくし過ぎて愛想を尽かされることも


メンヘラは、愛されたいと常に考えています。愛されるために、相手に尽くすタイプになる人がとても多いです。けれど、恋人が求めてないお節介をしたら、しつこいと思われる場合もあるでしょう。

いつも何かをしてあげたくて頻繁に連絡してしまうと、面倒に思われてしまいます。恋人に尽くせば、そのぶんだけ愛を返してもらえると期待したいところですが、むしろ逆効果に終わってしまう可能性が高いです。自分とは価値観に差があることを理解して、控えめにしたほうがいいかもしれません。

弱音を吐けば慰めてくれるとは限らない


何か嫌なことがあったりした時、恋人に弱音を吐くことってよくありますよね。メンヘラの場合、その嫌なことの原因が恋人本人であったとしても、恋人に対して弱音を吐きます。

たとえば、恋人から「忙しいからしばらく会えない」と言われて寂しさや不満が募ったとき、相手の都合を無視して「死にそう」などの病みワードを出してしまうことがあるのが、メンヘラです。

病みワードを出したとしても、相手はそれに対して満足な慰めをくれるとは限りません。どうしようもない事情があって会えないのはわかっているのに、恋人に不満をぶつけてしまうのは、本当に愛されているのかどうか不安になるからではないですか?

仮に病みワードを出して慰めてもらえたとしても、それが愛されていることの証明になるのでしょうか。恋人に無理をさせているだけかもしれませんよ。

共有できる時間に限度がある


仕事や学校がない時間は、全て恋人のために使ってもいいと思うメンヘラも多いのではないでしょうか。けれど恋人は、そういった自由時間を必ずしも恋愛に消費するとは限りません。一人の時間を大切にするタイプの人もいます。あなたが会いたいと思った時に必ず会えるとは限らないでしょう。

自分も恋人も休みで自由な時間であっても、会うことを強制してしまうと嫌われてしまう場合もありますよ。

メンヘラな男女が性格を改善するには?

落ち込んでしまうことが多くて、自分はメンヘラかもしれない…と思っている人はたくさんいるでしょう。メンヘラでいることって、周りからの印象どうこうよりも、自分が一番つらいですよね。メンヘラにならずに生きていけたらいいな、と思ったこともあるのではないでしょうか。

では、どのようにすれば、メンヘラ症状を改善できるのでしょう。

今の自分を受け入れる


まずは、自己肯定感の低さを少しずつ改善していきましょう。他人と比べてここが劣っている、あそこも劣っていると比べてばかりいるせいで、自己肯定感が低くなっているのではありませんか。他人と比べて劣っていると思う部分があったとしても、それは自分の物差しでしかありません。全ての人間が同じ評価をするとは限らないのです。

たしかに、自分はあの人よりも劣っていると考えて落ち込んでしまうことは、誰にだってあります。でも、あなた以外の人が見たら、あなたが劣っているとは思わないかもしれません。

つまり、優劣の基準はとてもあやふやで、絶対的なものではないのです。自分で自分を愛するのはとても難しいことですが、自分の良さを自分自身が実感すれば、他人から承認をもらわなくても平気になるでしょう。

今のありままの自分に自己満足してしまいましょう。「そんなの思い込みだ」と思うかもしれませんが、少しずつ自己肯定感が高まってメンタルが安定していくかもしれません。

恋愛以外のことに目を向ける


メンヘラは、恋愛体質の人が多いです。恋愛で承認欲求が満たされると、満足感がとても高くなりますが、逆に恋愛でうまくいかないと、自己肯定感がどんどん下がっていってしまうでしょう。

そこで、恋愛以外のことにも目を向けてみてはいかがでしょうか。恋愛や好きな異性だけでなく、この世界にはすてきなものがたくさん溢れています。好きな人から見返りをもらえなかった…と落胆してしまう気持ちは完全にはなくならないかもしれませんが、執着心が分散されると、もっと楽になるのではないでしょうか。

愛されたいなら自分を磨こう


恋愛以外のことに目を向けようとは言っても、恋愛関係の相手がいる場合、やっぱり愛されたいと思いますよね。自分が愛した分だけ見返りが欲しいと思うことも、不自然なことではありません。

深層心理でこう思ってはいませんか?相手に、愛を実感できる行動をしてもらいたい。そのためには自分の愛の大きさをわかってもらわないといけない。また、自分が尽くせば、相手は自分のことを手放さないはず。自分がしていることに感謝を覚えてくれたら、同じように大事にしてくれるんじゃないか、と。

残念ながら、尽くしたら愛されるという方程式は成り立たないこともあります。相手に尽くすのは悪いことではありません。けれど、相手のためではなく自分を磨くために時間を使うのも、愛される一歩になるのではないでしょうか。

自分磨きとは、外見を磨くことでもあり、内面を磨くことでもあります。あなたの魅力の引き出しをたくさん作りましょう。

愛の大きさは時間やお金で測れない


全然愛されない、見返りがないと落胆する前に、一度冷静になってみましょう。

まず、会ってくれないから愛されていない、プレゼントが安ものだったから愛されていないなど、愛の大きさを時間やお金に換算して考えるのをやめてみませんか。たしかに、共有する時間が多ければ多いほど嬉しい気持ちになると思いますが、一緒にいる時間が長いからといって愛が大きいとは限らないのです。

自分が相手を大事に思うがゆえにしている愛し方と、相手の愛し方は同じとは限りません。

メンヘラな男女と付き合う際の注意点とは?

恋人がメンヘラかもしれないと思ったことはありますか。もっと深い関係になったら、言動がどんどんエスカレートして、自分では支えてあげられなくなるのではないか…と不安になりますよね。

けれど、メンヘラは怖いものではありません。付き合っている相手によって、メンヘラ化が進むかどうかが左右されると言っても過言ではないのです。メンヘラな異性を好きになってしまったら、メンヘラにならないように誘導してあげたいところです。

他の異性の話はしない


メンヘラは嫉妬深いところがあります。できれば、他の異性の話をしないようにしましょう。職場の話をしたくて、どうしても登場してしまう異性がいたとしても、その人について詳しく語るのは控えるのが得策と言えます。

なぜなら、好きな人から他の異性の名前を聞いただけで、嫉妬感情を持ってしまうのがメンヘラだからです。仕方なく話の中に出てきてしまった異性がいるとしても、同じ人の話を頻繁にするのはやめましょう。

これは芸能人でも同じです。比較対象をはっきりさせられると、その芸能人より劣っていると思い知らされて、メンタルに影響してしまうかもしれません。

相手が怒っている時は落ち着くまで待つ


メンヘラの恋人が何かについて怒っている時は、何を言ってもおさまりません。理屈で説き伏せることはできないのです。

なぜなら、「結局、愛してないってことなんだ…」というネガティブな感情が根底にあるからです。愛を実感できていない恋人に言葉を尽くしても、和解するのは難しいでしょう。

恋人が「言いすぎてしまった」「どうかしていた」と反省して冷静になることがあります。そのタイミングが来るまで待ってあげましょう。早々に喧嘩を買ってしまうと、取り返しがつかないことになるかもしれません。

気持ちを言葉にする


メンヘラは、大好きな恋人に認めてもらいたいのです。行動で大事にしていることを示すのもいいですが、言葉でも伝えてあげましょう。

好きなら好き、愛してるなら愛していると、言葉にして伝えてあげると、承認欲求が満たされ、恋人の感情は落ち着くでしょう。

もちろん、口だけではダメです。それ相応の行動を伴えるような言葉を選ぶことが大切です。嘘の言葉はすぐに見抜かれてしまいます。メンヘラは人の言動を疑う傾向が強いので、たとえ恋人相手でも「自分に攻撃してくるのではないか」と防衛線を張っていると思ってください。

嘘の言葉でその場をしのぐのではなく、心からの愛の言葉を伝えてあげることが、メンヘラ解消につながりますよ。

セックスは濃厚に


メンヘラは、愛の大きさを身体で示してもらうと、とても満足するようです。その行為をしているときは絶対に他者の介入がないですよね。好きな人に自分一人が全力で求められていることが、何よりの幸福につながるのでしょう。

なので、淡白にならずに、しっかりと愛してあげることで満足度は上がります。どうやってやればいいのか分からない場合は、口以外の場所、たとえば背中や首などにキスをしてみてはいかがでしょう。愛が伝わりやすいですよ。

メンヘラな恋人と別れたい…上手く別れる方法とは?

ストレスに満ちた世の中では、誰がいつメンヘラになってもおかしくありません。いつか恋人の心が不安定になり、自分では支えてあげられなくなるときがくるかもしれません。

とはいえ、あなたはメンヘラのメンタルを良好に保つための道具ではありません。別れたいと思ったのであれば、解放されてもいいはずです。

でも、できれば上手に別れたいですよね。では、どうやって別れを切り出せば、スムーズにいくのでしょうか。

別れの理由を相手のせいにしない


別れを切り出すなら、理由は絶対に必要ですよね。わざと突き放そうとして「あなたにうんざりしたから」なんて言ってはいけません。相手を理由にするのは控えましょう。

相手の欠点を理由として挙げたとしても、「じゃあそこは直す」と言われてしまうのがオチです。「直したところで無理だ」とさらに伝えても、話がこじれるだけではないでしょうか。

また、相手の欠点を指摘してしまうことで、必要以上のコンプレックスを与えてしまうかもしれません。一度は好きになった人なのですから、その後の人生に悪影響を及ぼさない別れ方がいいですよね。

なので、別れの理由は相手のせいにせず、自分の都合であることにしましょう。本来の理由が別だったとしても、うまく別れたいのならそうするべきなのです。

別れ話は人目のある場所でする


密室や電話などではなく、別れ話をするのは人目に付く場所がおすすめです。恋人の心が不安定になっている場合、別れを切り出されたら、冷静ではいられなくなる可能性が高いでしょう。けれど、第三者から見える場所であれば、興奮は多少緩和されます。体裁を気にして、冷静になってくれる可能性もありますよね。

また、恋人の行動が予測できない場合は、なおさら二人きりではないほうがいいでしょう。

連絡を突然遮断しない


「別れよう」といきなり切り出すと、相手は混乱して興奮してしまいます。焦らず、ゆっくりと事態を飲み込んでもらう時間が必要です。「なんとなく前から雰囲気でわかってたかもしれないけど…」なんていうのも、通用しません。

「実はこう考えている」と少しずつ自分の気持ちを話していき、タイミングをみて、別れを伝える瞬間を迎えることをおすすめします。

別れのための準備期間を設けてあげれば、別の異性に目を向けてもらえるかもしれません。そうなれば、別れるのは簡単になると言えます。

メンヘラに情を見せない


しっかり納得してもらい、別れることが決定したら、もう干渉しないようにしましょう。恋人が早くも別の異性に目を向けていれば、いい友達になれる場合もあるでしょう。けれど、そうではない場合、ズルズルと相手の感情を引きつけてしまうだけになります。

やっぱり心配だから…と連絡を取り続けてしまうと、別れた意味がなくなってしまうことも。別の異性を見つければ、すぐにあなたに興味をなくします。それまでは追われる立場になるかもしれませんが、自分たちはもう別れたのだとわかってもらうことも必要です。

メンヘラの特徴を理解しよう!


メンヘラな人を好きになってしまうと、ちょっと大変だなと思う瞬間がやってくるかもしれません。しかし、その恋愛が上手くいく可能性だってあります。そのためには、メンヘラな人と付き合う際の注意点を参考にし、メンヘラな人の特徴をよく理解しましょう。そうすることで、相手の事を深く知ることができるはずですよ。

一方で、メンヘラな恋人に疲れてしまった場合は、相手を刺激しすぎない程度にキッパリとした態度を取るべきです。毅然とした態度をとり続けることで、上手く別れることができるでしょう。

どちらにしても、メンヘラな人の特徴を知ることは大事なので、頭にインプットし、上手に付き合っていってくださいね。

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