ジムでの出会いは本当にあるの?
ジムに入会したからといって必ずしも出会いがあるとは限りませんが、これまでと比べて同年代の男女が出会う確率が増えたことは確かでしょう。そこで今回は、ジムでの出会いについて詳しく解説します。
ジムでの出会いはナンパと同じ
ジムに通えば自然と異性に出会ったり、担当のトレーナーさんと恋愛をしたりできると思っている人もいることでしょう。しかし、ただトレーニングをしているだけでは異性との出会いはありません。
ジムで出会いを探すには気になる異性に声をかけなくてはならないのです。つまり「ナンパ」ですね。とはいえ、路上で声をかけるナンパとは違ってジムは狭い空間に人が密集していますし、トレーニングという共通の目的もあるため声をかけやすい環境です。
そのため、路上でするナンパに比べると難易度が低いでしょう。しかし、声かけに失敗すればトレーニングルームが一気に気まずい空間へと変わってしまうので、注意が必要なのです。
ジムに通うとモテるかも?
ジムに通えば必ずしも出会いがあるわけではありません。しかし、ジムに通って体を鍛えておくことは、健康的な体作りができるだけでなく魅力的なボディを手に入れることに繋がります。
素敵な異性を見つけることができても、たるんだ体でアタックするのは少し気が引けますよね。そのため、いつ異性に出会っても良いようにジム本来の目的であるトレーニングを行って、身も心も引き締めておきましょう。
ジムで出会いを探すメリット
自分磨きをしながら出会いを探せる
ジムで出会いを探すメリットとして、自分磨きをしながら出会いを探せるという点が挙げられます。異性からモテるために日頃から自分磨きをしている人は多いですし、中でもジムを利用して自分磨きをする人は多いでしょう。
ジムで自分磨きをする男女は、美しく魅力的な体を作るためなら努力を惜しみません。そのため、ジムに通うことは自分磨きを楽しむだけでなく、ストイックで向上心の高い素敵な異性との出会いへと繋げることができるのです。
街中でのナンパより声をかけやすい
冒頭でもご紹介しましたが、ジムでの出会いは所謂「ナンパ」です。しかし、路上でするナンパに比べると比較的声をかけやすいといったメリットがあります。
すれ違いざまに「こんにちは」「お疲れ様です」と挨拶したり、入会してすぐのうちはトレーニング器具に慣れていないことを理由にして「使い方を教えてもらえませんか?」と話しかけたりすることもできるでしょう。
そして、ジムの良いところは、約束しなくても何度も顔を合わせられることです。気になる異性の通っている時間帯を狙って行けば、自然とジム仲間になって会話が増えていくことでしょう。
相手の中身を見ることができる
ジムでの出会いは「単純接触効果」を期待することができます。この場合の単純接触効果とは、同じ人と何度も顔を合わせることによって警戒心が薄れ、次第に好意を抱くようになることを指します。
例えば、毎日のように通う学校や職場ではこの単純接触効果が起こりやすく、相手の中身までじっくりと観察することができますよね。しかし、合コンやナンパといった出会いでは、外見や第一印象など、その場のイメージだけで相手の性格を決めてしまいがちです。
最初のイメージが相手にとって最悪なものであれば、次の約束に漕ぎ着けることができないのです。しかし、ジムでの出会いは学校や職場のように単純接触効果が起こりやすいため、互いの中身を知ってからデートに誘うことが可能となります。
心拍数の上昇が吊り橋効果に繋がる
ジムでの出会いは「吊り橋効果」を期待することもできます。吊り橋効果を簡単に説明すると、緊張して心拍数が上がっていると脳が恋愛感情でドキドキしていると勘違いして、一緒にいる異性が気になり始めるのです。
ホラー映画を一緒に観たり、一緒にお酒を飲んだりすることはもちろんですが、一緒にスポーツをして心拍数を上げるのも、この吊り橋効果に繋がります。そのため、ジムは気になる異性の意識を自分に向けるのにぴったりな場所なのです。
ジムで出会いを探すデメリット
関係を進展させるのが難しい
ジムで出会いを探すデメリットには、関係を進展させるのが難しいという点が挙げられます。お互いに冗談を言える仲まで発展したとしても、それはあくまでジムの中での話です。
ジムで出会った人を邪険に扱うわけにもいきませんので、気を遣って話を合わせてくれている可能性もあるでしょう。仲良くなれたと思っていたのは自分だけというケースもあるので、関係を進展させたいのであれば慎重に行動しなければなりません。
好きな人を独り占めできない
上述したように、スムーズにトレーニングを行うためには、ジムで出会った人を邪険に扱うわけにはいきません。そのため、気になる異性以外の人間ともフレンドリーに関わる必要があります。
せっかく好きな人と同じ時間帯にトレーニングができたとしても、他の人に話しかけられて会話することができなかったり、2人きりの会話を楽しみたいのに大勢で話すことになってしまったりします。好きな人以外と関わることで、好きな人を独り占めできないデメリットが生じるのです。
良いところを見せたくて無理しがち
こちらは男性にありがちなデメリットなのですが、好きな女性が目の前にいるとどうしても良いところを見せようと張り切ってしまいます。そのため、いつもより重量のあるウェイトトレーニングに挑戦してみたり、いつもより速いテンポでトレーニング器具を使ったりすることも。
これでは、後の疲労が大きくなりますし、下手をすれば怪我に繋がる恐れもあります。ジムでのトレーニングは自分のすごいところを好きな人に披露する場ではなく、あくまで目的のためにトレーニングする場だということを忘れてはいけませんよ。
会費がかかる
ジムで出会いを探す最大のデメリットといえば、会費がかかるということではないでしょうか。何度も解説したように、ジムに入会したからといって必ずしも出会いがあるとは限りません。
トレーニングが目的で出会いはその次、というのであれば特に問題はないでしょう。しかし、出会いが目的でトレーニングはそのついでという場合は、正直言ってお金と時間の無駄です。
なので、出会いを1番に考えているのであれば、結婚相談所や婚活パーティーに会費を支払っている方が、お金と時間を無駄にせずに済むことでしょう。
ジムで出会うための方法
同じ曜日の同じ時間帯に通う
ジムで異性と急接近するためには、同じ曜日の同じ時間帯に通うのがおすすめです。そして、気になる異性も同じ曜日の同じ時間帯に通っていたら、チャンスです。顔馴染みから挨拶をする仲へと発展させ、会えば何かしら会話をするまでの仲に進展させましょう。
ジムに通うおすすめの曜日と時間帯は、平日の19時以降です。仕事が終わった後に寄る人が多く、同年代の異性に出会える確率がグンとアップします。さらに、気になる異性が休日にも通っていたら、休みの日にデートする相手がいないということ。恋人がいない可能性が高まります。
会うたびに軽く挨拶する
ジムで異性と出会うためには、日頃から軽い挨拶を心がけましょう。何度も挨拶を交わしていくうちに、ちょっとした会話にも発展しやすくなります。
ただし、気になる異性にだけ挨拶するのはNGです。見知らぬ異性から自分だけが急に挨拶されたら驚きますし、引いてしまう可能性もあります。
挨拶をするときは、受付係やトレーナーはもちろん、顔馴染みのメンバーなど、性別や年齢を問わず声をかけましょう。
下心はしまっておく
ジムに通う人たちはトレーニングを目的として入会しているため、下心を持った状態で入会するのはNGです。自分では下心を上手に隠しているつもりでいても、周りから見れば一目瞭然でしょう。これでは恋愛に発展するどころか、避けられてしまう可能性の方が高まります。
特に、トレーニング中はトレーニング着に着替える人が多いので、下心を持っていると異性の体ばかりに目がいってしまうことも考えられます。見られている方は不快に感じるので、下心はしまっておくように努力しましょう。
香水ではなく柔軟剤を
ジムでモテたい、気になる異性に好かれたいがために、身なりに気をくばることもあるでしょう。しかし、ここで注意しなければならないのは「匂い」です。
トレーニング中の汗の匂いを気にして香水をつける人が稀にいます。本人は良い匂いと思い込んでいても、汗と混じって変化した香りは周囲の人にとって苦痛となる可能性もあるでしょう。
トレーニング時に匂いが気になるのであれば、香水をつけるのではなく、柔軟剤で仕上げたトレーニング着を着用することをおすすめします。どうしても香水を使いたいときは、スポーツと相性の良い香水を探し、付け方にも注意しましょう。
ジムで出会うのは難しい?ジムでの難関ポイント
すでにパートナーがいる可能性がある
近頃では若い独身女性の会員もたくさんいるので、一昔前と比べれば同年代の男女が出会いやすくなりました。しかし、ジムに入会して気になる人を見つけたとしても、相手に既に恋人がいたり、既婚者だったりすることもあります。
街コンや結婚相談所であれば、双方とも出会いを目的に参加しているので、パートナーがいないことは明らかです。しかし、出会いを期待してジムに入会するときは、パートナーの有無は知りようがないので、アプローチする前に相手の恋愛事情をさりげなくリサーチする必要があるでしょう。
トレーニング目的で来ている人が多い
ジムで出会いを求める上で最大の難関ポイントは、トレーニングを目的として入会している人が多いことでしょう。中には出会いを期待している人もいるかもしれませんが、大半の人は「出会えたらラッキーだな」くらいにしか思っていません。
そんな場所で下心を持って入会すれば当然スタッフにも目をつけられますし、色恋沙汰で出入り禁止になる可能性もあるのです。何度も解説しましたが、下心だけはしまっておくように心がけましょう。
グループができていると入りにくい
アットホームな雰囲気のジムでは、なんとなくグループができあがっていることも多いことでしょう。とはいえ、良い大人ですので、新しく入会した人を邪険に扱ったり避けたりするようなことはほとんどありませんが、できあがっているグループに入るのは勇気がいるものです。
そんなときは、グループレッスンのあるジムを選ぶと良いかもしれませんね。大学のサークル活動のような感覚でトレーニングにのぞむことができますし、個人でトレーニングをするジムに比べて異性の友人を作りやすいです。
入会しないとジムの雰囲気がわからない
そもそも入会しなければジムの雰囲気がわからないという点も、難関ポイントの1つでしょう。出会いを求めて入会したのに他者との私語が厳禁だったり、ほとんどの会員がイヤホンをしてトレーニングに没頭していては、挨拶を交わすことすら難しいですよね。
さらに、入会してみたら若い人がほぼいなくて年配者ばかりだったということもあり得ます。ほとんどのジムでは入会前に「体験会」を設けていることが多いので、まずは体験会に参加して雰囲気を探ってみてくださいね。
ジムでの出会い恋愛エピソード【成功編】
同じ時間帯に通う人と恋愛関係に
「僕と彼女が出会った場所はスポーツジムです。たまたま同じ曜日、同じ時間帯に通っていたこともあってすぐに顔なじみになり、気付けばジム帰りに居酒屋へ行くまでの仲に発展。僕はもちろんのこと、彼女からも好意が感じられたので思い切ってデートに誘いました。そして恋愛関係へと発展し、今では一緒にジムに通っています。」(29歳/男性/営業)
ジムで出会うための方法でもご紹介しましたが、気になる異性と仲良くなるためには、同じ時間帯に通って顔馴染みになることがポイントのようですね!
ジムのトレーナーに一目惚れ
「ダイエットのために入会したジムは、トレーナーさんと1対1でトレーニングするスタイル。そして担当のトレーナーさんに一目惚れし、『痩せたらデートして!』と冗談交じりにアタック開始。そして目標体重に近づいてきた頃、『デート、どこに行きたいの?』と彼から言われて…。目標を達成してジムは退会しましたが、彼とは今もラブラブです♡」(26歳/女性/美容師)
近頃はトレーナーと1対1でトレーニングをするジムも増えています。事前にリサーチして、好みのトレーナーのジムに通うのもおすすめですよ。
受付の女性と結婚しました!
「スポーツジムに入会しようと受付に行ったとき、とても素敵な女性が手続きをしてくれました。そのときの女性が僕の妻です。妻の出勤日には毎回通い、トレーニング終わりに受付に寄って話すということを繰り返していたある日、『他の会員さんの迷惑になるから外で話を聞いてあげる』と言われてLINEを交換。粘った甲斐ありました!」(32歳/男性/IT系)
ジムで出会う相手は、他の会員やトレーナーに限りません。受付業務をしているスタッフも狙い目です!
年配の会員が恋のキューピッドに!
「通っているジムは老若男女問わず仲良しで、とてもアットホームな雰囲気でした。そんなとき、年配の会員さんから『今度出演する舞台を見にこないか』とお誘いがあったのです。たまたまその場に片思い中の女性もいたので、『せっかくなので一緒に行きませんか?』と誘い、連絡先の交換に成功。その後何度かデートを重ねて、無事交際に発展しました。」(28歳/男性/製造業)
年配の会員が多くとも、ひょんなことがきっかけで気になる異性と近づく可能性も!恋愛に積極的になれない人は、アットホームなジムに入会するのもおすすめですよ。
ジムでの出会い恋愛エピソード【失敗編】
ジムに通わなくなり自然消滅
「ダイエット目的でスポーツジムに入会し、痩せただけでなく彼氏までゲットすることに成功!しかし、もともと飽き性な私は、痩せて彼氏ができたことに満足してジムに通うこともなくなり、さらにはリバウンド。太った姿で彼に会う自信もなく、ジムも退会して自然消滅しました…。」(26歳/女性/飲食業)
せっかく幸せを掴んだのに、飽き性な性格が原因でその幸せを手放してしまう可能性も…。ジムで出会いを求めたいのなら、継続する力も大事ですね。
好きになった相手は既婚者だった
「入会したジムでとても魅力的な男性と出会いました。その人は誰にでも優しく接するのですが、私にだけボディタッチも多く、いつしか私は特別なんだ!と思い込むようになりました。するとある日、彼と付き合いの長いトレーナーさんが、『久しぶり!奥さんも元気?』と彼に話しかけているところを目撃。好きになる前にフリーかどうか確認すればよかったです。」(24歳/女性/介護士)
ジムで出会った気になる異性に、恋人や配偶者がいる可能性もあります。傷つく前に、フリーかどうかをリサーチしておくことも重要です。
思わせぶりな行動にまんまと…
「僕の好きな人はジムで受付をしていました。そして、『◯◯君も鍛えたらもっとかカッコイイのに!』と言われて、彼女の働くジムに入会したのです。しかしいざ入会すると、彼女と接するどころか外で会うことも断られて…。後で知ったのですが、入会数と来客数のアップのために思わせぶりな行動をされ、僕はまんまと騙されたようです。」(33歳/男性/販売業)
ジムに入会してから出会いを求めるケースもあれば、好きになった人がジムで働いているというケースもあるようです。ノルマ達成のために利用される場合もあるので注意してくださいね。
お節介おばさんに目をつけられて
「時間もあるし、あわよくば出会いがあれば…という思いでジムに入会。そこでお節介おばさんに目をつけられてしまいました。『あのトレーナーと絶対に合うわ!こっち来て!紹介するから!』などと、会うたびに誰かとくっつけようとするのです。確かに出会いを求めて入会しましたが、こんな思いをするなんて…。結局面倒になり退会しました。」(29歳/女性/不動産業)
ここまでされると自分もジムに居づらくなってしまいますよね。お節介おばさんとの接触を避けるためには、年齢層が低めの会員が多いジムに入会するのがおすすめです。
ジムで異性と出会いたいときの注意点
話しかける人をきちんと選ぶ
ジムで異性と出会いたいのなら、話しかける人をきちんと選びましょう。会員の中には話しかけられることを苦手とする人もいます。
相手が人見知りの場合はもちろん、そうではない場合でも、あまりにもしつこく話しかけると不愉快な思いをさせてしまう可能性もあります。自分自身もジムでの居心地が悪くなってしまうので、話しかける人を見極めるようにしましょう。
いきなり距離を縮めようとしない
気になる異性を見つけたからといって、いきなり親しげに話しかけるのはNGです。「この辺に住んでるの?」「恋人はいる?」「休みの日は何してるの?」等とプライベートなことをしつこく尋ねると、不快な気持ちにさせるどころか恐怖を与えてしまう可能性もあるでしょう。
たった数回会っただけで連絡先の交換を迫るのも同様です。ジムでの出会いは適度な距離感を大切にしましょう。
相手をジロジロと見過ぎない
気になる異性がいたら目で追いたくなるかもしれませんが、ジロジロと見過ぎてしまうのはいけません。相手もこちらに好意を持っていれば話は別ですが、そうでなければ嫌悪感を持たれてしまいます。
ジムで恋愛を楽しみたいのであれば、たまに目があって会釈をしたり微笑んだりする程度の距離感がポイントです。
ジムのルールをしっかり守る
ジムは自分だけのトレーニングスペースではありません。会員全員で共用するスペースです。トレーニング器具を正しく使用することはもちろん、休憩室での過ごし方、更衣室やシャワールームの使い方など、ジムのルールをきちんと守りましょう。
マナーやルールを守ることは人として当然のことではありますが、それらをきちんと守ることができる人は魅力的に映るものです。
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