コンドームのサイズがわからない!測り方って?
「試しに買ってみたけど、サイズが合わない」となってしまうと、セックスが存分に楽しめなくなってしまいますし、何よりお金がもったいないです。正しい測り方を知っていれば、そんな失敗も無かったかもしれません。
とはいえ、ペニスの形は人それぞれですから、ベストなコンドーム選びは実際なかなか難しもの。また、測り方が分からないという男性も少なくないはず。今回は、ペニスのサイズの測り方、それに伴ったコンドームの選び方をご紹介します。
サイズの測り方の前に!コンドームの基礎知識
コンドームのサイズは4種類
コンドームには基本的に、S・M・L・XLの4種類のサイズがあります。メーカーによって若干の違いはあるものの、それぞれの大きさはだいたい決まっています。それぞれのサイズについて詳しく見ていきましょう。
Sサイズの大きさ
Sサイズのコンドームは概ね、直径27ミリ~31ミリ程度の人用で、外周だと約8.4センチ~9.1センチぐらいです。
小さいサイズを買うのは恥ずかしいと思う男性もいるかもしれませんが、サイズを間違えるとコンドームの機能を果たすことができません。無理に大きなものを買わずに適切なサイズのものを買いましょう。
サイズの記載がないSサイズ専用のメーカーもあります。そういったブランドだと購入もしやすいでしょう。
Mサイズの大きさ
Mサイズは直径が約32ミリ~36ミリ、外周が10センチ~11.3センチぐらいで、標準サイズと言われています。標準サイズだけあって種類も豊富。それだけに選ぶのが難しいサイズとも言えるでしょう。
メーカーごとに微妙にサイズが異なってきます。数ミリの違いでも感覚は大きく異なるので、自分にあったコンドームを見つけるのに、試行錯誤する必要があるかもしれません。
Lサイズの大きさ
直径が約37ミリ~42ミリ、外周13.5センチ~15センチの人は、Lサイズになります。全体的に大きめの人や、亀頭が大きい人はこのサイズのコンドームが良いでしょう。Lサイズは種類も豊富でサイズもある程度均一となっています。いろいろな種類を試すのも面白いかもしれませんね。
XLサイズの大きさ
超ビッグサイズの人は、XLになります。全体的に太い人や、亀頭がデカイ人はXLが良いでしょう。XLを出しているメーカーは少ないため、選ぶ余地が無いのが残念なところ。
しかしながら、ゴムがキツイとセックスに集中できず、女性の膣の感覚を味わえない為セックスが楽しめません。大きい人は迷わずこのサイズを選びましょう。
コンドームのサイズの測り方を解説!
まずは勃起させる
ペニスの測り方の手順として一番はじめにすること、それは勃起させることです。コンドームは勃起した状態で使用しますから、当然勃起させる必要があります。エロい雑誌、ウェブサイト、アダルトビデオ等を使うか、パートナーに愛撫してもらうなどして勃起させましょう。
亀頭部分の直径を測る
ペニスは単純な円柱型ではありませんよね。適したコンドームのサイズの測り方として最も重要なのは、最も大きな部分のサイズを測ること。つまり亀頭の部分のサイズに合わせてコンドームのサイズを選ぶことになります。
コンドームのサイズは直径で表示されますから、亀頭の部分の直径で選ぶのが良いでしょう。コンドームは伸縮性がある為、亀頭のサイズで選べば、ある程度のペニスの形に対応します。
根元から亀頭までを計る
あらかじめペニスの長さを測っておけば尚良いです。その際の測り方としては、ペニスの表側の根元から先端までの長さを図るようにしましょう。極端に長くない限りは、コンドームは伸縮性もあり、ほとんどの長さのペニスに対応しています。
ペニスが短くても、あまり気にする必要はありません。それよりも太さをポイントにして選ぶのが良いでしょう。
形も把握しておく
測り方と共に重要なのが形。ペニスには色々な形があります。それに合わせて最近はコンドームも進化しており、色々なタイプのペニスにフィットするよう種類が豊富になっています。
単純に全体的に太いペニスや亀頭が大きめなペニス、全体的に細いペニスなど、サイズと共に形状も把握しておくと、より自分に合ったベストなコンドームを選べます。自分にできるだけジャストフィットするコンドームを選ぶのがおすすめです。
測り方がわかったらコンドームのサイズを選ぼう
メーカーによってサイズが微妙に違う
大まかなサイズは一緒ですが、実はメーカーによって同じサイズでも微妙に大きさが異なります。例えば、サガミのコンドームはMサイズで36ミリですが、オカモトのMサイズは33ミリと、3ミリの差があります。
たった3ミリですが、この3ミリの差は、感覚としてはかなり大きな違いになるでしょう。特にMサイズは標準とされるだけに種類も豊富。それに伴いサイズも32ミリから36ミリまでの幅があるようです。
測り方を知っていても、メーカーよるサイズの違いを知らないと、間違ったコンドームを選んでしまいがち。数ミリの違いを測るのは難しいでしょうから、ベストサイズを見つけるには、やはり試してみるしかないと言ったところでしょうか。
着けた時に少しキツいサイズがおすすめ
装着した時に、ややキツめのサイズのものがおすすめ。緩いと途中で外れたりして避妊の効果が無くなってしまいます。逆にキツ過ぎると、違和感でセックス自体が楽しめません。
着けたときにピッタリとハマっている場合は、ややキツい感じになります。タイトなジーンズがピッタリとフィットするような感覚でしょうか。ある程度試していくと「自分のピッタリ感」というものが分かってくるでしょう。
お試し品で装着感を確認しよう
洋服のように試着することはできませんが、安価なお試し品を購入することは可能。基本的に、コンドームのバラ売りはありませんから、安くお試し品が購入できるのは嬉しい限りですよね。
今ならネットショッピングで簡単に購入できますから、店舗でのスキンの購入に躊躇してしまう人でも気にせず購入できます。
自分にあったシェイプを選ぶ
昨今のコンドームはペニスの形状に合わせて選べるようになっています。ソーセージのようなストレートタイプ、亀頭がデカい球根型、根元から亀頭までデカい巨根等、自分に合った形状のものを選ぶとよりフィットするでしょう。
その他、小さい人でも竿の部分が細くつくられたスクイーズ型等、様々な種類があります。正しい測り方で自分のサイズを把握した後は、コンドームの形にも注意して選ぶことで、よりベストなマイコンドームを見つける事ができるでしょう。
サイズの測り方&コンドームの選び方の注意点
長さはへその根元から測る
基本的にペニスを測るときは、おへそ側のペニスの根元から測るようにするのがコツ。また、ペニスが真っ直ぐではなく、カーブしている人もいるでしょう。そういった人の場合、定規ではなく裁縫用のメジャーを使うと良いです。
コンドームは、ほとんどのペニスの長さに対応できるように作られています。極端でない限り、長さはあまり心配する必要は無いでしょう。
抜ける危険性があるため選ぶのは慎重に
サイズが合わないものを着けると、性行為中に破れてしまうおそれがあります。そうなると避妊の効果が無くなってしまうばかりか、ゴムが膣内に残ってしまう危険性も出てきます。正しい測り方を知り、的確なサイズのものを選ぶようにしましょう。
亀頭の測り方
一番太い部分が亀頭です。亀頭を測るときは、一番太い横幅を測るのがコツ。ペニスの上側を測るようにします。この際ノギスで測ると正確な数値を出すことができます。ノギスは100円ショップで売っているもので十分でしょう。
横に太いのが一般的ですが、ペニスが縦に太いという人の場合は、亀頭の太い部分から縦に測るようにすると良いです。
太さの測り方
全体的な太さの測り方としては、裁縫用のメジャーを使うのがおススメです。その際、最も太い亀頭の部分を測るようにし、その大きさに合わせてコンドームのサイズを選ぶようにしましょう。
基本的に、ペニスは亀頭部分が一番大きくなっていますが、亀頭以外の部分が一番太い人は、その部分を測ってゴムを選ぶ必要があります。
コンドームのサイズに関する失敗談
キツめを選んだら小さすぎて破けた
「少しキツめのものが良いとのことだったので、ワンサイズ下を選んだらキツ過ぎて、装着時に破けました」(20歳/男性/学生)
「急いでいたのでドラッグストアに置いてあったものを適当に購入。少しきついなと思いながらも着けていたら、セックス中に破れるというハプニング。ゴムなので伸びるだろうとおもっていたのでびっくりしました」(28歳/男性/会社員)
「ラブホテルに置いてあるものを使うのですが、そのホテルには自分のサイズが無く、やむなく小さいサイズを装着。直ぐに破けて使いもにならず。それでテンション下がって、結局その日はただ一緒に眠って帰ってきました…」(30歳/男性/営業職)
伸縮性のあるゴムであっても破けることはあるようです。特に、ラブホテルに準備されているコンドームは安いものを置いてあることが多いそうです。正しい測り方で自分のサイズを熟知し、できれば自分に合ったコンドームを持参したいですね。
中で抜けて取れなくなってしまった…
「ちょっと大きめのサイズのゴムを買ってセックスしたら、挿入中に抜けてしまい、取れなくなってしまいました。最終的に何とか取り出すことができたけど、彼女にめちゃくちゃ怒られました」(24歳/男性/アルバイト)
「初めてのセックスで、自分のあそこの測り方も知らなかったので、とりあえず良さそうなゴムをパケ買い。そしたら緊張したせいもあってか、中で抜けて取れなくなってしまいました。焦ってセックスどころじゃなかったです」(18歳/男性/学生)
自分に合ったサイズのコンドームを見つけるということをしない男性も少なくないようです。コンドーム選びはとても重要。ちゃんとサイズの測り方を覚えて適切なゴムを選ぶのは、相手の女性の為とも言えるのではないでしょうか。
測り方を間違えてフィットしなかった
「初めてのコンドーム選びで、アソコの太さを測ってゴムを買ったものの、測り方がわからず外周を測ったので、どれが良いか分からず。結果小さいサイズを選んでしまってスムーズにはめることができず。その段階で萎えてしまいました」(19歳/男性/学生)
「定規で太さを測ってMサイズだったので、Mサイズを購入したけど微妙に小さかったようで、時間の経過と共に段々痛くなってきました。最終的にイケずじまい。測り方を間違えたようです」(33歳/男性/建設業)
ペニスの測り方を間違えて失敗してしまうことはよくあるそう。特にMサイズは、同じMサイズでもメーカーによる違いが大きいため、事前の調査が必要となりそうです。
緩すぎて笑われた
「初めての彼女とエッチするためにコンドームを買うことに。購入時に彼女も一緒にいたので、見栄を張ってワンサイズ大きめのコンドームを買いました。実際に着けるとあまりにも緩すぎて、『大きすぎじゃない?』と笑われました」(19歳/男性/学生)
「小さいのがコンプレックスなので、いつもあえて大きめのコンドームを所持していました。実際にセックスすることになって、小さいのがばれて失笑を買う羽目になってしまったのを今でも覚えています」(33歳/男性/会社員)
測り方を知らない男性以外に多いのが、実際のサイズよりもワンサイズ大きいコンドームを買おうとする人。やはりアソコが小さいことで悩んでいる男性は少なくないようです。
女性は、男性が思っているほどペニスの大きさを気にしていません。コンドームはジャストサイズを選ぶようにしましょう。
キツ過ぎて装着中にイッた
「ゴムのサイズが小さすぎてうまくはめれず、彼女に手伝ってもらっていたところ、彼女の手の動きとゴムの締め付け具合が絶妙によくて、装着中にイッてしまいました」(21歳/男性/学生)
「風俗嬢に口でゴムをはめてもらっていたら、ゴムが小さくてなかなか入らず。でも装着する作業が気持ち良くてイッてしまいました」(32歳/男性/営業職)
逆にゴムがキツ過ぎて、装着中にイッしまうというユニークな例もあるようです。そういった人は、自分でコンドームを装着する練習をするのがおススメ。測り方を身につけた後は、できるだけ色々なメーカーのゴムを試すのが良いでしょう。
コンドーム選びのサイズ以外のポイント
薄さ
本来であれば、ゴムを着けずに生でセックスするのが一番気持ちいいですよね。だとすると、当然ゴムが薄い方が良いわけです。やはりゴムの薄さは、サイズの測り方と同じくらい重要なポイントになってきます。
最近では0.03ミリ~0.01ミリが標準化していて、どのメーカーもかなり薄い作りになっています。実際に膨らませるとゴムの向こう側が透けて鮮明に見えるほどです。また、サイズの測り方を間違えなければ、薄いからといって破れやすいということもありません。
薄ければ薄いほど、生の感覚に近いセックスを楽しむことができるでしょう。
香り・ゼリー付き
「香り・ゼリー付きが重要なの?」と思われるかもしれません。コンドームは男性が装着するものですが、それは女性の為ですよね。つまりコンドームの選択には女性の視点を持つというのも大事というわけです。
香り付きであれば、女性にもウケが良いですし、その場を和ませてくれる効果もあるようです。また、ゼリー・ジェル付きのゴムは挿入時の負担を軽減させてくれるので、女性に優しいコンドームと言えるでしょう。
また、中にはイボ付きのコンドームなど、女性が気持ちよくなる仕組みのものもあるようです。ペニスの測り方だけでなく、女性の目線でコンドームを選ぶことを知れば、あなたの評価も上がるかもしれませんよ。
ランニングコスト
セックスの頻度が多い若いカップルなどは、ランニングコストにも注意したいもの。たかがコンドームですが、品質の良いものであればそれなりの値段になります。セックスの頻度が多ければそれだけ消費しますから、長いスパンで考えると結構なコストになるでしょう。
たまに豪華な料理を食べるように、コンドームもたまに高価なものにして、普段はノーマルなものを使用するなど工夫するのがおススメ。気分的にもメリハリがついて、セックスライフも良好になるかも!
素材
意外に見落としがちですが、重要なのが素材。サイズの測り方や形、薄さに続く大事な要素の一つです。コンドームの素材には、「ラテックス」「ポリウレタン」「イソプレンラバー」の三種類があります。
最も多いのがラテックス製のコンドーム。「オカモト0.03」や「バタフライ」等、ドラッグストアやコンビニ等で販売されているものはほとんどがこれに当たります。
次に多いのがポリウレタン製のものです。ラテックスのようにゴム臭がしないため、ゴムの匂いが苦手な人におススメ。また、極薄のコンドームはこの素材が多いです。ラテックス製より伸縮性が無い為、サイズの測り方を間違えないようにしましょう。
唯一「不二ラテックス SKYN」で使用されているのがイソプレンラバーです。ラテックスとポリウレタンの良いとこどりをした高品質な素材。デメリットは入手しにくいことと、値段が高いところでしょうか。
【おまけ】コンドームの基本の付け方
コンドームが破れないよう取り出す
当然ながら、まずはパッケージを開ける作業です。当たり前のお話ですが、この際に注意したいのが、コンドームをキズつけないようにすること。少しでもキズが付いたり破けたりすると、その時点でコンドームの機能を果たさなくなります。
開け方のコツは、封を切る前にゴムを片方に寄せて、片方にスペースを作るようにすること。そして取り出すときにゴムにキズが入らないように、切り取る部分は完全に切り離してしまうのがベターです。特に爪が長いとゴムをキズつけてしまう事があるので注意しましょう。
表裏を確認する
コンドームには裏と表があります。精子を溜める為の突起がある部分が表です。分かりやすいですが、部屋が暗かったり、慣れていなかったりすると、意外にも間違えてしまうことがあります。
裏表を間違えて装着してしまうと、まったくコンドームとしての機能を果たしませんので、注意しましょう。
皮は根元までずらす
勃起した状態から、できるだけ皮は根元の方までずらして、亀頭がむき出しになる状態で装着するのがベターです。その状態からコンドームの突起を上にして、ペニスの先端に当てましょう。そしてそのまま、ゴムをペニスの方に向けてずらしていきます。
この際に陰毛が絡まってしまうことがよくあるので、陰毛はできるだけ整えて、お腹の方に寄せておくのが良いでしょう。
コンドームと皮を一旦上部にスライドする
コンドームを途中まで装着したら、根元までずらしていた皮と一緒にゴムを上部まで戻します。これでペニスの皮がコンドームの中に収納されますよね。そして再度ゴムを下にスライドしましょう。
一回のスライドで上手くいかない場合は、これを繰返し行うと徐々にペニスがゴムの中に収納されていくので、焦らずゆっくり行うのがコツです。
根元までゴムをスライドさせて完成
最後にゴムを根元までスライドさせて完成です。根元までしっかり装着していないと、途中で抜けることがあります。最後までしっかりと装着するようにしましょう。
注意点
コンドームを着ける際に一番難しいのは、最初の亀頭の部分です。亀頭が最も太い部分なので、もしペニスの測り方を間違えている場合、ここが上手く装着できません。締め付けが強く痛みを感じる場合は、ゴムのサイズが小さいということになります。
その場合は、そのゴムは使用せずに、再度測りなおしたり、測り方を見直した方が良いかもしれません。せっかく買ったゴムを使わないのはもったいないかもしれませんが、避妊できなければ意味がないものになってしまいます。
逆に、ゴムを完全に装着してもスキマがあったり、フィット感が無い場合は、ゴムがペニスのサイズに対して大きい可能性が。ペニスの測り方を見直して適切なコンドームを選びましょう。
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