お嬢様がやるイメージの強い習い事といえば?
ピアノ
広い家だからこそ置ける楽器の筆頭と言えば、ピアノですね。アップライトピアノと呼ばれる箱型のピアノの重さは200~300kg。グランドピアノの場合は大きさによって重さが異なり、260~450kgと幅がありますが、アップライトより総じて重いです。
お嬢様ともなれば、家にピアノがあるのは当たり前ということがほとんどのはず。3歳ごろから習い始められるので、最初の習い事になるケースがしばしばです。いきなりのレッスンがグランドピアノということも、普通にありそうです。
お嬢様のピアノレッスンが他の人と違うところは、習いに行くのではなく先生が教えに来てくれること。上等なピアノがあるのですから、レッスンし甲斐があるというものです。
ヴァイオリン
ピアノと共に、比較的幼いころから習い始める楽器に、ヴァイオリンが挙げられます。楽器の習い事の特徴は、楽器自体が高価だという点。まさに裕福だからこそできる習い事です。
ヴァイオリンの値段はピンからキリまで。とはいえ安いものでも数千万円、高いものだと数十億円の値段が付く、ストラディバリウスというヴァイオリンがあることを知っている人も多いのではないでしょうか。
庶民的なお値段でなら初心者向けで1万円程度で手に入りますが、お嬢様ともなると、最低でも数十万円から数百万円単位のヴァイオリンを持っていそうですよね。
茶道
茶道は裏千家や表千家など、流派によって所作が異なるほか、段階的に難しいお茶のたて方を学んでいくため、長く通うことになる習い事です。さらに、洋服で教わるというわけにはいかないため、着物姿での習い事になるのが楽器などと大きく異なる点です。
茶道を習うために常に着物を着付けてもらうとなれば、それだけでお金がかかります。もちろん、着物もいつも同じというわけにはいかないでしょう。高価な着物に着付けの費用を加え、ようやく茶道のお稽古の月謝にたどり着きます。
礼儀作法や上品な所作を学ぶためには欠かせない、お嬢様には当然のたしなみですが、習いごとにかかる費用はかなりのものと言えそうですね。
華道
お嬢様の習い事で茶道とくれば、もはやセットで習うのが当たり前といっていいのが華道でしょう。華道にも茶道と同じくさまざまな流派があり、それぞれで所作が異なります。複数の流派で学ぶとなると、さらにお稽古事の数も増えますね。
花を生ける機会が多い家に生まれ育ったなら、必須の習い事になりそう。仮に家で花は生けないという場合でも、「茶道を習うついでに華道も習っておきなさい」と親に言われるケースが多いのではないでしょうか。
バレエ
女の子に人気の習い事の一つが、バレエ。普通の家の子でもピアノやバレエを習うことは多いものの、バレエの場合は成長するとともに衣装やトゥシューズなどを買い替えないといけません。そうなると、親の経済的負担は必然的に重くなりますね。
そんな経済的負担を気にしないで済むお嬢様にとってのバレエは、姿勢の良さを重視するため、美しい着物姿につながる習い事にもなります。洋服でも、すっと伸びた美しい姿勢が育ちの良さをうかがわせる要因に。姿勢の美しさだけでなく、体全体を動かす時に美しく見えるという点も、習い事にはピッタリです。
テニス
体を動かすスポーツにはあまり縁がないように思えるお嬢様ですが、その中で選ばれやすいのがテニスかもしれません。何といっても上皇様、上皇后さまの愛を育んだのが、軽井沢でのテニスだったことはよく知られているので、選ばれる理由になっていそうです。
広いお屋敷ともなると敷地の中にテニスコートがあったり、あるいは別荘にあるというケースもしばしば。楽器と同じく家にあるというのが、始めやすい理由と言えるでしょう。
どの程度までテニスを極めるかは、好きになれるか否かにかかってきますが、少なくとも軽いラリー程度はできるようにしておくのがたしなみとなりそうですね。
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