ハムハムキスとは?
キスにはいろいろなやり方がありますが、ハムハムキスはディープキスほど深くはないものの、軽いキスと比べるとかなり濃厚で、普段のキスとは違う気持ち良さにハマってしまう人がたくさんいるんだとか。
今回は、ハムハムキスの基本的な知識や、ハムハムキスをするときの心理などを紹介。ハムハムキスの基本的なやり方から応用までを徹底的にお伝えします。
相手の唇を自分の唇で挟むキスのこと
まずはじめに、ハムハムキスとは一体どういうキスなのか、基本的な知識からご紹介していきますね。
ハムハムキスとは、自分の上唇と下唇を使って相手の唇を「ハムハム」と噛むように挟む行為のことです。ここで注意したいのは、お互いの唇のフワフワとした感触を楽しむために優しく挟むことです。挟む力が強いと感触が楽しめません。
相手の唇の感触やぬくもりを自分の唇全体で感じることができるハムハムキスは、愛情を感じられるキスとしてカップルに人気となっています。
ドラマのワンシーンがきっかけで話題に
ハムハムキスというキスのやり方が話題になったのは、ドラマのワンシーンがきっかけです。2014年にフジテレビで放送された、石原さとみさん主演の「失恋ショコラティエ」というドラマで、石原さとみさんと嵐の松本潤さんがハムハムキスをして一気に有名になりました。
その後、2017年にフジテレビで放送されたドラマ「僕たちがやりました」で、主演の窪田正孝さんと永野芽郁さんがハムハムキスをしたことも話題となりました。日本だけでなく韓国のドラマでもハムハムキスをしたことが話題となっており、今夜くらべてみました!というバラエティで特集が組まれるくらい話題となっています。
ハムハムキスは、唇同士をくっつけ合うキスよりも激しく、舌を絡め合うディープキスよりも軽いキスなので、ドラマの撮影で使われるキスとして適しているのかもしれませんね。
ハムハムキスという名前の由来は?
今や男女ともに人気のあるキスとなったハムハムキスですが、相手の唇をはさみ込むキスをハムハムキスと言うのはどうしてなのでしょう?
その名前の由来は、お互いの唇を重ねあわせているときの動きが「ハムハム」していることからハムハムキスと呼ばれています。
ハムハムキスは、鳥がエサを食べるときにくちばしでツンツンとつつく様子に似ていることから、「バードキス」と呼ばれることもあるようです。
ハムハムキスをするのはどんなとき?
ハムハムキスをするのはどんなときが多いのか、シチュエーションやそのときの心理について体験談をまとめてみました。いろいろなシチュエーションや心理のときにハムハムキスが使われているので、ぜひ参考にしてみてください。
恋人とイチャイチャしたいとき
「部屋で彼女と二人っきりになったとき、無防備な彼女が急に可愛く思えて軽くキス。彼女の柔らかい唇の感触が気持ち良くて、イチャイチャしながらずっとハムハムキスをしていました」(27歳/男性/営業職)
「彼氏とカラオケに行ったとき、イチャイチャしながらハムハムキスをした経験が。ハムハムキスは一度始まるとなかなかやめられないほど気持ちいいです」(24歳/女性/販売員)
彼氏や彼女とイチャイチャしたい心理のときに、ハムハムキスをすることが多いようです。ハムハムキスは唇の感触やぬくもりをダイレクトに感じ合うことができるキスなので、恋人同士がイチャイチャするときにぴったりのキスですね。
セックスをするための雰囲気づくりをしたいとき
「彼とベッドに入ると、必ずハムハムキスが始まります。横になって唇をハムハムし合っていると、最初は眠る気満々だったのに、いつの間にかエッチに突入!という流れになってしまうんですよね」(21歳/女性/大学生)
「セックスには雰囲気づくりが大事だと思うんですが、その過程で最近よくしているのがハムハムキスです。なるべく長くキスを楽しんでいたいので、ソフトだけどソフトすぎないハムハムキスで雰囲気を少しずつ盛り上げるようにしています」(28歳/男性/美容師)
ハムハムキスは激しく求め合うようなキスではありませんが、相手の愛情を感じられるキスなので、セックスをするときの雰囲気づくりにはぴったりですね。
セックスに持ち込みたくないとき
「彼とのセックスは好きですが、毎日求められるのは正直しんどいんです。さすがにディープキスになってしまうと断りにくいので、そういうときはハムハムキス程度にとどめるようにしています」(24歳/女性/ショップ店員)
「仕事で疲れているときや夜遅く帰ってきて早く寝てしまいたいとき、セックスはしたくないけどキスで癒やされたいって思ったりすることがあります。そういうときに癒やされるキスがハムハムキスなんです。ディープキスだとセックスしたくなってしまうので(笑)」(33歳/男性/接客業)
前述した、セックスをするための雰囲気づくりをしたい人たちと正反対の心理ですが、これもなるほどと思える体験談ですね。
キスをなるべく長く楽しみたいとき
「ハムハムキス、この間初めて試してみました。試す前は正直ピンとこなかったんですが、やってみてビックリ!今まで味わったことのない感覚にハマってしまい、キスの最長記録をたたき出してしまいました」(30歳/男性/営業職)
「わたしはキス魔なんですが、ディープキスを長い時間していると口の周りが荒れてきちゃいます。ハムハムキスはずっとしていても全然苦にならないので、なるべく長くキスを楽しみたいわたしにはすごく合ってるんです」(25歳/女性/事務職)
ハムハムキスは、そのやりやすさと気持ちよさから長めのキスになりやすい傾向があります。キスを思う存分楽しみたいときには最適ですね。
なぜハムハムキスが人気なのか?
つぎは、数あるキスの中でもハムハムキスに人気が集まっている理由をご紹介します。
甘噛みがエロいから
ハムハムキスが一気に知れ渡ることとなった話題のドラマ「失恋ショコラティエ」で、石原さとみさんと松本潤さんのキスシーンが注目されたのは、ディープキスのように舌を絡め合うキスではないにもかかわらず、濃厚なキスに見えたからでしょう。
ハムハムキスがエロく見えるのは、唇を甘噛みするキスだから。「甘噛みする」という言葉の響き自体にエロさが感じられますが、性的なパーツの象徴でもある唇を甘噛みすることで、さらにエロさが倍増するのです。
甘噛みはセックスのときの前戯のひとつと考える人も多いので、そのエロさが人気の理由のひとつになっているのでしょう。
ディープキスより抵抗が少ないから
舌と舌を絡め合うディープキスも人気が高いキスですが、濃厚なので苦手な人が多いキスでもあります。ディープキスをすると口の周りが唾液でべっとりになったり、女性の場合はメイクが落ちてしまったりするので、後のことを考えると抵抗がある人もいるようです。
ディープキスはもともと、男性が女性を興奮させるために始まったキスだといわれています。それは唾液に興奮物質が含まれているからだとか。とはいえ、ディープキスをするのが好きな男性は多いですが、あまり気持ちよくないという女性が多いのが現状です。
その点、ハムハムキスは唾液べっとりにならないソフトなキスなので、ディープキスより抵抗が少なく、女性人気が高いんですね。
ハムハムする表情が可愛いから
相手の唇をはさみ込むようにして、ハムハムと唇を動かす表情が可愛いというのも、人気の理由のひとつでしょう。口を軽く開いて唇を少し前に突き出している表情が、無防備で可愛く思えるようです。
人は可愛いものを見ると癒されるので、ハムハムキスをするときの相手の表情を見て癒しを感じるのかもしれませんね。唇だけで一生懸命ハムハムしようとする様子にもキュンとしてしまうのではないでしょうか。
お互いに愛し合っているという気分になれるから
ハムハムキスは、唇を合わせるだけのキスのようにあっさりしたキスではなく、ディープキスのように情熱的なキスでもありません。お互いの唇の感触やぬくもりを優しく受け止め合うようなキスなので、愛おしい気持ちになることができます。愛情を感じられるキスだというのも人気の理由のひとつでしょう。
ハムハムキスをされたらときの対応法とは?
つぎは、ハムハムキスをされたときのために覚えておきたい対応の仕方をお伝えします。
相手の動きに合わせる
ハムハムキスをされたら、基本的にはされるがままで大丈夫です。ポイントは唇の力を抜くこと。リラックスして受け身に徹することで、唇の柔らかさが増して気持ちよさも倍増します。相手の動きに合わせながら、唇をゆだねるイメージで応じましょう。
口を少し開けて唇をはさみやすくする
ハムハムキスをされているときは受け身の状態で問題ないのですが、ハムハムキスがどんな感じのキスなのか体感できたら、今度は相手の立場になってやりやすいようにフォローしてみましょう。
ハムハムキスは相手の上唇や下唇を自分の唇ではさみ込むキスなので、口が完全に閉じてしまっている状態ではうまくはさみ込むことができません。唇をはさみやすくするために、口を少しだけ開けるようにしてみましょう。そうすることで相手もやりやすくなり、自分ももっと気持ちよくなれますよ。
自分もはさみ返す
しばらく受け身に徹したら、今度は自分からもハムハムキスをしてみましょう。やり方はいたって簡単。相手がしてくれたように、自分も相手の唇をハムハムとはさみ返せばいいのです。
相手からハムハムキスをされているときは、唇の力を抜くのがポイントでした。ですが、自分からはさみ返すときは、唇にやや力を入れてはさみ込むようにします。その場合、相手がしてくれたときの力加減と同じくらいの力ではさみ返すようにするといいですね。
【基本編】ハムハムキスのやり方
ハムハムキスが普通のキスと違うところは、舌や歯を使わず、あくまで唇のみを使うというところ。これがハムハムキスの基本になります。
ハムハムキスはディープキスのように特別なテクニックが必要のないキスですが、それでも基本的なやり方というものがきちんと存在しています。まずは「基本編」として押さえておきたいハムハムキスのやり方を順番に見ていきましょう。
軽めのキスから始める
ハムハムキスのスタートは、軽めのキスから始めます。ハムハムキスは別名「バードキス」ともいわれるキスなので、鳥がエサをツンツンとつつくようなイメージで軽くたくさんキスしていきます。
このときのポイントは、この段階ではまだ口を開けないようにするということ。口を開けてしまうと軽めのキスになりませんし、場合によっては相手から舌を入れられてしまう可能性もあります。ここはあくまでハムハムキスをするための準備として、口は開けずに軽めのキスをなるべくたくさんするようにしましょう。
自分の唇で相手の唇を噛むようにはさむ
軽めのキスをたくさんしたら、いよいよ今度は唇を積極的に使っていきます。口を軽く開き、自分の上唇と下唇で相手の唇を噛むようにはさんでみましょう。ふわふわとした柔らかい感触がとても気持ちよく、うっとりするような心地よい触れあいを楽しむことができます。
ここで注意すべきなのは、唇に力を入れ過ぎないようにすること。必要以上に力が入ってしまうと、唇本来の柔らかさが失われてしまい、ハムハムキスの醍醐味である唇の感触やぬくもりを感じにくくなってしまいます。
自分の唇で相手の唇をはさむときは、唇の感触やぬくもりを確かめるようにして、優しく噛むようにはさんでみましょう。
相手の下唇を甘噛みする
口をゆっくりパクパクと開閉するような動きで、相手の唇を噛むようにはさむことに慣れてきたら、今度は相手の下唇を甘噛みしてみましょう。
相手の下唇が自分の唇の中に入ってくるように、相手の唇の間に自分の上唇を差し込むように入れます。その状態で相手の下唇を甘噛みしてみましょう。優しく何度も甘噛みを繰り返すことで気持ちよさが増していきますよ。
相手の下唇を軽く吸う
下唇の甘噛みを何度か繰り返したら、その延長で軽く吸ってみるのもおすすめです。このときも強く吸い過ぎないのがポイント。あくまでも優しく、力を入れ過ぎずに軽く吸っていきましょう。ただ唇をはさみ込むだけのハムハムキスよりも興奮してくれると思いますよ。
【応用編】ハムハムキスのやり方
ハムハムキスは、舌や歯を使わず唇のみを使って行うのが基本でした。また、唇に力を入れ過ぎないのもポイントでしたよね。ですが、応用編ではその基本を一旦無視して、舌を使ったりあえて力を入れてみます。
相手を虜にしてしまうほど強力な魅力をもつハムハムキスの応用テクニック、ぜひ参考にしてみてください。
舌を入れる
ハムハムキスの基本的なやり方の最後に、相手の下唇を吸うというやり方がありましたが、そのときにできたすき間に軽く舌を入れてみましょう。
ここで気をつけなければならないのは、舌と舌を絡ませるようなディープキスにならないようにすること。相手の歯茎を舌でなぞるようなイメージで、軽く舌を入れるのがポイントです。ディープキスとはまた違った刺激を与えることができますよ。
力の強さや噛むリズムを変える
ハムハムキスは唇に力を入れ過ぎないのが基本的なやり方でしたが、じっくり時間をかけてキスすればするほど少し物足りなくなってきます。力の強さがずっと同じだったり、噛むリズムがずっと同じだったりすると、単調に感じてしまうんですよね。
そこで効果的なのが、力の強さや噛むリズムに変化をつけること。ときには強めに噛んだり、噛むリズムをずらしたりすることで、ハムハムキスのマンネリ化を防ぐことができます。
唇以外の場所にもハムハムキスをする
キスというと唇にするイメージが強いですが、ハムハムキスの場合は唇以外の場所にするのも効果的です。
唇以外にハムハムキスをする場所としておすすめなのは、耳や首筋。耳や首筋は人によっては感じやすい性感帯になるので、エッチな雰囲気を盛り上げたいときにやってみるといいですね。また、服を脱がなければいけないというハードルがありますが、乳首へのハムハムキスも刺激的でおすすめです。
相手の指先にハムハムキスをする
これは唇以外の場所にハムハムキスをする延長になりますが、相手の指先にハムハムキスをするのも、エッチな雰囲気を盛り上げたい心理のときに使えるテクニックです。
相手の手を両手で包み込むように持ち、その指先にハムハムキスをします。そのあざと可愛い様子に、男性はノックダウンされてしまうかもしれません。
ハムハムキスをマスターして気持ちいいキスタイムを
ハムハムキスの基本的なやり方はもちろん、相手を虜にする強力な応用テクニックもマスターして、キスだけで相手をとろけさせてしまいましょう。カップルのマンネリ防止にも役立つはずですよ。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!