性格良くなりたい…直すことはできるの?
性格は生まれつきのもので、変えることはできないと言う人もいますが、そんなことは決してありません。性格が良くなりたい!と思った瞬間が、性格改善のチャンスです。性格が変われば、あなたの生き方も少しずつ変化していくはず。今日から少しずつ挑戦してみましょう。
性格良くなりたい!自分を嫌いと思う瞬間
性別や年齢に関係なく、ときどき自分の性格を見直すのはより良い人生を送るために必要なことかもしれませんね。
他人の容姿を悪く評価してしまうとき
「何かに付けて他人の容姿を悪く評価してウワサしてしまう。悪いこととは知っているんだけど、止められない」(23歳/女性/営業職)という意見がありました。容姿のことを笑われるのは誰だって嫌な気持ちになるものです。
他人の悪口をいう張本人だって、容姿のことを悪く言われたら恥ずかしくて悔しい気持ちになりますよね。もし、他人の容姿を評価することが癖になっているのなら、ときどき「自分の事を棚にあげていないかな?」と反省してみるといいかもしれませんね。
すぐに腹を立ててしまうとき
「自分のコンプレックスに触れられると、瞬間湯沸かし器のようにすぐ腹が立ってしまう。怒ったあとはいつも自己嫌悪です」(27歳/男性/研究職)というように、怒りっぽい自分の性格を嫌う声もありました。
嫌なことをされた時に、怒ってしまうのは人間ならば仕方のないことです。でもその怒り方が激しすぎたり、頻度が高すぎたりすると、周りの人に敬遠されてしまうことも。怒りのコントロール方法を学ぶ必要があるかも知れませんね。
友人と連絡が取れなくなったとき
「学生時代からの友人数人と連絡が取れなくなってしまった。私の性格の悪さが原因だと分かってはいるものの、とても寂しい」(24歳/女性/家事手伝い)というように、友人と縁を切られた時に自分の性格の悪さを自覚した人もいます。
学校や職場などで毎日会う必要がある間は、周りの人も多少の性格の悪さに目をつぶってくれます。でも、学校や職場で会う必要がなくなれば、静かにフェードアウトしていく人も。残った友人を大切にするために性格が良くなりたい!と覚悟を決める人も多いようです。
人から指摘されたとき
「おとなしめの後輩から、『先輩って性格悪いですよね』と直接言われた。頭をガツンと殴られた感じがした」(25歳/男性/IT関係)というように、誰かからの指摘がきっかけになって、自分の性格の悪さに気付いた人もいます。性格を直したいと思うには十分なきっかけですね。
「あの人、性格悪いよね」という陰口は割と頻繁にあるもの。しかし、直接本人に告げることはあまりないでしょう。直接性格の悪さを指摘された場合には、相手に対してかなりのストレスをかけてしまっている証拠です。
仲良くなりたいのに嫌われるとき
「初対面の人は割と普通に接してくれるのに、回数を重ねるごとにだんだん避けられる。本当は仲良くなりたいのに」(27歳/女性/アート)というように、人間関係がうまく行かないことから自分の性格が悪いのかなと感じる人もいます。
初対面のときは誰でも緊張するものですが、何回も会っていくうちに打ち解けられますよね。ところがそれとは逆に、会うたびに人からどんどん避けられてしまう場合には、性格を改善する必要があるかも知れません。
性格良くなりたいと思ったときに考えること
時には性格が悪くなってしまった頃の過去の自分とじっくり向き合う必要もあるでしょう。ゆっくり時間をかけて、内なる自分と対話してみてくださいね。
どういう自分になりたいか
何より大切なのは、どういう自分になりたいをしっかりとイメージすることです。何かをする時には目標を立てることが大切ですよね。性格が良くなりたいと思った時にも、目標を立てることが大切です。
たとえば、他人のことを褒められるような人間になるとか、悪口を言わずに誰とでも会話を楽しめるようになるとか、愚痴を言わないようにするとか、具体的に考えてみましょう。一つ一つノートに書き出してみると、考えがまとまりやすいですよ。
博愛主義を目指す必要はない
性格がいいとはどういうことなのかよく考えてみる必要もあります。博愛主義とは「すべての人を広く愛すべきである」という考え方です。でも性格が良くなりたいからと、博愛主義を目指す必要はありません。人間ですから好き嫌いもありますし、いつか自分が疲れてしまいます。
まずは家族や自分の近くにいる人に優しく接することを、最初の目標にするといいでしょう。いつも近くにいてくれるからと、適当な態度で接していませんか?自分の周りの人に優しくしているだけでも、少しずつ性格は良くなっていきますよ。
どうして性格が悪くなったのか
小さかった頃を思い出してみると、自分はどんな性格の子供だったでしょうか?子供の頃から意地悪でしたか?それとも、ある時を境目に性格が悪くなりましたか?その時、何が起きたのでしょうか?
記憶をたどっていくと、今の自分の性格を作る原因になった事柄を思い出せる可能性があります。そのトラウマを乗り越えれば、性格の悪さを改善できることも。性格が良くなりたいと思ったら、その原因ときちんと向き合うことも大切です。
どういう時に性格悪い態度をとってしまうのか
性格が悪いと自覚したら、どんな時にそのような態度をとってしまうのか自分を観察してみましょう。他人を羨ましいと感じるときなのか、特定の誰かにだけなのか、起きたばかりのときなのか、空腹時なのか。チェック項目はたくさんあります。
自分の性格が悪くなってしまう瞬間の特徴をつかめれば、それに対処しやすくなります。自分が反応してしまいそうな時には、そっと席を外すこともできますよね。性格が悪くなりそうな状況を自分から避けることも、有効な方法の一つです。
性格良くなりたい人がやるべきこと①
まずは、できることから少しずつ、が鉄則です。ここからは性格が良くなりたい人がやるべきことについてご紹介します。
自分がどういう人になりたいか考える
一口に性格が良い人と言っても、その特徴は人によってさまざまです。あなたにとって性格がいいと感じる人が、他人にとっては性格の悪い人と捉えられていることもあります。まずは自分がどういう人になりたいのかを考えることが大切です。
一番簡単な方法は、お手本となる人を見つけることでしょう。その人のどんな行動を性格がいいと感じるのか、自分にも真似できそうなことはどんなことなのか考えてみてください。それらを日常の中で少しずつ取り入れてみることをオススメします。
人の話を最後まで聞く
人と会話している時に、相手の話を遮って自分の話をねじ込んでいませんか?このような行動は、他の人から性格が悪いなと思われてしまう行動の一つです。誰だって自分の話を最後まで聞いてほしいもの。人の話は最後まで聞きましょう。
自分の話のほうが面白いという自信があっても、相手が話し終わってから話せばいいだけのこと。この方法は初対面の人と仲良くなりたいと思った時にも有効です。人は自分の話をちゃんと聞いてくれる人のことを信頼する傾向があるのです。
自分のした良い行動を日記に残す
性格が良くなりたいと思って色々な努力をしても、最初のうちは変化を感じることが難しいかもしれません。そんなときは一日の最後に、自分のした良いことを日記に書き残してみましょう。自分の努力を可視化すると、やる気も継続します。
日記に書くことはどんなことでも構いません。誰かの仕事を手伝ってあげたとか、友達に感謝されたとか、優しい気持ちになれた習慣をメモしてください。あとから見ると、「私も意外と捨てたもんじゃないな!」と自信が湧いてくるはずです。
自分に自信を持つ
誰かを羨んだり、嫉妬したりする時に、人は性格が悪くなってしまうものです。本当は素直にお祝いしたいのに、羨ましくて嫌みを言ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。でも、自分に自信を持っていれば誰かのことを羨ましく感じることは少なくなります。
すべてのことで全員に勝つことはできません。でも何か一つでも、これなら誰にも負けない!という強みを持つと心に余裕が生まれます。嫉妬している間に、自分を磨きましょう。
性格良くなりたい人がやるべきこと②
相手のいいところを見つける
誰かと話している時にどんな事を考えていますか?相手の弱点を探して、そこをイジってやろうと思っている場合は要注意です。まずは相手のいいところを積極的に探してください。そして良いと思った部分を本人に伝えてみましょう。
相手を批判的な目で見ていると、自分が偉くなったような気がしてどんどん性格が悪くなってしまう可能性があります。性格が良くなりたいと思うのであれば、相手のいいところを見つけようとする気持ちが大切です。
性格が悪いことを認める
この記事を読んでいる人はもう大丈夫かもしれませんね。性格が悪い人が性格を良くするためには、自分の性格の悪さを認めることがとても大切です。自分で変えようと思わない限り、性格は変わらないからです。
例えば「相手を傷つけるようなことしたけど、あれはあの人のためを思ってやったことだから、自分の性格は悪くない」と考えてしまうのは言い訳ですよね。自分の良くないところを認めるのはとても苦しいことですが、いつか報われる日がくると信じて頑張ってください。
「ありがとう」と「ごめんなさい」を言う
「ありがとう」と「ごめんなさい」を意識して言うようにすると、自然と性格が良くなってきます。なぜなら「ありがとう」と「ごめんなさい」には、優しい言葉が返ってくることが多いからです。他の人からの優しい言葉に触れていると、自分も優しい気持ちになれますよ。
最初は心からの言葉でなくても構いません。言い慣れていない人にとっては、自分のプライドが折れる感じがして、とても苦しいことでしょう。でも「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えるようになった暁には、あなたの性格が良くなりたいという希望も叶っているはずです。
性格が良くなりたいと宣言する
友人がいるのであれば、性格が良くなりたいと考えていることを宣言してみるのもいいですね。近くであなたのことを見ている人であれば、的確なアドバイスをくれる可能性があります。複数人にお願いしてみると、より客観的なアドバイスがもらえるでしょう。
性格が良くなりたいという悩みは、自分の生き方を良くしたいという悩みとつながっています。そんな重大な悩みを馬鹿にする人はあまりいないでしょう。最初は恥ずかしいかもしれませんが、「性格が良くなりたい」と宣言するのは効果が高い方法の一つです。
性格良くなりたい人がやめるべきNG行為
普段うっかりやってしまっているこれらの行動を見直すだけで、性格が少しずつ改善されていきます。もし、NG行動をやってしまいそうになったら、ぐっとこらえて我慢してみましょう。「性格が良くなりたい」と思う気持ちの方が人生においてずっと大切ですよ。
他人を見下す考え方や行動
まずは他人を見下す考え方や行動を止めてみましょう。他人を見下したからと言って、自分が正しいことが証明されるわけではありませんよね。誰かの欠点を探してばかりいると、どんどん心が荒んでいきます。
人間ですから、全ての人を好きになることは難しいです。でも、相手のことを嫌いだからといって、その人の事を見下したり傷つけていい理由にはならないですよね。誰かを見下す考え方をしそうになったら、深呼吸をして一旦落ち着いてみてください。
人の成功や得たものに嫉妬する
自分より得をしていそうな人や優れている人を見ると、羨ましく思ってしまうのも仕方のないことです。でも、そこから先の考え方が性格の良し悪しを決めますよ。性格が良い人は「あんなふうになりたいから頑張ろう」と思うでしょう。
一方で性格が悪い人は「あの人は良い子ちゃんぶってる」「自分は差別されてる」と人のせいにしてしまいがち。性格が良くなりたいと思ったら、他人を羨ましいと思う気持ちもポジティブに昇華できるようになると良いですね。
悪口を言いまくる
性格が良くなりたいと思ったら、まずは悪口や愚痴を言うことを止めてみましょう。悪口や愚痴は言い始めると癖になってしまいます。最初は話を盛り上げるために始めた悪口が、いつの間にか自分の普段の考え方に影響していることはありませんか?
悪口ばかりを言っていると、周りの人は「実は悪口を言っている本人が悪いのではないか」と考えてしまうこともあります。悪口を言っている人の印象の方が悪いからですね。性格が良くなりたい人は、今日から悪口を封印してしまいましょう!
マウントを取る
人と話している時にマウントを取ってしまうことってありますよね。相手を下げることで、相対的に自分のポジションが高くなったように感じることができて、一瞬は気持ちがいいかもしれません。
でも、性格が良くなりたいと思ったのであれば、マウントをとるのは止めましょう。マウントを取られた方はたいてい嫌な気持ちになってしまいます。自分が優れていることをアピールする前に、相手の優れているところを褒めるようにしましょう。
他人と比較する
性格が悪くなってしまう原因の一つに、自分と他人を比較して自信を失ってしまうことがあげられます。自信の無い自分を隠すために、相手を攻撃してしまうのです。性格が良くなりたいと思ったら、自分と他人を比較することを止めましょう。
人には人それぞれの生き方がありますから、簡単に比較できることはありません。他人と比較することを止めると、自分自身にも優しくなれます。自分に十分優しくした後の方が、性格が良くなりたいという願いは叶いやすくなりますよ。
見習いたい!性格が良い人の特徴とは?
性格が良くなりたい人は、自分の身の回りにいる性格のいい人をよく観察して、真似してみることから始めてみてくださいね。
前向きな考え方ができる
まずひとつ目は前向きな考え方ができることです。生きていれば、毎日トラブルの1つや2つは起こるもの。それらをいちいち悲観したり、怒ったりしていては心がだんだん荒んでいしまいます。
性格がいい人はトラブルが起きた時にも、「いよいよ楽しくなってきたぜ」とポジティブに考えて問題を解決しようとします。責任を追求してみたり、事態の悪化を悲観するよりずっと建設的です。
そのような前向きな考え方のできる人の周りには、たくさんの人が集まってきます。性格が良くなりたい人は、ポジティブ思考を練習してみてくださいね。
社交的な性格
やはり、性格のいい人には社交的な人が多いです。社交的ということは、そもそも他人と関わることが大好きということです。人と関わるスキルに長けているので、結果的に性格も良くなっていきます。誰とでも仲良くなれる人ってどこにでもいますよね。
性格が良くなりたいと思ったら、社交的な性格の人と友達になってみましょう。その人がどのような点に気をつけて生活をしているのか観察するだけで、とても勉強になりますよ。
優しい性格
困っている人に優しくしている人を見ると、あの人は性格がいいなと思いますよね。どんな人にも分け隔てなく優しい態度を取れることは、性格が良くなりたい人にとって目指すべき特徴の一つです。
「誰にでも優しくするなんて無理!」と思ってしまうかもしれませんが、優しい人も全員に100%の力で優しくしているわけではありません。それがストレスになって性格が悪くなってしまっては本末転倒。自分のできる範囲で最大のケアをしてあげることを目標にしてみてください。
小さなことに感謝する
性格がいい人は小さなことに感謝して、それを積極的に言葉に表しています。何か助けてもらったら必ず「ありがとう」と相手に伝えます。誰かにありがとうと言われて、嫌な気持ちになることはあまりありませんよね。
ありがとうと言われると、どんな人でも嬉しくなります。そうすると相手も自分に優しく接してくれるようになり、心に余裕が生まれます。性格が良くなりたい人は感謝の言葉をたくさん使うように心がけてみるといいですよ。
常にもっと良くなりたいと思っている
自分の人生をより良くするために、何かに一生懸命取り組んでいる人は性格がいいと思われることが多いです。他人を見下している暇がないくらい、自分のことに精一杯だからです。また何かを極めようとすると、「自分の知識なんてまだまだだな」と人はだんだん謙虚になるもの。
物事に一生懸命取り組む人の周りには、応援しようとする人が集まってきますから、相手を思いやるエネルギーがどんどん循環し始めます。性格が良くなりたいと思ったら、自分の好きなことに無我夢中で取り組んでみることも一つの方法です。
「あの人は性格が良いな」と思った瞬間
ミスを人のせいにしない
「職場の上司は自分のミスをちゃんと認めて謝ってくれる。立場が上になるほど素直に謝ることって難しくなるだろうからすごいと思う」(30歳/男性/金融)という意見がありました。ミスを認めることって悔しいですし、素直さがないとなかなか難しいことですよね。
でも自分のミスを人のせいにしていると、周りの人は不信感を持ってしまいます。ミスしたことを謝れば、意外と周りの人は助けてくれますよ。性格が良くなりたい時には、プライドに振り回されずにまずは素直に自分のミスを認めてみましょう。
すごくできる人なのに謙虚
「バイト先の先輩はすごく仕事ができる人なのに、とても謙虚です。しかも後輩の面倒見がいいのでみんなから慕われています」(22歳/女性/アルバイト)という意見も。人より仕事ができるとついつい偉そうに振るまいたくなってしまうもの。
でも性格がいい人は仕事ができることを鼻にかけることはしません。むしろ自分の覚えた仕事のコツを後輩に教えようとしますので、たくさんの人から慕われます。できる人ほど謙虚になるものです。性格が良くなりたい人は、謙虚さについても考えてみてくださいね。
さり気なく人助けができる
「駅で体調を崩してうずくまっていたら、知らない女性がさり気なく助けてくれた。私もあんな風に性格が良くなりたいと思った」(25歳/女性/医療)という意見も。さりげない優しさにふれると、本当にありがたいなという気持ちになりますよね。
性格が良くなりたいと思って頑張り始めると、自分の変化を誰かにアピールしたくなってしまうこともあります。でも本当に性格のいい人にとっては、人助けすることが当たり前です。性格が良くなりたい場合には、そんなところにも気を使ってみてください。
苦しい時にこそ笑顔
「学生時代の部活の部長は、苦しいときこそ笑顔だった。その笑顔に導かれてチーム一丸になってがんばれた。本当に性格がいい人だった」(28歳/男性/公務員)というような意見もありました。苦しくなると、人は素の性格が出てしまうもの。
苦しいときにこそ相手のことを思いやれるのは、本当に性格が良い証拠です。性格が良くなりたいと努力していけば、素の性格もどんどん改善されていきます。
予想外のトラブルや困難のときにも性格が良いままでいられたら、「性格が良くなりたい」という目標が達成されたと思って大丈夫でしょう。
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