夫が無職になった時の正しい対応は？無職夫の心理＆妻の悲しい苦悩

男性の人生の大半を占める事になるのが「仕事」です。結婚後は家族の大黒柱として仕事に精を出す場合が多いと思います。妻としてはしっかり仕事してしっかりお金を稼いできて欲しいですよね。

しかし、夫が仕事に疲れてしまったり、全く別の仕事をしたくなって退職してしまう事もあるでしょう。そんな時どのように向き合えば良いのでしょうか。夫がどんな状態かによって対処法は変わってきますし、自分の心の持ち方も変えなければいけません。

今現在夫が無職の方はどうしたら良いのか悩んでいると思います。また、夫が在職中の方もいつ無職になるか分からないので、いざという時の対処法を知っておいて損はないでしょう。

夫が無職になった時、妻は様々な思いをする事になります。もちろん仕事を辞めた理由にもよりますが、多くの場合は思い悩んだりとマイナスの感情を抱く事になるでしょう。

まずは、妻の心情について詳しく見ていきましょう。

お金のやりくりができるかどうか…

「私は当時生後10ヶ月の娘を育てる専業主婦でした。妊娠前は正社員で仕事をしていたのですが、夫の勧めもあり出産前に退職しました。娘が生後半年になるくらいから夫が仕事の事で悩んでいるのは知っていたのですが、突然退職したのでびっくりしました。

結婚や出産でお金がかかった事もあり、貯金がそこまであるわけでもなく…。娘も幼く、私がすぐに働けるわけでもなかったので、金銭面の事が一番気になりました。それから当面のお金のやりくりをかなり考えましたね。」(34歳/女性/専業主婦)

やはりお金のやりくりができるかどうかは、多くの人が1番最初に考えるようです。今ある貯金で当面やりくりしていくには、どのように計画を立てたら良いのか悩みますよね。

ちょっとくらい家事を手伝ってほしい

「夫は仕事上のストレスが原因で退職してしまいました。営業職だったのですが、ノルマが厳しいうえに、上からも下からもプレッシャーをかけられてきつかったようです。そもそも営業職が向いていなかったのですが、ダラダラ続けていた状態だったので、辞めた時もそんなに驚きはしませんでした。

ストレスから解放された夫は家でダラダラする事が多くなり、一日中ソファの上で過ごす事も…。私も正社員で働いていたので、仕事、家事、育児など全てこなしていました。最初は休んで欲しい気持ちが強かったのですが、そのうち「家にずっといるならちょっとくらい家事してくれてもいいのに」と不満がつのるようになりました。」(30歳/女性/事務職)

最初は心配してしっかり休んで欲しいと願っていても、ダラダラしている期間が長くなると不満が大きくなってきます。少しでも協力的な姿勢があれば妻の気持ちも全然違いますよね。

我慢しすぎて病むよりはマシかも…

「私は以前、先輩の女性社員に陰湿にいじめられて仕事を辞めた事があります。その時に人間不信になってしまい、立ち直るまでに時間がかかってしまいました。その経験から、夫が仕事を辞めた時、我慢しすぎて自分みたいに病むよりは全然マシだと思いました。

夫も人間関係でかなり悩んで辞めたので、無職の期間はとにかく夫婦のコミュニケーションを大事にして、たくさん話をしたり色んな場所に行きました。その甲斐あってか、3ヶ月ほどで立ち直る事が出来て、今は無事再就職してバリバリ働いています！」(28歳/女性/パート勤務)

完全に病んでしまうよりも、その一歩手前で辞めた事で立ち直りが早かったパターンですね。仕事上のストレスや悩みは多かれ少なかれあるものですが、それが大きくなりすぎると心が折れて立ち直れなくなってしまう可能性もあります。

心が折れてしまう前に環境を変えたり、一定期間休む事でリフレッシュする事は大事なのかもしれません。

そもそも何で辞めたの？

「夫が突然仕事を辞めて帰ってきたので、大変驚いたのを覚えています。特に悩んでいる素振りも無かったですし、辞めた理由を教えてくれませんでした。最初はその事で言い合いが絶えませんでしたが、一向に教えてくれないので、さっさとパートを探して働き始めました。

今は求職中でゆっくり過ごしていますが、何故辞めたのか謎のままです…。」(35歳/女性/パート勤務)

何故仕事を辞めたのか、理由を知らないままではモヤモヤしてしまいますよね。夫側にも言いたくない理由があるのだと思いますが、家族としては知っておきたいところです。

将来の事が心配

「旦那が仕事を辞めた時に、まず頭をよぎったのが将来への不安でした。仕事を続けていれば給料もだんだんあがっていきますし、役職につく可能性も高かったので、将来は安泰だと思っていました。しかし辞めたとなると、転職したとしてもまたゼロからのスタートなので、金銭面ではかなりの差があるように思いました。

実際は転職した方が給料が上がったので良かったのですが、また転職する事になったらどうしようと不安は尽きません。」（36歳/女性/専業主婦）

将来の事は夫婦として生きていく上で避けては通れない問題です。一度転職すると、転職癖がついてしまう人もいるので、不安な生活を送る事になりかねません。また、老後資金も変わってくる可能性が高いので、将来の事はしっかり考えてから辞める決断をして欲しいですね。

再就職はいつするんだろう…

「仕事を辞めて休んでいる期間は、再就職をいつするのか常に心配でした。私も正社員で働いているので、金銭面の不安はそこまでありませんでしたが、「このままダラダラした生活になれてしまって、ずっとこのままだったらどうしよう」と心配ばかりしていました。

1ヶ月ほど休んだ後に心機一転頑張る決意をしてくれたので、素直に応援出来ましたが、出来れば休む期間はある程度知らせて欲しかったのが本音です。」(26歳/女性/看護師)

何事も期限がわからないと不安になりますよね。特に仕事を辞めて休むとなると、妻としては「聞きたいけど、急かすようで聞きにくい」と考えてしまい、聞けない人も多いようです。

今まで仕事をバリバリこなしていたのに突然無職になったら…。しかも妻や子どもを養わなければと思うと、不安やプレッシャーもあるようです。その他にも夫の立場ならではの本音をリサーチしました。

できればもう働きたくない

意外と多くの人が「もう働きたくない」と思ってしまうようです。特に、今まで忙しく働いていた人ほど働きたくないと強く思う傾向があります。もちろん一生無職のつもりは無いのですが、「仕事もせず、何も考えずに過ごしたい！」という気持ちになるのです。

妻としては、夫が無職の期間があると、再就職してくれるのか心配になりますよね。

また一からやり直すのは辛い

無職になるという事は、今までのキャリアを失うという事です。今までも転々と職を変えてきた人ならそこまでのダメージはありませんが、勤続年数が長ければ長いほどやり直すのが辛くなります。新しい就職先ではまた一からのスタートになり、かなりエネルギーがいるので、再就職に対して億劫になりがちです。

心機一転新しい環境で頑張りたい

無職になるといっても、マイナスの理由ばかりではありません。キャリアアップのために転職を試みる人や、他業種にチャレンジしたい人もいます。そんな人は新しい仕事で心機一転頑張りたいと意欲的な場合が多いようです。また、マイナスの理由で辞めた場合でも、無職の期間にやる気を取り戻す人が多いので、しっかりリフレッシュするのは大事な事ですね。

辞めてしまって申し訳ない

無職になった時に、家族に対して申し訳ないと思う人はとても多いです。特に夫が大黒柱となって家族を支えている場合は「自分のせいで家族が困ってしまう」と自分を責めがち。仕事で追い詰められて精神的に弱っている人に多い傾向で、「申し訳ない」と思う事でますます落ち込んでしまう事もあります。

夫が無職になる場合は様々なパターンがありますが、それぞれ対応の仕方が異なります。一歩間違えると、喧嘩になったりお互いが精神的にまいってしまう可能性も…。できれば夫婦円満に生活したい人がほとんどだと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

働く気がなくなっている場合

無職になり今までの忙しさから解放された事で、働く気が無くなっている場合です。仕事をしている時は、多くの場合が毎日決まった時間に始業して、スケジュールに沿って動きます。一方、仕事を辞めて無職になると、起きる時間、食べる時間、寝る時間など全てが自由です。一度自由を手に入れると、働く気が無くなっても不思議ではありませんよね。

この場合はあまり急かしすぎたり、責めてしまうと喧嘩になってしまうので、一定期間は様子を見ましょう。それでも働く気がなさそうなら、一度きちんと話し合いを。また、一緒に仕事を探すのも良い方法です。

ポイントは、喧嘩腰になったり悲観的にならずに「一緒に考える姿勢」が大事です。

精神的に追い詰められている場合

仕事でのストレスや人間関係で悩んで、精神的に追い詰められて無職になる場合があります。この場合は対応の仕方が難しいですが、「仕事を辞めた事を責めない」という事がポイントです。ただでさえ退職した事で自分を責めている人が多いので、追い打ちをかけてしまうと心が折れてしまいます。

再就職の事や将来の事には触れずに、まずはゆっくり休ませてあげましょう。ただ、引きこもっていてはますます落ち込んでしまう場合もあるので、散歩やランチなどに誘ってみるのも良いですね。

再就職への意欲がある場合

キャリアアップや、チャレンジのために退職して、一時的に無職になるだけという事が分かっている場合は口出し無用です。夫も自分なりに再就職に向けて計画を立てているので、余計な口を挟むと喧嘩になりやすいです。

しかし全く興味が無さそうにするのも男心としては寂しいものなので、様子を見ながら話を聞いてあげると、ますますやる気を出してくれるでしょう。見守りながらも応援してあげると、夫婦の絆もぐっと深まりますよ。

辞めた事を後悔している場合

悩みに悩んで仕事を辞めたけれど「よく考えたら辞めるほどではなかったのではないか…」と後悔している場合があります。無職になると、時間がたっぷりあるので過去の事ばかり考えてしまいがちです。

対応の仕方としては、暇な時間を出来るだけ無くす事です。家事や育児など可能なかぎりやってもらいましょう。夫婦で話す時間も増やして、出来るだけネガティブな感情を吐き出してもらうといいですね。家族に尽くしてしっかりと向き合うことが出来れば、不思議と前向きになるものです。

夫が前向きになってきたと感じた頃に、再就職の打診をしてみましょう。出来るだけ明るく提案する事が大事ですよ。

開き直って攻撃的になっている場合

仕事を辞めて、開き直って家族に攻撃的になる夫は実は多いです。無職になった事を負い目に感じている夫が「自分は悪くない」と自己防衛するために、先手を打って攻撃してしまうのです。妻の出来ていない事を責めたり、色々と難癖つけてくる事がありますが、応戦する事は絶対に辞めましょう。大喧嘩に発展したり、意固地になってしまう事もあります。

ポイントは「自分は味方であること」を伝える事でです。そして「辞めた事を責めていない」という事を態度で伝える必要があります。まずはうろたえずに、余裕のある態度と一貫した言動を心がけましょう。

卑屈になっている場合

無職になると劣等感を感じてしまいがちです。「どうせ自分なんて…」と卑屈になってしまう人がいます。夫が卑屈になってしまうとイライラする事が増えるかもしれませんが、おおらかな気持ちで受け止めてあげましょう。

この場合は無職になった事で一時的に卑屈になっているだけなので、いつもと変わらない態度で接しましょう。人の言動に敏感になっている可能性が高いので、過剰に優しくしたり冷たくしてしまうと、余計卑屈になってしまう恐れがあります。

夫が無職になると、何をしたら良いのか何を言ったらいいのかなど、色々考えると思います。考えるあまり、NG行動をとってしまわないように気を付けたいところですよね。一体どんな行動がNGなのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。

夫と周囲の人間を比較する

無職になった事で、罪悪感や劣等感など様々な感情が芽生えます。それは夫自身が無意識に周囲の人と自分を比べてしまっているからです。「人はちゃんと仕事しているのに自分はしていない」「あんな奴でも仕事しているのに自分はダメなやつだ」などと判断基準が他人になってしまいがちなのです。

そんな時、妻にも周囲の人と比較されてしまうと、余計にネガティブになり、最悪の場合は再就職どころではなくなります。妻としては早く再就職して欲しいところですよね。背中を押すために他人を引き合いに出したくなるかもしれませんが、ぐっと我慢しましょう。

イライラをぶつける

家事や育児、場合によっては仕事も忙しい上に、夫が無職になってしまうとイライラしてしまいますよね。精神的な面も不安定になりますし、金銭面の心配も尽きません。夫が意欲的に就職活動をしてくれればまだ良いのですが、ダラダラ家にいる場合はイライラを夫にぶつけたくなると思います。

しかしイライラをぶつける事は何の解決にもなりません。夫にもイライラが伝染しますし、根本的な問題が解決するわけでは無いので、妻は更にイライラする事になります。もし気持ちをぶつけたくなったら冷静に話し合いをする事がオススメです。

早く転職するように急かす

夫の無職の期間が長くなれば「いつ就職してくれるんだろう」と不安になりますよね。その結果いつ転職するのかしつこく迫ったり、何でもいいから転職するように急かす人がいますが、この行動はNGです。

例えば子どもの頃、宿題をしようと思っていた時に母親から「早く宿題しなさい！」と怒られて「今やろうと思ってたのに！」と言い返したことはありませんか？それと一緒で、「そろそろ就職活動しようかな」と思っている時に急かされると、逆にやる気がなくなってしまいます。

自分なりのタイミングで計画を立てている人もいるでしょう。お互い自立した大人なので、夫を尊重してあげつつ夫婦で相談し合えれば、夫も早くやる気を出してくれるかもしれません。

馬鹿にした態度をとる

一番NGな行動です！馬鹿にするという事は見下しているという事ですよね。夫も無職になりたくてなっているわけではありません。馬鹿にしてしまうとムキになって逆上したり、ショックを受けて立ち直れなくなる場合も。良い事はひとつもありません。

夫婦は対等な関係が一番長続きします。仕事を辞めた場合でも夫婦で支え合う事を忘れずに、夫の気持ちを聞いてあげましょう。

夫が無職になって、就職するのを待っているのに中々行動してくれない…。いつになったら就職してくれるんだろう、もしかしてこのまま一生無職でいるつもり？！と、残念ながらこんな状況になってしまう事があります。そんな時は以下のような対処法を試してみて下さい。

夫婦でじっくりと話し合う

まずは夫と話し合ってみてください。「じっくり」話し合う事が大事です。中々日常生活でじっくり話し合う事って少ないですよね。この機会にきちんと時間を作って「話し合いの場」を設けて下さい。もちろん責めたり馬鹿にした態度はNGです。

女性にありがちなのですが、話しているうちに話が脱線してしまい、何が話したかったのかわからなくなってしまう事があります。そうならないために、感情的にならずにきちんと整理してから話し合いに臨みましょう。

夫の考えや気持ちを引き出す事が出来れば、一緒に考える事が出来ますよ。

離婚も視野にいれる

最悪の場合は離婚を視野に入れておいてもいいかもしれません。ただし、無職になったからといってすぐに離婚というのは焦りすぎです。

話し合いに応じなかったり、八つ当たりがひどくて暴力をふるってきたり、暇なのが原因でギャンブルをするようになったりするなど。これからの生活が破綻しそうな傾向がみられる時は、離婚も考えてもいいでしょう。

経済面で心配な事を伝える

夫婦生活を送るうえで経済的な問題は避けて通れません。子どもがいればなおの事、大事な問題となってきます。しかし、経済的な事を話すのは夫のプライドに関わる事もあるので難しい場合もあるでしょう。もし、夫が再就職に対して前向きな場合は少し様子をみた方が良いかもしれません。

問題は中々就職してくれない時ですが、言いにくいからといって言葉を濁しながら話したり、過剰にフォローしながら話すと気を遣われていると感じて逆に傷つきます。普段話をする時と同じトーンでさりげなく切り出すのがポイントです。

ちなみに、経済的に厳しくなっているのに我慢するのは、かなりストレスになるのでやめましょう。心にも余裕がなくなってしまいますよ。

元気に楽しく働く姿を見せる

人は無意識に人の言動と自分を比べがちです。妻がはつらつとして楽しく元気に働いていると、羨ましくなって「就職活動しようかな」と思ってくれるかもしれません。ポイントは、夫が無職な事に触れたり、再就職を促すような事は一切言わない事です。

「毎日楽しそうだな」「自分も妻みたいに楽しく働きたい！」と思わせる事が出来たら成功です。愚痴を言いたくなる時もあるかもしれませんが、少しの我慢です！

気分転換になる事を一緒にする

夫が落ち込んでいる場合や、思い悩んでいる場合には一緒に色んな事をしてみましょう。家にこもってしまいがちな人に多い傾向ですが、再就職したいけど、無職の期間が長くなったために中々勇気が出ないのかもしれません。

ドライブしてみたり、ウォーキングしてみたりと、仕事と全く関係ない事を一緒にする事がおススメです。特に外に出てする事や、体を動かす事が気分転換になりやすいです。あくまでも気分転換なので、直接就職に繋がるわけでは無い事は頭に入れておいてください。

夫が無職になって毎日イライラする…。そんな時、考え方次第で楽になるかもしれませんよ。おススメの考え方をいくつかご紹介します！

お互いにできることをやればいい

夫婦とはいっても同じ人間ではありません。冷たい言い方ですが、あくまでも他人なのです。ですから、自分と同じ考え方や全く同じ価値観を求めるのはナンセンスです。もちろん夫婦で共同生活をするので、ある程度のすり合わせは必要ですが、妥協も必要です。

イライラするという事は、相手の事ばかりに気をとられているという事なので、損をしているといえます。「お互いにできることをやればいい」と考える事で、今自分にできる事と向き合う事ができるはずです。

私がすべて面倒を見る必要はない

少し冷たい考えかもしれませんが、こう考える事によって肩の荷が下りた気持ちになります。夫が無職になってイライラするのは、相手の人生と自分の人生に責任を感じているからです。いっその事「私は私、夫は夫」と割り切って考える事で、楽になる場合もありますよ。

放っておけばいつか働くだろう

無職の期間が長引いてくるとイライラも募ってくると思いますが、そうなると「放っておく」というのもひとつの考え方です。もちろん完全に放置するわけではなく、普通に日常生活を送りながら、夫の事は何も考えずに自分の事だけ考えるのです。

夫の事以外にもたくさん考える事はあるはずです。自分の仕事の事、子どもの事、親の事、趣味の事など、色々ある上に夫の事を考えなくてはいけないのがイライラの原因です。ひとまず放っておいて自分の事に集中してみてください。

1年後もこの状態ではない

何事においてもそうですが、1年後も今と全く同じ状況の事って少ないはずです。そうなると「夫も1年後には変わっているだろう」と楽観的に考える事も出来ますよね。ある程度楽観的に考えた方が、気持ちに余裕が出てくるので夫に対しても優しくなれます。

自分がイライラしてもしょうがない

究極の考え方はコレです。夫が無職になった事に対して、自分がイライラしても何も変わる事はないのです。それどころかイライラする事で夫との関係も悪くなりますし、自分のするべき事も上手くいかなくなります。

イライラする事はとてもエネルギーを使うので疲れます。そのエネルギーを他の事に使った方が良いと思いませんか？イライラする事が馬鹿らしくなってくると楽になるはずですよ。

無職という事は収入が無いという事です。妻が専業主婦の場合は全くのゼロになりますし、
共働きの場合でも、世帯収入が半分かそれ以上減るので家計にとっては大打撃…。最初は貯蓄などでまかなっていても、だんだん厳しくなりますよね。

そんな時はどうしたら良いでしょうか。いくつか案をあげてみました。

パートを探す

専業主婦の方はまずパートを探すのが良いかもしれません。とはいえ、子どもが幼かったりすると中々難しい場合もありますが、環境的に出来そうであれば働く事をおススメします。お金はいくらあっても困るものではありません。無職になった時点で探し始めておくと、焦らずにすみますよ。

在宅ワークをしてみる

専業主婦で働きに出るのが難しい方におススメなのが在宅ワークです。最近は様々な在宅ワークがあります。内職のようなものから、事務仕事を在宅で出来る場合もあります。子どもが幼い場合でも、お昼寝の時間などを有効活用できるので、是非調べてみてください。

株や投資などをしてみる

少しハードルが高いですが、株や投資をするという選択肢もあります。しかし向き不向きが極端なので、夫が無職になった途端にいきなり始めるのはやめた方が良いかもしれません。周りに詳しい人がいて相談出来たり、元々少し経験があったりする場合は検討してみても良いでしょう。

派遣に登録する

パートだと収入面で物足りないけど正社員はちょっと…という方は派遣に登録してみてはいかがでしょうか。派遣は自分に合った仕事を担当者が色々と紹介してくれるので、意外と早く就職できる場合も多いです。

派遣期間も単発、短期、長期と好きな働き方が出来るので、とりあえず登録しておくだけでも損はありません。