LINEをやめたいと思ったことがある人は多い?
プライベートでも仕事でも活躍するLINEですが、実は「使うのをやめたい」と考える人が少なくありません。とても便利なアプリケーションなのに、なぜ使うのをやめたいと思ったことがある人は多いのでしょうか。
LINEの使用率はかなり高い
2022年、SNSの利用動向の調査が実施され、約7,000人がウェブアンケートに回答しました。その調査によると、LINEの使用率は80%超え。ほとんどの人が利用しているアプリケーションという結果になりました。
冒頭でもいったように、LINEはプライベートでも仕事でも使い勝手の良いアプリケーションですから、多くの方が利用しているのです。ほとんどの人が利用していることから、使ってない人のほうが変わり者の扱いをされたりするケースもあるようですよ。
仕事の連絡をLINEで…という会社も
多くの方が利用しているLINEは、仕事の連絡にも便利なツールです。パソコンを開かなくても、スマホで簡単に片手でメッセージを送信できますし、連絡に気づきやすいことから仕事でも採用している会社が存在するのです。
もしLINEをスマートフォンにインストールしていなければ、アカウントを取得するように言われるケースもあります。それだけ、仕事でも使い勝手が良いアプリケーションということなのでしょうね。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所『LINE利用率8割超え:10~50代まで8~9割が利用』
https://www.moba-ken.jp/project/others/sns_index.html
LINEをやめたいと感じるのはどんな時?
LINEの利用をやめたいと思ったことがある男女にその理由を聞いてみました。
グループトークの通知が100件以上あった時
「大事な連絡がないかLINEを開いてみたら、グループトークの通知が100件も来ていてうんざりしました。常に誰かがいるみたいな感覚になり、心が休まらないです。通知ばかり来るとスマホの充電の減りも早いし、良いことがない。」(24歳/男性/会社員)
会話の多いグループトークでは、気づいたら100件以上通知が来ていることがあります。こちらの男性が入っているグループも会話が盛んなようです。あまりにも通知が多いと気が休まりませんから、一人の時間が欲しい人はLINEをやめたいと考えがちなのですね。
なんで返信してくれないの?と言われた時
「急いで返事が欲しかったら、『なるべく早く返事が欲しい』と書いたり電話をすればいいのでは?急用ではなさそうだから後で返事しようと思っていたら『なんで返信してくれないの?』とメッセージが来てイラッとしました。このときにLINEって面倒だな、やめたいなって思ったんです。」(28歳/女性/主婦)
メッセージで用件を伝えるということは、急な連絡ではないと考える人は多いです。しかし、LINEを放っておかれると「無視?」と思う人も多いんですよね。
こちらの方も後で返事をしようとしていたら、相手の人に「無視?」というようなことを言われてしまったようです。そのつもりは無いのに無視といわれては、LINEをやめたくなってしまうかもしれないですね。
返事しなきゃ…と思ってしまうから
「誰かからの通知があると、早く返事をしないとと思ってしまい、落ち着きません。既読スルー、未読スルーだと思われたくないから、ちょっと忙しくてもLINEを優先してしまいます。こういうの、疲れるからやめたいですよね。」(30歳/男性/IT)
「無視」と言われないために、なるべく早く返事をしようとしているようですね。無視してるわけではなくても、返事が遅いだけで無視だと言われるなら、余計なトラブルにならないよう「早く返事しよう」と思う方が多いでしょう。しかし、このようにLINE優先の生活になってしまうと、疲れが溜まってしまいそうです。
彼女にいちいち睨まれるから
「LINEの通知があると、彼女がいちいち『誰?』と聞いてくる。仕事でも使ってるのでアカウントを削除はできませんが、毎回のように『誰?』と聞かれるとLINEをやめたくなりますね。」(22歳/男性/飲食業)
色々な人と繋がれるLINEですから、やきもち焼きの恋人がいる方は苦労してしまうのかもしれませんね。通知があるたびに「誰?」と言われていては、浮気を疑われているようなもの。気分が悪くなりますから、やめたいと思うのでしょう。
面倒臭いからやめたい
「もともとスマホをいじるのが好きじゃないです。LINEの返信を打つのがとても面倒くさいんですよね。けど、返信しないわけにはいかないし…。できることなら使うのをやめて、LINEによるストレスをなくしたいです。」(32歳/女性/パート)
スマートフォンを触るのが好きではない人は、LINEが来ることよりも文章を打つのが嫌という人は少なくありません。返事をしないわけにもいかないですし、ストレスになるでしょうね。
LINEをやめたらこんなメリットがある!
身近な存在ゆえに、LINEがあったほうがメリットがあると感じている人も多いと思いますが、実際やめてみると色々なメリットに恵まれるんですよ。
人間関係に束縛されない
LINEのグループトークなどに入っていると、飲み会やショッピングなどさまざまな誘いが来ることがあります。しかし、なるべく一人で休んでいたい人にとって、そのような誘いは全てに応えていられないでしょう。
断り続けると人間関係にヒビが入りかねないですし、疲れを感じたことがある方は多いのでは。LINEをやめればお誘いの数は減りますし、「断り続けると人間関係が…」と気にすることがなくなりますよ。
スマホが気にならなくなる
LINEはチャット形式でサクサクとやりとりができるので、早く返事を出すべきと考える人が多いです。しかし、そのような考え方の影響で、すぐに返事をしない人は「既読スルー」「未読スルー」などと呼ばれるようになってしまいました。
スルーしないように気をつけようと思うばかりで落ち着かなくなってしまいますが、そこでLINEをやめれば、気にならなくなるのがメリットです。
生活習慣の改善に効果的
誰かとLINEでおしゃべりしていると、時間が過ぎるのが早くてついつい夜ふかししてしまうことがあるでしょう。寝る前のスマホは、目から入るブルーライトの光で脳が活発になってしまい、睡眠の質を落とすと言われています。
朝スッキリ起きられない方は、もしかすると夜寝る前のLINEが原因になっているかもしれません。LINEをやめれば朝しっかり起きられるようになり、生活習慣も改善していく可能性が高いでしょう。
自由な時間を邪魔されない
自由な時間を趣味の時間にあてて楽しんでいる方が多いと思います。しかし、折角の趣味の時間をLINEの通知で中断させられてしまったことはありませんか?長時間無視するわけにもいかず、一旦LINEの返信に時間を割く羽目になったことがある人は多いでしょう。
しかし、LINEをやめれば返事のために時間をとられることはなくなります。返信するのはわずかな時間ですが、せっかく楽しんでいた趣味を邪魔されたくないですよね。誰にも邪魔されず没頭したいなら、LINEをやめた方がいいでしょう。
LINEをやめたらデメリットもある?
やめたらデメリットの方が大きい場合は、アカウントの削除はおすすめできません。
友達との話題に付いていけなくなるかも
LINEがあれば会っていなくてもみんなで話題を共有することができます。もしアカウントを削除してしまうと、友人たちの話の輪に入れなくなってしまう可能性があるので、もしそれで疎外感を感じるのなら削除はやめた方が良いです。
友達も、話題についてこられない人よりも話を共有できる人と話した方が面白いですから、相手にされなくなってしまうかもしれません。
異性からのお誘いが少なくなる
恋人募集中の人は、LINEをやめるのはデメリットが大きいでしょう。LINEの異性の知り合いからお誘いが来なくなりますし、合コンや友達の紹介で異性を紹介してもらっても、アカウントがなければ教えることができません。
LINEのアカウントが無いだけで恋の可能性も減らしてしまうのが、デメリットの一つです。積極的に恋人探しをしたい人に、LINEは欠かせないといっても過言ではないですからね。
職場の人に迷惑をかける
仕事の業務連絡にLINEを採用している会社は少なくありません。もしアカウントを持っていない、削除したのであれば業務連絡ができませんから、職場に迷惑をかけてしまいます。
その場合、「自分だけ電話で連絡を下さい」というわけにはいかないですし、もしLINEを会社で採用しているなら、アカウントの削除はデメリットにしかならないと思われます。
面倒な人と思われる可能性がある
LINEの利用率は80%超もあります。多くの人が使ってますから、あえて使っていないのは「面倒な人」「LINEでトラブルを起こしたことがあるのでは」と思われる可能性があるので、要注意です。
LINEがあった方が連絡のやり取りは便利な場合が多いですし、それなのにアカウントを取得しないのは「変なプライドがある」「意識高い系」など、マイナスな印象を与えてしまいます。
家族とのやり取りが減る
最近は親や祖父母世代にスマホを与え、LINEで家族間の会話や連絡をするようになった家庭が増えています。離れて暮らしていても、LINEがあればいつでも気軽に話せるのが評判です。しかし、アカウントを持っていないと家族との連絡は電話が主流に。
「いつでも気軽に」とはいきませんから、自然とやり取りが減ってしまうでしょう。家族とのコミュニケーションが減るのもデメリットの一つと考えられます。
LINEをやめた方がいい人の特徴
LINEの返信が億劫
スマートフォンで文章を打つのが苦手だったり、筆不精で返事をするのが面倒臭い人は、アカウントを削除した方がストレスを減らせますよ。
返事が億劫な人は、嫌々返事を入力したり、時には返事をしないということがあるでしょう。自分もストレスを感じますし、相手にもストレスを感じさせてしまいますから、返信が億劫に思う人はやめた方が良いと言えます。
人間関係にストレスを感じる
世の中には色々な人がいて、人と関わるのがストレスという人は少なくありません。人と関わることにストレスを感じる人は、直接会わずにLINEのやり取りをするだけでも、ストレスが日々溜まっていくでしょう。
学校や仕事以外では一人でいたい人は、一度アカウントを削除してみてください。一人の時間を一人で満喫できるようになり、ストレスがなくなりますよ。
スマホ依存の自覚がある
スマホばかりいじっていて、仕事中や誰かといる時にもLINEが気になるという人は、やめたほうが良いのではないでしょうか。集中しなけらばならない時にスマホが気になっているのは、スマホ依存ですよね。
スマホが無いとイライラしたり、不安になってしまうような自覚がある方は、改善するためにもLINEをやめてみてください。
LINE優先になってしまっている人
「スルー」と言われることに怯えていて、通知が来たら今やっていることを中断してでも返信しようとする人は、LINEをやめた方が良いです。スルーと言う人が少しせっかちなのであって、返事はすぐさましなければいけないということはありません。
急用なら電話をしてくれば良いのですから、通知が来てもあなたのペースで返信すればいいのです。しかし、それでも「スルー」と言われるのが怖いなら、一度LINEをやめた方がすっきりするのではないでしょうか。
こんな人はLINEをやめない方がいいかも?
仕事の連絡などでLINEを使っている
会社で業務連絡にLINEを採用しているなら、アカウントの削除はしない方が良いです。もし削除すれば、あなただけに業務連絡ができなくなってしまい、職場に迷惑をかける場合があります。
会社でLINEを採用しているなら仕事用と割り切って、アカウントの削除をするのは諦めましょう。
特定の人との連絡が面倒ならブロック機能を
「嫌いな人からメッセージが頻繁に来る」「面倒臭い人に絡まれている」など、人間関係のトラブルや好みで特定の人を避けたいだけなら、アカウント削除ではなくブロック機能を使いましょう。
ブロックすればその人からの通知は来なくなります。嫌な人のために、他の人との連絡も断つことはありません。機能をうまく利用してアカウントの削除を避けましょう。
孤独を感じやすい人
LINEをやめると通知にイライラしたり、早く返信しないとと焦る気持ちになることはなくなりますが、友達からの連絡は確実に減ります。もし友達からの連絡がなくなることで孤独を感じるなら、やめない方が良いかもしれません。
今まで孤独を感じなかったのは、LINEの通知があったおかげでもあるのではないでしょうか。孤独を感じやすい人、初めて一人暮らしをしている人などは、アカウントを残しておいた方が良いかもしれません。
恋人が欲しい人
LINEのアカウントを持っていると、どうでも良い異性からも「LINE教えて」と言われ教えてしまい、その返信が苦痛に感じることもあるかもしれません。しかし、だからといってアカウントを消すのはおすすめできませんよ。
なぜなら、アカウントを持っていないと、気になる異性に「LINE交換しよう」と言われた時に対応できないからです。もしアカウントを持っていないと「じゃあいいや」と思われ、恋人になるチャンスを逃してしまうかもしれませんよ。
LINEをやめた時に使える言い訳が知りたい!
「ガラケーに変えた」
シンプルな使用感が未だに人気のガラケー。スマートフォンが使いこなせないからと、ガラケーに変える人は少なくありません。
もしLINEをやめた理由を聞かれたら、「スマホはうまく使えないからガラケーに変えたよ」と言うと良いでしょう。ガラケーはLINEができない機種が多いので、「ガラケーなら仕方ないね」と納得してもらいやすいです。
「アカウントの移行に失敗した」
LINEをやっている人は、アカウントの移行を正しく行えなかった影響で、友達の連絡先がゼロになってしまった経験はありませんか?
比較的よく聞くことなので、やめた理由を聞かれたら「アカウントの移行に失敗してみんないなくなっちゃったんだ~」と言っておくと良いかもしれません。よくあることだからこそ、不自然ではなく納得ができます。
「スマホを無くした」
スマホを無くしたという言い訳を使うなら、アカウントは削除しないままが良いでしょう。アカウントを削除してしまうと、「無くした」と言っては不自然になってしまいます。
設定で通知が鳴らないようにすることもできるので、もうLINEには触りたくないという人は通知を切り、放置してしまいましょう。そうすれば通知のストレスを抱えなくて済みますし、無くしたという言い訳でもおかしくありません。
「付きまとわれている」
異性に「付き合って」と付きまとわれているためにLINEをやめる人は少なくありません。付きまとわれたくないなら、LINEをやめて連絡できなくするのが良いですからね。
もしやめた理由を聞かれたら、付きまとわれていて嫌な思い、怖い思いをしているからだと言い訳してみましょう。アカウントを削除したのを不審がられず、むしろ心配してもらえます。
LINEをやめたいけど不安な時は?
通知オフ等の機能を使ってLINEの気配を消す
通知が来るのを設定で切れば、通知音に急かされることがなくなります。また、既読をうっかりつけることもなくなり、LINE上での存在感を薄くできるでしょう。
気配がなくなればメッセージのやり取りをしようと思われなくなり、だんだん連絡が来なくなってきます。頻繁にメッセージのやりとりをしたがる人は、やり取りができないのであれば諦めてくれるはずです。
LINEの友人を整理してみる
本当に大事な友達、家族以外の一覧を見てみてください。中にはその場のノリで連絡先を交換してしまった人や、嫌いな人も含まれていませんか?
面倒な人たちのために、アカウント削除して家族や友達との連絡も断つことはありません。自分にとって必要の無い人から連絡が来ないように整理し、自分が残しておきたい人だけを残してみましょう。
アカウントを削除して周りの反応を見てみる
アカウントを削除してみて、周りの様子を観察してみましょう。もし削除したことで頻繁に「どうしたの?」「また戻ってくる?」と言われるなら、削除したままにするのは周りからアレコレ言われてかえって面倒かも。
逆に、アカウントを消しても周りから何も反応がなければ、そのまま完全にやめても問題ありません。
LINEをやめたいと宣言する
いざこざ無く利用をやめたいなら、正直に「やめたい」と宣言してからアカウントを削除すると良いでしょう。
前もって「自分には合わないので一旦アカウントを消してみます。戻ってきた時にはまたよろしく」など、また戻ってくるかのように宣言すれば、無理に引き止める人はいないでしょう。
仕事で使用していない限りやめたって問題ない
仕事の連絡用として使用しているならやめるのは難しいですが、そうではないならやめたって問題ありません。メリットも多いLINEですが、人によってはデメリットやストレスを感じます。
今後スマートフォンをストレスなく使用するために、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
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