最近彼氏とすれ違いばかり…これって別れの危機?
今回は、「最近彼氏とすれ違いばかり」と悩んでいる女性に向けて、すれ違いが起きる原因をご紹介していきます。なぜすれ違いが増えてしまったのか、何が悪化させているのかを、詳しく追求していきましょう。
また、この危機を乗り越えるための対処法も一緒に見ていきます。すれ違いの無い仲良しのカップルになるには、どうすれば良いのでしょうか。
彼氏とすれ違いが起きる理由は?
自身では気付いていない以下のようなことが原因で、彼氏とすれ違いが起きているかもしれませんよ。
すれ違いの理由(1)コミュニケーション不足
彼氏とのコミュニケーション不足が理由で、すれ違いが起きていませんか?連絡を取る頻度、会う頻度があまりにも少ないと、コミュニケーションが不足してしまいがちに。「きっとこう考えてるだろう」と自己解決してしまうことによって、彼氏とすれ違いが起きている可能性があります。
もっと彼氏とコミュニケーションをとって、何を考えているかを知る必要がありますね。
その逆も同じです。彼氏に「なんで分かってくれないの?」と思うことが多い場合、しっかりと彼氏に伝えているかどうかを振り返るべき。
いくら仲の良いカップルであっても、相手の考えを正しく理解するにはコミュニケーションが必要になります。もう少し二人の時間を作るべきかもしれません。
すれ違いの理由(2)気持ちの温度差
お互いの気持ちに温度差があることで、すれ違いが起こってしまうケースもあります。
例えば、彼氏の気持ちが冷めてきている時期に、あなたの彼氏への気持ちが高まっているという状況の時ですね。彼氏はあなたと少し距離を取りたいと思っている中、あなたが彼氏を必要以上に求めてしまうとしたら、彼氏はなんと思うでしょうか。「面倒くさい」「鬱陶しい」と感じてしまうこともあるはずですよね。
好きで付き合い始めても、その後、気持ちが高まる人もいれば冷めていく人もいます。必ずしも気持ちの温度がいつも同じとは限らないため、そこに差が生じた時にすれ違いが起こることもあるのです。
すれ違いの理由(3)恋人に対する慣れ
付き合い始めの頃は恋人のことを大切に思えていたとしても、一緒に居る時間が多くなってくると、だんだん恋人の存在が当たり前のものになってきますよね。良く言えば、絆や信頼関係ができている状態と言えるかもしれません。
しかし、こうした相手への慣れが原因ですれ違いが起きることもあるのです。中でも多いのが「何をしても許してくれるだろう」という考えが生まれてしまうこと。喧嘩になっても別れないだろう、後から話し合えばなんとかなるだろうという余裕が、すれ違いを生み出してしまうこともあります。
それは「慣れ」から来るもの。失うかもしれないという危機感が足りないため、ついつい問題を後回しにしてしまうのです。
すれ違いの理由(4)価値観の違い
彼氏とのすれ違いの中で最も多い原因は、価値観の違いによるものでしょう。一緒に過ごす中で知った相手の考え方や性格、あるいは性癖などに自分との違いを感じ、すれ違いが起きるカップルは多いでしょう。
相手のことを知れば知るほど、様々な場面で価値観の違いに触れることになります。そのせいで喧嘩が増えたり、否定的な目で見てしまったりするでしょう。
付き合い始めた当初は、好きな気持ちが大きい状態です。価値観の違いに気付けなかったり、気付いても許せていたはず。ですが、気持ちが落ち着いてくると、徐々にそれが欠点に見えてしまうようになるのです。
彼氏とのすれ違いを感じる瞬間
女性たちはどんなことをきっかけに、すれ違いへの不安を持つようになるのでしょうか。
楽しみにしてたデートをドタキャンされた時
「2週間ぶりにデートをすることになって楽しみにしてたのに、前日になって彼氏からドタキャンされた。自分だけ楽しみにしてる感じがした」(22歳/女性/販売)
久しぶりに会えると楽しみにしていた女性。しかし、彼氏からデートをドタキャンされたことによって、そこに気持ちの温度差があると感じたのでしょう。会いたいと思っていたのが自分だけのように感じて、不満を持っただけではなく、虚しさにも襲われたはずです。
SNSは更新してるのにLINEの返信が遅い時
「LINEの返信がこないから、気になって彼氏のSNSを覗いてみたら更新されてた。私からのLINEをわざと無視してるの?ってすごく不満」(18歳/女性/学生)
SNSを更新しているのなら、スマホを見ているはずだしLINEにも気付いているはずと思ったのでしょう。確かに、自分のLINEには返信がなくてSNSは更新しているとなれば、不満も感じますし不信感も抱いてしまいますよね。
自分よりもSNSの中の人たちの方が大事なのかなと、寂しくもなる瞬間でしょう。
自分よりも友達を優先されるようになった時
「前は私を一番に優先してくれてたのに、最近は友達を優先することが多くなった彼氏。必要なくなっちゃったのかなって不安になります」(27歳/女性/ネイリスト)
付き合い始めは男性も女性も相手を強く求める時期です。そのため、頻繁に会ったり連絡を取り合ったりと、毎日が楽しく濃い日々になりますよね。
しかし次第に関係も気持ちも停滞。すると、優先順位が変わってしまうこともあるでしょう。こうした彼氏の変化からも、すれ違いを感じる女性もいるようです。
些細なことでの喧嘩が増えた時
「以前ならなかったような喧嘩が増えてきた時、すれ違いが多いなと感じるようになった」(30歳/女性/製造業)
些細なことで喧嘩が増えてきたというカップルですね。前なら笑って聞き流すことができていたことでも、つい口を出したり気になるようになったのでしょう。
このカップルの場合は、慣れやコミュニケーション不足が原因であると考えられます。関係がマンネリ化してきたカップルは、些細なことでも喧嘩しがち。やたらと相手の嫌な部分が見えてしまう時期ってあるものですよね。
彼氏とのすれ違いをなくすための方法
どのようにしたらすれ違いをなくすことができるのか、次はその方法を見ていくことにします。
恋人の機嫌がいい時に話し合う
彼氏とのすれ違いをなくすには、話し合いが必要になります。何を考えているのか、どう感じているのかを知るために、もっとコミュニケーションを取るべきです。
この時のポイントは、恋人の機嫌がいい時に話し合うということ。すれ違いが原因で喧嘩になっている時に話し合っても、お互いに感情的になって、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。
喧嘩もしていない、そして恋人の機嫌がいい状態の時に話し合いをすれば、冷静な本音が聞けるはず。話し合いを持ちかけるタイミングに注意して、理解を深め合いましょう。
カップルで楽しめる趣味を見つける
一緒に楽しむことを目的として、この際、カップルで楽しめる趣味を見つけてみるのも良いですね。すれ違いが起きている時期だからこそ、一緒に楽しむ時間を作ることが大切です。
二人で楽しめる趣味があると、時間や思いを共有することができます。すれ違いで生じた距離も、共有する時間さえあれば取り戻すことができるはず。コミュニケーションを楽しみながら持つことで、自分の中に生まれた不安や不満も解消できるでしょう。
とはいえ、男性と女性とでは趣味が異なるケースも多いです。お互いに歩み寄る気持ちを持って、相手の趣味に興味を持つといった思いやりや工夫が必要になるかもしれませんね。
彼氏の良いところに目を向ける
彼氏とすれ違いが多くなってきたと感じた時は、意識的に彼氏の良いところに目を向けてみるといいでしょう。すれ違いが増えると、不満や不安が大きくなってくるだけでなく、彼氏の欠点ばかりに目が向きがちになります。すると、「別れた方がいいのかな」という気持ちにすらなってきてしまうものです。
付き合いが長くなってくると、長所に目を向けるという意識がどうしても減ってしまうもの。自分のためにしてくれていること、他の人にはないところを見つけ、不満や不安を自分の中で小さくしていくことも大切でしょう。
愛情表現はしっかりと
すれ違いをなくすためには、しっかりとした愛情表現も必要です。どんなに喧嘩しても、仲直りしたら「好きだよ」などとしっかり伝え、彼氏を思っているからこその喧嘩だということをアピールしましょう。すると単なる不満ではなく、寂しさや虚しさを持っていることが伝わります。
また、愛情表現をしていないためにすれ違いになるケースも。本当に相手が自分のことを思ってくれているのか分からなくなることで、不安が大きくなってしまうケースですね。関係が落ち着いてくると、「好き」や「会いたい」と言葉で伝えるのが恥ずかしくなるかもしれませんが、二人の間にできてしまった溝を埋めるために、愛情表現をしっかししていきましょう。
彼氏とすれ違いが起きたら?対処法
彼氏と自分の間に溝ができた時は、様々な対処法を活用してうまく危機を乗り越えていきましょう。
恋人に感謝の気持ちを伝える
彼氏とすれ違いが起きた時こそ、感謝の気持ちを伝えるべきです。「いつもありがとう」「面倒くさがらずに向き合ってくれてありがとう」という感謝の気持ちが、お互いの怒りや不満を鎮めてくれます。
「すれ違いをなくす方法」でも述べましたが、すれ違いが起きている時は相手の欠点に目を向けがちです。そのまま話し合いをしても、喧嘩は大きくなり溝を深めてしまうだけですよね。
だからこそ、「ありがとう」が必要な時です。不満に思う事が多々あったとしても、良いところや好きなところがあるから付き合っているはずです。そこに目を向けて、まずは感謝の気持ちを伝えてみましょう。すると、お互いに冷静な気持ちに戻れます。
距離を置いてみる
場合によっては、お互いに感情的になる場面もあるでしょう。そんな時は、無理に話し合おうとはせず、一度距離を置いてみること。今の二人には、冷静になる時間が必要です。
彼氏とすれ違いが起きた時、多くの人は「分かってもらいたい」と自分の意見を伝えようとします。しかし、すれ違いが起きているということは、相手とは違う考えを持っているということ。感情的になっているときにその意見を伝えても、衝突するだけですよね。
その場で話し合うことがかえって逆効果になる時もあります。冷静さを取り戻すためにも、彼氏と離れてみましょう。
相手の立場になってみる
相手の立場になって考えることも大切です。すれ違いが起きて彼氏と距離を置いたら、「自分が彼氏だったらどう感じるか」も考えてみるべきでしょう。
きっと、相手の立場になって考えた時、今とは違った捉え方ができるはずです。「こう思ったのかな?」「誤解されるのも当然かも」と気付けるかもしれませんよね。すると、自分の主張だけが正しいわけではないことにも気付けます。
すれ違いが起きた時は、ぜひ彼氏の立場になって考えてみてください。彼氏の言ってること、思うことが納得出来るようになるでしょう。
彼氏にどう伝わっているか確認する
相手の立場になって考えることができたら、次は自分の主張がどう伝わっているかを確認しましょう。もしかしたら、彼氏はあなたのことを誤解しているかもしれません。捉え方の違いによって、意見のすれ違いが起きている可能性もありますよね。
「私が言ったこと、どう捉えてる?」「私がどう考えてると思ってる?」と、彼氏に聞いてみると良いでしょう。そこで「○○でしょ?」と彼氏が自分の考えと違う解釈をしていることがわかったら、しっかり訂正することです。
人の考えは目で見えないため、時に誤解が生まれてしまいます。そこからすれ違いが起きてしまうことも多いもの。二人の解釈の違いによってすれ違いが起きているとしたら、少しもったいなくも感じませんか?何がどう伝わっているかを確認し、誤解から生まれるすれ違いを解消していきましょう。
彼氏とのすれ違いを悪化させるNG行動
すれ違いが起きている中で以下のような行動をとってしまうと、最悪の場合、別れに至ってしまうケースもあります。事態を悪化させてしまう行動とは、一体どんな行動なのでしょうか。
恋人よりも友達を優先
彼氏とすれ違いが起きているときは、恋人よりも友達を優先させてしまうことはNG行動です。
仲良く関係が安定している場合は、友達を優先させても問題ありません。しかし、すれ違いが起きているときに恋人よりも友達を優先させてしまうと、それが彼氏にとって別れの決定打となってしまうことがあります。「やっぱり思われていないんだ」「自分はもう必要ないんだ」と思われたら、すれ違いはさらに大きくなってしまいますよね。
彼氏から「話したい」などと求められた場合は特に、友達よりも彼氏を優先すべき。別れたくないなら、彼氏の要望に応えてあげましょう。
気に食わないことがあるたびに喧嘩
気に食わない事があるたびに喧嘩することも、すれ違いを悪化させてしまうNG行動。彼女が不機嫌になることが多いと、彼氏は過度に気を遣うようになりますよね。
その状態では彼氏は本音を言えません。これでは彼氏の中で不満が溜まってしまい、彼氏から「別れよう」と言われる危険性が高まってしまいます。
気に食わない事があった場合は、喧嘩腰で伝えるのではなく、冷静に伝えましょう。何が嫌でどう感じるのか、彼氏にしっかり分かってもらう必要がありますよね。それなのに、ここで喧嘩へと発展すれば、彼氏も素直に聞き入れることが難しくなります。
感情的になりそうだなと思ったら、一度離れてみるのもおすすめ。なるべく喧嘩を避け、溝を今以上大きくしないよう気をつけましょう。
わがままを言う
彼氏とすれ違いが起きているのにわがままを言うのもNG。すれ違いが起きているということは、彼氏も何かしら不満を感じているはずですよね。それなのにわがままを言ってしまえば、彼氏が限界に達してしまう可能性もあります。状況に合わせて、相手に求めることを加減することも大切です。
また、すれ違いが多くなっているカップルの中には、「別れようかな」と考えている人もいます。そこでわがままを言えば、「もういいや」と見切りをつけられてしまうことも考えられますよね。彼氏に求める前に、自分の言うことがわがままになっていないか考えるべきでしょう。
彼氏以外の男性と仲良くする
元々彼氏公認の男友達がいて仲が良い場合は問題ありません。しかし、彼氏とすれ違いが起きたからといって、他の男性と必要以上に仲良くしてしまえば、すれ違いを悪化させてしまう可能性があります。
すれ違いが起きている期間が長くなると、寂しさを感じやすくなるでしょう。彼氏と関係があまり良くないとなれば、その寂しさを他で解消することも考えてしまいますよね。しかし、その行動が彼氏にバレた時は、致命的な行動になります。「そういう女だったのか」「俺はちゃんと向き合っているつもりだったのに」と思われてしまうことも。
彼氏に求められないからと、一時的に他の男性を求めてしまえば、仮に何もなかったとしても誤解を招くことになります。
すれ違いの無い仲良しカップルになるには?
最後に、仲良しカップルになる秘訣を伝授!いつまでも仲良しでいることができれば、すれ違い自体起こらずに済むはずです。
愛情表現は素直に
まず、日頃の愛情表現は素直に伝えると良いですね。好きだと感じた時は好きだと伝える。シンプルではありますが、付き合いが長くなるとこれすらもできなくなってしまうもの。こまめに愛情表現をし、相手を思っていること、変わらずにいることを日々伝えていくべきです。
また、彼氏が愛情表現してくれない場合は、不満を持つ前に「好き?」と素直に聞いてみましょう。「思ってくれているか分からない」「もう私を好きじゃないのかも」と悶々と考えていても、すれ違いや不満が生まれてしまうだけです。彼氏に一言聞き、確認するだけで安心できます。愛情表現は素直に、そしてストレートにしていきましょう。
不満をため込まない
不満をため込まないことも、仲良しカップルになるには必要です。勝手に「どうせこういうことでしょ」と解釈して不満に思うのではなく、しっかり彼氏に確認して不満を解消していきましょう。小さな不満だとしても、一つまた一つと積み重なっていけば、大きなものになります。
そこからすれ違いが起きてしまわぬよう、不満は小さいうちに伝えていきましょう。
ただし、伝える時は感情的にならないよう気をつけましょう。怒った口調で不満を吐き出されても、相手は喧嘩を売られていると感じてしまいます。「こう感じるんだけど、本当はどうなの?」と冷静に具体的に伝えるようにすると、余計な問題を引き起こさなくて済みますよ。
気持ちに温度差があって当然だと理解する
付き合い始めは、お互いに気持ちが盛り上がっていることでしょう。しかし、その後もずっと同じとは限りません。付き合っていくうちに、さらに気持ちが高まる人もいれば、逆に停滞する人もいます。人それぞれに違いがあるため、「違って当然」という意識を持った方が良いかもしれませんね。
仮にあなたの気持ちが強く、彼氏の気持ちが停滞気味という場合、そこからすれ違いが生じやすいです。「あまり思ってくれていない」「私を必要としてくれない」と感じ不満に思うのでしょう。
しかし、その逆の時期もきっと来るはず。あなたが停滞気味の時、彼氏に必要以上に求められたらどう感じるか考えてみましょう。
自身の気持ちの方が強い時に相手を求めすぎると、相手を冷めさせてしまうこともあります。温度差を感じた時は、他のことに没頭してみるといった工夫が必要かもしれませんね。
距離の取り方は臨機応変に
仲良しカップルでも、いつもベタベタしている訳ではありません。適度な距離感を常にキープ出来ていることで、すれ違いを回避し仲良しでいられるのです。
喧嘩が多いと感じたら相手と会わない期間を設ける、寂しいなと感じたらいつも以上に連絡を取り求め合う、というように、その時に合った距離の取り方をしているのです。いつも同じ関わり方では、マンネリ化してしまうこともあるでしょう。近すぎれば喧嘩が増え、離れすぎれば他に目を向けてしまうこともあります。
今の自分たちはどれくらいの距離を取るべきなのか、関係性に合った距離感を持つことが大切です。相手から求められているかどうかに注目すると、どのくらい距離感を取れば良いかが見えてくるでしょう。
すれ違いが起き始めたら原点に戻ってみよう!
そのためには、付き合った当初の意識や行動を振り返ることが大切です。対処法のページでも述べたように、感謝の気持ちを伝えたり相手の立場になって考えることは、きっと付き合い始めにはできていたことですよね。そうした意味でも、原点に戻ることが大事です。
また、すれ違いが起きている時は特に、相手の欠点に目が行きがち。意識的に良いところを見るようにして、気持ちを冷めさせないようにしましょう。「昔ならどうしてたかな」と原点の自分を振り返ってみると、変わってしまった自分にも気付けるはずですよ。
相手に寄り添うことが大切な時期です。あなたの方から歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
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