泣ける恋愛アニメ《漫画原作》
今回は、まさに「泣ける恋愛アニメ」として周知されている有名なアニメをたくさん集めました。原作が有名な作品も多いので、「あ、読んだことある!」というアニメ作品もあるかもしれません。それでは詳しくみていきましょう。
『フルーツバスケット』
『フルーツバスケット』は、高屋奈月先生による漫画から派生したアニメです。『花とゆめ』にて1998年から2006年まで連載され。単行本は23巻で完結しました。アニメ作品は2001年にテレビ東京で放送され、「フルバ」の略称で多くのファンに親しまれています。
主人公の本田透はひょんなことから草摩の分家宅に居候することに。草摩家の人々は「物憑き」という特異な体質から心に深い傷を負っており、透との交流を拒む人もいるのでした。ですが、透は持ち前の明るさと優しさで草摩家を包み込んでいきます。
ギネスブックに「もっとも売れている少女マンガ」として認定され、登場人物の不器用な恋模様や、兄弟・家族同士の絆などが少女漫画ならではのタッチで描かれています。泣けるシーン満載のハートフルストーリーです。
『君に届け』
『君に届け』は、椎名軽穂先生の少女漫画を原作とするアニメです。原作は『別冊マーガレット』にて2006年から2017年にかけて連載され、実写映画化も果たしました。少女漫画至上最高傑作と呼ばれるほど「ときめき」が詰め込まれ、まさに理想の青春がそこにあります。
真っ黒な長髪、青白い肌をもつヒロイン・黒沼爽子は「貞子」というあだ名で周りから恐れられていました。でも本当は優しく純粋でピュアな女の子の爽子。高校生になり、同級生・風早翔太と出会ったことをきっかけに爽子の運命の歯車がゆっくりと回り始めて…。
『君に届け』を観ていると、ヒロイン・爽子の恋を応援したい、幸せになってほしいという気持ちにさせられます。ドキドキしたり、涙が出たり、怒ったり。いつの間にか忘れてしまっていた大切な気持ちを思い出させてくれる、そんな泣ける恋愛アニメだと言えるでしょう。
『恋は雨上がりのように』
『恋は雨上がりのように』の原作は眉月じゅん先生の青年漫画で、2014年から2018年にかけて『月間!スピリッツ』や『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていました。2018年に全12話でアニメ化され、実写映画も公開されています。
17歳の女子高生・橘あきらは、アルバイト先のファミレス店長・近藤正己(45歳)に密かに思いを寄せていました。ある出来事をきっかけに自分の想いを抑えきれなくなったあきらは、冴えないおじさん「店長」に猛アタックして何とか距離を縮めようと奮闘していきます。
このお話は、恋愛としてのストーリーだけでなく「人が挫折から立ち直るまで」を描いた作品でもあります。主人公のあきらと店長はそれぞれ挫折を抱えており、関係性を深めながらも挫折に向き合う姿も見どころです。
『一週間フレンズ。』
『一週間フレンズ。』は、葉月抹茶先生の青春恋愛漫画が原作で、2014年に全12話でアニメ化されました。原作は全7巻で完結しています。泣けるアニメでもありますが、「癒しアニメ」としても人気の高い作品です。
「一週間で友達との記憶を失ってしまう」という記憶障害を抱えている藤宮香織は、いつも一人きりで過ごしていました。同級生の長谷祐樹はそんな彼女と友達になりたいと考えて近づきますが、頑なに拒まれてしまいます。
漫画版『一週間フレンズ。』は、恋愛ものというより友情寄りの作品です。しかしアニメ版では結末が異なるので、友情以上の感情が垣間見えるシーンも増えています。さまざまな障壁を乗り越えながら、ようやくたどり着く最終回は感涙必至の泣ける恋愛アニメです。
『となりの怪物くん』
『となりの怪物くん』は、ろびこ先生の少女漫画を原作とするアニメです。原作は雑誌『デザート』にて約6年間連載され、全13巻で完結しました。アニメ化以外に実写映画化もされるなど、コミカルさとシリアスさを兼ね備えた代表的な泣ける恋愛アニメのひとつです。
主人公・水谷雫は、自分の成績にしか興味のない「ドライアイス」の異名をもつガリ勉ガール。ひょんなことをきっかけに入学式に流血事件を起こして停学処分を受けていた問題生徒・吉田春に出会います。不器用な2人の出会いをきっかけに世界は大きく変わっていきますが…。
『となりの怪物くん』では、恋愛的な部分だけでも充分に楽しむことができますが、不器用な主人公たちが紆余曲折を経て変わっていく姿にも「泣ける」と言うファンも多いです。
『恋と嘘』
『恋と嘘』は、「マンガボックス」で連載中の学園恋愛漫画が原作のアニメ。原作の作者はムサヲ先生です。2014年から2020年10月現在も連載されており、2017年にはアニメ化、実写映画化されています。
物語の舞台は、超・少子化対策基本法(ゆかり法)によって国から「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶が決定される世界。主人公・根島由佳吏には小学生の頃から思いを寄せる相手・高崎美咲がいますが、ついに16歳の誕生日を迎えて政府から通知が届きます。
『恋と嘘』では、「生涯の伴侶」が政府によって決められてしまうという特殊な社会のなかで、政府による管理に抗おうとする高校生たちの恋愛模様が描かれていきます。作中では登場人物がそれぞれ抱える「嘘」が段々と明らかになっていき、泣けるシーンも満載です。
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