デート代は割り勘?奢り?カップルのお金事情を徹底解説します!

デート代は割り勘?奢り?カップルのお金事情を徹底解説します!

デート代、みなさんはどうしてますか?割り勘派の人もいれば、おごり派の人もいますよね。デートの相手と考え方が合っていればうまく付き合えるのですが、デート代のことでモヤモヤしている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、デート代について、世の男女の意見を紹介しながら解説していきます。


みんなデート代ってどうしてる?

恋人や気になる人とのデートは楽しくて幸せな気持ちになれますよね。デートを楽しみに仕事を頑張るという人も多いのではないでしょうか。しかし、楽しいはずのデートなのに、時にモヤモヤさせられるものがあります。それが、デート代です。

デート代は誰が払うのか?割り勘?それともどちらかのおごり?…というように、デート代についてはルールがなく、カップルによって考え方は異なります。お互いが同じ考え方なら問題ないのですが、そうではないと難しいですよね。

世のカップルたちはデート代についてどのように考えているのでしょうか。

そもそもデート代って平均どれくらいなの?


デートの内容によってもかなり変わってくるのですが、20代カップルのデート代の平均は5,000~7,000円ほどと言われています。ランチのみのデートならこれよりももっと安く済むことが多いですし、逆に一日使ってデートする場合はもっと高くなるでしょう。

ディズニーリゾートやUSJのようなテーマパークに行ったりホテルで休憩したりする場合は、二人分のデート代が軽く2万円を超えますよね。上記は、そのような特別なデートは除いたデータです。

月に一回程度なら5,000~7,000円くらいの出費はそこまで気にならないかもしれませんが、毎週となると月に2~3万円になりますので、結構バカにならない金額と言えます。

男性7:女性3のカップルが多い


デート代を完全にどちらかがおごるか、ぴったりの割り勘というカップルもいますが、一般的に多いのは男性が多めに払うというパターン。男性7に対して女性3という割合が多いようです。

特に学生同士では完全に割り勘のカップルが多いですが、社会人で彼氏が年上の場合は男性がおごるケースが多いでしょう。社会人になると、全額おごるとまではいかなくても、男性がデート代を多めに出す風潮があるのかもしれません。

デート代は永遠の悩み?

デートは楽しいはずなのに、デート代が悩ましい…と密かに頭を抱えている人は少なくありません。お会計となると気まずくなってしまうのも嫌ですよね。

先ほどもお伝えしたように、デート代についての考え方は人それぞれです。カップルでその考え方が合わないと、次のような悩みが出てきてしまいます。

割り勘にしてと言えない…


「自分もそんなに収入ないし、毎回デート代をおごるのは正直きついんです。でも、彼女が財布を出そうとしてくれないので『割り勘にして』と言えなくて。最初に見栄張っておごってしまったのがダメだったのかも…」(24歳/男性/営業)

彼女の方から割り勘を申し出てくれればいいのですが、おごられることに慣れてしまうと、財布を出そうともしなくなる人もいるのですね。「割り勘にして」と言いたいけど彼女にどう思われるか不安…という辛い悩みです。

おごられるのが当たり前になるのは困る


「別におごれないわけではないけど、当たり前のようにされると、正直何なの?って思いますよね。『たまには私がおごるよ』とか言わないの?って。そういう気持ちがほしいんです。俺のこと財布としか思ってないのか?」(30歳/男性/公務員)

このように、お金がないという悩みではなく、彼女のデート代を払う気すらないという態度に悩まされている男性は少なくないようですね。おごったら感謝してほしいし、たまには彼女からおごってくれようとする姿勢がほしいというのもうなずけます。

どっちがいいのかわからない


「あまり彼とお金の話をしないから、デート代もどうしたらいいのかわからないんです。割り勘だったりおごってくれたり色々なんだけど特に決まってなくて。彼がどう思っているのかわからなくて、財布を出すべきなのか迷ってしまいます」(26歳/女性/教員)

このように、財布を出す気のある女性も多いです。女性としては、割り勘にすると彼のプライドが傷つくのかな…という心配もあるようですね。お会計のたびにモヤモヤするくらいなら、話し合ってしまえばいいのかもしれません。

お金は出すつもりだけど細かすぎるのは嫌


「割り勘でぜんぜんいいと思います。ただ、1円単位で割ろうとしてくる男にはドン引きですよね。そんな小銭持ってないし。私がちょっと多めに出してもいいくらいに思ってるのに、みみっちいなーって残念です」(25歳/女性/販売)

これはよく聞かれるパターンですよね。割り勘で1円単位まで細かく請求する男にはドン引きするという女性がほとんどです。1円もおごりたくないのか…と悲しくもなってしまいますね。

【男性目線】デート代は割り勘派の意見

デート代に関してはそれぞれ悩みがあるようですが、ここからは割り勘派とおごり派それぞれの意見をご紹介していきます。まずは、割り勘派の男性の意見から見ていきましょう。

対等な関係だから


「学生同士とか、同い年で収入も同じくらいっていう対等な関係の人としか付き合ったことがないので、割り勘が当たり前になっています。相手も普通に出してくれるし、デート代でトラブルになったこともありません」(27歳/男性/製造)

このように、彼女と対等な関係だと思っているから、デート代を「おごる」という考えすら持たないという男性は少なくありません。とはいえこの場合でも、彼女の誕生日だけはおごるようにしているという意見が多数でした。

割り勘だけど少し多く出す


「完全におごることはあまりしないけど、自分が多めに出すようにはしています。何となく、男の方が多めに出さないと格好つかない感じがするので。食事代は自分が出して、お茶代を彼女が出すという感じです」(25歳/男性/企画)

割り勘でも男性の方が多めに出すという声もやはり多かったです。対等な関係というよりは、歳や収入が男性の方が上というカップルに多いパターンのようですね。

そんなにお金持ってないので…


「本当はおごってあげたい気持ちもあるんですけど、そんなにお金持ってるわけじゃないので。彼女もわかってくれて一緒にいてくれてるので、割り勘で楽しくデートしています」(26歳/男性/事務)

男性がおごらなければならないという決まりがあるわけではないし、懐事情を理解してくれている彼女には見栄を張る必要もないですよね。割り勘でもお互い幸せなら何の問題もありませんし、今やこれが主流でしょう。

いつも彼女の方から割り勘にしてくれる


「『デート代は自分が出すよ』って言っても、彼女の方から『割り勘で』と言ってくれるので。むしろ、割り勘を譲らないくらいな感じなので、おごれないんです(笑)。もう諦めて割り勘派になりました」(28歳/男性/営業)

このように、彼女が割り勘派だから自分も割り勘派になったという男性もいました。女性が割り勘にしたいと言っているのに、無理やりおごるのも意味のない行為ですよね。お互い納得できる方法を見つけることが大切なのでしょう。

【男性目線】デート代はおごり派の意見

同じ割り勘派の男性でも、それぞれ事情は違うようでしたね。では、次にデート代はおごり派という男性の意見をご紹介します。

かっこつけたいから


「女におごる自分に酔いたいから、おごります!サラッとおごれるのってかっこいいし、彼女も嬉しいんじゃないかな。経済力がある自分をアピールして周りにも自慢します。…って、そんなに金持ちなわけじゃないけど」(26歳/男性/調理)

このように、デート代をおごるのは自分がいい気分になるため、と本音を言う男性もいました。男は少なからずかっこつけたい生き物なのかもしれませんね。経済力が伴っていないと大変なことになりそうですが…。

自分の方が稼いでいるから


「自分の方が社会人歴も長いし年収も多いので、デート代は払うようにしています。収入に差があるなら、割り勘にするのは彼女がかわいそうだと思う。おごられるのが当たり前と思われても構いません」(30歳/男性/SE)

収入に差があることを考慮して、収入が多い方がデート代を率先して支払うというカップルは多いようですね。特に30代になると懐に余裕ができる人も多いので、おごるのが苦にならないのかもしれません。

自分の方がたくさん飲み食いするから


「彼女は少食で、自分は大食いでのんべえ。さすがにそれで割り勘はないでしょ。自分の方がデートで金掛かってるんだから、自分が出しますよ。その方が遠慮なく飲み食いできますしね」(24歳/男性/広報)

このような考えでおごり派になっている男性も多いようです。食事代は、確かに男性の方が多くかかるパターンもありそうですよね。自らそれを考慮してくれると、女性もモヤモヤしなくて済みます。

年上のお姉さんにおごってもらいたい


「おごり派と言っても、正確にはおごられたい派です。ヒモ体質って周りから言われるんですけど、年上のお姉さんとデートしておごってもらいたい。その代わり何でも言うこと聞きます(笑)」(23歳/男性/接客)

男性の中にも、自分がおごるのではなく女性におごられたいからおごり派という人がいました。男だから必ずしもおごらなければならないわけではないですし、経済力のある彼女におごってもらうパターンがあってもいいでしょう。

【女性目線】デート代は割り勘派の意見

男性によってデート代の考え方は様々でしたね。また、同じ割り勘派・同じおごり派でもその理由が異なることも興味深いです。

では、女性の意見も見ていきましょう。まずは割り勘派の意見からご紹介します。

負担をかけたくないから


「デート代って結構バカにならないし、おごってもらうことで負担をかけるくらいなら割り勘がいいです。たまに『ボーナス出たから』って彼がおごってくれる時は甘えますけど、基本的には割り勘派ですね」(25歳/女性/保育士)

このように、自分の分までデート代を払ってもらうことは彼の負担になると考える女性は多く、割り勘の方が気が楽だそうです。収入差のないカップルなら、それが当たり前なのかもしれませんね。

おごってもらう意味がわからない


「女だからってデート代を払わずおごってもらうという意味がわかりません。だって、彼に養ってもらってるわけでもないのに。割り勘が当たり前だと思います」(28歳/女性/営業)

なぜ男性におごってもらう必要があるのか?と疑問に感じる女性もいるようです。その他、「おごられると借りを作るみたいで抵抗がある」という意見もありました。男女平等が当たり前の時代ですから、おごられること自体に違和感を持ちやすいのかもしれません。

彼氏と収入が同じくらいなら割り勘が当然


「学生同士とか、同い年、社会人歴が同じなどで、彼氏と収入が同じくらいなら、割り勘が当たり前だと思います。彼氏がかなり高収入だったらおごってほしいと思っちゃいますけどね。基本は割り勘派です」(26歳/女性/受付)

基本は割り勘派だけど、男性の収入によってはおごってほしいと思う場合もある、という本音を持つ女性も少なくありません。出せる人が出せばいいという考えです。やはり、デート代をお互い負担に感じないようにしたいという気持ちが強いようですね。

お互いおごり合うから結局割り勘に


「うちは、毎回の会計を割り勘にするのではなくて、おごったりおごられたりしているので、トータルのデート代が自然と割り勘になります。いちいち割るのは面倒なので、これでお互い納得です」(24歳/女性/看護師)

このように、どちらかがおごってばかりではなく、お互いおごり合うことで結局割り勘になるというカップルもいます。毎回割るのは確かに面倒なので、ざっくりな割り勘で問題ない場合はこの方法もアリかもしれませんね。

【女性目線】デート代はおごり派の意見

では続いて、おごり派の女性の意見をご紹介します。

一般的には、おごり派=男性におごってもらいたい派、という意味ですが、男性編で女性におごられたい意見があったのと同じく、女性編でも男性におごりたいという意見が見られます。それぞれの意見に注目しながら見ていきましょう。

おごってくれた方がスマート


「レストランの会計とかで、二人で財布開いて出し合うのがもたつくので、おごってくれた方がスマートだなと思います。私が財布を出そうとしたら『いいよ、払うから』って言ってほしい。そういう彼氏と付き合いたいです」(23歳/女性/接客)

確かに、会計時に割り勘するのはもたつきますが、それなら事前か事後に半分出せばいい話ですよね。要は、おごってくれるスマートな行動も含めて期待しているということなのでしょう。

大事にされている気がするから


「割り勘にされると、お金を払う価値もない女と言われてるみたいで悲しくなります。デート代をおごってもらえると、大事にされている気がするので嬉しいですね」(27歳/女性/販売)

このように、男性のデート代の払い方で自分の価値を判断する女性もいます。このような考え方では、割り勘はありえない!となりそうですよね。根がケチだったり経済力のない男性には通用しませんが…。

収入が多い彼にはおごってほしい


「デート代は彼に出してほしいです。収入が少なくてキツイ…というなら仕方ないですけど。おごってもらえた方が嬉しいので、収入が多い彼氏と付き合いたいですね」(26歳/女性/営業)

このように、おごり派の女性は経済力を彼氏選びの条件にする人が多いようです。おごられたいのに収入が少ない男性を選んだらうまくいかないのが目に見えていますので、いい判断かもしれません。

年下くんにはおごってあげたい


「私はそこそこ経済力があるので、男性におごられたいとは思いません。逆に、可愛い年下くんにおごってあげたい。大人のデートを教えてあげたいですね」(28歳/女性/医療)

おごり派には、男性におごられたいのではなく、おごりたいと考える女性もいるのです。自分の経済力で、デートをリードしたいというカッコいい女性には憧れますね。

男性必見!デート代をうまく割り勘にする方法

男性にデート代をおごりたいと考える女性もいましたが、稀なパターンです。多くの女性は割り勘派ですが、中には財布を出そうともしない人もいますので、経済力に不安のある男性にはキツイですよね。

そこでここでは、番外編として、男性向けにデート代をうまく割り勘にする方法を伝授します。

小銭などの細かいお金だけ女性に出してもらう


きっちり半額出してもらうのはハードルが高いという場合、大きいお金は自分が出して、小銭などの細かい分を彼女に払ってもらうというのがおすすめです。これを習慣づけると、彼女が自然と財布を出すようになるでしょう。

たまに金欠なふりをする


ちょっとセコいやり方ですが、「ごめん!お金おろすの忘れたんだよね…」「ちょっと給料日前で苦しくて…」などと金欠なふりをしてヘルプを求めましょう。

くれぐれも、日頃からクレジット払いであることは秘密にしておいて下さい。金欠なのにおごらせようとする薄情な彼女とはさよならです。

役割分担を決める


例えば、食事代は自分が出すけどお茶代は彼女に出してもらう、ランチは彼女でディナーは自分、というように、役割分担をしてデート代を支払うようにしましょう。毎回割り勘を求めるよりも抵抗が少ないのではないでしょうか。

将来の2人のために貯金したいと伝える


彼女のためにお金を払いたくないわけではないことを伝えるために、「2人の将来を見据えて貯金をしたい」と話してみましょう。彼女も将来のことを考えるなら、デート代を節約する方法を考えたりしてくれるかもしれません。

デート代のことで悩まないためには

デート代をめぐって衝突したり一方がモヤモヤを溜めてしまったりしては、せっかくの楽しいはずのデートが台無しになってしまいますよね。デート代のことで悩んでいる人は、次のようなことを試してみてはいかがでしょう。

カップルで事前に話し合う


デート前に、思い切って一度お金のことを話し合ってみるのがおすすめです。お互いのデート代に対する考え方を伝え合い、折衷案を見つけることができれば、気持ちよくデートに臨むことができるのではないでしょうか。

最初が肝心!おごるのが当たり前にならないように


最初の頃にカッコつけておごりまくってしまうと、後から割り勘を求めづらくなります。これは、おごるのが男性でも女性でも同じです。たまにおごるくらいならいいのですが、「おごられるのが当たり前」と相手に思わせてしまってはいけません。割り勘派なら、最初から無理しておごり過ぎないことが大切です。

金銭的に厳しい時はきちんと伝える


おごり派の人でも、お金に余裕がない時まで無理しておごる必要はありません。正直に「厳しい」と伝えれば、心あるパートナーなら「自分が払うから大丈夫!」と言ってくれるでしょう。身の丈に合ったお金の使い方をしていれば、デート代に首を絞められずに済みます。

お金のかからないデートプランを考える


デート代がキツいと思うなら、お金をかけなくても楽しめるデートをすることもできます。

公園や海でのんびり過ごしたり、お弁当持参でレストラン代を浮かしたりする方法は、多くのカップルが実践していることです。どちらかが一人暮らしなら、お家デートもおすすめですよ。

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