目力が強い人は魅力的！目力をつけるトレーニングやメイクもご紹介！

「あの人は目力がすごい」と、思ったことはありますか？誰かの印象を表現する際に、目力という言葉を使用したことがある人は多いのではないでしょうか。なんとなく目が印象的という意味で使っている人が多いようですが、印象的に見える原因を一つ一つ解明していきましょう。

そして、目力が強い人は人を惹きつけることが多いのです。目力が強い印象を受ける要因を具体的に深堀していけば、魅力的な目力が強い人になれるかもしれません。

今回は、そんな「目力」について詳しくご紹介します。目力を強くしたい人は必見です！

目力の意味

目力が強いと言えば、なんとなく目が印象的…という抽象的なイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、印象的に見える要因が必ずあるのです。

そもそも「目力」というのは、人それぞれが持つ目の印象を形容した言葉です。目力が強い、目力が弱い…など、強弱で表現されることが多いでしょう。目力が強いと言われる人は、目が一番印象的に見えるということですね。

また、目力が強い人のことを「オーラがある」とも表現します。目が印象的だと、他人に与える第一印象を力強いものに決定づけるのでしょう。

目力と眼力の違いは？

人の印象を表現する「目力」(めぢから)と似たような字面で、「眼力」(がんりき・がんりょく)という言葉があります。目と眼、どちらの漢字も「め」と読み、同じ部位を指していることには変わりありませんよね。けれど、熟語になるとまるで意味が違います。

「眼力」は、物事を見る目があるかどうかの力量を表す言葉なのです。善悪の見分けをはっきりつけられる人のことを「眼力がある」と表現するでしょう。別の言い方をすれば「真贋を見分ける」とも言いますね。ちなみに、「眼力」は、目の機能性を表す「視力」の意味と同じように使われることもあるようです。

つまり「目力」は、他者が持つ外見的なイメージを表現する言葉であり、「眼力」は内面的な能力を表す言葉です。

出典：goo辞書『目力（めぢから） の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%9B%AE%E5%8A%9B/

多くの人が目力が強いと感じる人には、共通した特徴があるでしょう。他の人と比べて、どんな顔立ちをしていると、目力が強い印象になるのでしょうか。

目が大きい

過去に出会った人の顔を思い出す際、顔のどこかに特徴があると思い出しやすいですよね。鼻が特徴的だったり、額が広かったり…そんな風に、どこか目立つ要素がある人の顔は、その目立つ部位を中心にして思い出されることが多々あります。人はどうしても顔を見て話すことが多いので、人の印象を左右する要素も顔の中にあることが多いのでしょう。

それでは、「目が印象的」という感想を持たれる「目力が強い人」は、具体的にどんな風に目が印象的なのでしょうか。まず第一に、目力が強いと言われる人の多くは、顔の中で目が占める面積が広いことがあげられます。

他の人と比べて目が大きい人は、顔の中で印象的な部分が目になりますので、目力が強いと言われるでしょう。

まつ毛が濃い

目が印象的に見えるのは、目の大きさなど顔の骨格だけではありません。まつ毛が濃い人も、目力が強いと思われることが多いでしょう。

目の周りに生えているまつ毛は、目の外枠を強調する作用があります。外枠を強調すると、目を引きやすいですよね。仕事の書類などの大事な部分を丸で囲ったりすることと同じ視覚効果です。

女性に例えるとさらにわかりやすいかもしれません。女性がアイメイクをする際、アイラインとマスカラというものがありますよね。アイラインは、まつ毛の生えている部分を基本に線を引いて、まつ毛の隙間がなくなるようにしています。マスカラは、まつ毛の長さを足してくれるものです。

つまり、女性は「印象的な目にしたい」と思えば、アイメイクによってまつ毛を濃くします。目が印象的になる視覚効果を、メイクで生み出すのです。なので、元々まつ毛が濃い人は、天然で目力が強いと言えますね。

目と眉の間隔が狭い

人の顔の中で、目の上には眉毛がありますが、その位置付けは人によって違います。目と眉の間隔がとても広い人もいますし、すごく狭い人もいますよね。

目と眉の間隔が狭い人は、目力が強い印象を受けることが多いです。顔の中で、目の周辺がより印象的になるのでしょう。

それは、部位が集中しているためと言えます。顔の中のパーツ全てに間隔が空いていると、「顔が薄い」と表現されることがありますよね。顔が薄いと言われる人は、どことなく特徴を捉えづらい印象があるでしょう。しかし、目と眉の間隔が狭い人の顔は、パーツが集中している目の周辺に視線を持っていきやすいです。

目が大きいわけでもなく、まつ毛が濃いわけでもないけれど、目力が強い人というのは、目と眉の間隔が狭いことが多いでしょう。眉毛も含めて、目の周りを強く印象付けているのですね。

黒目が印象的

目には、眼球があり黒目があります。その黒目が印象的な人も、目力が強いと言われることが多いでしょう。

黒目の印象を左右する要素の中では、何よりも大きさが一番視認しやすいポイントですよね。黒目が大きい人のことを「黒目がち」と言ったりします。黒目がちな人と言えば、芸能人でも中条あやみさんや小池徹平さんなど、目そのものが印象的になる人が多いでしょう。

また、黒目の存在感が大きい要素には、色も関係しています。日本人の黒目は黒に近い色をしていますが、外国の方では青や緑、グレーなど印象的な色を持つ人も多いです。

そのように、黒目が印象的な人は目そのものが印象付くので、目力が強いと言われるでしょう。

生まれ持った目の形以外でも、目力が強いと印象付ける特徴があります。目力が強い人には、どのような特徴があるのか、引き続き見ていきましょう。

眉・目元のメイクが印象的

今や女性だけでなく男性も化粧をする時代になりました。お化粧をすると、顔の印象を変えることができるので、上手にメイクできると自らのモチベーションを上げることにも繋がりますよね。他者からの評価を上げるためにお化粧をする人や、ただ自己満足でお化粧をする人がいますが、化粧の効果を望んでいることに違いないでしょう。

化粧の効果は、肌を綺麗に見せることや彫りを深く見せるなどたくさんあります。大多数の人は、その効果を上げるため、アイメイクに時間をかけるのではないでしょうか。それは、目の印象を強くしたいからに他なりません。

目のお化粧がしっかりされており、さらに眉もくっきりした描き方になっていると、印象的な目を作り出すことができますね。まつ毛が濃い・目が大きいなど、目力が強くなる要素を、お化粧で作り出せている人もいるのです。

相手の目を見て話す

視覚的な特徴から感じることの多い目力の強さ。しかし、目の作りやお化粧効果などの造形以外でも目力が強いと感じることがあるはずです。

それは、しっかりと目を見て話す人に当てはまります。「意思が強い眼差し」とも表現されますね。相手の目を逸らさずにしっかり見据える人からは、内面の力強さを感じるでしょう。その眼差しから受けた力強さは、そのまま「目力が強い」と捉えることに繋がります。

特に、目を大きく開いた状態で人を見つめる癖がある人は、目力が強いと言われることが多いのではないでしょうか。

涙袋がある

目の下まぶたが盛り上がっている状態のことを「涙袋がある」と表現しますよね。涙袋があると、目に陰影が付いて立体的に見えることから、目をより強く目立たせてくれます。元々の目はそれほど大きくなくても、涙袋があることで目が印象的になる人も多いでしょう。

さらに、涙袋の陰影のおかげで立体感が強調され、目が飛び出ているように見えることもあります。目力が強いと言われている人の中には、「目が飛び出てきそう」と表現される人も多く、涙袋が印象を左右していることが多いです。

顔全体の彫りが深い

目が飛び出してきそうに見えるのも目力が強い人の特徴ですが、逆に目がくぼんでいる人でも、目力が強いと言われることがあります。目が窪んでいるというのは、眉が生えている位置よりも、目が奥にある人のことです。横から見ると、顔全体の凹凸がよりはっきりして見えるでしょう。

そういった顔立ちをしている人は、彫りが深いと言われますよね。彫りが深いと、必然的に目と眉の間隔が狭く見えて、目が印象的になるでしょう。

目そのものに特別な印象がなくても、顔全体の骨格によって目力が発揮されることもあるのですね。

目力が強い人は意思も強い

どんなに大きな目を持っていても、目力が強いと言われない人もいます。もともとの目は大きいけれど、いつも下向きがちで他人と目を合わせないような人だと、その目の大きさを認識することはできないでしょう。

なので、目力が強いと言われる人は、いつも相手をしっかりと見据え、さらに自分に自信があるような雰囲気も持っていると言えます。しっかりと相手を見つめて、はっきりとした物言いをする人だと、意思の強さが目に表れ、相乗効果になり目の印象を強めるでしょう。

目力の強さは、目の造りだけで左右される印象ではないのです。

目の印象が強いことで目力があると言われる人には、どんなメリットがあるのでしょうか。みなさんが目力が強い人に対して感じた印象を見てみましょう。

リーダーシップがあるように見える

「目力が強い人は、すごくしっかりしているような印象を持ちます。オーラがあって、リーダーになってくれるとついて行きたくなりますね」(26歳/男性/営業)

目力があることを、オーラがあるとも表現しますよね。オーラがある人に惹かれてしまう人は多いのではないでしょうか。

目力がある人にはつい信頼感を感じてしまう

「目力の強い人の言うことって、なぜか説得力があるんですよね。圧倒されているのかもしれません。でも、なんか信頼感を感じる…」(21歳/女性/事務)

なぜだかは自分でも分かっていないけれど、目力のある人には説得力を感じて信頼しやすくなってしまう人もいるようです。目力が強い人の特徴には意思が強いこともあげられるので、その印象を直感的に受け取っているのでしょう。

目が持っている雰囲気だけで信頼感を得られるのは大きなメリットと言えます。

目力が強いだけで仕事ができそうに見える

「仕事ができそうって思う人はみんな目力が強いです。多分、その人の自信が目に溢れ出てるんじゃないですかね。すごくシャキッとして見えます」(30歳/男性/飲食業)

その人の自信が目力に表れることもあります。意思の強そうな眼差しは目力が強いと思われ、仕事ができそうに見えるのでしょう。

目力がある人の顔は覚えやすい

「私は人の顔を覚えるのが苦手なんですが、目力が強い人の顔はすぐ思い出せます。すっごく印象的なんですよね。お化粧が上手いって感じで目力が強い人もいますけど、綺麗に見えれば地顔でも化粧顔でも関係ないと思います。あと、目力が強い人って顔が整っている人がすごく多いので、そういう意味でも印象に残るんだと思います」(28歳/女性/ネイリスト)

他人に顔を覚えてもらいやすいというのは、メリットに感じる人が多いでしょう。特に仕事面で効果を発揮すると言えますね。

また、目の印象が変わると顔の印象全てが変わると言えるので、目力を強くすることができれば顔立ちが整っていると思われることもあるでしょう。

人が持つ特徴において、メリットがあるということはデメリットもあるでしょう。目の印象が強いことで、相手が感じる人物像のイメージが悪いものになってしまう時もあるはずです。

具体的にどのようなイメージを持たれていると、デメリットになってしまうのか見ていきましょう。

威圧感がある

目が大きい、視線に力強さがある…など、目力がある人の強みは、人によっては威圧感を感じてしまうでしょう。

そもそも、目力が強いと言われる人は、もともと持っている目の形によって眼筋が発達していることもあります。目力を強くしようと意識していなくとも、目の開き方が基本的に他の人より大きいことで、威圧されていると思われてしまうのかもしれません。

さらに、もともとの目の形の他にも、力強い性格であることも要素になるのが目力の強い人。意思の強そうな言動も相まって、さらに目力が強いと思われてしまうのでしょう。

人によっては、それを威圧的に感じてしまうのですね。

恐そうに見られる事も

目力が強い人には「恐い」というイメージを持つ人も多いでしょう。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、目で意思を語られていると感じてしまうからではないでしょうか。

例えば、無口で目力が強い人だと、言葉を発さない代わりに目で訴えられているように思われることがあります。その場合、無口で目力の強い人の本心は伝わらず、「怒ったら恐そう」などのイメージを持たれるかもしれません。

これは、任侠映画などの映像作品でも多く見られる表現なので、恐い人＝目力が強いというイメージが定着している可能性もありますね。

目力のせいで睨んでいると勘違いされる

人より目が大きく、視線を捉えやすい「目力の強い人」は、睨んでいると思われてしまうことがあります。本人は至って普通に見つめているだけであっても、目を見開いているように感じられると、睨まれていると思われてしまうのでしょう。

それには、顔全体の表情も関係しているかもしれません。目力が強くても、にこやかな表情であれば、睨まれている気分にはならないでしょう。しかし、目力が強い人の無表情は、目の力強さがさらに強調されてしまうこともあります。

目力の強い人は、特に初対面の人に対しての表情を意識しなければ、ネガティブな印象を持たれてしまうことがあるのです。

人によっては苦手な印象

威圧感を感じる、睨まれていると感じる…など、目力が強いせいで誤解をされることもありますが、誤解ではないこともあるでしょう。目力が強い人の中には、本当に威圧感を出している人もいますし、睨んでいる人もいるのが現実です。攻撃的な性格を、目で表現しているのでしょう。

そのような目力の強い人に出会ったことがある人は、目力が強い人に苦手意識を持つことがあります。過去に出会った目力の強い人から受けた衝撃がリフレインされてしまうのかもしれませんね。

もちろん、目力の強い人の中には攻撃的な性格ではない人もいます。しかし、第一印象で「目力が強い」と思われてしまうと、避けられてしまう可能性もあるということです。

先述したように、目の造り以外でも目力を強くする要素はあります。例えば、目の周りの筋肉である「眼輪筋」を鍛えれば、目の開きを大きくすることが可能です。

ここでは、目を大きくして目力を強くするためのトレーニングをご紹介します。眼輪筋を鍛えることは目力を強くするだけでなく、目の周りの老化防止にもつながりますよ。

マッサージ

まずは、目をパッチリと開けるようになるマッサージをご紹介しましょう。マッサージでは、人差し指・中指・薬指の三本を使用します。

最初に、指三本を目頭の下に当てて、こめかみに向かって流すように3回、押し上げましょう。指の位置を徐々に下にしていくのがポイントです。次に、こめかみを中指でぐるぐると揉み、ほぐします。

今度は指三本を眉頭の少し上に当て、こちらもこめかみまで流しましょう。目頭ではなく眉頭なので、眉毛の上になるように注意しましょう！こちらも３回、徐々に位置を上げながら行ってください。こめかみを揉みほぐすのも忘れずに。

最後に、目を閉じて両目を手のひらで覆い、深呼吸をして終了です。

また、マッサージをする際はマッサージクリームやオイルを使用し、手指を清潔にしてからにしましょう。肌荒れ防止になりますし、特に目の近くのマッサージなので、雑菌が入らないように注意してください。

寄り目トレーニング

黒目が顔の中心に寄っている状態のことを「寄り目」と言いますよね。凄く小さなものを見るときは、無意識のうちに寄り目になっていることもあります。しかし、意識的に寄り目を行うことで、眼輪筋を鍛えるトレーニングになるのです。

寄り目トレーニングは、いたってシンプルに「寄り目」にすることです。意識的に黒目を寄せてキープしてみると、目頭のあたりが熱くなるような燃焼を感じますよ。寄り目にしながら上下に黒目を動かすのもおすすめです。

しかし、人によっては寄り目の状態の視界に酔ってしまい、気持ち悪くなることがあります。自分に合っている方法でトレーニングをしましょう。

目の周りの筋肉トレーニング

目を可能な限りパッチリと開くと、目の周りの筋肉が伸びているのがわかるでしょうか。コツは、眉を上にあげるのではなく、まぶたを力強く開くことです。眼球を前に出そうとするイメージで行うと良いでしょう。

しっかりと目を開いた状態で、5秒間、どこか一点を見つめます。一度閉じて、また見開いて違う方向を見る…を、疲れるまで数回繰り返しましょう。なるべく極端に視点の方向転換をすると良いですね。

このトレーニングでは、眼輪筋がまんべんなく使われるので、効果を感じやすいかもしれません。

まぶたのトレーニング

目力の強さを左右するのは、目の大きさが重要ですよね。元々の目の大きさを生かすためには、眼輪筋の他にも「上眼瞼挙筋」という、まぶたを持ち上げるための筋肉も重要です。では、上眼瞼挙筋の鍛え方をご紹介します。

まず、目を閉じた状態からスタート。眉毛の少し上に指を当てて、眉毛が動かないように軽く押さえましょう。その状態で、目を思いっきり開きます。その際、眉毛を動かさず、まぶたの力だけで目を開くように注意するのがポイントです。

目を開いた状態を5秒間キープしてから、ゆっくりと目を閉じましょう。5秒間目を閉じて休んだら、同じことを5回繰り返します。

まぶたの垂れ下がりの予防は、老けて見えないよう予防することにも繋がりますので、おすすめのトレーニングです。

目力が強い人は、印象的なアイメイクをしていることもあります。自分の目をさらに印象的にできるようなメイク術を持っているとも言えますね。

そもそも、女性が一番メイクに力を入れる場所は目であることが多いです。ファッションに合わせてメイクの流行も移り変わっていきますが、常に共通の基本的なお化粧のノウハウはありますよね。

今回は、目が大きく見える方法をピックアップしました。目力の強い人になれるメイク術をご紹介します。

マスカラでまつ毛をボリュームアップ！

アイメイクの定番である「マスカラ」は、目力をアップさせるために重要なメイクです。まつ毛にマスカラを塗ると、まつ毛が太く伸びて、目の大きさを強調してくれます。

しかし、そのマスカラも、塗り方によっては効果を発揮しないことがあります。例えば、まつげが全て外向きに流れて生えているような印象になってしまうと、切れ長の目に見えてしまうでしょう。

マスカラを塗る際は、漫画の「集中線」をイメージしてみると分かりやすいかもしれません。目の楕円型を中心として、それぞれの毛が綺麗な放射状に伸びていくように塗るのが理想的です。ビューラーやまつげ用のコームを使用し、塗り終わった後は整えると良いですね。

ただ、目がそれほど大きくない人は、マスカラだけを入念に塗り込んでも不自然な印象になってしまいます。目力を強くするためにしたメイクも、全体的なバランスが悪ければ「化粧の下手な人」になってしまうので、注意が必要です。

目力アップのためのマスカラの選び方

マスカラを選ぶ際、何を気にしているでしょうか。より長さを出してくれるタイプのものや、太さを強調するものなど、商品によって強みが違いますよね。もちろん、目力の強い人になりたいのなら、太さと長さ両方の要素が必要です。しかし、自分の目の形に合うかどうかも重要なのです。

マスカラを選ぶ際に重要なのは、アイシャドウの色とマスカラの色が合っているか、眉毛の色とマスカラの色が合っているかなど、全体感を見て判断することです。目力の強い人になりたいがために、単純に一番強調力のある真っ黒を選んでしまいがちですが、髪の色や他のメイクの色も加味して選ぶことをおすすめします。

また、何重にも重ねて塗ると落ちやすくなってしまうマスカラもありますので、塗り方も商品の説明書通りに行うと良いでしょう。

まつエクもおすすめ

女性の中には、マスカラで思うような効果を得られない人もいます。もともとまつ毛が短く、どんなにマスカラを塗っても満足できない人もいますし、まつ毛自体のコシが強すぎて、どんなマスカラでもすぐ取れてしまう人もいるでしょう。そんな人は、まつエクを付けてみることをおすすめします。

まつ毛エクステとは、もともと持っているまつ毛に人工的に毛を付けていき、まつげの長さを出して本数を増やすものです。もちろん自分ではできないので、お店でやってもらいます。ミリ単位での指定ができるお店もたくさんあるので、自分のイメージを実現しやすいと言えますね。

ただ、まつエクは接着剤で付けるものなので、基本的にオイルクレンジングが使用できないなど、多少の制約があります。施術してくれるお店にしっかり問い合わせて、普段の生活で気をつけることを確認してから付けるようにしましょう。

カラコンで黒目を大きく

目力の強い人には、黒目が印象的という特徴もありました。黒目を簡単にイメージチェンジするためには、カラーコンタクトが最適です。カラーコンタクトは、黒目の色を変えるだけではなく、黒目の大きさも変えてくれます。目力を強くしたいのであれば、カラコンの色から選びのではなく、サイズから選びましょう。

カラコンそのものの直径よりも、着色直径が何ミリであるのかを必ずチェックしてください。着色直径の大きさが、そのまま黒目の大きさになります。

人気のあるカラコンは、着色直径が14.0〜14.5mmくらいであることが多いです。付ける人によって、14mmで充分に印象が変わることもありますが、14.5mmでないと大きさが変わって見えないこともあります。

また、コンタクトを着用するためには必ず眼科の定期検診が必要ですので、まずはコンタクトを付けられる目であるのか、受診をしてくださいね。

二重を印象付ける

目を大きく見せるためには、二重線をくっきりさせることも効果的です。一重まぶたの人でも目力が強い人はいますが、なりたいイメージが二重まぶたである人も多いでしょう。

二重を印象付けるためのメイク道具には、さまざまな種類があります。二重のりと呼ばれる接着タイプのもの、テープでまぶたを固定するものなど…。自分のまぶたに合ったメイク用品を見つけることが必須になりますね。

昨今はお手軽にできる二重メイクですが、二重のりは塗り方が難しかったり、テープは他人にバレやすかったりと、それぞれにデメリットもあります。しかし、二重線を作る二重メイク用の道具以外でも、アイシャドウやアイラインで二重を濃く見せることは可能です。なりたいイメージに近づけるように研究と練習を重ねることが大事と言えますね。

二重メイクでは満足できないという人は、プチ整形などで半永続的に二重を手に入れることも可能です。

眉を太めに

目力が強い人は、目の周り全てが印象的である人とも言えます。眉毛も、目を印象付けるのに大切な要素と言えるでしょう。そこで、メイクにおける眉毛の作り方にも着目していきましょう。

そもそも、メイクは時代とともに流行が変わっていくものです。細い眉毛が流行っていた時代もありましたが、現在はナチュラルな太眉が流行っているので、目力を強くしたい人には好適ですね。では、眉毛を太めに書くというのは、どの程度行えば良いのでしょうか。

基本的に、眉毛は目の上の骨のあたりに生えていることが通常です。太くする際は、自分の眉毛を生かしつつ下側の面積を足していきましょう。その時、もともとの骨格を超えて位置が下がってしまうと、目の周りの陰影に違和感が出てしまいます。なので、アイシャドウやハイライトを使用し、まぶたのくぼみを強調しつつ鼻筋を際立たせるのがおすすめです。

目力の強い人になりたいけれど、目力が強いという定義がわかりにくいと感じる人もいます。そんな人は、実際に目力の強い人を見れば、なりたいイメージが見つかることもありますよね。

そこで、目力が強いと言われている芸能人を何人かご紹介します。

市川海老蔵さん

歌舞伎役者として非常に有名な、市川海老蔵さん。歌舞伎をご覧になったことがある方は分かりやすいかもしれませんが、歌舞伎は目力が大変重要な芸なのです。

歌舞伎では、目の周りのお化粧も力強く、かなり強調したものになっています。そのお化粧を施し、舞台では目の動きがはっきりと見えるような表現をするので、普段から自然に目力が強くなっているのでしょう。

しかし、市川海老蔵さんの目力が強いのは、お仕事柄だけではなさそうです。もともとお持ちの目の大きさに加えて、普段の髪型が坊主であることも、より目の印象を濃くしているのでしょう。そして、整った顔立ちであることも、顔全体を印象付ける大切な要素になっているのですね。

黒木メイサさん

女優である黒木メイサさんも、非常に目力の強さを感じる方です。化粧品のコマーシャルに多く起用されており、濃いアイメイクをしている姿を目にしたことがある人も多いでしょう。

ただ、黒木メイサさんは、はっきり二重という訳ではなく、奥二重に分類される目の持ち主ですね。しかし、黒目が大きい上に、意志の強そうな眼差しが特徴的であり、目力が強いと印象付くことが多いのではないでしょうか。

ちなみに、黒木メイサさんは濃いアイメイクをしていなくても、もともとのまつげの本数が多く、アイラインを引いているような目をお持ちです。また、眉尻より眉頭が太く、目とともに顔の外側に向かって切れ長な印象になっていることが、意志が強そうに見える要素になっているでしょう。クールビューティーという表現が似合う方ですよね。

柴崎コウさん

女優だけでなく歌手としても人気のある柴咲コウさん。黒木メイサさんと同じく、クールビューティーと言われることの多い女性ですよね。柴咲コウさんは、とにかく目全体が大きいです。顔が小さい方ですので、目の比率が非常に多く感じます。

そして、眉毛と目の感覚が狭く、彫りの深さがはっきりと見て取れるお顔立ちになっていることも、目の印象を強めているのでしょう。その彫りの深さを強調するように、目頭あたりのノーズシャドウを濃いめに入れているようです。目頭に陰影をつけると鼻筋が通った印象になり、目の明るさをより強調する効果がありますので、お顔の良さを発揮するメイクをされていると言えます。

市村正親さん

市村正親さんも、非常に目の大きい方です。ですが、これまでご紹介してきた「目力が強い人」の特徴とは少し違った要素をお持ちなのです。それは、角度によって「三白眼」になること。

三白眼とは、目を開いた時に、黒目が目の縁に被っていない場所が三箇所ある人のことを指します。市村正親さんは、少し上目づかいになった際、すぐに三白眼になります。もちろん、笑顔になって頬の筋肉が上がれば三白眼ではなくなるので、三白眼特有の「恐そう」なイメージは持たないでしょう。

怖そうに見えるの三白眼の方は、黒目が小さいことが要素になりますが、市村正親さんはそうではありません。黒目も大きいですが、目の開きも特別大きいため、三白眼になるのでしょう。

また、彫りの深い顔立ちであることで陰影も多く、目の印象をさらに強いものにしていると言えます。