相談に乗ってくれる男性は脈ありなの?
しかし、男性が女性の相談に乗るのは必ずしも善意によるものではないかもしれません。中には悩んでいる女性につけこんで体の関係を迫るズルい男もいるようです。
一般的に、女性の話を聞くのが苦手な男性は多いと言われています。わざわざ女性の悩みを聞いてくれる男性には、あえて自分の相談に乗ってくれる理由があると思っておいたほうがいいでしょう。脈ありと期待していいのか、単に下心があるからなのか…相談に乗ってくれる男性の心理を見極めたいところです。
皆は男性にどんなことを相談してる?
男性に悩みを聞いてもらうことには、いろんなメリットがあるようです。女性にはない視点からアドバイスをもらえることは、相談するメリットの一つかもしれません。男性に相談している内容を聞いてみると、男性ならではの物の見方に助かったという意見も見られます。
意中の男性に相談事を持ち掛ける参考にもなりそうですね!
彼氏に対する不満とか!男目線の意見が欲しい
「私は彼氏に直接言いにくい不満や、彼氏の心理について分からないことを男友達に相談しています。
女友達に彼氏の不満を話していると、いつの間にか、お互いの彼氏の悪口大会になってしまい、ネガティブな気持ちのまま…ということがあります。
男友達に相談すると、男の立場から冷静なアドバイスをもらえるので、問題解決につながることが多いんです」(22歳/女性/販売員)
女性同士で話していると、感情的になりがちな恋愛や彼氏の悩み。客観的な視点が必要なとき男性に相談すると、有効なアドバイスがもらえることもあるようです。
仕事についての悩みは男性にします
「仕事のことを、職場の男の先輩に相談することが多いです。
仕事の能率の上げ方やトラブル対処の方法など、自分の経験を活かした具体的なアドバイスをくれるんですよね。
また、仕事の悩みは男女で共通することも多いので、私の気持ちに共感してくれるのも嬉しいですね」(27歳/女性/営業職)
仕事の悩みは具体的な解決策が見つかれば解決しやすいもの。恋愛と違い、仕事の悩みは男女で差が少ないため、経験豊かな男性に相談すると良い場合もあるかもしれませんね。
女友達には相談しにくい人間関係の悩み
「実は女友達の彼氏を好きになってしまったんです。こんなこと女友達に相談したら嫌われそうで…。そんなとき、男の同級生が私の悩みを聞いてくれたんです。
『俺も同じ経験あるよ、つらいよな』って。諦めろとか、略奪しろとか、何か具体的なアドバイスがあったわけではないんですけど、ただ話を聞いてくれる男性がいるだけで楽になることってありますよね」(21歳/女性/学生)
女友達には相談しにくい悩みを男性に相談したというケースも。女同士だとこじれがちな相談も、男性に相談してみると解決するかもしれません。
相談に乗ってくれる男性に好意があるとき
「私は気になる男性ができると、小さな相談を持ち掛けて、距離を近づける作戦をやってます。相談に乗ってもらうことで、会話するキッカケにもなりますしね。
父や兄に贈るプレゼント選びとか、共通の趣味が上達するコツとか。『あなたに相談して良かった!』と尊敬の気持ちを込めてお礼を伝えると、相手も自分に好意を返してくれることが多いです!」(25歳/女性/接客業)
相談を通して好意をアピールするという人も。あまり重い悩みの相談は避けて、男性が力になってくれやすい相談をすることがポイントのようです。
相談に乗ってくれる男性の心理
男性が女性の相談に乗ってくれる理由は、善意、好意、下心の大きく三つのパターンに分けられそうです。そして重要なのは、男性は基本的に女性に頼られたい生き物なのだということ。
相談に乗ってくれるのはありがたいものの、一方的に好意を寄せられたり、下心を向けられてしまうのは困りますよね。トラブルを避けるためにも、まずは相談に乗ってくれる男性の心理を理解しておきましょう。
頼られてうれしい
女性に頼りになる男だと認められて、嬉しくない男性はいないでしょう。悩み事を相談されるということは、ある程度の信頼感がある証拠。男性には、女性の信頼感に応えたいという心理があります。
相談に乗ってくれる男性のほとんどが、頼られてうれしいということを覚えておきましょう。せっかく自分を頼って相談してくれたという気持ちが働くので、誠意をもって応えたくなってしまうのです。
ただし男性側に「頼りにされたい」心理があるとしても、相手との関係性はきちんと把握しておきましょう。行き過ぎると「甘えられて鬱陶しい」と負担に思われてしまうかも。
相手を励ましたい
男性は、悩んで落ち込んでいる状態の女性は助けてあげたくなるものです。自分より小さいものや弱いものを守ってあげなければと考える男性は少なくありません。
自分が相談に乗ることで、か弱い女性の力になれるならと積極的に相談に乗ってくれる男性も多いでしょう。女性を守りたい、安心させたいという心理は、まるで童話に出てくる王子様のようですね。
また、女性に比べて言葉での会話が不得手な男性は多いようです。うまい言葉は見つからなくても女性を励ましたいという気持ちから、親身になって相談に乗ってくれるのかもしれません。
困ってる人を放っておけない
誰でも目の前に困っている人がいれば「何とかしてあげたい」と感じるもの。特に男性は、この傾向が強いようです。「今、色々困ってるんだよね」と打ち明けられると、自分が助けてあげねば!と奮い立つのです。
相手の悩みを解決してあげたいというのは、困っている人を放っておけない善意ゆえの感情でしょう。相談に乗ってくれる男性は、人助けの使命感を抱いているのかもしれません。
相談に乗ってくれる男性は、見返りなど求めていないかもしれませんが、「あなたのおかげで助かったよ!」という感謝の気持ちは忘れず伝えたいものですね。
相手に好意がある
恋愛感情を抱いている相手が悩んでいるのであれば、なおさら力になってあげたいと思うもの。好意を抱いている女性からの相談であれば、間違いなく親身になって受け止めてくれるでしょう。
もちろん、あわよくばという下心から応じるケースもあるかもしれませんが、「ただただ、好きな女性のために何かしてあげたい」という純粋な気持ちから相談に乗ってくれる男性もいます。
反面、好意を返してもらえなかった場合に「自分は相談にのってあげたのに!」と好きな女性に恨みを感じるタイプの男性もいます。自分に好意を抱いてくれている男性をわざと利用するような相談の仕方は避けた方が賢明でしょう。
下心がある
男性向けの恋愛マニュアルには「弱っている女は落としやすい!」なんて書いてあったりします。ズバリ女性の体が目的で、親切なフリをして相談に乗ってくれるタイプの男性も確実にいるんですよね。
か弱い女性を守って力になりたいという心理がある一方、セックスできそうな女性がいればチャンスは見逃したくないというオスの本能も持っているもの。自分に悩み事を相談してくる弱った無防備な女性は、そんな下心を刺激してしまうこともあるのです。
うっかりしていると、善意から相談に乗ってくれる優しい人だと思っていたのに、望まぬ体の関係を迫られた!という残念なことにもなりかねません。
相談に乗ってくれる男性に下心があるか見抜く方法
「下心を向けられて迷惑な相手ならば始めから相談したりしない」という、もっともな意見も聞こえてきそうです。しかし現実問題、そういう関係になるつもりはなくても、この男性に相談したいという事情があるケースもあるでしょう。
相談に乗ってくれる男性の下心を見抜くポイントを4つ挙げてみたので、参考にしてみてくださいね。
やたらと「二人きり」になろうとする
悩み相談は基本的に人目のある場所でするものではありません。とはいえ、やたらと二人きりになろうとしてくる男性には注意が必要です。
下心のある男性は、不自然なほど人目を避けたがるものです。表向きは相談に乗ってくれるという体ではありますが、内心、体の関係に持ち込みたくてうずうずしている可能性もあります。
やたらと二人きりの場所で相談に乗りたがる男性には、毅然とした態度で、こちらから人目のある安全な場所を提案しましょう。
聞くだけでアドバイスをくれない
こちらの話を聞くばかりで自分の意見を全く言おうとしない男性も、真剣に相談に乗ってくれる気がない可能性大です。相談に乗ると言って意見もアドバイスも出てこないときは、下心があると見た方がいいでしょう。
男性は相談に乗ることで女性の悩みを解決してあげたいと思うものです。しかし下心がある男性は、女性の悩みの解決を目的としていません。相談に乗ることで油断させ、体の関係に持ち込みやすくしようと考えています。
相談に乗ってくれている男性が何のアドバイスもくれないなと思ったら、「あなたはどう思う?」と、こちらから聞くのもオススメです。
優しい言葉しかくれない
「それはつらいよね」「君は悪くないよ!」と気持ちを理解してもらえると、嬉しくなってしまいますよね。しかし相談する内容によっては、ときに耳に痛いような厳しいアドバイスが必要なこともあるはずです。
下心のある男性は、女性に優しい言葉しかかけないのが特徴です。下手に厳しいアドバイスをして嫌われるとスムーズに体の関係に持っていけなくなるからです。また、話自体をおざなりに聞いているときも、耳ざわりの良い優しい言葉しかくれなくなります。
ひたすら慰めて欲しいとこちらが先にことわったような場合を除いて、優しい言葉しかくれない男性には警戒した方が良さそうです。
頻繁にボディタッチしてくる
頭や肩ををポンポンするなど、ボディタッチで励ましの気持ちを伝えることはあります。しかしおつきあいをしている恋人同士の関係でない限り、男女間では頻繁なボディタッチは控えるもの。
下心があって女性の相談に乗る男性は、体の関係になることが目的なので、目当ての体を不必要に触ってこようとするでしょう。励ましのサインに見せかけたボディタッチを繰り返すことで女性を安心させ、ベッドに誘いやすい雰囲気を作ろうとしているのです。
不自然でない程度のボディタッチならば大丈夫ですが、頻繁にボディタッチしてくる男性には、それとなく距離を空けるか、やんわりと「触らないで」と伝えましょう。
男性に相談をするときの注意点
望まない相手と相談以上の関係になるのは避けたいですし、こちらが好意を持っている男性に嫌われるのも、もちろん回避したいですよね。
そこで相談に乗ってくれる男性の心理と目的を理解したうえで、男性に相談するときに注意した方がいいことをまとめてみました。
相談に乗ってくれることへの感謝を持ちながらも、次のことには気をつけましょう。
夜に二人きりで会わない
今は相談に乗ってくれる以上の進展を望まない男性と、夜に二人きりで会うことは避けましょう。
夜は昼間と違い、男女の関係が進展しやすい時間帯。こちらにその気はなくても、相手の男性には「OKなのかな?」と誤解を与えることになりかねません。悩みを相談するくらい信頼はしているとはいえ、やはり相手は男性です。
「あの人に限ってそんなことないでしょ」と油断していると、思わぬ危険な目にあうこともあります。
そうした事態を避けたければ、相談する時間帯は昼間を優先するようにしましょう。どうしても夜に会う場合は、明るく人目のあるお店の中などを選ぶのは必須です。
しつこく相談すると嫌われてしまうかも?
相談に乗ってくれるのが嬉しいからと、しつこく相談するのは考えものです。始めは頼りにされるのが嬉しくて相談に乗ってくれる男性でも、いつも悩み相談となると疲れてうんざりしてしまうでしょう。
人の相談に乗るのは、相手の話を聞いたり、それに対するアドバイスを考えたりと、精神的に疲れるものです。あまりにも頻繁に相談ばかりされると男性も困ってしまいます。また「いつも悩んでるけど、結局、自分で解決する気がないんじゃないの?」とネガティブな印象も与えてしまうことも。
やはり何事も、ほどほどが肝心。しつこく相談するのは辞めた方がいいですね。
相談に乗りやすい話し方を工夫する
男性は女性に比べて、だらだら長い話を聞くのが苦手な傾向があります。せっかく相談に乗ってあげたいと思っても、女性の話し方が下手だと、相談に乗ること自体を苦痛に感じてしまうことも。
相談するときは、ただ自分の思っていることをそのまま話すのではなく、男性が話を聞いてアドバイスしやすい話し方を心がけましょう。
例えば「仕事の成績が伸びなくて困っているからアドバイスしてほしい」というように、相談に乗ってくれる男性に「どういうことで困っていて、どういうアドバイスをすればいいか」の二つが分かりやすい切り出し方を心がければ大丈夫です。
アドバイスは素直に聞く
せっかく相談に乗っているのに「それは違うと思う」などと、自分のアドバイスを否定されると、誰でも嫌な気持ちになってしまいます。相談するときは自分の考えを主張するよりも、相手の考えをアドバイスとして受け入れる気持ちが大切です。
男性のアドバイスに反論がある場合、一旦「そうだったんだ」と素直に聞いた上で「実は私はこうだと思っていたの」と、あくまでも自分の今までの意見として伝えるといいでしょう。
相談に乗ってくれる男性は、女性に力を貸してあげたいと思っています。どんなアドバイスも、感謝の気持ちで素直に聞く姿勢をみせましょう。
相談に乗ってくれる男性へのアプローチ方法
男性に相談するというシチュエーションで、恋のアプローチに有効なテクニックをまとめてみました。気になる彼に相談するとき、次のことに気をつければアピール効果がアップしますよ!
「あなたにしか言えない」とアピール
「あなたにしか言えないんだけど」なんて女性に言われたら、男性は思わずドキッとしてしまいます。「二人だけの秘密」を共有することで、心理的な距離を縮めるテクニックです。
男性は、女性に頼られるのが嬉しいものです。さらに「頼りにできるのはあなただけ」と特別感を演出されると、ますます嬉しくなってしまうものなのです。「絶対自分が力になってやろう!」と、やる気もアップします。
二人だけの秘密をアピールすることで、彼に「自分はこの子の特別な存在なんだな」と意識させてしまいましょう。
感謝の気持ちを最大限込めてお礼を
「あなたが相談に乗ってくれたおかげで助かった!ありがとう!」と満面の笑顔でお礼を言われると、相談に乗って良かったなと思いますよね。相談に乗ってもらった後は、感謝の気持ちを込めたお礼を忘れずに!
男性は感謝されると、相手の女性にとって自分がいかに大事な存在であるかを実感します。「相談にのってあげて良かった。この子には自分の存在が必要だったんだな」と満たされるのです。
相談に乗ってくれたことへの感謝は一回だけでなく、時と場所を変えて三回は伝えるようにしましょう。もちろん相談するだけして「ありがとう」の一言もナシは論外ですよ!
相談に乗ってくれる内容に結びつけて、相手を褒める
自分の相談しているテーマについて話しながら、相手を褒める言葉を積極的に挟んでいきましょう。相談に関する話題の中で、相手の考え方や意見の良いところを見つけて褒めるようにすればOKです。
「そんな考え方ができるなんてすごい、参考になる!」「○○のことに詳しいんだね!」と、相手を立てるような称賛のコメントを挟みながら男性のアドバイスを聞くようにしましょう。
そうすると、男性は「この子は自分の魅力を分かってくれる」と感じ、自然と好感を抱くのです。行き過ぎてわざとらしくならない程度に「あなたのここが素晴らしい」と伝えられたら完璧です!
相談に乗ってくれる以外の会話も増やす
相談に乗ってくれたことがキッカケで、二人の距離はかなり縮まったはず。前よりも親しさがアップしたところで相談以外の会話も増やしていきましょう。
毎日の挨拶や何気ない日常の話題から、今度は相手の愚痴や悩みを聞いてあげるなど、会話のバリエーションはたくさんあります。相談にのってもらうような親しい関係ができた後であれば、お互いに対する理解も深まっていますよね。
相談は人と人の距離を縮めるのに、とても有効な手段です。相談を通して二人で話せる関係ができたら、相談以外の会話も積極的にふり、さらに親しさを上げていくよう努力しましょう。
男性の心理を理解して、相談上手になろう!
男性に相談するのは、貴重な男性目線からのアドバイスをもらえる良い機会です。女性に頼りにされたい男性の心理を理解しておけば、悩みが解決するだけでなく親密度を高めるチャンスとして活かすことができそうです。
「彼に相談して良かった」「この子の相談にのって良かった」とお互い感じることができれば、恋が進展する機会にもなりますよね!下心のある男性を見極めながら、相談に乗ってくれるチャンスを積極的に恋愛にもつなげていきましょう!
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