疲れを癒すオススメの方法を一挙公開！心や体が疲れているあなたへ！

仕事やプライベート、家事などさまざまなことが忙しすぎて、疲れているという現代人は多いのではないでしょうか。ゆっくり休みたいけれども、やることがあるからと、疲れてへとへとの体にむち打って、日々の生活を送っているという人もいるのでは？

休んでいる暇がないからと頑張り続けたり、疲れを癒す方法が分からず放っておいたりしていると、最終的には心や体を壊すことに繋がりかねません。

そこでこの記事では、心や体にたまった疲れを癒す方法について詳しく紹介していきます。できそうなことから試していただき、自分に合ったやり方で疲れを癒してくださいね。

体がだるくてつらい、朝スッキリと起きられない、目がしょぼしょぼとして本やパソコンが見づらいということありませんか。それは、もしかしたら疲れがたまっているのかも。体や心に疲れがたまってくると、体調不良などのさまざまな症状が出てきます。

そこで、どんな状態の時に、皆は自分が疲れていると思うのか聞いてみました。皆が「疲れているな…」と感じる時のエピソードを紹介します。

寝ても寝ても身体が重い時かなぁ

「寝ても寝ても身体が重くて、しんどいなぁと感じる時があるんですよね。そんな時は、あぁ疲れているんだなって思います。ちゃんと寝ていると思うんだけどな」（26才/男性/建築）

夜、しっかりと眠っているつもりでも、体が重くてスッキリしないのは気になりますよね。本来ならぐっすり眠れば、ある程度の疲れは取れるもの。

それなのに、体が重かったりだるかったりするのは、寝ていても体がしっかり休めていないのかもしれません。疲れを癒すためには、睡眠の質が重要だといえるでしょう。

些細な事でイライラしてしまう時

「普段なら何でもないようなことでも、やたらイライラしてしまうことがあるんですよね。多分、心や体が疲れすぎているんでしょう。疲れを癒すための良い方法ってあるのかな。」（27才/男性/企画）

こちらの男性のように、些細な事でイライラしてしまう時は疲れがたまっているサイン。疲れていて心に余裕がないために、ちょっとしたことで腹が立ってしまうのです。

「このくらいのこと、普段ならイライラしないのにな」と自分でも気がついているなら、なおのこと早めに疲れを癒してあげたいものですよね。

寝付きが悪くてぐっすり眠れなくなった時

「寝付きが良い方だと思っていたんですけど、最近眠れないんですよね。寝ようと思って布団に入っても目が冴えたままだし、眠ってもすぐに目が覚めてしまうし。眠れないから、余計にイライラして、ぜんぜん疲れが取れないです。」（28才/女性/受付）

疲れがたまっている時は、眠りたいのに寝られないという人もいます。これは、眠るときに、今日のイライラや明日すべきことに対する不安、不満などから緊張状態が続き、リラックスできないことが原因のひとつかもしれません。

質の良い睡眠は疲労回復を促進します。眠れない状態は、疲れがとれないだけでなく、眠れないというストレスを抱えてしまうことになるので要注意ですね。

集中力が続かない時かなぁ

「集中力が続かなくて、ぼーっとしてしまう時、疲れているのかもって思います。それに、目がしょぼしょぼしたり肩が凝ったりしていると、そっちの症状のことが気になってしまって集中できないんですよね。」（31才/女性/経理）

集中力が続かなくなるのは、血の巡りが悪くなることで脳が疲れているためだといわれています。

また、目や肩などが不調の時も体に疲れがたまっていることが多いでしょう。その痛みの方が気になってしまい、集中したいと思っていても集中力を持続するのが難しくなりますよね。

食べることが好きなのにお腹がすかなくなった時

「私、食べることが大好きなんですよね。だけど、ここ最近、お腹があんまりすかなくて、食べたいと思わないんです。ずっと、忙しくしていて体を休めていないからかな。」（23才/女性/営業）

体が疲れた状態とは、体がリラックスできずに緊張状態にあるということ。この緊張状態の時、体の中では、自律神経のひとつである交感神経が優位になっているのです。

交感神経が優位になっている時、人は活動的になり胃の動きが抑えられるので、空腹を感じにくい状態になり、食欲不振になってしまうといえるでしょう。

疲れがたまっていると、体が重くて活動しにくかったり、目がしょぼしょぼとして、本やパソコンが見づらくなってしまったりして、つらいですよね。また、心が疲れていることで、イライラして人に当たってしまうこともあるという人もいるでしょう。

このように、体や心に疲れがたまっていると良くない状況になってしまうだけ。そうならないようにするためにも、早く疲れを癒すようにして元気な状態になりたいですよね。

そこで、疲れた心や体を癒す方法を紹介します。自分に合う回復方法を見つけて、癒されてくださいね。

マッサージで疲れを癒す

疲れを回復する方法として思いつくのが、マッサージではないでしょうか。なでるように優しく触るやり方から、体の凝った筋肉にアプローチする少し強めの施術など、どのマッサージも心地よくて癒されますよね。気持ちよくて眠ってしまった人もいるのでは？

マッサージで、疲れが癒されるのは、体のあちこちで凝り固まった筋肉がほぐされたり、血液やリンパの流れが巡り始め、体内にたまった老廃物も排出されるから。体の巡りが良くなることで心も体も回復していくのでしょう。

マッサージは、人にやってもらうだけでなく自分でも行うことができます。手や足なら自分でも簡単にできますので、試してみてくださいね。

お風呂にゆっくり入る

温かい湯船に浸かると、余計な力が抜けてほっとしますよね。お風呂にゆっくりと浸かることで、体温が上昇し血液の巡りが良くなります。それと共に新陳代謝も促進されるので、老廃物などが排出されやすくなるでしょう。

このとき、湯船の温度が高くなりすぎないよう気を付けてください。熱いお風呂に入ると体が興奮し緊張状態に。この緊張状態は、体の疲れを癒すどころか、より疲れさせてしまう原因になることもあるのです。

そのため、ぬるめの温度のお風呂に浸かり、体の疲れを癒してあげると良いでしょう。

リラックス系のアロマオイルを使う

アロマオイルには、気分をリラックスさせてくれる香りがあります。アロマオイルとは、植物から抽出されたオイルのこと。

疲れを癒すのにオススメなのは、オレンジスイートやネロリ、ラベンダーなどです。また、自分がアロマオイルを香ってみて、心地良いと感じる香りをチョイスしても良いでしょう。

アロマオイルの使い方は、ハンカチなどに数滴垂らす、お湯が入った容器に垂らし蒸気を吸い込むといったやり方があります。このほか、お風呂に入れると浴室いっぱいに香りが広がり優雅な気持ちを堪能できるはずですよ。

アロマオイルは、体質や体調などによって使えない精油がありますので、使う時は禁忌事項を確認してから使うようにしましょう。

適度な運動も疲れを癒す！

ただ静かに休んでいるよりも、運動をした方が疲れが取れることもあります。この場合の運動とは、ストレッチやヨガ、ウォーキングなど少し軽めの運動のこと。ハードな運動をしてしまうと疲れを倍増させてしまう可能性があるので、適度な運動を心がけるようにしましょう。

適度な運動が疲れを癒すのに効果的な理由としては、体を動かすことで体の巡りが良くなり、血液やリンパの流れがスムーズになるから。また、適度な運動は気分転換にも最適で、疲れた心をリフレッシュさせてくれますよ。

疲れを癒す方法には、適度な運動やお風呂にゆっくり入るなど、特別な材料がなくてもできるやり方があることが分かりました。

また、マッサージやアロマオイルなど手軽に疲れを癒す方法もあり、試してみたいと思った人もいるのではないでしょうか。

このほかにも疲れを癒すやり方がありますので、続けて紹介していきます。

ぐっすりと眠れるようにする

疲れを癒すためには、ぐっすり眠ることも重要でしょう。ぐっすり眠り疲れが取れることで、朝の目覚めが良くなったり、ストレスを感じなくなったりします。また、体の血流が良くなることで、老廃物が滞りにくなるなど、質の良い睡眠にはメリットがいっぱい。

ぐっすり眠るため、寝る直前に食事を摂らないことやお風呂に入らないように気を付けると良いでしょう。また、寝る前に携帯やテレビ、パソコンを見ていると、ぐっすり眠れなくなるといわれているため注意が必要です。

さらに、寝具や室内のカーテンなどを青色に変えるとリラックスでき、眠りにつきやすくなると言われています。質の良い眠りにつけるよう、寝るときの環境を整えるなどして工夫してみてくださいね。

心地よいと感じる音楽を流す

心地よいと感じる音楽を聴くことでも、体や心の疲れを癒すことが可能になります。リラックス効果がある音楽、例えば森林の音や波の音、鳥のさえずりなどを聞くことで、ゆったりとした気持ちになれるでしょう。

また、陽気な音楽を聴けば、ポジティブな気持ちになり、またがんばろうと思えるようになってくるはず。このように、選ぶ音楽によって効果は異なりますが、音楽を聴くことは体や心の疲れを癒す効果的な方法なのです。

泣ける映画を見る

心が疲れていると感じる時は、思いっきり泣くこともオススメ。なぜなら、思いっきり泣くとで、涙と一緒に体内に滞っているストレスホルモンなどが排出されて気分をリフレッシュさせてくれるので、疲れを癒すことができるのです。

心の疲れは不眠や注意力散漫の原因になる可能性も。また、やる気が出ないことで、自分に自信も持てなくなってしまうこともあるでしょう。それだけでなく、体がだるくなったり、肩こりや頭痛になったりすることもあります。

疲れているなと気がついたら、泣ける映画などを見て思いっきり泣いて心をスッキリさせると良いでしょう。

趣味など好きなことに没頭する

趣味など好きなことに没頭するのも、疲れを癒す方法のひとつ。仕事が忙しかったり、好きな人に振り回されたりして疲れているのなら、その疲れの原因であることから離れることが、疲れを癒すための最善の方法でしょう。

そんな時こそ、時間がたつのも忘れてしまう程、夢中になれる趣味や好きなことに没頭することが大切。

それは、ただ何もしないでぼーっと過ごしていると、どうしても余分なこと＝疲れの原因が気になって頭から離れなくなってしまう可能性があるからです。リラックスできずにいつまで疲れが癒されないのは、心や体がしっかり休めていないからかもしれません。

そのような状態から解放されるためには、何も考えずに好きなことに没頭する時間が必要なのです。

疲れると、甘い物が欲しくなったり、滋養のある食品を食べようと思ったりすることはありませんか。これらのことは、無意識で思っていることかもしれませんが、実は、とても理にかなったことなのです。

そこで、疲れを癒す食べ物を紹介します。また、その疲れを癒すと言われる食べ物の何が疲れを癒す効果を発揮しているのかについても解説していきますね。

ウナギ

ウナギは夏の暑い日を元気に乗り越えるために滋養強壮食品として有名です。そのため、夏バテ防止や疲労回復を願って、土用の丑の日にウナギを食べるという人も多いのではないでしょうか。

ウナギが滋養強壮のほか疲労回復に効果的な食品だと言われているのは、良質のタンパク質やカルシウム、DHAなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれているため。

特にビタミンAやB群のビタミン類には、血行促進作用、免疫力アップの働きがあるとされており、中でも豊富に含まれているビタミンB1やB2には糖質や脂質をエネルギーに変化させる働きをするため、疲れを癒すのに効果的な食品なのです。

柑橘系の果物

グレープフルーツやみかん、オレンジなど柑橘系の果物に含まれるクエン酸。このクエン酸には、筋肉疲労の原因のひとつである乳酸を燃焼し、エネルギーに変える働きがあります。

このほかに含まれている栄養素は、糖質やミネラル、ビタミンなど。これらの栄養の働きで、疲れを癒す効果や体の中に余分に取り込まれた塩分や脂質の排出、脳の活性化などが行なわれるのです。

また、柑橘系の果物の香りは爽やかで心地よさを感じますよね。疲れて落ち込んだ気持ちを前向きにしてくれたり、ほっと気持ちを和らげたりさせてくれます。精神面をリラックスさせたりリフレッシュさせたいときにぴったりですね。

お酢

お寿司や酢の物、果物酢などの飲み物として活躍している酢には、疲れを癒す効果があるのです。疲れてくると、乳酸など疲労物質が体内に蓄積しますが、お酢に含まれている酢酸やクエン酸は体にたまった疲労物質を分解してくれます。

また、グルコン酸というお酢に含まれる成分が善玉菌の餌になり、腸内環境を整える働きをしてくれます。調整されている腸内では疲労物質が作られにくくなるため、疲れにくい体作りに効果的。

お酢は、米酢や香酢、もろみ酢、リンゴ酢など種類も豊富です。それぞれの酢に異なる風味や旨みがありますので、ドレッシング用や飲料用など、普段の食生活にお好みで取り入れてみてくださいね。

甘酒

疲れがたまってくると、甘い物が欲しくなる人いますよね。そんな時にオススメなのが飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高い甘酒。

甘酒には脳に必要なエネルギー源であるブドウ糖が豊富に含まれています。このほかに、ストレスを軽くし疲れを癒す働きがあるアミノ酸や、体を動かすのに重要な役割を果たしたり疲れを癒したりするビタミンB群なども豊富。

また、甘酒は朝に飲めば一日の活力となり、夜に飲めばリラックスして入眠しやすくしてくれる優れものです。甘酒には原料が米麹のものと酒粕のものがあります。どちらも疲れを癒す効果が期待されますが、味は異なりますので好みの方をチョイスするようにしてくださいね。

自分ではそんなに感じていなくても、仕事や日々の生活の中で、疲労感はたまっていくものです。

その都度疲れを回復させてあげられることが理想的ですが、実際には疲れに気がついていないことも多く、かなり疲れがたまってから気付くことが多いのではないでしょうか。

疲れがたまった状態では、心も体もつらいだけ。できるだけ早く疲れを癒せるように、今回の疲れを癒す方法を活用していただけたらと思います。

ぜひ、マッサージをしたり、思いっきり泣いたり、また疲れを癒す食べ物を摂り入れるなどして、自分に合った方法で疲れを癒しましょう。