恋愛が気持ち悪いと感じる理由は？恋愛したい人向けの対処法も紹介

「恋愛は女性をきれいにする」と、よく言われますよね。実際、恋人が出来て見違えるようにきれいになる女性は少なくありません。その一方、恋愛が気持ち悪いと感じる女性も多いと言われます。

そんな恋愛を気持ち悪いと感じる女性がいると知って、「何で恋愛が気持ち悪いの？」と不思議に思う女性もいれば、「その気持ち、すごくよくわかる！」と共感した女性もいることでしょう。

今回は同じ女性であるにもかかわらず、意見が分かれてしまう「恋愛が気持ち悪い理由」について、徹底解剖！また、「恋愛が気持ち悪いけれど、実は恋愛したい気持ちもある…」という女性のために対処法もご紹介しますので、併せてご覧ください。

女性が恋愛を気持ち悪いと感じるのには、いくつかの理由があります。この理由を知れば、「恋愛が気持ち悪いというのが理解できない」という女性も納得できるのではないでしょうか。

そこで、恋愛が気持ち悪いと感じる女性の理由を見ていくことにしましょう。

恋愛している自分が嫌で避けている

自分が恋愛をしているところを想像して「私が恋愛なんてできるはずない」、「恋愛している姿なんてみっともないに決まってる」といった思い込みを持つ女性はたくさんいます。

こうした自らを肯定する気持ちが低い人は、恋愛をしている自分を想像するだけで気持ち悪いと感じてしまうのが特徴です。

この自己肯定感の低さは、外見にコンプレックスを抱えていたり、自分で自分の性格が嫌だと感じていることから来ています。

そのため、外見を変えたり、性格のいい面を見ることによって改善の余地はあるのですが、そうした考えが一切浮かばないくらい自己否定してしまっていると言えるでしょう。

過去に恋愛で辛い経験をした

過去に恋愛で辛い経験をした、いわゆる恋愛のトラウマを抱えている女性も、恋愛が気持ち悪いと感じることがよくあります。

かつては普通に恋愛ができていたのに、辛い恋愛経験が原因でトラウマとなってしまう人は少なくありません。

例えば、好きな人からの束縛が強すぎて苦しい思いをした場合、「恋愛はしんどいもの」という認識になるでしょう。また、まだ好きかどうか分かりかねている間に執拗にキスを迫られたりすると、「人の気持ちも考えないで！」となりますよね。

結果的に「男ってみんなこんななの？」と考えるようになり、恋愛が気持ち悪いと感じるようになるのも無理はありません。

周囲からの押し付けが嫌だと感じている

若い年代の女性なら、周囲から「彼氏いないの？」と聞かれることもあるでしょう。恋バナに乗らないと、「なんで恋愛に興味ないの？」と言われることもあるのではないでしょうか。

その結果、「あの子、恋愛に興味ないんだって」「おかしいよね」などと、同性に変わり者扱いされることもしばしばです。

そんな周囲からの「恋愛をしないのはおかしい」という考え方や、「恋愛をするのが女性として当然」という意識を押しつけがましく思えることも、恋愛が気持ち悪いと感じてしまう理由です。

さらに、恋愛が気持ち悪いという意識を持ってしまうと、恋愛恋愛と騒いでいる女性達に対しても、気持ち悪さを覚えるようになります。

男性に嫌悪感を抱いている

そもそも男性に対して嫌悪感を抱いている場合は、恋愛が気持ち悪いと感じるのも無理はありません。

男性に嫌悪感を抱いて恋愛が気持ち悪いと感じるケースでは、過去に「男性＝嫌悪すべき相手」という認識を持ったのが大きな理由です。

例えば、子供の頃に父親が家族に暴力をふるっているのを見た、あるいは自分も暴力を振るわれたといった場合が該当します。子供にとって、一番最初に接する男性は父親ですから、その父親がダメな男だった場合、男性全般に対する嫌悪感となって植え付けられてしまうのです。

他には、男性絡みで嫌な思いをした時も「だから男って嫌いなのよ！」となってしまうでしょう。

恋愛が気持ち悪いと感じる理由を知って、「確かに分かる気がする…」と感じた女性もいたかもしれませんね。ただ、恋愛が気持ち悪いと感じる女性には、まだ他にも理由があります。

引き続き、恋愛が気持ち悪いと感じる理由をご覧ください。

恋愛しているカップルにイラつく

恋をすると周りが見えなくなるとよく言われますが、公共の面前でイチャイチャしているカップルを見ると、イライラするという人は多いでしょう。

ただ、たいていの人は「他人がいるところでイチャイチャしていること」が腹立たしいのであって、イチャイチャすること自体が気持ち悪いと感じているわけではありません。そのため、「まったく。人の目に付かないところでイチャイチャしろよ」と思うでしょう。

けれど、恋愛が気持ち悪いと感じる女性は、イチャイチャしているカップルを見るだけでゾッとし、そのせいでイライラするのが特徴です。目の前で見せつけられることによって、よりリアルに気持ち悪く感じるのでしょう。

好意を寄せてくる男性を気持ち悪いと感じる

世の中には自信過剰な男性も少なくなく、女性から笑顔を向けられただけで「俺に気がある」と考える勘違い男がいますよね。

誰にでも同じ態度を心がけ、不快な気分にさせないようにニッコリ笑って挨拶をしただけなのに、勝手に誤解して好意を寄せてくる男性も多いでしょう。

モテる男性は、ニコッと笑って挨拶されたくらいで「俺に気がある」などとは思いません。本当に女性が好意を寄せているのか、それとも礼儀として笑顔を見せているのかを見抜けるからです。

つまり、その見分けが付かない男性がカンチガイ男になる最大の理由。こうした男に好意を寄せられると「男って気持ち悪い」となるのも無理はありません。

自分の中に踏み込まれたくない

恋愛をうまくいかせるには、自分がどう思っているのかをさらけ出し、相手にどう思われているかを聞かなければなりませんよね。自分自身も彼氏に対して同じことを求めることで、互いを理解し合い、より愛情を深めていけるでしょう。

けれど、恋愛が気持ち悪いと感じる女性の場合、たとえ相手が好きな人であっても自分の中に踏み込まれたくないという気持ちを持っています。

確かに、恋愛ではすべてをさらけ出してしまうよりも、多少ミステリアスな部分を持っていた方が魅力的ではあります。ですが、恋愛が気持ち悪いと感じる女性の場合、駆け引きではなく、純粋に自分の中に入ってきてほしくないと感じているのです。

スキンシップに抵抗がある

恋愛関係になったなら、好きな人と手をつなぎ、ハグをし、そしてキスをしたくなりますよね。それが普通の女子の心理です。

けれど、恋愛が気持ち悪いと感じる女性の多くに、このスキンシップに抵抗を覚える人が少なくありません。

あるいは、手をつないだり、ハグをするといった程度なら問題ないけれど、唇を重ね合うキスや、さらにその先のエッチのことを考えると「うわっ、気持ち悪い」となるのが特徴です。

スキンシップが苦手で恋愛をするのを気持ち悪いと感じる女性の場合、かなりの潔癖症の可能性があります。キスで唾液が付くだけで気持ち悪いと感じる女性なら、その先に進みたくないのも当然です。

もし、何らかの理由によって恋愛が気持ち悪いと感じた時は、どうすべきなのでしょうか。なかなか周囲に相談できない話だけに、一人で悶々と悩みがちですよね。

そこで、ここでは恋愛が気持ち悪いと感じた時にすると良いことをいくつかご紹介しますので、参考にしてくださいね。

無理して恋愛せず他のことを充実させる

恋愛が気持ち悪いと感じるなら、無理をして恋愛をする必要はありません。他のことで充実した生活が送れているなら、恋愛をしなくても特に不自由はないはずです。

そもそも人は、生きていくにあたって仕事をしてお金を稼ぐことが不可欠ですよね。そのため、仕事がないのは非常に困るでしょう。

けれど、恋愛をしなければ生きていけないということはありません。むしろ恋愛が気持ち悪いと感じている女性なら、恋愛をすることでネガティブな心情になり、何かとデメリットの方が多くなります。

「恋愛なんてしなくても、私にはこれがあるから人生楽しい！」と思えるようなことを充実させるといいですね。

いいなと思うカップルに目をやる

公衆の面前でイチャイチャするカップルにイライラするのとは逆に、「いいな」と思うカップルを意識的に探し、そちらに目をやるといいでしょう。

例えば、女性が重い荷物を持っているのに手ぶらで歩いている男性を見ると「なんてヤツ！」と思いますよね。これは、恋愛が気持ち悪いと感じない女性も同じです。そのため、女性に一切荷物を持たせずにいる男性を見れば「いい人だな」と感じるでしょう。

こうした「いい人」に注意を向けることで、「いい人」から「素敵な男性」へと変わっていく可能性があります。一緒にいる女性が幸せそうな顔をしているのを見れば、少し見方が変わるのではないでしょうか。

素敵な恋愛ドラマや映画を見る

恋愛が気持ち悪いと感じた時は、素敵な恋愛ドラマや映画を見るのもいいでしょう。とはいえ、「ドラマや映画は作られたものなんだから、その中に出てくる男性が素敵なのは当然でしょ」という意見もあるでしょう。確かに、その通りです。

また、素敵な男性ばかりを見ることで、逆に現実とのギャップが際立つというリスクも否定できません。

けれど、この場合の狙いは、あえて素敵な男性だけを見ることによって、男性に対する気持ち悪さを払拭するところにあります。

「こんな素敵な男性が本当にいるなら、恋愛してみたい」と感じられたらラッキー。まずは自分の意識を変えるところから、トライしてみるといいのではないでしょうか。

結婚願望がある場合は改善を目指す

恋愛は気持ち悪いけれど、結婚願望はあるという女性もいます。また、性的行為を気持ち悪いと感じるとはいうものの、子供はほしいという女性もいるでしょう。

この場合は、結婚したい、子供が欲しいという感情にフォーカスするのがおすすめ。少し語弊がありますが、「結婚して子供を産むには、気持ち悪い恋愛を避けては通れない」という考え方をするのです。

夢を叶えるには努力が求められますし、苦労することもあるでしょう。結婚願望や子供が欲しいという望みをかなえるには、気持ち悪いと感じる恋愛の克服が不可欠です。

「すべては叶えたい夢のため」と考えることで、いつしか恋愛も気持ち悪いものではなくなるのではないでしょうか。

恋愛が気持ち悪いと感じるけれど、その一方で恋愛したいという気持ちがある場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

この矛盾する気持ちに対処するには、いくつかの対処法がありますので、具体的に見ていきましょう。

主観的に恋愛している自分を想像する

恋愛が気持ち悪いと感じる一方で、恋愛したいという気持ちもある場合は、「こうなりたいと思う自分」を繰り返しイメージし、脳に焼き付ける対処法がおすすめです。この想像によって、脳は実際に実現させるべく周囲に働きかけることが、脳科学の研究によってわかっています。

そこで、主観的に恋愛している自分を想像しましょう。主観的な想像とは、自分自身の目から見たイメージです。

想像するのは、好きな人が荷物を持ってくれたり、濡れないように傘をさしかけてくれたりといった素敵なシーン限定です。また、好きな人の手の感触や声などを具体的に思い浮かべると、より効果的とされています。

「恋愛とはこういうもの」という先入観を捨てる

恋愛が気持ち悪いと感じる女性の心のうちには、「恋愛をすると束縛される」とか「話したくないことまで話さないといけない」といったネガティブな思い込みが存在しています。

こうした思い込みは、過去の経験から植え付けられてしまったケースもありますが、「恋愛とはこういうもの」という先入観も少なくありません。

そのため、「どうせ恋愛なんて」という先入観に基づいた思い込みを捨てることが、恋愛に踏み出すための対処法となります。

もし恋愛が気持ち悪いと感じる理由が実体験に基づいていなければ、先入観の可能性が大です。この場合は、「これは正しくないかもしれない」と考えて捨てることで、リセットできるのではないでしょうか。

男性に対する悪いイメージを捨てる

恋愛が気持ち悪いけれど、恋愛をしたい気持ちもあるという場合、先入観と同様に捨てる必要があるのが男性に対する悪いイメージです。

そもそも、世の中の全ての男性が悪い人というわけではありません。人として尊敬できる男性とであれば、恋愛関係になったとしても気持ち悪いと感じることも少ないでしょう。

そんな男性を見つけるには、まずは「すべての男性が気持ち悪い」というイメージを捨て去ることが大事です。

「男性は気持ち悪いもの」という色眼鏡で見るのをやめれば、素敵な男性に気が付くのではないでしょうか。

抵抗を感じない男性と仲良くなってみる

恋愛が気持ち悪いと感じる女性は、無意識に男性の中に気持ち悪さを探していることでしょう。そして、気持ち悪いところを見つけては「やっぱり男は気持ち悪い」という先入観をどんどん強めている可能性があります。

そのため、恋愛がしたいという気持ちがあるなら、抵抗を感じない男性と仲良くなってみましょう。例えば、誰に対してもフラットな態度で接する男性もいれば、いつも穏やかな男性もいます。

普段は真面目だけれど時々面白いことを言う男性も、恋愛が気持ち悪いと感じる女性にはおすすめです。

こうした男性と仲良くなることで「世の中には気持ち悪くない男性もいるんだ」と気付けるでしょう。

友達の恋愛話を聞く

恋愛が気持ち悪いと感じるものの、恋愛したいという矛盾した気持ちを感じる時は、友達の恋愛話を聞くという対処法もおすすめです。なぜかといえば、実際に恋愛をしている人の声以上にリアルなものはないからです。

ただし、常に彼に対する不平不満を並べ立てている友達は避けましょう。ますます男性が嫌いになる可能性があります。理想は、大半はうまくいっているけれど、時々はけんかもあるという友達の恋バナです。

信頼できる友達なら、恋愛が気持ち悪いと打ち明けてから聞いてみるのもおすすめ。恋愛の悪いところを交えつつも、「恋愛にはいいことがいっぱいあるよ」と教えてくれるのではないでしょうか。

男女問わず人に好意を持つように意識する

恋愛が気持ち悪いと感じる女性は、男性だけでなく女性に対しても気持ち悪いと感じることがあります。特に、イチャイチャしているカップルに対しては「男も男だけど、女も女だ」と思ってしまうのではないでしょうか。

そのため、恋愛したいという気持ちがあるなら、男女を問わず、まずは人に対して好意を持つように意識するのがいいでしょう。人生で付き合う人の大多数は恋愛関係を伴わない人だからです。

そうした人たちに対して好意を持ち、同僚として好きな人や、友人として好きな人を増やしていくことによって、いつしか「恋愛関係で好きな人」が見つかる可能性があります。

女性の大半は恋愛を楽しいものと感じているかと思いきや、実際には恋愛が気持ち悪いと感じている人も多いことがわかりました。

とはいえ、恋愛が気持ち悪いと感じる一方で、恋愛をしたいという気持ちもあり、この相反する気持ちが大きな悩みになっているのではないでしょうか。

そんな恋愛が気持ち悪いと感じる時は、理由を知ることが大事です。理由がわかれば、恋愛をするのに最適な対処法を見つけ出すことができます。

ただ、恋愛が気持ち悪いと感じる時は、焦りは禁物です。ゆっくりと自分の気持ちを整理しながら、自然に恋愛したいと思える時まで待つのもいいのではないでしょうか。