手で首を触るのには隠された心理がある?
そのような仕草や癖には、何かしらの意味が隠されているもの。そこで今回は、手で首を触る人の心理や、男性が女性の首を触る心理について解説します。
自分の首や、異性の首を触るという行為にどんな心理が隠されているのか気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
自分の首を触る心理《前編》
自分の首を触る心理①伝えたいことがある
ひとつめの心理として考えられるのが、「話相手に対して伝えたいことや言いたいことがある」というもの。自分の意見を言えない人や、上手く気持ちを表現することが苦手な人、遠慮がちな人に多く見られる仕草です。
話しながらついつい手で首を触ってしまうというあなた。いつも言いたいことを我慢していませんか?
他人の意見を尊重できるのは素晴らしいことですが、あまり我慢しすぎるといつかあなたの心が限界を迎えてしまいます。少しずつ、自分の気持ちを伝える練習をしてみるのもいいかもしれません。
自分の首を触る心理②不安を感じている
「何かしらの不安を感じている」という心理も、首を触る癖と関係しています。こちらは真面目で完璧主義かつ、神経質な性格をしている人に多く見られます。
真面目で完璧主義な人のなかには、常に「失敗したらどうしよう」「期待を裏切ったらどうしよう」という不安を抱えている人が多く、それゆえにリラックスした状態で他人と接することができません。
相手に見捨てられたくないという不安が、無意識に首を触るという行為に現れてしまうのです。
自分の首を触る心理③苦手意識を持っている
あなたが自分の首を触るときのことをよく思い出してみてください。その場にあなたの苦手な人がいたり、苦手な雰囲気の場所が関係していたりしませんか?
実は、そんな「相手への苦手意識」も、自分の首を触る心理のひとつなのです。
逆に言えば、あなたと話している最中に相手が首を触り始めたら、「この人苦手だな…」という心理を持たれている可能性があるということ。その相手とは適度に距離を置くなどして、良好な関係を築く努力をしたほうが良さそうです。
自分の首を触る心理④面倒だと感じている
「面倒くさいなあと感じたとき」や「面倒くさい頼まれごとをされたとき」に、自分の首を触る人もいます。
例えば、乗り気でない飲み会に誘われたときや、上司に面倒な仕事を押し付けられたときなど。ドラマや漫画などにも、面倒なことを頼まれた登場人物が「はあ…」とため息をつきながら自分の首を触るシーンがありますよね。
相手に「なんとなくダルそうにしているな」「嫌なのかな」と感じさせてしまう可能性もあるので、人前で無意識に首を触る癖が出てしまう人は、少々注意したほうが良さそうです。
自分の首を触る心理⑤退屈
相手と過ごす時間がつまらない・興味のない話題で場が盛り上がっているなどの理由で、「退屈だなあ」と感じているときも同様です。会話や遊びの内容に興味を持てず、手持ち無沙汰な状態になっているために、無意識に首を触ってしまうのでしょう。
「つまらないな」「退屈だな」という気持ちは、一緒の空間にいる相手にもなんとなく伝わってしまうもの。関係がギクシャクしてしまうのを避けるためにも、そのようなときには適当な理由をつけて早めに解散するのが良さそうです。
自分の首を触る心理《後編》
自分の首を触る心理⑥落ち着こうとしている
ソワソワして落ち着かないときや焦っているときに、なにかに触っていないと落ち着かない!と思うことはありませんか?そんな心理も、手で首を触る仕草に関係しています。自分の首に触れることで、「心を落ち着かせようとしている」のです。
首に限らず、耳・髪・二の腕などの部位を触る癖がある人もいます。
自分の首を触る心理⑦嘘がバレないか心配している
「嘘をついているとき」もしくは「嘘をつこうとしているとき」に、手で首を触る癖が出る人もいます。
「自分の話し方や仕草のせいで嘘がバレるのではないか」という不安や、事実とは異なる内容を口にしている後ろめたさから焦りや動揺が生まれ、心を落ち着かせるために首を触ってしまうのです。
もちろん、「なんとなく首に触れただけ」というケースもゼロではありませんが、相手が話の途中で首を触った際は、会話の内容に注意しておいたほうがいいでしょう。
自分の首を触る心理⑧考えごとをしている
首を触る癖に隠されているのは、相手に苦手意識を持っている・嘘をついているなどのネガティブな心理だけではありません。「ただ考えごとをしているだけ」というケースもあるのです。
問題の解決策を練っているときに髪や顎を触ったり、テスト問題を解いているときにペン回しをしたりする人がいますよね。それと同じで、無意識に首を触ってしまうのです。心当たりがある人も多いのではないでしょうか?
自分の首を触る心理⑨無意識にストレスを感じている
最近、あなたにとって強いストレスを感じるようなできごとはありませんでしたか?もしくは、この先になんとなく嫌だなあと感じる予定が控えていたりしませんか?
特に思い当たる点がない場合でも要注意。もしかしたらあなたは今、「無意識にストレスを感じている」のかもしれません。
手で首を触る行為には前述の通り、緊張・不安・心配・焦りなどの心理が関係してきます。心理的に落ち着けていない可能性も高いので、できる範囲で気分転換をして、ストレスを発散しましょう。
男性が女性の首を触る心理
では、男性が女性の首を触る行為には、どのような意味が隠れているのでしょうか?その心理を紐解いていきましょう。
男性が女性の首を触る心理①自分を意識して欲しい
男性が女性の首を触る心理としてまず考えられるのが、「自分を意識してほしい」ということです。あなたが友達以上恋人未満の男性に首を触られることがあったなら、その男性に恋愛対象として見られている可能性が高いでしょう。
首を触るという行為は、下手をすればセクハラ扱いされかねないものですよね。ということは、相手の男性にとってもとても勇気が必要な行為であると考えられます。「彼となら恋愛してもいいかも…」と思えるのであれば拒否せず、触られた後も笑顔で接してあげましょう。
男性が女性の首を触る心理②スキンシップを取りたい
首を触ってきた男性とあなたが恋人同士であるなら、「単純にスキンシップを取りたがっている可能性」が高いです。
あなたのことが愛しくて、今にでもキスをしてしまいたい。最近あなたに触れていないから、少し近づいてスキンシップを取りたい。彼のなかにはきっと、そんな心理が働いているのでしょう。
「そういえば最近、あまりスキンシップが取れていないな…」と感じるなら、彼のアピールを受け入れてあげてはいかがでしょうか?
男性が女性の首を触る心理③守ってあげたい
人間の体の中でも、首は大切な部位ですよね。太い血管が通っていますし、首を絞められたら呼吸ができなくなってしまいます。そんな大切な部位に男性が触れる心理として、「あなたのことを守ってあげたいと思っている」ということも考えられます。
恋人同士であれば彼の好意を受け入れ、思う存分甘えてみてもいいでしょう。まだ恋人未満の関係であるなら、彼にアタックしてみてもいいかもしれません。
もちろん、首を触るという行為だけでは確実に脈ありとは言えませんので、他の脈ありサインとじっくり照らし合わせてみてくださいね。
男性が女性の首を触る心理④ぬくもりを感じたい
女性の首を触る男性には、「相手のぬくもりを感じたい」という心理が働いていることも考えられます。
先述した「スキンシップを取りたい」という心理とやや似ていますが、こちらの場合はやや注意が必要です。相手の男性はもしかしたら、人には言えない不安や心細さを抱えているのかもしれません。
恋人であれば進んでフォローに回りたいところですが、初対面の相手や彼女・妻子持ちの男性が相手の場合は、その場の雰囲気に流されないよう警戒しておきましょう。
男性が女性の首を触る心理⑤下心がある
女性に対して「あわよくばベッドインしたい」という下心があるために、首を触る男性もいます。これは、あなた自身の身を守るために、もっとも気をつけておきたい心理です。
特別親しい仲でもないのに首に触れてくる人や、二人きりの空間で首に触れられた場合は、きちんと振り払う・「やめて」と伝えるなどして自分の身を守りましょう。周りに味方になってくれる人がいれば、相談してみるのもひとつの手です。
首を触る以外にも!仕草には様々意味がある
最後に、首以外の部位を触る仕草の心理をご紹介します。あわせて知っておけば、より相手の心理がわかりやすくなること間違いなしです!さっそくチェックしてみましょう。
自分の耳を触る心理
自分の耳を触る行為には、首を触る心理と同様に、不安を落ち着かせようとしている気持ちが関係しています。
耳たぶはふにふにとしていて柔らかく、少しひんやりとしていますよね。その感触が心地よく、手で触れるだけで不思議と心が落ち着くという人が多いようです。
また男性のなかには、「耳の感触は女性の胸と似ている」と感じる人もいるそう。そのためか、辛いことや悲しいことがあったときなど女性特有の感触が恋しくなった際に、無意識に耳に触ってしまう人も多いと言われています。
自分の胸を触る心理
胸に手を当てている人にも、耳たぶを触る人と同様に「心を落ち着かせたい」という心理が働いています。
ドラマやアニメなどでもよく、主人公が胸に手を当てて深呼吸をし、「大丈夫!私ならできる!」と気持ちを落ち着かせているシーンがありますよね。高校受験や就職の面接の際に、同じことをした経験があるという人も多いのではないでしょうか?
胸に手を当てて深呼吸をしている人を見かけたら、なるべく話しかけずにそっと見守ってあげましょう。
自分の鼻を触る心理
鼻を触る仕草は、自信のなさの現れです。頻繁に自分の鼻を触っている人は、自分に自信がなく、やや気が弱い性格をしているのでしょう。
それゆえに自分の意見や感情を表に出せず、周りから「ミステリアスな人」「秘密主義な人」「何を考えているかわからない人」と思われることもあります。
しかし、自信のなさから対人関係が苦手というだけで、本来は明るい性格をしている人も多いです。積極的に話しかけてあげると、思いのほか話が弾むかもしれません。
自分の髪を触る心理
自分の髪をしきりに触る仕草には、ふたつの心理が関係しています。
ひとつめの心理として考えられるのは「ストレス」です。何かしらのストレスがかかっているときに首や耳を触るのと同様、髪を触って心を落ち着かせようとするのです。
最近人から「よく髪いじってるよね」と指摘されたり、「髪を触ってしまうことが増えたな…」と感じたりするなら、少しストレスが溜まっている証拠かも。適度に気分転換をしていきましょう。
ふたつめは、「単純に髪の毛が気になる」という心理です。ヘアスタイルが上手く決まらなかったときなどに、ついつい気になって髪を触ってしまうことってありますよね。
会話相手がそのような仕草を見せた場合、髪質や髪型をコンプレックスに感じている可能性が高いので、深く追求しないでおきましょう。
自分の唇を触る心理
唇を触る行為にも、髪を触る仕草同様ふたつの心理が関係しています。
ひとつめは、パートナーからの愛情不足を感じていたり、欲求不満であることです。パートナーとの関係に寂しさや不満を感じていませんか?
内容によってはすぐに改善できないものもあるかもしれませんが、お互いによく話し合い、出来る限りお互いの気持ちに寄り添う努力をしていきましょう。
ふたつめに考えられるのは、首を触る仕草と同じ「考え事をしている」「嘘をついている」という心理です。とはいえ、どの心理も唇を触るという行為だけでは断定できないものですので、相手の人柄や表情、他の仕草などをよく観察してから判断するようにしましょう。
首を触る心理を見極めて、対人関係を豊かに!
人の仕草は、隠れた心理を見極める重要なサインとなります。会話中の相手が首を触る仕草をしたら、その人の置かれている状況や背景に目を向けてみると、隠された本心が見えてくるはずです。
どのような心理状態であるのか見極め、相手にとって居心地のよい空間を演出することができれば、身の回りの対人関係も豊かになっていくことでしょう。ぜひ、職場の仲間や友達とのお付き合いに、今回ご紹介した内容を活かしてみてくださいね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!