バックを痛いと感じる原因とは?
前戯が不足しているから
バックの体位に限らず、セックスの体位全般に言えることですが、まず1つ目の原因として考えられるのは、前戯が不足しているということ。キスや愛撫などの前戯が十分でないと、セックスのときに潤滑油の役割を果たしてくれる愛液が十分に分泌されないため、スムーズな挿入ができずに痛いと感じてしまいます。また、前戯が物足りないと、女性は心身ともにリラックスすることができず、心から自分の体を男性に委ねることができません。筋肉でできている膣の緊張もとけないため、膣の奥まで挿入されやすいバックの体位を痛いと感じてしまうのです。
他の体位より膣の奥まで挿入されやすいから
バックは他の体位より膣の奥まで挿入されやすいということが2つ目の原因です。膣の奥には子宮がありますが、バックによってその子宮を突かれることで腹痛のような痛みを感じる女性が多いのです。セックスの体位としてオーソドックスな正常位の場合は、お互いの体が向かい合った状態になるため、膣の奥まで完全に挿入することができません。一方、バックの場合はお互いの体が同じ向きに重なり合った状態になるため、男性のサイズが小さくても膣の奥まで完全に挿入することができます。
膣の奥まで挿入できるバックは、男性にとっては最高に気持ちいい体位かもしれませんが、挿入される女性にとってはかなりの衝撃を受ける体位なのです。
男性が激しく動きすぎているから
バックが痛いと感じてしまう原因の3つ目として挙げられるのは、男性が激しく動きすぎてしまっているということ。膣の奥まで挿入しやすいバックで激しく動かれてしまうと、子宮にあたって腹痛に似た痛みを感じてしまいます。ここで女性が痛いということを喘ぎながら伝えようとしても、本当に痛いと思っているわけではないと勘違いしてしまう男性もいます。すると、喘ぎ声を聞きたいがためにさらに強く突いてしまい、女性がますます痛みを感じてしまうという結果になるのです。
ポルチオ性感帯が開発されていないから
バックは膣の奥まで突くことができるセックスの体位として知られています。膣の奥には子宮口がありますが、その子宮口のあたりにあるのがポルチオと呼ばれる性感帯。その部分を攻められることで女性はイクという快感を味わうことができます。ですが、膣の奥にあるポルチオ性感帯が開発されていない女性の場合、膣の奥まで突かれると痛いと感じてしまうことがほとんど。ポルチオ性感帯はクリトリスやGスポットと違って場所が分かりづらいので、気持ちいいと思えるようになるまである程度のセックス経験が必要になります。
「バックは痛い」と身構えてしまっているから
過去のセックスでバックが痛いと感じた経験がある女性の場合、「バック=痛い」という方程式が確立されてしまっていることがあります。つまり、一種のトラウマのようなものですね。そうなると、バックの体位になったときに過去に味わったような痛いセックスになるかもしれないと考えてしまい、無意識に体が緊張で硬くなり、ますます痛みを感じやすい状態になります。考えないようにすればするほど意識してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
心と体はつながっているので、無意識に考えていることでも体の反応としてハッキリあらわれます。「バック=痛い」と思い込んでしまっているため、再びその通りになってしまうのかもしれませんね。
男性器が大きすぎる
単純に男性器が大きいのが原因の可能性もあります。特に経験が浅い場合は正常位であっても奥まで挿入されると痛みを感じるため、簡単に奥まで挿入できるバックだと尚更痛く感じてしまうのです。また、太さが関係していることもあるでしょう。膣を充分にほぐされていないのに太いペニスを挿入されたら、経験豊富な女性でも痛いものです。
太い男性器を迎え入れるには膣を充分に濡らしたりほぐしたりしなければなりません。もしくは、挿入してから暫く動かずにいると膣が順応するため、それを待ちましょう。気持ち良くなるためにも女性から声をかけるのも大切です。
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