結婚したくない女性が急増中の理由は？結婚出来ない人との違いも！

かつて「結婚は女性の幸せ」と言われてきましたが、最近は結婚に対する女性の考え方が変わってきているようです。「結婚したいと思わない」「結婚したくない」という女性が急増中。あえて結婚をせず女性1人で生きる決意をする女性は意外と多くいます。

結婚したくない女性が増えているのは、社会情勢に伴う女性心理の変化が関連しているようです。結婚に対する価値観が変わり、女性は結婚をすることに対して消極的な考えを抱くようになっています。

本記事では、結婚したくない女性の心理や特徴についてまとめました。どうして現代の女性たちは結婚したいと思わないのか、その心理に迫っていきましょう。

「結婚=幸せ」と思いがちですが、結婚したくない女性に関しては違うようです。それでは、結婚したくない女性にはどのようなことを思っているのでしょうか。本音から結婚したくない女性の気持ちを探ってみましょう。

まだまだ遊びたいし…

「結婚すると、家庭に落ち着かなければならないのが嫌です。1人の男性の元で落ち着くよりも遊びたい気持ちの方が強いから、まだ結婚したくないと思っています。十分に遊んだかな、と感じたら結婚したいと思えるかもしれません」（23歳/女性/企画開発）

若い女性の場合は「遊び足りないからまだ結婚したくない！」と思うことが多いようです。結婚をして家庭を持つと、ある程度の制約が出てきます。若い時は制約のない自由な環境で遊びまわりたいという気持ちが強くなるのは自然なことです。

この場合、若い頃は結婚したくないと思っても徐々に「結婚したい」と感じることも。年齢によって結婚に対する意識が変わるのはよくあることです。

お金も時間も自由に使いたい！

「1人で生きる分には十分なお金を稼げています。結婚をすると、自分が稼いだお金も家庭のために使わなければならないのが嫌です。それに、家族のために時間を使わなければならないのも…。お金も時間も自由に使える人生が良いです」（30歳/女性/金融コンサルタント）

経済的に余裕がある女性の場合は、「自分のためにお金を使いたい」という気持ちから「結婚したくない」という考えに至ることがあります。結婚をするということは、自分の財産を夫と共有しなければならない場面もあるでしょう。

また、子供が生まれたらさらにお金がかかり、時間の制約もできます。そういったことに煩わしさを感じ、結婚を避ける女性が増えています。

1人の生活の方が気楽

「もともと、誰かと一緒に生活するのが苦手です。1人だけの生活の方が気楽なので、結婚したら息苦しさを感じそう…。彼氏ができても、必要最低限の頻度で会えれば良いかなと思っているくらい1人の時間を大切にしています」（32歳/女性/編集者）

結婚をするということは、常に生活を共にする男性ができるということです。1人でいるのが好きな女性にとっては、自分の生活スペースに誰かがいることに対してストレスを感じることもあるはず。

特に、一人暮らしが長い女性は誰かと一緒に生活することに窮屈さを感じる傾向にあると言われています。そのため、「1人でいられる時間がなくなるなら、結婚したくない」と思うようになるのでしょう。

人間関係が面倒だから結婚したくない

「結婚をすると、相手の家族との付き合いも考えなくてはいけないですよね。嫁姑問題とか見ていると、『あんな面倒なことには巻き込まれたくない』という気持ちが強くなります。だから、自由気ままな独身生活の方が楽です」（28歳/女性/Webデザイナー）

結婚は、2人だけではなく家族間の問題も出てきます。相手の家族とうまく付き合えなかったりすると、どんなに好きな相手との結婚でもつらい思いをすることがあるかもしれません。

こうした人間関係に煩わしさを感じ、結婚したくないと思う女性が増えています。しかし、家族間の関係は結婚しなければわからないものなので、結婚せずに決めてしまうのは時期尚早とも言えるでしょう。

子供が欲しくない

「昔から特に子供が欲しいと思ったことはありません。子供が欲しくないのであれば結婚する必要もないかな…と思っています。誰かと付き合いたいという気持ちはありますが、結婚を視野に入れた付き合いはしたくないです」（27歳/女性/プログラマー）

結婚をして子供を作って…というのは女性の幸せのように考えがちですが、中には子供が欲しくないと思っている女性もいます。子供がいらないのであれば結婚をする必要性を感じず、あえて「結婚したくない」と思うようになるのでしょう。

こうした女性の場合は、男性側も子供が欲しくないという意見で一致すれば結婚を考えることもある可能性があります。子供に対する考えのすり合わせが必要です。

女性側の苗字を変えたくないから結婚したくない

「結婚をすると、男性側の苗字に変えなければならないのがほとんどです。しかし、今まで親しんできた苗字と分かれるのは嫌ですし、仕事上も不便になります。そのため、結婚したくないと思うようになりました」（33歳/女性/弁護士）

婚姻届を出すときに、女性側か男性側の苗字のどちらかを選択することができますが、ほとんどの場合は男性の苗字になります。女性側の苗字を選択したいと希望を伝えたら、男性の家族とのトラブルが起きてしまった…ということも。

女性にとっても自分の苗字は大切なものです。苗字を失うことで培ってきたものが失われるのが嫌と感じる女性は多いでしょう。夫婦別姓が認められれば問題は解決するかもしれません。

続いては、結婚したくない女性の心理や理由について紹介します。女性が結婚したくないと思うのには、さまざまな理由があると言われています。どのような心理によって結婚したくないと思ったのかチェックしていきましょう。

仕事が好き

結婚したくないと感じる女性の多くは、「仕事に集中したい！」と思っていることが多いようです。近年は女性の社会進出が多くなり、会社でも責任のある役職につく女性が増えています。しかし、結婚をすることで思ったように仕事ができなくなる場合があるのが問題です。

結婚後、子供ができて育休をとってから閑職に就くことになったという女性は少なくありません。女性の社会進出ができているとは言え、まだまだ結婚や子育てに対する理解を得られる環境にないのが実情と言えます。

また、結婚して家庭を持つと家事負担も増えるでしょう。仕事を優先したい女性にとって、家庭内でやらなければならないことが増えるのは面倒に感じる場合が多いです。

趣味に熱中しすぎている

好きなアイドルや俳優の追っかけをやっていたり、趣味の旅行で休日は世界中を飛び回っていたり…自分の好きなことに熱中していると「結婚したくない」と思いやすくなります。なぜなら、結婚をすることで自分の趣味に割ける時間が減ってしまうからです。

また、趣味に熱中するあまり「結婚」という選択肢自体が見えなくなることもあります。彼氏を作り結婚に向かって進んでいくよりも、趣味に時間を使った方が有意義に感じられるのではないでしょうか。

こうした女性の場合は、趣味に対する熱が冷めない限りは「結婚したくない」という気持ちが変わることはないでしょう。趣味で充実しているのであれば、結婚する必要はないのかもしれません。

1人が好き

結婚したくない女性の多くに見られるのが「1人が好き」という意見です。結婚をすると、常に旦那さんと一緒に生活することを考えなければなりません。「家に誰かがいることで自由に過ごせない」と窮屈さを感じる女性も多いはずです。

家が最もリラックスできる場所であるのに、結婚をでそれを奪われてしまうのはつらいことですよね。結婚をして人生のパートナーを得るよりも、1人だけの気楽な生活を選択するのも1つの考え方です。

また、1人が好きな女性は長年1人で過ごすことに慣れているのもポイント。「ずっと1人でいたのに、今更他人とは暮らせない」という固定観念に捉われている場合があります。

実家が好き

実家に住んでいる女性は、家族と一緒に過ごす時間を失いたくないのが理由で「結婚したくない」と思うことがあります。家族との仲が良く、自立する準備ができていない女性にこのような傾向が見られやすいでしょう。

実家にいれば、洗濯や料理、掃除などの家事は親がやってくれることがあります。しかし結婚をした後は、そういうわけにはいきません。夫婦で家事分担をしたり、女性側が専業主婦として家のことを全て任される場合もあります。

「自分に家事がこなせるわけがない」という気持ちから、結婚したくないという考えに至ることもあるはず。精神的に自立ができなければ、結婚したくないという気持ちは変わらない可能性が高いです。

結婚したくない女性については、他にもいろいろな理由が考えられます。最近は結婚をするのが当たり前のことではなくなり、あえて結婚しないのも1つの選択肢として掲げられていると言えるでしょう。そんな結婚したくない女性の心理をさらに深堀りしていきます。

「結婚」に対して悪いイメージがある

結婚は、楽しいことばかりではありません。夫婦の間で亀裂が生まれたり、男性側の家族とうまく付き合えなかったり、さまざまな困難が待ち受けている場合があります。こうしたマイナスの面ばかりを見て「結婚したくない」と思う女性は意外と多いです。

また、仲の悪い両親が原因で結婚に悪いイメージを持つこともあります。「あんな夫婦になるなら、結婚したくない」という気持ちが強くなり、結婚に対して消極的になってしまうのでしょう。

結婚に対するイメージを払拭できなければ、結婚したくないという気持ちを変えるのは難しいです。「この人となら良い関係を築ける」と思える男性に出会えれば、考えを変えるきっかけになるかもしれません。

責任を負うのが嫌だ

結婚は、女性側も少なからず責任を負うものです。2人で住む家をきれいに保つために家事をしなければならなかったり、旦那さんのために料理を作らなければならなかったり、やらなければならないことが増えます。

また、結婚をして子供ができた後は子育てという責任ができるでしょう。このような結婚後に起こるさまざまな変化によって、責任が重くなっていくのが嫌だと思う女性が増えています。

「責任を負うくらいなら、最初から結婚したくない」「身軽でいたい」という考えから結婚を避けることもあるはず。自由気ままな生活が好きな女性の場合は、結婚による責任を回避したいと思うのは仕方ないのかもしれません。

今の関係で十分だから結婚したくない

現在付き合っている彼氏との関係で満足している時は、あえて結婚したくないと思うことがあります。結婚をすることで2人の関係が変わってしまうことに対して悪いイメージを抱いているのではないでしょうか。

結婚後に2人の仲が悪くなったり、お互いの家族間でトラブルが起きたり、といったことを考えると「結婚しなくても、このままで良いかな」という心理になりやすいです。このため、もし彼氏からプロポーズされても断ってしまう場合もあるかもしれません。

恋人から夫婦に変わるのは、勇気がいることです。しかし、一歩踏み出さなければ、彼氏を失うことになることもあります。そのことも考慮に入れて、結婚と向き合ってみてはどうでしょうか。

他に良い人がいるかもしれないから結婚したくない

現在、付き合っている男性がいるものの「まだ他に良い人がいる可能性があるから、結婚したくない」と密かに思っている女性はいます。結婚に対する理想が高い女性や、まだ若い女性に多い傾向と言えるでしょう。

今の彼氏に何らかの不満があり、他の男性に乗り換えたいと思っている場合は結婚に踏み出すことはできません。「今のままだと結婚しても幸せになれなさそう」という気持ちが強い状態であると考えられます。

こうした女性は、理想の男性に出会えればすんなりと考えを変えることがあるはず。結婚したくないと思っているのは、一時的なものではないでしょうか。

結婚したくない女性は、経済的に自立していることが多いです。そんな女性たちが就いている職業はどのようなものなのでしょうか。結婚したくない女性に多い職業についてまとめたので、チェックしていきましょう。

弁護士

結婚したくない女性が就いていることが多いのが弁護士です。難関試験を突破しなければ得られない弁護士資格を持つということは、働き口に困らないということにつながります。

大手の弁護士事務所に所属したり、個人事務所を開設したり、やり方はいろいろですが経済的に安定した環境を手に入れられることがほとんどでしょう。男性に頼らなくても、自分で稼げるので結婚したいと思うことが少なくなります。

また、離婚をメインに扱っている弁護士だと結婚に対する理想が薄れていくのも原因です。離婚をしていく夫婦を見て「こうなるなら結婚したくない」と思う女性弁護士も多いのではないでしょうか。

医師

続いて挙げられる職業が医師です。近年は女性医師の割合も増えてきており、さまざまな分野で顕著な活躍が見られます。医師という仕事はとても忙しく、自分のための時間をなかなか取れないのが特徴です。

そのため、結婚を考える間もなく日々が過ぎていくこともあるでしょう。「結婚をしても、忙しくて夫婦間のすれ違いが起きてしまう」というマイナスなイメージから、あえて結婚を選択しない場合も。

また、結婚をすることで医師として働く時間を奪われるのではないかという気持ちから「結婚したくない」と思うパターンもあります。結婚よりも医師としてのキャリアを優先する考えを持つ女性は多くいるようです。

コンサルタント

経営や金融など、専門知識を使ってアドバイスを行うコンサルタント業に就いている女性も結婚したくないと思う傾向にあります。顧客のために出張をしたり、残業時間が増えたり、コンサルタントは何かと忙しい職業です。

結婚をすることで仕事に割ける時間が減ると、キャリアに支障が出るのではないかと感じる女性は少なくありません。男性側が「家庭に入って欲しい」と思っている場合は、今まで培ってきた仕事のキャリアを捨てなければならないのも問題です。

また、コンサルタントは客観的な視点で考えることが多いため、結婚に対しても冷静な見方をします。デメリットの方が多いと感じたら結婚したくないと思うのは仕方がないのかもしれません。

経営者

自ら会社を経営している女性は、自立した考えを持っている人が多いです。自分でお金を稼ぎ、男性に依存することなく生きていきたいという気持ちが強いのではないでしょうか。そのため、結婚をしたくないと思うようになります。

会社を経営するということは、従業員の生活に対しても責任が伴うため、自分の人生を犠牲にしなければならない場合もあるでしょう。結婚をして家庭に時間を割かなければならなくなるなら、結婚しないで会社経営に情熱を注いだ方が良いと判断する女性経営者は多いです。

結婚をする幸せよりも、会社を成功させる方に幸せを感じるのであれば「結婚したくない」と思うのは自然なこと言えるのではないでしょうか。

結婚しないことに対しては、いろいろなメリットがあります。メリットに魅力を感じて、結婚したくないと思う女性も少なくないでしょう。結婚しないことによって、どのようなメリットがあるのか紹介します。今後を決める参考にしてみてください。

仕事でキャリアを築ける

結婚をすると、どうしてもキャリアの妨げになることがあります。「結婚=妊娠=育休」という考えから、「妊娠する前にキャリアから外しておこう」とする会社はいまだに多いはず。結婚後に閑職に就くことになったというパターンは少なくありません。

一方で、結婚をしていないのであれば妊娠をする可能性は低いので順調にキャリアを重ねやすくなります。また、仕事に対して旦那さんから文句を言われることもないでしょう。

人生の成果の出し方は人それぞれ。結婚に意義を感じる女性もいれば、仕事の成果が全てと考える女性もいます。自分なりの生き方で仕事に邁進していきたいと思っている女性にとっては、結婚をしないのも1つの選択肢です。

恋愛を楽しめる

結婚をした後は、もちろん夫以外の男性と付き合うことはできません。不倫や浮気はご法度です。そのため、「もっと恋愛を楽しみたい！」と思っている女性にとって結婚は足かせになってしまうことがあります。

結婚をしなければ、いろいろな男性と付き合っても支障はありません。結婚をして1人の男性に落ち着くより、刺激的な恋愛をどんどん楽しんでいきたいのなら結婚したくないと思うのも自然なことです。

結婚をした後に浮気や不倫をして相手を傷つけるよりは、あえて結婚せずに恋愛を満喫した方が良い場合もあるかもしれません。自分がどのようなスタンスで男性と向き合っているのか考えながら、恋愛と結婚どちらを取るのか決めてみてください。

時間やお金が自由に使える

結婚をした後は、時間やお金に対する制約が増えます。夫婦のための時間を作らなければならない他、子供が生まれた後は子育てに大部分の時間を使わなければなりません。また、お金に関しても1人で暮らしていた時よりも出費が多くなります。

結婚をしなければ、こうした出費がなく、時間も自由に使いやすくなるのがメリットです。「自分で稼いだお金なのだから、自由に使いたい」と思っている場合は結婚をせずにいるのも選択肢に入ります。

家庭を持つことに対して幸せを感じるのか、自由に生きることが良いのか、人生に対する考え方はさまざまです。今後、自分はどのようなことに幸福を感じられるのか考えてみてはどうでしょうか。

家事の仕事が増えない

結婚後は、一緒に生活する人が増えます。今までは一人分の家事で良かったのに、夫や子供も含めた家事をこなさなければならなくなるでしょう。最近は男女で家事分担をすることが多いですが、「家事は女性がするもの」というイメージは未だに根強いです。

結婚をしなければ、こうした家事の仕事が増えることはありません。自分のために必要最低限の家事をすれば良いので、負担を感じることは少ないです。家事の仕事が少ない分、仕事や趣味に時間を回すこともできます。

家事が苦手、という女性にとっても結婚しないことはメリットになるはず。結婚しないことで、苦手な家事の量が増えるのを防げます。

家族間のトラブルがない

嫁姑問題など、結婚後には家族間のトラブルが起きるリスクがあります。相手のことが好きで結婚をしたのに、結婚後の家族間のトラブルによって不幸になってしまったということは多いです。

結婚をしない場合は、家族間のトラブルは起きません。付き合っている彼氏がいたとしても、相手の家族としては基本的に他人なので、存在を気にする必要がなくなります。「彼氏は好きだけど、向こうの家族に難があるな」と感じたら結婚に二の足を踏むこともあるはず。

もし、家族間のトラブルが心配なら事前に彼氏に相談してみてください。彼氏に協力的な姿勢が見えなければ、結婚後に苦労する可能性があります。不要なトラブルを防ぐために慎重になりましょう。

結婚をしないことにはメリットがあればデメリットもあります。結婚したくないと思っている女性は、デメリットにも目を向けてみましょう。結婚をしない場合に考えられる主なデメリットについて紹介します。

孤独を感じる事も

結婚したくないというスタンスを貫くということは、少なからず孤独を感じることになります。周りの人はみんな結婚をして子供をもうけているのを見ると、「自分は1人きりだな」と感じることがあるのではないでしょうか。

どんなに1人が好きだったとしても、寂しさを感じたら「誰かと一緒にいたい」と思うことがあるかもしれません。そんな時に「結婚をして家族がいれば良かったな」と感じやすくなります。

彼氏はいたとしても、いつかは別れて1人になる可能性もあるでしょう。不意に孤独を感じて「結婚しようかな」と思う女性は多いはず。孤独を我慢せず、結婚に踏み出してみるのも1つの方法です。孤独を我慢しすぎないようにしましょう。

いざという時に頼れる人がいない

急な体調不良に見舞われたり、怪我をしたり、人生にはさまざまなトラブルがつきものです。そんな時に家族がいれば、頼ることができます。しかし、結婚をせず独り身でいる場合は頼れる人がいません。

入院をするための準備をしたり、保険の手配を考えたり、いざという時にしなければならないことはたくさんあります。病気や怪我でつらい時にやらなければならないことが増えるのは、大変です。自分1人でこなそうとして、失敗してしまう場合もあります。

パートナーがいたとしても、婚姻関係にないと行えないことが出てくるでしょう。最後は1人でなんとかしなければならなくなります。そのことも想定した上で結婚について考えてみてください。

働けなくなると収入が断たれる

どんなに高収入の人でも、何らかの理由で働けなくなると収入が全くなくなります。怪我や病気以外に会社の倒産など、さまざまな理由によって働けなくなる事態が考えられるでしょう。

特に女性の場合、きちんとキャリアを積んでいないと、長く働き続けるのは難しいと言われています。会社の経営が傾いた時に首を切られてしまうなど、不測の事態が考えられるため注意が必要です。

結婚をしていれば、働けなくなっても夫の収入源があるので大きな心配をする必要がありません。しかし、「男性には経済的に依存したくないから、結婚したくない」と思っている人も多いはず。そんな時はもしもの時のために貯蓄をしていく必要があると言えます。

子供をもうけられない

将来的に子供が欲しいと思っている場合は、結婚を視野に入れなければならない場面が出てきます。それでも結婚したくないと思うのであれば、子供をもうけられない状態になってしまうでしょう。

結婚をせずに子供を作るのは、とてもハードルが高いことです。最近はあえて結婚をせずシングルマザーの道を選ぶ人もいますが、仕事をしながら子育てをするのはとても大変。最初は「何とかなる」と思っていたとしても、精神的に追い詰められてしまうことがあります。

結婚したくないと硬く思っている場合は、子供に関しては諦めなければならない場合もあるでしょう。本当に子供が欲しいのかどうかじっくりと考えて結婚を決めてみてください。

老後に1人きりになる

結婚をしないということは、老後を1人で過ごさなければならないということです。婚姻関係のないパートナーがいたとしても、法的な制約はないのでいつ別れることになるかわかりません。気づいた時には孤独な状況に陥っていた、ということになってしまいます。

それでも結婚したくないと思う場合は、老後についてきちんと考えておくことが大切です。1人きりで生活ができるのか、介護が必要になった時は施設に入るだけの蓄えがあるのかなど、総合的に考えてみてください。

全てを考慮に入れた上で「老後に1人になっても大丈夫」と思えたとしても、いざという時に寂しくなることもあるでしょう。1人で生き抜くことに対しての覚悟が必要です。

結婚したくない女性がいる一方で、結婚出来ない女性もいます。結婚したくない女性と出来ない女性とは、何が違うのでしょうか。結婚出来ない女性の特徴について紹介します。

結婚に対する理想が高すぎる

結婚出来ない女性は、基本的に「結婚したい」と思っています。しかし、理想が高すぎて結婚に至らないのが結婚出来ない女性の特徴と言えるでしょう。

「年収は○○万円以上」「ルックスは○○が良い」といったように、高すぎる理想を掲げていませんか？理想と現実のギャップを受け入れておかないと、いつまでも結婚出来ないという事態になる可能性があります。

精神的に自立していない女性

誰かに依存することが当たり前になっていると、結婚をして家庭を築くのは難しいです。何かトラブルが起きた時にすぐに親に頼ったり、夫に責任を負わせたり、といったことが起きるかもしれません。

男性側も、精神的に自立していない女性との結婚は避ける傾向にあります。なぜなら、「一緒に暮らしたら大変そう」というイメージをもたれてしまうからです。自立できるように意識してみましょう。

良い出会いがない

結婚したい気持ちがあっても、なかなか良い出会いに巡り合えないこともあります。こうした女性は、限られたコミュニティにしか参加していないのが特徴です。

いつもとは違うコミュニティに参加してみることで、想像以上に良い出会いがあるかもしれません。街コンや合コンなど、出会いの場に積極的に行ってみるのもおすすめです。

自己評価が低い女性

「どうせ私なんて結婚出来ない」と否定的な気持ちを抱きやすいのも、結婚出来ない女性の特徴です。自己評価が低いため、自ら結婚に歩み出すことが出来ないと考えられます。

相手がアプローチをしてきても、「私には無理」と自ら身を引くことがあるかもしれません。自己肯定感を高め、結婚に対する自信を持つようにしないと前に進むのは難しいでしょう。