ネットでの出会いってアリ？出会いの場やメリット＆デメリットを紹介

マッチングアプリやSNSなど、最近はネット上で異性と出会う機会が増えてきました。リアルな出会いと同じように、ネット上でも恋愛が楽しめると人気を集めています。

そんなネット上の出会いですが、出会い系サイトが出現し始めた頃と比べれば安全になったとはいえ、注意しなければならないことも依然としてあります。そのあたりが気になっている人は、まだまだ多いのではないでしょうか。

本記事では、ネット上の出会いがアリかナシか、メリット・デメリットを含めて紹介します。ネットでの出会いには、良いこともあれば悪いこともあります。どのような点に注意すれば良いのか把握しておけば、安心して恋愛を楽しめるでしょう。

今まで出会いがなかった人も、ネット上で新たな可能性が開けるかもしれません。注意しながらネット上にある出会いの場を活用してみてください。

一般に浸透してきたとはいえ、「ネットで他人と知り合うのはどうなのだろう」と不安に思っている方は多いのではないでしょうか。ネット上の出会いについては、さまざまなイメージが持たれているようです。まずは、ネットの出会いに対する印象について見ていきましょう。

今の時代、別に普通だと思う

「今は完全なネット社会です。ネット上の出会いもリアルでの出会いも変わりはないと思っています。ネット上でも良い出会いはいっぱいあると思うから、普通に利用して良いと思う」（28歳/男性/システムエンジニア）

現代は、ネットを使うのが当たり前の世の中になっているため、SNSやアプリを使った出会いに対してハードルを感じていない人は多いです。ネット上の出会いも、リアルでの出会いと同じような感覚で楽しんでいると言えます。

今後はネット社会の発展により、ネットでの出会いはさらに当たり前になるかもしれません。恋人との出会い方は、時代の変化によって変わっていくと考えられるでしょう。

趣味が合う人を探しやすいのでアリ

「アプリやSNSを通じた出会いなら、共通の趣味を持った人と出会いやすいと思っています。付き合う人とは趣味が合っていた方が良いと思うので、ネット上で恋人を探すのは効率的ではないでしょうか」（25歳/女性/アパレル）

自分の身近で趣味が合う人を探すのは意外と難しいことです。趣味が合わない人と付き合っても話が合わず、すぐに別れが訪れてしまうこともあるでしょう。一方で、ネット上の出会いでは同じ趣味のコミュニティから気に入った人を選べるのが魅力です。

ニッチな趣味を持っている人にとっては、ネット上の出会いの方が効率が良いことがあります。そのため、あえてネット上で出会いを求める人も多いはずです。

ネット経由の出会いはちょっと心配…

「ネット上で他人と知り合うのは、やっぱり抵抗があります。もし騙されていたら？と思うと、なかなかネット上で出会おうとは思えません。実際に会ったことがない人に対して恋愛感情を感じられるのかも疑問です」（27歳/男性/営業職）

ネットでの出会いに対しては不安を抱いている人もいます。最初のうちは基本的にオンラインのみの付き合いになるので、相手が本当はどのようなことを考えているのかわからないのがネックだと言えるでしょう。

また、会ったことがない人に対して好意を抱けるのかどうかわからないという場合もあるはず。慣れていない人にとっては、ネット上での出会いはハードルが高そうです。

ネットでの出会いと結婚は別と考えている

「ネット上での出会いはアリだと思っていますが、結婚とは別です。ネット上では単純に恋愛を楽しんで、結婚の場合はきちんとリアルで会ったことがある人を選びたいと思っています」（24歳/女性/食品開発）

ネット上で出会いを求める場合、結婚を視野に入れるかどうかも重要なポイントです。ネット上で出会った人とは恋愛を楽しむだけ、結婚相手を探す場合にはネットを利用しない、と割り切っている人も多いのではないでしょうか。

恋愛と結婚は別物とも言われているので、このように割り切った考え方を持つのも1つの方法です。ネットで出会いを探す前に、どのようなスタンスでネットの出会いを求めているのか考えてみてはどうでしょうか。

「ネットでの出会い」と一口に言っても、気の合う人と知り合う場所はさまざまです。どのようなツールを利用するかによって、出会える人も変わってくるでしょう。ネットでの出会いを求めている時にチェックしておきたい出会いの場について紹介します。

マッチングアプリ

ネット上での出会いと聞いて、マッチングアプリを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。マッチングアプリとは、出会いを求めている男女がそれぞれの相性を見ながらお気に入りの人を選んでいくアプリのことです。

希望の条件を入力することで、自分にぴったりの異性を検索できるのがマッチングアプリの良いところ。「身近に好みの異性がいない…」という人も、マッチングアプリを使えば気軽に好みの異性を見つけやすくなります。

また、マッチングアプリにはさまざまな種類があるので、自分に合ったアプリを取り入れるのもポイントです。実際に使って、どのようなものか確かめてみるのも良いでしょう。

オンラインゲーム

オンラインゲームもネット上の出会いの場として注目されています。オンライン上の仲間と協力してゲームをクリアしていく中で、チャット機能を使ってコミュニケーションを取れるのが特徴です。

気になる異性がいたらオンラインゲーム上でアプローチし、直接やりとりを交わすこともあります。また、オンライン上で交際が成立するパターンも。オンラインゲームによっては、ゲーム内のアバター同士で結婚式を挙げるカップルもいるようです。

オンラインゲームという共通の趣味があるため、意気投合しやすいのが魅力と言えるでしょう。ゲームを一緒にクリアすることで連帯感が生まれやすいのもポイントです。

SNS

TwitterやInstagramなど、SNS上で異性と出会うパターンも考えられます。SNSでは不特定多数の人と交流することができるため、今まで出会ったことがなかったような人とも出会えるのが特徴です。

また、SNSは相手の投稿をチェックすることで趣味や普段の生活を垣間見ることができます。まだ会ったことがない人がどういう人間なのか把握するのにも、SNSは役立つでしょう。

気になる異性がいたらアカウントをフォローし、やりとりを続けることで仲を深められます。近年は出会いを目的としてSNSを始める人も少なくないようです。

掲示板

同じ趣味の人が書き込むネット上の掲示板でも、異性との出会いが期待できるでしょう。近年はネット上にさまざまなタイプの掲示板があり、自分の趣味にぴったりな掲示板を見つけやすくなっています。

共通の趣味を持った人が集まる掲示板なら、話が合う異性を見つけられるはず。徐々に交流を深めていくことで相手に好意を抱くこともあるかもしれません。掲示板で出会ってから、直接メールのやりとりをスタートさせるというパターンもあります。

続いては、ネット上の出会いのメリットについて見ていきましょう。ネット上で誰かと知り合うことには、さまざまなメリットがあると言われています。このあと紹介するデメリットや注意点を頭に入れつつ、メリットを活かして、理想の人との出会いを期待してみてはどうでしょうか。

同じ趣味を持った相手を探しやすい

「恋人を作りたいけど、趣味が合う人がなかなかいない…」という場合は多いです。どんなに見た目が好みでも、趣味が合わないと一緒にいてもつまらないですよね。しかし、ネット上なら趣味が合う人を気軽に探しやすいというメリットがあります。

例えば、マッチングアプリなら希望の条件を入力して相手を探せるので、共通の趣味を持った人と出会いやすいです。SNSに関しても、同じ趣味を持った人をハッシュタグで検索することができます。

共通の趣味から話が始まれば、初めてやりとりする人とでも盛り上がれるはず。関係を進めていく上でも、共通の趣味が2人の絆を深めてくれるのではないでしょうか。

自分の好きなタイミングで探せる

リアルで出会いを探そうとすると、なかなか手間がかかることがあります。友達に頼んで合コンをセッティングしてもらったり、婚活パーティーに参加したり…。結局、なんの出会いもなかった場合に「無駄骨だったな」とガッカリすることもあるでしょう。

一方で、ネット上なら自分の好きなタイミングで相手を探せます。通勤中にアプリやSNSで検索してみたり、気軽に相手とやりとりしたり、時間や労力をかけることなく関係を進められるのがメリットです。

「出会いが欲しいけど、忙しくて合コンに参加できない」という方も、ネット上での出会いなら気軽に始めやすいはず。出会いに費やす時間がもったいないと感じる方にもおすすめです。

出会いのチャンスが多い

ネット上での出会いは無限大です。今まで出会ったことのなかったような人とも、出会うことができます。身近で新たな出会いを探すのはなかなか難しいですが、ネット上なら数秒で自分にマッチした人を探せることもあります。

もし、1人の人とうまくいかなかったとしても、すぐに他に切り替えられるのも嬉しいポイント。複数の人と平行してやりとりすることも可能です。とにかく出会いのチャンスを広げたいという方にぴったりな方法と言えるでしょう。

リアルな世界だと、たくさんの出会いを得ようとしても難しい場合があります。「身近に異性がいない」という方も、ネット上でならたくさんの出会いを期待できるはずです。

口下手でもスタートしやすい

ネット上での出会いは、ダイレクトメールやチャットなど、文章のやりとりでスタートします。初対面だと緊張して話すことができない口下手な人も、メールやチャットなら言葉を考えながらやりとりできるのがメリットです。

あらかじめ文章をやりとりしてお互いを知っておけば、実際に会って話す時も緊張せずに済むのではないでしょうか。ネット上でやり取りしたことを話題に出すことで、会話が途切れる心配もなくなりそうです。

合コンや街コンなどでうまく話せず失敗してしまった経験がある人も、ネット上ならスムーズに関係を始められるかもしれません。ぜひネットの利点を活用してみてください。

外見より先に内面を知ることができる

リアルでの出会いは、どうしても外見に目が行きがちです。第一印象でどのように感じたかが大きなポイントになります。一方で、ネット上の知り合いは外見ではなく内面を見るところからスタートするのが特徴です。

「見た目が好みだから付き合ったけど、思っていた人と違った…」という経験をしたことがある人は多いはず。外見だけでなく内面も見ておかないと、自分に合う人なのかどうかはわかりません。

オンライン上でのやり取りを通じて相手の内面をじっくり観察し、それから恋愛関係に進展させるかどうか決められるのが、ネットで異性と出会うメリットです。「内面を重視したい！」という方には最適な方法と言えるでしょう。

縁を切るのが簡単

ネット上でのつながりは、リアルでのつながりよりも縁を切りやすいのが特徴です。気になる相手とやり取りを続け、「やっぱりちょっと違うかな」と思ったら連絡を断てば良いので、縁を切るのに苦労することは少ないはず。

一方で、友達の紹介などで出会った人とは「縁を切りづらい」と感じることが多いのではないでしょうか。友達への遠慮や、相手への罪悪感からなかなか切り出せないことがあります。

違うと思ったらすぐに次へ行けるフットワークの軽さを持ちたいのなら、ネット上の出会いの方が効率的です。ただし、自分も相手から急に縁を切られることがあるので、その点は考慮に入れておきましょう。

ネット上の出会いには、メリットがあればデメリットもあります。きちんとデメリットを把握しておかないと、「こんなはずではなかった…」と思う事態になってしまうかもしれません。ネットで誰かと知り合う前に、デメリットについてチェックしておきましょう。

遠距離恋愛になる可能性もある

ネットではさまざまな人と出会える可能性がある一方で、遠距離恋愛になる可能性も考慮に入れておいてください。「この人と趣味が合う！」と思っても、相手は遠く離れた場所に住んでいる可能性があります。

ネット上ならお互いの距離を感じることはありませんが、実際に会うことになると距離が障害になることも考えられるでしょう。会いたいのに会えない期間が続く場合もあり得ます。

また、ネット上で外国人と知り合った場合も距離の問題が出てくるので注意が必要です。海外の人だと会うのはさらに難しくなるので、慎重なやり取りが求められます。距離を越えられるくらいの好意を持てるのかどうか考えてみましょう。

共通の知り合いがいない

ネット上で知り合う人は共通の知り合いがいないので、その人の本質を見極めるのが難しいです。共通の知り合いがいれば、「あの人はどんな人なの？」と聞くことができますが、ネット上では自分で判断するほかありません。

共通の知り合いがいないことで、客観的に相手のことを見られない場合があります。一度好意を抱いたら相手の良い面しか見えなくなり、本当に付き合って良い人なのかどうかきちんと判断する力が鈍ることもあるでしょう。

そのため、ネット上で誰かと知り合う時は人を見極める目を養うことが大切です。「男を見る目がない」と自覚している人は、ネット上での真剣な出会いは難しい可能性があります。

本気かどうかわからない

お互いに好意を伝え合っていたとしても、相手が何を考えているのかはわかりません。本気で付き合いたいと思っているのか、ただの遊びなのか、ネット上だけで判断するのは難しいです。

ネット上のつながりから実際に会うことになったとしても、「本当に真剣に考えているのかな」という疑念を払拭できない場合があります。相手のことを常に疑って見なければならないのは、つらいことです。

このため、ネット上で出会いを求める場合は、相手の気持ちをきちんと確認しておきましょう。本気かどうか聞くのはハードルが高いように感じられますが、確認をせずに不安な気持ちを抱いたままよりは良いのではないでしょうか。

実際に会うと冷めることがある

どんなにネット上で話が弾んでいたとしても、実際に会ってみないとわからないことがあります。「ネットでのやり取りではあんなに楽しかったのに、会ってみたら違和感を抱いてしまった」という経験をした人は少なくないでしょう。

相手の話し方や仕草など、目に入る印象によって気持ちが冷めてしまうのはよくあることです。そのため、ネット上でどんなに盛り上がったとしても実際に会わなければ本当に好きなのかどうかわからない、と思っておいた方が無難です。

また、実際に会ったことで、相手も気持ちが冷めてしまう場合があることも忘れないようにしましょう。会った後に態度が冷たくなったとしたら、キッパリ諦めることが大切です。

ネット上と現実では別人であることも

現実の姿とネット上の姿が全く違うというパターンも考えられるので、注意してください。ネット上では、自分の理想の形を演出することが可能です。「こんな人になりたい」という理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、ネット上で誇張した姿を見せる場合があります。

「ネット上では紳士的だったのに、実際に会ったら全く女性慣れしていない人だった」という場合もあるでしょう。そのため、ネット上と実際の印象にはギャップがあることを念頭に入れておいてください。

ギャップが許容範囲であれば、そのまま付き合いを続けても良いかもしれません。しかし、あまりにもギャップが大きい場合は縁を切る選択肢も持つようにしておきましょう。

気軽に始められるネット上での出会いですが、注意しておきたいポイントがあります。落とし穴に気づかず関係を進め、「やめておけば良かった…」となったら大変です。後悔しないように、注意しておきたいことをチェックしていきましょう。

相手が未成年だった

ネット上での出会いでまず気をつけておきたいのが、年齢です。SNSや掲示板、オンラインゲームなどでは相手の年齢を公的な書類で確認することができません。そのため、やり取りをしている相手が未成年である可能性は否定できません。

恋愛感情を抱いた後に、相手が未成年であることが発覚したら大きなショックですよね。未成年との交際は倫理的に許されない場合が多いため、リスクを背負うことになります。好意を抱いていたとしても、諦めなくてはならないこともあるでしょう。

このため、ネット上で真剣な出会いを求めているなら年齢確認ができるツールを使うのがおすすめです。安心して出会いを求められる環境を整えてください。

まさかの性別詐称

年齢と同じように、性別を詐称していることもあります。ネット上で話が盛り上がった女性と会う約束したはずなのに、実際に来たのは男性だったということもあり得ることを考慮に入れておきましょう。

性別を詐称する人には、さまざまな思惑があります。どのような考えがあったとはいえ、自分を偽って相手とやり取りをするような人は誠実さに欠けることを忘れないようにしてください。

ネットで知り合った人に関して、きちんと確認できない事項がある場合は全てを信じないようにすることが重要です。「どこかに嘘があるかもしれない」と疑いの目を持つようにしましょう。そうすれば、実際に騙された時のショックが和らぎます。

既婚者だった

マッチングアプリやSNSなどで出会いを求めている人の中には、既婚者であることを隠している人もいます。真剣な交際ではなく、気軽な遊びとして出会い求めていると言えるでしょう。

そのため、相手が本当に結婚していないかどうか確認する必要が出てきます。きちんとしたマッチングアプリであれば既婚者は参加できないので、心配がありません。「相手に騙されたくない！」という場合は、参加者の規制ができているアプリを選ぶのがポイントです。

一方で、相手の素性を把握しにくいSNSや掲示板などでの出会いは注意してください。相手の素性がわからない時は、探りを入れてみるのも1つの方法です。

経歴詐称をしていた

自分をよく見せようとして、実際には勤めていない会社名を勤務先だと言ったり、有名大学を卒業したと嘘をついたりすることがあります。「相手に気に入られたい」という気持ちから経歴詐称をする人は少なくないので、全てを鵜呑みにするのはやめましょう。

もし、あまりにも良い経歴を披露しているのであれば疑った方が無難です。どこかしらに嘘が隠れている可能性があるため、確認が取れるまでは信じるのはやめた方が良いのではないでしょうか。

本格的に付き合い始めた後に、「実は実際の経歴とは全く違う経歴の持ち主だった」とわかったら大変です。経歴について疑問がある場合は、細かく質問するようにしてみてください。

過剰な写真加工

最近は、写真加工アプリの発達により、自撮りした写真を実際とは全く違う人物のように加工できるようになりました。そのため、アプリやSNSに載せている本人の写真は実物とは異なる場合があります。実際よりも細く見せたり、目を大きく見せたり、さまざまなパターンが考えられるでしょう。

実際に会ったときに「こんな体型だったの？」「なんだか老けてる…」といったように、相手の見た目にガッカリすることがあります。アプリやSNSに掲載されている写真は、実物よりも良いものだと考えておいた方が良いです。

最初から見た目に期待していなければ、実際に会ったときにガッカリすることはなくなるはず。また、自分自身も過剰な写真加工は控えておきましょう。

気軽にスタートできるネット上の恋愛ですが、心がけておきたいことはたくさんあります。きちんと注意しておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。どのようなことに心がけておくと良いのか、具体例を紹介します。

相手を美化しすぎない

やり取りを進めるうちに、相手に対する期待がどんどん膨らんでいきます。しかし、「この人はきっと運命の人だ」「何もかもがパーフェクトだ」といったように、相手を美化しすぎないようにしてください。

ネット上だと相手の欠点を見抜くことが難しいので、どうしても美化しがちです。しかし、完璧な人間はこの世にはいないと考えた方が良いでしょう。自分がまだ知らない一面があると、頭の片隅に置いておいた方が良いです。

そうしておけば、実際に会ったときにガッカリすることは少なくなります。相手に対する期待値を下げた状態で、やり取りをしてみてください。

いきなり相手の家には行かない

全く素性のわからない人の家に行くのは危険です。どんなにネット上で深いやり取りをしていたとしても、相手が本当に何を考えているかはわからないと考えておきましょう。うかつに家に行ってしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。

もし、初めて会うのに相手から「家にこない？」と誘われたら警戒してください。もしかしたら、やましいことを考えて誘っているとも考えられます。家に誘われたとしても「他に人がいるところで会いたい」と答えるようにしてください。

ネットで出会った人に対しては、基本的に疑いの目を持つのを忘れないようにすることが大切です。本当に安全な人だと確認できない限り、100%信じるのはやめておきましょう。

リアルでの出会いよりも慎重に進展させる

リアルで出会った場合は、共通の知人などを通じて相手の本当の姿を把握しやすいです。一方で、ネット上での出会いは何かしらの嘘が隠されている場合があるため気をつけましょう。リアルでの出会いよりも、慎重に進展させた方が無難です。

いきなり恋愛関係に発展させるのではなく、友達から徐々にスタートしていくのがおすすめ。友達の段階でお互いのことを理解し合い、「この人なら信頼できる」と確信を持てたら恋愛関係に発展させるようにしてみてはどうでしょうか。

勢いに任せて付き合ったら、相手が経歴について嘘をついていたと後でわかることもあり得ます。嘘で傷つかないためにも、よく考えて関係を進めてください。

最初はネット上で顔合わせするのもよし

「話が合う人だけど、リアルで会うのはまだハードルが高いな…」と感じることもあるでしょう。そんな時は、無理して相手と会う必要はありません。最初の顔合わせもネット上で行うという手段もあります。

SkypeやZoomなどのツールを使えば、パソコンを通して相手とやり取りすることが可能です。実際に相手が動いている様子や、話す時の雰囲気を見られるのが嬉しいポイント。オンライン上で顔を見て話してみて、本当に合う人かどうか決めてみてはいかがでしょうか。

また、距離が遠い相手とも話せるのもメリットです。「気が合うけど、なかなか会いに行ける距離ではない」という場合にも活用してみましょう。

それでは、ネット上で出会った人はどのような体験をしたのか見ていきましょう。ネット上の出会いには、いろいろなパターンがあるようです。良い例から悪い例まで紹介するので、参考にしてみてください。

プロフィール写真が好みで…

「マッチングアプリで見つけた女性のプロフィール写真が好みで、アプローチしてみました。話も合うようなので実際に会うことに。しかし、会ってみたら写真とは全く違う人だったのでびっくりしました…」（28歳/男性/Webデザイナー）

アプリやSNSなどで掲載されているプロフィール写真は、自分が一番良く写っているものを掲載していることがほとんどです。そのため、実際の姿はプロフィール写真よりも劣ると考えたおいた方が安全でしょう。

また、人によっては別人のように写真を加工している可能性もあります。ネット上の写真だけで相手の外見を判断するのは、やめた方が無難です。

趣味の話で意気投合！今は妻です

「自分と同じ趣味で条件をかけて婚活用マッチングアプリの検索をしたところ、マッチする女性と出会えました。ネット上はもちろんのこと、実際に合ってからも意気投合。そのままトントン拍子に物事が運び、彼女と結婚できました」（35歳/男性/プログラマー）

ネット上の出会いの中には、結婚に至るケースもあります。やはり、趣味が同じで合ったことが結婚できた大きな要因なのではないでしょうか。

ただし、この男性の場合は婚活用のマッチングアプリを使っていたので、お互いに最初から結婚を意識していたと考えられます。使用するツールによっては「恋愛だけで結婚は考えていない」ということもあるので、その点は留意しておきましょう。

付き合った後に既婚者だと発覚

「とても素敵な男性とアプリで出会い、付き合うことになりました。付き合い始めて数ヶ月後、実は既婚者だと彼から明かされて大ショック。自分が知らないうちに不倫をしていたなんて…。彼とはすぐにお別れしました」（25歳/女性/保育士）

相手の素性がわからないうちに付き合い始めると、後からショッキングな事実が発覚することがあります。こちらは真剣な付き合いを考えていたとしても、相手は遊びで出会いを求めている可能性があることを忘れないようにしましょう。

ネット上で出会いを求めている既婚者は意外と多いと言われています。良いように扱われないように、注意が必要です。

完全に遊びだった…

「真剣に出会いを求めているつもりだったのですが、相手は遊び目的だったようです。会ってすぐにホテルに誘われたので、キッパリお断りしました」（26歳/女性/アパレル）

遊びを目的としてネット上での出会いを求めているパターンも考えられます。すぐにホテルや家に誘われたら断った方が良いでしょう。相手が本当に真剣に出会いを求めているのか、きちんと確認をしてから会うようにすると良いのではないでしょうか。