自立した女性の特徴や恋愛傾向とは？精神的に自立する方法もご紹介！

一昔前の女性は、男性を立てて一歩後をついていく姿が魅力的とされていました。しかし最近では女性の社会進出も進み、草食系男子も急激に増加。一人でも生きていけそうなほどしっかりした、精神的に自立した女性に人気が集まっています。

男性からだけでなく、女性から見ても自立した女性はかっこよくて魅力的。でもどうしたら自立した女性になれるのかわからない方も多いでしょう。まずは「自立」の意味を分かりやすく解説します！

そもそも「自立」ってどういう意味？

漠然と「自立した女性はカッコイイ」といったイメージがありますが、そもそも「自立」がどんな意味かを知っていますか。

辞書で調べてみると、自立には「他からの助けや指示が無く、一人で何かを成し遂げること」との意味があります。似たような言葉に「自律」もありますが、「自立」はどちらかというと仕事や生活面などの、生きていくうえで必要なことを自分で行っているという意味合いが強いです。

「自立」の類語

先ほど紹介した「自律」は、「自立」と似たような意味を持つ言葉（類語）です。「自律」には「自分で考えたルールに従って動くこと」の意味があります。「自立」とは少し違いますね。

「自立」の類語は他にも「独立」「自主的」「自助」などがあります。全てに共通するのが自分の意志ありきで行動している点です。物事に対して人に依存せず、自分なりに考えて行動している人のことを「自立した人」といいます。

出典：goo辞書『「自立」の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%87%AA%E7%AB%8B/#jn-112574

「自立」の意味はわかりましたが、自分が自立した女性になるにはどうしたらいいのでしょうか。さまざまな方法がありますが、まずは自立した女性像をはっきりとさせるのがおすすめ。自立した女性の精神的な特徴を紹介します。

感情に左右されない

男性は理論的、女性は感情的と言われることが多いように、多くの女性は感情によって泣き出してしまったり、怒って悪口を言ってしまう場面が多く見られます。実は女性が感情的になりやすいのには2つの理由があります。

まず1つ目は女性は感情を司る右脳が優位に働きやすいこと。2つ目は、月経によるホルモンバランスの変化が激しいことです。生物学的な理由で男性よりも女性の方がどうしても感情的になりやすい傾向にあるんですね。

しかし、自立した人は女性の中でも感情の起伏が少なめ。そもそも生活や精神が安定しているので、ちょっとのことで気持ちを乱されることが少なく、常に冷静な対応が取れます。

悪口を言わない

まだ人類がマンモスを狩って生活していた時代に、力のある男性が狩猟をし、力がない女性は家族を守る役割をしていました。非力だからこそ周囲の人と協力し合える女性が生き残り、現在でも集団を作りたがるのは女性が多い傾向にあります。

男性は女性同士で「常に悪口が飛び交っている」場面を見て嫌悪感を示します。これは1人では生きられないからこそ、悪口を言って共通の敵をつくって集団の結束を固めてきた経緯が関係しているので、ある意味仕方がないところ。

逆にいえば、自立した女性は1人で生きていく事ができるので、集団に属する必要がありません。だからこそ悪口を言う必要もないので、周囲の人からも厚い信頼を得ることができています。

人に依存しない

本来、いざという時に頼れる人がいないのは怖いことですよね。しかし自立した女性は1人でも生きていけるよう、綿密な計画やライフプランを練り上げ、それにあわせて生活をしています。

つまり、人に依存する必要がない。むしろ人に依存したくないとまで考えている人も多いです。自立した考えを持っているからこそ、自分の人生計画を他人に邪魔されたくないと考えています。

お互いが自立しており、必要な時だけバランスよく頼り合える相手との相性はとても良いのですが、自己主張が激しかったり自分の意見が無さ過ぎる相手とはあまりうまく付き合えない特徴が見られます。

自分の意見を言う事が出来る

自立した女性はさまざまなパターンを想定した上で、自分のみのふるまい方を決めています。自分の行動すべてに根拠があるので、自立した考えをはっきりと人に伝えることも得意としています。

ここで注目したいのが、自立した女性が発する意見は、あくまで「自分としての考え」というところ。自立した女性は相手に対する執着がなく、「自分は自分、相手は相手」との考え方が根付いています。

中には自立した女性からの意見に対して威圧感を感じてしまう方もいますが、実は「私はこういう考えのもとで動いているけど、あなたはあなたの考えで動けばいい」ぐらいの気持ちで言っていることがほとんど。あまり深く受け止めすぎず、一意見として聞くぐらいの距離感がベストです。

安定して余裕を持った生活をしているように見えるのが自立した女性。なぜそのように見えるのか。生活面における特徴もチェックしてみましょう。

生活が安定している

「自分の人生の責任は自分でとるのが当然のこと」との考え方で生きている自立した女性は、衣食住といわれる生活の基礎がしっかりとしています。

ひとは生きる上で、衣服を着る、食事をする、睡眠をとるなどをしなければいけません。しかし自分で食事を作ったり、部屋を清潔に保ったり、衣類をきれいに保つなどは意外と難しくて後回しにしてしまいがち。するとどんどん生活が乱れてしまいます。

自立した女性は最大限の力を発揮するためには衣食住を整えるのが大切だと知っています。栄養バランスの良い食事をとったり、衣類にきちんとアイロンがけをしたり、細かな部分まで配慮できるのが自立した女性の特徴です。

収入が安定している

生活に余裕があるように見えるのが自立した女性の特徴ですが、そもそも収入の安定が心の余裕につながっていることも。自立した女性は自分1人で生きていく気持ちが強いため、お金を稼ぐことに嫌悪感がありません。

また、豊かな生活を送るためにどのようにお金を運用するべきかを考えるのも得意なので、不動産や株に投資するための勉強も惜しみなくしており、他の人と比べても安定した収入を得るための工夫ができています。

収入が安定していれば、急なお誘いにも応じることができますし、本当に必要だと感じたものであればたとえ高価でも購入可能。周囲から余裕があって裕福な生活をしているように見えても当然のことですよね。

勉強熱心である

生活や収入を安定させるためには知識が必要。例えば栄養バランスの整った食事を毎日するためには、それぞれの食材が持つ栄養素を活かす知識が必要ですし、美味しく食べるための調理方法も知らなければいけません。

不動産や株などの投資をする際は、大金が動くので事前に十分な知識を蓄えておく必要がありますし、その場その場で適切な判断をするために常にアンテナを張り巡らせて情報収集しなければ成り立ちません。

自立した女性は自分のためになる勉強は苦痛ではなく、他の人が驚くほど努力をする傾向も。勉強熱心だからこそ、自立した生活を実現させられます。

いつも穏やか

おいしい食事をとり、おしゃれなファッションを楽しみ、自分をさらに良くするための勉強も欠かさない。趣味も楽しめる程の収入もある自立した女性は、焦りや不安も起こりづらい環境に身を置いています。

また、自分のやりたいことは遠慮せず取り組むので、他と比べて焦ることもほとんどありません。自分が相手より劣っていたとしても「相手は相手、自分は自分」と考えて、気にせずに人生を楽しむことができます。

つまり、自立している女性は不安を感じる場面も少なく、周りの人から見ても、いつも落ち着いて穏やかな性格のように見えます。

自分一人でも生きていけそうな自立した女性は、恋愛に不向きなように感じませんか。実は自立しているからこそ相手と対等な立場で行動できるため、付き合いやすいと感じる男性も多いようです。自立した女性の恋愛傾向をチェックしてみましょう。

相手に依存しない

自分のことは自分で決める考えが根強い自立した女性は、相手に依存することがとても少ないです。普通の女性であればすぐに友達や男性に頼ってしまう場面でも、まずは何とか自分一人で解決させられないかを考えます。

また、自立した女性は相手と対等な立場でいたいと考えているため、頼られたい願望が強い男性や、甘えたい願望が強い男性との相性はあまり良くありません。お互いが持ちつ持たれつの関係でいられる相手との恋愛はかなり長続きします。

精神的に安定している

恋愛は相手の気持ちがわからないからこそ、思わぬことですれ違ったり精神的に不安定になってしまうこともあります。しかし自立した女性は恋愛以外にも打ち込めるものが多いので、恋愛を理由に精神的に不安定になってしまうことがほとんどありません。

ただし、なんでも一人で解決させようという思考が強いため、何かに悩んだりしたときもうまく相手に甘えられない一面も。平静を装った状態で限界まで悩み、突然別れを切り出してしまう危うさも兼ね揃えています。

一人の時間も楽しめる

生活面や仕事面で安定し続けるために、新しい知識を取り入れたり、常に必要な情報がないかアンテナを張り巡らせている自立した女性は、誰にも邪魔されずに一人で過ごす時間が大好き。

よく彼氏の不安になる行動として、「趣味や仕事が忙しくて、全然彼氏に会えない」などがありますが、自立した女性は全然気にせず、むしろラッキーだと感じて一人の時間に没頭してしまいます。

連絡頻度で不安にならない

先ほど紹介した会えない時間に対する考え方と同様に、自立した女性は連絡頻度もあまり重要視していません。むしろ自分のやりたいことに熱中している時に連絡が来るとウンザリしてしまうことも。

おすすめの連絡手段は電話よりもメールやLINEなどの時間差で返信できる方法です。お互いが自分のペースで連絡を取り合える方法を選ぶことで、ストレスなくお付き合いができます。

頼もしくて自分一人でも生きていけそうな自立した女性。今までモテる女性の象徴とも言われてきた「人に甘えるのが上手で、男性を立てる女性」とは正反対の印象ですよね。

しかし最近は自立した女性人気が急上昇中。その理由について考えていきましょう。

ワガママを言わないから

よく男性から「彼女から急に「私のことを好きならすぐに会いに来てくれなきゃ嫌！」って言われて、つい会いに行っちゃうんだよなぁ～」なんて話を聞いたことはありませんか。

付き合ってすぐのラブラブな時期であれば、相手のワガママに振り回されるのも楽しいのかもしれませんが、これが一生続くとなるとどこかで限界を迎えてしまうケースがほとんど。

その点、自立した女性はある程度のことは自分で解決できますし、一人で過ごす楽しさも知っています。適度な距離感を持ったお付き合いをできるので長く付き合っていてもストレスがなく、結果的にずっと大切にされやすい傾向があります。

励ましてくれそうだから

「男性が女性に食事を奢って当然」「遠出する時は男性が運転するのが当然」このような考えがまだまだ根付いてしまっており、うまく女性に甘えられずに無理して頑張って疲れてしまう男性も多いです。

しかし自立した女性はすべて一人でこなせるパワーがあるので、食事代が割り勘でも構わないほど金銭的に余裕があったり、長距離の運転も平気な一面も持っています。

だからこそ、男性が疲れてしまった時に甘えたり、女性に励ましてもらえることも多め。一人で立ち直るよりもつらさを分かち合える方が男性も精神的に安定しやすいはずです。

結婚へのイメージに繋がりやすい

自立した女性は自分の面倒はすべて自分で見たいと考えている人が多いです。だからこそ一人暮らしをしていたり、高収入の女性であれば自己所有のマンションを持っていたりします。

もちろん衣食住すべてを自分で行い、家計の管理や運用もしています。これらのスキルはすべて結婚後に必要不可欠なもの。本来は結婚して一緒に暮らし始めてから少しずつ覚えていくべきことを、自立した女性は結婚前にすべて習得済みです。

だからこそ、おうちデートなどをした時に自然と美味しい料理を出してくれたり、男性がついお金を使いすぎてしまいそうな時に止めてくれたりと、相手を上手にフォローする一面を見せてくれます。男性に「結婚したい」「手放したくない」と感じさせる魅力を兼ね揃えているのです。

頼りになる存在だから

男性が一家の大黒柱として、辛い時や落ち込んだ時も家族を守るためにがむしゃらに働いていた時代もありました。当時の男性にかかる重圧は計り知れません。

もちろんそれを日々頑張るためのエネルギーとしていた男性も多いとは思いますが、中には心のよりどころを求めていた人も多いはず。

そんな男性にとって、一緒に働いて家庭を支えてくれる自立した女性の存在はありがたく感じるはず。生きるためにお金がいくらあっても足りない時代になったからこそ、金銭面や生活面で二人三脚で頑張って生きていける女性を求める人も増えつつあります。

かっこよくて頼りになる自立した女性を、男性はどのように思っているのでしょうか。「男性はかわいく甘えられる女性が好きに決まってる！」と考える方も多いですが、実は精神的に自立している女性に好印象を抱く男性がほとんど。

実際に寄せられた男性の意見をもとに、自立した女性に対する男性の本音を紐解いていきましょう。

サバサバしていて素敵だと思う

「学生時代にかわいくてモテる女の子と付き合ったことがあるけど、意外と嫉妬深かったりすぐに泣かれたりして楽しくなかった。もう恋愛をしたくないと思っていた時にグイグイとこられて付き合う事になったのが今の彼女。

精神的に自立しているので、お互い好きなことができるし、女性がいる飲み会にも快く送り出してくれて、サバサバしているので付き合うことを決めて良かった。」（24歳/男性/美容師）

某女性歌手の歌に「結局男性に選ばれるのは何もできないおじょうさま」といった歌詞があります。そのぐらい、甘え上手な女性は無条件で「守ってあげたい！」と相手に思わせます。

しかし、長くお付き合いをするとなると、少しのことで嫉妬されたり甘えられることを苦痛だと感じる男性も意外と多いのが現実。今回の体験談のように女性がいる飲み会を全く気にしないサバサバとした考え方も、自立した女性ならではの好感度が高いポイントのようです。

尊敬できるしお互い高め合えそう

「職場恋愛で付き合うことになった彼女は、実は自分よりも役職が上なんです。周囲からは「男として恥ずかしくないのか」とか言われるけど、俺は彼女を尊敬しているし、彼女が頼りたくなる男になるために努力しています。

前に彼女から「女だからといって下に見ず、対等に扱ってくれるところが好き」と言われたこともあり、お互いが高め合える存在になれていると思います。」（28歳/男性/企画部）

従業員の中で女性管理職の割合を比較したデータを見ると、平成30年には平成元年のおよそ4.5倍になったとのデータがありました。それだけ女性の社会進出がすすんでいるのと同時に、職場において女性よりも低い立場の男性も増加中。

古い世代には「女よりも劣る男は恥ずかしい」との意識が根付いているものの、若い世代には「一緒に高め合える関係」と柔軟に受け入れられつつあるようです。

しっかりした印象がある

「親が古い考えのタイプだったので、自然と「女は男が守るもの」と思っていたし、甘え上手な子がタイプでした。いまは自立した女性と付き合っているが、初めて会った時からあまり隙がなく、全然タイプじゃなかった。

でも一緒にいるうちに、しっかりとした性格に魅力を感じ、男が一人で頑張らなくてもいいのかもと思えた。いまは「女性と男性は協力して生きていく」という価値観に変わりました。」（32歳/男性/公務員）

ここ数十年で自立した女性が急増したことから、親世代の考えをそのまま引き継いで「女性よりも男性の方が立場が上」との考え方を自然に身に着けて大人になった人も多い様子。

今回の体験談の方は、自立した女性と出逢ったことで自分の価値観が変わったとのことでした。今はまさに男性優位の社会から男女が平等な社会に変わりつつあるのかもしれませんね。

自立した女性と自分を比べて少し恥ずかしい

「将来を見据えて勉強を頑張っていて、高収入で自己所有のマンションもある女性と付き合った経験があります。

食事代もすべて割り勘だし、勉強熱心で自分よりも多くのことを知っている自立した女性。一緒にいて楽ではあったものの、心のどこかで「男として頼られたい」という気持ちがあったんだと思う。長続きせずに別れてしまった。」（26歳/男性/銀行員）

はたらく女性が増えたことで女性の収入も増えつつあり、独身の間にマンションや一軒家を購入するケースも増えてきました。この急激な変化についていけない男性も多い様子。

男性の中には「女性も頑張ってくれるなら甘えたい人」もいれば「自分しかいないと思うからこそ頑張れる人」もいます。後者の男性は自立した女性とあまり相性が良くないようですね。

自立した女性になるには、精神的に自立した上で行動に移す必要があります。まずは精神的な自立をするために心がけたい具体的な方法を4つ紹介します。

一度決めたらやり通す

自分の今の状況を良くしたいと考えた時に、いろんなことに一気に手を出してどれも中途半端になって挫折してしまうケースも少なくありません。もし自立した女性のようにブレない身のふるまいをしたいのであれば、1つずつ確実にこなしていくのがおすすめです。

そして、どんな簡単なことでもいいので一度決めたら必ずやり通すようにしましょう。目標は「1ヵ月間毎日1食は栄養バランスの取れた食事をする」「貯金をためるために1ヵ月3万円の貯金をする」のように具体的に決めると成功体験を得やすくなります。

1つクリアできたら次の目標に取り掛かる、ということを続けていけば、自然とさまざまなスキルが身につきますよ。

恋愛にのめり込みすぎない

1つのことに打ち込むといっても、恋愛のような自分一人の考えでは成り立たないことにのめりこむのはやめておきましょう。例えば「1日3回以上、好きな人とLINEのやりとりをする」といったもの。相手に求める気持ちが大きくなってしまい、重い女となってしまいます。

自立した女性は自分と他人は別のものとの考えをしっかりと持っています。恋人や好きな人も一人の人間であることを忘れず、お互いが自立した上で関係を深めていけるような恋愛ができると理想的です。

一人で解決する努力をする

他人に依存しがちな人ほど「私じゃできないから助けて」とよく言います。しかし、自分しかできる人がいない状況になると、案外なんとかできてしまうもの。

例えば家にあるいらないものをすべて処分しなければいけない場合。不用品の量が多かったり重さがあるとどうしても男性を頼りたくなってしまいますし、「ごめんね、なんとかしてもらえる？」と丸投げしてしまえば自分は楽ができます。

でも例え人に頼らなくても、小分けにして運んだり、車やレンタカーを使えば一人でもなんとかできるはずです。すぐに他人に頼るのではなく、まずは自分1人で何とかしようと考えてみる。その上で「この部分を手伝ってほしい」と具体的に提案するクセをつけましょう。

自分の考えを常に持つ

デートコースや仕事での企画など、人は生きていくうえでさまざまな決断を迫られます。特にグループでの話し合いでは、何も言わなくても周囲が勝手に話をまとめてくれればこれほど楽なことはありません。

しかしそれに甘えて「なんでもいいよ」「決めてくれればそれに従います」などと言っていては、主体性がないと思われてしまうことも。自立した女性になりたいのであれば、発言の有無は別にして、必ず自分の意見を常に持つようにしましょう。

「間違っていたら取り返しのつかないことになるのでは」と考えてしまう人も多いですが、その考え自体が間違っていれば周囲の人が指摘をしてくれるはず。大勢の前での発言が怖ければ、まずは信頼がおける人にのみ話してみる方法もおすすめです。

自立した女性の考え方を身に着けたら、さっそく行動に移してみましょう。自立した女性に見える行動を4つ紹介します。

女性特有の「八方美人」を卒業する

先ほども少し紹介しましたが、女性は古くから群れを外れることを恐れる傾向にあります。だからこそ誰にでもいい顔をする「八方美人」がすごく多いのでしょう。自立した女性になるには、自分と合わない人との関係を切り捨てる判断も必要です。

誰とでも同じように交流するためには、お金も時間も必要。10人の友達と1時間ずつ過ごしても、気が合う2人とだけ5時間ずつ過ごしても10時間が必要と考えると、気が合う人とたくさん過ごした方が有意義ですし楽しい時間が過ごせます。

だからといって、「あなたとは気が合わないから付き合いたくない」と告げる必要はまったくなし。「ちょっと最近忙しくて」「その日はちょうど先約があって」など、やんわりと断る方法を身に着け、八方美人を円満に卒業しましょう。

しっかりした言葉遣いを心がける

自立した女性には「しっかり者」「頭がよさそう」などのイメージがありませんか。実はこれらのイメージは立ち振る舞いで簡単に身につけることができます。その時に取り入れてほしいのが、しっかりした言葉遣い。

例えば質問の答えがわからない時に「ちょっと、私だとわからなくて…えーっと…」となるより、「申し訳ありません、私ではわかりかねますので、確認のお時間を頂けますでしょうか」とハッキリと言われた方が、受け取る側も信頼して質問を保留にできます。

自立した女性の生活をするにはやはり時間が必要。でも言葉遣いを直すのは今日からでもすぐにできます。自立した女性を目指す第一歩として取り入れてみてください。

一人暮らしをしてみる

自立した女性の特徴である「生活面の安定」「収入面の安定」を手に入れるために手っ取り早い方法が、一人暮らしです。実際に家を出て自分で生活のすべてを管理することで、どんな事をしなければいけないのか、何にどのぐらいお金がかかるのかを知ることができます。

一人暮らしのメリットでありデメリットでもあるのが、すべての決定権が自分にあること。夜遅くまで飲み歩いて朝帰りをしても、休みの日に夕方まで寝ていても、誰も文句を言いません。

しかし、寝坊をしても誰も起こしてくれないし、体調を崩しても誰も病院に連れて行ってくれません。自分ですべてのことを決める経験を繰り返すことで、自然と自立心が育ちます。

女性であることにこだわりすぎない

女性の社会進出がすすんでいるとはいえ、まだまだ「男性だから」「女性だから」との考え方が根付いているのが現状です。自立した女性は乱暴な言い方をすれば「男性のような女性」とも言い換えられます。

例えば仕事をバリバリとこなしている時に、「女なのにこんなに仕事ばかりでいいのかな」なんて思うこともあるかもしれません。そうではなく、自分を一人の人間だと考えて「人が生きていくためにはお金と生きがいが必要！だから仕事を頑張る」と考えると、気が楽になりませんか。

自立した女性が受け入れられつつある反面、まだまだ「女のくせに」と言われることも少なくありません。まずは自分が女性であることのこだわりを思い切って捨ててみましょう。