もしかしてヤキモチ？彼氏が嫉妬したときの行動・心理・対処法を紹介

彼氏が彼女に対しヤキモチを焼くのは、一体どんな時なのでしょうか。

まずは、彼氏がヤキモチを焼く瞬間から見ていきましょう。

彼女が自分以外の男性と仲良くしたとき

彼氏が彼女にヤキモチを焼く場面で最も多いのは、自分以外の男性と仲良くした時でしょう。「自分のもの」を取られそうに感じて、不安と共にヤキモチを焼きます。

偶然彼女が他の男性と笑顔で話しているところを見た時。あるいは、連絡を取り合っていることを知った時などは、ヤキモチを焼いて怒ることもあるでしょう。また中には、SNS上で他の男性と仲良くやりとりし合っている様子を見てヤキモチを焼く男性もいます。

特に彼女が楽しそうにしている場合は気に入らないもの。彼氏の目がある場では、必要以上に仲良くしない方が良さそうです。

彼女が自分以外の男性を褒めたとき

「今の人かっこいい！」「○○君ってすごいんだよ」など、彼女が自分以外の男性を褒めた時も彼氏はヤキモチを焼くでしょう。そこに好きな感情がなくても、憧れや尊敬の思いが込められていると感じ、好意的な意味があると思ってしまうのです。

または、彼女が自分の目の前で他の男性を褒めたことにより、「その男性より自分は劣っている」と感じてヤキモチを焼くケースもあります。これは、自分に自信がなくなり、彼女が自分以外の男性に惚れてしまうと懸念してのことでしょう。

彼女が自分以外の人を優先したとき

彼氏がヤキモチを焼く時には、「自分以外の人を優先したとき」もあるでしょう。

それは、相手が女性であっても起こり得ます。例えば「今から会える？」と彼氏があなたに連絡して、あなたから「友達と会う予定なの」と言われた時です。蔑ろにされた気分になったり、自分以上に友達が大切だと思っているように感じてヤキモチを焼くでしょう。

彼氏がヤキモチを焼く相手は、男性に限ったことではありません。こうした優先順位により、「1番に思われていない」と感じて焼くこともあるのです。

彼女が過去の男の話をしたとき

「元彼はこういう人だった」「前好きだった人に…」といったように、彼女が過去の男の話をした時も彼氏はヤキモチを焼くでしょう。自分の知らない彼女を知っている男性に対しての嫉妬、あるいは彼女が過去の男性を思い浮かべたことに対し嫉妬している状態です。

もちろん、過去の男と彼氏を比べた時は強いヤキモチを焼くでしょう。ですから、過去の男性との思い出を語るにしても、楽しい思い出や彼氏以上の魅力を伝えないよう注意しなければなりません。

例え過去であっても好きな彼女に関わった男性ですから、自分以外の男性と仲良くした時と同様のヤキモチを焼くでしょう。

次は、ヤキモチを焼きやすい彼氏の特徴や心理を見ていきます。

ヤキモチを焼く頻度や程度には、個人差があるものです。他の人が気にしないような些細なことでもヤキモチを焼く男性はいます。でも、どうしてヤキモチを焼きやすいのでしょうか。その特徴や心理を知ることで理解できるはずです。

独占欲が強い

人一倍独占欲が強い彼氏であれば、些細なことでもすぐヤキモチを焼くでしょう。

例えば、彼女が男性と少し会話をしただけで焼く人もいます。そんな彼氏の場合は、男性のいる職場で働いているだけで嫉妬心を持つでしょう。

独占欲が強い男性の場合、彼女に対し「自分のもの」という思いが強いです。彼女に話しかけて来たり手を出そうとしている男性を見ると、自分のものを取られると思ってしまうのでしょう。

そのため、会話をするといった日常的な男性との交流に制限をかける人も。少しでも奪われる余地をなくそうと思っての行動といえます。

自分に自信がない

自分に自信がないのも、ヤキモチを焼きやすい彼氏の特徴です。自分に自信がないために、彼女が離れて行ってしまうと考えてしまうのでしょう。

自信がないと、「彼女が他の男性を好きになってしまうかも」「他の男性が彼女をいやらしい目で見てるかも」というネガティブ思考が生まれます。そしてその思考がきっかけで、彼女にヤキモチを焼くのです。

かわいいと思う人もいますが、その独占欲によりあらゆることに制限を設けられ不満に感じる女性もいます。

過去にトラウマがある

彼氏にトラウマがある場合も、彼女に対してヤキモチを焼きやすいです。

例えば、過去の彼女と付き合っている時に、彼女に浮気をされた経験がある場合は必要以上に彼女を疑う傾向があります。これは、「またされるかも」という不信感が原因。今付き合っている彼女に浮気をされた訳ではないとしても、過去にそうした経験をしたことにより彼女を疑いやすくなっています。

このような彼氏であれば、自分の中で勝手な妄想をしてヤキモチを焼くでしょう。ただ男性と会話しているだけの彼女を見て「もしかして裏で繋がっているのかも」と考えてしまい焼くのです。

不安感を抱いている

ヤキモチを焼きやすい彼氏は、焼くたびに不安感を抱いているものです。彼女が他の男性と仲良くする姿を見て、「自分から離れて行くんじゃないか」「浮気してるんじゃないか」といった心理状態になります。この状態が続けば、不安感が募り爆発してしまう恐れがあるでしょう。

このような心理を解消するためには、彼氏に安心や自信を与えることが必要になります。愛情表現をしたり誤解を解きながら、不安を取り除いてあげるべきでしょう。

男性には男としてのプライドがあるため、彼女にヤキモチを焼いたとしても「焼いた」とはなかなか言いません。でも、彼氏がヤキモチを焼いているとしたら、彼女として対処する必要があるでしょう。

では、どのような行動が見られた時に「ヤキモチを焼いている」と察すれば良いのでしょうか。ヤキモチ焼きの彼氏がとりがちな行動を解説していきます。

不機嫌になって喋らなくなる

それまで楽しく過ごしていたのに、突然不機嫌になって喋らなくなったら、彼氏がヤキモチを焼いている可能性があります。どの瞬間から不機嫌になったのか振り返ってみると、何にヤキモチを焼いたかが確認できるはずです。

喋らなくなっているのは、彼氏の中に怒りの感情やモヤモヤした思いがこみ上げているから。でも、あからさまに「そういうことしないで」と彼女に思いを伝えることができずにいるのでしょう。その結果何も喋らないという行動に出るのです。

ベタベタと甘えてくる

不機嫌になる人がいる一方、ベタベタと甘えてくる逆のタイプの人もいるでしょう。

ヤキモチを焼いたことで、彼女のことを好きな気持ちを再確認したことが考えられます。あるいは、彼女を独り占めして「自分のもの」であることを実感したくてベタベタと甘えているのです。

このタイプの彼氏であれば、彼女もかわいいと思えるのではないでしょうか。ヤキモチを焼いたことを認めて素直に表現してくるあたりに、「キュンとくる」「嬉しくなる」という女性も少なくありません。

彼女に対抗して見せる

彼女に対しヤキモチを焼いた時、同じように彼女にヤキモチを焼かせようとする彼氏もいるでしょう。

例えば、自分の元カノの話をしてみたり、彼女の目の前で女友達と連絡を取って見せるといった行動です。わざと女性の存在を感じさせて、仕返しのようにヤキモチを焼かせます。

これは、彼女にヤキモチを焼かせ、自分の中に湧き出た複雑な思いを解消するための行動と言えるでしょう。あるいは、「同じように焼かせれば、自分の気持ちを分かってくれるはず」と思っての行動といえます。

細かいことまで聞いてくる

ヤキモチ焼きの彼氏は、不安に思った時や自分に自信がなくなった時、細かいことまで彼女に聞くようになります。例えば、彼女が「出掛けてくる」と言えば「誰と？」「どこに？」といったように細かな情報を欲しがるでしょう。

これはヤキモチを焼いたことをきっかけに、彼女への不安や不信感が募っているからです。「何かあるんじゃないか」「コソコソと他の男と会っているんじゃないか」というネガティブな感情により、つい確認したくなってしまうのでしょう。

ヤキモチを焼く彼氏に、「かわいい」「嬉しい」と思う女性は少なくありません。ですが、彼氏のヤキモチをそのままにしておくことは危険。その嫉妬心により、今度は彼氏が他の女性に目移りしてしまう可能性があるからです。

では、彼氏がヤキモチを焼いたときはどう対処すべきでしょうか。彼氏の不安や不満を取り除いてあげる形で上手に対処しましょう。

彼氏が一番だと伝える

彼氏以外の男性を褒めた時、あるいは彼氏が自分に自信をなくしている時は、彼氏が一番だと伝えることが良い対処法です。

他の男性を褒めた時は、まるで自分以外を好きと言われたかのような気持ちになるもの。ですが、きっとその褒め言葉に特別な気持ちはないですよね。そうであれば、「あの人もすごいけど、一番はやっぱり○○くん」といったように、彼氏が一番だと伝えておくべきでしょう。

彼氏が自分に自信をなくしている時も同じです。「好き」「一番」と伝えることで、想われているという自信はつくはずですよ。

素直に彼氏に謝る

もし、彼氏に誤解を与えるような行動を取ったとしたら、素直に彼氏に謝るべきでしょう。

例えば、他の男性と必要以上に仲良くした時や内緒で連絡を取っている時です。客観的に考えれば、彼氏がヤキモチを焼くのも理解できますよね。また、こうした行動により彼氏が不安になった可能性も大いに考えられます。だとしたら「嫌な思いをさせてごめんね」と謝るべきではないでしょうか。

加えて「次はしないようにする」「気持ちを考えて行動するようにするね」といった気遣いがあると、少なからず彼氏は安心感が持てるはずです。

何もないことを証明する

過去にトラウマがある男性やなかなか不機嫌が直らない男性には、何もないことを証明して見せると効果的です。ヤキモチを焼いたことで、不安や怒り、あるいは不信感が募っていると言えます。だとしたら、「本当に何もないよ」ということを証明して見せた方が早いでしょう。

もし可能であれば、他の男性とのLINEのやりとりを見せたり、実際に「ただの友達だよ」と紹介して見せると良いです。そうした行動により、「自分の勘違いだった」「悪く考えすぎた」と彼氏は思えるでしょう。

彼氏によっては、その場限りの対処では納得してくれないこともあります。自分の無実を証明して見せ、大きな安心を与えると良いです。

彼氏がヤキモチを焼くポイントを聞く

人によって、ヤキモチを焼くポイントには違いがあります。自分以外の男性と仲良くすることに焼く男性もいれば、自分を優先してくれないことに焼く男性もいるでしょう。

ですから、彼氏がヤキモチを焼いているように見えた時は、どこにヤキモチを焼いたのか聞くのも良いです。それを聞くことにより、今後彼氏がヤキモチを焼かないよう対処することができます。

また、彼女から「どこが嫌だった？」と聞かれることで、彼氏は「自分と向き合ってくれている」と思うはず。ヤキモチをそのままにせず、自分をしっかりと見てくれている様子に安心感を持つでしょう。

もしあなたの彼氏がヤキモチ焼きなのであれば、あなた自身行動を見直す必要があります。ヤキモチを焼かせてばかりでは、彼氏の好きな気持ちまでも冷めさせてしまうかもしれません。

そこで、ヤキモチ焼きな彼氏へのNG行動も見ておきましょう。こうした行動を取っていると、彼氏の嫉妬心や不安を煽り、関係自体に悪影響が出る恐れがありますよ。

元彼と比べてダメ出しをする

ヤキモチ焼きな彼氏を前に、元彼と比較することはNG行動です。元彼の存在が出てきただけで嫉妬する人もいます。また、ダメ出しをすることによってさらに自分に自信をなくし、余計ヤキモチが強くなることも考えられますよ。

ヤキモチを焼かせた上に自信を奪ってしまっては、彼氏はあなたと付き合っていくこと自体にも自信をなくすでしょう。

彼氏以外の男性に女性らしさをアピール

彼氏以外の男性に、女性らしさをアピールすることも避けた方が良いでしょう。

例えば、男性と話す時に上目遣いになるという癖がある人は、その行動が彼氏にとっては「思わせぶり」だと感じます。彼氏がいながら、他の男性に思わせぶりな行動をして見せていたら不安になるのは当然です。

他の男性と会話をすること、連絡を取ること自体、決して悪いことではありません。むしろ、そこまで制限してくる彼氏であればヤキモチの度が過ぎていると言えるため、彼氏が改善していく必要があるでしょう。

ただ、「女」をアピールするのはNG。同性と変わらない態度や行動を心掛け、下手に勘違いさせないようにすべきです。

ヤキモチ焼きなところを否定する

「ヤキモチを焼くだなんて男らしくない」など、ヤキモチ焼きなところを否定するのも良くありません。彼氏も焼きたくて焼いている訳ではなく、彼女のことが好きだからこそヤキモチを焼くのです。そこを否定してしまえば、好きな気持ちを否定されているのと同じことになります。そうすると、彼女と付き合っていくこと自体に自信をなくすでしょう。

ヤキモチを焼く姿は、確かに男らしさに欠ける姿かもしれません。ですが、それは果たして彼氏の欠点に当たるでしょうか。捉え方によっては「それだけ彼女を思っている」「自分の気持ちに正直」と感じることもできるはずです。だとしたら、否定はせず受け入れたり向き合うことが大切といえるでしょう。

かわいいからとわざとヤキモチを焼かせる

彼氏がヤキモチを焼く姿は、見る人によってはかわいく感じるもの。それだけ思ってくれていると実感もできるため、気持ちを試そうとわざとヤキモチを焼かせる女性もいます。

ただ、元々ヤキモチ焼きな彼氏に何度も同じことをしてしまうと、やがて彼氏は限界を迎えてしまうでしょう。ただでさえヤキモチを焼いて不安になっている中、追い打ちをかけるように更なる出来事が起こったら、「もう耐えられない…」と心が折れてしまう可能性があります。

ですから、わざとヤキモチを焼かせるような真似はしない方が良いです。また、彼氏がヤキモチを焼いた時に「かわいい」と言ってしまうと、からかっていると捉えられてしまうこともあります。

世の女性は、彼氏からどのようなヤキモチを焼かれているのでしょうか。

最後に、彼氏のヤキモチエピソードをご紹介します。ヤキモチを焼くポイント、また彼氏の捉え方に注目しながら見てみてください。

会社の既婚上司にヤキモチ！

「彼氏は会社の男性にもヤキモチを焼くのですが、既婚上司に対してもヤキモチを焼くんです。さすがにそれはないでしょ…と言いたいです。」(29歳/女性/公務員)

相手が既婚者であるとなれば、そこから恋愛感情が生まれる確率は当然低いでしょう。ただ、彼氏は「何があるか分からない」「上司だから付けこまれるかも」と不安に感じているのかもしれませんね。

芸能人にもヤキモチされた時はちょっと…

「実際に会うこともできない芸能人にまでヤキモチされた時は、ちょっと重いなって感じた。」(23歳/女性/トリマー)

画面の向こうにいる芸能人に対してもヤキモチを焼く彼氏。彼女がその芸能人を褒めたり夢中になっている様子が嫌なのでしょう。

とはいっても、芸能人と繋がっているという現実はなかなか考えにくいもの。彼女は「そこまで心配しないで…」と思いながら、負担に感じてしまうようです。

男の連絡先を全部消された

「ヤキモチ焼きな彼氏に男の連絡先を全部消された。でも、それで安心したのかヤキモチの頻度は少なくなった気がする。」(31歳/女性/管理栄養士)

普段から疑い深く、ヤキモチを焼くことに彼氏自身も疲れていたのかもしれません。きっと「もうヤキモチ焼きたくない」「不安になりたくない」という思いから、男の連絡先をすべて消させたのでしょう。

でもその甲斐あって、彼氏のヤキモチは少し落ち着いた様子。「安心させてあげること」がいかに大切かが分かるエピソードですね。

甘えてくる彼氏はめちゃくちゃかわいい！

「彼氏はヤキモチを焼くと、すごい甘えてくるんです。素直で分かりやすいし、普段甘えてくることが少ないので、めちゃくちゃかわいいなって思ってつい嬉しくなりますね。」(19歳/女性/学生)

こちらの女性は、ヤキモチを焼く彼氏をかわいいと感じているようです。甘えてくるというヤキモチの焼き方であれば、彼女としても嬉しく感じるかもしれませんね。

ただ、あまりにもヤキモチを焼かせすぎると彼氏に不満が溜まってしまうことも。かわいいからといって、からかうように焼かせるのは避けた方が良いでしょう。

彼氏がヤキモチを焼くのは、あなたのことが好きだからです。好きな気持ちがなければ、「他の男に取られたくない」「離れて行って欲しくない」と思うことはありません。ですから、ヤキモチを焼かれること自体は好意的に受け止められる女性がほとんどでしょう。

ただ、ヤキモチを焼かれて束縛や干渉が激しくなっているという場合は困ることもあるはずです。そんな時は、彼氏がどんな思いでヤキモチを焼いているのか、そしてどういった行動がきっかけになるのかを知る必要があります。

あなたの対処の仕方次第で、ヤキモチを焼く頻度や程度は変わるはずです。彼氏の「好き」という気持ちを考慮した上で、どうしたら安心してもらえるかを考えると良いでしょう。

安心や自信を与えていけば、少しずつヤキモチを焼く機会は減っていくはず。ヤキモチ焼きな彼氏に困った時、まずは彼氏の不安を取り除いてあげると良いですよ。