喋らない人の心理が知りたい！付き合い方やエピソードもご紹介します

職場や習い事の場など、あなたの周りにあまり喋らない人はいませんか？

何を考えているのかわからないので、機嫌が悪いのかな？嫌われているのかな？なんて不安になってしまったり、1人で寂しいのではないかと思って気を使ったりしてしまいますよね。

そこで今回は、喋らない人の心理や付き合い方をご紹介していきたいと思います。喋らない人が側にいて困惑している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

最初に、喋らない人と接して困惑したエピソードをご紹介します。

この記事を読んでいる方は、喋らない人が身近にいて困っていることが多いのではないでしょうか。「そんな経験ある！」と共感するエピソードもあるかもしれませんね。

挨拶しても毎回会釈だけ

「出社した際、朝の挨拶をしても無言だったので気分が悪くなった。」（32歳/男性/営業職）

「おはようございます。」や「お疲れ様です。」などの挨拶は、社会人として基本中の基本であるマナーですよね。

それを会釈だけで済ます、または自分からは挨拶をしないなどの態度を取られると、その人と気持ちよく一緒にいることは難しいでしょうし、こちらから挨拶をする気持ちもだんだんとなくなってしまいます。

一緒に出かけても楽しんでいるのか不安…

「付き合った彼氏とデートをしていても、あまり喋らないのでもう帰りたいのかと思ってしまう」（26歳/女性/事務職）

「デート中、彼がいつも無言なので全然楽しめない」（29歳/女性/販売職）

女性にとってお喋りは大事なコミュニケーションのひとつです。せっかく楽しみにしていたデートも話が盛り上がらず、ずっと黙ったままでいられてしまうと、一緒にいても楽しくないのだなと思ってしまいますよね。

こちらが気を遣って話しかけ続けていることにイライラしてしまうこともあるでしょう。

仲良くなりたくても仲良くなれない

「会社の同期なのでせっかくだから仲良くなりたいと話しかけても、会話にならないので仲良くなれなかった」（男性/28歳/接客業）

人に対してオープンな方は、初対面でも気軽に話すことができ、すぐに仲良くなることができるでしょう。

しかし、あまり喋らない人とはコミュニケーションが取りにくいので、仲良くなるのが難しく、どういった関係性を築けばいいか困ってしまいますね。

ほんとに結婚相手見つける気ある？

「婚活パーティーに行ったら全然喋らない人がいて、婚活する気あるのか疑った」（29歳/女性/介護職）

見知らぬ男女が出会いを求めて集まる、婚活パーティーや街コンなどは、相手のことをまず知ることから始めますよね。

そんな中で無言でいられてしまうと、何のために来たのかと困惑されてしまいます。また、自分に興味がない、一緒にいてもつまらなそうなど、マイナスな印象を持ってしまう方も多いです。

ずっとこちらから喋らないといけないから疲れる

「最近仲良くなった子と2人で遊びに行ったら、こちらから話しかけないと何も喋らないので疲れた」（30歳/女性/飲食業）

数人で遊ぶならいいのですが、2人きりだとずっと自分が喋らなくてはならなくなりますよね。その分気を使うので疲れてしまいます。

また、話しかけても一言しか返さない、盛り上げようといじってみたら怒ってしまうなど、せっかくの好意を無下にした対応をされると、もうプライベートで会うのは止めようと思ってしまうのも無理はないでしょう。

「なんでこの人こんなに喋らないんだ…。」と喋らない人に対して困惑している方は、相手が喋れないのか、それとも喋りたくないのか気になりませんか？そこで次に、喋らない人の隠された心理をご紹介します。

喋らない人は「無視している」「避けている」など、誤解されるような印象を与えがちですので、喋らない人に対してイライラしてしまう方もいるでしょう。

それでも、喋らない人だけど仲良くなりたい人がいる方はこちらをチェックして、身近にいる喋らない人への理解を深めてみましょう。あなたの身近にいる喋らない人に当てはまるかもしれませんよ。

会話をするのが苦手

話しかけるのが緊張する、話をしても盛りあがらない、話すと嫌われてしまう、変な空気にしてしまうなど、そもそも会話をすること自体に苦手意識を持っている方が多いです。

そのような体験をしていうちに自信がなくなり、自分が喋るくらいなら黙っていた方が相手のためになると考えるようになったというのはよくあるパターン。

そうすると、自分から誰かに話しかけるということはしなくなっていくでしょう。

自分のことを知られたくない

会話をするということは、自分のことを知られてしまう可能性がとても高いです。そのため今の自分の仕事や、趣味などに自信が持てない人は、他人に対して自己開示をすることができません。

また、人間関係にトラウマがあるなど、知られたくない過去や聞かれたくない事を持っている人は、自分から積極的に話すことはないでしょう。

人と話すことに恐怖を感じている人もいるので、無理にこじ開けようとすると余計に溝が深まってしまいます。

ほんとに喋りたくない

人見知りや会話が苦手というわけではなく、沈黙が平気で、そもそも人と会話をする気がない方もいます。話しかけてきた相手に興味がなかったり、苦手なタイプだからという理由で、自分からコミュニケーションを取ることを拒否しているのです。

また、振られた話に興味がない、今は話す気分じゃないなど、自分の都合しか考えていない方も中にはいます。

そういったタイプの方とは無理に話さない方が、お互いストレスなく過ごすことができるでしょう。

なにを話していいのかわからない

自分のことを喋るだけなら話せても、それだけだと相手にウザいと思われるのではないかと感じたり、相手にどんな話題を振れば盛り上がるのかがわからないという理由でしゃべらない人もいます。考えすぎて疲れてしまい、そのまま黙ったままになってしまのです。

こういうタイプは、ほんとは会話に混ざりたいと思っていることが多く、上手くコミュニケーションが取れないことにもどかしさを感じているでしょう。

知らない話題なのでついていけない

こちらは喋らないのではなく、喋れないパターンです。知らない話題なので、会話に入れず、ただ聞くことしかできません。

無理に会話に入ろうとしても、せっかくみんなが盛り上がっているのにシラけさせるのではないかと思い、黙ったままでいるしかないのです。

こういう方の場合、上手に話を振ると会話に入ってくれることが多くあります。

考えているうちに話が終わってしまう

まじめで、何を話したらいいか、どうしたら人が喜ぶ発言ができるかを考えているうちに、会話が終わってしまい、結局ずっと話を聞いて終わってしまうというパターンもあります。

この手のタイプの人は、本当は話したいことがあったのに話せないので、もやもやを抱えたまま過ごしてしまいます。

話すことに抵抗が無い人からすると「反応なんて気にせず喋ればいいのに」とじれったく思うかもしれませんが、その方と喋りたいのであれば、相手が口を開くまで待ってみてあげてください。

喋らない方の本音は理解できましたでしょうか？喋りたくないわけでは無い、という心理が多い事がわかりましたね。とはいえ、同じ空間にいるのに会話がないのは気まずいものです。

そこで次に、喋らない人との付き合い方をご紹介します。喋りたいのに相手が喋ってくれないという方も、この方法で話してくれるようになるかもしれません！

無理やり会話させようとしない

喋りたくないのに喋らされるというのは、相当なストレスがかかります。誰だって自分のやりたくないことを無理やりやらされるのは嫌ですよね。

また、普段喋らない人が頑張って喋ろうとするととても疲れますし、元々喋るのが苦手なので会話に失敗し、余計に喋らなくなってしまう可能性もあります。

なので、無理に喋らそうとはしないでください。そうしてしまうと、余計に心の距離が遠くなってしまいます。ですから、そっとしておいてあげましょうね。

ですが、向こうから喋ったときには全力で聞いてあげましょうね。そこで今まで話さなかったくせにと、そっけない態度を取ってしまうと関係性が築けません。

相手の興味を引く話題を提供する

本当はものすごくお喋りなのに、話題についていけない、知らないから会話に入れないという方も中にはいます。

そういう方には、その人の興味のある話題を振ってみましょう。自分の好きな話題なら楽しく会話してくれる可能性があります。「この人こんなにお喋りだったんだ！」と意外に思うこともあるかもしれません。

最初はなんの話題を振ってあげればいいのかわからなく、話も盛りあがらないと思いますが、続けていればだんだんと打ち解け、共通の話題も増えるので喋りやすくなるでしょう。しだいになんでもない会話も喋れるようになります。

無視されてると思わない

誰だって無視されると傷つきますよね。しかし、会話が苦手な人は、喋れないだけであなたの事が嫌いなわけではないのです。もしかしたら、あなたを不快な気分にさせていると気にして、人知れずコミュニケーションの取り方を勉強しているかもしれません。

無視をされていると思うと、お互いがお互いのことを敬遠してしまい、余計に溝が深くなってしまします。相手に悪気はないのです。なので、喋らないだけで無視ではないということを頭に入れておきましょう。

そうしていくことでお互いにストレスが減っていくでしょう。

その人の個性だと割り切る

無口であったり、寡黙であることはなにも悪い事ではないのです。ついそういう人をコミュ障だと揶揄してしまう気持ちも出てきてしまうかもしれませんが、喋らない人なのです。無理に喋らそうとしたところで余計に嫌われてしまう可能性があります。

なので、喋らないことも個性なのだと受け入れましょう。他人を変えるよりも自分の考えを変えた方が穏やかな気持ちで過ごせるでしょう。

職場の相手ならメールでやりとりする

喋らない相手でも、仕事上コミュニケーションを取らなければならない局面も多々ありますよね。

そういった相手には、メールで要件を伝えてみてはいかがでしょうか。直接会話することはないので、相手も緊張しなくて済みますし、話す内容もじっくり考えることができます。

そうすれば、お互いに安心して仕事の話ができるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか？あなたの身近にいる喋らない人とどう接すればいいか、少しでも参考になりましたか？

話しかけたことに対して返事が帰ってこなかったり反応が薄いと、戸惑うことも嫌な気持ちになることもあるかもしれませんが、一番大事なのは、お互いを理解して尊重すること。

喋らない方ともストレスなく、上手に付き合っていきましょうね。