無償の愛の意味とは？無償の愛を感じる瞬間もパターン別にご紹介！

皆さんは「無償の愛」を感じたことがありますか？

何度も感じたことがある人もいれば、「そもそも無償の愛って何？」といまいちピンと来ない人もいるでしょう。無償の愛を感じることができると、愛されていることをダイレクトに実感できるので、とても心がほっこりして幸せな気持ちになります。

また、不安や寂しさなどの感情がなくなるので、自分自身の自信にも繋がるでしょう。今回は、そんな「無償の愛」について詳しく解説していきます。

「無償の愛」の意味

「無償の愛」とは、見返りを求めない純粋な愛情のことを言います。「無償」は、「タダ」「報酬のない」という意味です。

つまり、報酬のために愛情を注いでいるのではなく、何の見返りも求めずに純粋に「愛おしい」「大切」と思う気持ちのことを意味します。

また、無償の愛は損得勘定を考えないので、たとえ自分を犠牲にすることになったとしても、相手を恨んだり見返りを求めることはありません。相手を思う愛情から自然と行動しているので、むしろ自分が犠牲になっているとも思わないでしょう。

「無償の愛」の類語

「無償の愛」の類義語としては、「真実の愛」「本当の愛」「深い愛」などが考えられるでしょう。「無償の愛」でピンと来ない人も、類語を知れば少しイメージを掴めるのではないでしょうか。

例えば、恋愛で自分ばかりが相手に尽くしていると、つい「たまには尽くしてほしい」などと思ってしまうこともありますよね。

しかし、無償の愛は見返りを求めないので、相手に対して愛情返しを求めることもありません。相手への愛情のみで行動しているので、本当に純粋な愛情と言えるでしょう。

「無償の愛」の対義語

「無償の愛」の対義語には「有償の愛」「見返りを求める愛」などが挙げられます。無償の愛とは反対に、見返りを求める愛情のことを意味しています。また、無償の愛は深い愛情であることから、「無関心」なども対義語と言えそうです。

誰かが困っている時に手を差し伸べるのは、「助けたい」という感情が働くからですよね。無償の愛の場合は咄嗟に動くことができますが、有償の愛の場合は損得勘定が働くので少し考えてから行動に出ます。

また、無関心の場合はそもそも助けようともしないので、愛情の質によって行動に大きな違いが出てくるでしょう。

無償の愛を向けてもらえたら、とても心強いですよね。しかし、世の中には無償の愛を肯定する人もいれば、「無償の愛なんてあるわけない」と否定する人も存在します。

では、なぜそのように意見が分かれるのでしょうか？まずは「無償の愛はある」と思う人の意見から見ていきましょう。

そもそも愛情って無償のものだと思う

「愛情は勝手に湧き出てくるものだと思う」（20代/女性）

「愛情に見返りを求めたりしたことがない」（30代/男性）

無償の愛肯定派の人は「愛情＝無償なもの」と思ってる人が多いようです。特に、幼い頃から家族など身近な存在に無償の愛を注がれて育った人は、自然と無償の愛が身に付いていることが多いようです。

また、無償の愛が身に付いていると、自然と思いやりのある行動をすることができます。困ってる人がいると誰よりも先に助けにいったり、自分を犠牲にしてでも相手の幸せを願うことができるので、周囲からも自然と無償の愛を注がれるのかもしれませんね。

自分には無償の愛を注ぐ相手がいる

「今の彼女には無償の愛を注いでると思う。彼女のためなら何でもできる」（20代/男性）

「大切な友達のためなら勝手に身体が動く。損得勘定は一切ない」（10代/女性）

自分が無償の愛を注ぐ側であるなら、無償の愛の存在を実感しやすいでしょう。このような人は、大切な人のためなら、あれこれ考える前に勝手に身体が動きます。これは、相手のことを信用しているからこそできる行動でもあります。

例えば、どれだけ恋人のことを愛していても、自分ばかりが尽くしていると「本当に好きなのかな？」「都合よく思われてる？」と疑ってしまう人も少なくありません。

しかし、相手を信用していれば、ただ相手を大切に思う気持ちのみで行動するので、あれこれ考える前に勝手に身体が動くのです。

我が子は何をしていても愛おしい

「自分の子供に対する気持ちは、間違いなく無償の愛と言いきれる！どれだけ辛くても子供のためなら頑張れる」（30代/女性）

「子供が無償の愛をくれる。一緒にいるだけですごく嬉しそうな顔をしてくれる」（20代/男性）

子供のいる人は、我が子に対して無償の愛を感じる人も多いようです。中には「子供は少し苦手だけど、我が子だけは特別」という意見もありました。

例えば、子供の体調が悪く夜中に病院に行くことが何日も続いても、子供のためであれば寝不足でも頑張れるのは、無償の愛があるからですよね。

また、反対に子供から無償の愛を感じる人も少なくありません。子供から何かを求められる訳ではなく、ただ傍にいるだけで幸せそうな表情をされると無償の愛を感じるようです。

好きな人には尽くしたいし見返りも求めない

「好きな人になら勝手に尽くしちゃう。何も返してもらえなくても全然気にならない」（10代/女性）

「彼女には尽くします。見返りは全く求めないし、尽くすことに幸せを感じる」（20代/男性）

好きな人には尽くしたい派の愛情深い人は、無償の愛に対して肯定的な考えの人が多いようです。たとえ相手から感謝されなかったとしても、自分のしたことが相手のためになっているのであれば、それだけで幸せなのです。

そのため「やってあげている」という感覚で行動していないので、立ち振る舞いもとても自然な場合が多いでしょう。

無償の愛は見返りを求めない愛ですが、だからといって片方ばかりが愛情を注ぎ続けるのは、あまり対等な関係とは言えませんよね。相手から何も反応がないのに尽くし続けるには、それなりの忍耐と精神力が必要でしょう。

では、「無償の愛はない」と思う人はどのような考えなのかを見ていきましょう。

無償の愛なんて結局きれいごとだと思う

「無償の愛はないと思う。せめて感謝くらいされないとイラっとする」（20代/女性）

「何か報酬がないと結局頑張れないと思う」（30代/男性）

いくら相手を思う気持ちが強くても、どれだけ尽くしても感謝されなかったり、反応がないと寂しい気持ちになってしまいますよね。

相手を思いやる気持ちがあるのであれば、何かをしてもらった時に感謝の気持ちを伝えるのは当然のマナーとも言えるでしょう。そのようなことから「無償の愛はない」「きれいごとだ」と思う人もいるようです。

皆絶対に何かしら見返りを求めてるはず

「喜ぶ姿が見たいから尽くすんじゃないの？何も反応もなく感謝もされないのに尽くす人っていないと思う」（20代/女性）

「誰でも多少の見返りは求めてると思う。どこまでを見返りと思うかで違うんじゃないかな」（20代/男性）

例えば、何かをしてあげた時に、そのお礼に何かを買ってもらうことを見返りと思うのか、単純に感謝されること自体を見返りと思うのか、それだけでも人によって感覚が違いますよね。

無償の愛はないと感じる人は、「感謝されることを期待してる時点で見返りを求めてる」と思う人が多いようです。

最初は良くてもだんだん不満が出ると思う

「最初は何も思わなくても、いつも自分ばかりが尽くしてると疲れてくると思う」（10代/女性）

「愛だけでは続かない。何も見返りがないと一緒にいて楽しくないと思う」（20代/男性）

恋愛でも、最初の頃は新鮮な気持ちがあってお互いに盛り上がっているので、欠点に目がいかないことも多いですよね。しかし、付き合いが長くなっていくと欠点に気付き、不満が出てくることもあるでしょう。

そのように、最初は尽くすことを楽しんでいても、いつも自分ばかりが尽くしていると不満が出てくるため、無償の愛はないと思う人もいるようです。

感謝の気持ちがあれば何かしら恩返しするはず

「何かをしてもらったら、感謝したり恩返しするのが礼儀だと思う」（30代/女性）

「いつも尽くしてばかりで相手から何も報酬がないのなら、それはいいように使われてるだけ」（20代/男性）

誰かに助けてもらったり、自分のために動いてくれた時は「ありがとう」というのがマナーですよね。感謝をされることで嬉しくなり、もっと尽くしてあげようと思う人も多いでしょう。

しかし、毎回感謝もされず何も反応がないと、寂しい気持ちになるだけでなく、相手を信頼する気持ちも薄れてしまいます。お互いに感謝し合わないと良い関係を築けないと思う人は、「無償の愛はない」と感じるようです。

「無償の愛が欲しい」「無償の愛を注いでみたい」と思っても、どうすれば無償の愛を感じることができるのか、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。実は、無償の愛をくれる人にはいくつかの特徴があるようなのです。

では、一体どのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

見返りを求めない

無償の愛をくれる人は損得勘定で物事を考えることがないので、見返りを求めることもありません。相手のために何かをしてあげたいという思いが強く、尽くすことに喜びを感じるのです。

そのため、誰かを助けている時も「やってあげている」という感覚ではなく、「自分がこうしたい」という思いで動いています。

純粋に相手を思う気持ちのみで動いているので、たとえ自分が苦しい場面に遭遇して相手が助けてくれなかったとしても、「あの時助けてあげたのに…」などと相手を恨むこともありません。

約束を必ず守る

大好きな相手や自分が大切に思う人との約束を、破ったり忘れたりすることはありませんよね。無償の愛をくれる人は、人との関わりをとても大切にしているので、どんな人との約束も必ず守ります。

自分と関わる全ての人が、自分にとって大切な人なので、どんな人との約束も大切に思っているのです。そのため、口が堅く、「絶対に誰にも言わない」と約束したことは、たとえ自分が不利な立場になったとしても守る意志の強さがあります。

行動力がある

誰かが苦しんでいたり助けを求めている時、「大丈夫？」と声をかけてあげる人は、割と多いですよね。しかし、声はかけるものの具体的な行動に移す人は意外と少ないのが現実です。

一方、無償の愛をくれる人はとても行動力があるので、誰かが困っていると率先して動きます。「相手が困っている時は自分にとっても非常事態」と考えるので、とても親身になって支えてくれるでしょう。

一見言葉をかけてくれるだけでも「自分のことを心配してくれてる」と思えますが、大切なのは行動が伴っているかどうかです。声はかけるものの具体的な行動は何もしないようであれば、無償の愛とは言い難いでしょう。

自分を犠牲にすることができる

誰かを助ける時は、自分にもそれなりのリスクが伴います。例えば、友達がいじめられているのを止めたら、自分がいじめのターゲットにされてしまう場合もありますよね。

時には、大切な人を守るために体を張った代わりに、自分が怪我をしたり、命を落としてしまうことすらあるでしょう。

しかし、自分のことを犠牲にしてでも相手のことを守りたいと思うのが、無償の愛をくれる人の特徴です。たとえ自分が犠牲になったとしても、それで相手が報われるのであれば構わないと考えているので、大きなリスクを伴う場面であっても迷わず助けてくれるでしょう。

些細なこともよく覚えている

日常の会話で何気なく言った一言を覚えてくれているなど、些細なことをよく覚えてくれているのも無償の愛をくれる人の特徴です。

例えば、好きなアーティストなど自分が興味のある物事に関しては、細かいことでも難なく覚えることができますよね。それと同じで、無償の愛をくれる人は、あなたのことに興味があり、とても大切に思っているので、どんな些細なことでも自然と覚えているのです。

自分の身近に「よくそんな細かいことまで覚えてるなあ」と感心するような人がいるのであれば、既にその人から無償の愛をもらっているかもしれませんね。

不平不満を言わない

無償の愛をくれる人は、あなたの存在自体を受け入れているので、「なんでこうできないの？」などと不平不満を言うことがありません。また、仮にあなたから何かを指摘されたとしても、「だって○○だから」などと言い訳せず、素直に受け止めてくれるでしょう。

誰かと深く関われば関わるほど、相手の欠点が見えて不平不満を言ってしまいがちですよね。しかし、無償の愛をくれる人は、あなたの全てを受け入れており、あなたと一緒に過ごせることに感謝しているので、不満に思うことがないのです。

ただ、不平不満と叱られることは全く別物なので注意が必要です。少しキツイことを言われたとしても、あなたのことを思っていっているのであれば、それは無償の愛なのでありがたく受け止めるようにしましょう。

無償の愛を感じることができたら、その深い愛情に包まれてほっこりした気分になるでしょう。特に恋愛で感じることができたら、大好きな人に愛されてとても幸せですよね。愛されているという安心感が強いため、不安や嫉妬というマイナスな感情を抱かなくなるでしょう。

では、恋愛で無償の愛を感じるのは一体どのような瞬間なのか、詳しく見ていきましょう。

疲れているのに心配してくれた時

風邪を引いてしまった時に、仕事で疲れているにもかかわらず心配して看病しに来てくれたり、必要なものを買ってきてくれたりすると、あがたい気持ちと同時に愛されている実感がわきますよね。

自分も疲れていてゆっくり休みたいはずなのに、そんな素振りは見せずに心配してくれる様子に、無償の愛を感じる人は多いようです。

これは「自分を犠牲にすることができる」という、無償の愛をくれる人の特徴でもありますよね。どれだけ疲れていても、自分の愛する人が困っていると放っておけないのです。

多忙なのに連絡をまめにくれた時

仕事が忙しいと、つい連絡が疎かになってしまいがちですよね。しかし、無償の愛をくれる人は愛する人のことを一番に考えているので、どれだけ忙しくても連絡を欠かすことはありません。

「連絡しないといけない」という義務感で連絡しているのではなく、純粋に「連絡したい」と思って連絡しているところも重要なポイントです。

また、どれだけマメであっても、「疲れた」「忙しい」など多忙をアピールするような内容や自分の話ばかりされても、あまり嬉しい気持ちにはなりません。

忙しいにもかかわらず、パートナーのことを気遣う内容などをマメに連絡してくれると、無償の愛を感じる人は多いようです。

欠点を見せても好きでいてくれた時

好きな人に欠点を見せることは、とても勇気のいることですよね。しかし、ずっと欠点を隠し続けながら交際していくのは難しいものです。勇気を出して欠点をさらけ出した時に、それも含めて愛してくれたり受け止めてくれると、無償の愛を感じる人は多いようです。

例えば、女性であれば彼氏にスッピンを見せるのも勇気がいりますよね。「嫌われたらどうしよう…」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

そんな不安な思いを抱えながら素顔を見せた時に「かわいいよ」と受け入れてもらえると、ホッとしますよね。嬉しい気持ちと同時に無償の愛を感じて、ほっこりした気分になるでしょう。

落ち込んでいる時にずっと傍にいてくれた時

悲しいことや辛いことがあった時は、誰かの支えが欲しくなりますよね。落ち込んでいる時に一晩中傍にいてくれたり、気が済むまで話を聞いてくれたりすることで、無償の愛を感じる人は多いようです。

無償の愛をくれる人は、まるで自分のことのように考えてくれるので、悲しい時は一緒になって悲しんでくれて、対処法や打開策などもとても親身に考えてくれます。

自分が辛い状況の時に親身になって支えてくれることで、パートナーの深い愛に気付き、無償の愛を感じる人もいるようです。

家族はいつも傍にいることが当たり前になってしまっていて、意外と愛情に気付きにくいものですよね。しかし、ふとした瞬間に「愛されてるなぁ」と感じることもあるのではないでしょうか。

では、家族から無償の愛を感じる瞬間を見ていきましょう。

どんなに喧嘩しても大切に思ってくれている時

同じ屋根の下で毎日を過ごしていると、親子喧嘩や兄弟喧嘩をすることもありますよね。時には言い過ぎてしまったり、口を聞かない日々が続いたりすることもあるでしょう。

しかし、それでも最後には受け止めて何事もなかったかのように接してくれることに、無償の愛を感じる人もいるようです。

また、キツイことを言われて喧嘩をした際に、後から冷静になって考えると「自分のことを思って言ってくれてたんだ」と気付く場合もあります。大切に思うからこそキツイことを言っていたことに気付き、無償の愛を感じる人もいるようです。

辛い時に皆が支えてくれて乗り越えた時

失恋した時や試験に落ちた時など、辛い時に家族全員が支えてくれた時に、無償の愛を感じる人もいます。辛い時は、話を聞いてほしい時もあれば、何も聞かないでほしい時もありますよね。そんな難しい気持ちを敏感に感じとってくれるのが家族です。

毎日一緒にいるからこそ、何も言わなくても「嫌なことがあったんだな」と悟ってくれる時もあるでしょう。あえて何も聞いたりはしないものの、食卓には大好物の料理ばかりが並んでいたり、黙って傍にいて支えになってくれることで無償の愛を感じる人もいます。

また、それを乗り越えた時に一緒になって喜んでくれたり、励ましてくれることで深い家族愛を感じるのです。

大きな夢も笑わずに応援してくれた時

「野球選手になりたい」などの大きな夢は、公言すると何かと笑われがちです。しかし、どんな大きな夢でも絶対叶わないことはありません。諦めずに努力すれば、たとえ叶わなかったとしても近づくことはできますよね。

そんな大きな夢を笑わずに受け止めてくれて、周囲がどんなに否定的でも応援し続けてくれると、家族に無償の愛を感じるようです。

どれだけ周囲から笑われても、家族が常に味方になってくれていると、とても心強いですよね。自分の夢を真剣に応援してくれて、常に味方でいてくれる姿勢に深い愛を感じるでしょう。

体を張って守ってくれた時

親は我が子のことを自分の命よりも大切に思うものです。それは愛しさゆえに芽生える感情でもあります。そのため、自分の身が危険にさらされた時に、家族が咄嗟に体を張って守ってくれると無償の愛を感じるようです。

例えば、何かが自分の上から落ちてきた時に、家族が咄嗟に覆いかぶさって守ってくれると、「そっちが危険な目に遭うのに…」と思いますよね。

しかし、親にとっては自分の命よりも子供の命の方が大切なのです。子供の命を必死に守ろうとする姿を見て、「大切にされてるんだな」と実感する人もいるでしょう。

無償の愛を感じるのは、恋人や家族だけではありません。身近にいる友達から無償の愛を感じて、強い絆で結ばれる人もいるでしょう。

では、どのような瞬間に友達から無償の愛を感じるのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

失恋した時に会いに来てくれた時

失恋した時は真っ先に仲の良い友達に電話して、話を聞いてもらう人もいるのではないでしょうか。一人で抱え込むよりも、誰かに話を聞いてもらった方が悲しみが和らぎますよね。

しかし、どれだけ話を聞いてもらっても電話を切ってしまえば、また孤独を感じて寂しくなってしまいます。そんな時に友達がわざわざ会いに来てくれてずっと傍にいてくれると、無償の愛を感じますよね。

無償の愛をくれる人は、友達のことをとても大切に思っているので、友達が悲しんでいると心配で仕方ないのです。「助けてあげたい」という一心で動いているので、たとえ夜中であっても駆けつけて、一晩中話を聞いてくれることもあるでしょう。

入院先に毎日お見舞いに来てくれた時

友達が入院した時にお見舞いに行く人は多いですが、毎日お見舞いに行くのはそう簡単にできることではありませんよね。お見舞いに行こうと心では思っていても、仕事が忙しくて疲れていたり、天気が悪くて気分が乗らない日もあるでしょう。

それをわかっているからこそ、毎日お見舞いに来てもらえると無償の愛を感じる人は多いようです。毎日自分の時間を削ってお見舞いに来てくれているのだと思うと、とても嬉しい気持ちになりますよね。自分が弱ってる時に寄り添ってくれる友達がいると、とても心強いでしょう。

また、無償の愛をくれる人は、退院した時も本気で喜んでくれるので、快気祝いのパーティーをサプライズで開いてくれるということもあるかもしれませんね。

気分で振り回しても受け入れてくれた時

一緒にいる期間が長くなると、時にはイライラしてキツイことを言ってしまったり、素っ気ない態度をとってしまうこともありますよね。しかし、そんな時でも怒らずに「何かあったのかな？」と心配してそっと受け入れてくれる友達に、無償の愛を感じる人もいるようです。

また、気分で振り回してしまったのに受け入れてもらえると、ありのままの自分をさらけ出すことができるので、その友達と一緒にいるととても居心地が良いですよね。自然体の自分をそのまま受け止めてくれる偉大さに、無償の愛を感じる人もいるでしょう。

本気で叱ってくれた時

どれだけ仲の良い友達であっても、間違っていることを注意するのは、とても勇気のいることですよね。友達を叱ることで友人関係がギクシャクするリスクもありますし、自分が嫌われてしまう可能性も高くなります。

そんなリスクを背負ってでも、本気で叱ってくれるということは、それだけ自分のことを本気で考えてくれている証拠です。自分が間違えた道を進んでいる時に、友達に本気で叱られると、まるで家族のような無償の愛を感じる人は多いようです。

たとえその時は叱られたことを不快に感じても、時間が経って冷静に考えると「自分のことを思って言ってくれてたんだ…」と、後から無償の愛に気付く時もあるでしょう。

友達に叱られるとついムッとしてしまいがちですが、一度冷静になって考えてみると、無償の愛に気付くことができるかもしれませんね。

無償の愛をくれる人が身近にいると、とても心強いですよね。「自分にもそんな存在がいたらいいな」と思う人も多いのではないでしょうか。

では、無償の愛をもらうためにはどうすれば良いのか、詳しい方法を見ていきましょう。

まずは自分から無償の愛を注ぐ

無償の愛をもらうためには、まず自分が無償の愛を注ぐ人になることが大切です。他人に愛を与えられないのに、自分は他人から愛されたいと思うのは理不尽ですよね。

また、他人に無償の愛を与えられない人は、たとえ他人から無償の愛をもらっていても気付くことができません。

愛されるためには、まず自分が周囲の人に愛を持って接するようにしましょう。そうすることで、周囲の人は愛されていることに気付き、あなたのことをとても大切に思ってくれるはずです。

人を信じる気持ちを持つ

全ての人を信じることは、とても勇気のいることですが、信じる心が無ければ本当の信頼関係を築くのは難しいです。

たとえ相手が無償の愛で接してくれていても、こちらが「実は裏があるんじゃないか？」と色眼鏡で見てしまっていると、いつまでたっても無償の愛を感じることができません。

無償の愛をもらうためには、人を信じる気持ちを持つことが大切です。人を信じれば純粋な気持ちで接することができますし、何かをしてもらった時も心の底から感謝することができるでしょう。

思いやりの気持ちを持つ

他人に対して思いやりの気持ちを持って接することができる人は、たくさんの人から愛されます。自分が愛されるためには、日頃から他人に思いやりの気持ちを持って接するようにしましょう。

立場や年齢など関係なく、自分と関わる全ての人に対して思いやりをもつことが大切です。自己中心的な考え方をするのではなく、相手の立場になって親身に物事を考えるようにしましょう。

自分がされて嫌なことはしない、自分が言われて嫌なことは言わないといった基本的なことに気をつけていれば、自然と他人を思いやることができるはずですよ。

自分の気持ちを素直に伝える

たとえ不器用であっても、自分の気持ちに素直な人は他人から愛されます。嬉しい時は喜び、悲しい時は気が済むまで泣くのも良いでしょう。自分の気持ちに素直な人は裏表がないので、他人からも純粋な心で接してもらえます。

また、素直に自分自身をさらけ出すことで、ありのままの自分を受け入れてもらえる人間関係を築くことができるのです。

自分の気持ちを偽って過ごしていると、偽りの信頼関係しか築けません。無償の愛をもらうためには、自分の気持ちに正直になり、相手のことも素直に受け止めるようにしましょう。

全てのことに感謝する

無償の愛をもらうためにも、無償の愛を感じるためにも、物事に感謝をすることはとても大切です。自分の周囲にいる人たちはもちろん、自分が今存在していること全てに感謝して過ごしましょう。

全てのことに感謝することで、実は既に無償の愛をもらっていることに気付く場合もあるかもしれません。どんな些細なことでも感謝して過ごすようにすれば、自分自身も自然とハッピーな気持ちになるはずです。

無償の愛に甘えて、愛情を当たり前のことのように思ってしまうのはよくありません。何かをやってもらったら、感謝してお礼を言うのが礼儀です。愛される人になるためには、礼儀を身に付けておくことも大切です。

無償の愛で信頼関係を深めよう！

誰かのために行動すると、つい見返りを求めてしまいがちですよね。しかし、本当に心から愛している人には、自然と尽くしてしまうものです。相手のことを本当に大切に思うのであれば、素直な気持ちで愛情を注いでみましょう。

また、一緒にいることを当たり前だと思わず、感謝して過ごしてみてください。そうすることで、今よりも更に深い信頼関係が築けるはずですよ。