恋愛できない人の特徴や理由とは？恋愛できるようになる方法も知ろう

「恋愛できない」と焦ったときの対処法

周りの友達が当たり前のように恋を楽しんでいるのを見ると、焦ってしまうこともあるでしょう。焦れば焦るほど、好きな人もできず、恋愛できないんじゃないかと悩みを抱いでしまうかもしれません。『会えない時間が愛を育むなんてウソだよいつもいつでも会いたいに決まってる』（メンヘラ大学生）には、以下のような記述があります。

「彼氏がいないどころか好きな人さえできなくて焦ってます。好きな人ってどこにいるの、恋ってなんでしたっけ？

結論からいうね、まっっっったく焦る必要なんてない。そんなことで悩まなくていいし、そのままで良い。これは断言したい。

なんでかって、恋はするものじゃなくて、気づいたら始まってるものだから。実は焦ってムリして始めようとした恋ほど、意外と途中で疲れて終わっちゃうもんなんだよね。んで、結局『本当はあんま好きじゃなかったかも』『なんか思ったよりタイプじゃないな』みたいなことになっちゃう。つまり、好きな人を作ろうとする努力ほど無駄なもんはないってこと。

むしろ、いつか恋に落ちるそのときに備えて自分磨きするとか、趣味に打ちこむとか、そういう努力してたほうがいいよマジで。友達に彼氏ができたとかがいちいち気になるって？　わかる。わかるけどそこは耐えてくれ。あくまで人は人って割り切ろう。だって自分がその友達の恋人と付き合ったってうまくいくわけじゃないからね。自分に余裕を持って待ってれば、『あっこの人好きだわ!!』って思えるときが絶対来るから。そのときにしっかり捕まえられるよう、今は自分磨きして備えとこ。」

恋愛は無理してするものではなく、いつの間にか始まっているもののようです。焦って無駄な恋に時間を浪費するより、今は彼氏がいてはできないことを存分に楽しめる時間なのだと前向きに考えるようにしましょう。

妥協して恋愛するくらいなら、ひとりの時間を楽しもう

我慢しながら頑張ってする恋愛は、自然体でいられないため、長続きしないでしょう。『上手な愛し方』（リチャード・テンプラー）には、以下のような記述があります。

「いつもだれかとつきあっている人がいる。だれかと別れると、すぐに次の相手を見つけるのだ。私の知人にもそういう女性がいる。その理由をたずねると、彼女はこう答えた。
『ひとりでいるのがイヤなの。だからぜったいそうならないようにしているの』
彼女は、いまつきあっている相手から充分愛されているようには見えなかった。
『それでいいの？』というわたしの問いに、彼女はいやな顔もせず説明してくれた。
『だって彼と別れたら、ひとりになってしまうからほかに選択肢はないの』
彼女は孤独が怖かったのだ。しかし、結局彼は去ってしまった。

別れの一カ月後、彼女はこう言った。
『それがね、意外とだいじょうぶなの。あのときは、一カ月も耐えられないと思っていたけど、ショックはゆっくりくるみたい』
結局、ひとりでいても思っていたほどさみしくないと理解するまで、半年かかった。

さらに三カ月後『まじめにつきあおう、すぐいっしょに暮らそう』と言う男性に出会った。しかし彼女はそれを断った。自分ひとりの時間が楽しくなってきたからだ。
ひとりでも楽しめることがわかると、彼女は基準を高く設定し、セカンド・ベストで手を打つのをやめた。その必要がなくなったのだ。

この結果に不都合があるとすればなんだろう……？そう、彼女はずっと独身かもしれない。しかし、そうなったとしても、それはもう問題ではなくなったのだ。

ここから学べることは”ひとりでも楽しく幸せでいられる人になる必要がある”ということだ。そうすれば、満足できない相手にがまんする必要はなくなる。

ひとりでも楽しく生きていけるからこそ、ほんとうに愛する相手と、ふたりで幸せに生きていこうと決断できるのだ。

ひとりはすばらしい。しかし、ふたりでいるのはもっとすばらしい。もし、すばらしくなくなったら、そのときは別れればいい。」

恋人が途切れさせないために手近な相手と無理して恋愛するよりは、一人でも楽しく過ごせるようになった方が、自分らしく幸せに生きられるのではないでしょうか。

＜参考文献＞
『会えない時間が愛を育むなんてウソだよいつもいつでも会いたいに決まってる』（メンヘラ大学生）
『上手な愛し方』（リチャード・テンプラー）