話がつまらない人の特徴を徹底解説！面白い話に改善する方法は？

相手の話を聞いていて、「話がつまらない人だなあ」と思った経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

話がつまらないと「早く終わってくれないかな」と感じたり、「つまらない話に延々と付き合わされる羽目になり、厄介なことになってしまった…」と感じるケースも少なくありません。

けれど、もしかすると自分自身も、周囲の人たちに「話がつまらない」と思われている可能性がありますよね。

そこで今回は、話がつまらない人の特徴を徹底解説！特徴を知れば、自分自身が「話がつまらない人」になっているかどうかが確認できます。

さらに、つまらない話を面白い話に変える方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

「周りに話がつまらない人がいる」という人たちは、どんな話を聞いてつまらないと感じているのかが気になりますよね。

そこで、まずは周りにどんな話がつまらない人がいるのか、男女の意見をまとめました。

武勇伝ばかりの上司の話はつまらん！

「何かというと武勇伝ばかりの上司。同じ話を何度も聞かされてつまらないというのもあるし、『本当にそうなのか？』と疑わしく感じる武勇伝もある。ま、どっちに転んでも結局つまらないんですけどね」（26歳/男性/経理職）

かつて挙げた仕事での華々しい功績や、とても難しい仕事をやってのけた話まで、武勇伝を語る人は少なくありません。「会社の上司にこういう人がいる！」と共感する声は、かなり多いのではないでしょうか。

繰り返し聞かされて覚えてしまうと、人はつまらないと感じるものです。また、武勇伝自体が過去の話ですよね。「それを今さら言われても…」となるのが、話がつまらないと感じる理由でしょう。

彼女のダラダラ話は聞いてられない

「彼女の話は起承転結がなっていなくて、とにかくダラダラ続くんです。そのうち、そもそも何の話をしてたのかさえ、わからなくなることがよくあります。ダラダラ話ほどつまらない話はないから、聞いてられない」（23歳/男性/営業職）

「一体何が言いたいの？」と思わず言いたくなるような、そんなダラダラと続く話し方をする人は少なくありません。これは、話の要点を掴み、順序だてて話すことができないからでしょう。

その結果、思いつくまま話すことになり、聞いている方は訳が分からなくなります。聞いていてつまらないだけでなく、聞きたくないという心境にもなるのではないでしょうか。

親戚の自慢話はつまらない上に辟易する

「何かというと自慢話をする親戚がいて、辟易します。ブランド物のバッグがいくらしただの、イタリア製の自転車が20万円するだのと、どうでもいいことばかり。嬉々として話す様子を見ながら、『この話のどこが面白いの？つまらないだけじゃん！』と言いたくなります」（25歳/女性/派遣社員）

口を開けば自慢話ばかりという人は、少なくありません。その上、ブランド物や高価な自転車などに一切興味がない人にとっては、つまらない話でしかないですよね。

自慢話を嬉々として話す様子は、見ていて癇に障ることも多く、よりいっそう話がつまらないと感じる原因になるのではないでしょうか。

友人の話が聞いていて最高につまらない

「友人はある芸能人の大ファンで、話す事と言えばその芸能人の話ばかり。私にとっては全く興味ないものだから、聞いていて最高につまらない話です。『へえ～』とか『ふ～ん』と面白くなさそうな返事をするんですけど、友人は一向に気付かず、話し続けています」（19歳/女性/大学生）

アイドルや芸能人に興味がない人にとって、友人から「○○がね、今度ドラマの主演をするの！」と興奮気味に話をされても、「へえ」としか返事のしようがないですよね。自分にとってまったく関心のない話ですから、つまらないと感じるのも無理はありません。

けれど、好きな人にとってはこれ以上ないビッグニュース！延々と聞かされることも多いでしょう。

話がつまらない人には、いくつか特徴があります。しかも、どれも致命的なものばかりですから、話が面白くなるはずはありませんね。

ここでは、話がつまらない人に多い致命的な特徴をまとめました。早速ご覧ください。

人の発言に対して否定的

皆で集まって楽しく話をしている時に、否定的な発言をされると楽しい気分が一気に引いてしまいますよね。話がつまらない人は、人の発言に対して否定的なことが多く、場の雰囲気を冷めさせることがしばしばです。

例えば、「最近、○○ちゃんきれいになったよね」と誰かが言ったところ、周りも「そうそう！」「彼氏ができたのかな」なんて盛り上がることはよくあるもの。そんな時、話がつまらない人は必ず否定的な発言をします。

「きれいになったって言っても、そう言われないとわからない程度でしょ？」とか、「でも、ダイエットは成功してないよね」などと言った具合に、粗探しをするのが特徴です。

オチのない話を延々語る

話がつまらない人の特徴に、延々と語るというのがあります。しかも、致命的なのが、話にオチがないことです。

普通、誰かが話し出したら耳を傾ける人が多いでしょう。「この話のオチはいったいなんだろう？」と思いながら聞いている人もいるはず。

けれど、話がつまらない人はただただ延々と語るだけで、オチがないままに終わってしまうことがよくあります。

聞いていた方としては「これだけ長く話しておきながら、オチはないんかい！」となるのも無理はありませんね。

何度も同じ話をする

話がつまらない人は、何度も同じ話をします。おそらく何度も聞いている人なら、出だしを聞いた途端に「また、あの話か。つまらない」と感じることでしょう。

しかも、話がつまらない人は何度も同じ話をする上に、話の内容から話す順番に至るまで、全てが同じという特徴があります。ということは、何度も聞いている人にとっては「ああなって、こうなるんでしょ」といった具合に、話の先が見えているわけです。

話の結末がわかっている話ほど、聞いていてつまらないものはありません。けれど、それを何度も繰り返し話すのが、話がつまらない人の致命的な特徴です。

知識や経験が少ない

話がつまらない人の特徴に、知識は経験も少ないというのが挙げられます。場合によってはどちらも少なく、自分の興味のある話しか出来ない人も少なくありません。

確かに、たくさんの経験を積むのは難しいものの、知識ならいくらでも手に入れることが可能ですよね。本を読んだり映画を見たり、ネットで時事ニュースを見るだけでも、ざっくりとした話題を収集できます。

表面的な内容だけでも知っていれば、「そういえば、こういうニュース出てたの知ってる？」などと話が出来るでしょう。

けれど、経験はもちろん知識すら集めていないと、話題は限られてしまいます。ネタ切れになることが、「話がつまらない人」と思われる大きな要因です。

話がつまらない人の特徴を見ていくにつれ、「あ～、確かにこういう人いるなあ」と感じた人は多かったのではないでしょうか。どの特徴も、話が面白くなるとは思えませんね。

そんな致命的に話がつまらない人の特徴は、まだまだあります。引き続き、ご覧ください。

人から聞いた話ばかりする

話がつまらない人の特徴に、人から聞いた話ばかりするというのもあります。自分で経験したことや得た知識ではないので、詳しく聞くと「～らしいよ」といった答えが返ってくることが少なくありません。

さらに話がつまらない人は、あたかも自分が経験したかのように話すのも特徴です。それなのにいい加減な答えが返ってくるため、「なんだ、自分の話じゃないの？」ということがよくあります。

結局、肝心なことはわからずじまい。「人から聞いたことばかり話して、つまらない人だな」と思われるのも当然ですね。

人の悪口を話す

何かと言えば人の悪口ばかり話す人も、話がつまらない人の特徴です。

誰かの悪口で盛り上がった経験は、誰しも持っていることでしょう。その場にいない嫌な上司や、面倒くさい人に対して、愚痴をこぼしたくなるのはみんな同じですよね。

けれど、話がつまらない人の中には、話すことが常に人の悪口ばかりという人がいます。たまの悪口ならまだしも、口を開けば人の悪口となると、聞いていてつまらないだけでなく、不愉快な気分になり、まさに致命的ですね。

質問されてもスルーする

話がつまらない人は、自分が話したいことだけを言いたいので、質問されてもスルーします。まるで何も聞かれなかったかのように、そのまま話し続けることも珍しくありません。

質問をスルーする理由は二つあり、一つは話をさえぎられて面白くないと感じている場合です。このケースでは、ムッとした顔を見せることも多いでしょう。

もう一つは、質問されても答えられない時。つまらない話をする人はプライドが高めです。したがって、質問に答えられないという状況はプライドが許さないので、スルーしてしまうというわけですね。

テンションが合っていない

話がつまらない人の特徴に、お通夜やお葬式など、注意深く話題を選ばないといけないところで遊ぶ話を持ちだすなど、話の内容と場所のテンションが合っていないことがよくあります。

また、仕事でミスをして落ち込んでいる人がいるところで、「ま、そのうちいいことがあるよ。そんなに気にしなさんな」などと能天気なことを言うのも特徴です。そもそも、仕事のミスでかなり落ち込んでいる人に「気にするな」と言っても無理ですよね。

話がつまらないだけでなく、こうしたテンションが合わないところに不快感を感じる人は少なくありません。

話がつまらない人の特徴に、よく話すネタというのがあります。どれも一度や二度は体験したことがあるという人は多いでしょう。

ここでは、話がつまらない人がよく話すネタを、5つピックアップしてご紹介します。

自分が知らない人の話がつまらない

何人か集まって話をしている時、誰もが知っている人の話だとみんながわかりますよね。「最近○○ちゃん、結婚したんだって」といった話題なら、「へ～、そうなんだ、知らなかった」などとみんなが理解できて、話が盛り上がります。

けれど、その場にいる全員が知っている訳ではない人物の話をするのが、話しがつまらない人の特徴です。面白ければまだ救いがありますが、話がつまらない上に知らない人のことなので、興味も持てませんよね。

「自分の知らない人の話をされてもつまらないんですけど…」となる、よくあるネタです。

マニアックすぎてわからない趣味の話がつまらない

話がつまらない人がよく話すネタが、マニアックすぎてわからない趣味の話です。

そもそも、趣味というのはマニアックになる傾向が見られますが、話が上手な人はわかりやすく話してくれるので、ある程度理解できます。場合によっては、興味をそそられることもあるでしょう。

けれど、話がつまらない人はとにかくマニアックすぎて、「何の話をしてるんだか、よくわからない」となるパターンがほとんど。わからない趣味の話を、延々と聞かされることになりやすいネタです。

今日見た夢の話がつまらない

話がつまらない人は、知識が乏しいこともあって、単に自分の話をすることもよくあります。例えば、今日見た夢の話などはよくあるネタ。「今日さ～、こんな夢見ちゃったんだよ～」と、夢の中の出来事を話し始めます。

たいていの人は夢を見ているでしょうから、「どんな夢だったんだろう？」と少しは興味が湧きますよね。けれど、毎回「今日見た夢はさ～」と言われたら、「夢の話はもういいよ」となるのも無理はありません。

身内の話がつまらない

話がつまらない人に多いネタでは、身内の話も定番です。これは、家族ぐるみで付き合っているのでない以上、つまらない話になるのは予測がつくでしょう。

「うちのおかんがさ、笑えるんだよ」などと話をされても、お母さんがどんな人かを知らないと、何が笑えるポイントなのかさえわからないことがよくあります。

こうした身内ネタが多いところも、話がつまらない人の特徴です。

仕事の話がつまらない

話がつまらない人のネタで多いのが、仕事の話。職場が同じだったり、似た内容の仕事をしている人なら別ですが、まったく知らない仕事の話をされてもつまらないだけですよね。

また、話がつまらない人の仕事ネタの話は、自慢話になりやすいのも特徴です。「自分にしかできないから、大変なんだよね」とか、「仕事の量がハンパなくてさ」などと自慢気に話すことがよくあります。

話がつまらない人とは正反対に、話がとても面白い人もいますよね。そんな話が面白い人には、共通点があります。

そこで、ここでは話が面白い人の共通点を見ていきましょう。

話題によってテンションを合わせられる

話が面白い人は、話題によってテンションを合わせられる人でもあります。

相手がしんみりしている時は、同じテンションで「そうなんだ、大変だったね」とか、「あまり考えこまない方がいいよ」などと言って慰めてくれるでしょう。

一方、相手にとって嬉しいことがあった時は、一緒になって高いテンションで話します。「昇級したの？おめでとう！今度ケーキ奢ってよ」などと明るい口調で盛り上げるのが、話が面白い人の共通点です。

そんな風に明るく盛り上げてくれたら嬉しくなって、飲み物付きでケーキをごちそうしてしまいますね。

共感してくれる

話が面白い人は共感能力が高く、ここぞという時に相槌を打ったり、「それで？どうなった？」などと先を促してくれます。

話す方は非常に話しやすい上に、「共感してもらえている」と感じるので、話をしていて楽しい人と感じるのです。

また共感能力が高い人は、表情も豊か。驚くような話を聞いた時はびっくりした顔をしたり、目を真ん丸にしたりとくるくると表情を変えます。また、楽しい話には声をあげて笑ってくれるでしょう。

一緒に話していて「楽しいな」と思えるのは、話が面白い人の共通点と言って間違いありませんね。

例え話が上手い

話が面白い人の共通点に、例え話が上手いという点が挙げられます。

例えば、「パソコンのことはチンプンカンプン」という人も、食べ物に例えられたらわかるかもしれません。あるいは、その人が詳しいスポーツに置き換えるのもいいでしょう。

話が面白い人は、相手がよく知っていることに置き換えて例え話をするのが上手なため、話が理解しやすいのが特徴です。

さらに「パソコンの話を食べ物に置き換えてしまうなんてすごいなあ」とか、「スポーツに例えてくれるから、とてもわかりやすい」などと面白いだけでなく、感心されることもよくあります。

必ずオチがある

話が面白い人に共通する最大のポイントは、話に必ずオチがあるということです。しかも、ほぼ間違いなくポジティブで、笑えるオチになっています。

自分の失敗でさえも、面白おかしいネタにしてしまうのが、話が面白い人の共通点。失敗談を面白い話にしてしまうのですから、話が面白い人がポジティブな思考の持ち主であるのは、容易に想像がつきます。

話の最後に必ずオチがあり、笑って終わる話をするとなると、語りの才能を持っている人と言っても過言ではありませんね。

つまらない話しかできない人と思われたが最後、誰にも話を聞いてもらえなくなるでしょう。となると、つまらない話を何とか面白い話に変えたいですよね。

そこで、ここではつまらない話を面白い話に変える、とっておきの方法をご紹介します。

豊かな感情表現をしながら話す

つまらない話をする人は、感情表現が乏しく、一本調子で話すことが少なくありません。そのため、ビックリするようなことも悲しいことも、みんな同じ調子です。嬉しいことも楽しいことも、何ら変化が感じられません。

どんなに面白い話でも、ずっと同じ調子で話されたら面白くないのも無理はないでしょう。そのため、感情表現を豊かにしながら話すことが大事です。

話をしながら喜怒哀楽を表現すれば、聞いている人も「どうなるんだろう」とワクワクするはず。感情表現を交えれば、つまらない話が一気に面白くなる可能性がありますので、ぜひやってみてくださいね。

ポジティブに会話を締める

つまらない話と思われてしまう最大の要因が、話の内容がネガティブなこと。しかも、最後までネガティブに終わられると、聞いていて嫌な気分になるだけでなく、後味も悪いですよね。

話が面白い人は、失敗などのネガティブな話題でも感情豊かに話すので、暗くならないのが特徴です。しかも、最後は笑って終われるよう、失敗談でさえポジティブに締めくくります。

つまらない話を面白い話に変えるには、ポジティブに会話を締めることが大事です。どんな話をするにせよ、最後は明るく終えるように意識するだけで、つまらない話という印象が緩和されることでしょう。

話題を集める

話がつまらない人はいつも同じを繰り返すのが特徴でしたよね。これは、他に話すことがないからです。

他に話すことがないからと、いつも同じ話ばかりしているのなら、とにかく話題を集めましょう。インターネットで調べれば、今、どんな話題に関心が集まっているのかがわかります。

こうした巷で話題になっている話は、多くの人が関心を持っていますので、自然と盛り上がるネタになるでしょう。

話題を集めることで「旬の話」が出来るようになり、話が面白い人だと思ってもらえる可能性があります。

聞く時と話す時のタイミングを見極める

話がつまらない人は、相手が話している時に自分も話しだすことがよくあります。いわゆる、話の腰を折るというもので、相手がこれから話そうとしているのに「いや、それは違うよ」などと遮ってしまうことがしばしばです。

話の腰を折られたら、たいていの人は話す気が失せてしまうでしょう。得意げに話すのを見て、話がつまらないだけでなく、話していてつまらない人と感じるのではないでしょうか。

こうした人は、相手が話している時はしっかり聞くことが大事です。そして、自分が話すタイミングを見極めてから、話し出しましょう。

そうすれば、会話のキャッチボールが成立し、「話が面白い人だな」と感じてもらえる可能性があります。

話がつまらない人は、自分ではつまらない話をしているつもりは毛頭ありません。ですので、なぜ人が話を聞いてくれないのか、不思議に思っている人もいるでしょう。

けれど、話がつまらない人には、致命的とも言える特徴がたくさんありました。この特徴に当てはまった人は、話がつまらないと思われている可能性が大。さらに、つまらない人がよく話すネタにも注意が必要です。

しかしながら、自分の話がつまらないとわかったからと言って落胆する必要はありません。つまらないのなら、面白い話に変えればいいだけのことですよね。

ぜひ、話し方のコツを押さえてつまらない話を面白い話に変え、周囲を大いに笑わせてくださいね。