夫のことを気持ち悪いと感じるのはなぜ？心理や対処法を徹底解説！

新婚当初は「夫のことが大好き！」と思っていたのに、結婚生活が長くなればなるほど「夫のことが気持ち悪い…」と感じてしまうことがあります。一緒に暮らしている人に対して気持ち悪いと思いたくないのに、生理的に受け付けなくなることもあるでしょう。

夫が気持ち悪いと感じるのには、さまざまな理由があると言われています。どういった理由で夫のことが気持ち悪いと思うのか把握しておけば、対処法が見えてくるはず。きちんと対処していけば、気持ち悪いと感じる気持ちを抑えられるかもしれません。

本記事では、夫が気持ち悪いと感じる理由や対処法について紹介します。夫のことが生理的に受け付けないと思った時に取り入れてみてください。

まずは、夫のことを気持ち悪いと思った経験があるのか、いろいろな女性の体験談をチェックしていきましょう。いろいろな場面で、夫を気持ち悪いと思ってしまった経験がある女性がいるようです。

常に気持ち悪いから正直顔を見るのも嫌

「いつの間にか夫のことを生理的に受け付けない状態になり、常に気持ち悪く思うようになりました。正直、顔を見るのも嫌なので毎日顔を合わせなければならないことが苦痛です…」（35歳/女性/総務）

夫のことを生理的に受け付けることができず、顔を見るのも嫌になってしまうパターンがあります。どのようなきっかけだったとしても、一度生理的に無理になると、なかなか気持ちを抑えることができなくなるのではないでしょうか。

一緒に暮らしているのに顔を見るのも嫌になると、日々の生活が苦痛になります。こうした状態になる前に、何らかの対処が必要になると言えるでしょう。

気持ち悪いなんて思ったことない！

「夫のことを気持ち悪いと思ったことは、今までに一度もありません。結婚してから10年以上経ちますが、今でも大好きな存在です」（38歳/女性/Webデザイナー）

夫のことを生理的に受け付けない状態になる人がいる一方で、夫を気持ち悪いと感じたことはないという女性もいます。夫婦関係が良好に進んでいるのであれば、夫を気持ち悪いと思うことはないでしょう。夫に対する感じ方は、夫婦関係を象徴していると考えられます。

日頃からコミュニケーションを取り、信頼関係を築けているのであれば、夫を気持ち悪いと感じることはないはず。結婚当初から現在に至るまでの夫との付き合い方が、大切になるのでしょう。

下品なところを見ると気持ち悪いと感じる…

「下ネタで笑ったり、ご飯を食べる時に音を立てたり…夫の下品なところを見ると『気持ち悪いなあ』と感じることがあります。普通にしていれば特に何も感じないんですけどね」（40歳/女性/主婦）

常に気持ち悪いとは感じないものの、夫の下品な面を見て気持ち悪いと感じるパターンもあります。一緒に暮らしていれば、夫のいろいろな部分を見ることになるはず。結婚前には気づかなかった悪癖も見えてくるかもしれません。

そんなところに下品さを感じ、気持ち悪いと思うようになります。下品な姿が目につくことが多くなると、夫のことを常に気持ち悪いと感じる可能性が高くなるので、注意が必要です。夫側に変わってもらう必要もあるでしょう。

求められると生理的に無理になってしまった

「夫から身体を求められることがあるんですが、その行為が生理的に無理になってしまいました。何だか気持ち悪いと思ってしまい…。普通に生活している時は夫のことを気持ち悪いなんて思わないのに、罪悪感でいっぱいです」（38歳/女性/経理）

日常生活を一緒に送るのには支障がないのに、身体を求められた途端に夫のことを気持ち悪いと感じる場合があります。夫のことを異性として見られなくなり、求められる行為自体に気持ち悪さを感じてしまうのでしょう。

愛情は持っているのに、身体の関係を持つことに対して気持ち悪さを感じると罪悪感を抱くことも。生理的に受け付けない状態を乗り越えないと、関係悪化の原因になる可能性があります。

続いてはどんな時に夫を気持ち悪いと感じるのか、その瞬間について紹介します。夫を気持ち悪いと感じる瞬間は人それぞれです。ちょっとしたきっかけで、夫を生理的に受け付けなくなることもあるのではないでしょうか。

だんだん不潔になってきた時

夫を気持ち悪いと感じるようになるきっかけとして挙げられるのが、見た目の変化です。最初は小綺麗でいることを心がけていたとしても、結婚生活が長くなると徐々に外見に気を使うことが少なくなります。「どんな姿を見せても良いか」と思い、素を晒すようになるでしょう。

ある程度であれば我慢できるはずですが、夫が不潔な雰囲気を漂わせるようになったら「気持ち悪いな…」と感じやすくなります。

水虫にかかっても平気でいたり、寝る直前までスナック菓子を食べて歯を磨かずに寝たり、普段の態度から不潔さを感じられるようになったら、気持ち悪いと思うのは仕方がないのかもしれません。夫の存在が苦痛となり、邪魔に感じてしまう人も多いです。

浮気が発覚した時

浮気は、夫のことを生理的に受け付けない状態になるきっかけになります。他の女性と関係を持っていたことが発覚した時、怒りよりも先に「気持ち悪い…」と感じる女性も多いと考えられるでしょう。

自分を裏切り、簡単に女性に手を出すような性格だったことに対して気持ち悪さを感じるようになります。また、他の女性に触れた手で自分に触れようとすることに気持ち悪いと感じることもあるはずです。

浮気の発覚後に気持ち悪いと思うようになったら、夫との関係修復は難しい場合が多いと言われています。裏切り体験を忘れることができず、離婚に至るパターンも。この場合は、浮気をした夫側が全面的に悪いと言えます。

結婚当初より随分太った時

結婚当初はスリムだった夫が徐々に太っていた場合も、気持ち悪いと思いやすくなります。太ってだらしなくなった体型を見て、「結婚した頃はあんなに痩せていたのに…」と悲しくなることもあるでしょう。

夫が太るのを防ぐために食事に気を使っていても、仕事中の昼食にハイカロリーなものを食べたり、知らないところでおやつを食べたりしていては、太ってしまうのも仕方がありません。また太っているのに痩せようとしない態度に対しても、生理的に受け付けなくなることがあります。

太っていると、それだけで不潔に感じる場合も。夫の大きく突き出たお腹を見て、「気持ち悪いな」と感じる気持ちが徐々に膨らんでいくはずです。

夫の食事のマナーが悪い時

食べる時に大きな音を立てたり、ボロボロと食べ物を落としたり、食事のマナーが悪いと「気持ち悪い…」と思いやすくなります。結婚前は食事のマナーに対して大目に見ていても、一緒に暮らすようになると、以前よりも食事の仕方が気になるようになるはず。

食事のたびに夫のマナーに対して不快な思いをしなければならないので、徐々に我慢が限界に来てしまいます。気持ち悪い思いが大きくなればなるほど、夫への嫌悪感が増していくでしょう。

食事の時間が憂鬱になるのに加え、食事以外の時でも夫の存在を気持ち悪いと思うようになります。夫が食事のマナーを変えない限り、気持ち悪さは消えないでしょう。

加齢臭などの体臭を感じた時

嗅覚は、他の感覚よりも記憶に残りやすいと言われています。一緒に暮らしている夫から不快な臭いがした瞬間も、気持ち悪いと思いやすいです。臭いを感じるので、夫と一緒の空間にいることさえも嫌になってしまうことがあるでしょう。

特に悩まされることが多いのが加齢臭です。年齢を重ねるごとに加齢臭はキツくなるとされているので、夫と過ごす時間が増えれば増えるほど加齢臭に悩まされてしまいます。また、汗の臭いなど加齢臭以外でも夫の体臭が気になることがあるはずです。

「夫のことは嫌いになりたくないのに臭いが嫌い」というジレンマが募り、つらい思いをしている女性も多いのではないでしょうか。

夫を気持ち悪いと感じる瞬間は、他にもいろいろあります。最初は気にならなくても、夫との生活が長くなるにつれて気持ち悪さを感じるようになることもあるはず。自分の夫に当てはまるものがあるかも含めて、気持ち悪いと思う瞬間をチェックしてみてください。

口臭がきつい時

夫と至近距離で会話をした時に口臭がきついと、「会話をするのが嫌だな…」と思うようになりますよね。口を開くたびに嫌な臭いが鼻につき、気持ち悪さを感じるようになります。口臭は体臭と同じように、相手に不快感を与えるポイントになると言えるでしょう。

また、口臭は口内のケアをきちんとしていないことにもつながります。日頃から歯磨きをきちんとしていなかったり、食べ物を食べたまま寝てしまうことが多かったら、口臭がきつくなることがあるはず。

そんな夫の生活習慣を見た時に、気持ち悪いという思いがさらに増していきます。会話が億劫になるだけでなく、「一緒に暮らすのが嫌だ」と思うようになるかもしれません。

脂で顔がテカテカしている時

男性は、加齢と共に皮脂の分泌が多くなることがあります。夫の顔が脂でテカテカしているのを見て、「清潔感がない」「気持ち悪い」と感じる女性は少なくありません。夫は顔のテカリを気にしていなくても、日頃から夫の顔を見ている妻にとっては重要な問題になります。

「若い頃は顔がテカることはなかったのになあ」と昔の夫の姿を思い出して、現在の様子を情けなく思うこともあるはず。また、顔がテカっていることに対して無関心な夫に苛立ちを覚えることもあるでしょう。

こうした思いが蓄積されて、「気持ち悪い」という感情へと変わっていきます。夫の顔を見るたびに、うんざりしてしまうこともあるのではないでしょうか。

髪にフケが出たり抜け毛が多くなった時

夫の頭からフケが出ることが多くなるのを見ると、「気持ち悪い」と感じる女性は多いはず。フケが出るのにはいろいろな理由がありますが、一番最初に「不衛生にしているからフケが出るんだ。気持ち悪い」という思いが出てくることがよくあると考えられます。

またフケだけでなく、抜け毛が多くなるのも夫を気持ち悪いと思うきっかけになるでしょう。お風呂の排水溝に夫の髪の毛がたくさん入っていると、「嫌だなあ」と思うようになります。

そして、徐々に薄くなっていく夫の頭を見て男性らしさを感じられず、嫌悪感が増すことも。フケと薄毛が重なって気持ち悪さが増し、夫を生理的に受け付けなくなってしまうのです。

オナラやゲップをする時

一緒に生活する時間が長くなると、相手に遠慮することなくオナラやゲップをすることが多くなります。「一緒に住んでいるのだから、良いじゃないか」と夫側は思っているかもしれませんが、限度というものがありますよね。

たまにオナラやゲップをするなら仕方がないですが、頻繁にするようになると、うんざりする女性は少なくありません。また食事中にオナラやゲップをされると食事が不味くなり、食欲を失うこともあるはずです。

オナラやゲップをしても相手に気遣うことなく、平然としている様子を見て「気持ち悪い夫だな」と思うようになるでしょう。

マザコンが発覚した時

交際している時には気づかなかった夫の本性が発覚した時に、気持ち悪いと思うことがあります。特にマザコンが分かった時に、夫のことを生理的に受け付けない状態になることは多いです。

立派な大人が母親に甘える仕草を見せたり、母親の言うことなら何でも聞く姿を見て失望する女性は多いでしょう。母親に対して過剰な愛情を抱いている夫の姿を見て、気持ち悪いと感じてしまうのは仕方がありません。

良い年齢の大人が母親に依存するのは、明らかにおかしな状態です。夫と義母のやりとりを見るたびに「気持ち悪い…」という気持ちが大きくなっていくでしょう。

「気持ち悪いと思いたくないのに、どうして夫を気持ち悪いと感じてしまうのだろう」と葛藤を感じている女性もいるはず。続いては、夫を気持ち悪いと感じる心理や原因についてチェックしていきましょう。

嫌な部分が我慢出来なくなってきた

結婚当初は夫の嫌な部分が見えても、我慢できる場合がほとんどです。「少しくらいなら目をつむってあげよう」と思って、見て見ぬふりをすることもあります。しかし、結婚生活が長くなるにつれて、夫の嫌な部分が目につくようになるはずです。

オナラやゲップをするのが習慣化するなど、いろいろな面で「嫌だな」と感じることが多くなる場合もあります。徐々に我慢の限界が来て、「もう気持ち悪いから一緒にいたくない」と思うようになるでしょう。

また、結婚生活が長くなると夫にも慢心が生まれ、嫌な部分がエスカレートすることがあります。そして、「どうして直そうとしないの」という妻の苛立ちが気持ち悪さに変わってしまうのです。

好きな気持ちが薄れてきた

夫に対して愛情があれば、多少嫌なことがあっても乗り越えられます。「これくらいなら仕方がないか」と嫌な部分が見えても許容することができるはずです。しかし、夫に対する愛情が薄れてくると、徐々に嫌な部分だけが目立つようになります。

愛情でカバーできていたものが露呈してくるようになり、急に夫に対して気持ち悪さを感じるようになるでしょう。気持ち悪いと感じた瞬間に、わずかに残っていた愛情もなくなってしまう場合があります。

例えば夫の浮気が発覚して愛情がなくなった場合、夫のことを気持ち悪いと思うようになるでしょう。愛情があるかどうかは、夫に対する気持ちに大きな影響を及ぼします。

産後生理的に受け付けなくなった

出産を経験した後に、突然夫を生理的に受け付けない状態になることがあります。妊娠前は夫婦の営みがきちんとあったのに、産後は「夫に体を触られるのも嫌だ」と感じることも。これは、産後にホルモンバランスが乱れるのが原因の1つと言われています。

女性は、出産後に急にホルモンバランスが崩れ、イライラすることが多くなるのが特徴です。それまでは異性として見ていた夫のことを急に異性として見られなくなり、身体を求められることが苦痛になります。

こうした状態が続くことで、夫に対して「生理的に無理」と感じる気持ちが強くなり、夫婦の営みはどんどん減っていくでしょう。

不満が嫌悪感に変わった

結婚生活を送っていると、いろいろな場面で夫に不満を抱くようになります。小さな不満だったとしても、蓄積されれば大きな不満へと変わっていくはず。溜まっていった不満が嫌悪感に変わった時、夫に対して気持ち悪いという感情を抱くようになります。

「子育てに協力してくれない」「共働きなのに家事を押し付ける」といったような夫に対する不満を我慢していませんか？「自分が我慢をすれば良い」と思っていても、結果的に夫婦生活に大きな支障をきたすことがあります。

健全な夫婦生活を送るためには、お互いに我慢をしないことも大切です。夫のことを気持ち悪いと思う前に、何らかの対策が必要になるでしょう。

尊敬できなくなった

夫の仕事の様子や普段の生活態度を見て、「だらしないな」「もっと頑張れば良いのに」という思いが募ると、夫に対しての尊敬がなくなります。尊敬を失うことで夫は価値のない人間のように思え、一緒に生活することに対して嫌気が差すようになるでしょう。

少し嫌なことがあったとしても、夫に対しての尊敬があれば気にならなくなることもあります。しかし、尊敬を失った途端に今まで我慢してきたことが急に溢れ出し、夫の存在を気持ち悪いと感じるようになるのです。

夫のことを気持ち悪いと感じてしまっても、「まだ離婚は考えたくない」というパターンが多いはずです。そんな時は、夫を気持ち悪いと感じた場合の対処法を取り入れていきましょう。適切に対処していけば、夫を気持ち悪いと思うことは少なくなるはずです。

何が気持ち悪いのか冷静に考える

まずは、自分の気持ちを探ってみることが大切です。漠然とした気持ち悪い思いを抱えているだけでは、対処のしようがありません。夫のどのようなところに対して気持ち悪さを感じるのか、冷静に考えてみてください。

「不潔なところが嫌だ」「体型がだらしないところに嫌悪感がある」といったように、気持ち悪いと感じる部分を書き出していくと、気持ちの整理がつきやすくなります。自分を客観視するきっかけにもなるので、ぜひ言葉にしてみてください。

気持ち悪いと思う原因が分かったら、それに合わせた対処法を取り入れていきましょう。夫が太っているならダイエットを頑張ってもらうなど、対処していけば気持ち悪さはなくなるはずです。

趣味や習い事など家庭以外で楽しみを作る

家庭のことばかりで頭がいっぱいになっていると、夫の気持ち悪さがどんどん増していくことがあります。家族のことを考えるのは大切なことですが、たまには他のことにも目を向けてみましょう。

手芸や登山など新しい趣味を始めてみたり、ダンスや音楽の習い事をしたり、他のことにチャレンジすると気分が晴れる場合があります。家庭以外のことに目を向けている間は、夫の気持ち悪さについて考えることもなくなるはず。

こうして外の世界に目を向けるようになると、「自分の気にしていたことは小さなことだったかも」と思うことがあります。家庭だけに捉われず、視野を広くしてみてください。

友達に話を聞いてもらう

自分の中で「気持ち悪い」という感情を抱えるばかりでは、ストレスが溜まっていきます。いつかストレスが爆発し、夫婦関係の悪化につながるかもしれません。そうならないために、信頼できる友達に話を聞いてもらうのもおすすめです。

夫のどういったところが気持ち悪いのか、明確にした上で友達に相談してみましょう。人に話すだけでも気分がすっきりし、心が軽くなることがあります。友達から客観的なアドバイスをもらえれば、今後の夫婦生活に活かせるはずです。

ただし、本当に信頼できる友達だけに相談するようにしてください。「夫が気持ち悪い」という話が他の人に漏れてしまうと、巡り巡って夫の耳に入る可能性があります。

改善できる理由ならはっきりと伝える

口臭や体臭、肥満など、努力次第で改善できる可能性がある理由で気持ち悪いと思っているなら、夫にはっきりと伝えることも大切です。本来であれば改善できることを我慢し、ストレスを溜めているのはお互いのためになりません。

「最近、口臭がきついからマウスウォッシュを使ってみたらどうかな」といったように改善策も一緒に伝えてみましょう。口臭や体臭などは自分で気づかないことも多いので、「知らないうちに不快な思いをさせていた」と気づくきっかけになることがあります。

ただしデリケートな問題は、優しく伝えることも重要です。感情的になって夫を責めると喧嘩に発展することもあるので、穏やかに伝えてみましょう。

夫のことを気持ち悪いと感じた時の対処法は、他にもあります。夫が気持ち悪いと感じる原因と照らし合わせながら、ぴったりの対処法を取り入れてみてください。

夫と距離を置いてみる

毎日同じ空間で生活していると、夫の存在に辟易としてしまうことがあります。気持ち悪い部分にだけ目が行き、どんどん夫のことが嫌いになってしまうかもしれません。そんな時は、夫と距離を置いてみるのもおすすめの方法です。

旅行に出かけてみたり、実家に帰ってみたり、少しの間夫のいない時間を過ごしてみましょう。そこで、夫と自分の関係について改めて見直してみてください。夫がいない場所に行けば、冷静に夫婦関係について考えられるはずです。

距離を置くことで初めて、夫への愛情を確認できる場合もあります。夫のことを完全に嫌いになるのを防ぐためにも、少し離れてみましょう。

褒めて良い方向に持っていけるようにする

夫に対して嫌悪感を抱き、文句ばかり言っていては夫婦関係は悪化するばかりです。「どうせ俺はダメ人間だよ」と夫が拗ねて、悪い部分を直そうとしない場合も考えられます。そうならないように、褒めて良い方向に持っていくようにしてみてはいかがでしょうか。

夫の体型が気になるなら、「最近、ちょっと痩せて男らしくなった？」といったように褒めてみてください。褒めることで自分の体型を意識するようになり、「もう少し痩せたら、もっと男らしくなれるかもな」と思ってダイエットに励む可能性があります。

大切なのは、夫の向上心をくすぐることです。「もう少し努力すれば、もっと素敵になる」ということを褒めながら伝えてみてください。

二人で共同作業をしてみる

夫が気持ち悪いという気持ちが大きくなると、どんどん夫の存在が疎ましく思えるようになります。そのままの状態だと、夫婦の関係が悪化するばかりです。それを防ぐために、二人で共同作業をしてみましょう。

家具のDIYをしたり、手の込んだ料理を作ったり、共同作業をすることで二人の間に一体感が生まれます。「一緒に目標を達成しよう」という思いから夫に対して親しみがわき、嫌悪感も薄れていくはずです。

気持ち悪いと思っている夫と共同作業をするのは気が乗らないかもしれませんが、一度始めてみれば意外と楽しい場合もあります。最初から諦めず、こちら側から夫に共同作業を持ちかけてみてください。

普段からコミュニケーションを意識する

夫を敬遠してばかりだと、二人の距離が開いていくだけです。普段から夫とのコミュニケーションを意識し、近しい存在として意識するようにしてみてください。何気ない会話や、ちょっとしたスキンシップによって新婚当初の気持ちを思い出せることがあります。

また、きちんとコミュニケーションを取っていれば夫のことを理解しやすくなり、ダメな部分があったとしても「この程度のことなら仕方がないか」と受け入れられるようになるのもポイントです。

自分から夫に話しかけたり、お出かけに誘ったり、交流を図るようにしてみてください。夫とコミュニケーションをとることで「そんなに気持ち悪くないかも」と思える瞬間がやってくるはずです。

夫婦カウンセリングを利用する

夫のことが気持ち悪くて仕方がない時、自分たちだけでは問題を解決できない場合があります。そんな時は、夫婦カウンセリングを利用するのもおすすめです。専門家からアドバイスをもらうことで、今まで気づかなかったことに気づけることがあります。

夫婦カウンセリングにもいろいろあるので、自分たちに合った所を選ぶことが大切です。また、夫が「カウンセリングなんて必要ない」と拒むこともあるかもしれません。

そんな時は、「このままだと離婚するかもしれないよ」と切羽詰まっていることを伝えましょう。夫婦の現状を理解できれば、夫もカウンセリングに協力的になってくれるはずです。

夫のことが気持ち悪いと感じた時、離婚が頭をよぎることがあるのではないでしょうか。しかし、離婚は簡単にできるものではありません。

きちんと考えた上で、離婚をするべきか否かの判断をすることが重要です。ここからは、離婚の判断基準について紹介します。離婚について悩んだ時は、参考にしてみてください。

関係を修復したい気持ちが全くない場合

夫のことを気持ち悪いと思っても、関係を修復したいという気持ちがあるなら、まだ対処することができます。しかし関係修復に向けた気持ちが全くない場合は、夫婦関係に限界が来ていると考えられるでしょう。

これ以上夫と一緒にいても、お互いに苦痛を感じるだけの可能性もあります。そんな時はスパッと離婚をして、お互いに楽になった方が良いのかもしれません。

話し合いをしてもお互い歩み寄れない場合

夫が気持ち悪い原因を明確にし、「これを改善してほしい」と夫に伝えても気持ちが伝わらない場合があります。また、夫から「これくらいは許してほしい」と言われても「それは許せない」と妻側が頑なになることもあるはず。

このように、話し合いをしてもお互いに歩み寄れない場合は関係修復が難しいです。どちらも譲れないものがあり、平行線を辿るだけになってしまいます。歩み寄りが見られない時は、離婚を検討する段階に来ていると考えられるでしょう。

子供に悪影響を与える場合

夫に嫌悪感を感じて喧嘩が多くなったり、家庭内の雰囲気が悪くなると子供に悪影響を与える場合があります。喧嘩をしている両親を目の当たりにするのは、子供にとってとてもつらいことです。

大切な子供につらい思いをさせないためにも、離婚をして夫との関係を清算した方が良い場合があります。子供がいる場合は、子供のことを第一に考えて結論を下してみてください。

夫からのDVやモラハラがある場合

夫を気持ち悪いと感じるだけでなく、DVを受けたり、モラハラ発言を我慢したりしている場合は無理をして結婚生活を続ける必要はありません。我慢すればするほど、DVやモラハラが加速する可能性があります。

離婚を検討する場合は、DVやモラハラの証拠はきちんと残しておきましょう。証拠を残すことで、離婚の際に有利な条件を得やすくなると言われています。

現実的にキリが良いと考えた場合

「子供が大学を卒業した」「夫が定年を迎えた」といったように、人生には「キリが良い」と思えるタイミングがあります。そんなタイミングを待って、離婚に踏み切るパターンは少なくありません。

子供が自立して子育てから開放されれば、こちらも自由な生活を望めるようになります。また、夫が定年を迎えて一緒に過ごす時間が増えるのであれば、「もう我慢しないで別々に暮らそう」と決心しやすくなるでしょう。人生の区切りを目安に考えてみてはいかがでしょうか。