男女の恋愛観の違い｜お互いの違いを受け入れて素敵カップルになろう

「男女では、恋愛観が違うなあ」と感じることはありませんか？どんなに親密な関係になった恋人がいたとしても、性別の違いによって「考え方が違う」と思う場合があります。

恋愛観によって男女にすれ違いが起きたり、時には別れに発展することも。男女の恋愛観の違いを乗り越えなければ、安定した関係を築くことが難しくなってしまいます。大好きな人といつまでも一緒にいられるように、男女の恋愛観の違いについて学んでいきましょう。

本記事では、男女の恋愛観の違いを具体的に紹介します。交際前や付き合っている時など、シーン別に恋愛感の違いをまとめました。男女の恋愛観の違いを把握し、素敵なカップルを目指してみてください。

まずは、交際前の男女の恋愛観の違いから見ていきましょう。交際前に対する異性への思いは、男性・女性によって異なります。交際前に男性がどのようなことを考えているのか、恋愛観についてチェックしていきましょう。

難しい恋ほど燃える

男性は、恋愛において狩猟本能を発揮すると言われています。女性を獲得することが最大のゴールであると考えるのです。そのため、難しい恋ほど燃え上がる傾向があります。困難を乗り越えた先に達成感があり、自分の実力の高さを実感できるからです。

例えば、男性を追いかける女性よりも、アプローチをかけているのに素っ気ない態度を取る女性の方が惹かれやすい傾向にあります。素っ気ない女性の方がいろいろな困難があり、獲得した時の達成感が大きい大きいからです。

女性から見ると、「どうして高嶺の花のような女性ばかり追いかけるのだろう」と不思議になるかもしれませんが、それが男性の本質なのだと言えるでしょう。

ストライクゾーンが広い

男性の恋愛観の特徴として挙げられるのが、ストライクゾーンの広さです。男性は、「より多くの子孫を残す」という本能を持っているため、さまざまな女性と交わることを目指すようになります。そのため、好きになるストライクゾーンが広くなるのです。

こうした理由から、男性が好きになる女性は一貫性がないことが多くなります。柔和な人を好きになった後、クールな女性を好きになったり、「どこがストライクゾーンなのだろう」と不思議になることもあるかもしれません。

これは本能的なものなので、男性自身でもストライクゾーンの広さを説明できない場合があります。「いろいろな女性を経験したい」という本能が、そうさせているのでしょう。

外見から好きになる

男性は、恋愛において視覚的な要素を重要視する傾向があります。自分の目に入ったものが第一印象の全てになるのです。そのため、男性は見た目の印象から「この女性は恋愛対象になる」「あの女性は恋愛対象にはならない」とカテゴリ分けをします。

カテゴリ分けした後に恋愛対象に入った女性に対しては、アプローチをかけるようになるでしょう。恋愛対象外になった女性に対しては、異性としてではなく同性のような接し方をします。

外見から好きになることが多いため、実際に付き合ってから「性格が合わないな」と思うこともあるはず。また、相手の見た目に飽きると他の女性に目移りすることもあります。

熱しやすい恋愛観

「この人のことが好きだ」と思うと、一気に燃え上がるのは男性ならではの恋愛観です。好きになった相手に夢中になり、その人のことしか見えなくなることもあるでしょう。特に見た目がタイプの女性に一目惚れをした場合は、自ら積極的に行動するようになります。

ただし、熱しやすい一方で冷めやすい傾向があるのも男性の恋愛観の特徴です。交際前は熱心に女性のことを追いかけていたのに、告白が成功した途端に気持ちが盛り下がってしまうことがあるはずです。

これは、男性の狩猟本能が満たされたのが原因と考えられます。目的としていた女性を手に入れられたことだけに満足し、後はどうでも良くなることもあるでしょう。

どうやったら口説けるか考える

男性の恋愛観で重要視されることが多いのが、口説き方です。交際前の女性に対してどのような口説き方をするのかじっくりと考え、作戦を練ろうとします。これは獲物を獲得する前に入念に相手の様子を見る動物と同じような思考回路と言えるでしょう。

恋愛において、男性は相手を獲得するまでのプロセスを大切にします。そのため、自分がどのような口説き方を取り入れることで女性を手に入れられたか、周りの友達に自慢することもあるでしょう。男性にとって、交際前の口説きは武勇伝でもあるからです。

また女性を手に入れるため、男性はいろいろな口説き方を試す場合もあります。こうして場数を踏むことで、男性は恋愛経験を積んでいくのです。

続いては、女性の恋愛観について見ていきます。男性の恋愛観と女性の恋愛観とでは、いろいろな面で違いがあるようです。女性の恋愛観をチェックして、その違いを明らかにしていきましょう。

相手の気持ちが気になってしょうがない

女性は、恋愛に関して受け身である場合が多いです。「男性にリードしてもらいたい」という恋愛観から、受け身体質になると考えられます。相手の好意をしっかりと把握できなければ、自らアプローチするのは躊躇してしまうはずです。

そのため、女性は相手の気持ちが気になって仕方がなくなります。「私のこと、好きなのかな。何とも思っていないのかな」と気になるため、会話の中で質問が多くなるでしょう。相手の真意を探るため、さまざまな質問を投げかけるのです。

相手の好きなタイプや、今までの恋愛など、多くの角度から質問をすることで相手の真意を知ろうとします。質問の結果、脈ありだと感じたら女性の方から動き出すでしょう。

相手を信頼出来るかどうか考える

相手との信頼関係を重視するのは、女性ならではの恋愛観です。信頼に値する人物かどうか見極めてから、本格的に好意を抱くようになります。少し好意を感じていたとしても、約束を破ったり、時間を守らない男性は「信頼できない」と思って気持ちが冷めるでしょう。

信頼できるかどうか、女性はさまざまな面からチェックします。話していることに嘘はないか、仕事や生活環境はきちんとしているかなど、男性よりも女性の方が相手のことをよく見ている場合が多いです。

また、女性はアプローチ方法でも信頼度を計ります。自分と同じようなアプローチを他の女性にもしていたら、信頼できないと思うはず。信頼感は、女性にとって最も大切な要素です。

相手の内面を知ってから好きになる女性が多い

男性の恋愛観では見た目から好きになることが多いとされていましたが、女性は内面を知ってから好きになることがよくあります。もちろん女性にとっても男性の見た目は大切ですが、それ以上に内面を重視する傾向があるでしょう。

「どんなにタイプの人でも、性格が合わない男性とは付き合えない」という恋愛観を持っている女性はたくさんいます。顔が良い男性より、性格が良い男性の方がモテるというパターンもあり得るでしょう。

ここは、男性と女性の恋愛観の大きな違いと言えます。男性からすると、「どうしてあんな見た目の男と付き合っているの？」と思うことがあるかもしれませんが、女性は内面を見た上で決めているのです。

ストライクゾーンが狭い恋愛観を持つ

女性の恋愛観の特徴として挙げられるののが、ストライクゾーンの狭さです。男性の恋愛観では、「より多くの子孫を残すためにストライクゾーンが広い」とされていましたが、女性は「より優秀な子孫を残すためにストライクゾーンが狭い」と考えられます。

女性が一生に産める子供の数は限られているため、より優秀な遺伝子を残すために相手の男性を厳選する本能を持っているのがポイントです。ストライクゾーンを狭くすることで、自分にとって最良と思える男性を見つけ出そうとします。

そのため、女性は同じようなタイプの男性と付き合うことが多いです。また、より良い遺伝子を求め、誰よりもハイスペックな男性を求める傾向もあると言えます。

好きになるまで時間がかかるのが男性との違い

男性の恋愛観は「見た目重視」であることが多いため、好きになるまで時間はかかりません。相手を見た瞬間に好きになる、ということもあるでしょう。一方で女性は「相手を好きになるまでは時間をかける」という恋愛観を持っている人が多いです。

そのため、女性はデートを何回か重ねてから本当に相手を好きになるか決める傾向があります。最初は気乗りしなくても、デートの中で「この人は信頼できそう」と思えたら、徐々に好意を持つようになるでしょう。

じっくりと時間をかけて好意を育てていくので、気付いたら思っていたよりも相手のことを好きになっている場合もあるはず。熱しやすく冷めやすい男性とは違い、女性は好意が継続しやすいのです。

続いては、交際中に見られる男女の恋愛観の違いについて紹介します。交際をスタートすると、さまざまな面で男女の恋愛観の違いを感じることがあるのではないでしょうか。

恋愛観の違いを把握することで、交際中の諍いも乗り越えられるはずです。まずは、男性の恋愛観から見ていきましょう。

愛情は言葉にする必要はない

男性は基本的に「愛情は言葉にせず、行動で示す」という恋愛観を持っています。言葉で「好きだよ」「愛しているよ」というのは浮ついた印象を与えると男性は思っているのではないでしょうか。そのため、男性から直接的な愛の言葉を言うのは珍しいです。

「言葉にしなかったとしても、女性を大切にする気持ちさえあれば十分」と男性は考えています。記念日をお祝いしたり、素敵なプレゼントを贈ったり、言葉の代わりにさまざまな行動で愛情を示すようになるでしょう。

男性が愛情を言葉で示すのは、いざという時だけです。交際中に別れそうになったり、プロポーズをする段階になって初めて「愛してる」の言葉が聞けることがよくあります。

仕事・恋愛・趣味などのバランスを重視する

恋愛だけに比重を置くのではなく、バランスをとって行動しようとするのも男性ならではの恋愛観です。仕事・恋愛・趣味といった自分が大切に思うものをバランス良く扱うようになります。

そのため恋愛に全力を傾けるのではなく、仕事や趣味とバランスを取れるちょうど良い場所を探るのが男性の特徴です。女性にとっては「仕事や趣味ばかり優先してる」と思えるかもしれませんが、男性の中ではバランスをとった結果なのだと言えるでしょう。

また仕事や趣味を大切にしている男性は、ドライな恋愛観を持っていることもあります。仕事や趣味とのバランスが取れないのであれば、恋愛を切り捨てることもあるかもしれません。

結婚には慎重になりがち

結婚は、一生を左右する大切なイベントです。結婚をすることで社会的な責任を負うようになるため、「結婚は慎重にするべき」という恋愛観を持つ男性は多いと考えられます。彼女が結婚に積極的だったとしても、男性は煮えきらない態度を取ることがあるはずです。

また、男性は「数多くの子孫を残したい」という本能から「結婚して1人の女性に絞るのは、もったいない」と感じる傾向もあります。「もっと遊んでいろいろな女性と経験したい」という思いから、結婚に踏み出せない男性もいるはずです。

男性の中には、いつまでも結婚の決断をできず、彼女から愛想を尽かされてしまうこともあるでしょう。

連絡は用事がある時だけで十分

彼女との連絡に関しては、「用事がある時だけ連絡すれば良い」という恋愛観を持っている男性は少なくありません。お互いの近況や1日のうちに起きたことなどを、いちいち連絡して共有する必要はないと考えています。

そのため、男性は連絡不精な人が多いです。「用事がないのだから、連絡をしなくても良い」と考え、なかなか彼女に返信をしないパターンもあります。男性にとっては当たり前の恋愛観でも、女性にとっては物足りなく感じることがあるかもしれません。

しかし、男性に頻繁な連絡を要求すると「面倒だな」と思われることがあります。連絡が面倒になった末、彼女への気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。

良い点の方が目につく恋愛観を持つ

男性は、「加点式」の恋愛観を持つことがよくあります。交際中の女性に対しては、相手の良いところを見るようにする傾向があるのです。交際をスタートした時点で「0」だった点数が、相手の良いところを見つけるたびに「10」「20」「30」と加点式で増えていきます。

そのため、男性は交際期間が長くなることで相手に対する愛情が深くなることがあるでしょう。相手の良い面を見て加点してくれるため、多少嫌なことがあっても許してくれます。

彼女にベタ惚れの場合は、「自分の彼女に欠点はない」と周りに吹聴することもあるはず。男性とうまく付き合うためには、自分の良いところを積極的に見せていくことが大切です。

愛情は一度にしっかりと示せれば良い

愛情表現は、「回数」ではなく「一度の大きさ」を重視するのが男性の恋愛観です。例えばこまめに連絡をとって愛情表現をするよりも、一年に一回訪れる誕生日にサプライズでお祝いをしてあげた方が良いと考えていると言えます。

一度に示す愛情が大きければ大きいほど良いと思っているので、日常的に愛情を示すことには関心がありません。特別な日に向けて、男性は着々と準備を進める傾向があります。

そのため、「全然愛情表現ないから不安…」と女性が感じていても男性は気付きません。「誕生日を盛大にお祝いしたのだから、愛情表現は十分なのでは？」と思っているはずです。こんなところに男女の恋愛観の違いを感じる人は多いでしょう。

続いては、交際中の女性の恋愛観について見ていきましょう。男性に共通する恋愛観にはいろいろなパターンがありましたが、女性にも共通する恋愛観があります。どのような恋愛観を持っているのか、ぜひ参考にしてみてください。

彼氏に愛情表現をしっかりして欲しい

女性は「しっかりと言葉にして愛情表現をして欲しい」という恋愛観を持っている人が多いです。男性は「言葉にする必要はない」と思っていても、女性は「言葉にするべき」と思っていることがほとんどでしょう。

そのため、言葉で愛情表現をしてくれない男性に対して物足りなさを感じることがあります。女性は、わかりづらい愛情表現よりも「好きだよ」「愛しているよ」といったわかりやすい言葉で愛情を示して欲しいのです。

彼氏からはっきりとした愛情表現がないために、「本当に私のことが好きなのかな」と不安になってしまう女性も多いはず。しかし男性はそのことに気づかず、なかなか愛情表現をしてくれないことがほとんどです。

常にLINEや電話のやり取りをしたい

男性の恋愛観では「連絡は用事がある時だけで良い」とされていましたが、女性の恋愛観は異なります。女性の場合は、「常にLINEや電話でやり取りをしたい」と思っていることが多いです。常に連絡を取り合うことで、相手とのつながりを確かめたいと感じているのでしょう。

彼氏からの返信が遅かったり、素っ気ないメッセージが来ると「愛情を感じられない…」とガッカリしてしまう女性はたくさんいます。頻繁に連絡をやり取りできる関係こそ、お互いに愛情を持っている関係であると考えているからです。

連絡に対する考え方の違いが生まれることで、すれ違いが起こることもあります。ここから男女間に亀裂が入ることもあるでしょう。

仕事よりも恋人や家族を優先する

女性は、仕事よりもプライベートを重視する傾向があります。仕事よりも恋人や家族を優先し、第一に考えることが多いです。どちらかを選ばなけれならなくなった時、女性は恋人や家族の方を選ぶでしょう。

一方で、男性は「仕事・恋愛・趣味のバランスを保つ」という恋愛観を持っています。そんな男性に対して、「どうして恋愛を第一に考えてくれないの？」と不満に感じる女性もいるはず。

バランスを取ろうとする男性に物足りなさを感じ、「もっと私を大切にしてくれる人の方が良い」と他の男性に目移りすることもあるかもしれません。何に比重を置くのかは人それぞれですが、価値観のすり合わせをしておかないと、男女のすれ違いは大きくなります。

結婚について積極的に考えるのが男性との違い

交際中に結婚を視野に入れることが多いのは、女性の恋愛観の特徴と言えます。女性には出産できる年齢までのタイムリミットがあるので「それまでには結婚したい」と思い、結婚に積極的になるのだと考えられるでしょう。

そのため、交際中の男性が結婚に対して優柔不断な考えを持っていると「このままだと、婚期を逃してしまう」と考え、他の男性に鞍替えすることがあります。女性は、交際中の男性を一番に考えるのではなく、結婚を一番に考える恋愛観を持っているのです。

なかなか結婚してくれない彼氏と別れたから、新しく付き合った彼氏とすぐに結婚した、というパターンは少なくありません。ここが男性との恋愛観の違いなのでしょう。

相手の悪い点が目につくのが男性との恋愛観の違い

男性は交際相手に対して「加点式」の恋愛観を持っていると紹介しましたが、女性の場合は「減点式」です。最初が「100」だとしたら、男性の悪いところを見つけるたびに「90」「80」「70」と減点していきます。

すなわち、女性は男性よりも相手の悪いところに注目することが多いと言えるでしょう。食事中のマナーや店員に対する態度など、女性は男性のいろいろなところを見ています。マイナスポイントを見つけたら即座に減点され、男性の点数は徐々に減っていくのです。

そして男性に対するスコアが「0」になった時、女性は相手のことを見限るようになります。「もっと良い人がいないかな」と他の男性を探すようになるはずです。

こまめに愛情を示して欲しいという恋愛観を持つ

頻繁に愛情表現をして欲しいと思うのは、女性に共通する恋愛観です。「毎日連絡をして欲しい」「髪型を変えたら褒めて欲しい」といったように、いろいろな面で男性に愛情表現を求めることがあります。

一方で、男性は一度大きな愛情表現をできたら、それで満足してしまうのが特徴です。しかし、愛情表現の頻度を重視している女性にとって「誕生日を盛大にお祝いしてもらったからといって、それ以外でいい加減な態度を取られるのは嫌だ」と思うようになります。

こうした男性と女性の恋愛観の違いが、亀裂を生むことも。女性が「どうしてこまめに愛情表現をしてくれないの」と言っても男性は理解できず、お互いに歩み寄りができない場合があります。

別れた後に関しても、男性と女性とでは恋愛観の違いが生まれます。どんなところに恋愛観の違いが現れるのか、具体的にチェックしていきましょう。まずは別れた後の男性の恋愛観から紹介します。

元カノとの思い出も大事にする

男子にとって、過去の恋愛は大切な思い出です。別れたからといって過去の恋愛が全て台無しになるわけではありません。そのため、元カノとの思い出も大切に残しておきます。

彼氏の部屋に行った時に元カノとの思い出の品を残してあるのを見て、「どうして元カノの物があるの！」と起こった経験がある女性もいるのではないでしょうか。これは男性が元カノに未練があるのではなく、素敵な思い出の1つとして残している可能性が高いです。

新しい彼女ができても、元カノとの思い出は失われません。彼女とは別個の思い出として、大切に品物を残していると考えられます。元カノとの思い出の品を残していることを責められ、困る男性は多いはずです。

気持ちの切り替えが下手

別れた後に引きずりがちなのは、男性によく見られる傾向です。なかなか気持ちの切り替えができず、元カノとの楽しかった思い出や、別れた時の悲しみがフラッシュバックされていくでしょう。仕事も手につかない状態が続くかもしれません。

「よし、次へ行こう！」という前向きな気持ちになれず、いつまでも元カノのことを考えてしまう場合もあります。次の恋愛に切り替えができないまま、1年、2年と時間がすぎてしまうパターンも考えられるでしょう。

そのため、男性が次の恋愛ができるようになるまでは想像以上に時間がかかることがあります。失恋によってできた傷は深く、それを埋めるために精神的に辛い日々を送るようになるのです。

自分の失敗を後悔する

「あの時、あんなことを言わなければ…」「もっと彼女に対して親身になっていれば…」といったように別れた後に自分の失敗を後悔するのも、男性によくあることです。後悔ばかりが頭の中に浮かび、自己嫌悪に陥ります。

しかし、後悔ばかりしていては前に進むことはできません。何かのきっかけで後悔を振り切らない限りは、次の恋愛を楽しめなくなります。いつまでも後悔する傾向がある男性は、「この失敗を次に活かそう」という前向きな気持ちを持つことも大切なのではないでしょうか。

男性は後悔していても、女性は意外と気にしていないこともあります。あまり深刻に考えず、失敗を糧にする気持ちを持つようにしてみてください。

元カノの幸せを願う

別れた後、男性は元カノに対する恨みを持つのではなく「幸せになって欲しい」と願います。一度好きになった女性だからこそ、自分と別れることで幸せをつかんで欲しいと思うのでしょう。

また、自分が幸せにすることができなかった後悔の念も、そこには含まれています。「本来では自分が幸せにするべきだったけど、それができなかったから他の男性に託そう」と心の中で考えているはずです。

そのため、元カノに新しい彼氏ができたと聞いたときはショックを受けますが、最終的には「幸せになれて良かった」と思えます。「次こそは幸せになって欲しい」と陰ながら元カノのことを見守るようになるでしょう。

元カノを忘れるため他の女性と付き合う

なかなか気持ちの切り替えができず、元カノのことを忘れられない男性は、忘れるために他の女性と付き合うことがあります。本当にその女性が好きなのではなく、単純に元カノを忘れるためだけに付き合うのです。

そのため、交際をスタートしても相手の女性に対して真剣になれない場合があります。ことあるごとに元カノのことを思い出し、結局は忘れられないということもあるでしょう。

現在の彼女がそのことを承知していれば良いですが、知らなかった場合は「元カノを忘れるために利用された」と感じることがあります。忘れるためだけに誰かと付き合うのは、相手を傷つけることにもなるので避けておいた方が無難ではないでしょうか。

続いては、別れた後の女性の恋愛観を紹介します。別れた後に、女性はどのようなことを思うのでしょうか。男性との違いもチェックしながら確認してみてください。

一度はどん底まで落ち込む

別れた後、女性は一度どん底まで落ち込みます。別れた事実に耐えきれず、泣いて暮らす日々がしばらく続くでしょう。しかし、どん底まで落ち込んだ後は這い上がるのみです。「もう一生立ち直れない」と思っていても、急に気持ちの切り替えができるようになります。

ここが、男性と女性の大きな違いと言えるでしょう。男性はいつまでも切り替えができず失恋の痛手を引きずりますが、女性は落ちるところまで落ちたら、後はケロっとしていることが多いです。

男性はまだ失恋に苦しんでいるのに、女性は既に前を向いているというパターンはよくあります。落ち込むだけ落ち込み、上昇するのが早いのは女性ならではの特徴と考えられるでしょう。

新しい恋をすると過去の恋は忘れる

素敵な人と出会い、新しい恋がスタートすると、女性は過去の恋のことは忘れます。女性の恋愛の記録は「上書き保存」されていくのです。一方で男性は、どんなに新しい恋をしたとしても過去の恋愛を忘れることはありません。男性は恋愛の記録を「別名保存」すると言えます。

そのため、女性に過去の恋愛のことを聞いても「あまり覚えていない」というパターンがよくあるはず。恋愛経験の多い女性なら、過去に付き合っていた男性の名前や顔も思い出せないとうことがあるでしょう。

女性は新しい恋愛に向かって、どんどん進んでいける力強さを持っていると考えられます。

元カレとの思い出を捨てる

男性は元カノとの思い出を大切にする傾向がありますが、女性は元カレとの思い出を捨てる場合が多いです。元カレからもらったプレゼントや、一緒にいった場所で買ったお土産など、別れと同時に捨ててしまいます。

「別れたのだから、元カレの物を持っていても仕方ない」というのが女性の考え方です。いつまでも元カレの思い出の品を持っていることで、新しい恋愛に進めなくなると感じているのではないでしょうか。

元カレの思い出の品を捨て、すっきりとした気分になった上で女性は新たな出会いを探すようになります。

暴飲暴食で別れのストレスを発散

失恋した時に女性が起こす行動として挙げられるのが、暴飲暴食です。失恋後に大量のお菓子を食べたり、お酒を飲んだり、といったように衝動的な行動に出ることでストレスを発散しようとします。

失恋は大きなダメージを伴うものなので、そのストレスから逃れるために暴飲暴食に走ると考えられます。思う存分に暴飲暴食をした結果としてすっきりとした気分になり、「もう別れたんだから仕方がない」と気持ちを切り替えられる女性は少なくありません。

友達と遊んで失恋を忘れる

彼氏と別れた時、女性が最初に頼るのが友達です。友達の存在があれば、失恋の痛手を乗り越えられると考える女性は多いでしょう。友達と遊び、失恋した時の辛い気持ちを忘れようとします。

また、友達に話すことで自分の気持ちに整理をつけるのもポイントです。失恋直後は頭の中が混乱して収集がつかなくなりがちですが、誰かに話すことで整理しやすくなります。友達と遊び、たくさん話して晴々とした気持ちになれたら「前に進もう！」と思えるはずです。

たとえ恋愛感が違っても、関係を長続きさせることができます。どのようなところに気を付ければ良いのか、長続きの秘訣をチェックしていきましょう。

お互いの考え方を受け入れる

まずは、「全く同じ考えを持っている人はいない」ということを受け入れることが大切です。恋愛観の違いを感じると、「どうして考え方が違うのだろう」と悩んでしまうかもしれませんが、考え方は人それぞれなのです。

「こういう考え方もあるのだな」と受け入れることができれば、気持ちは楽になるはず。相手の考えを否定せず、受け入れる姿勢を持つようにしてみてください。

感謝の気持ちを常に持っておく

付き合いを続けるためには、感謝の気持ちを持つことも大切です。相手に何かをしてもらうことを当たり前だと思っていては、愛情深い関係は築けません。

感謝の気持ちを持たず、相手を蔑ろにすることで「この人のために何かをやるのは無駄だ」と思われてしまいます。何かしてもらったら「ありがとう」と言うのを忘れないようにしてください。

適度な距離感を把握する

人は、心地良いと思う距離感が異なる場合があります。付き合っていても「ある程度の距離は取っておきたい」と思うこともあるでしょう。

そんな時に距離を近づけすぎると、「鬱陶しいな」と思われてしまうことがあります。相手がどのくらいの距離感なら良いのか把握し、それを保つように心がけることも大切です。

喧嘩は悪いことではないと思う

恋愛観に違いがあると、喧嘩に発展してしまうこともあるはず。喧嘩をすると「やっぱりもう無理なんだ…」と思うかもしれませんが、喧嘩の全てが悪いわけではありません。

喧嘩をしてお互いの本音を言い合うことで、より近しい間柄になれることもあります。喧嘩を乗り越えた先で強い絆を結べると思って、ネガティブに捉えないようにしてください。