今が別れ時？カップルの別れる時を見極める方法や円満に別れるコツ

好きで付き合っているはずなのに、恋人との関係に「なんとなく居心地が悪い…」と感じたことはないでしょうか。一緒にいても楽しく感じなかったり喧嘩が増えてきたりして、居心地悪く感じている中付き合い続けているカップルもいるものです。

その居心地の悪さ、実は「別れ時」のサインかもしれません。なんとなく一緒にいるものの別れ時のサインが見えているなら、付き合い続けていても上手くいかない可能性が高いです。

今回は、自分では気づきにくい別れ時を見極める方法をご紹介します。彼氏や彼女と上手くいかない原因は、別れ時が来ているからという場合もあるものです。また同時に、別れる前に確認すべきポイントや円満に別れる秘訣もご紹介しましょう。

まずは世の男女の意見からご紹介します。

恋人との「別れ時」は実際皆分かるものなのか、またどんな時に別れ時だと感じるのでしょうか。

分からずにいつまでもズルズルと…

「自分には別れ時が分からない。だからいつまでもズルズルとなんとなく付き合ってる感じ。」(29歳/男性/デザイナー)

「これが別れ時」というルールが存在しないため、分からずにズルズルと付き合い続ける人は少なくありません。一緒にいればいるほど情も湧くでしょうから、なかなか踏ん切りがつかないのでしょう。

なんとなく空気で分かるかも

「会っても沈黙が多いとか、そういうのでなんとなく分かるかも…。かといってそこですぐ『別れようか』とはならないけど。」(27歳/女性/保育士)

一緒にいる時の空気感で分かるという意見です。話すことがなくなったり笑顔になる回数が減ったりすると、その場の空気が冷え切っているかのように感じるからでしょう。

しかし、だからといって別れ話を切り出すわけではないそうです。喧嘩のように大きなきっかけがない限り、別れ時だと分かっていても切り出せないのでしょう。

会っても喧嘩ばっかり！

「最近彼氏と会っても、喧嘩ばっかりなんですよね。だから会うこと自体が億劫になってます。これが別れ時かなって思います。」(30歳/女性/医療事務)

顔を合わすたびに喧嘩となれば、お互いストレスになるでしょう。

きっと喧嘩になるのには原因があるはずです。ただ、お互いに好きな気持ちが冷めてるから喧嘩になるということもあり得ます。気持ちがないとしたら、今が別れ時かもしれません。

彼女より優先することが増えた時に…

「僕の場合は、彼女のことが好きなうちは彼女を第一に優先するタイプ。だから、彼女よりも優先することが増えた時は別れ時かなって思ってる。」(23歳/男性/配送業)

こちらの男性は、彼女よりも他のことを優先するようになった時に別れ時だと感じる様子。自分のそうした行動から、「彼女への気持ちが冷めている」と気付くのでしょう。

このように、自分の気持ちが確認できる術を持っていると、別れ時は分かりやすいかもしれませんね。

周りから言われて気付くことがある

「自分では別れ時ってよく分からないけど、周りから『冷めてるんじゃない？』とか言われて気付くことがある。」(26歳/男性/営業)

友達や家族などから言われて初めて冷めていることに気付く人もいるでしょう。こうした人の場合は、なかなか自身で別れ時を見極めることができません。

そんな人は、これからご紹介する別れ時のサインを参考にして、恋人への気持ちを確認するようにすると良いでしょう。

なかなか自分では「今が別れ時」とは気付かないもの。恋人への気持ちが曖昧であっても、確認しようがなかったり情があったりして、別れ時という自覚は持ちにくいでしょう。

そのような人のために、別れ時を見極める方法をご紹介します。このようなサインが見られる場合、あなたたちカップルは別れ時かもしれません。

別れ時のサイン①デートが少なくなった

以前と比べて、彼女や彼氏とデートの回数が少なくなったという場合は、相手への気持ちが冷めていることが考えられます。「会いたい」「一緒にいたい」という気持ちがあれば、自然と相手とデートしたいと感じるもの。そうした気持ちがないために、デートが少なくなっていると言えるでしょう。

自分からデートを誘わない、その上相手からも誘われないという場合は要注意。お互いに気持ちが冷めている中、なんとなく付き合っている状態です。

デートが少なくなっている今、「このまま会わなくても平気か」をよく考えてみると良いでしょう。

別れ時のサイン②普段連絡を一切取り合わない

会う約束をしている時などは、当然相手と連絡をとるでしょう。しかし、それ以外で普段連絡を一切取り合わないというのであれば別れ時かもしれません。

つまり「用事がない限り相手のことを求めない」と言え、相手への興味や関心が低くなっていると言えます。

相手に対して好きな気持ちがあると、相手が何をしているか気になったり声が聴きたくなったりするものです。そうしたことが一切なく連絡をとらなくても平気でいられるということは、相手への気持ちが冷めている証拠でしょう。

別れ時のサイン③2人の将来を想像できない

2人の将来を想像できないのも、別れ時のサインの一つです。相手と将来一緒にいる姿が想像できないのは、相手との未来を考えていないからでしょう。

相手のことが大好きでずっと一緒にいたいという気持ちが強いと、想像の中で将来を考えるはずです。例えば「○○歳頃結婚したいな」とか「一緒に住むなら○○あたりがいいな」といった具合に考えるでしょう。

しかし、想像できないということは将来を真剣に考えていない、あるいは考えることができない問題点があるということ。このまま付き合い続けていても、結婚はないかもしれません。

別れ時のサイン④デートが苦痛・面倒になった

彼氏や彼女とのデートの時、どのような感情を持つでしょうか。もし「早く帰りたいな」「面倒くさい…」と思うようになっているのであれば別れ時でしょう。

好きな人と一緒にいる時にこのような気持ちになるということは、「早く離れたい」と思っているのと同じことです。デートを楽しんでいないだけでなく、一人になりたいとすら思っている状態。相手を必要としていないと言えます。

本来好きな人とのデートは楽しく、また「帰りたくない」「またすぐにでも会いたい」と思うものです。そうした気持ちがなくなっている今、別れ時であると捉えた方が良いでしょう。

別れ時のサイン⑤頻繁に喧嘩をするようになった

会えば喧嘩、話せば喧嘩といったように、頻繁に喧嘩をするようになった場合も別れ時です。相手への思いやりや配慮がなくなっている状態であり、相手の意見も聞き入れられなくなっている状態。むしろ、相手を否定的に見るようになったため喧嘩が増えていると言えます。

もちろん、相手に対して素が出せるようになったなど、慣れによる喧嘩もあるでしょう。だとしても、それだけ喧嘩が多いということは価値観にも大きな違いがあるはずです。

付き合い始めのうちは、お互いに気を遣っているため衝突を防ぐことができます。しかし、慣れが出始めた頃にお互いの本質が見えるもの。そうなった時に喧嘩が多いのであれば、相性自体が悪いのかもしれません。

別れ時のサインが長期的に見られる場合は、早い段階で別れた方が良いかもしれません。そうした中付き合っていても、ストレスが溜まったり余計な喧嘩が増えてしまうでしょう。

これまで見てきた別れ時のサイン以外にも見極める方法があります。引き続き見ていきましょう。

別れ時のサイン⑥相手に嘘をつくようになった

恋人への気持ちが冷めてくると、「連絡したい」「会いたい」と思うことが減ります。そんな中相手から求められれば、当然面倒に感じるはずです。そのため、相手に小さな嘘をつくようになるでしょう。

例えば、相手から「会いたい」と言われた時に面倒だと感じ、「これから仕事なんだ」と嘘をつくのです。これは相手と会いたくないためについた嘘。このように、相手から求められても嘘をつき、関わることを回避しようとするのです。

あなた自身がこうした嘘をつくようになったら別れ時でしょう。もちろん、相手からこのように嘘をつかれている場合も、冷められていると捉えるべきです。

別れ時のサイン⑦スキンシップがなくなった

彼氏や彼女と手を繋ぐこと、キスをすること、またセックスすることがまったくなくなった場合は別れ時でしょう。スキンシップがない状態で一緒にいるのは、ただ「楽だから」かもしれません。

確かに、楽な相手と一緒にいることを求める人もいます。気を遣わずに済み本当の自分をさらけ出すことができるため、一緒にいても苦にならないでしょう。

ただ、まったくスキンシップがないということはお互いに異性として意識していない可能性が高く、友達のような感覚になっているはずです。相手に対し恋愛感情があるのか、今一度考えてみてください。

別れ時のサイン⑧「重い」と感じるようになった

相手から何かしてもらったり求められることを、あなたはどのように感じるでしょうか。きっと付き合い始めの頃は「嬉しい」「もっとしてほしい」と思っていたでしょう。ところがもし「重い」と感じるようになったのであれば別れ時。相手の愛情を鬱陶しいと感じるようになっているはずです。

デートに誘われたり記念日を一緒に過ごそうと言われた時に、「え～…他のことしたかったな」などと思う場合も喜んでいるとは言えません。

多くのカップルは、求め合うことに喜びを感じるものです。それがいつしか重いと感じるようになったなら、別れた方が良いでしょう。

別れ時のサイン⑨自分を優先するようになった

好きな人からは、誰でも「良く思われたい」「好きでいてもらいたい」と願うものです。気持ちが強ければ強いほど、自分以上に相手のことを優先します。

例えば、自分の意見とは違うことを言われた時「あなたの意見にしよう！」といったように、相手の意見を尊重するでしょう。

そうした中、どんな時も相手より自分を優先するようになった時は別れ時です。相手の意見に耳を傾けないだけでなく、相手の都合を考えず無理難題を言うようになったら注意しましょう。

これは、相手に思いやりや配慮ができなくなってしまった状態です。人によってはそこから相手を奴隷のように扱う人もいるため、そうなる前に別れてしまった方が良いでしょう。

別れ時のサイン⑩異性と関わりを積極的に持ち始める

恋人への気持ちが冷めてくる、あるいは二人の関係が良くない場合「つまらないな」「刺激が欲しいな」「楽しいことしたい」といった感情が生まれるでしょう。そんな時、他の異性と関わることに積極的になる自分がいたら、ここで別れてしまった方が良いです。

楽しさや刺激を恋人に求めるのではなく他の異性に求めており、そのまま浮気に進展してしまう可能性があります。当然、恋人への裏切り行為となり、恋人に嘘をつく機会も多くなるでしょう。

そこまでして無理に恋人と付き合っておくべきでしょうか。それは相手にとっても嬉しくないことであり、信頼関係も壊れてしまいます。浮気心が芽生えてしまっているようなら今が別れ時です。これまで付き合ってきた恋人を傷つける前に、別れてしまった方が良いでしょう。

ゴールのように明確な終着点があれば別れ時も分かりやすいでしょう。もちろん別れ時の見極め方法から判断することもできますが、場合によっては別れた後に後悔してしまうこともあるものです。

そうならないよう、別れを決断する前に確認すべきポイントがあります。「自分たちは別れ時かも…」と思ったら、別れるよりも先にこれらのポイントをチェックしてみてください。

一時の気の迷いじゃないか？

今、「自分たちは別れ時だ」と感じているかもしれませんが、それは一時の気の迷いではないでしょうか。喧嘩した直後や相手の嫌な一面を見てしまった直後は、相手を好きであっても「もう嫌！」「嫌いかも」と思ってしまうことがあります。

このような一時の感情により別れ時だと判断するのは早いです。しばらく時間を置いて、自分が冷静な判断を下せるようになるまで待ちましょう。

別れ時だと感じたとしても、感情的になっている場合は別れを決断しない方が良いです。

別れて後悔しないか？

相手と別れて本当に後悔しないかどうかも、別れる前に確認すべきでしょう。

相手との交際期間が長くなってくれば、相手の嫌な面も見えてきます。そして今、あなたはその嫌な面しか見ていないのではないでしょうか。

長く付き合っていると、相手の魅力に気付きにくくなったり忘れてしまうことがあります。そこをもう一度思い出し、別れた後に後悔しないかどうかを考えてみてください。「すごい優しい」「趣味が合う」など、相手の魅力や良さに再び気付いた時、「やっぱり失いたくない」となることも少なくありません。

関係性に慣れた今、なかなか相手の良さに目が行くことがなくなっているでしょうが、別れ時だと感じた今だからこそ、あえて思い出してみましょう。

自分に悪いところはないか？

別れ時だと感じながら、「相手が連絡をくれないから」「相手が満足させてくれないから」など、相手にだけ原因があると考えていないでしょうか。すべて相手のせいにしていれば、相手への気持ちが冷めてしまうのは当然のことです。ただ、あなた自身に原因がないかどうかも一緒に考えてみてください。

例えば、あなたの返信が遅いがゆえに相手は連絡をくれなくなったのかもしれません。あるいは、あなたが素直に喜ばないために、相手は満足させたいという気持ちを失ったのかもしれませんよね。

このように、自分に原因がないかを考えることも大切です。その上で自身にも至らない点があったとしたら、まずは自身が改善することが必要でしょう。

相手に嫉妬しないか？

架空の人物でも構いませんので、相手に他の異性がいることを想像してみてください。その人と付き合ったりスキンシップをとっている様子を思い浮かべた時、嫉妬するかどうかも確認すべきポイントです。

この時、少しでも嫉妬するという場合はまだ別れない方が良いでしょう。自分では「冷めてきている」と思っていても、実は相手をまだ好きな可能性が高いです。

長く付き合っていると、相手と一緒にいることが当たり前になります。すると、いつしか「好き」という感情に気付きにくくなっていくもの。そのため「冷めたかも」と思うようになるのです。

そんな中嫉妬するということは、どこかで「他の人に渡したくない」と思っているはず。相手に対して嫉妬するかどうかを確認して、自分の気持ちに気付きましょう。

距離が近すぎてはいないか？

相手と一緒にいすぎたり頻繁に連絡を取り合っているとしたら、相手と衝突してしまう機会も多くなるはずです。また、それだけ関わりが多いのであれば、相手の嫌なところを目にすることも多いでしょう。

そのため別れ時だと感じているとしたら、別れる前に一度距離を置いてみるべきです。毎日会っていたカップルなら週1のデートにする。あるいは、朝から晩まで連絡を取り合っているカップルなら1日1回だけにするといったように、相手と距離を取ってみてください。

すると、これまでの衝突などが嘘だったかのようになくなることがあります。カップルによって適度な距離感は異なるものです。その適した距離感が保てておらず、関係が上手くいっていない可能性もあります。

ですから、別れる前に一度距離感を見直してみると良いですね。ほど良い距離感ができた後に仲良くなるカップルもいますよ。

「別れ時かも…」と薄々感じていても、なかなかタイミングが掴めない人もいるものです。

そこで次は、別れるベストタイミングをご紹介します。どのような時に別れを決断し切り出せば良いのでしょうか。

会うたびに喧嘩すると気付いた時

会うたびに喧嘩すると気付いたなら、そのタイミングが別れ時でしょう。久しぶりに会っても喧嘩をするということは、会っても「嬉しい」といった気持ちがない状態です。その上、相手に対して不満が多いと言えます。

相手のことが好きで少しでも「会いたい」「一緒にいたい」といった気持ちがあれば、久しぶりに会えた時は嬉しく感じるもの。そんな中でも喧嘩ばかりなのであれば、お互い好きよりも不満の方が多いのでしょう。

そのまま一緒にいても不満は募るばかりです。相手を嫌いになる前に別れてしまった方が良いのではないでしょうか。

他に気になる異性が出来た時

すでに、あなたの中に気になる異性がいるのであれば別れ時でしょう。恋人がいながらも他に気持ちが行っているという時点で、恋人のことを本気で好きとは言い切れません。

また、今の時点で相手がそのことに気付いていないとしたら、気付く前に別れた方が相手のためにもなるはずです。喧嘩別れしたくない、あるいは相手を傷つけたくないというのであれば、気になる異性が出来た時に別れましょう。

恋人のことを本気で好きで一途に想っている場合は、よそ見をする余裕がないはずです。そうした中気になる人が出来たということは、恋人への気持ちに迷いが出ていると言えます。

恋人を平気で裏切れるようになった時

どちらか一方が恋人を平気で裏切れるようになった時も、別れ時のベストタイミングです。相手を裏切れるようになっている状態で付き合い続けていれば、その裏切りはエスカレートするでしょう。

例えば、相手の財布からお金を勝手に抜き出したり、浮気を平気で出来るようになった時です。相手を大切に思っていて失いたくないという気持ちがあるなら、このような裏切り行為はできないはず。むしろ、相手を騙しながら付き合っているわけですから、自分の気持ちにも嘘をついている状態でしょう。

あなたが相手を裏切れるようになった場合に限らず、相手にそうした兆候が見られる場合は別れ時です。そのまま相手にしがみついていても、あなたが傷ついたり痛い目に遭ってしまうようになります。

恋人と関わることを回避するようになった時

気分でデートをドタキャンするようになった、あるいはデート中に「早く帰りたい」と思って嘘の口実を作り帰ったなど、相手から逃げようとする自分がいたら別れ時です。一緒にいても楽しいと思えていないだけでなく、「一緒にいたくない」とすら思っている状態。もうすでに相手への気持ちは冷め切っていることでしょう。

長く付き合っていると一緒にいることが当たり前になっているため、気持ちが冷めてもい続けてしまいます。しかし、気持ちが冷めている状態で付き合っていてもプラスの感情は生まれません。むしろ、相手から離れたい気持ちが強くなるでしょう。

ですから、恋人と関わることを自ら回避するようになったら別れ時。一緒にいることが苦痛になった今、一人の時間や友達との時間の方が楽しいはずです。

次は、恋人との別れ方を見ていきます。

別れ時だと感じていても、これまで付き合ってきた相手ですからできれば円満に別れたいでしょう。そこで相手と円満に別れるコツをご紹介します。

直接話し合って別れる

一番良いのは、直接話し合って別れる方法です。お互いの顔を見ながら冷静に話し合いができるのであれば、この方法が一番良いでしょう。

例えば、お互いに冷え切っていると分かっているカップルや、精神的に落ち着いていられるカップルの場合ですね。こうしたカップルであれば、感情的にならず冷静に話し合いすることができるはずです。

もしかしたら、その別れ話で相手と会うのは最後かもしれません。笑顔で「またいつか」と離れられるよう、納得いくまで話し合ってみましょう。

別れる時間帯は昼間がベスト

可能であれば、別れる時間帯も選びましょう。別れる時は夜よりも昼間がおすすめ。感情的になりにくく、また相手も別れを受け入れやすくなります。

夜の時間帯は脳や体が疲れているため憂鬱な気分になりやすいです。また、興奮状態にもなりやすいため、別れ話がもつれてしまう危険性も高くなるでしょう。

一方昼間の時間帯は、日光が冷静な思考状態を保ってくれます。安定した精神状態をキープするためにも、太陽の光が良いと言われているのです。

そして、夜よりも昼の方が楽観的且つ前向きに捉えやすいため、別れ話は昼間の方が良いでしょう。

相手にも心の準備をしてもらう

いくら「自分たちは別れ時かもしれない」と思っている人でも、突然相手から「別れよう」と言われたら驚き、また戸惑うはずです。ですから、別れ話は唐突に話すのではなく、あらかじめ匂わしておいた方がスムーズに別れられます。

例えば、会う約束をする時に「話がある」というだけでも、相手にそれとなく別れを匂わすことができるでしょう。相手も「もしかしたら…」と思い、会う日までの間に心の準備をしておくことができるため、実際に別れ話をした時の衝撃を減らすことができるのです。

それにより、相手も冷静に話し合いができます。話がもつれたり相手が感情的にならないよう、事前に別れ話までの間に覚悟を持ってもらいましょう。

最後だからこそ素直な気持ちを伝える

「そろそろ別れ時だな…」と思いながら付き合っていたため、きっと相手とは良い関係だったとは言えないでしょう。喧嘩が多かったり相手への不満が募ったりして、負の感情が大半を占めていたはずです。

そのため、別れ話の時に怒りや不満をぶつけてしまう人がいますが、それでは円満に別れることはできません。最後だからこそ素直になり、時に相手を褒めたり認める発言も必要でしょう。

例えば「最後の方は上手くいかなかったけど、ずっと優しくしてくれてありがとう」とか、「喧嘩ばっかりしたけど、ここまで素を出せたのは初めてだったよ」といった具合ですね。このように言われたら、相手も最後に明るい気持ちになれるはずです。

別れ際まで感情的になったり相手を責めるのではなく、素直になって気持ちを伝えた方が円満に別れられるでしょう。

別れ時だと分かっていながらもズルズルと関係を続けてきた二人。情があったり名残惜しい気持ちが出てきて、つい中途半端な行動を取りがちです。

しかし、別れることを決めた以上は覚悟を決めなければなりません。別れを決意した時は、以下のような行動を取り前に進んでいきましょう。

相手と必要以上に連絡をとらない

相手と別れることを決めたなら、必要以上に連絡をとらないことです。長く付き合ってきたとしたら、連絡をとること自体当たり前になっていたかもしれません。しかし、いつまでもそれを続けていれば相手への情も残り続けてしまいます。

もちろん、貸し借りしている物があって連絡をとる必要があるという場合は仕方ないでしょう。ただ、そうした問題は別れる前、もしくは別れた直後にすぐ済ませるべきです。別れてから数ヶ月後にしてしまうと、再び気持ちが揺れ動いたり情が芽生える可能性があります。

別れを決意したら、よっぽどの用事がない限りは連絡しないこと。そうしているうちに、情や未練も消えてなくなるでしょう。

思い出の品は思い切って捨てる

恋人との思い出の品が残っている場合は、思い切って捨ててしまっても良いでしょう。視界に入るところに相手との思い出のものがあると、どうしてもふとした時に思い出してしまいます。

もし、捨てることに抵抗があるなら、倉庫に閉まったり友達に預けてしまうのも良い方法です。簡単に目にしない場所に移動し、思い出すきっかけを失くしてしまいましょう。

また、思い出の品を処分することで気持ちの整理がつくこともあります。「これで終わりなんだ」「もう別れたんだ」という実感が持てるため、気持ちがスッキリしないという場合にも有効的な方法です。

できた時間に予定を入れる

彼氏や彼女との時間がなくなるわけですから、その分時間に余裕ができるはずです。人によってはそうした時間に元恋人のことを思い出す人もいます。そうした人は、できた時間に他の予定を入れるようにすると良いでしょう。

例えば、友人から誘いが来たら気が乗らなくても行ってみたり、これまで興味あってもできないでいた趣味に挑戦してみたりすると良いですね。そうした行動が気分転換になり、また相手のことを考える時間を減らしてくれます。

別れたことでできた時間を一人で過ごしていると、「別れない方が良かったかな」「寂しいから連絡しちゃおうかな」と考えてしまいがちです。なるべく多くの予定を入れて、別れた相手のことを考えないようにしましょう。

相手の嫌いなところを書き出す

中には、別れを決意した後でも「これでいいのかな…」「あとから後悔するかも」と、ひたすら悩んでしまう人もいます。そのような人は、相手の嫌いなところを紙に書き出してみると良いでしょう。

「これで最後になる」と思うと、相手との思い出が蘇ってきたり相手の良いところを思い出したりして、迷いが生じてしまいます。そうした思いを断ち切るために、嫌なところにあえて目を向けるのです。

すると、なぜ別れたいと思うようになったかが明確になり、名残惜しい気持ちが消えてなくなっていきます。

自分の中にある迷いや未練を断ち切ってしっかりと別れたいのであれば、相手の嫌なところを振り返りましょう。きっと「これで良いんだ」と思えるはずですよ。