遠距離恋愛中の彼氏との喧嘩あるある｜仲直りの方法&NG行動も紹介

遠距離恋愛は、彼氏となかなか会うことができません。その結果寂しさや不安が募り、喧嘩になってしまうこともあるでしょう。

しかし、近距離のように会って話し合うことや誤解を解くことができないのが遠距離恋愛です。どのように仲直りすれば、喧嘩で生じてしまった溝を埋めることができるのでしょうか。

そこで今回は、遠距離恋愛中の彼氏との喧嘩あるあるを見ながら、それぞれのカップルに見合った仲直りの方法をご紹介します。

また、なぜ喧嘩になってしまうのか「遠距離のあるある」を理解すれば、今後どのように彼氏と付き合っていけば良いかも見えてくるでしょう。

まずは、遠距離恋愛中にする喧嘩にどんなメリットとデメリットがあるのかを見ていきます。

喧嘩には悪いイメージしか持たない人もいるでしょうが、喧嘩によって得られることもあるようです。

【メリット】絆が強まる

恋人と喧嘩し仲直りすることで、絆が深まるのはメリットと言えるでしょう。思っていることを言葉にして相手に伝え、それが原因で喧嘩になったとしても、相手の本心を知ることができます。

また、それまで口論が続いていたとしたら、仲直りによって安心感が生まれるものです。喧嘩をすることでグッと距離感が縮まり絆が深まるため、より親近感を抱くことでしょう。

【メリット】我慢を吐き出せる

遠距離恋愛中は、会えない分「喧嘩したくない」「相手に嫌われたくない」という思いが強い傾向にあります。そのため、思っていることがあっても我慢する人が多く、不満を大きくしてしまうことも。

ただ、喧嘩をした時はそうした不満も伝えられるのではないでしょうか。感情的になっているがゆえに、本当はしてもらいたいと思っていること、あるいはしたいことを相手にぶつけることができ、自分の中にある不満が解消される点はメリットと言えます。

【デメリット】仲直りするのが大変

「とりあえず会えばなんとかなるかも」といった解決策を活用できない遠距離恋愛は、喧嘩をすると仲直りするのが大変です。

例えば喧嘩中で相手が怒っているため連絡が取れない場合、近距離であればすぐに会いに行くことができます。一方遠距離恋愛は、連絡が取れなくなれば相手と接点を持つことが難しく、場合によってはそのまま自然消滅してしまうこともあるでしょう。

このように、仲直りが容易ではない点はデメリット。相手の顔が見れないため、相手の言う言葉が本心かどうか見極めることも難しいです。

【デメリット】喧嘩がきっかけで浮気に走られやすい

ただでさえ恋人に会えず寂しさを抱えているのが遠距離カップルです。そんな中、喧嘩を機に浮気に走ってしまう人が多いのもデメリットの一つでしょう。喧嘩が勃発してその後すぐに仲直りできれば良いですが、数日間も続く長期戦の喧嘩は注意が必要です。

喧嘩をしている時は感情的になっているため、「どうでもいい」「もう知らない」と投げやりになってしまうこともあります。ですから、遠距離恋愛の喧嘩は早期に解決しないと相手に浮気される危険性が高いのです。

次は、遠距離カップルの喧嘩あるあるをご紹介しましょう。

遠距離の喧嘩では、遠距離恋愛ならではの理由や状況があります。逆に言えば、喧嘩になるのにはこうした不満や不安があるからと言えるでしょう。

寂しさが募って爆発しがち

遠距離カップルは、好きな人に会いたくても会えない状況が続きます。当然、寂しさが募りますよね。そしてその寂しさが限界に達した時、爆発し喧嘩に発展してしまうことが多いです。

日頃から「寂しい」「会いたい」と口に出していれば少しは思いも満たされるでしょう。しかし、頑張ってもすぐに会えない状況から、そうした言葉を口にすることで余計に寂しさが募るからと我慢する人もいます。

会えないというどうしようもない理由が背景にある遠距離の喧嘩は、寂しさが不満に変わってしまうことで起こってしまうのです。

いざという時に近くにいないのが辛い

誰でも恋人を頼りたい時、甘えたい時があるでしょう。ちょっとしたことなら我慢できるかもしれませんが、一人でいるのが辛く感じるほどの状況もあります。

そうした時、遠距離恋愛は恋人を求めることができません。そのため、「付き合っている意味がない」「恋人らしいことをしてくれない」と不満を抱く人も少なくないでしょう。

こう思う機会が幾度とあれば、相手に不満をぶつけたくなるのも仕方ありません。ただ、爆発した時に感情をぶつけるのではなく、日頃からこまめに伝えていくことが大切です。

相手と温度差があると傷つきやすい

遠距離恋愛では、言葉や文字で相手との繋がりを維持しています。ただ、そこに相手と温度差が見られると傷つきやすいです。

例えば、自分は何度も相手に電話をかけているのに対し、相手は出ない上に折り返しの電話もないとなれば、相手を求めているのが自分だけのような気持ちになるでしょう。

このような温度差から、喧嘩に発展してしまうことも珍しくありません。しかし、恋愛観によって愛情表現の仕方や相手を求める頻度には違いがあるため、喧嘩になった時は話し合いをして理解を深める必要があります。

嬉しいはずの記念日や誕生日が余計に寂しく感じる

記念日や誕生日に会えるという遠距離カップルはそう多くありません。会いに行くにも時間や費用がかかるため、特別な日であっても電話やLINEだけで済ますという人が多いです。

ただ、そうした現実に寂しさを感じる人もいるでしょう。「私たちは遠距離だから仕方ない」と割り切れれば良いですが、やはり特別な日こそ恋人と一緒に過ごしたいと思うものです。

そんな人は、嬉しいはずの記念日や誕生日が余計に寂しく、また辛く感じるもの。近距離では当たり前にできる「一緒に過ごす」こともできないため、不満に変わってしまうのでしょう。

彼氏と喧嘩をすると絆が深まるなどのメリットもありますが、浮気をされてしまうデメリットもあるため、できるだけ早く解決し仲直りしたいですよね。

では、すぐに会えない距離にいる彼氏とはどう仲直りすれば良いのでしょうか。次は、喧嘩の仲直りの仕方をご紹介します。

テレビ電話で顔を見ながら話し合う

彼氏と仲直りする時は、テレビ電話を活用すると良いでしょう。テレビ電話だと相手がどんな表情で喋っているのかを確認することができるため、仲直りに適しています。

例えば、素っ気なく聞こえる「悪かった」という彼氏の言葉を、声だけで聞いた場合は「反省してない」と思ってしまうかもしれません。しかし、彼氏が目に涙を浮かべている様子を見たらどうでしょうか。反省している様子がうかがえ、言葉にも重みが出るはずです。

文字や言葉だけでは、なかなか思いは伝わりにくいもの。仲直りした時も顔が見れると自然と笑顔になれるため、テレビ電話で話し合いをしましょう。

喧嘩をした時のルールをあらかじめ決めておく

遠距離恋愛の喧嘩では、仲直りするのが大変というデメリットがありましたよね。ですから、あらかじめ喧嘩をした時のルールを決めておくのも良い方法です。

例えば「喧嘩をした次の日は電話をする」とか「どちらかがごめんと言ったら仲直りして話し合いをする」といったように、ルールとして決めておけば仲直りのきっかけが作りやすいでしょう。

このようにしておくと、喧嘩が長引いたり数日連絡が取れないといった問題を回避することができます。

喧嘩中でも相手の連絡を無視しない

遠距離恋愛では連絡は必要不可欠なもの。そんな大切な連絡は、たとえ喧嘩中であっても無視してはいけません。

もし、感情的になっていて落ち着いてから話がしたいと思うのであれば、その旨をLINEで伝えましょう。そうしないと、相手は無視されていると思って余計に感情的になり、またあなたへの気持ちが冷めてしまいます。

数日またいでの返信では、無視しているのと同じ。当日中、あるいは翌日にはしっかりと返信し、繋がりを切らさないことが大切です。

悪かったところは認めて素直に謝罪する

仲直りするためには、悪かったところを素直に認めて謝罪することも大切です。特に、強がりな性格の人、プライドが高い人、あるいは頑固な人は意識的に謝るようにしましょう。

自分に悪いところがある中、いつまでも意地を張って感情的になっていれば、相手と仲直りすることはできません。また、仲直りまでにそれだけ時間がかかってしまうため、浮気に走られたり根本的な原因を見失ってしまうこともあります。

ですから、性格的な改善が必要な人は、遠距離恋愛をしながら自身も成長していくべきでしょう。素直になることは遠距離恋愛で求められる要素です。相手を信頼し素直になる努力もしていきましょう。

喧嘩の後仲直りをすれば絆は深まるものの、やはり「できるだけ喧嘩したくない」が遠距離恋愛中の人の本音ではないでしょうか。物理的な距離がある分、心の距離までは広げたくないと思っている人がほとんどのはずです。

とはいっても、遠距離恋愛には不安や寂しさがつきものであり、そこから不満を抱く人も少なくありません。そうした中、一体どうすれば喧嘩を防ぐことができるのか、そのコツを紹介します。

お互いの立場や環境を理解する

相手に常に不満を持ってしまう場合、何事も「自分目線」で問題を見ていると言えます。自分よがりな恋愛になっていないかどうか改めて考え、相手の立場や環境を理解することが大事です。

例えば、「会いに来てよ」と言っても彼氏に「無理」と言われた場合、自分ばかりが求めているような気がして不満に感じるでしょう。ただ、彼氏が忙しくて時間が取れないでいる中の答えだと考えたら、きっと「仕方ない」と思えるはず。むしろ、タイミング悪く求めてしまったことを反省するのではないでしょうか。

遠距離恋愛中には、今、相手がどんな状況にあるのかを知る必要があります。そのためには、コミュニケーションをとり相手の話を聞くことが大切。それが結果的に喧嘩を防ぐ方法になるでしょう。

我慢しすぎない

自分目線で相手に気持ちをぶつける人もいれば、相手のことを考え過ぎて我慢してしまう人もいます。

例えば、「忙しいだろうから連絡はしない方がいいな」とか「会いたいって言ったら困らせるかも」と考えて、気持ちを伝えることを我慢する人です。相手の状況や思いを優先してしまうあまり、自分の気持ちをないがしろにしてしまうため、欲求が満たされることがありません。

そうした日々が続けば、寂しさや不満が溜まってしまうのは必然的です。「会いたい」「声が聴きたい」と言うことは一つの愛情表現でもあるため、寂しさが溜まってきた時は伝えた方が良いでしょう。

こまめに不満を伝え解消する

不満が大きくなってから相手に伝える場合、それまで我慢していた思いも相まって感情的になりやすいです。それでは、喧嘩が大きくなり相手も素直に受け入れられなくなってしまいます。

ですから、不満がある時はその都度伝え、問題が小さいうちに解消していけば喧嘩にならずに済むでしょう。

また、一気に幾つもの不満を言うと、相手も把握しきれず対処に困ります。不満がある時は小さいうちに、そして一つずつ伝えるのがコツです。

否定ではなくお願いとして伝える

相手に不満を伝える時、「あなたの○○が嫌なの」とか「その○○なところなんとかなんないの？」といった言い方をしてしまう人がいます。確かにこのように伝えれば、何がどう悪いのか相手は把握しやすいため、あなたの不満は伝わりやすいでしょう。

ただ、否定的に言われた相手はどう思うでしょうか。面白くないのはもちろんのこと、反発したい気持ちから喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。

ですから、否定ではなくお願いする言い方で伝えるのがおすすめ。「こうしてくれると嬉しい」という言い方であれば相手も受け入れやすく、喧嘩になりにくいです。

最後に、遠距離恋愛中の彼氏と喧嘩をした時のNG行動を見ていきます。

以下のような行動は、喧嘩から別れに至ってしまうケースが多いです。感情的になったとしても冷静になり、関係を悪くするような行動は控えるように注意しましょう。

一方的にLINEを送りつける

喧嘩の時、一方的にLINEを送りつける行動はNGです。相手にも言い分があったり、中にはあなたが誤解しているケースもあるため、相手の意見も聞くべきでしょう。

また、感情的になると「あれもこれもムカつく」と、不満を一気にまとめて送りがちです。今何が問題なのかをしっかりと見極め、問題を大きくしないことも重要でしょう。

自分の怒りだけをぶつけて音信不通になる

一方的にLINEを送りつけるのと同様、自分の怒りだけをぶつけて音信不通になることも相手は納得できません。説明したいことや話し合いたいことがあっても、あなたに音信不通にされている以上はできないため、解決することもできないでしょう。

遠距離恋愛では、喧嘩をきっかけに自然消滅となり別れてしまうカップルも多いです。そうした事態にならないよう、喧嘩中でも連絡は返すべきでしょう。

仲直りの代わりに条件を出す

例えば「本当に悪いと思ってるなら、今すぐ会いに来て」といったように、仲直りの代わりに相手に条件を出すこともNGです。あなたのことを大好きな彼氏であれば、こうした条件を受け入れるかもしれません。しかし、今後そうしたあなたの行動を彼氏がプレッシャーに感じたり、会うための口実と受け止められてしまう可能性が高いです。

また、これではまるで彼氏に100%原因があるかのような言い方になってしまいます。自分にも悪いところがないか冷静になって考え、彼氏にばかり責任を押し付けないように注意しましょう。

逆なでするような言い方をする

遠距離恋愛中の彼氏と喧嘩をして、不満をぶつけたり素直な気持ちを吐き出すことは悪いことではありません。むしろ、喧嘩へと発展してしまったのなら、その機会に日頃抱えている思いを伝えることは大切でしょう。

ただ、伝える時に彼氏の気持ちを逆なでする言い方は厳禁です。感情的になっているとはいえ、思ってもいないことを言ったり、彼氏を傷つけるような発言をしてしまうと、仲直りした後もしこりが残ってしまいます。

また、仮にLINEでそうした発言をした場合、実際に会って言うよりも言葉にとげがあったり、素で言っているように思われてしまうため注意が必要です。

きつい言葉が出てしまいそうな時は、数時間でも良いので距離を置き、冷静になる時間を作りましょう。

遠距離恋愛はすぐに会える距離の恋愛とは違い、不安や寂しさを抱えてしまいます。そして、その分相手への不満が溜まりやすいため、喧嘩が増えてしまうカップルは少なくありません。

ただ、遠距離恋愛での長引く喧嘩は、浮気に繋がったりそのまま自然消滅する危険性も高いです。相手を無視したり感情的になって暴言を吐けば、それが二人の溝となり埋められない距離が気持ちの面でもできてしまいます。

そうならないために、あらかじめルールを作っておくと良いです。仲直りのきっかけを作りやすくしておくと、喧嘩が長引かずに済みます。できるだけ早めに解決し、喧嘩をしたとしても絆を深めるものにしましょう。

また、日頃不満を溜めないことも仲良くい続けるための秘訣です。寂しさや不安を感じた時は不満になる前に彼氏に伝えるなど、時に彼氏に甘えることも大切ですよ。