一人暮らしが寂しい!解決方法ってある?
今、一人暮らしをしている人も、今後一人暮らしをしようかと検討している人も、気になるのは「一人暮らしって寂しいのでは…?」という点ですよね。
いざ憧れの一人暮らしを始めたものの、予想以上に寂しい気持ちになって困っている…というのも珍しい話ではありません。
そうならないために、今回は一人暮らしのメリットや、一人暮らしが寂しいと思った時の対処法などを紹介していきますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
一人暮らしで寂しいと感じる瞬間|前編
風邪をひいたとき
一人暮らしで寂しいと感じる瞬間で非常に多いのは、風邪などの体調不良に見舞われた時だと言えるでしょう。
家族と住んでいる時だったら、食事を用意してくれたり、身の回りの世話をしてくれることもあったはず。また、家族に看病してもらえた人も多いでしょう。
しかし、一人暮らしで体調不良になると、身の回りの最低限のことは自分でしなければなりません。風邪薬などの買い物も、自分でしなければならなくなるのです。
そんな時に「誰かいたら助けてもらえるのになあ…」と思い、寂しい気持ちが増してしまいます。普段、一人暮らしを謳歌している人であっても、体調不良の時だけは誰かに頼りたくなるでしょう。
寒い日に一人で寝るとき
実家では、特に子どもの頃は、親兄弟と一緒に寝ていたという人も多いのではないでしょうか。一人部屋を与えられていたとしても、家の中には家族がいるので、寂しい気持ちにはなりませんよね。寒い日には、みんなで暖をとったり、暖房のついた部屋に集合して寝たりすることもできます。
一方、一人暮らしでは寒い日にも一人で寝ることになり、普段よりも余計に人のぬくもりが恋しくなるでしょう。
また、一人暮らしだと、つい節約のために、エアコンやヒーターなどの暖房器具を使わなかったりしてしまいがち。しかし、「冷えは万病のもと」と言われますので、一人暮らしこそ寒さ対策が必要なのです。
体が温まると、きっと寂しい気持ちもほぐれます。寒い日こそ、寝る時はしっかり体を温めることを覚えておいてくださいね。
仕事でミスをしたとき
社会人になると、仕事で失敗したりして落ち込むことも出てくるでしょう。仕事でミスをした直後は、一人きりになってしばらく考え込みたい気持ちになることもあります。
しかし、少し時間が経てば、誰かに聞いてもらいたい、慰めてもらいたいという気持ちも湧いてくるでしょう。そんな中、一人暮らしだと話を聞いてくれる人もおらず、一人で悶々と過ごさなければならなくなってしまうのです。
信頼のおける親友や家族がいる場合は、電話で聞いてもらうなどの工夫をしてみてください。
同棲しているカップルをみたとき
普段は自由気ままに、誰にも気を使わなくて良い一人暮らしを満喫しているものの、ふと同棲しているカップルを見かけると、それはそれでうらやましい気持ちになる人もいるでしょう。
同棲していると「たまには一人きりになりたいな」と思うこともあるはずですが、特定のパートナーがいない一人暮らしでは、「何だか寂しい」「寂しいから恋人が欲しい」という気持ちになる人が多いのです。
そんな時には、自分は何のために一人暮らしをしているのか、もう一度考え直してみるのがおすすめ。自由気ままに人生を謳歌したいのか、パートナーと協力しながら自立していきたいのか、それによって今後のあり方も大きく違ってくると言えるでしょう。
一人暮らしで寂しいと感じる瞬間|後編
遊びに来ていた友人が帰ったあと
一人暮らしだと、家族に気を使うことなく、友人や恋人を家に招待することができます。一人暮らしで寂しいからこそ「そうだ、友人に来てもらおう!」と思い、友人を招いて楽しい時間を過ごす人が多いでしょう。
しかし、友人にも生活があり、いずれ時間が来たら帰ってしまいます。そして、そのあとには、言葉にできないほど寂しい気持ちが押し寄せてくるでしょう。楽しい時間を過ごしたことで、一人暮らしの寂しさがより増してしまうのです。
「友人は帰ってしまったけど、楽しい時間を過ごすことができた」「また寂しい一人暮らしに戻るけど、今度会う日まで頑張ろう」と気持ちを切り替えられるよう、意識することが大切ですよ。
特別な日なのに一人で家にいるとき
あなたにとって、特別な日とはどんな日ですか?誕生日、クリスマス、お正月、いろいろ思い浮かぶことでしょう。
特に誕生日は、周囲の人が自分のことをどれだけ気にしてくれているかが分かる日でもあります。そんな日を一人暮らしの部屋で寂しく過ごすことになると、つらい日になってしまいますよね。
また、恋人や家族と楽しむ大イベントでもあるクリスマスやお正月に一人でいるのも、寂しい気持ちになることでしょう。
一人暮らしの部屋に一人でいるのにクリスマスの装飾をしたり、大晦日の年越しを一人暮らしの部屋でいつも通りに過ごすのは、普段よりも一人暮らしの寂しさを感じやすい瞬間と言えます。一人暮らしの人は、特別な日こそ早めに予定を立てておくことが大切です。
一人暮らしを始めたばかりで慣れていないとき
あなたは、本当に一人暮らしが寂しいのでしょうか。もしかすると、一人暮らしに慣れていないだけかもしれません。
一人暮らしに慣れていないと、一人の時間をどう過ごせば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。一人暮らしをしている地域周辺のことに詳しくない場合、どこに楽しい場所があるのか分からずに家で悶々とすることもあるはずです。
その場合、一人の時間をどう過ごすかを考えたり、周辺地域を探索したりしてみましょう。一人暮らしで自分なりの生活スタイルができていくと、寂しい気持ちもおさまってくるはずです。
一人暮らしを楽しんでいる人が周囲にいたら、どのように過ごしているか聞いてみると、参考になるかもしれませんよ。
協力しあ合える人がいないとき
一人暮らしを始めた時、どのようなことに一番苦労しましたか?また、これから一人暮らしを始めようと考えている人は、どのようなことに不安を感じるでしょうか。
女性なら、高い位置の電球を替えたり、重い荷物を運ぶ場面などで苦労する場合が多いでしょう。一方男性は、炊事洗濯などが不得意な人も多く、コンビニ弁当ばかりに頼ることもあるはずです。
そんな中、協力し合える人がいると心強く、寂しい気持ちになることもありません。実家を離れたいけど一人暮らしに不安があるという人は、自分で何でもできるよう努力するか、同性異性にかかわらず、協力し合える人を見つけるのがおすすめです。
一人暮らしで寂しいときの対処法|前編
そこで、ここでは一人暮らしでの寂しいときの対処法を紹介していきます。
趣味に没頭する
人は好きなことをしている時に、寂しい気持ちや嫌な気持ちになることはありません。一人暮らしの寂しい気持ちを解消したいなら、趣味を持つことをおすすめします。
音楽が好きなら楽器を始めてみる、海外旅行が好きなら英会話を勉強する、スポーツ好きならテニスサークルに入るなど、何でも良いのでまずは挑戦してみましょう。
趣味が充実してくると、普段の生活にも張り合いが出て「趣味のために仕事を頑張ろう」「一人暮らしは少し寂しいけど、趣味に没頭できるところはメリット!」など、気持ちが上向きになってくるものです。
あなたにとって、楽しいと思えるものは何ですか?じっくり時間をかけても良いので、素敵な趣味を見つけてくださいね。
音楽を聴いて気持ちを和ませる
先ほど趣味を持つことをおすすめしましたが、仕事が激務で趣味を持てそうにない、興味のある趣味が見つからないという人は、音楽を聴いてみてください。
一人暮らしの部屋は自分だけの空間であり、自分の好きな音楽を好きなだけ聴き続けることができます。
クラッシック、ポップス、ジャズ、ロックなど、さまざまなジャンルの音楽があるので、自分が好きだと思えるものを選んでみましょう。
さらに、好きな音楽を聴きながら声に出して歌うと、心がスッキリしますよ。近所の住人の迷惑にならない程度に実践してみてください。
テレビをつけっぱなしにして過ごす
友人が少なく頻繁には会えない、好きな音楽は特にない、仕事で帰りが遅く趣味を持てないという人もいるでしょう。そんな人は、一度テレビをつけっぱなしにして過ごしてみてください。
一人暮らしの部屋で、音も何もない状態で過ごすと、どうしても寂しい気持ちを紛らわせることができません。テレビの音や出演者の喋る声を聞いているだけでも、一人でいる寂しさを忘れられるでしょう。
流行りの情報を仕入れたり、バラエティー番組で大笑いしたり、好きな芸能人に癒されたりと、テレビは一人暮らしでも十分楽しめるアイテムですから、思う存分活用してください。
筋トレをする
生活に運動を取り入れると、心身の健康に良い影響が期待できます。デスクワークの場合、普段の生活だけでは筋肉を使う機会があまりなく、衰えていく一方ですから、筋トレなどを取り入れて健康を維持する努力が必要です。
ジムに登録して定期的に通ったり、一人暮らしの部屋の一部を筋トレ専用スペースにして、テレビを見ながら、また音楽を聴きながら筋トレするのもおすすめ。
筋トレはある程度体に負荷を与えるものですから、かなり集中することになります。集中していると、一人暮らしの寂しさから意識が離れるので、寂しいと感じる時の対処法としてとても効果的なのです。
掃除や整理整頓に没頭する
一人暮らしだと、掃除や整理整頓が適当になってしまうことが多いです。一人暮らしの部屋でもキッチンやバス、トイレなどがついていることが多いですが、きちんと掃除できているでしょうか。
水回りをしっかり丁寧に掃除するだけでも、意外に時間はかかります。また、掃除機はかけても雑巾がけをしないという人がとても多いですが、休日だけでも雑巾がけをしてみるのがおすすめです。
断捨離などの整理整頓は、片付くだけではなく、気持ちもスッキリします。寂しい気持ちを忘れることができ、おまけに部屋が綺麗になるのですから、一石二鳥と言えるでしょう。
一人暮らしで寂しいときの対処法|後編
勉強や資格取得など目標を見つける
一人暮らしが寂しいと感じている人は多いですが、一人暮らしは「一人の時間を確保できる」「一人でしたいことが思う存分できる」というメリットがありますので、そのメリットを生かせるように考えてみてください。
例えば、勉強や資格取得などの明確な目標があれば、部屋で一生懸命勉強しますよね。一人暮らしは、一人きりで集中できる環境が整っているので、誰にも邪魔されることなく目標に向けて勉強できるのです。
「一人暮らしで良かった!」と思えるほど、勉強に集中してみてください。寂しい気持ちも紛れますし、さらに知識や技術が身について、自分に自信が持てるようになるでしょう。
お気に入りのカフェやショップを見つける
一人きりの部屋でできることは限られています。家の中ですることに飽きてきたら、家から出てみましょう。
まずは、自宅周辺を探索してみてください。裏道を通ったり、いつもと違う道で駅に向かったりしてみると、素敵なお店を見つけることもあるはずです。また「こんなところに病院やスーパーがあったんだ」などと、生活において役立つ情報を仕入れることもできるでしょう。
お気に入りのカフェやお気に入りのショップが見つかると、会社帰りに寄ってリラックスすることもできますし、家にこもりがちな生活も改善されます。自宅周辺に好きな場所ができることで行動範囲が広がり、寂しい気持ちが薄れていくことでしょう。
寂しいと感じないほど予定を入れる
仕事から帰ると一人きり、週末も一人きり…。これでは、一人暮らしが寂しいと感じるのは当然でしょう。
友人と毎日食事の約束をすることは難しいですが、「週末は友人とランチ、平日夕方は一人でウィンドウショッピング」「平日夜はジム、週末はテニスサークル」など、一人で立てられる予定も含めながら、できるだけ予定を埋めてみてください。
一人で行動するとしても、予定が埋まっていれば寂しい気持ちになることはありません。無理は禁物ですが、予算やライフスタイルなどを考慮しながら工夫しましょう。
ドラマや映画などを思う存分見て過ごす
一人暮らしでの寂しいときの対処法として手っ取り早いのは、ドラマや映画を思う存分見ることです。
一人しかいないのですから、好きなものを好きなだけ見られます。毎週録画しておいた連続ドラマを一気に見ることもできますし、気になっていた何本もの映画を集中して見ることもできるでしょう。
ドラマや映画を見て感動したり、泣いたり、笑ったりすることでも、一人暮らしの寂しさは紛れます。情報や知識も身について、友人たちとの会話も弾むことでしょう。昔の名作や流行りの最新作などからお気に入りを見つけ、一人時間を十分楽しんでみてください。
一人暮らしが寂しい!状況を変えるには?
今の寂しい状況を何とかして変えたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
友達とルームシェアする
実家を離れなくてはならない、または実家を離れて一人立ちしたいけれど、一人暮らしは何だか寂しそうと感じる人におすすめなのは、友達とルームシェアすることです。一人暮らしだと心細くなることもありますが、気心の知れた友達が近くにいると思うと心強いですよね。
キッチンやバス、トイレが共同となりますが、そのあたりが気にならないのであれば、問題はありません。夕食作りも、一人分より二人分の方がレパートリーが増えて、楽しくなるでしょう。
一人になりたい時は部屋に入り、交流を楽しみたい時にはリビングなどの共同スペースで過ごすなど、物件によってはさまざまな工夫ができるので、一人暮らしが寂しいと感じる人にはとても良い環境ですよ。
恋人と同棲する
一人暮らしが寂しいと感じている人の中には、パートナーがいる人もいるでしょう。一人の時間を大切にしたい人であれば、別々に暮らすのもアリですが、二人の時間をもっと楽しみたいと思っている人であれば、いっそのこと同棲するのもおすすめです。
カップルによって割合は変わりますが、基本的に家賃は半分で済みますし、日用品代や光熱費なども折半にできます。外で会っていた時にかかっていた外食代や交通費を考えても、金銭面でのメリットはとても大きいです。
何より信頼のおけるパートナーが近くにいるという安心感がありますから、恋人がいるなら同棲することも検討してみてください。
一人の時間を大切にしたい時期なのか、寂しい気持ちを今すぐ解消したいのか、しっかり考えて行動しましょう。
ペットに寂しさを解消してもらう
恋人はいない、ルームシェアできるほど心を許せる友人もいないのであれば、ペットを飼うことを検討してみてください。
犬や猫もおすすめですが、犬や猫を飼えない物件であれば、鳴き声が気にならないウサギやハムスターなどもおすすめです。
仕事が激務でちゃんと世話ができるか不安なら、熱帯魚など1〜2日に1回エサをあげれば良いだけのペットを飼うのも良いでしょう。出張や旅行が多い人でも、自動エサやり機を設置すれば問題なく飼えるのではないでしょうか。
もし何が良いのか分からないなら、ペットショップなどで相談して、おすすめのペットを教えてもらってください。
SNSを活用する
一人暮らしで、なかなか人と関わる機会がないという人は、SNSを利用してみましょう。
例えばFacebookなら、基本的に実名で登録していることから、安心してコミュニケーションを取りやすいと言えます。趣味などで検索して、参加できるグループを探すのもアリです。
また、無料アプリなどでも匿名でコミュニティに参加することが可能です。趣味が独特すぎて身近な人とは話が合わない、でも共通の趣味を持つ人と繋がりたいという人に、とても向いていると言えます。
スマホでもパソコンでも、自分の好きな時、好きな場所で交流できますので、忙しい人にもとてもおすすめですよ。
一人暮らしの寂しい気持ちが増すNG行動
寂しい気持ちを解消したいのに、間違った方法で余計に寂しい気持ちが増すのはつらいですよね。後悔しないように、NG行動について理解しておきましょう。
知り合いカップルのSNSを見る
一人暮らしをしていると、周囲との関係が薄れていく気がして、つい誰かのSNSをのぞきたくなるものです。しかし、知り合いカップルのSNSはあまり閲覧しない方が良いでしょう。
そもそも、SNSに不幸なことを載せる人は少なく、幸せな出来事を載せる人が大半を占めます。そのため、一人暮らしで寂しいと感じている中、SNSを覗くことで知り合いカップルの充実した生活を知ることになり、「寂しいのは自分だけなんだ…」と余計落ち込んでしまうでしょう。
SNSは便利ですが、共通の趣味を持っている人や、同じ立場の友人のSNSのみ閲覧するようにしておいた方が良さそうです。
暗い気持ちになる音楽を聴く
寂しい時に、暗い気持ちになる音楽を聴くのはNGです。時には暗い音楽に浸りたいと感じることもあるかもしれませんが、一人暮らしで寂しいと感じている時に暗い気持ちになる音楽を聴くと、余計にふさぎ込んでしまいます。
しかし、「暗い曲調の音楽は全てNG」というわけではありません。暗い音楽でも、今の気持ちに合っている曲であれば、同調することでリラックスできる場合もあります。
アップテンポな曲や前向きな歌詞の音楽を選んで心を元気にする方法もありますが、暗い音楽でリラックスすることもあるのです。
ただし、元気になりたいのに暗い曲調のものを選ぶのはおすすめできません。今の自分が欲している音楽を素直に選んでください。
寂しい気持ちを紛らわす工夫をしない
寂しい気持ちが増すNG行動の中でも、特に良くないのが「何もしない」というものです。一人暮らしで寂しいと感じている中、それを紛らわす工夫をしないのであれば、状況は変わらないでしょう。
寂しい気持ちをどうすれば良いか分からないという人は、何もしないで諦めるのではなく、ここで紹介した対処法や状況を変える方法を参考にしてください。
行動に移せば、少しずつでも状況は変わり、寂しかった一人暮らしをだんだん楽しめるようになるでしょう。「工夫するのが面倒」と思わずに、新たなことへの挑戦として楽しんでくださいね。
一人暮らしの部屋から出ない
普段忙しくて、休日は一人暮らしの部屋から出ずにいるという人は意外に多いものです。しかし、この状態では寂しい気持ちを紛らわすことは難しいと言えるでしょう。
「休日は昼まで寝ていたい」「休日こそ人ごみに行きたくない」というネガティブな気持ちが出てしまうこともあるでしょうが、寂しい気持ちが少しでもあるなら外出するようにしてください。
たまに外出してみると、新しい発見をすることも多く刺激になります。少しでも刺激を受けると寂しい気持ちは紛れるはずです。寂しいなと感じ始めたら、部屋にこもらずに外に出てみましょう。
暴飲暴食や無駄遣いなどでストレス解消をする
食べることが好きな人は、つい一人暮らしの寂しい気持ちを食べ物で紛らわせようとしてしまいます。美味しいものを食べている時は至福に感じますし、その瞬間は癒されるでしょう。
しかし、暴飲暴食をしてしまうと健康にも悪影響がありますし、経済的ではありません。また、ショッピングやレジャーなどで寂しい気持ちを忘れようとすると、多額の金銭をつぎ込んでしまうこともあり得ます。
一人暮らしの中、生活費を圧迫している状態では、ストレス解消にはなりませんよね。その瞬間は寂しさを紛らわすことができても、その後がつらいなら意味がありません。継続しやすいストレス解消法を確立するようにしてください。
寂しいだけじゃない!一人暮らしのメリット
ときどき寂しくてもメリットの多い一人暮らしをするか、メリットがあっても寂しくなる時がある一人暮らしをやめるか、自分に合う暮らし方を考えてみましょう。
自由に時間と部屋をつかうことができる
一人暮らしの最大のメリットは「自分だけの空間ができる」「自分の時間を自由に使える」という点にあります。
自分の部屋をどう使おうが自由ですし、何時に帰宅しようが自由です。自由気ままに過ごせることは、自由を好む人にはとても魅力的でしょう。
好きな音楽をかけ続けることもできますし、自分のタイミングで食事をすることもできます。また、誰に気を使うことなく自分の好きなテレビ番組を見ることもできますよね。
このように、一人暮らしだと、自分に使える時間がたっぷりあります。一方で、家族がいる場合は、ダラダラ過ごしたいのに早めに起床しなければならないですし、夜遅くに帰宅したい時も時間を気にする必要があるでしょう。
自由気ままに気を使うことなく過ごしたいなら、一人暮らしがおすすめです。
好きなように部屋をアレンジできる
実家暮らしだと、家の方針にもよりますが、あまり自由に部屋のアレンジができないことも多いです。その点、一人暮らしは部屋を好きなようにアレンジできると言えるでしょう。
例えば、アニメのグッズやアイドルグッズなど、少々オタク系の趣味があっても、周囲の目を気にせず部屋に飾ることができます。本当に自分の好きなものに囲まれて生活できるので、とても快適な空間になるはずです。
また、自分の好きなタイミングでインテリアを替えることができるところも、一人暮らしのメリットでしょう。季節ごとに雰囲気を変えてみたり、ハロウィンやクリスマスなどイベントごとに装飾を変更しても気分は上がります。一人暮らしだからこそできる、部屋のアレンジを楽しんでみましょう。
親や友人のありがたみが分かる
憧れの一人暮らしでは、メリットがある反面、苦労する場面に直面することもあるでしょう。そんな時に、親のありがたみがとても分かるはずです。生活費の工面もそうですが、精神的にも助けられていたことに気づくのではないでしょうか。
また、訪ねてくる友人や、連絡を取り続けている友人に対しても、感謝の気持ちが湧くことでしょう。自分一人の力だけで生きてきたのではないということを知り、周囲の人への気持ちが大きく変わるのです。
自立することの大切さ、周囲の人のありがたみを知り、人としても成長できるのが一人暮らしの大きなメリットと言えます。
金銭感覚が身につく
一人暮らしを1回でもしたことがある人は分かるかもしれませんが、一人暮らしでは、実家にいた時には無縁だった「生活費のやり繰り」をしなければいけません。
家賃を払わないと追い出されてしまいますし、光熱費を払わなければ料理も洗濯もできず、生活が立ち行かなくなります。今まで使いたい放題だった給料の大半が、生活費として消えていきます。
そのため、必然的に無駄遣いは減り、節約などの工夫をするようになるでしょう。
金銭感覚が身につくと、常識も身につきます。自立しなければならない分、人間としても成長し、社会人としての自覚も芽生えてくるのです。
ひととおりの家事ができるようになる
実家暮らしだと、家事全般を親にしてもらっている人が圧倒的多数であり、中には大人になってもお弁当を作ってもらっている人もいます。
また、親の家であり、自分は住まわせてもらっている立場のため、自由にキッチンや家電を使えずに、なかなか家事をする習慣が身につかないというケースもあるかもしれません。
このように、実家暮らしの場合は家事をする意識が芽生えにくいのです。しかし、一人暮らしだと必然的にしなければならなくなります。
最初は要領が悪くても、そのうち要領が分かってきて、自分の得手不得手も見えてくるようになるでしょう。たとえ料理が苦手でも、一人暮らしであれば人の目を気にせずに何度も挑戦することができるので、家事はどんどん上達するはずです。
一人暮らしの寂しい気持ちは対処法で乗りきれる!
一人暮らしで寂しさを感じてしまうのは、誰でも同じです。しかし、その寂しい気持ちをそのままにしてしまう人と、何とか工夫して乗り越える人とでは、一人暮らしの充実度が変わってきます。
一人暮らしをしたいけど寂しいのではないかと躊躇している人、一人暮らしをすでにしていて寂しい気持ちをどうにかしたいと思っている人は、ここで紹介した寂しいときの対処法を実践してみてください。
一人暮らしにはメリットがたくさんあります。寂しいからと言って諦めてしまうのは、もったいないと言えるでしょう。対処法などで寂しさを上手く乗り越え、人としても成長しながら一人暮らしを楽しんでくださいね。
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