そもそも「ダメ嫁」の定義って?
かつては、夫が外で働き妻が家事を担うという夫婦のあり方が一般的でしたので、ダメ嫁といえば料理などの家事ができないというイメージが強かったですよね。現在は夫婦共働きで家事も夫婦で分担するスタイルが増えていますので、ダメ嫁の定義も変わってきているはずです。
そこでこの記事では、男性の思うダメ嫁とはどのような性格や特徴を持つ妻を指すのか、またダメ嫁を育ててしまう夫の行動、更生させる方法について解説していきます。
ドン引き!世の夫が体験したダメ嫁エピソード
上には上がいるとでもいわんばかりに、ダメ嫁はそこらじゅうにあふれているようです。なぜ結婚前に見抜けなかったのかと、自分の見る目のなさを呪う男性が後を絶ちません…。それでは、数々のダメ嫁エピソードを見ていきましょう。
浮気したにもかかわらず自分の非を認めない
「浮気しておいて、逆ギレした元妻には心底呆れました。浮気されただけでもショックなのに、自分の非を認めてもらえないばかりか、『あんたのせいで!』って謎の返り討ちに遭いましたよ…。さすがに愛想がつきたので、すぐ離婚に向けて動きました」(32歳/男性/営業)
こちらは別れた妻とのエピソードですが、浮気だけでもキツイのに、なぜか逆ギレまでされたらびっくりですよね。反省するどころかここぞとばかりに夫に不満をぶつけるとは、倫理観に少々難ありでしょう。夫に問題があったとしても、浮気した時点で自分にも非があるのでは?と思ってしまいますよね。
育児を理由にすれば怒られないと思っている
「育児が大変なのは理解しています。でも、育児が育児が…って何かにつけて言い訳ばかりしている感じで。無駄遣いしても『育児でストレスが…』と言うし、実家に入り浸るのも『育児が辛いから…』って、僕も普段から一緒に育児してるんですけど?」(30歳/男性/製造)
本当に育児が原因で余裕をなくしてしまっているのではなく、育児を言い訳にただラクをしたいだけ、自分の非を育児のせいにしているだけというのは、ダメ嫁の典型例ですよね。夫も育児に協力しているのにこのような態度では、気持ちが離れていってしまいそうです。
料理が下手すぎてショック…
「妻は専業主婦でありながら家事がド下手なのです。特に料理が下手すぎて、いつもゲンナリしてます。『だったら共働きにして家事は外注しよう』って提案したんですけど、働きたくないそうで。どこまでダメ嫁なんだ…と悲しくなりました」(29歳/男性/事務)
ちなみにこの夫婦には子どもはいないそうです。昔ほど女性に料理のスキルを求めることはないにしても、専業主婦で育児もしていないのなら、家事を任せたいと思うのは当然ですよね。働きたくないし料理下手を改善する気もないとは、困った奥さんです…。
ゲームばかりしてぶくぶく太り続ける妻…
「人間関係が面倒という理由で仕事を辞めてから、ゲームばかりしている妻。結婚した頃は可愛かったのに、ダラダラしているうちに別人のように太ってしまいました。さらに僕が口出しするとヒステリックにキレて、どうしようもありません…」(34歳/男性/営業)
仕事もせず家事もそこそこに済ませて、ゲーム三昧の妻。ぶくぶく太り続けて容姿が変わってしまっても気にすることなく、ラクな生活から抜け出そうとしない様子を見ていると悲しくなってしまいますよね。さらに逆ギレとは、このままダメ嫁を貫くつもりなのでしょうか。
SNS映えばかり気にして無駄遣い
「ママ友からのマウンティングがどうとかで、インスタ映えを意識して高いスイーツやアクセサリーをしょっちゅう買ってきたり、高級ランチに出かけたかと思えば、趣味でもない習い事を始めたり…。そんなことに無駄遣いされて、家計が苦しいと言われても困ります」(33歳/男性/接客)
最近はSNSでの交流が盛んなこともあり、見栄を張るためにお金を使う人も少なくないようですね。余裕があればそれでも問題は少なそうですが、家計を圧迫するような無駄遣いを繰り返してしまうのでは、ダメ嫁と感じてしまうでしょう。
ダメ嫁の性格・特徴って?《前編》
そこで、ダメ嫁によく見られる性格や特徴で、夫がダメ嫁だと感じるものについてまとめてみました。様々な性格・特徴がありますので、前編・後編に分けてたっぷりご紹介していきます。まずは前編から見ていきましょう。
家事を一切しない
家事が下手なのは、経験不足などいろいろな原因があるので仕方ないにしても、家事をしようともしないというのは、ダメ嫁といえるでしょう。もちろん家事は妻の仕事と決まっているわけではありませんが、共働きの場合でも分担しないと生活が回りませんよね。
妻がバリバリ働いて夫が専業で家事を担っている夫婦なら、妻が家事をしなくても問題ないでしょう。でも、そうでないのなら家事を一切しないのはダメ嫁と見なされます。
夫の両親や親族と関わろうとしない
結婚すれば、お互いの親族とも関わるようになります。絶縁でもしていない限り、義理の両親とのお付き合いは避けられません。夫婦は好きで結婚しても、お互いの親とは合わないケースが少なくないため、嫁姑問題などが昔から続いているのですよね。
うまくいかなくても表面上は円満に過ごしたり、そこそこの距離感を保ったりしながらやりくりするものです。ところが、ダメ嫁は夫の親族との関係を面倒だからと一切シャットアウト。帰省も夫が一人でして当然という態度で、気に掛けようともしません。
育児を夫に任せっぱなし
イクメンという言葉は死語ともいえるほど、育児を父親がするのが当たり前という風潮になってきています。それはいいことですし当然なのですが、中には育児を夫に丸投げする妻もいるのです。
そのような妻は、仕事が激務というわけでもないのに、何かにつけて一人で外出したりゲームやSNSに夢中になったりして、子どもと関わろうとしません。育児は母親だけの仕事ではないですが、放棄する妻はダメ嫁でしょう。
事ある度に実家に帰ろうとする
実家にべったり…というのも、ダメ嫁の特徴です。家族と仲がいいのはいいことですが、新しい家庭を築いているのにいつまでも実家に甘えてばかりというのは困りますよね。
子どもと一緒にしょっちゅう泊まりで帰省し、夫を置いてけぼりにする妻は意外と多いようなのです。勝手に実家で食事を済ませてきて、夫の分は用意しないというケースも。これでは夫は子供と関わりたくても関われませんし、自分の存在を無視されている気分になるでしょう。
ダメ嫁の性格・特徴って?《後編》
では、他にはどのような特徴があるのでしょうか。後編を見ていきましょう。
浪費する
金遣いの荒さも、ダメ嫁によくある特徴です。夫に相談もなく高価な買い物を勝手にする、家計に余裕がないのに浪費する妻に悩まされる夫は少なくありません。
妻に家計の管理を任せたら、全然貯金ができていなかったとか、毎月赤字で貯金を切り崩していたということに後になって気付くケースもあります。楽観主義で倹約が苦手な性格の妻に家計を任せると、このようにダメ嫁に陥る可能性が高いのです。
独身気分で遊びまくっている
家庭を顧みないのは男性に多いイメージがあるかもしれませんが、結婚しても独身気分でいる女性も意外といるものです。幼い子どもがいるのに頻繁に朝まで飲み歩いたりと、自分の遊びたい欲求を最優先してしまうのですね。
妻にも息抜きはもちろん必要ですが、独身のような自由さで家のことを気にせず遊びまくるというのは、ダメ嫁でしょう。結婚したら落ち着く人もいれば、独身気分が抜けない人もいるのです。
生活リズムや乱れていて健康管理ができない
夜勤などが原因で生活リズムが不安定なのは仕方のないこと。そうではなく、夜中までゲームやネットサーフィンに夢中で、朝起きられないというのはダメ嫁ですよね。これも独身ならいいですが、人と一緒に生活しているのですから、考えてほしいところです。
しかも、このように生活習慣を自分でコントロールできない人は、肥満になるなど健康管理もおろそかになりがち。自分の健康管理ができないのに、どうやって家庭での役割を果たせるのでしょうか。自分勝手さや怠慢が原因でセルフコントロールができないのでは、厳しいですよね。
不倫する
最悪なのが、不倫をして平気な顔をしている妻。不倫や浮気は男性に多いと思われがちですが、意外と女性にもいるのです。どんなに完璧に家のことをしてくれていい母親だったとしても、不倫に明け暮れていたらダメ嫁認定です。
夫とのセックスレスなどが原因というケースも多いですが、家庭での問題と向き合う前に外に逃げてしまうのはどうかと思いますよね。家族との信頼関係を壊すタブー行為である不倫をしてしまったら、一気にダメ嫁に成り下がってしまうでしょう。
ダメ嫁を育てる夫のNG行動とは
では、どのような行動が妻をダメ嫁にしてしまうのでしょうか。ここからは、夫が妻に対してやってしまいがちなNG行動について解説していきます。
妻のことを褒めない
結婚する前は妻に愛情表現をしていたのに、結婚して一緒に暮らす生活に慣れていくうちに、妻に対する扱いが雑になっていませんか?例えば、妻が髪を切ったことにも気付かないというのは、男性がやってしまいがちなガッカリ行動なのです。
妻は、結婚してからも夫から女性として見られたいですし、自分の価値を認めてほしいと密かに願っています。外見だけでなく、内面についても同じです。ダメ出しや文句は言うけれど褒めないというのでは、妻の気持ちはどんどん離れていってしまうでしょう。
妻に感謝しない
家のためや自分のために妻が何かしてくれることを、当たり前と思っていませんか?妻が「夫のために何かしても、感謝のひとつもされない」と感じたら、夫のために労力を費やすのがだんだん嫌になってしまうでしょう。
妻に対して感謝の気持ちを忘れていたな…と思うなら、それが原因で妻は寂しい思い抱えていて、夫や家庭を顧みず、実家や遊び友達、はたまた他所の男に安らぎを求めてしまっているのかもしれません。
妻がしてくれることを当たり前と思ってしまうだけでも、十分ダメ嫁を育てるきっかけになるのです。
妻の話を聞かない、相手をしない
妻が何か話しかけてきても、疲れているからとロクに聞こうとしない。また、スマホなどに夢中で上の空で聞き流している。夫がこのような態度だと、妻は結婚していても孤独を感じてしまいます。
夫が話を聞いてくれない、相手をしてくれないとなると、家のことを頑張ってやろうとしても、だんだん虚しい気持ちになっていきます。妻と向き合おうとしてこなかったせいで、ダメ嫁に育ててしまったという可能性は大いにあるでしょう。
妻のいいなりになっている
妻を褒めたり感謝したり、話を聞いたりと気に掛けていても、ダメ嫁にしてしまう場合があります。それは、妻に言いたいことを言えず、いいなりになっているケースです。妻に対して意見せず、怠慢や堕落を感じても見て見ぬふりをしてしまうと、ダメ嫁になる可能性が高くなります。
自律心の強い女性なら、何も言われなくても、自分にできる妻としての役割を果たそうとするでしょう。ところが夫が甘いのをいいことに、面倒をすべて避けてラクな方へと流れていく人もいるのです。意見すらせず放置するというのも、NG行為と覚えておきましょう。
まだ間に合う!ダメ嫁を更生させる方法4つ
妻をダメ嫁にしてしまった自分にも責任があると思うなら、一緒に二人の関係を見直すチャンスです。次のような方法を参考に、ダメ嫁を卒業してもらい、良い関係になれるよう一歩を踏み出しましょう。
なぜダメ嫁になったのかを理解する
まずは、なぜ妻がダメ嫁になってしまったのかを考え、妻の言い分も聞いて、真摯に受け止めることから始めましょう。ダメ嫁になった原因を知り理解することで、妻の気持ちが見えてくるようになります。
どうしても妻の問題行動や至らなさばかりが気になってしまいがちですが、それでは問題の本質を見落としてしまうでしょう。今の状況を改善するためには、ダメな部分を責めるだけで終わるのではなく、腹を割ってお互い話し合い、妻の気持ちを理解することが大切です。
家事代行やベビーシッターに頼るのも一つの手
家事や育児ができない妻をダメ嫁と見なしがちですが、時間に余裕がなくてどうしても無理だったり、本当に苦手で努力しても難しかったりするケースもあります。それなのに無理強いすると、妻の気持ちはますます離れていってしまうでしょう。
共働きなど様々な理由で夫婦だけで生活を回せない場合は、家事代行業者やベビーシッターなどを利用することも考えてはいかがでしょう。お財布と相談しながら上手に頼ることで、家庭が円満になることは多いです。すべて自分たちで何とかしようと思い詰めないで下さいね。
妻と一緒に一から家庭を作り直す
ダメ嫁で悩んでいる人は、妻に更生してもらいたい、妻に変わってもらうにはどうすればいいか、という考えになりがち。でも、ダメ嫁は妻だけでなく夫が作り出したものでもあるのです。妻を変えるという意識ではなく、一緒に家庭を作り直すというふうに考えてみて下さい。
妻ばかりを責めるのではなく、自分にも至らないところがあったと伝えることで、妻の気持ちがほぐれていくのではないでしょうか。「このままでは嫌だから、幸せな夫婦になれるよう協力してほしい」という気持ちで、妻に接してみてはいかがでしょう。
妻を大切に想っていることを伝え続ける
結婚してからも妻は女性として見てもらいたがっているということを、先ほどお伝えしました。日本の男性には奥手な人が多く、愛情表現が得意ではない人もいるでしょう。それでも、妻に対して大切に想っていることを伝え続けてみて下さい。
妻は夫の家政婦ではありませんし、一人の人間として生きています。人として女性として大切にしてもらえていると実感できれば、夫のいる家庭にしっかり気持ちを向けることができるはずです。
ダメ嫁と一括りにしないで!妻と心を通じ合わせよう
ダメ嫁な行動ばかりが気になってしまうでしょうが、なぜそうなってしまったのか、事の本質に目を向けることが大切です。ダメ嫁になるのには様々な原因がありますので、妻の話をよく聞いて心を通じ合わせようとすることが、家庭を築き直すための第一歩となるでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!