幸せとはどんな状態？幸せになるための方法をパターン別に徹底解説！

「幸せになりたい！」と思っているあなた、そもそも幸せとは何かを説明することができますか？

幸せとは本来、運が良いこと、望ましい人生であること、事が上手く運ぶことを表現するようですが、現代では「楽しい」「嬉しい」など人の気持ちを表現する言葉になってきました。

たとえ健康状態が悪くても周囲に支えられているなら、気持ち的には幸せなのです。また、お金が無くても、好きな人と一緒に暮らせて満ち足りていれば、それは幸せなのですね。

今回は、幸せを感じるタイミングや幸せになるメリットなどを見ながら、幸せになる方法を探っていくことにしましょう。

幸せになりたい、幸せになる方法が知りたいと切に願っている人は、チェックしてくださいね。

あなたはどんな時に幸せだと感じますか？幸せを感じるタイミングにはどのような時があるのか、見ていきましょう。

あなたが共感できるものはあるのでしょうか。1つずつ確認していきましょう。

家でのんびりしている時

「仕事も激務で休日をアクティブに過ごす気になれない。休日に家でのんびりと過ごす時間が唯一の幸せな時間」(36歳/男性/営業職)

毎日学校や仕事で「しなければならないこと」に追われながら過ごしている人も多いでしょう。結婚して家事育児をしていれば、さらに生活に追われます。

ほんのひと時、しなければならないことから解放されて、家でのんびりと過ごせる時間があれば、幸せに感じるのではないでしょうか。

幸せとは、お金があって、豪遊していることとは限りません。ただのんびりと自由気ままに過ごせる時間があれば、それは至福の時になるのです。

仕事にプライベートに人付き合いと、何かと忙しい現代人ならではの幸せなのかもしれませんね。

趣味に夢中になっている時

「仕事は忙しいが、毎日会社帰りにテニスサークルに通っている。周囲には余計に疲れない？と言われるが、好きすぎて逆にストレス解消になっているんです」(29歳/女性/保育士)

あなたは何か趣味を持っているでしょうか。運動好きな人、芸術が好きな人、ゲームが好きな人、料理が好きな人など、人の好みはさまざまですね。

日頃、仕事のことや人間関係のことで悩んでいても、趣味に夢中になっている間は心が癒されるはずです。人間は誰しも悩みを抱えていますが、その悩みとどう向き合うか、どう付き合っていくかが肝心だと言えるでしょう。

趣味を持って、悩みを乗り越えながら、人生を充実させたいですよね。

好きな人と一緒にいる時

「私は周囲からあまり理解してもらえないタイプ。でも彼氏だけは理解してくれている。彼といる時が今は一番至福の時かな」(27歳/女性/美容師)

嫌いな人と一緒にいる時を想像してください。あなたはどのような気持ちになっていますか？不愉快だったり、苦痛だったりしませんか？

逆に好きな人だとどうでしょうか。恋愛相手として好きな人はもちろん、同性でも人間的に好きな人と一緒にいる時間は、とても居心地が良いはずです。

一方的に好きな人でも居心地は良いものですが、相手も自分のことを大切に思ってくれる存在だと、さらに心が満たされ幸せを感じることでしょう。自分が一緒にいて居心地が良い、楽しいと感じられる存在を大事にしてください。

やりがいのある仕事をしている時

「父親が警察官で、小さい頃から警察官になるのが夢だった。大変な仕事だけど、とてもやりがいを感じていて、自分のプライドも保てている」(31歳/男性/警察官)

社会人ともなると、通常は仕事を持ち、社会の一員として生きていかなくてはなりません。毎日長時間する仕事を何年も続けるのですから、自分に合っている仕事をしているか、向かない仕事をしているかで、幸せ度は大きく違ってくるでしょう。

今の仕事にやりがいを感じていますか？適性が分からなくても、今の仕事にやりがいを見つける努力から始めていきましょう。

やりがいを感じるようになった頃、あなたは「幸せとはこういうことなんだ」と感じているはずです。

幸せとは何なのか、少しずつ見えかけてきたのではないでしょうか。みんなが幸せを感じるタイミングを引き続き紹介していきますので、共感できるかどうか、自分の気持ちを感じながら読み進めてください。

家族が元気で平和な日々が続く時

「変化のない毎日ですが、子供が事件事故に巻き込まれず無事に育ってくれているので、平穏な日々に感謝しています」(34歳/女性/専業主婦)

好きな旅行へ行って、豪華な食事をして、好きなだけ洋服などを買って、自由に好き放題していれば幸せなのではありません。

あなたにとって幸せとは何でしょうか。幸せの定義は人それぞれであり、人より優れているから、人より裕福だからというだけで幸せとは言えないのです。

世の中には、事件や事故のニュースが毎日あふれかえり、病気で生活が一変する人も少なくありません。特別良いことがなくても、トラブルなく平穏に過ごせるだけでも奇跡であり、幸せだと言えるでしょう。

夢が叶ったり、目標を達成した時

「ずっとネイルサロンを開きたくて5年準備した。開業して1年たつ今、顧客もついて軌道に乗っている。自分の理想の人生を歩めているのが幸せ」(36歳/女性/ネイリスト)

オリンピックで金メダルを取った人が「小さい頃からの夢が叶って幸せ」とコメントしているのを見たことがないでしょうか。

大人になればなるほど、夢を見失い現実ばかり見るようになってしまいますが、夢や目標を持って努力し続けることは、どんな状況でも、また何歳になってもできることです。

夢破れる時はつらいですが、夢が叶ったり、目標を達成した時はとても幸せに感じることでしょう。幸せとは何だろうと迷っているなら、まず夢や目標を持つようにしてください。

美味しいものを食べている時

「食べ歩きが趣味で、より美味しいものを追求するのが生きがい。美味しいものを食べていると普段のストレスから解放される」(29歳/男性/整体師)

人間には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感があり、この五感は人間の基本的な感覚でもあります。この五感を癒すことで、人間の基本的な幸福感を得られるのは、とても理にかなっていると言えるでしょう。

幸せとは何なのか、追及の仕方もイマイチ思いつかない人は、まずこの五感を癒していきましょう。

その中でおすすめなのが「美味しいものを食べる」というもので、味覚を癒していくものです。毎日摂る食事が美味しいか美味しくないかで、幸福感に大差が出ると言っても過言ではないのですね。

幸せとは、必要とされていると感じる時

「リーダー気質で、仕事でも家庭でも頼りにされている実感がある。頼りにされると面倒なこともあるけれど、必要とされているのは自分にとって、この上ない幸せ」(39歳/男性/公務員)

人には、承認欲求がありますが、この承認欲求とは「他者から認められたい」「自分の価値を感じたい」と無意識に感じる欲求のことを言います。

確かに、人から必要とされない人生は悲しく、生きる意味さえ見失ってしまいそうですね。

仕事で必要とされている実感があると、仕事にもやりがいを感じやすいですし、家庭でも必要とされていたら、プライベートも充実することでしょう。

幸せとは何だろうと思っていた人も、幸せの形が少しずつ見えてきたはずです。そもそも幸せになることのメリットとは何なのでしょうか。幸せになることのメリットについて一緒に考えていきましょう。

心に余裕が生まれる

仕事が上手くいかず、人間関係にもトラブルがあって、悩みが多いという人を見てどう思うでしょうか。

「余裕がなさそうだな」「必死だな」「何だか気の毒」そんな言葉が聞こえてきそうです。これは、周囲から見て、とても幸せそうには見えないからでしょう。心に余裕がない状況で、幸せとは何なのかを追求してもどうにもなりません。

また、心に余裕がない時は、大したことのないトラブルでもメンタルが壊れてしまうこともあり得ます。逆に、仕事にやりがいを感じ人間関係も良好だと、心に余裕ができるため多少のトラブルは乗り越えられるでしょう。

今の環境を変える努力から始め、心に余裕が持てるよう工夫してください。

毎日が楽しくなる

幸せな人とは「毎日楽しく過ごしている人」であり、不幸な人とは「常にトラブルを抱えている人」と言えるでしょう。

毎日楽しく過ごしているから幸せなのか、幸せだから毎日楽しく感じるのか、人によって違うとは思いますが、どちらであっても幸福感を感じているのは間違いありません。

毎日が楽しいと感じない人は、まず、日常生活の中から幸せを見つけることから始めていきましょう。

「今日も健康に過ごせた」「道に咲いている花が綺麗だった」「コンビニの店員さんが親切だった」など、どんなに小さいものでも良いので探してみてください。昨日まで気付かなかった幸せに気づき、毎日がだんだん楽しくなるかもしれません。

心が強くなり幸せを感じやすくなる

踏んだり蹴ったりの人生だと、心に余裕がなくなり弱ってしまいます。しかし、幸せを感じていると、自尊心が保たれ、心が強くなるでしょう。

人生とは、思いどおりにいかない時があるのが普通であり、人生において問題をなくすことは難しいです。生きていれば、多少なりともトラブルは発生しますし、悲しいことも辛いことも避けては通れません。

人生において大事なこととは、問題が起こった時に乗り越えられる心の強さがあるかどうかです。幸せを感じている人は、心が強いため、乗り越えられることが多いのでしょう。

周囲に優しくなれる

不幸な人は、心に余裕がなく、自分のことで精一杯です。人を思いやっているような心の余裕はありません。

しかし、人は1人で生きているはずもなく、家族や友人、同僚や知人などに支えられて生きているものです。人の悩みの大半は人間関係だと言われるように、人とのコミュニケーションを上手く取れるかどうかが幸せに大きく影響するのは間違いありません。

幸せを感じていると、周囲を大切にできる余裕ができ、周囲と上手くコミュニケーションを取ることができます。周囲とのコミュニケーションが円滑であれば幸せを感じますし、幸せを感じていると周囲とのコミュニケーションが円滑に行くのです。

周囲に優しくなれる人は、幸福感を感じやすい人間性なのでしょう。

幸せとは何なのか、幸せになることのメリットとは何なのかを見てきました。それをふまえて今度は、幸せになるための方法とは、どんな方法なのか追求していきましょう。

まずは、性格面での幸せになる方法を紹介していきますので、一緒に確認していきましょう。

他人と比べない

「あの人の方が裕福だ」「あの子の方が美人」などと言って、人と比較しながら生きてきませんでしたか？

確かに、憧れの人を目標にして頑張る姿勢は素晴らしいのですが、ただ妬んでいるのは醜いだけだと言えるでしょう。自分より仕事ができる人、自分より美しい人、自分より裕福な人は世の中に星の数ほどいるのです。いちいち人と比較していてもキリがありません。

あなたにとって理想の人生とは何ですか？あなたにとって幸せとは何なのでしょうか。他人と比較して見つける幸せではなく、あなた自身が望む幸せを追求していきましょう。

悪口や愚痴を言わない

上から目線で人の悪口を言うことがクセになっていませんか？いつも言い訳ばかりして、愚痴ばかり言っていないでしょうか。

確かに、嫌な人がいると悪口や愚痴を言いたくなるのは無理もありません。しかし、悪口や愚痴を言ったあとの気分はどうですか？

人のことを悪く言ったり、言い訳ばかりしていても、気分が晴れることはありませんし、ましてや幸せを感じることなどないのです。

幸せとは「気持ちが良いこと」「心地よいこと」でもあります。そのことから程遠い、悪口や愚痴は、もうやめておいたほうがいいのかもしれませんね。

人のことを許す

店員さんのミスに文句を言ってしまった、前の車が遅いからイライラしたなど、些細なことでイラだったことは誰しもあるはずです。

自分の子供に暴力を振るわれたならともかく、些細なイライラの理由なんて、取り返しのつく程度のものがほとんどではないでしょうか。

自分に影響を及ぼすミスであったとしても、それを引きずらずに生きていくようにしてください。もし相手に指摘しなければならない場合があっても、落ち着いて話しましょう。

どうしても許せないこともありますが、それほどでもないという場合は「人のことを許す」という気持ちを持ってください。幸せとは、自分のことだけではなく、相手のことも大切にすることなのです。

考えすぎない

あっけらかんとしている人、何事も考えすぎてしまう人、いろんなタイプの人間が世の中にいますが、あなたはどちらのタイプでしょうか。

もし「考えすぎてしまう」というのであれば、幸福感を感じにくい人だと言って過言ではありません。

しかし、「あの時、こうすれば良かったのでは」「あの人、私のことが嫌いなのでは？」などと不安に感じていても始まらないのです。

不安の延長線で、幸せとは何なのか、生きるとはどういうことなのかを常に考えるのは良いですが、考えすぎても答えは出ません。考えすぎずに、もっと楽に生きていくようにしてくださいね。

幸せになるために意識するべきことがたくさんあるのですね。今度は、幸せになるためにするべき行動について考えていきましょう。

ポジティブなものばかりですので、生活に取り入れると、きっと気分も上がることでしょう。

熱中できる趣味を探す

好きなものがある人生と、好きなものがない人生とでは、生きる意味や生きる楽しさに大きな差が出ることでしょう。

あなたの素直な感覚を信じてください。何をしている時にリラックスできると思いますか？

楽器を演奏している時、リラクゼーションサロンに行った時、好きな音楽を聴いている時など定番の趣味のほかに、好きな芸能人を追っかける、友達とランチに行くというものでもストレスは発散されるでしょう。

確かに、好きな有名人を追っかける人は、生きがいを感じて楽しんでいる人ばかりです。そのくらい熱中できるものがあれば、生活にハリが出るのは間違いありません。

自分にとって幸せを感じるほどの趣味とは何なのか、ワクワクしながら探してみてください。

大好きな人と結婚する

恋愛関係や友人関係を含めた人付き合いにおいて、幸せに感じるのは、気が合うかどうかが大きなポイントとなってくるでしょう。

例えば、一生を共にする伴侶を選ぶ結婚だとどうでしょうか。毎日、長時間、人生の終わりまで一緒に過ごす覚悟で結婚するのです。結婚相手に妥協して、あまり気が合わない人と一緒に結婚してしまうと、人生そのものが楽しくなくなってしまうのは言うまでもありません。

逆に、すごく大好きな人と結婚出来れば、どんな困難にぶち当たっても乗り越えていけることでしょう。結婚する相手は大好きだと思える人を選ぶべきなのが分かりますね。

目標を持ち、人生に価値を求める

何気なく毎日をただ過ごすのも悪くはありませんが、やはり目標を持って毎日を過ごすと人生に価値を感じて幸せになれるでしょう。

どんなにお金が無くても、どんなに今の現状がつらくても、明確な目標があれば、乗り越えていけますし、苦労すら楽しめるはずです。

幸せとは何だろうと感じている人は、まず目標を設定してみましょう。大きな目標である必要はありません。最初は小さなもので良いので、毎日目標を立ててください。

「1日1善をする」「会った人に必ず挨拶をする」という簡単なものでも良いですが「1日30分は読書する」「1日20分ウォーキングをする」など、具体的な数字があるとやる気も出ます。

無理せず、楽しみながら、目標をクリアしていきましょう。

自分プロデュースをしてみる

あなたはどんな自分になりたいですか？誰しも理想の自分というものがあるものですが、本当に実現させている人はわずかだと言えるでしょう。

憧れだけを抱き続け、結局何もしないでいたら、いつまで経っても何も変わりません。もし、あなたが理想の自分に近づきたいと思っているなら、自己分析をしっかりしてください。

自分に似合う髪型とは？自分に似合うファッションとは？自分の外見の長所とは？自分の内面の長所とは？とにかく、自分をどう変えていくかを想像します。

自分のことをプロデュースするのは、自分です。なりたい自分に近づけば近づくほど、幸せにも近づいていくことでしょう。

あなたが実践できそうな、幸せになるための方法は見つかりましたか？今度は、感情面での幸せになるための方法を紹介していきます。

幸せになるための方法が見つかった人も、まだ見つかっていない人も、チェックしておいてください。

笑うことを意識する

「笑う門には福来る」と昔からよく言われますが、笑顔が幸せを運んでくるのは間違いありません。

「そんなの、笑顔だから幸せではなくて、幸せだから笑顔なのよ」と思っていませんか？しかし、常に笑顔でいる人は、何だか魅力的で周囲の人も癒されますよね。

ヘラヘラ適当に笑っているだけでは、ふざけていると思われてしまいますが、人に優しく、自分にも優しく、常に優しい心を持って笑顔を維持することを意識してください。

笑顔は精神を安定させることも分かっていますし、何よりコミュニケーションが円滑になるのは間違いありません。どんなにつらい状況でも、笑顔を忘れないようにしましょう。

その時の感情を受け入れる

大人になると、いつでもどこでも、笑いたい時に笑ったり、泣きたい時に泣いたり、怒りたい時に怒ったりすることはできません。社会で生活するうえで、仕方のないことではありますが、現代人はどうも我慢しすぎる傾向にあるようです。

しかし、喜怒哀楽を表現することは、メンタル上、とても重要なことだと言えるでしょう。

「悲しい」「嬉しい」以外にも「好き」「美味しい」などもあります。TPOをわきまえることは大事ですが、その時の自分の感情をそのまま受け入れていきましょう。自分に素直になればなるほど、幸せを感じられるようになるはずです。

完璧を求めない

完璧を目指して努力することは良いことだと言えますが、実際に完璧にできる人は稀です。人間は不完全なものであり、完璧に何でもこなすことは難しいと言えるでしょう。

完璧を求める人は、100あるうちの99が成功でも、1失敗してしまったら、全部が失敗だと捉えかねません。

これでは人生に幸せを求めるのは難しくなってしまいます。大半が成功なら、ほぼ成功なんだと、もっと気持ちを楽に生きるようにしてください。

自分をストイックに追い込んでも、つらくなるだけです。完璧を求めて努力するのは問題ないですが、結果が少し足りなくても、自分を許してあげる気持ちを持ってくださいね。

怒るのをやめる

幸せな人が怒るイメージはありません。怒っている人が幸福感を味わうことはないのです。

遅刻しそうでイライラした、後輩がミスをした、子供がグズッた…。人生には怒りたくなる場面がたくさんありますが、怒る人と怒らない人に分かれるのはなぜなのでしょうか。

それは「怒っても事態が好転することはない」と理解しているからでしょう。

もし、怒りが湧いてきたら6秒待ってみましょう。「6秒ルール」という感情のコントロール方法があり、怒りが湧いた瞬間6秒待てば、怒りがおさまるということが分かっています。怒りという負の感情を、できるだけ消費しないようにしてください。

幸せになるための方法をたくさん紹介してきましたが、もう少し紹介しておきましょう。幸せになる方法は、日常での少しの意識改革で大きく変わってくるようです。

お金に執着しない

友人たちと飲み会に行った時、「あの子が1番食べてたから、あの子が多めに払えば良い」などと平気で言っていないでしょうか。

飲み会だけの話ではないですが、お金に執着している人は、周囲から見ても好感度はありません。お金で損得勘定をしたり、お金に執着していても、心はどんどん醜くなってしまうでしょう。誠実さを保てるくらいに線引きし、時には丼勘定も必要です。

夢の実現や裕福な生活のためにはお金は要りますが、お金で幸せになるとは限りませんし、お金では人の心は買えません。

お金では買えない、素敵なことをたくさん見つけていきましょう。

こだわりを捨てる

自分なりのこだわりを持って生きていく人も魅力的で素晴らしいと思いますが、こだわりすぎる人は、どうしても窮屈そうに見えてしまうものです。

「こうでなければ」というこだわりを持っているからこそ、目標を達成したり、自分の意思を継続できたりするわけですから、むしろ、人生においてある程度のこだわりを持つことは良いことなのでしょう。

しかし、あまりに固執しすぎて、自分を苦しめてはいないでしょうか。「こうでなければ」「こうあるべき」という強い考えは、時に悪い方向へと向かってしまうこともあり得るのです。

世の中にはさまざまな人、さまざまな考え方がありますので、もっと柔軟に、気持ちを楽に生きるようにしてください。

過去を引きずらない

生まれてから現在まで、嫌な思い出やつらい経験がまったくない人などいないでしょう。人はどうしても過去をひきずりがちですが、過去に固執していても、もう過去は変えられないのです。

それなら「今」という瞬間を一生懸命生きるようにしてみませんか？過去を乗り越え、今を生きることで、未来は必ず良い方向に向かうでしょう。

嫌なこと、つらいことが、今のあなたの人生に少なからず活きているのです。過去にとらわれ、今を感じることができない、未来を想像することができない、悲しい人生にはしないでくださいね。

見返りを期待しない

「○○してあげたのに、感謝がない」という気持ちになったことがありませんか？これは、親切とは言いません。

本当の親切は、見返りなど期待しないものなのです。相手の気持ちを考え、相手を思いやってするものでしょう。

人を邪険に扱った時の気持ちと、人に親切にした時の気持ちを比較してください。どう考えても、自分にとって気分が良く幸せな気持ちになるのは、親切にした時ではないでしょうか。

「親切してばかりで、自分は親切にしてもらえない」という考え方を捨てましょう。見返りを期待しない人生は、とても気分が良く楽しいものですよ。