最適な同棲期間って?結婚に進むきっかけは?
「ずっと一緒にいるために、この人と同棲をしたい」と考えるカップルも多いのではないでしょうか?また、「せっかく同棲をするなら、結婚も視野に入れたい」という人もいることでしょう。
そこで今回は、最適な同棲期間や、同棲から結婚に進むきっかけ、同棲中に気をつけておきたいことなどについてご紹介します。同棲を考えている人はもちろん、すでに同棲していてパートナーとの結婚を考えている人も、ぜひ参考にしてくださいね。
付き合ってから結婚までの平均期間
半年〜1年
年齢によって多少前後することはありますが、付き合って約半年から1年の間に「この人と結婚したいかも」と意識する人が多いようです。
結婚情報誌『ゼクシィ』が2018年に行った「ゼクシィホンネ通信アンケート」によると、22%ものカップルが6ヶ月~1年以下で結婚を意識しています。
ただ、実際に結婚に踏みきるカップルは少なく、あくまで直感的な願望である場合がほとんど。とりあえず、1年は恋人関係を楽しんだり、パートナーの性格や相性などを知っていく期間としているのでしょう。
最初の1年は、どんなイベントも2人にとって初めてですから、結婚よりも恋人としての時間を楽しく過ごしているようです。
1年〜2年
付き合って1年間は、結婚のことを多少は意識しつつも、恋人としての時間を楽しむカップルが多いです。しかし、1年を過ぎるとこの感情が少しずつ変化し始めます。
1年間一緒に過ごしていれば、お互いの人柄や交友関係など、ある程度のことが分かってきますよね。そのような背景もあってか、付き合って2年未満のタイミングで結婚するカップルも少なくないようです。
3年
「ゼクシィ結婚トレンド調査」(2020年)によると、付き合ってから結婚するまでの平均期間は、3.2年。付き合って3年目となると、恋人として楽しむ期間を終えて、いよいよ結婚が現実味を帯びてくる頃なのでしょう。
具体的な結婚について話し合うカップルが増えてくるのも納得ですね。恋人を両親に紹介するなど、家族ぐるみの付き合いを意識した行動に出る人も多いでしょう。
3年以上
中には、付き合ってから結婚するまで3年以上かかるカップルもいます。学生時代から付き合っていたカップルや、バツイチ同士のカップルなどは、結婚に至るまでに時間がかかる傾向にあります。
特に学生など年齢が若すぎるカップルの場合だと、結婚するために経済的に厳しかったり、保護者から反対されたりして結婚まで時間がかかりやすいです。
また、バツイチや子持ちなどのカップルには、「子供のことを考えると、なかなか再婚に踏み切れない…」という人も多いでしょう。
様々な事情があって長く付き合っているカップルが結婚をするには、大きな転機やきっかけが必要なのかもしれません。
半年以下
最近では、付き合ってから半年以下で結婚するカップルも増えてきています。
「付き合う時間がもったいない」「子どもが欲しいから、年齢のことを考えて早く結婚したい」「直感的にこの人しかいないと感じた」など、半年以下で結婚をした理由は人によってさまざまです。
また、2018年の『ゼクシィ』の調査では、20代のカップルよりも30代のカップルの方が半年以下で結婚する割合が多いことがわかるなど、年齢によっても結婚に対する考え方に差があることがうかがえます。
出典:ゼクシィ「タイミングが分からない!交際開始からプロポーズするまでの期間」
https://zexy.net/mar/manual/ring_info/propose_kiso_article1.html
同棲の準備期間にしておくべきこと
何事も最初が肝心で、同棲する前にきちんと2人でやっておくと、後でトラブルになったり余計な喧嘩になったりしないで済みますよ。
ここからは、同棲の準備期間中にしておくべきことをまとめてましたので、ご覧ください。
お金の用意
同棲を始めるための最初のハードルは、お金の用意です。同棲はマンションやアパートなどを借りてスタートすることが多いですが、住む場所を借りるための初期費用は意外と高額です。
家賃数ヶ月分の蓄えや、敷金礼金など、まとまった額のお金が必要です。また、住む場所だけでなく、一緒に暮らしていくうえで必要な家電やベッド、テーブル、カーテンなど、生活必需品にかかる費用も想定しておかなければなりません。
同棲を始める前に、2人である程度のまとまったお金をきちんと準備しておきましょう。
親など家族の許可
同棲する理由はカップルによってさまざまですが、結婚を視野に入れているならば家族への許可は必須事項です。
同棲すると決めた時点で、必ず家族に報告しましょう。その後、2人でそれぞれの家族の元を訪れて顔を合わせておくと、親にも安心して送り出してもらえるかもしれません。
ただ、場合によっては親に同棲を許可されなかったり、「同棲するなら結婚しろ」と言われるかもしれません。その場合は、同棲する明確な理由と意志を見せることがなによりも大切です。
結婚を考えているならば、お互いの家族はいずれ親族になる人たちです。そんな人たちから快く応援してもらって、気持ち良く同棲生活をスタートさせたいですね。
同棲のルールを決めておく
同棲をする前に2人でルールを決めておくのも重要なポイントです。家事の役割分担や、相手にしてほしいこと、逆にやってほしくないことなど、思いつく限りのことをできるだけたくさん話しておきましょう。
ルールを決めるというと不自由なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、堅苦しく考える必要はありません。最初にルールを設けたとしても、同棲を始めてみてから実際の生活とマッチしないとわかる場合も多いです。少しずつお互いが生活しやすいスタイルを見つけて築いていくことが大切です。
同棲は共同生活なので、ある程度のルールがないと成り立ちません。これから2人の新生活の始まりにわくわくしながら、楽しく話し合ってくださいね。
住む場所のチェック
家は1日の中でもっとも長い時間を過ごす場所です。そのため、住むところは念入りにチェックしておく必要があります。
間取りはもちろん、お風呂やトイレなどの水回りや日当たり、収納の多さなど、なるべく2人で事細かに内見しましょう。
また、部屋だけでなく、近所の店や駅までの道のり、治安なども事前に把握しておくことで、同棲したときに安心してスムーズに生活しやすくなります。特に都会など人が多い地域では、昼間と夜で雰囲気がガラリと違うこともありますので、そういった点も注意深く見ておきましょう。
同棲を始める前にぶらぶらデート感覚で街を探索してみてくださいね。
家の中での過ごし方について話しておく
付き合っているだけでも趣味や好きなことを知ることはできますが、普段、家でどんなことをしているかは意外と知らなかったりするものです。
例えば女性の場合だと、同棲前はあまり気にならなかったのに、同棲を始めると彼氏がゲームばかりしていて構ってくれなくてイライラしたり、逆に男性だと、彼女のネイルケアやスキンケア、入浴の長さに戸惑ったりすることも。
お互い家での過ごし方はさまざまですし、プライベートな部分を相手に指摘されたら、誰だって不快な気持ちになりますよね。
このようなわだかまりを未然に防ぐためにも、家の中での過ごし方についてある程度は話し合っておくといいでしょう。
同棲のメリット、デメリット
確かに同棲でしか得られないメリットもありますが、実は意外な落とし穴もあるんですよ。次は、同棲をすることのメリットとデメリットを2つずつ紹介します。
ずっと一緒にいられる
恋人同士ならば、ずっと一緒にいたいと思うのは自然なことですよね。同棲はそんなカップルの願いを叶えてくれる方法の1つ。いつもデートの後、離れがたくて寂しい思いを経験している人もいるでしょうが、同棲ならばそんな寂しさとはおさらばできます。
朝、目が覚めたら1番最初に好きな人に会うことができて、家に帰ると「ただいま」「おかえり」と言い合い、一緒に食事をし、夜は一緒に眠ることができるのです。そんな恋人ならではの幸せが毎日続くのは、同棲の大きなメリットですね。
結婚をイメージしやすい
恋人期間中に同棲しておけば、結婚した後も比較的スムーズに生活できるのもメリットの1つです。
同棲すると良くも悪くも、付き合っているだけでは知らなかった相手の一面をたくさん見ることができます。結婚を考えているカップルが同棲する大きな目的は、パートナーとちゃんと生活ができるのかどうかを試すことです。
実際に同棲してみて、相手と生活スタイルが合わなかったり、許せない部分が出てきた場合は同棲を解消すればいいですし、結婚する前に相手の知らなかった一面を知ることができただけでも、同棲をした意味はあるといえます。
また、同棲したことでパートナーの良さを改めて実感し、「結婚するならこの人しかいない!」と思うきっかけにもなりますよ。
マンネリ化してしまう
恋人期間が長くなると、どんなカップルも大なり小なりマンネリ化しがちですが、同棲はそれが顕著にあらわれます。同棲を始めた当初は、ただ新しい家で一緒に過ごすだけで楽しかったことが、時間が経つにつれてそれが当たり前になってくるのです。
恋人から家族のような対象になっていき、トキメキやドキドキといった恋人ならではの刺激が失われていくのは大きなデメリットだといえるでしょう。
マンネリが続くと、結婚をどんどん先延ばしにしてしまう可能性もあります。いつまでも恋人気分を味わいたいのであれば、お互いに相手を思いやり、工夫や努力をすることが大切ですよ。
別れるときが大変
同棲のデメリットとして、別れたくてもすぐに別れられないということがあります。喧嘩など突発的な出来事が起こったり、「顔も見たくない」と思うようなことがあっても、同じ家に住んでいるのですから顔を合わせざるを得ません。
また、いざ別れると決まっても、引っ越しや賃貸契約の解約手続き、新居探しなど、とにかく時間とお金がかかります。
結婚する前のお試し期間として同棲を始める前に、もし万が一ダメだった場合のリスクも頭に入れておいた方がいいでしょう。
カップルの最適な同棲期間とは?
しかし、ズルズル同棲を続けていると、結婚するタイミングを逃してしまうこともあります。同棲から結婚につなげるためには、果たしてどれくらいの期間が最適なのでしょうか?
次は、カップルの最適な同棲期間について紹介します。
半年
「なるべく早く結婚したい!」というカップルの同棲期間は、半年程度が最適でしょう。
同棲して半年くらい経つと、お互いの生活リズムが少しずつわかってきますよね。この時点で相手に対して大きな不満がなければ、結婚へと進んでも問題ないでしょう。
同棲して半年といえば、まだまだ恋人感覚でいられるほどのフレッシュさがある時期ですよね。そのため、この時期に結婚しておけば、初々しい雰囲気のまま新婚生活を送ることができるでしょう。
1年
同棲をするならば、最低1年は続けたいと考えているカップルは多いです。今は共働きが主流ですので、繁忙期や閑散期を一緒に過ごしてみて、2人でどんな生活になるのか経験したいと考えるようです。
また、同棲中に意外と揉めるのが、室温設定の問題です。夏や冬は男女で過ごし方がかなり違うようで、部屋が温度が暑い、寒い、とお互いストレスを抱えてしまいがち。
季節ごとにあるイベントの過ごし方もそれぞれ違うでしょうし、1年を通して2人がちょうどいいと感じるところを探りながら、結婚のイメージを固めていくのです。不満やささやかな幸せを共有することが、同棲の醍醐味なのですね。
3年
同棲期間はカップルによって大きく分かれますが、3年までがリミットだと考えている人がかなり多いようです。それ以上続けてしまうと、時間だけがズルズルと過ぎて結婚するタイミングを失ってしまい、不安になっていくのです。
3年も経てば、同棲の生活リズムは確立されています。そのため、この生活を続けていくか、それとも結婚するかなど、将来について検討する区切りとして3年は妥当であるといえるでしょう。
同棲期間をあえて定めない
カップルによりますが、あえて同棲期間を定めないという考え方もあります。
その理由は、同棲期間を定めてしまうと、必ず結婚しなければならないというプレッシャーを感じてしまうからです。確かにそのような状態では、気持ちよく同棲生活を送れませんよね。
将来よりもまずは今を大切にしたいと思っていたり、年齢が若いカップルほど、同棲期間を定めないカップルが多い傾向にあります。今は結婚という形にこだわらない生活もあるので、2人の歩み方についてもよく検討するといいでしょう。
同棲期間終了!結婚に進むきっかけ
とはいえ、いざ結婚しようにも、なにかきっかけがないと踏み切れないというカップルもいるのではないでしょうか?
そこで次は、同棲しているカップルが結婚しようと決めたきっかけについてまとめてみました。そろそろ結婚を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
プロポーズを受けて
もっともわかりやすい結婚のきっかけは、プロポーズを受けたときです。
女性にとってプロポーズは憧れであり、彼氏に期待して待っていることが多いですよね。高級レストランでのプロポーズや、サプライズ演出のプロポーズだけでなく、普段の生活の中で何気なく言葉にするなど、その形はカップルによってさまざまです。
どんな形であれ、プロポーズは一生の思い出になります。結婚するからには、素敵なプロポーズをしてもらいたいですね。もちろん女性からプロポーズするのもありでしょう。
妊娠をきっかけに
同棲カップルが結婚するきっかけの1つに妊娠があります。同棲カップルは、そうでないカップリよりも授かり婚のチャンスが多いです。一緒に過ごす時間が長いため、性交渉の頻度が高いことが理由として考えられるでしょう。
妊娠は授かりものですし、子どもを望んでいるカップルにとっては嬉しいことですよね。
ただ注意したいのは、妊娠すると一気に今までの生活が変わること。特に女性は妊娠による体の変化に驚くでしょうし、仕事にも影響がでてきます。また、結婚式や新婚旅行など、結婚してからやりたかったことが制限されてしまうこともあります。
妊娠は結婚するきっかけにはなりますが、他の面では大変なことが多いということは頭に入れておきましょう。
周囲に後押しされて
友人や両親といった周囲から後押しされるのも、結婚に進むためのきっかけになります。
身近な人から後押しされることで、今までは結婚を意識していなかったカップルも、自然に結婚について考えることができるでしょう。「結婚したいけど、自分たちだけではなかなか結婚に踏みきれない」というカップルは、一度周囲に相談してみて協力を仰ぐといいかもしれません。
ただし、中にはプレッシャーを感じてしまう人もいます。周りからの言葉が良い刺激になるか、プレッシャーとなって悪く作用するかは個人差が大きいので、注意したいところですね。
年齢的な問題
同棲中のカップルが結婚したい大きな理由の1つとして、「子どもが欲しいから」が挙げられます。
特に女性は妊娠・出産のことを考慮して、早めに結婚したいと思う人は多い傾向にあります。育児は体力勝負とも言われていますので、将来のことを考えると体力があるうちに妊娠・出産をしたいと計画する人もいます。
また、年齢は区切りとしてわかりやすく、30歳や40歳など節目の年までに結婚したいと考えている人もいます。このように、将来の人生設計と今の年齢を考慮したうえで結婚するのは適当だといえるでしょう。
友人の結婚
実際に結婚式を目の当たりにすると、「自分たちもそろそろ…」と刺激を受けるカップルも少なくありません。
特に女性はその傾向が強く現れるようで、友人の結婚式に出席したときに華やかで幸せそうな新郎新婦を見ると「私たちも結婚したいな」と思うようです。
このように、外からの刺激を受けて自分たちの結婚をイメージするのも、いいきっかけになります。
転職、転勤
人生の大きな転機を迎えたときに、結婚を意識するカップルもいます。
例えば、彼氏やあなたの転勤、転職です。遠方への転勤、転職となれば、それをきっかけに「一緒についてきて欲しい」と彼氏から結婚を切り出されたり、彼氏に切り出したりすることがあるでしょう。
心の底から「喜んでついていきたい!」と思えるのであれば問題ありませんが、「今の仕事を頑張りたい」「生まれ育った地元を離れたくない」という気持ちがあるのであれば、注意が必要です。
結婚は人生の大きな分岐点になりますので、きちんと自分の気持ちと向き合い、必要であれば相手とよく話し合うなどして、後悔のない選択をしましょう。
同棲期間中に別れてしまう原因
悲しいことですが、同棲して結婚したカップルもいれば、別れるカップルもいるのです。むしろ同棲してから別れてしまうカップルの方が多いかもしれません。
では、なぜ同棲期間中に別れてしまうのでしょうか?次は同棲カップルが別れる原因についていくつか紹介します。
価値観の違い
恋人と別れる理由の中でも、価値観の違いはよく挙げられる項目です。
価値観とは、なにを大切にしているか、生きていく中でなにを優先しているか、ということです。価値観には大きな個人差がありますし、相性の善し悪しみたいなもので、自分と相手の価値観のどちらが悪いなどと判断できないのが難点ですね。
同棲中はそれぞれの価値観があらわになるため、どうしても譲れない部分や許せない部分が見つかることで、別れる原因になりやすいのです。
経済的理由
同棲生活とお金は、切っても切り離せない関係です。
どちらかが全額負担するカップルは少なく、割合はさまざまですが、基本的に折半する人が多いです。そのため、お互い協力しあって生活するうえで、お金の管理は非常に重要になってくるのです。
やりくりをしている中で、相手との金銭感覚のズレを感じたり、2人で定めたお金のルールを破ったりすると、関係に歪みが生じやすくなります。
金銭面のトラブルは別れる原因になりやすいので注意しましょう。
相手の嫌なところが見える
同棲すると、相手の良いところだけでなく、嫌なところも見えやすくなります。これも、同棲期間中に別れてしまう原因のひとつです。
相手の新しい一面を見て「一緒に暮らしてよかった」と感じる場合もあれば、嫌な部分が見えてショックを受けたり、幻滅したりする場合もあります。また、一度嫌な部分を見つけてしまうと些細なことが目につき、ストレスを感じてしまいやすくなるのです。
二人で話し合ったり指摘し合うことで、お互いに直せれば良いですが、何度言っても直してもらえなかったり、生理的に受け付けなくなってしまうと、別れを意識する人が多いようです。
関係がマンネリ化する
長く同棲していると、どうしても関係がマンネリ化してしまいがちです。
実際、「同棲し始めた頃は初々しくラブラブな雰囲気で、ちょっとしたことでも新鮮に感じてドキドキしたのに、時間が経つにつれて何も感じなくなってきた…」という経験をしている人は少なくありません。
恋人がパートナーのような雰囲気になるならまだしも、中には異性として見れなくなってしまうことも。また、同棲していると性交時以外でもお互いの裸を見る場面が増えてきますので、性的な興奮を相手に感じられなくなります。それも、別れる原因のひとつです。
いつまでも恋人時代の感覚を忘れたくないのであれば、お互いが自分自身を磨く努力をするのことが大切ですよ。
生活スタイルが合わない
お互いの生活スタイルが合わないことも、同棲中に別れてしまう原因です。
起床時間や就寝時間の違いはもちろん、朝食を食べるか食べないか、入浴は湯船に浸かるかシャワーだけで済ませるかなど、人それぞれ多様な生活スタイルを持っていますよね。
そういった違いを発見しても、許容し合ったり、お互いの価値観をすり合わせていければ、特に問題は起きないでしょう。しかし、どうしても譲れない、合わないことが出てきてしまったときに、別れが頭によぎるのです。
同棲は、恋人とはいえ他者との共同生活ですので、このような生活スタイルの違いはかなり重要な問題と言えるでしょう。
カップルに直撃!同棲期間に気を付けていたこと
では、同棲中はどのような点に注意したら良いのでしょうか?同棲中に気をつけていたことについて、同棲を経て結婚した先輩カップルの意見をまとめてましたのでご覧ください。
家事の負担が片方に偏りすぎないように…
「同棲時代はお互い働いていたので、どちらかに負担がかかりすぎないよう、家事は半分ずつ負担するようにしていました」(29歳/女性/事務職)
「家事分担をして、どちらがどの家事をするか決めていました。そうすることで、私ばかりが家事してる…って不満に思うことがなくなりましたよ」(25歳/女性/営業職)
今は共働きが主流の時代なので、家事を分担するカップルが増えてきています。
しかし、未だに女性の方が家事の負担が多かったり、目に留まりづらいちょっとした家事に彼氏が気づいておらず、ストレスを感じている人も。
恋人とはいえ、同棲は他人との共同生活なので、少なからずストレスは生じます。家事はできるだけ役割分担をしっかりして、どちらか一方に負担をかけすぎないように心がけましょう。
お互い一人の時間を作るようにしていた
「結婚前に同棲していた時は、たまに一人の時間を持つようにしていました。俺は釣り、彼女はヨガが趣味なんですけど、お互い自由に趣味の時間を楽しんでましたね」(28歳/男性/営業職)
「相手が明らかに落ち込んでいるときは、別々の部屋にいるか、外に出るようにしていました。一人の時間を作ってあげて、相手が理由を話してくれるまで待ちました」(32歳/女性/自営業)
いくら好きな相手との同棲生活であっても、24時間ずっと一緒にいると息が詰まってくるもの。長く交際を続けるためには、趣味の時間をつくったり、落ち込んでいるときは外出したりと、あえて1人になれる時間を設けることが大切です。
四六時中一緒にいるだけでなく、自分の時間と恋人との時間にメリハリをつけることが、ストレスフリーな同棲生活を送る秘訣なのかもしれませんね。
感謝の気持ちを忘れない
「何かやってもらった時は、些細なことでも『ありがとう』とお礼を言うように心がけていた。同棲中だからこそ、思いやりは大事」(36歳/男性/公務員)
「同棲していた頃、彼女に『ご飯作ってくれてありがとう』って言ったら想像以上に喜んでくれたのが嬉しくて、結婚した今も伝えるようにしています。言葉は偉大ですね」(33歳/男性/自営業)
同棲生活が長くなってきて生活リズムが確立されてくると、「してもらって当たり前」という感覚に陥ってしまうことがります。
それが顕著にでるのが家事で、食事を用意するのも、掃除をするのも当たり前に思えてしまうのです。しかし、毎日のことだからこそ、パートナーに対する感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
ただ心の中で思うだけではなく、感謝の気持ちをきちんと言葉にして伝えることはとても大切です。結婚してもぜひ続けていきたい習慣ですね。
お金の管理をきちんとする
「同棲中はお金の管理を彼女に任せていたた。時々抜き打ちで家計簿を見せてもらっていたんだけど、きちっと管理してくれていて安心できた」(29歳/男性/フリーランス)
「家賃などの固定費は彼氏、食費や生活に必要なものは私が出していました。家電など高額なものを買うときは、勝手に買わないでその都度相談してました」(25歳/女性/営業職)
「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、恋人同士でもお金についてはきちんとしておく必要があります。同棲中は家賃だけでなく、光熱費や食費、交際費、通信費など、普通に生活しているだけでお金が出ていきます。
お金の使い方や管理の仕方はカップルによってさまざまですが、同棲は相手の金銭感覚を知ることのできる絶好の機会。結婚後も必ず活きてくるので、きちんと勉強しておきましょう。
最低限のマナーを守る
「お風呂に入ったあとは、脱衣所で服を着てから部屋に戻るようにしてました。同棲中だからって、彼女の前では裸でうろつかないように気をつけていましたね」(31歳/男性/運送業)
「恋人感覚をなくさないように、家にいるときも極力おしゃれをしていました。結婚した今も、休日にいつまでもパジャマ姿のままでいることはほぼないです」(28歳/女性/アパレル関係)
同棲が長くなると、ついつい気が緩んでしまうもの。例えば、入浴後に裸でうろついたり、休みの日にすっぴんにパジャマ姿のままでいるなどの行為は、恋人同士のトキメキを失う原因になります。
状況が悪化すると、お互い異性として見られなくなってセックスレスに繋がってしまうことも。同棲後も恋人気分でいられるように、最低限のマナーは守って過ごしましょう。
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