そもそも「残念なイケメン」の定義とは
イケメンは老若男女問わず好印象を持たれやすく、特に女性からの人気は絶大です。「イケメンに生まれたら人生がイージーモード」といったフレーズも実際によく耳にしますよね。
ですが、ただ見た目がよいだけで順風満帆な人生を歩めるわけではありません。たとえイケメンであっても、性格や言動に問題があれば「残念なイケメン」扱いされてしまうでしょう。
そこでこの記事では、残念なイケメンにありがちな特徴や対処法について解説します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
残念なイケメンのあるあるな特徴《見た目編》
一目惚れされたり、女性側から積極的にアプローチされたりすることも珍しくありません。ところが残念なイケメンの場合、デートをしたり実際にお付き合いをはじめてみると、女性側は「思っていたのと全然違った」「言動がありえない」と彼に幻滅することが多いでしょう。
しかし、女性からすると、素敵なイケメンと残念なイケメンを瞬時に見分けるのは至難の業。そこで以下では、残念なイケメンにありがちな見た目の特徴について解説していきます。
イケメン
そもそも、残念なイケメンと呼ばれるのはその男性が整った顔をしているから。平均的でぱっとしない顔の男性のことを俗にフツメンと呼びますが、フツメンが性格が悪くても残念なフツメンとは呼ばれませんよね。
その点、残念なイケメンは美しいルックスという長所をもっている分、「顔以外もきっと素晴らしいに違いない」といった過剰な期待をかけられがちです。だからこそ、人々からの期待や理想のイケメン像から外れる言動をとると、ガッカリ度が増して「残念な」という修飾語をつけられるのでしょう。
なお、イケメンと一口に言ってもその外見は多種多様。中性的な美少年系もいれば、顔の彫が深いイケメン、成熟した大人の魅力あふれるセクシー系などさまざまです。
清潔感がない
清潔感があることを男性に求める第一条件として掲げる女性は多いですよね。裏を返せば、
清潔感のない男性はそれだけで女性から「気持ち悪い」「近寄りたくない」と敬遠されやすいということ。
おしゃれに興味がない程度ならばまだしも、何日もお風呂に入っていないことが丸わかりな見た目をしていると、イケメンでもアウトです。確実に残念なイケメン扱いされてしまうでしょう。
特に体臭と口臭がきつい男性は、イケメンであろうとかなりの確率で恋愛対象外にされるはず。清潔感がないイケメンを見て、「もう少し身なりに気を遣えばモテるのに」と残念に感じている女性も多いことでしょう。
不健康な体型をしている
「健全な魂は健全な体に宿る」とよく言いますよね。女性は男性の外見を見る際、顔だけでなく体型などもチェックしているものです。
たとえ顔立ちが整っている男性だったとしても、心配になりそうなくらいガリガリの体型だったり、反対に重量感のありすぎる肥満体型だったりすると、残念なイケメンにカテゴライズされてしまいます。
特に顔にも体にもどっぷりと脂肪がついている男性は、「怠惰で自己管理ができなさそう」「食っちゃ寝してそう」と、その体型ゆえにネガティブな先入観をもたれてしまうことも…。
周囲からは「せっかく顔がよいのだから、ダイエットをして体を絞ればもっとモテるのに」と残念がられているかもしれません。
ファッションセンスが皆無
パリコレに出演するようなスーパーモデルならば、個性的で常人には理解しがたい服やアクセサリーを身に付けていても不思議と「最先端のおしゃれで素敵」と思わせる力がありますよね。
ですが、私たちのごく身近なところにいるイケメンが、そこまでのイケメンパワーを発揮できるとは限りません。
スーツ姿だといかにも仕事ができる凛々しいイケメンなのに、私服ともなるとまるで10代前半の子供が好むようなアイテムをチョイスする男性は、残念なイケメンの典型例。「横を歩くのが恥ずかしい」と思われるような服装をしています。
気になっていた男性の私服姿がダサすぎて、恋心が一気に冷めてしまったという女性も意外と多いのではないでしょうか。
負のオーラが感じられる
せっかく付き合うならば、明るくて爽やかで、一緒にいるとこちらまで元気になるような性格のイケメンと付き合いたいものですよね。
だからこそ、たとえ顔が綺麗なイケメンだったとしても、表情から陰気さが感じられたりいつもどんよりとしたオーラを放っていると、近寄りがたく感じられてしまうはず。
もちろん、このような負のオーラがイケメンにアンニュイな魅力をプラスする場合がないわけではありません。しかし、大半の女性は「顔がよくても見た目が陰気すぎて付き合うのはちょっと…」と敬遠するでしょう。
残念なイケメンのあるあるな特徴《性格編》
しかし気を付けたいのが、外見に何の問題がなかったとしても、内面に問題があれば残念なイケメンの仲間入りをしてしまうということです。
外見と違って、性格は目で見てすぐに判断できるものではないですよね。最初は完璧なイケメンだと思っていたけれど、連絡先を好感してデートを重ねるうちに、相手の性格的な問題に気付くようになったというケースも少なくありません。
ここからは、残念なイケメンにありがちな性格上の特徴について見ていきましょう。
目立つのが大好き
小さい頃から整った顔をしていたイケメンの中には、ルックスのよさゆえに周囲からちやほやされ続け、いつの間にか傍若無人な性格になってしまったという男性もいます。
「自分は顔がいいから無条件で人から好かれる」と自覚しているため、自己顕示欲が過剰なほど強くなり、まるで王様のようにふるまってしまうのです。
そのため、常に自分が場の中心にいなければ気がすまず、周囲が自分に注目してくれないと子供じみた癇癪を起こすでしょう。
また、このような残念なイケメンは総じてナルシストであり、自分よりも目立つイケメンに対する嫉妬を隠そうとしません。ときにはそのような人物の足を引っ張ろうとすることもあるでしょう。
器が小さい
「自分に優しく他人に厳しい」を地で行くのが、残念なイケメンです。自分が大きなミスをしても大して反省せず、迷惑をかけた人に謝りもしないのに、他人が些細なミスをすると過剰に責め立て、執拗に謝罪を求めるでしょう。
また、自分から女性をデートに誘ったにもかかわらず、1円単位できっちりと割り勘を求めてきたり、たった100円多く支払っただけで「俺がおごってあげた」感を出してくるのも、器の小さい残念イケメンによくあるパターン。
このような男性は精神的に幼稚であり、自分の感情を適切にコントロールすることもできないため、周囲からは「イケメンだけど性格はブサイク」だと思われやすいでしょう。
女性を見下している
どんなにかっこいい顔をしていても、男尊女卑的な古い価値観を持っている男性は素敵だとは言えないですよね。
「女のくせに料理もできないの?」「女は黙って男に従っていればいい」などと、時代錯誤な性差別発言をしていては、いくらイケメンと言えども、女性から嫌われてしまうでしょう。
自分が特別にモテる存在であると自覚しており、だからこそ女性を軽んじてもよいという歪な考えをもっているのです。あるいは、女性を見下すことで自分をより優れた存在だと思い込みたいのかもしれません。
自立できていない
ある一定の年齢に足したのならば、親元から離れて経済的にも精神的にも自立するのが社会人としての理想のあり方ですよね。中には貯金をするために一人暮らしをせず、実家暮らしをする堅実な男性もいることでしょう。
他方で、「働くのが嫌だから」「親になんでもかんでも世話をしてもらえるから」という理由で、いつまでたっても定職に就かず、親のお金で暮らし続ける男性は、たとえイケメンでも残念だと言わざるをえません。
経済的に一切自立していない男性と付き合うと、お金をせびられる危険性もあるので注意が必要です。
残念なイケメンのあるあるな特徴《言動編》
その理由はさまざまですが、主に言動に問題があることが多いもの。そこで以下では、残念なイケメンによくみられる言動についてご紹介していきます。
声が高め
声は生まれもったものですから、自分の意志では代えられませんよね。ただ、「イケメンは声までイケメン」と過剰な理想をもたれやすいです。
声が高すぎる男性は、このような世間の求めるイケメン像から外れてしまうため、残念なイケメンにカテゴライズされてしまうのかもしれませんね。
他方で、声が高めの男性を好ましく感じる女性が一定数いるのもまた事実。ただし、意図的にかわいこぶりっ子系男子のような甘い声を出していると、女性ウケは悪くなりやすいでしょう。
下ネタを言う
仲が良くて、下ネタも冗談として楽しめるような関係性を築けているならば、多少の下ネタトークで盛り上がることができるでしょう。
ですが、相手の女性が下ネタを振っても大丈夫かどうかをきちんと見極めることなく、一方的に下品で性的な話ばかりをする男性は、間違いなく残念なイケメンです。
女性によっては、「ひどいセクハラを受けた」と怒りとショックを感じることでしょう。TPOや相手をわきまえずに下ネタを頻繁に口にする男性は、いくら顔がよくても下劣な人間だと思われてしまいます。
ハラスメント体質
自分よりも立場の弱い相手に対して威圧的で乱暴な言動をとる男性は、たとえどんなにイケメンであったとしても、素敵に思えませんよね。
こうしたパワハラ男は、部下をひどく叱りつけた話や後輩に陰湿ないじめをした話を、自分の「武勇伝」として女性に自慢気に披露することも珍しくありません。自分がやっていることがいかに悪質であるのか、まったく自覚できていないのです。
また、「仲がよいからいじっているだけ」という体を装って、嫌なことをされても嫌だと言えない気の弱い人をターゲットにしてパワハラを繰り返す場合もあるでしょう。
モテることで調子に乗っている
確かにイケメンはモテますよね。すべての女性がそうとは言えませんが、少なからぬ女性はイケメンに弱いものです。
できるならば、顔の悪い男性よりもイケメンと付き合いたいと考えている女性は多いことでしょう。結果的にイケメンは女性を選びたい放題の状態にあるため、「モテる俺はすごい」と自己像を肥大化させてしまうこともしばしば。
もちろん、自分を客観視して謙虚に振る舞うイケメンもたくさんいますが、中にはモテることに調子に乗ってしまうイケメンもいます。このような残念なイケメンは、平気で二股や三股を繰り返すでしょう。
また、モテない男性をあからさまに馬鹿にしたり、聞いてもいないのに自分のモテ自慢を延々に披露したりします。
残念なイケメンのあるあるな特徴《仕草・行動編》
ここからは、残念なイケメンならではの仕草や行動の特徴についてチェックしていきましょう。
定期的に鏡チェックをする
他人に不快感を与えないために、鏡で自分の姿をチェックするのは決して悪いことではありませんよね。
ですが、その度が過ぎていれば残念なイケメンになってしまうでしょう。残念なイケメンは自分の顔がよいことを自覚しており、ナルシストな傾向が強いため、暇さえあれば鏡の前で自分のキメ顔をチェックします。
ショーウィンドーや車のサイドミラーなど、道中のいたるところで鏡の代わりになりそうなものを見つけては、執拗に自分の顔をチェックし、自分のイケメンっぷりを確認しては悦に入っている事もあるのです。
たとえ実際に美男子であったとしても、他人から見ると、そのような姿は滑稽なナルシスト以外の何物でもないですよね。
食べ方が汚い
デートでカフェやレストランに行くことも多いですよね。イケメンとデートできるとワクワクしてお店に入ったところ、食事マナーが最悪で相手に幻滅してしまったという女性も意外と多いのではないでしょうか。
イケメンに対する世間の期待値は高く、「イケメンならば何でもそつなく上品にこなせるに違いない」といったイメージを抱きがち。だからこそ、いざ食事デートに行ってイケメンの食べ方が汚いことを知ると、ドン引きしてしまうのです。
空気が読めない
よく言えばマイペース、悪く言えば協調性がなくて他人に対する思いやりが欠けているのも、残念なイケメンならではの特徴です。ズバズバと平気で他人が傷つくようなことを口にしたり、あえて言う必要のないネガティブな話題を選んで会話相手に不快感を与えます。
悪意から相手を傷つけようとしているわけではなく、ただ単に鈍感で空気が読めないだけなので、余計にタチが悪いと言えるでしょう。本人には、自分が他人を傷つけているという自覚も罪悪感もないのです。
優柔不断でメンタルが弱い
カップルの関係性や役割分担は、カップルの数だけ違います。しっかり者で姉御肌の女性ならば、自分に恋愛の主導権を渡してくれる従順な男性を好むでしょう。
他方で、「男性にリードしてほしい」「頼りがいがある男性がいい」と望む女性も多くいます。後者のような女性からすると、優柔不断で決断力・行動力がなく、常に他人の顔色をビクビクと伺っている男性は、イケメンであっても残念に感じられるでしょう。
例えば、自分では物事を決められないのでなんでもかんでも母親に決めてもらうマザコンタイプや、ふられたのにそれを受け入れず、女々しく復縁を求め続ける男性も、残念なイケメンだと言えます。
残念なイケメンであることに気づかせる方法
彼の残念な部分のせいでストレスを感じたり、実際に何か被害を受けているのならば、彼に残念なイケメンであるという自覚を促すことが必要です。
自覚があれば自らの問題点に向き合い、それを改善して真のイケメンに近づけるはず。そこでここからは、残念なイケメンにその自覚を持たせる方法をご紹介していきます。
ストレートに伝える
自分に絶対的な自信を持っているナルシストなイケメンは、常に自分が正しいと信じているため、やんわりと注意をしたり苦言を呈したりしてもまったく意に介しません。空気が読めず、鈍感な性格の男性も同じでしょう。
このような場合は、「相手を傷つけるかもしれない」と躊躇せず、思い切って彼に抱いている不満をストレートに伝えるようにしてみてください。察するのが苦手な残念イケメンは、はっきりと言わなければ理解してくれないのです。
自分が望んでいることを言い続ける
優柔不断で自分で何も決められないイケメンと付き合う、どこにデートに行くのか、どの店に入るのかといった選択肢まですべて女性側に丸投げしてしまいがち。
このような場合は、相手にストレートに不満をぶつけると感情的になったり拗ねたりしてしまう可能性が高いでしょう。
だからこそおすすめしたいのが、相手にしてもらいたいことをお願いという形で伝えるということ。「こういうことはしないで」とダメ出しをするよりも、「こうしてくれたら嬉しいな」と粘り強くリクエストすることで、徐々に彼の意識や行動が変わるはずです。
他の男性を褒める
よく男性はプライドが高いといいますよね。とりわけ、彼女が自分以外の男性のことを手放しで賞賛するのを見ると、プライドが傷つくと同時に、嫉妬心を抱くことでしょう。
このような男性の性質を利用して、残念なイケメンにその自覚を促してみてはどうでしょうか。相手の欠点を直接指摘するのではなく、その男性に欠けているものを持っている男性を褒めることで、彼の闘争心に火をつけることができるはず。
たとえばいつも不潔な格好をしている残念なイケメンに対しては、」清潔感のある男性って素敵だよね」「爽やかさが感じられない男性って残念だよね」などと言って、それとなく彼の残念な部分を自覚させるのがおすすめです。
ポジティブに改善策を伝える
誰しも、自分の欠点を真正面から指摘されると多少はムッとしてしまうものです。自分のために注意をしてくれているとわかっていても、感情的になってしまうことも多いでしょう。
特にプライドが高くナルシストな残念イケメンの場合は、はっきりとした言葉で不満を伝えると自分が攻撃されているように感じて、相手のアドバイスを受け入れようとしません。
そこでおすすめしたいのが、残念な部分を注意するのではなく、ポジティブに改善策を提案するということ。
「もっとここをこうしてみたらどうかな」「こういう部分を改善できれば、あなたはもっと素敵な男性になれる」と相手を持ち上げつつ、問題点を自覚させて改善策へと導いてあげましょう。
残念なイケメンを見極める目を養おう
「付き合うなら絶対にイケメンがいい」がいいという面食い女子も少なくないことでしょう。確かにイケメンは魅力的な存在です。しかし、顔だけでパートナー選びをしてしまうのは考えものでしょう。
相手の内面を十分に知らないまま、顔だけに惹かれてイケメンと付き合ってしまうと、交際前には気づかなかった相手の欠点や問題点で苦しめられる可能性があります。
残念イケメンとの恋で身も心もボロボロになってしまわないように、男性を見る目をしっかりと養いたいもの。イケメンに出会ったからといってすぐに心を許さず、信頼に値する人かどうか見極めましょう。
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