Facebookでの子供自慢をどう思う?
例えば、Facebookでの子供自慢に反応してしまう人もいます。では、世の中の人は具体的にどんな反応を示しているのでしょうか。
まずは、Facebookでの子供自慢に対する意見を紹介します。
幸せアピールがうざい!
「わざわざFacebookで、子供自慢やセレブ自慢ばかりしているママ友がいるけど、正直鬱陶しい」(27歳/女性/専業主婦)
FacebookのようなSNSに不幸な出来事を載せる人はほとんどいないでしょう。SNSには、基本的に自分のお気に入りの写真や楽しかった思い出などを載せるものです。
例えば「子供が1歳になりました!」と誕生日会の投稿があっても、見ている側は「ふーん」程度にしか思わないことも多く、それが頻繁に重なると、「なにこれ、幸せアピール?」とどんどん鬱陶しくなってしまうのでしょう。
正直どうでもいい…
「私は友達が欲しいとすら思わないタイプで、他人のことを知りたいとも思わないんです。相手が幸せでも不幸せでも別にどうでもいいというか…。だから、何でいちいち投稿なんてするのか理解できないです」(31歳/女性/美容師)
社会人になって忙しい毎日を送っていると、他人がどのように過ごしているかなんて考えている暇はないというケースも。正直なところ、他人が幸せだろうが不幸だろうが関係なく、自分の生活で精一杯だという人の方が多いのです。
そんな中、Facebookで子供自慢を頻繫に投稿している人がいたら、「別に知りたくないのに」「何でいちいち投稿するのだろう」と不思議に思ってしまうのですね。
Facebookで自慢する意味が分からない
「幸せなのも子供が元気なのも結構なことだけど、いちいちFacebookに載せる意味が分からない。みんなに発信して何を期待しているのだろう」(24歳/女性/アクセサリー作家)
確かに、相手との会話の流れで子供の成長を聞き、不愉快になることはほぼありませんよね。Facebookは便利ですが、突然相手の情報が流れてくるため、一方的に見せつけられているような形になってしまうこともあり得るのです。
そもそも「なぜ自分の子供自慢を一方的に発信し、他人に知らせるの?」という疑問を持っている人もたくさんいます。そのあたりの心理については後述しますので、チェックしてください。
好きな友達なら自慢に反応してあげるけど…
「結局、相手によるんだと思うんですよ。好きな友達なら自慢に反応してあげるけど、親しくない人や嫌いな人の子供自慢なんて見たくもない」(34歳/女性/事務員)
Facebookの子供自慢がうざいと感じる人のほとんどが、この意見を持っているはずです。好きな友達の子供自慢にはコメントしてあげようと思えても、嫌いな人だと反応すらしたくなくなるのでしょう。
「嫌いな人の情報はいらない」と思っていても、トラブルを起こしたくなくてブロックできないとなると、今後もFacebookの子供自慢を見続けなくてはなりません。そんな人は、後述する対処法を参考にしてください。
Facebookでうざがられる子供自慢の特徴
写真を大量にアップする
自分の子供が可愛いのは当然ですし、写真を選びきれずに全部載せたくなることもあるでしょう。しかし、あまりに大量に写真をアップされると、見ている側はうんざりし、見せつけられている感じさえしてきます。
1枚だけ写真が載っていて短文でコメントされている程度であれば、うざいとまでは思わないはずですが、見たいとも思っていないものを大量に見せつけられると、途端に鬱陶しい気持ちになってしまうのです。
写真を載せている本人は至って悪気はないため、「止めてほしい」なんて言えるはずもなく、見ている側はただただ一方的に写真を見せられる羽目になってしまうでしょう。
内容が親バカ全開
Facebookの投稿内容が親バカ全開の場合も、うざいと思われてしまうでしょう。例えば、「1歳になっていないのに、今日少し歩けました!」「運動会でかけっこが1番でした!」と何でもない出来事を投稿されても、見ている側は「ふーん」としか言いようがありません。
また、「2歳半でおむつが取れました!」「もうアルファベット全部言えます!」などの発育に関することは、子供によって個人差があるものです。
こんな投稿を同じような年齢の子供を持つ親が見たら、焦ったり悩んだりするかもしれませんよね。このような配慮がない点も、うざいと思われてしまう原因なのでしょう。
子供を使った「セレブ自慢」
「子供にバレエとピアノと英語を習わせてます」「子供たちとハワイ旅行へ行きました」「子供たちは○○(高級ブランド)の洋服がお気に入り」などと投稿しては、さりげなくセレブ自慢をしている人もいます。
子供自慢というより、子供を使ったセレブ自慢ですね。費用がかさむ習い事を兄弟全員にさせていたり、大型連休ごとに旅行していたりすると、周囲は「余裕のあるセレブ生活をしている」と判断するでしょう。
幸せなのは良いですが、それを当てつけのようにFacebookに投稿していると、うざいと思われても仕方ありません。セレブ生活を自慢するような投稿は、あまりしない方が良いでしょう。
どんな小さなことでも頻繁に投稿する
「今日、子供の歯が抜けました!」「子供と近所のカフェに行きました」「子供が久しぶりに美容院でカット」など、些細な日常の出来事を頻繁に載せるタイプの人もいますが、イベントでも何でもないのに頻繫に投稿されると、ほとんどの人がうざいと感じるようです。
中にはFacebookを日記代わりにしている人もいますが、それほど親しくない人の日記を読みたがる人はほとんどいないでしょう。
わざわざ見に行かないと読むことができないブログに日記を載せるのは自由ですが、フォローしているだけで情報が入ってくるFacebookを日記代わりにするのを嫌がる人もいます。フォロワーが見てどう思うかを考えて投稿する必要がありそうです。
Facebookで子供自慢をする人の心理は?
頑張りを認めてほしい
自分はどれだけ育児を頑張っているかをアピールするために、「子供が幼稚園に行っている間に、学校に行って資格取得します」「夜泣きが続くけど、頑張ってます」「運動会の席を確保するために、朝5時から並びました…」などと投稿する人もいます。
このような投稿をする人は、「大変!お疲れ様ー」「資格取得するの?子育てしながら勉強ってすごい!」などのコメントが欲しいのでしょう。確かに、子育て中は悶々と悩みを抱え込んでしまいがちなので、Facebook上のコメントは大きな励みになることも。
しかし、これが頻繁になると、コメントする方もだんだんうざいと感じるようになりますから、そのあたりのさじ加減が難しいですね。
周囲から羨ましがられたい
とにかく優越感に浸りたいがために、子供自慢を投稿する人もいます。子供がいて、何不自由ない生活をしていることを投稿し、「私は今、こんなに幸せです」とアピールしたいのでしょう。
そして、「子供ちゃん可愛い!」「グアム行ったの?私には時間もお金もないよー」などのコメントを見て、優越感に浸り、自尊心を保つのです。
しかし、子供自慢に限らず、自慢話は度が過ぎるとうざいもの。自慢もほどほどにしておかなければ、周囲からうざがられて孤立してしまうかもしれません。
共感してほしい
あまり友人がいない、悩みを相談する人がいない女性に多いのが、「共感してほしくてFacebookに子供のことを投稿する」というケースです。たとえ相談できる友人がいたとしても、誰かに悩みを聞いてほしい時に相手が忙しいと、電話をすることもためらってしまいます。
そんな中Facebookに子供自慢を交えた悩みを投稿すれば、少しは心が軽くなるでしょう。また、それに対して反応してくれる人も少なからずいるはずです。
見ている側は、このタイプの投稿は「うざい」と突き放さず、「頑張ってるね」など簡単なコメントで良いので、反応してあげるようにした方が良いのかもしれません。
誰かにかまってほしい
友人がいない、または友人が忙しい人ばかりでかまってもらえない場合も、Facebookに依存してしまうことがあるようです。確かに、一方的に大勢の人に発信するわけですから、誰かがコメントで反応してくれる可能性がありますよね。
かまってほしいと思っている人にとって、SNSはこれ以上ないアイテムだと言えるでしょう。いい大人が自分のことを投稿するのは気が引けるので、とりあえず子供のことを投稿するのです。
とはいえ、「かまってほしい心理」は他の人には伝わりづらく、見ている側はただ子供自慢ばかりされているような気分になってしまうでしょう。
Facebookの子供自慢をうざいと感じる理由
羨ましいから
金銭的に余裕があり、子供も健やかに育ち、楽しそうな人生を送っている人を見ると、羨ましくなる人もいるでしょう。自分にないものをたくさん持っている人を見て、「それに引き換え自分は…」と嫌な気持ちになってしまうのですね。
すると、次第に人をねたんでいる自分のことも嫌になり、どんどん気持ちが落ち込んでしまいます。そして、Facebook上に子供自慢が投稿されるたび、うざいと感じるようになるのです。
興味がないから
ネット検索する時は、キーワードを打ち込んで、自分が知りたい情報を探しますよね。一方でFacebookは、勝手に通知が来たりしますので、要らない情報や興味のない情報でも一方的に受け取ってしまうのです。
それが友人の投稿だった場合、完全にスルーして見ないのも感じが悪いからととりあえず見るものの、内容が子供自慢だと「見なければ良かった」と思うこともあるでしょう。
興味がない情報を一方的にどんどん投稿されると、見ている側もしんどくなり、そのうちうざいと感じるようになってしまうのです。
子供が可哀そうだから
Facebookで子供自慢をしている人はたくさんいますが、決して子供が「自分をFacebookに載せてほしい」と言っているわけではないでしょう。親がFacebookを利用して、勝手に子供の写真や情報を載せていることがほとんどです。
これでは、子供は利用されているだけで、見ている側としては「子供の意思とは関係なく、子供の情報を頻繫に載せるなんて」と可哀そうに感じてしまうでしょう。いくら誇らしい内容だったとしても、子供は自慢してほしいとは思っていないはずです。
自分の情報を勝手に載せられ、挙句の果てに見ている人にうざいと思われてしまうのですから、子供にとっては災難だと言えるでしょう。
当てつけられている気分になるから
Facebookの子供自慢は、見ている側が「私の子供は優秀なの」「他の子とは違う」と言われているような気分になるものです。また「あなたの子供は優秀ではない」と言われている気分にもなるでしょう。
今の自分の人生に納得していても、自分の子供に誇りを持っていても、Facebookで当てつけられたと感じてしまえば、自尊心が傷つきます。
この心理が働いてしまう人は、もうFacebookをしない方が良いのかもしれません。Facebookを楽しめているかどうか、もう一度考えてみましょう。
Facebookでの子供自慢への対処法
「いいね」のみでコメントはしない
Facebookを見ているのに、一切反応しないのも気が引けませんか?友人関係だと、無反応を貫くのは難しいことも多いです。その場合は「いいね」のみでコメントをしないようにしましょう。
コメントをすると、そのコメントに返信があった場合、いつまでもやりとりが続くかもしれません。また、頻繁に投稿するタイプの人だと、いちいちコメントをつけている時点で面倒になり、嫌になってしまうでしょう。
「いいね」で反応するだけなら、こちら側にも負担はあまりありませんし、相手に不愉快に思われることもないのです。
ミュート機能を活用する
子供自慢に辟易しているなら、Facebookの投稿を非表示にするミュート機能を活用することもおすすめです。Facebookのミュート機能は、相手にミュート機能を利用していることが伝わりません。
投稿を非表示にしてしまえば、うざいと思うことはなくなるでしょう。自分の時間がある時にのぞいてみる程度にすることで、負担が減り、心が穏やかになるはずです。
たまに見るのは良いけど、頻繁に子供自慢を見るのは嫌だという人に、とてもおすすめの方法だと言えるでしょう。
子供のことに触れずにコメント
子供自慢をする人は、子供に対するコメントが欲しいはずです。そのため、本来はそのまま子供に対するコメントをするのが一番良いですが、うざいと感じているのなら、子供のことには一切触れずにコメントしてください。
「今度また会いましょうね」など、無難なコメントを選び、子供自慢については興味がないというスタンスでいるのです。「親しい友人にコメントしないのは感じが悪いけれど、子供自慢に乗っかるのも癪だ」という人にピッタリの対処法だと言えるでしょう。
投稿そのものを見ない
ミュート機能を使ったうえで、いっそのこと子供自慢をする人の投稿を一切見ないという手もあります。他の人の投稿を見ていることは相手には分かりませんので、「最近、Facebookまったく見てなくて…」とごまかしておけば良いのです。
投稿そのものを一切見なければ、子供自慢に辟易することはありません。そもそも、Facebookをしているからと言って、必ず投稿を見なくてはならないわけでも、必ずコメントしなければならないわけでもないのです。
Facebookの子供自慢についての悩みは、便利な時にだけ使うようにするか、Facebook自体を止めてしまうかで解決するでしょう。
Facebookの子供自慢を上手にスルーしよう!
Facebookは本来、人と繋がりやすい便利なツールです。Facebookに振り回されることのないよう、ここで紹介した対処法などを使って上手にスルーしてみてください。
子供自慢を上手にスルーして、Facebookを快適に楽しく利用しましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!