「ほっといてほしい」と言われた…一体なぜ?
そこで気になるのが、彼氏や旦那がなぜ「ほっといてほしい」と言い出したのか、です。何も理由がないのに「ほっといてほしい」と言い出す人は、まずいません。
「ほっといてほしい」と言い出すのは、多くの場合、彼女や妻に不満があるので話したくないと思っているのか、肉体的もしくは精神的に疲れているので誰とも接したくないと思っているのかのどちらかです。
彼氏や旦那に立ち直ってもらいたいのであれば、まずは何が原因で「ほっといてほしい」と言っているのかを特定する必要があります。そのうえで、彼氏や旦那の気持ちに沿った対策を取りましょう。
「ほっといてほしい」と言う男性の心理
疲れている
仕事などで肉体的に疲れているときは、誰とも話したくないと思う人もいます。疲れていると頭が回らないので、話を聞くのもしんどいのです。
このようなときは、ほとんどの場合、しばらく休養してもらうことで気持ちは回復します。疲れているときは見た目でもわかりやすいので、旦那や彼氏の様子をよくチェックしてみてください。
一人の時間が欲しい
重要な仕事のことなど、一人でじっくりと物事を考えたいときに「ほっといてほしい」と言う人もいます。誰かに話しかけられると、考えごとに集中できません。大切なことを考えているときほど、邪魔されたくありませんよね。
また、愛する彼女や妻が相手でも、四六時中一緒にいると疲れてしまいます。パートナーが嫌いになったわけではないけれど、少しだけ一人にしてほしいという心境です。
このようなときに無理に一緒にいようとすると、二人の関係が悪化してしまう可能性があります。
彼女や妻に不満がある
彼女や妻の日頃の言動が気に入らないなど、不満がある場合に「ほっといてほしい」と言い出す男性もいます。不満なところを伝えられればよいのですが、うまく言葉にできない、伝えるのが怖いなどの理由で伝えられないのです。
このような場合は、彼女や妻の顔を見るのも嫌になってしまいます。自分の中で相手への不満を解消できるまで、一人になりたいと考えるでしょう。
怒っている
彼女や妻に対して怒りを感じているので、「ほっといてほしい」と言う人は多いです。
また、仕事がうまくいっていない、嫌なことが起きたなど、彼女や妻が怒りの原因ではない場合でも、「ほっといてほしい」と言う人もいます。彼女や妻のことは怒っていないけれど、ほかのことが原因の怒りで正常な判断ができず、話ができない状態です。
パートナーが怒りの原因の場合は、しっかり話し合って解決しましょう。そうでない場合は、時間が経過して気持ちが落ち着くのを待つのが賢明です。
男性が「ほっといてほしい」と言う理由とは?
仕事で疲れている
「仕事で疲れているときは、ほっといてほしいと思いますね。たとえ好きな人が相手でも、話をするのって体力を使うじゃないですか。コミュニケーションを思い切り楽しみたいので、疲れているときはほっといてもらって、元気なときにいっぱい話をしたり、遊んだりしたいです」(28歳/男性/金融)
仕事で疲れているときは、できるだけほっといてほしいと思う人が多いです。話を聞くのは、意外と体力を消耗します。いい加減な態度で話を聞くのは失礼だと考えている真面目な人ほど、体力と精神力を消耗するでしょう。
よって、早く休みたいことに加えて、相手の気分を害さないためにも、疲れているときはほっといてほしいと言います。
体調が悪いから
「体調が悪いときは、できるだけ誰とも話したくないですね。喋るのも疲れますし、とにかく早く寝たいからです。体調が悪いと言っているのに構ってほしがる人とは、良い関係を築けないと思います」(20歳/男性/学生)
体調が悪いと、喋るだけでも疲れてしまいます。誰かと話をするよりも、とにかく早く寝たいと考えるでしょう。
体調が悪いのでほっといてほしいと言っているのに聞き入れてくれない人への印象は、かなり悪いです。自分の都合しか考えられない人と思われてしまい、以後の関係は高確率で悪くなってしまうでしょう。
他に好きな人ができた
「ほかに好きな人ができたときって、そのときの彼女に話しかけられるのが嫌なんですよね。新しく好きになった人のことばかり気になって、彼女が面倒に感じちゃうんです。失礼だとは思いますが、やっぱりほっといてほしいと言っちゃいますね」(24歳/男性/飲食店)
ほかに好きな人ができると、今のパートナーと話をしたくなくなる人もいます。ほかに好きな人ができると、今のパートナーの悪いところばかり気になってしまって、鬱陶しく感じてしまうのです。
今のパートナーには、このような事情は知りようがありませんよね。しかし、「ほかに好きな人ができたのでほっといてほしい」と正直に言う人は少ないです。
何もかもが気に入らなくて…
「あるときを境に、妻のやることなすことがすべて気に入らなくなったんです。何も悪いことはされていないのに、顔も見たくないと思うようになっちゃって…。我慢できずに『ほっといてほしい』と言ってしまいましたね。愛情が冷めてしまったのかもしれません」(29歳/男性/自営業)
愛情がなくなってしまうと、相手が何をしていても癪に障ります。このような場合は、時間の経過では解決しない可能性が高いです。
再び愛情が戻るかどうかは、二人の行動次第になります。この状態にまでなってしまうと、ほっといてほしい理由を話してもらうのも難しい可能性がありますが、まずは話し合いの機会を作りましょう。
「ほっといてほしい」と感じやすい男性の特徴
一人でいるのが好き
一人でいるのが好きな人は、事あるごとに「ほっといてほしい」と感じます。しかし、誰かと一緒にいるのが苦手というわけではありません。恋人や友人を作ることに抵抗はありませんが、同居するなど長時間一緒にいるのは苦手です。
静かな環境で育った
近所や親せきとあまり関わりがない環境で育った人は、毎日のように人と接すると疲れてしまいます。人との関わりが少ない静かな環境で育ったので、飲み会やパーティーも苦手です。
付き合いを疎かにしないために参加はしますが、あまり積極的ではありません。そして、参加した後は静かにしたいので、「しばらくほっといてほしい」と言うでしょう。
他人に関心がない
自分以外の人に関心がないので、「ほっといてほしい」と言い出す人もいます。他人に興味がないので、話を聞いたりするのが苦痛なのです。
しかし、職場や学校で誰とも関わらずに過ごすのは難しいですよね。仕方なくコミュニケーションを取りますが、本当は一人がいいと思っています。
自分を偽っている
本当の自分を見せたくないので自分を偽っている人は、本当の自分を見抜かれそうになると「ほっといてほしい」と言い出します。本当の自分に自信がないか、相手に好かれたいがために好みに合わせたキャラを演じているかのどちらかです。
こういう風に見られたいという願望が見抜かれてしまうのは、とても恥ずかしいですよね。恥ずかしさに耐え切れずに、「ほっといてほしい」と言って相手を遠ざけようとするのです。
男性が「ほっといてほしい」時に出すサイン
しかし、態度に出すことはありますので、彼氏や旦那とこれからも良好な関係を続けたい場合は察してあげましょう。それでは、男性が「ほっといてほしい」と思っているときに出すサインについて詳しく見ていきます。
口数が減る
旦那や彼氏の口数が減ってきたら、ほっといてほしいサインの可能性が高いです。どんな質問をしても、はいかいいえでしか答えてくれないでしょう。このようなときは、無理に会話を続けるのは得策ではありません。
いつもと比べて明らかに口数が減ってきたと感じたら、しばらくそっとしておいてあげましょう。こんなときに無理に会話を続けようとすると、関係が悪化してしまう可能性があります。
目線が合わない
ほっといてほしいと思っているけれど口には出せないとき、わざと目線を合わせないようにする人もいます。誰かと話をするときは、相手の目を見て話しますよね。それなのに目線を合わせないということは、今は話したくないというサインです。
普段はしっかり目線を合わせて話をしてくれるのに、今に限って合わせてくれない場合は、ほっといてほしいサインとみて間違いないでしょう。
連絡の回数が減る
毎日のようにLINEやメールのやり取りをしていたのに、回数が減ってきた場合は、高い確率でほっといてほしいサインです。このような場合は、連絡を催促しない方がよいでしょう。「なぜ連絡をくれないのか」などと問い詰めてしまうと、嫌われてしまいかねません。
ただし、単に忘れているだけの可能性もあります。LINEやメールにおけるほっといてほしいサインはなかなか判断が難しいですが、これまでの相手の様子を思い返してみて判断してみましょう。
機嫌が悪くなる
心当たりがないのに不機嫌な態度を取られたら、それは男性がほっといてほしいときに出すサインの可能性が高いです。ほっといてほしいときは、たとえ愛するパートナーであっても話すのが億劫になります。
しかし、「ほっといてほしい」とは直接言いづらいものです。よって、機嫌が悪いことを表に出して、ほっといてほしいとアピールします。
「ほっといてほしい」と言われた時の対処法
適切に対応すると、これからも彼氏や旦那と良好な関係を続けられます。それでは、「ほっといてほしい」と言われたときの対処方法について詳しく見ていきましょう。
しばらくそっとしておく
「ほっといてほしい」と言われたら、相手のことが心配になりますよね。しかし多くの場合、相手の希望通りにしばらくそっとしておくのが最も有効な解決方法です。
愛するパートナーに対して「ほっといてほしい」と言うのですから、よほど一人になりたいのでしょう。理由を聞き出すなど無理に関わると、余計にバリアを張られる可能性があります。時間が経てば気持ちが落ち着くはずなので、相手の希望通りしばらくそっとしてあげましょう。
理由を聞いてみる
「ほっといてほしい」なんて言われたら、多くの人が「自分に何か原因があるのでは?」と考えてしまうはずです。そっとしておいてあげるのが有効な解決方法ですが、理由を聞かないと、あなた自身がモヤモヤを抱えたままになってしまいます。
よって、そっとしてあげる前に「何が理由なのか教えてほしい」と聞いてみましょう。事情が複雑で言葉にはしづらい可能性がありますので、自分が原因なのかそうではないのかだけでも聞いてみてください。そうしておいた方が、気持ちが落ち着いた後に今まで通りの素敵な関係に戻れる可能性が高いです。
かまってあげる
「ほっといてほしい」と口では言っていても、実はかまってほしいと思っている男性もいます。何か嫌なことがあったので、それを伝えるきっかけが欲しいのです。
そんなときに何も言わずにだた放置するだけでは、相手は機嫌を損ねてしまいます。普段の様子を思い出してみて、かまってほしがるタイプの人だと思ったら、何があったのか尋ねてあげましょう。
寄り添ってあげる
彼氏や旦那が明らかに落ち込んでいたり怒りを溜めているようなら、「ほっといてほしい」と言われたからといって、そのまま黙って離れてしまうのは、できればやめた方がよいでしょう。「ほっといてほしい」と言いつつも、心の中ではあなたに慰めてほしいと思っている可能性があるからです。
自分の中にある不満などをうまく言葉にあらわせず、イライラして「ほっといてほしい」と言ってしまいます。そんなときに本当にほっといてしまうと、相手は傷ついてしまうでしょう。ここは少し寛大な気持ちになって、相手に寄り添ってあげましょう。
「ほっといてほしい」と言われがちな女性の特徴
あなたの立ち振る舞いについていけなくなったので、「ほっといてほしい」と言った可能性もあるのです。ここからは「ほっといてほしい」と言われがちな女性の特徴を見ていきますので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
自己中心的な性格
デートは自分が希望したところにしか行かない、相手の話を全く聞かずに自分の都合ばかり押し付けているなど、パートナーが自己中心的な性格の場合、相手は関わるだけで疲れてしまいます。
少しくらいなら自己中心的な性格でも許せますが、度が過ぎるようだと、もう関わりたくないと思ってしまうでしょう。「ほっといてほしい」と言われたのは、もう関わりたくないという意思表示である可能性もあります。
もし心当たりがあるならば、この機会に自分の性格を見直してみましょう。可能であれば、自分のどんなところを改善してほしいのか、相手に聞いてみるのも1つの方法です。
常に喋っている
沈黙に耐えられないタイプの人は、少しでも会話が途切れると不安になって、何か話題を探します。普段気にも留めないようなことを話し出したり、ときにはまったく関心がない話をしたりするでしょう。
もしあなたがこのようなタイプだとしたら、パートナーを疲れさせてる可能性があります。パートナーにいきなり「ほっといてほしい」と言われたくない場合は、自分の立ち振る舞いを一度見直してみるのもおすすめです。
空気が読めない
上司や先輩など、無礼があってはならない相手に対して失礼な振る舞いをしてしまうなど、空気が読めない対応をする女性は「ほっといてほしい」と言われることが多いでしょう。
このようなケースで「ほっといてほしい」と言われた場合は、注意が必要です。立ち振る舞いに問題があったならば、改善するように伝えるのが普通ですよね。しかし、それをしないのですから、言っても無駄と思われている可能性が高いのです。
束縛が激しい
束縛が激しい女性は、男性に「ほっといてほしい」と言われることが多いでしょう。ほかの女性と話をするのを禁止するだけでなく、プライベートな時間を管理するなど度を超えた束縛をしてしまうと、男性も我慢できなくなってしまいます。
信頼関係を築くためには、さまざまな約束を交わすでしょう。ときにはある程度自由を制限してしまうかもしれません。しかし、度が過ぎるとストレスにしかなりません。どこまで妥協できるのかを、二人でしっかりと話し合うことが大切です。
自分が「ほっといてほしい」と思った時の伝え方は?
ここからは、自分が「ほっといてほしい」と思ったときの伝え方について見ていきます。上手に伝えられるとお互い嫌な思いをせずに済むので、これからも素敵な関係を続けることができるでしょう。
言い方を柔らかくする
「ほっといてほしい」は、少しトゲのある言葉です。言われた方は、嫌われてしまったのか、何か悪いことをしたのかと不安になってしまいます。よって、言い方を柔らかくして、相手を不安にさせないようにしてみましょう。
キツく言われるのと柔らかく言われるのでは、受け取り方は大きく異なります。自分が言われて嫌だと思わないような、柔らかい言い方で伝えてみてください。
理由を伝える
ただ「ほっといてほしい」と言うだけでは、相手に真意は伝わりにくいです。また、「ほっといてほしい」の一言だけでは、本気で言っていると思われない可能性があります。
よって、なぜほっといてほしいのか、一言でいいので理由を添えて伝えましょう。「仕事で疲れているので、今は誰とも話したくない」など理由を言い添えるだけで、納得してもらえる可能性が格段に大きくなります。
間接的に伝える
疲れているときや、気持ちが落ち込んでいるときは、柔らかくものごとを伝えるのは難しいですよね。そんなときは、LINEやメールを使って、間接的に「ほっといてほしい」と伝えてみてください。
文章だと、何度も打ち直しができるので、相手に正確な気持ちを伝えやすいです。理由を添えて伝えると、きっと相手も理解してくれるでしょう。
期間を設ける
「一週間だけ一人にしてほしい」など、期間を設けてほっといてほしいと伝えると、相手も納得しやすくなります。ただ「ほっといてほしい」と言うだけでは、どれくらいそっとしておけばよいのか、もしかしたらこのまま別れてしまうのではないかなど、相手は不安になってしまうでしょう。
しかし期間を設けてほっといてほしいことを伝えれば、コミュニケーションがない期間も相手は安心できます。これからも良い関係を続けたい場合は、期間を設けて「ほっといてほしい」と伝えるのも方法の1つです。
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