彼氏との付き合い方が分からない…別れるべき?
理由や原因はひとまずおくとしても、彼氏との付き合い方が分からなくなったら、このまま付き合っていくべきか、あるいは、どうやってこの不安を乗り越えるかを考えないといけませんよね。理由や原因が分からない場合、特定するために追究したり、自分と向き合うことも必要でしょう。
今回は、彼氏との付き合い方が分からないと悩む女性に向けて、さまざまな観点から、別れるべきかどうかを検証していきます。
彼氏との付き合い方が分からなくなるときって?
彼にときめかなくなった
「彼氏にされたら嬉しい行動ってありますよね。それをされても嬉しいと感じなくなったことに気づいて…。彼氏にときめかなくなった時、付き合い方が急に分からなくなりました」(24歳/女性/保育士)
何かきっかけがあり彼氏にときめかなくなったわけではなく、交際期間が長くなることで、いつの間にか「ときめかなくなった自分」に気付くこともありますよね。彼氏にドキッとしたりキュンすることがなくなってしまったことで、付き合い方だけではなく、「本当に彼氏のこと好きなのかな…」と自分の気持ちが分からなくなることもあるでしょう。
彼の態度がそっけないと感じるようになった
「前まではたわいない会話をしても反応があって楽しかったのですが、最近は彼氏の態度がそっけなくて、付き合い方を変えていくべきなのかなと思いました」(26歳/女性/販売)
彼氏の態度がきっかけで、付き合い方が分からなくなるケースもあるようです。彼氏が楽しそうな表情や嬉しそうな表情を見せてくれず、そっけない態度ばかりとるようだと、「私だけが好きなのかな…」と不安になってしまいますよね。それによって、彼氏に合わせた付き合い方をすべきなのかと悩むこともあります。
いっぱいいっぱいの時に求められた
「仕事でいっぱいいっぱいになっている時に、彼氏から会いたいとかデートしようと何度も言われて、付き合い方が分からなくなった」(29歳/女性/金融業)
自分のことでいっぱいいっぱいな時に、彼氏から何度もデートを求められたら、付き合い方が分からなくなっても無理はないかもしれません。自分を優先したい、自分の悩みを解消したいとは思いながらも、付き合っている彼氏をないがしろにすることはできないですよね。
このようになると、距離を置くべきなのか、理解してもらうべきなのかと、付き合い方に悩むようになってしまうでしょう。
彼氏に否定されることが多くなった
「意見が合わなくて否定されるのはまだ良いのですが、スタイルなどの見た目とか仕草とかにダメ出しされることが多くなって、分からなくなってきました」(23歳/女性/会社員)
関係が長くなったり慣れてくると、親しい相手に毒を吐く人もいます。この彼氏は、彼女のことを完全に信頼しているのでしょう。「彼女とは親しいから」「彼女には気を許しているから」と安心して、否定ばかりしてしまうのかもしれません。
しかし、彼氏から否定ばかりされたら、「私を好きじゃないの?」と疑問に思ってしまいますよね。彼氏の発言に思いやりが感じられなくて、付き合い方が分からなくなる女性もいます。
本当に好きなのか分からなくなった
「ある日、彼氏から『好き?』と聞かれた時、即答できなかった。好きってなんだろうって思って、付き合い方すらも分からなくなってしまった」(21歳/女性/学生)
自分の気持ちが分からなくなった時も、彼氏との付き合い方が分からなくなるでしょう。ドキドキする、ときめくなど、わかりやすく好意を自覚できるうちは良いですが、徐々に気持ちが落ち着いてくると、「好きってなんだろう…」とすら思ってしまうこともあります。
自分を犠牲にすることが多いと感じた
「彼氏のことが好きだから、なんでも彼氏を優先してきたけど、自分を犠牲にすることが多いと感じてから、付き合い方が分からなくなった」(27歳/女性/ネイリスト)
「好き」という思いが強い時は、彼氏を一番に優先してしまうという女性は多いです。しかし、それによって友達との予定が合わなくなったり、趣味の時間がとれなくなったりして、自分のしたいことや自分の時間を犠牲にしていることに気づいたとき、付き合い方が分からなくなってしまうこともあるでしょう。
彼氏との付き合い方に不安…あるあるな原因5つ
ここからは、付き合い方に不安を抱えるカップルによく見られる原因を見ていきます。「私たちの場合はこれが原因かも…」と思い当たる原因が見つかるかもしれません。
どちらかが我慢している
どちらか一方が我慢している付き合い方をしていると、不満を溜め込む側が必然的に決まってきますよね。今、あなたが「付き合い方が分からない」と思っているとしたら、あなたが我慢していることが多いのではないでしょうか?
彼氏に嫌われないように、もっと好きになってもらうためにと、我慢して彼氏に合わせてきた場合、自分を出せないことなどに限界を感じている可能性があります。相手に合わせることも時には必要です。しかし、度を越えてしまうと、不満が溜まってパンクしてしまうかもしれません。
「彼氏に合わせるべきではない」と言いたいのではありません。しかし、合わせられないことまで、無理して合わせる必要はないでしょう。
疲れが溜まっている
プライベートや仕事で疲れが溜まっていることも、原因として考えられます。あなた自身が他のことで疲れが溜まっているために、彼氏のことまで考えられなくなっているのです。
疲れやストレスが溜まっている中で、彼氏への「好き」を高めることは難しいですよね。その疲れが仕事などの悩みや不安から来るものであれば、余計にそうでしょう。彼氏との付き合い方が分からなくなった時、彼氏との間に原因があるとも限らないのです。
倦怠期
彼氏との付き合い方に不安を感じる原因で一番多く見られるのが、倦怠期によるものです。彼氏のことが好きか分からなくなったり、ときめかなくなったりして、付き合い方が分からなくなります。
一緒にいすぎたり、長く交際が続いていることで、一時的に彼氏への思いが分からなくなることはよくあることです。
恋愛観のズレ
彼氏と毎日連絡を取り合いたいと思う人もいれば、用事のある時だけでいいと思う人もいますよね。このように、それぞれが持つ恋愛観には違いがあります。彼氏と恋愛観が違うことが問題になって、付き合い方が分からなくなることもあるでしょう。
相手がどのような恋愛観を持っているかは、付き合ってみないと詳しくは分からないものです。彼氏と付き合っていく中で「ここちょっと違うな」と感じることが度々あると、どう対処したら良いか分からなくなることもあるでしょう。
安心や余裕が生まれてきた
彼氏との間に安心や余裕が生まれることは良いことです。しかし、それによって刺激がなくなってしまうと、好きかどうかが分からなくなることもあります。
彼氏との間に安心や余裕が生まれているなら、信頼関係は築けているでしょう。相手に対して絶対的な安心感を持っているはずです。しかし、それが付き合い方が分からなくなる原因になっている可能性があります。
安心や余裕が生まれたことで、刺激を失っている状態です。スパイスとなる何かが必要な時期でしょう。
彼氏との付き合い方が分からなくなったら
次は、彼氏との付き合い方が分からなくなった時に試してみるべき行動をご紹介していきます。
いつもと違うデートやイベントを試す
彼氏とのデートの内容がいつも同じという場合、新たなデートの仕方を開拓すべきでしょう。これまでしたことのなかったイベントを試すことも効果的です。
付き合い方が分からなくなった時は、「いつも通り」ではない行動を取り入れることが大切。特にマンネリしてしまっているカップルには、このような新たな企みが必要となるでしょう。
新鮮な気持ち、いつもとは違う刺激を、デートの中に取り入れるのです。いつもと違う状況を味わうことで、ドキドキを体験できたり、「こんな一面もあるんだ」と気付くこともあるでしょう。
ひたすら趣味に没頭してみる
彼氏から一旦離れてみる、というのもアリでしょう。ここでの「離れる」は別れることではありません。自分の時間を優先し、趣味に没頭するなどして、彼氏と距離を作ってみるのです。
ひたすら趣味に没頭するという行動は、あなた自身のリフレッシュにもなりますよね。好きなことを思う存分満喫することで、「付き合い方が分からない」という悩みから一旦離れてみるのです。
自分の時間を満足いくまで過ごしたり、彼氏以外のことに没頭することで、気持ちがリセットされます。付き合い方について根を詰めて考え続けるのではなく、あえて違う方向に意識を向けることも良い方法でしょう。
彼氏と話し合う
あなたは付き合い方が分からないと思っていても、彼氏はそう思っていないこともあるでしょう。彼氏は、むしろ順調だと思っているかもしれません。
付き合い方が分からなくなってしまった…と悶々と考えるのではなく、その悩みを彼氏と共有することも一つの方法です。「彼氏がそっけない」「彼氏の気持ちが分からない」という思いから付き合い方が分からなくなっているとしたら、なおさら確認作業が必要ですよね。
彼氏と話し合い、彼氏の思いや考えを知れば、解決することもあるでしょう。
不満を溜め込みすぎていないかチェック
彼氏に対する不満が溜まりすぎていると、付き合い方が分からなくなることがあります。彼氏にどのような不満があるのか、紙に書き出してみると分かるでしょう。
「こういうところが嫌」「ここを直してもらいたい」という点を挙げていき、解決できそうなことを一つ一つ片付けていくことも方法です。
その際、彼氏に不満を一方的にぶつけてしまっては、喧嘩に発展してしまうこともあります。「こうして欲しいな」「こうだと嬉しいな」と、彼氏がポジティブに捉えられるような言い方で伝えるようにしてみましょう。
彼氏の心が一気に離れる!「NG行動」
続いて、彼氏の心が一気に離れてしまうNG行動をご紹介していきます。
彼氏以外の男性と会う
「彼氏への好きな気持ちが分からなくなったため、自分の気持ちを確かめるために、他の男性と会った。しかしそれがバレて彼氏にひどく怒られた挙句、信用を失ってしまった」(27歳/女性/美容師)
自分の気持ちを確かめるために他の男性と会うことは危険であり、彼氏の信用をなくしてしまうNG行動です。「好き」という気持ちは、他の男性と会うことで確認できるとは限りません。「彼氏を失いたくはない」と思っているならば、他の方法で自分の気持ちを確認する必要があるでしょう。
察してほしくて不機嫌な態度をとる
「付き合い方に悩んでいることを察してほしくて、不機嫌な態度ばかりとっていました。そしたらある日、彼氏から『もう好きじゃないだろ?』と言われました」(26歳/女性/事務職)
彼氏に察してほしいだけだったのに、そのことが伝わらず、単に「機嫌が悪い」と受け取られたのでしょう。一緒にいてもつまらなそうにしていたら、「もう好きじゃないだろ?」と疑われても仕方ありません。
また、彼氏が「もう俺のこと好きじゃないんだろうな…」と感じることで、あなたに対する好意がなくなってしまう危険性もあります。
不満をぶつけすぎた
「自分の中にある不満をすべて解消できれば、付き合い方に悩むこともないんじゃないかと思った。でも言いすぎて、逆に関係が悪化してしまった」(23歳/女性/歯科衛生士)
付き合い方が分からない原因は彼氏に不満が多いからだと思った女性は、単純に不満の数々をそのまま彼氏にぶつけてしまうことがあります。それがきっかけで、大きな喧嘩に発展してしまうことも。
言い方一つで、彼氏の受け取り方が変わりますよね。「彼氏も私に不満があるかも」「お互いさまだよね」の思いやりを持つだけでも、結末が変わってくるでしょう。
彼氏を試してしまった
「不安が大きかったから、わざと『嫌い』と言ったり『別れよっか』と言ったりして、彼氏の気持ちを試してしまった。そのせいで本当に別れてしまった」(25歳/女性/イラストレーター)
付き合い方が分からないからと、彼氏を試す行動もNG行動です。「引き留めてもらいたい」「気持ちを伝えてもらいたい」と思って彼氏を試すと、相手の信用を失ってしまうだけではなく、実際に冷められてしまうこともあります。
不安を乗り越えて彼氏とうまく付き合うには
不安を乗り越えて、このまま彼氏とうまく付き合っていくためにはどうすれば良いのかを、具体的に見ていきます。
感謝も不満も正直に伝える
彼氏に感謝していることもあれば、不満を感じていることもありますよね。付き合い方が分からなくなっているときだからこそ、その両方を正直にぶつけましょう。
二人は壁にぶつかっている状態です。この時にどちらかが我慢をし続けたり強がったりすると、かえって関係を悪化させてしまいます。乗り越えるためには、意外に伝えることの少ない「感謝」と、伝えづらくて我慢している「不満」を、しっかりと相手に伝えることが大切でしょう。
ただし、これまでに紹介した通り、不満を伝える際には伝え方に注意が必要です。不満を正直に伝えるにしても、誤解を生まないように気を付けましょう。
まず自分の行動を変えてみる
不安を乗り越えてうまく彼氏と付き合っていくためには、相手に求めるだけになってはいけません。彼氏に「こうなってほしい」と思うことがあるなら、まずは自分から行動を変えてみることです。
彼氏に変わってもらいたいところがあるなら、「私はこうするから、あなたはこうしてくれる?」と対等の条件を出した方が、受け入れてもらいやすいでしょう。「彼女も努力してくれてる」と感じれば、彼氏も自ずと「自分も期待に応えよう」という気になるはずです。
この期間を乗り越えるためには、自分も変えていく必要があることを頭に入れておきましょう。
彼氏に不安を感じていることを伝える
付き合い方が分からないものの、乗り越えて彼氏と今後も付き合っていきたいなら、素直に彼氏に思いを伝えることも良いでしょう。彼氏に思われている自信がない、彼氏の好意を実感できないなどの理由によって、付き合い方が分からなくなっているとしたら、なおさら不安を感じていることを伝えるべきです。
不安を伝えられた彼氏は、「もっと好きだと伝えよう」と思ってくれるでしょう。または、これまでも好きだと伝えていたのに、あなたに通じていないことがわかって、「もっとわかりやすく愛情表現しよう」と思うかもしれません。
彼氏に不満を伝えることを躊躇する人もいますが、不安を伝えるは悪いことではありません。「そうだったんだ」と彼氏がそこで初めて気付くこともあり、結果としていい方向に向かうこともあるのです。
「そういう時期」と割り切る
倦怠期のように、どんなカップルにも起こるようなことが原因であれば、「今はそういう時期」と割り切る気持ちも大事でしょう。
特に解決策がない不安、どうしようもない問題もあります。そこに執着していても状況が変わらないなら、あえて見過ごすことも必要でしょう。「今だけ」「今さえ耐えれば」とひたすら前を見続けることも、対処法の一つです。
長続きの秘訣!彼氏との理想的な付き合い方とは?
最後に、長続きの秘訣をご紹介します。共に一つの問題を乗り越えた二人は、これからどのような付き合い方をしていけば良いのでしょうか?
連絡頻度がちょうどいい
長続きするカップルの特徴に、「連絡頻度がちょうどいい」という特徴があります。仮にあなたが「毎日頻繁に連絡したい」と思っていても、彼氏にとっては負担かもしれません。
彼氏と長く付き合っていきたいなら、連絡頻度をちょうどいいペースにすることです。とはいえ、あなただけが我慢して、彼氏の希望に合わせるのではありません。彼氏に「本当はもっと連絡取りたい」という本音を伝えておくべきです。その思いを知ってくれてさえいれば、彼氏も「できる範囲でもう少し連絡を増やそう」と心掛けることができますよね。
ちょうどいい連絡頻度に落ちつくと、一緒に居ない間も安心や信頼を感じることができます。
一緒に楽しめる趣味がある
同じ趣味を一緒に楽しんでいるという特徴も、長続きしているカップルによく見られます。ロマンチックにデートを楽しむのもいいですが、友達のように同じ趣味を楽しめば、一緒にいることがますます楽しくなるでしょう。
彼氏と一緒に楽しめる趣味がないという人は、ぜひ探してみてください。彼氏が興味を持ちそうなこと、好きそうなことの中からでも構いません。友達感覚になれる瞬間があると、男女関係を超えた絆ができてくるでしょう。
自分の時間を持つこと
彼氏彼女だからといって頻繁に会っていては、気持ちが冷めてしまうのも早いものです。また、一緒にいること、会うことが当たり前になってくると、「時間ができたら会わなくては」と義務感を抱くようになります。「付き合い方が分からない…」と悩む背景に、距離が近すぎることも考えられるでしょう。
自分の時間を持ち、好きなことややりたいことをするのも、長続きさせるためには必要です。「恋人同士は一緒に居なくてはいけない」という感覚を捨てて、自分ひとりの時間や彼氏以外の人と過ごす時間を満喫しましょう。
気持ちを分かりやすく伝える
相手に「気持ちを察してほしい」と思うことってありますよね。ちょっと不機嫌な態度をとったり拗ねたりして、彼氏に気付いてもらいたいと思うこともあるでしょう。しかし、彼氏と長続きしたいのであれば、気持ちは分かりやすく伝えることです。
「察してほしい」「気付いてほしい」と彼氏にそれとなく求めると、応えてもらえなかった場合に不満が溜まります。しかし、言葉で伝えていないのですから、彼氏が気付かないのも無理はありません。
「○○してもらえたら嬉しいな」「それはちょっと嫌かも」と言葉で分かりやすく伝えた方が、関係はうまくいきます。言葉で伝えてみて、彼氏がどんな行動に出るのかを見てから、応えてくれているかどうかを判断しましょう。
否定よりも肯定し合う関係を
恋愛観などは、人それぞれ違うものです。あなたが良いことだと思っていても、彼氏はNGだと考えている可能性もありますよね。
このように自分と彼氏の意見が違っても、彼氏を否定するのは避けたいところ。「そんな考えもあるんだ」と受け入れて肯定することも、良い関係を築くためには必要です。
あなたも、彼氏から否定されてばかりでは面白くも楽しくもないですよね。「相手を尊重する」「相手を受け入れる」という意識を持つようにしましょう。
不安を乗り越えた先に深い信頼関係がある
一緒にいすぎたことで、新鮮さがなくなっているのかもしれません。あるいは、彼氏の気持ちがわからなくて、自分だけが片思いしているような気がして、不安が強くなっているのかもしれません。だとしても、彼氏への愛情がなくなった、とは言い切れないでしょう。
「彼氏のここがいい」と思えるところが、きっとありますよね。彼氏のいいところが、不安が強すぎるせいで、見えなくなっている可能性があります。まずは、できそうな対処法を実践して、不安な状況を乗り越える努力をしてみましょう。この先、「あの時、別れなくて良かった」と思えるような関係を築いていきたいものですね。
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