恋人と別れたいのに別れられない…
相思相愛になって付き合ったはずなのに、いつの間にか「別れたい」と思ってしまうのは悲しいことですよね。しかし、相性の良し悪しを交際前の時点で知るのは難しく、残念ながら恋人と別れたいと思ってしまうのは決して珍しいことではありません。
そこですんなり彼氏や彼女と別れられたら問題はないでしょう。しかし、現実はそう甘くはありません。別れたいと思っているのに、何らかの理由があって別れられないと悩む人もまた珍しくなく、複雑な思いを抱いたまま交際を続けている人は少なくないのです。
そこで今回は、別れたいのに別れられない心理に注目していきます。なぜ別れたいのに別れられないのか、多くの人が抱える理由や、別れたいのに別れられない場合の対処法について、詳しく解説していきます。
彼氏・彼女と別れられない理由|心理編
まず注目してくのは、彼氏・彼女と別れられない心理についてです。
なぜ別れたいと思っているのに、別れられないと感じてしまうのでしょうか。それにはいくつかの心理が関係しています。
別れたいのに別れられないと悩む人は、これから解説していく心理と自分の心理と照らし合わせてみましょう。気持ちの整理に役立てることができれば、別れへの一歩を踏み出せるようになるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
精神的に依存している
彼氏彼女と別れたいと思っているのに別れられない理由として、精神的に依存していることが挙げられます。
気持ちの上では「別れたい」と思っていても、「この人がいなくなるのは不安」「別れたいけど嫌われたくない」と精神的に依存していると、なかなか別れの決断を下すことができなくなってしまうのです。
恋人が怖くて別れられない
彼氏や彼女と別れたいと思う理由には「相手が怖い」というものが挙げられます。DV気質だったり、束縛などが激しかったりすると、好意よりも恐怖心が勝ってしまい、別れたいと思ってしまうのですね。
しかし、そんな相手に対して「別れたい」と告げるのもリスクがあります。別れたいと伝えれば暴力を振るわれたり、ひどいことを言われたり、他にも何か恐ろしいことをされてしまうリスクが出てきてしまうのです。
そういったリスクを前にすると、ほとんどの人は本能的に、別れよりも自分の身を守ることを優先したくなります。心理的に別れたいと思っていても別れられないのは、危険がある限り別れを選択するのはリスクが大きすぎるからなのです。
恋人を悲しませたくない
別れたいのに別れられない心理の中で、最も多い心理と言っても過言ではないのが、恋人を悲しませたくないというものでしょう。自分は別れたいと思っていても、日々彼氏や彼女からの好意を感じている場合、「別れたい」とは言い出しづらいと悩む人は少なくありません。
これは、別れを告げてしまえば、間違いなく彼氏や彼女が悲しむことがわかりきっているからだと言えます。どうでもいい相手ならば気にする必要はないものの、相手は自分を今まで愛し、支えてきてくれた大切な存在です。
そんな大切な存在を無下にすることはできないため、別れたいと思っていても、なかなか別れられなくなってしまうのでしょう。
悪者になりたくない
別れられない心理として意外に多いのが「悪者になりたくない」というものです。別れを告げてしまえば、ほとんどの場合恋人は悲しみ、傷つきますよね。別れたいと思う理由はどうであれ、相手を傷つけた時点で少なからず自分に非が生じると考える人は少なくありません。
そんな非を受け入れたくないという理由から、なかなか別れを切り出せない…と悩む人も実は多いのです。
また、場合によっては周囲の人間に恋人が「振られた」と話してしまう恐れもあるでしょう。それが原因で周囲の人間と気まずくなったり、時には悪い印象を持たれてしまうこともあります。
それをネックに感じていると、別れたいと思っているのになかなか別れ話を切り出すことができなくなってしまうのです。
揉めるのが嫌
彼氏や彼女と別れたいのに別れられない心理には、別れ話の際に揉めるのが嫌というものがあります。
恋人に別れ話をして、「はい、わかりました」とすんなり承諾してもらえるケースはそう多くはないでしょう。大抵の場合は理由を尋ねられたり、嫌だと別れを拒否され、揉めてしまうものです。
そういった揉め事はとても辛く、大きなストレスになりますよね。「別れ話をしたらきっと揉める」「拒まれる」と容易に想像できてしまうと、別れたくても別れを告げられない日々が続いてしまうのです。
フリーになりたくない
別れたいのに別れられない理由には、フリーになりたくないという心理も挙げられます。別れてしまえばフリー、つまり独り身になってしまいますよね。独り身状態を嫌だと感じる人は少なからずいて、次の恋人候補が見つかるまで、別れられない状態を続けようとする人はいるのです。
こういったタイプの人たちは、恋人の有無がステータスになっている傾向にあります。恋人がいたほうが偉い、魅力的と考えているため、たとえ恋人と別れたいと思っていたとしても、自分のプライドを守るため、別れへと踏み出すことができません。
新しく恋人になってくれそうな人が現れるか、プライドを捨ててまで別れたいと思うことが起きない限り、別れたいのに別れられない…と悩む日々は続いてしまうでしょう。
彼氏・彼女と別れられない理由|状況編
彼氏・彼女と別れられない理由には、状況が関係しているケースも珍しくありません。
心の整理はできているとしても、自分たちを取り巻く状況や環境によって、別れられないと悩んでしまうのです。
では一体、どんな状況だとなかなか別れられないのでしょうか?この項目では代表的な4つのケースについて、注目していきましょう。
社内恋愛だから
社内恋愛している相手だと簡単には別れられないでしょう。
同じ職場ならば別れた後も毎日顔を合わせることになり、お互いに気まずさを感じ続けることになります。別れの理由によっては、振られた側がなかなか未練を断ち切ることができない場合もあるでしょう。
また、仕事に支障をきたすリスクもあります。別れた後はお互いに感情的になりやすく、冷静さを失いやすい状態ですよね。いくら公私混合しないように気をつけていても、少なからず仕事に支障をきたす可能性は十分にありえます。
家族同士の仲がいいから
家族同士の仲がいい場合、別れた後の気まずさを考えたら、別れを尻込みしてしまうのも無理はないでしょう。自分たちが別れてしまえば、家族同士の交流もそれがきっかけでなくなってしまうかもしれない…と思うと、別れを決断するのは自分勝手なように思えてしまいますよね。
また、別れた後も家族同士の交流が続く場合でも、気まずさを感じてしまうでしょう。気まずいからといって自分だけが交流を避ければ、かえって自分たちが破局した事実が悪目立ちしてしまいます。
相手の両親や兄弟のことが好きな場合も、別れてしまえば悲しませてしまうかもしれません。それほどまでに家族同士の仲がいい状況なのに別れたいと思ってしまうのは、とても複雑な心境だと言えるでしょう。
共通の友達が多いから
共通の友達が多い場合、別れてしまうと、どちらか片方が友達と一気に疎遠になってしまうケースも決して珍しくありません。気まずさや遠慮から自ら距離を置くこともあれば、片方が破局について話したことで敵味方の関係のようになってしまうこともあるでしょう。
また、これからも共通の友達と仲良くできる場合でも、友達に気を遣わせてしまうことにもなりますよね。「気にしないで」と伝えたとしても、友達からすれば気にしたくなくても気になってしまうのが本音でしょう。
友情も絡む恋愛は友人関係についても考えて行動しなければならないため、別れたいと思っていてもなかなか別れられないのです。
同棲していてすぐには引っ越しできないから
別れたい気持ちはあったとしても、同棲している場合はそう簡単に別れられないものです。どちらかが家を出ていくにしても引っ越し代が掛かりますし、お金があったとしてもすぐに良い物件が見つかるとは限りません。
現実的な問題を解決しないと、別れた後も同棲生活を送る羽目になってしまうため、別れを切り出すことができない人がほとんどでしょう。
「別れたいけど別れられない」を続けた人の末路
「別れたいのに別れられないカップルは、結局どうなるのだろう?」と気になる人もいるでしょう。別れたいのに別れられずにいるカップル達の体験談を参考にして、自分達は本当に別れるべきか、それとも今の状態を続けていくべきか、よく考えたいと思う人もいますよね。
そこで注目していくのは、「別れたいけど別れられない」を続けた人の末路です。
別れたいけど別れられない状態を続けた人たちは、どういった結末を辿ったのでしょうか?早速見ていきましょう。
別れるタイミングを失って数年が経過
「交際から一ヶ月くらいで彼女とは合わないと悟りました。でも見た目がすごくタイプだったから、別れをなかなか言い出せず、結局数年が経ってしまいました。今更別れを切り出すような口実もなくて、困っています」(29歳/男性/会社員)
交際は長引けば長引くほど、別れられない雰囲気が出来上がってしまいます。交際当初に相性の悪さを感じたとしても、交際が続いていれば今更それを打ち明けるのは難しくなりますよね。
早い段階で別れたいという願望が芽生えた場合は、できるだけ早めに関係を終わらせたほうが、お互いの為になると言えるでしょう。
好きだと言われ続けて別れを告げられなくなってしまった
「別れたいと思っていたのに、彼がいつも好きだと伝えてくるから、なかなか別れを切り出せませんでした。別れたいと言ったら傷つけるし、私もその罪悪感に耐えられる自信はなくて…。このまま付き合いは続いていきそうです」(23歳/女性/事務)
別れたいと思っていても、相手からの愛情を感じてしまうと、別れを切り出せなくなってしまう…と悩む人は少なくないでしょう。別れを告げれば確実に相手を傷つけ、悲しませることになるため、自分を慕ってくれる相手を無下にしてしまうことになり、とても心が痛むのですね。
かといって相手を騙しながら交際を続けるのは、相手を裏切り続けることと同じです。相手がもっと自分を好きにならないうちに、気持ちを伝えることが大切でしょう。
結婚適齢期になってそのままゴールイン…
「5年付き合った彼氏と結婚しました。正直もう彼への気持ちは冷めていたけれど、アラサーの私が今から新しい恋人を探すのは現実的に厳しいだろうなって思って…。妥協して結婚するくらいなら、早めに別れを切り出せばよかったなと反省しています」(33歳/女性/販売業)
将来的に結婚したいと考えている場合、年齢を考慮して交際を続けるか否かを決める人は多いでしょう。別れたいと思ったら早めに別れを告げないと、次の相手を探すのはどんどん難しくなっていきます。
それを理解せずにダラダラと交際を続けてしまうと、この女性のように妥協して結婚することになるでしょう。
仲良しカップルとして周りから見られるのがつらい
「別れを先延ばしにしていたら、周りから仲良しカップルと言われるようになりました。彼女はそう言われて嬉しいみたいです。共通の友達が多いから、ここで別れを告げたら確実に自分が悪者扱いされてしまうし、途方に暮れています」(25歳/男性/公務員)
「交際期間が長いから仲良しカップル」だと判断する人は少なくないでしょう。その結果、別れたいと思いながらもズルズルと交際を続けてしまえば、周りからは「仲良しカップル」「いつもラブラブ」と勘違いされてしまう恐れがあるのです。
そう思われている状況で突然別れを告げてしまえば、ほぼ確実に悪者扱いされてしまうのは容易に想像ができますよね。周りから勘違いされないためにも、別れたいと思ったら早めに別れることが大切だと言えます。
彼氏・彼女と別れたいけど別れられない時の対処法
いろいろな心理や状況が足枷になって、別れたいけど別れられない時、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。経験者の末路を読んでみて、別れたいのに別れられない状態で交際を続けるのはリスクが高いと感じた人は多いでしょう。別れたい思っている人にとっては、正直避けたいケースですよね。
そこで解説していくのは、彼氏や彼女と別れたいけど別れられない時の対処法です。
別れたいけど別れられないと悩む人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自分の気持ちに耳を傾ける
彼氏や彼女との別れを考えるにあたって、最も大切なのは自分の気持ちです。本当に別れたいのか、なぜ別れたほうが良いと思うのか、改めて考えてみてください。
一度ひとつの考えにとらわれると、冷静な判断力をなくしてしまう人は少なくありません。したがって「別れたい」「別れられない」といった考えにとらわれてしまえば、自分の本当の気持ちや対処法を見逃してしまうことがあるのです。
改めて別れたい理由について考えていけば、気持ちに整理をつけられるようになることもあります。目標を持って何かをする際、考えがブレてしまえば行動もブレてしまうものなので、別れを検討している人は、ぜひ自分の気持ちに耳を傾け、方向性を決めていきましょう。
付き合い続けるデメリットを考える
別れたいけど別れられないと悩む人の多くは、理由はどうであれ別れを告げるリスクに怯えている人たちです。
もちろん心理や状況を考えれば仕方がないと感じるものも多いでしょう。しかし、「仕方ない」と思いながら付き合い続けることでリスクが生じ、そのリスクを背負う羽目になるのは結局自分だ、ということを忘れてはいけません。
彼氏や彼女と本当に別れたいと思うのであれば、付き合い続けるデメリットについて改めて考えましょう。交際期間が長くなればなるほど別れづらくなります。年齢や状況によってはそのまま結婚することになる可能性も十分に考えられるでしょう。
別れを告げるリスクは大きいものの、一日でも早く別れを告げることが、リスクを最小限に留めることに繋がります。別れを告げて生まれるリスクを背負うか、それともこの先ずっと悩み続けることを選ぶか、改めて考えてみてくださいね。
自分たちを知る第三者に相談する
家族同士が仲良し、共通の友人が多いなど、自分たちを取り巻く環境が原因で、別れたいけど別れられないと悩む人もいます。そんな人達は、ぜひ自分たちを知る第三者に思い切って相談してみてください。
相談することで、別れることで生まれるデメリットについて確認できたり、その後のフォローの申し出を期待できます。
一人で抱え込むよりも相談したほうが心理的に楽になることも多いため、思い切って誰かに相談することも検討してみましょう。
少し距離を置いてみる
可能であれば少し距離を置いてみるのもおすすめです。距離を置くことで自分の気持ちと向き合えるようになったり、会わなくなったことで改めて彼氏や彼女の大切さに気付いたりすることもあるでしょう。
また、大半の人は距離を置かれると別れの雰囲気を少なからず感じるものです。ストレートに「別れたい」と言えなくても、事前に別れの雰囲気が流れていれば、別れ話を切り出しやすくなります。
「距離を置きたい」と告げるのも勇気が必要なことですが、「別れたい」と言えない人は、踏ん張りどころだと思って伝えてみましょう。
別れられない彼氏・彼女ときっぱり別れる方法
続いて注目していくのは、別れられない彼氏・彼女ときっぱり別れる方法です。
さまざまな別れられない事情はありますが、別れたいと本気で思うのであれば、どこかで別れを決断しなくてはなりません。今から紹介していく方法がその助けになるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
依存している場合は距離を置く
別れられない理由が依存ならば、まずは距離を置きましょう。依存心が存在している限り、いくら別れたいという気持ちがあったとしても、実際に別れを決断するのは難しくなります。
まずは距離を置いて、少しでも依存状態を緩和させることを優先してください。依存心がなくなっていけば、別れについて現実的に考えられるようになっていくでしょう。
相手の嫌いな異性を演じる
あえて相手の嫌いな異性を演じ、「別れたい」と思われるようにするのも対処法のひとつです。相手が別れたいと思ってくれたら、利害が一致して別れやすくなりますよね。
もちろんこの対処法は決して簡単なものではありません。普段とは違う振る舞いをしなくてはなりませんし、あえて「嫌なヤツ」を演じることになるため、良心が痛むこともあるでしょう。
それを踏まえた上で、あえて嫌われるような態度を取るか、別れたいと告げるほうがいいか、自分に合ったほうを選択しましょう。
信頼できる人に助けを求める
自分一人では別れられないと思ったならば、信頼できる人に助けを求めましょう。相談して助言を求めてみるのもいいでしょうし、別れ話をする時の立ち会いを頼んでみるのもおすすめです。
特に彼氏や彼女がDV気質だったり、感情的になってまともな会話ができなかったりする場合は、第三者を間に入れて話すほうがいい場合もあります。2人きりでの会話に危険や不安を感じる際は、トラブルを防ぐためにも第三者に助けを求めるようにしましょう。
会う・連絡する頻度を減らす
別れやすい雰囲気を作るためにも、会う頻度や連絡する頻度を減らすのが効果的です。少しずつ距離が離れていけば、彼氏や彼女がよほど鈍感な性格ではない限り、少なからず別れの雰囲気を察してくれるでしょう。
また、会う回数や連絡する回数が減って相手との距離が開いていけば、別れを告げやすくなります。距離が近いとどうしても情が湧いてしまいますが、一定の距離が開いてしまえば、情も感じづらくなるはずです。
「仕事で忙しい」「最近疲れている」などの口実を使えば、会う回数も連絡する回数も自然と減らすことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
別れられない彼氏・彼女ときっぱり別れる方法<続き>
引き続き、別れられない彼氏・彼女ときっぱり別れる方法について解説していきます。
なかなか別れられないと悩んでいる人は、自分に合った方法を探してぜひ試してみましょう。
いつでも同棲をやめられる準備をしておく
中には同棲しているせいで別れられないと悩んでいる人もいるでしょう。金銭的な問題や住居の問題などの現実的な課題があると、気持ち一つで別れたいと告げることはできませんよね。
しかしこれらの問題は、解決できないものではありません。時間は少しかかるかもしれませんが、いつでも同棲をやめられる準備をして、別れに備えることが大切です。
少しずつ荷物を処分、または整理して、いつでも別れて家を出られるように準備しておきましょう。
LINEで別れを告げる
彼氏や彼女が感情的だったり、話し合いが難しいと感じたりする場合は、少し強引ですがLINEやメールで別れを告げるのも対処法のひとつです。「直接話したい」と言われるかもしれませんが、別れを伝えたらそれっきり、反応しないようにしましょう。
また、別れを告げた後は連絡先をブロックすることも徹底しましょう。SNSで繋がっている場合にはそちらもブロックした後、しばらくの間は自分のアカウントに鍵をかけて閲覧を制限するのがおすすめです。
一方的な別れは、別れを告げた後に相手から直接接触を試みられる可能性があります。それをできるだけ避けるためにも、徹底して相手との連絡手段を遮断しましょう。
恋人が怖い場合は専門機関に頼る
別れたいのに別れられない原因のひとつに、恋人が怖いというものがありますよね。特にDVなどの被害を受けている場合は、別れたいと告げたら逆恨みされるのではないか…と不安に思う人は少なくないでしょう。
そういった場合は、専門機関に頼るのがおすすめです。やや手間はかかりますが、たとえば弁護士やDV被害者をケアする機関などを頼ってみれば、別れの手助けをしてくれる可能性があります。
一人で別れるのが難しいと感じたら、決して一人では頑張らず、プロの手を借りてみましょう。
思い切ってストレートに伝える
「それができたら苦労しない」と思うかもしれませんが、きっぱり別れる最適な方法は、やはり思い切ってストレートに伝えることだと言えます。別れたい意思を真っ直ぐに伝えれば、嫌でも相手は状況やあなたの気持ちを理解し、別れを悟るでしょう。
別れられないと悩む人の中には、実は自分がただ「別れられない」と思い込んでいるだけというケースもあります。現実は思っているほど複雑ではなく、相手を気にかける必要もなく、ただ一言「別れたい」と言ったら驚くほど簡単に問題が解決してしまうケースも珍しくないのです。
もちろん他にも対処法はあるので、それらを試してみることも大切でしょう。しかし今一度「別れられない」というのは思い込みではないか、考えてみてください。その上で、ストレートに伝えられると思うのであれば、ぜひ試してみてくださいね。
彼氏・彼女と別れられない時の注意点!
最後に解説していくのは、彼氏・彼女と別れられない時の注意点です。
別れを告げた後、または別れを告げる前にも注意すべき点はたくさんあり、気をつけておかないと後悔に繋がってしまう恐れがあります。
別れられない状態から一刻も早く脱出するためにも、そして別れを告げた後にもう悩まないためにも、これから解説していく点にはくれぐれも注意しましょう。
別れたあとは関係を断ち切る
別れたあとは関係を断ち切るようにしましょう。可能であればLINEや電話などの連絡先はブロックし、SNSでも関わらないようにしてください。できるだけばったりと会いそうな場所に行くのは避け、徹底的に関わらないように心がけましょう。
もし別れたあとも中途半端に関わるようなことがあれば、相手に復縁を期待させてしまうかもしれません。別れたあと徹底的に相手を避けると、気まずさが助長するような気がするでしょうが、相手を期待させるより遥かにマシであるはずです。
職場が同じだったり共通の友達がいる際は、完全に避けることはできないでしょう。その場合は個人的なやり取りはしないように注意して、会話する際も2人きりにならないようにしましょう。
相手に未練を残すような言い方はしない
いざ別れを告げる際に気をつけたいのが、相手に未練を残すような言い方はしないということです。たとえば「良い彼女・彼氏だった」「○○なところが好きだった」などの褒め言葉は、あなたへの気持ちを断ち切る邪魔となってしまいます。
また、「今度落ち着いたらご飯に行こう」「また遊ぼう」という言葉もNGです。別れたあとも友達として付き合いたいという意味でしょうが、「まだチャンスがあるのかな」と思う原因になってしまいます。
あまり重々しい雰囲気で別れ話をしたくないと思う人もいるでしょう。しかし気遣いのつもりで言った言葉は、むしろ相手を傷つける刃となることがほとんどです。未練を残すような言い方や期待させるような言葉は、絶対にかけないように気をつけましょう。
別れの意思ははっきり伝える
別れ話をする際に必ず意識したいのが、別れの意思をはっきり伝えるということです。「別れたい」「終わりにしよう」という決定的な言葉を言うのは避けたい…と思う人もいるかもしれません。これらの言葉は明確に相手を傷つけ、悲しませる言葉になりますよね。
しかし遠回しに伝えたところで、彼氏や彼女があなたの伝えたいことを100%理解できるとは限りません。まして振られる側の大半は、別れ話の中で少しでも希望を見つけようと必死になるものです。
「明確に別れを告げられてないから、まだチャンスがある」と都合よく解釈してしまう可能性は十分に考えられるため、別れの言葉はまっすぐに伝えるようにしましょう。
別れを決断した後はダラダラ関係を続けない
別れる前に注意しておきたいのが、別れを決断したあとはダラダラ関係を続けないということです。ようやく別れの意思を固めたとしても、今まで別れを躊躇していた人の多くは、何かと理由をつけて別れ話を先延ばしにしようとする傾向にあります。
相手を傷つけたくない、今の状況や環境を乱したくないといった考えがちらついてしまうと、せっかくの決意が揺らいでしまうのですね。しかし、そのままではいつまでも別れることはできず、むしろ別れづらい状況に追い込まれてしまいます。
別れを決意したら、多少の勢いに身を任せてでも別れを告げることを優先してください。今までの流れを完全に断ち切り、関係に終止符を打ちましょう。
別れる前に彼氏・彼女に頼らない
別れる前に彼氏や彼女に頼ってしまうと、別れられない状況を作ってしまいます。たとえ些細な頼みごとだとしても、頼られた彼氏や彼女は「ちゃんと恋人から求められている、必要とされている」と感じてしまいます。
彼氏や彼女が「自分は求められている」と勘違いしてしまえば、いざ別れ話をしたとしても、強く拒まれてしまう可能性があります。または「求められているから、期待に応えたい」と相手が思い、今まで以上に愛情を伝えてくる可能性もあるでしょう。
別れを決断したのであれば、些細なことでも相手に頼ってはいけません。それは恋人の気持ちを都合よく利用することになってしまいます。別れを決めたのならば、彼氏や彼女に絶対に頼らないように気をつけましょう。