別れ話をするのにLINEを使うのってアリ?
そのため、相手への切りだし方に迷うはず。中には「できれば顔を見ないで別れを告げたい」と感じ、LINEで別れ話をしようとする人もいるでしょう。でも、別れ話をするのにLINEを使うことはアリなのでしょうか?
価値観は人それぞれなので、別れ方の正解は一つではありません。ですが、もし「LINEで別れたい」と思っているのであれば、メッセージの内容や送り方には注意しなければならないでしょう。
一体どんなことに気をつけなければならないのでしょうか。今回は、LINEで別れ話をする時のコツや例文、注意点をご紹介します。
これまで付き合ってきた恋人と円満に別れるために、ぜひ参考にしてくださいね。
LINEでの別れ話をどう思う?≪アリ派≫
そこでLINEでの別れ話をどう思うのか、世の男女の意見をまとめてみました。まずは「アリ派」の意見からご紹介します。
会ったら感情的になるからLINEでもいいかも…
「別れる直前って、相手にイライラしたりするじゃないですか。きっと別れ話の時も会ったら感情的になるだろうから、LINEでもいいかもしれないですね」(26歳/男性/整備士)
会ってもケンカばかりであれば、別れ話をしてもお互い感情的になる可能性が高いですよね。そうなればきっと、怒りや憎しみを持った状態で別れる羽目になるでしょう。
LINEならそうならないから、むしろいいのではないかと考える人もいます。「最後は笑顔で別れたい」という思いがあるのかもしれませんね。
今どきLINEで別れるのは普通だと思う!
「今どきLINEで別れるのって普通じゃない?周りの友達とかからも『LINEで別れた』って話をよく聞くし、今は珍しいことじゃないと思う」(20歳/女性/アルバイト)
今では当たり前のように、多くの人がLINEを使っています。そのため、世代によってはLINEで別れ話をすることが一般的になっているのかもしれません。
会って別れ話をすると情で気持ちが揺らいじゃう…
「せっかく別れを決意したのに、相手と会ってしまうと情で気持ちが揺らいじゃう…。そのせいでズルズル付き合ったこともあるから、LINEの方がいいかもって思ってる」(25歳/女性/看護師)
「別れる!」と決めていても、いざ相手を前にすると気持ちが変わってしまうこともありますよね。もし相手から「別れたくない」と言われたら、情にほだされて別れにくくなるでしょう。
直接会って別れを切り出すなんて無理!
「以前、彼女と会っている時に別れ話をしたことがあったのですが、その時にすごいキレられて…。それ以降怖くなって、LINEで別れるようにしてます」(27歳/男性/会社員)
こうした苦い経験をしている人は、「LINEで別れたい」と思うのも無理はありませんよね。「またキレられるかも」と考えたら、会うことに恐怖を感じてしまうでしょう。
ただし、LINEで別れを切り出したからといって、相手が納得してくれるとは限りません。そのため、メッセージの内容には気をつける必要がありますね。
お互い別れたいと思ってるなら会う必要はない
「お互い別れたいと思ってるんだったら、LINEで済ませていいんじゃないかな?もう気持ちは冷めてるわけだし、会う必要ないよね」(30歳/男性/自営業)
毎日のようにケンカしていたり、しばらく会っていない状況だったりするなら、お互いに「別れたい」と思っている可能性が高いですよね。どちらかが切り出せばあっさりと別れるような状態なら、もはや会う必要はないのかもしれません。
とはいえ、相手も自分と同じように別れたいと思っているかどうかは、実際に相手に確認しないと分からないことです。「相手も別れを望んでいる」と決めつけないように気をつけなければなりません。
LINEでの別れ話をどう思う?≪ナシ派≫
あなたが「アリ」と思っていても、相手は「ナシ」という考えかもしれません。自分とは違う価値観にも触れておきましょう。
最後くらい会って話すのが礼儀では?
「別れるとしてもこれまで一応恋人っていう関係だったんだから、最後くらい会って話すのが礼儀な気がするなぁ」(28歳/男性/建築業)
どれだけ関係が冷めているとしても、これまでは特別な関係だったのだから最後くらい会うべき、という考えですね。それが礼儀、それが常識だと感じる人もいるでしょう。
LINEでの別れ話を「ナシ」と思う人には、こうした価値観の人が多いようです。その点、あなたはどう考えるでしょうか?
なんか逃げてる感じがして嫌だ
「LINEで済ませるって、なんか逃げてる感じがして嫌だなー。自分がするのも相手にされるのも、なんとなく嫌」(24歳/女性/保育士)
「別れよう」と相手にLINEを送るのは一瞬の出来事。切り出す側は覚悟も決めているため、楽に感じるでしょう。
しかしそのLINEを受け取った相手は、それで終わりではありません。むしろ、そこから「どうして?」「どうにかならないの?」と悩むため、受け取った瞬間から悪夢が始まる、と言えるかもしれませんね。
ちゃんと言わないと後悔すると思う
「LINEで別れるのも一つの方法だと思います。でも、面と向かって『ありがとう』とか『さよなら』って言わないと後悔すると思いますね」(31歳/女性/事務職)
別れた後は、これまでのように会うことができません。もし相手に伝えたいことがあるとしたら、別れ話の時が最後になるでしょう。
特に、本音を伝えていない場合は後悔する恐れがありますよね。少しでも「別れたくない」という思いがあるなら余計に後悔するはずです。
長く付き合ってたらナシ!
「何年も付き合ってLINEで別れ話ってのはナシでしょ!もし相手にLINEで言われたら『俺ってその程度の存在だったの?』って思うな」(26歳/男性/IT業)
それまで大切に思っていた人からLINEで別れ話をされたら、あなたもこちらの男性のように「その程度だったのか」と思ってしまうのではないでしょうか?また、それによって思い出が台無しになってしまうこともあるはずです。
別れの切り出し方によっても、相手が抱く感情は異なります。そのことは、覚えておかなければなりませんね。
別れ話は長くなるから会った方がいい
「別れ話って結構長くなるじゃないですか。それをLINEでするのは手間も時間もかかるから、会って話した方がいいと思います」(29歳/男性/運送業)
自分が別れたいと思っていても、相手は別れたくないと思っていたら、相手が納得するまで話し合いをする必要がありますよね。
しかしそうなれば、LINEのやりとりは必然的に長くなります。場合によってはその日だけで終わらず、かなりの長期戦になる可能性もあります。ですから、こちらの男性は「会った方が楽」と考えるのでしょう。
LINEで別れ話をする前にやるべきこと
次は、LINEで別れ話をする前にやるべきことをご紹介します。こうした準備をしておけば、デメリットが生じにくいはずです。
徐々に連絡頻度を減らす
関係が順調だと思っていた相手から突然別れ話を切り出されて、すぐに納得できる人はいません。「そんな素振り見せてなかったのにどうして?」と疑問を持たれるでしょう。
中でも、毎日変わりなく連絡を取り合い、相手が「お互いに求め合っている」と感じていたとしたら、別れ話に納得しないのは当然です。ですから、別れ話を切り出す前に、徐々に連絡頻度を減らしておいてください。
そうすれば相手も「もしかして冷められてる?」と、薄々あなたの気持ちに気づくはず。そしてそれによって相手も心の準備をするはずです。
デートに誘われても断る
まだ別れ話を切り出していない状態であれば、相手から「いつデートする?」「明日会える?」などと誘われるでしょう。
でも、近いうちに別れようと思っているのであれば、誘われても断ってください。そこであなたがいつまでも応じていれば、相手に期待を持たせることになってしまいます。
連絡の頻度を減らすことも、デートの誘いを断ることも、相手に「別れが近いかも」と思わせるため。そう思わせておけば、相手に別れ話を受け入れてもらいやすくなります。
もし「別れ話を長引かせたくない」「別れ話をしてキレられたくない」と思うなら、相手に心の準備をしておいてもらうべきです。
借りているものは返しておく
別れ話をする前に、相手から借りているものがないか確認してください。そして、もし相手のものがあなたの手元にあるなら、事前に返しておきましょう。
せっかく会わなくて済むようにLINEで別れ話をしても、借りているものがあればあとあと返さなければなりません。そうなれば、別れられたとしても会わなければならなくなりますよね。
また、そうした瞬間に「やっぱり別れたくない」と、相手から引き止めるケースが多いです。もしそうなったらLINEでした別れ話も無駄になってしまいますから、前もって返却しておきましょう。
習慣化している愛情表現をやめる
もしあなたに習慣化している愛情表現があるとしたら、それはやめておくべきです。
例えば、寝る前に「大好きだよ!おやすみ」と送るのが習慣になっている場合ですね。あるいは「おはよう♡」といったように、ハートマークの絵文字を入れることが習慣になっている人もいるでしょう。
そうした愛情表現は、相手に期待を持たせてしまいます。別れ話をしたときも「昨日まで『大好き』って言ってたのに!」と矛盾を指摘される恐れがあるため、別れ話をするしばらく前からやめておいてください。
相手の反応を予測しておく
あなたがLINEで別れ話を切り出したら、相手はどのような反応をするでしょうか?これまで付き合ってきた相手ですから、ある程度は想像できるでしょう。
しかし、内容は別れ話です。普段と同じような反応を見せるとは限りませんよね。もしかしたら、これまであなたへ見せたことのない姿を見せるかもしれません。
ですから、事前にどういった反応をされるか、さまざまなパターンを予測しておくことが大切ですね。
いつも穏やかな人が激怒するパターンもあり得ます。そこであなたも感情的になってしまえば、話は難航するだけ。どのような反応をされてもいいように、シミュレーションしておいてください。
LINEで円満に別れるコツとは?
そこで次は、LINEで円満に別れるコツをご紹介していきます。ポイントをしっかりと押さえてからLINEを送りましょう。
時間帯や都合を考慮して送る
まず、相手にLINEを送るタイミングです。相手にとって、あなたから送られてくる別れ話のLINEは突然の出来事。しかもその内容は、決して嬉しい内容ではありませんよね。
そのため、読んだ瞬間にショックを受けたり、泣き崩れたりする恐れがあります。そういう可能性がある以上、送る時間帯や相手の都合は考慮しなければならないでしょう。
仮に相手が出勤する直前にLINEを送れば、相手は仕事が手につかなくなるかもしれません。また、運転する前にLINEを確認したとしたら、事故を起こす可能性も高まります。
ですから、例えば「休日のこの時間は確実に家にいる」というタイミングを把握しているなら、その時に送るようにしてください。
あなたのLINEによって別の悲劇が起きないよう、送るタイミングはしっかりと考えましょう。
「大事な話がある」と前もって送っておく
相手が「別れ話をされる」と思っているのといないのとでは、話の流れが大きく変わります。
「自分たちはうまくいっている」と思っている相手に突然LINEで別れ話をすれば、パニックになることは目に見えていますよね。中には「どうして急に?」と怒りを露わにする人もいるため、事前に「匂わせる」ことが必要です。
それが、あらかじめ「大事な話がある」と伝えること。大事な話と言われたら、相手も「別れ話かも」と感づくはずです。
そうして本題に入る前にほのめかしておくことにより、話がスムーズに進みやすくなります。
一通だけで終わらせようとしない
あなたが「別れよう」と決意を決めたからといって、相手も同じ気持ちでいるとは限りませんよね。もしかしたら「ずっと一緒にいたい」「結婚したい」とまで思っているかもしれません。
ですから、一通のLINEだけで終わらせようとしないこと。「さよなら」と一方的に送られて納得する人はいません。
LINEであっても、相手の気持ちや言い分を聞く必要があるので、複数回のやりとりは必須。場合によっては数日続く長期戦になることもあります。
相手に納得してもらわないことには円満に別れられませんから、時間がかかること、やりとりが続くことは覚悟しておきましょう。
感情的にならない
例えば、あなたが「別れよう」と言った時に、突然のことで動揺した相手から「付き合ったことを後悔してる」と言われたら、あなたはどう答えますか?
きっと「そんなこと言うなんて…」とガッカリしながら、相手の言い方に怒りがこみ上げてくるでしょう。ですが、決してそこで感情的になってはいけません。
感情的になって「自分もそう思ってる」「こっちのセリフだ」なんて言えば、ケンカになるのは当然です。そうなれば、円満に別れることはできませんよね。
「別れを突然告げたのは自分」「相手は急に言われて混乱してる」と思えば、冷静な感情を保てるはず。相手の立場になって考えれば、感情的にならずに済むはずです。
感謝と謝罪をしっかり伝える
これまで付き合ってきた相手ですから、あなたにも「大好き」「会いたい」と思っていた時期があるはずです。それに、付き合っている間に、相手にしてもらったことがいろいろあるでしょう。ですから「ありがとう」という感謝の気持ちをしっかりと伝えてください。
また同様に、謝罪もすべきでしょう。たとえあなたがなにも悪いことをしていないとしても、相手にLINEで別れを告げるわけですから、少なからず相手を傷つけることになります。なので「こんな形で言ってごめんね」とか「傷つけてごめん」といった謝罪の言葉も伝えてください。
円満に別れたいなら、感謝と謝罪の言葉は大切です。
状況別!LINEでの別れ話の例文【前編】
そこで、LINEでの別れ話の例文を状況別にご紹介します。あなたがなぜ別れたいと思ったのか、その原因に応じて別れ話の切り出し方を工夫してみましょう。
だらだらした付き合いを終わりにする場合
付き合っているのかどうか分からないような状態が長く続いたら、「付き合っている意味ある?」「別れても良さそう」と感じるはず。そして、だらだらした付き合いを終わりにしたくなりますよね。
そんな時は「成長したい」という切り出し方が良いでしょう。同じ場所、同じ状況で立ち止まっていては成長しにくいため、「人として大きくなりたい」とか「自分を試したくなった」といった切り出し方をすれば、相手に納得してもらいやすくなります。
「付き合っている意味を感じないから」とストレートに伝えてしまうのは、避けておいた方が無難。人によっては「自分のせいにされた」「だったらあなたが努力したら?」と不快に感じる人もいるため、円満に別れたいなら「成長したい」という理由を前面に出しましょう。
自分に原因がある場合
自分に原因があって別れ話を切り出す人もいるはず。しかし、相手が「それでもいいから別れないで」と、あなたを受け入れる可能性もあります。そうなれば別れることが困難になるため、切り出す時に「もう決心している」とアピールした方が良いでしょう。
例えば「長い時間かけて悩んだんだけど、別れるって答えを出したんだ」といった具合ですね。そうすることで、相手は引き止めづらくなります。
もちろん「自分勝手でごめん」といった内容も盛り込むべきですね。別れる原因を作ったのも、別れを決めたのもすべて自分ですから、「あなたには一切非はない」と相手にきちんと伝えましょう。
相手が別れる原因を作った場合
相手が浮気をした、相手が嘘ばかりつく、といったことが原因で別れを決意する人もいるでしょう。
とはいえ、だからといって相手を責めるように別れ話をするのはNG。あくまで「受け入れるなんて自分には無理」という内容で別れ話を切り出してください。なぜなら「直すから」「チャンスちょうだい」と言われる恐れがあるからです。
ですから「〇〇が浮気したことを許せるほどの度量が自分にはないから、別れることに決めた」とか、「あのことを気にしないなんて、自分にはできそうにないから別れてほしい」といった内容にすると良いですね。
そうすれば、相手は責められている気分になりにくい上に、引き止めにくく感じるでしょう。
長く付き合ったカップルの場合
長く付き合ったカップルには、たくさんの思い出があるもの。もちろん楽しい思い出だけではないでしょうが、きっと「幸せだったこと」「嬉しかったこと」は多いはずです。
それを、別れ話に取り入れると良いですね。特に別れ話の最後に入れれば、円満に別れられるでしょう。
例えば「こんな形になっちゃったけど、あの時はすごく楽しかったよね。これからもずっと忘れないと思う」といったように、思い出話を盛り込むのです。
ただしこうした内容を送るとき、情に流されて決意が揺らぐ場合もありますので気をつけてくださいね。
状況別!LINEでの別れ話の例文【後編】
続けて、LINEでの別れ話の例文を紹介します。
別れた後も友達でいたい場合
相手と別れても関わりを持ち続けたい場合もあるでしょう。相手を嫌いになったわけではないなら、「友達に戻りたい」と思うはずです。
ただし、中には「別れた人と友達にはなれない」という考え方の人もいます。そのため「友達に戻ろう」と自分の考えを伝えるのではなく、「友達でいてくれる?」と相手に選択肢を与えた方が良いですね。
今後の関係性を決める決定権を相手に与えれば、相手も「自分勝手だな」と思わないはず。別れることをあなたが決めたなら、これから友達でいるかどうかは相手に決めさせてあげてください。
ケンカが絶えなかった場合
付き合ってから価値観の違いに気づいたり、相手と相性が悪いことを痛感したりすることもあります。そのため、ケンカが絶えず「別れたい」と思う人もいるでしょう。
ケンカが絶えない場合は、相手に対して怒りや憎しみといった感情が強いため、別れ話をするときも攻撃的な言い方をしがちです。
しかしそうなれば、決して円満に別れることはできませんから、まずは冷静な状態でLINEする必要がありますね。
そして「〇〇と出会えていなかったら、そういう価値観があるって気づけなかった」といった言葉で、自分たちのズレを良い方向に解釈すると良いでしょう。最後に「理解し合えた」と思うことができれば、ケンカが多かったとしても良い思い出になるはずです。
別れなければいけない事情がある場合
例えば、片方の転勤が決まった時、「遠距離恋愛は無理だ」と感じて、別れを決意する人もいるでしょう。このように、別れなければいけない事情がある場合もありますよね。
その場合は、お互い「好き」という気持ちがある状態です。相手も簡単には別れ話を受け入れてくれません。
そのため「好きだけど別れよう」とLINEするのは避けた方が良いかもしれません。そう言えば相手は期待するため、かえって話がこじれてしまいます。
この場合ははっきりと、「遠距離には耐えられないから」と伝えた方が良いでしょう。これは、相手のためでもあります。相手があなたを早く忘れられるよう、心を鬼にして好意を見せないようにしましょう。
付き合っている期間が短かった場合
寂しさに耐えられなくて恋人を作った場合、付き合ってすぐに別れることもあるでしょう。また「付き合ってみたけどなんか違う」と違和感を抱き、すぐに別れたくなる人もいるはず。中には、数日で別れたくなってしまう人もいるかもしれませんね。
このような場合は、相手もあなたに対してそれほど情がないはずです。もちろん好きな気持ちはあるでしょうが、関係が浅い分、別れるときの傷も浅く済みます。
ですから、この場合は「やっぱり元の関係に戻りたい」などと伝えても良いでしょう。「自分達は恋人同士だ」という認識がまだ弱い状態ですから、関係をリセットすることにあまり抵抗されないはずです。
LINEで別れ話をする時の注意点
最後にLINEで別れ話をする時の注意点をご紹介しますので、相手にLINEを送る前に確認しておきましょう。
別れの意思をはっきりと伝える
まず、別れの意思を相手にはっきりと伝える必要があります。
なぜなら、相手が「冗談でしょ」「不満があるってことを言いたいんだね」と思う可能性があるから。中には「かまってほしいんだな」と思う人もいるため、はっきりと伝える必要があるのです。
仮に「こういうところが嫌で…」と自分の不満だけを伝えた場合、相手は「別れよう」と言われているとは思いません。そして「それじゃ直すから」と言われてしまったら、「別れたい」とは言いづらくなります。なので、早い段階で別れの意思を伝えるべきです。
相手ばかりを責めない
別れる原因が相手にある場合や、なかなか相手が別れることを承諾してくれない場合は、相手を責めたくなるかもしれません。でも、相手と円満に別れたいのであれば、相手ばかり責めてはいけません。
別れ際に相手を傷つけることになりますし、責められすぎた相手が感情的になる恐れもあります。ですから、「自分にも原因がある」「受け入れられないのも理解できる」といった見方も大切ですね。
それでも相手が別れを受け入れてくれないのであれば、「悩んで悩んで決めたことだから」と、よく考えた上の結論であることを伝えましょう。
そうすればきっと、相手は受け入れざるを得なくなるはず。納得してもらうにはそれなりに時間はかかりますが、LINEで別れたいならその覚悟は必要です。
迷いがあるなら送らない
もしあなたの中に「別れてから後悔しそう」「本当にこれでいいのかな…」といった迷いが少しでもあるなら、LINEはまだ送らないでください。
迷いながら送ってしまい、その後「やっぱり別れたくない」と思っても、あなたが送った別れ話のLINEを読んで、相手はあなたに不信感を持ちます。
そうなれば、反対に相手から別れ話をされる可能性もあります。いくらあなたが「あれは間違いだった」と主張しても、受け入れてもらえないかもしれません。
あなたは本当に相手と別れたいと思っていますか?その気持ちは、一時的なものではないでしょうか。LINEを送るのは、その答えが出てからでも遅くはないですよ。
過度に絵文字を使わない
LINEで絵文字を活用している人は多いですよね。「怒ってるように思われるかも」と考えて、相手への気遣いとして使っている人もいるでしょう。
しかし、別れ話のときは過度に使わないでください。あまりにも絵文字が多いと「軽い気持ちで言っている」「冗談で言っている」と思われてしまうことがあります。
ただし別れ話がまとまり、最後に「今までありがとう」などと伝える時はOK。そうした場面では絵文字を使った方が気持ちが伝わるでしょう。
LINEであっても相手と向き合う
別れ話をLINEでするのは、直接会って話すよりも気持ちの面では楽に感じるでしょう。相手が泣いたり怒ったりする姿を見なくて済むため、別れを告げる側の負担は少ないです。
とはいえ、これまで付き合ってきた相手と別れるわけですし、相手にも感情があるので、「別れたくない」「納得できない」といった意見を言われるはずです。
それを無視してはいけません。相手があなたのLINEを読んで疑問をぶつけてきたら、あなたもその疑問にしっかりと向き合ってください。もし「納得できない」と言われたら、納得してもらえるまで話し合いましょう。
「面倒だな」「もう決めたことなのに」と思って投げ出したくなるかもしれませんが、最後まで向き合うこと。それが別れ話をLINEでする時の誠意ある態度です。
相手の状況を考える
「別れよう」と決めたなら、すぐにでも相手に伝えたくなるかもしれません。ですが、LINEを送る前に相手が置かれている状況を考えてみてください。
例えば、仕事でミスばかりして落ち込み、寝不足が続いていたり食事も喉を通らなくなっていたりする状況だとしましょう。
そんなときにあなたから別れ話を切り出されたら、相手はますます辛い状況になってしまうはず。きっと追い打ちをかけられたような気分になり、自暴自棄になる恐れもありますよね。
ですから、別れを切り出す前に相手の状況も考えてあげてください。必要以上に相手を苦しめないよう注意しましょう。
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