感情表現が苦手な人の特徴とは?
ここからは感情表現が苦手な人の特徴について見ていきます。感情表現が苦手なのを克服したい人は、まずこれらの項目に当てはまるものがあるかどうかをチェックしてみてください。
気持ちを言葉にするのが苦手
感情表現が苦手な人は気持ちを言葉にするのが苦手です。気持ちに変化があらわれても、それを表現する言葉選びに迷ってしまう傾向があります。
悲しいけど泣くほどではないので本当に悲しいかどうかはわからないなど、自分の感情を把握するのも苦手です。あれこれ考えているうちに違う感情が芽生えてしまい、また口ごもってしまいます。
思い当たる節がある人はまずは自分の感情を把握するところから始めてみましょう。感じたことを素直に受け止めるなど、必要以上に気持ちに疑問を持たないことも大切です。
控えめな性格
控え目な性格というのも感情表現が苦手な人の特徴の1つです。自分の気持ちを出すよりも他人のリアクションが気になってしまいます。
相手の反応を確かめている間に自分の気持ちを表現するタイミングを見失ってしまい、何もできずに終わってしまうのです。
相手を優先したいという優しい気持ちと同時に、自分が率先して感情を出すことに恥ずかしさを感じている人もいます。ときには他人よりも自分の気持ちを優先して、思い切って感情表現してみることも大切です。
他人の目を気にする性格
感情表現が苦手な人は他人の目を気にし過ぎています。今笑ったら変に思われるのではないか、こんなことで怒るなんてみっともないと思われるのではないかと感情表現するよりも他人からの印象を気にしてしまうのです。
あまりに場違いな行動を取ってしまうと変に思われることもありますが、ほとんどの場合他人はあなたが何をしているのかを気にしていません。面白いときに笑ったとしても、それを変に思う人はいないでしょう。
他人の目を気にして感情表現ができないという人は、他人は自分に関心がないのだと思うようにしてみてください。そうすれば自分の気持ちに素直に向き合あえるようになり、感情表現も豊かになるでしょう。
感情を表に出さないことがかっこいいと思っている
何があっても動じない人もいます。誰もが驚くようなことが起きても、何一つリアクションせず冷静でいられるタイプの人です。面白いことがあっても笑わず、嫌なことがあっても決して怒りません。
このような何があっても感情を表に出さない態度をかっこいいと思う人もいます。感情表現が苦手な人には、何があっても動じない態度に憧れている人も少なくありません。
本当は驚いている、面白いと思っているけど意図して表には出さないのです。このような考え方の人は考え方が変わるとあっさりと感情表現が豊かになったりします。
自己評価が高い
感情表現が苦手な人の中には自己評価が非常に高い人もいます。自分が些細なことで笑うはずがない、泣くはずがないと思い込んでいるのです。
簡単に感情表現すると自己評価が下がってしまうと考えています。このタイプの人は感情表現することにネガティブな印象を持っているので、感情表現豊かになるには時間がかかるかもしれません。